読切小説
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魔界の小学校はこんなの? と、考えた結果できたネタ集。
男子A(入学式......いや、魔物娘女子本当多いな!!)

魔物娘女子が大半。





ラミア「Aくんっていうのね!! これからよろしくね!!」
白蛇「私もよろしくお願いします」
ラミア&白蛇「......」

入学式の日にはだいたい目を付けられ終わってる。





体育

ラミア「アンタAくんに対してなれなれしいのよ!!」スバンッ!!
白蛇「あーら、ラミアさんのほうがA君に嫌がられておりますわ!!」ズバンッ
Aくん(明日には車裂きになってるのでは......)

魔物娘だけのドッジボールの1シーンは死闘。
キャットファイトだなんて生易しいレベルじゃねぇ。

それを見て男子が引いてる。





他の男子(すまん、俺たちも自分の女難で手一杯なのだ......)

案の定、孤立無援。
みんな自分のことを何とかするのだけで精一杯。






5年後

先生「はーい、小学校最後の運動会のダンスは例年通りマイムマイムです〜、女子は気合を入れて、男子は覚悟を決めておくように」
男子(ですよね)
魔物娘女子(戦わないと結婚できない...!!)

運動会の説明会がバトルロワイヤルの説明会の空気。





白蛇「Aく〜ん、徒競走1でしたわ〜!!」ホメテホメテ
ラミア「私も1位よ? それに白蛇さんより余裕でゴールしたわ!!」
Aくん「わー、二人ともすごいなぁ〜」乾いた声

何かとアピールする魔物娘ズ。
男子は声が死んでる。




ラミア(あと125分でマイムマイムに突入......ダンス前のイベントが終わったら即行動よ)
白蛇(あらかじめトグロを巻いておいて、思いっきりジャンプして、着地と同時にロールしてしまえば独占できますかね...)

午前の部最後のイベント『ダンス(曲はマイムマイム)』が近づいてくるにつれて空気が殺気立ってくる。
それもこれも未来の旦那様(?)のサイドを確保したいからである......だが彼女たちは失念していた......





ラミア&白蛇「「なんでアンタがそこにいるのよ!?」」

みんなで輪になって踊る以上、隣は二つあるのだ。





男子パパ(がんばれ息子よ......)
男子ママ(未来のお嫁さんは自分で決めるのよ、たとえそれが小学生からであっても......!!)

いろいろな意味で人間の両親には味方ができない。





マイムマイム終了後、お昼タイム突入

ラミア「Aくん!! A君のお父さんお母さん呼んで、私のお父さんお母さんとお弁当食べましょ!!」
白蛇「あら、目障りな赤蛇がキャンキャンと。 A君、『私の』お父さまお母さまとお昼はいかがですか?」
男子(これからが本当に地獄(修羅場)だ......)

お昼には弁当が喉を通るか怪しくなっている。













運動会終了後

バイコーン「ねえぇ、Bさま見なかったかしら?」
Aくん「さっきトイレにいるの見たよ」
バイコーン「ありがとうございます。 疲れた体に栄養分補給に参ります!」

ラミア「ねぇBくん、A君見てない?」
Bくん「さっきトイレにいたよ?」
ラミア「ありがとうね! ギブミーホワイトドリンク!!」
白蛇「待て女狐!!」(蛇だけど)

魔物娘ズは疲れた体に養分補給(R−18的な意味で)をと大暴走しだす。
男子連中はもう疲れまくっているので手を組んで攪乱しまくった隙に帰宅しようと目論むも.....。





ラミア&白蛇「みぃ・つ・け・た♥」

魔物娘を欺ける道理など無いのだ。





ラミア「Aくんを探しながら二人で話し合ったの」
白蛇「今日一日本気で戦って分かりました」
ラミア「どれだけ本気で戦ってもあなたは振り向いてくれない」
白蛇「仮にどちらかに振り向けば、自分はフラれてしまうかもしれない」
二人「それが私だったら耐えられない、だ・か・ら」
Aくん<血の気が引いていく音>

二人「もうこの際だから、共闘することにしました!!」
ラミア「『ホールド』ナウ!!」
白蛇「『ドレスブレイク』ナウ!!」
パーンッ!! <A君の服が木っ端微塵になる音>
Aくん(くっ、喰われる!!)

                     
6年も闘った強敵なのだ、昨日の敵は今日の好敵手。
手段を追い詰められた魔物娘には勝てないのだ......。



続かない。
18/11/03 22:15更新 / 妖怪人間ボム

■作者メッセージ
お久しぶりです、妖怪人間ボムです。

唐突にひらめいた時季外れなネタです。

超絶鈍っているので、文章にもあとがきにもキレがない。
いつもそこまでキレてないけど。

最近、ポータブルスピーカーを購入し、シャ乱Qのズルい女を聴いていたら、なぜかぬらりひょんさんと狸さんが頭に浮かびました。
ズルさのベクトルは曲とは真反対ですが......
この二人はチート過ぎる気がします。

次は未定ですが、読んでいただけると嬉しいです。
ここらで失礼いたします、それでは〜。

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