外伝〜アクションシーンNG集〜
E-クリーチャー化したゴーレムとの戦闘シーンは楽しんでもらえただろうか?
今までとは違って疾走感溢れる戦闘シーンを演出してみたのだが、当然難しいアクションにはNGシーンが付き物だ。
というわけで、今回紹介するのはゴーレムとの戦闘シーンのNG集だ。
〜初撃回避からイヴがアルテアを受け止めるシーンまで〜
―OKシーン―
エルファが右に、イヴが左に、俺は後方へそれぞれ跳躍する。
ゴーレムの腕が床に突き刺さり、タイルがめくれ上がる。突き刺さった腕を駆け上がり、肩からジャンプ。空中で半回転。トリガーを引いて照明ビットを固定。
『オクスタンライフル展開』
ラプラスが兵装を選択。熱物可変銃が展開される。
照準を合わせて、トリガーを引く。
「ビンゴ!」
無数の弾丸がゴーレムの装甲を叩くが、傷ひとつ付かない。
しかし元々牽制のためなのであまり気にしない。
『警告、床面接近』
「大丈夫だ」
俺の着地点にイヴが回りこみ、両手で俺の体を跳ね上げる。さらに体が半回転して足から着地。同時に向き直る。
―NGシーン―
Take1
エルファが右に、イヴが左に、俺は後方へそれぞれ跳躍する。
ゴーレムの腕が床に突き刺さり、タイルがめくれ上がる。突き刺さった腕を駆け上がり……
<ズルッ>
「へ?」
俺の目の前に迫ってきたのは、ゴーレムの胸部装甲。
<ゴァーーーン!>
ゴーレムの胸部装甲に激突。目の前に火花が飛ぶ。
<アッハハハハハ>
<お〜い、大丈夫か?>
<カットカットー!>
Take2
『警告、床面接近』
「大丈夫だ」
俺の着地点にイヴが回りこみ、両手を差し出して衝撃を吸収するべく構える。
彼女の足元に、バミリは無い。
「ちょ!イヴ近すぎ近すぎ!」
<ゴシャーーーーーッ!>
一人ブレーンバスターがクリーンヒットしてしまった。
<あーはっはっはっはゲホッゴホッ!>
<はいカットー!>
<これは痛いwwww>
〜イヴ体術シーン〜
―OKシーン―
レーザー攻撃が止んだ瞬間、イヴが飛び出して、ゴーレムの胸部にシャイニングウィザードをお見舞い。胸部装甲に着地し、さらに駆け上がり、頭部にサマーソルト。衝撃でゴーレムが仰け反る。
―NGシーン―
Take1
レーザー攻撃が止んだ瞬間、イヴが飛び出して、ゴーレムにシャイニングウィザードをお見舞い。
<ベコッ>
「?」
膝がゴーレムの腹部を突き破り、抜けなくなる。どうやら強度の計算を間違っていたようだ。
<はいカットー>
<お〜い、誰かイヴを降ろしてやれ〜>
<美術班、ゴーレムの修復と強度の補強よろしく〜>
Take2
レーザー攻撃が止んだ瞬間、イヴが飛び出して、ゴーレムにシャイニングウィザードをお見舞い。
<ドゴォオオオオン!>
ゴーレムが吹っ飛び、神殿の通路の奥まで吹っ飛んでいった。ゴーレムの操作が甘かったらしい。
<カットー>
<特殊効果班は重機持ってゴーレムの回収をしてくれ〜。美術班は回収したゴーレムの修理な〜>
<う〜い>
Take3
レーザー攻撃が止んだ瞬間、イヴが飛び出して、ゴーレムにシャイニングウィザードをお見舞い。胸部装甲に着地し、さらに駆け上がり、頭部にサマーソルト。
ゴーレムは宙高く打ち上げられ、神殿の天井に突き刺さる。
<カーット!>
<どうやって回収するんだよあれ。予備のゴーレム持ってくるか?>
<そんなもんありませんよ。なんとか回収してください。>
〜合体技時のサマーソルト打ち上げシーン〜
―OKシーン―
こちらに駆け寄ってきたイヴがエルファの前でしゃがみ、サマーソルトの準備動作をする。
エルファは次の魔術の詠唱をしながら軽く跳躍。イヴのサマーソルトがエルファの足の裏を捉え、さらにエルファを上空高く打ち上げる。
「暴君を焼き尽くす炎の雨じゃ!」
「燃え尽きな!」
「「ツインブレイザァァァアアアア!」」
大口径ビームキャノンと無数のファイアボルトの同時攻撃。
即席の合体技ながら、綺麗に決まった。
―NGシーン―
Take1
こちらに駆け寄ってきたイヴがエルファの前でしゃがみ、サマーソルトの準備動作をする。
エルファは次の魔術の詠唱をしながら軽く跳躍。イヴのサマーソルトがエルファの顎を綺麗に捉え、空高くエルファが打ち上げられる。
「のおおおおお!?」
<はいカット〜>
<大丈夫か〜>
<一応医療班呼んで来てー。大丈夫なようならメイクで打撃痕隠してもう一回ね〜>
Take2
こちらに駆け寄ってきたイヴがエルファの前でしゃがみ、サマーソルトの準備動作をする。
エルファは次の魔術の詠唱をしながら軽く跳躍。イヴのサマーソルトがエルファの顎を綺麗に捉え、またも空高くエルファが打ち上げられる。
「またかやああああああ!?」
<カットカットー>
<はい医療班戻らないで〜。メイクさん準備よろしく〜。>
哀れ、エルファ。
Take3
こちらに駆け寄ってきたイヴがエルファの前でしゃがみ、サマーソルトの準備動作をする。
エルファは次の魔術の詠唱をしながら軽く跳躍。イヴのサマーソルトがエルファの顎を綺麗に捉え、またまた空高くエルファが打ち上げられる。
「もういやじゃぁぁぁああああ!」
<はいカット>
<医療班とメイクさんよろしく〜。続けていくよ〜>
泣きながら医療班の介抱を受けるエルファ。後で飯でも奢ってあげよう。
〜ブリッツランス突撃シーン〜
―OKシーン―
推進装置が、敵を打ち砕くための咆哮を上げる。
「ブチ抜け!」
『TAKE OFF』
ブースターに火が入り、ゴーレムとの距離が一瞬で無くなる。
突撃槍が分厚い胸部装甲に突き刺さり、巨重を持つゴーレムごと、神殿の通路を突き進む。
「ぉぉぉぉぉおおおおおあああああああ!」
エルファが張ったのか、光の壁を何枚も突き破りながら尚突進。
30枚ほど突き破った時点で壁にめり込み、ようやく止まる。
『突進行動終了。<ブリッツランス>格納』
ブースターとアームサポーター、突撃槍が光り、姿を消す。
―NGシーン―
光の壁を何枚も突き破りながら、尚突進。
全ての壁を突き破り、入り口上部の壁にめり込み、ようやく止まる。
『突進行動終了。<ブリッツランス>格納』
当然下は水で満たされている。
<ザパーン!>
俺とゴーレムはそのまま水中に落下した。
<カットカットー!>
<早くゴーレムとアルテアを回収しろー!溺れるぞー!?>
<兄様ー!?しっかりするのじゃー!>
その後俺はイヴに助けられて事なきを得たという。
いかがだっただろうか?怒涛のアクションシーンというのは常に危険が付き物だということがわかったのなら、『絶対に真似をしてはいけない』。
尚、この話は本編とは本当に何の関係もないので、ネタとして割りきって見て欲しい。
以上、戦闘シーンNG集でした。
今までとは違って疾走感溢れる戦闘シーンを演出してみたのだが、当然難しいアクションにはNGシーンが付き物だ。
というわけで、今回紹介するのはゴーレムとの戦闘シーンのNG集だ。
〜初撃回避からイヴがアルテアを受け止めるシーンまで〜
―OKシーン―
エルファが右に、イヴが左に、俺は後方へそれぞれ跳躍する。
ゴーレムの腕が床に突き刺さり、タイルがめくれ上がる。突き刺さった腕を駆け上がり、肩からジャンプ。空中で半回転。トリガーを引いて照明ビットを固定。
『オクスタンライフル展開』
ラプラスが兵装を選択。熱物可変銃が展開される。
照準を合わせて、トリガーを引く。
「ビンゴ!」
無数の弾丸がゴーレムの装甲を叩くが、傷ひとつ付かない。
しかし元々牽制のためなのであまり気にしない。
『警告、床面接近』
「大丈夫だ」
俺の着地点にイヴが回りこみ、両手で俺の体を跳ね上げる。さらに体が半回転して足から着地。同時に向き直る。
―NGシーン―
Take1
エルファが右に、イヴが左に、俺は後方へそれぞれ跳躍する。
ゴーレムの腕が床に突き刺さり、タイルがめくれ上がる。突き刺さった腕を駆け上がり……
<ズルッ>
「へ?」
俺の目の前に迫ってきたのは、ゴーレムの胸部装甲。
<ゴァーーーン!>
ゴーレムの胸部装甲に激突。目の前に火花が飛ぶ。
<アッハハハハハ>
<お〜い、大丈夫か?>
<カットカットー!>
Take2
『警告、床面接近』
「大丈夫だ」
俺の着地点にイヴが回りこみ、両手を差し出して衝撃を吸収するべく構える。
彼女の足元に、バミリは無い。
「ちょ!イヴ近すぎ近すぎ!」
<ゴシャーーーーーッ!>
一人ブレーンバスターがクリーンヒットしてしまった。
<あーはっはっはっはゲホッゴホッ!>
<はいカットー!>
<これは痛いwwww>
〜イヴ体術シーン〜
―OKシーン―
レーザー攻撃が止んだ瞬間、イヴが飛び出して、ゴーレムの胸部にシャイニングウィザードをお見舞い。胸部装甲に着地し、さらに駆け上がり、頭部にサマーソルト。衝撃でゴーレムが仰け反る。
―NGシーン―
Take1
レーザー攻撃が止んだ瞬間、イヴが飛び出して、ゴーレムにシャイニングウィザードをお見舞い。
<ベコッ>
「?」
膝がゴーレムの腹部を突き破り、抜けなくなる。どうやら強度の計算を間違っていたようだ。
<はいカットー>
<お〜い、誰かイヴを降ろしてやれ〜>
<美術班、ゴーレムの修復と強度の補強よろしく〜>
Take2
レーザー攻撃が止んだ瞬間、イヴが飛び出して、ゴーレムにシャイニングウィザードをお見舞い。
<ドゴォオオオオン!>
ゴーレムが吹っ飛び、神殿の通路の奥まで吹っ飛んでいった。ゴーレムの操作が甘かったらしい。
<カットー>
<特殊効果班は重機持ってゴーレムの回収をしてくれ〜。美術班は回収したゴーレムの修理な〜>
<う〜い>
Take3
レーザー攻撃が止んだ瞬間、イヴが飛び出して、ゴーレムにシャイニングウィザードをお見舞い。胸部装甲に着地し、さらに駆け上がり、頭部にサマーソルト。
ゴーレムは宙高く打ち上げられ、神殿の天井に突き刺さる。
<カーット!>
<どうやって回収するんだよあれ。予備のゴーレム持ってくるか?>
<そんなもんありませんよ。なんとか回収してください。>
〜合体技時のサマーソルト打ち上げシーン〜
―OKシーン―
こちらに駆け寄ってきたイヴがエルファの前でしゃがみ、サマーソルトの準備動作をする。
エルファは次の魔術の詠唱をしながら軽く跳躍。イヴのサマーソルトがエルファの足の裏を捉え、さらにエルファを上空高く打ち上げる。
「暴君を焼き尽くす炎の雨じゃ!」
「燃え尽きな!」
「「ツインブレイザァァァアアアア!」」
大口径ビームキャノンと無数のファイアボルトの同時攻撃。
即席の合体技ながら、綺麗に決まった。
―NGシーン―
Take1
こちらに駆け寄ってきたイヴがエルファの前でしゃがみ、サマーソルトの準備動作をする。
エルファは次の魔術の詠唱をしながら軽く跳躍。イヴのサマーソルトがエルファの顎を綺麗に捉え、空高くエルファが打ち上げられる。
「のおおおおお!?」
<はいカット〜>
<大丈夫か〜>
<一応医療班呼んで来てー。大丈夫なようならメイクで打撃痕隠してもう一回ね〜>
Take2
こちらに駆け寄ってきたイヴがエルファの前でしゃがみ、サマーソルトの準備動作をする。
エルファは次の魔術の詠唱をしながら軽く跳躍。イヴのサマーソルトがエルファの顎を綺麗に捉え、またも空高くエルファが打ち上げられる。
「またかやああああああ!?」
<カットカットー>
<はい医療班戻らないで〜。メイクさん準備よろしく〜。>
哀れ、エルファ。
Take3
こちらに駆け寄ってきたイヴがエルファの前でしゃがみ、サマーソルトの準備動作をする。
エルファは次の魔術の詠唱をしながら軽く跳躍。イヴのサマーソルトがエルファの顎を綺麗に捉え、またまた空高くエルファが打ち上げられる。
「もういやじゃぁぁぁああああ!」
<はいカット>
<医療班とメイクさんよろしく〜。続けていくよ〜>
泣きながら医療班の介抱を受けるエルファ。後で飯でも奢ってあげよう。
〜ブリッツランス突撃シーン〜
―OKシーン―
推進装置が、敵を打ち砕くための咆哮を上げる。
『TAKE OFF』
ブースターに火が入り、ゴーレムとの距離が一瞬で無くなる。
突撃槍が分厚い胸部装甲に突き刺さり、巨重を持つゴーレムごと、神殿の通路を突き進む。
「ぉぉぉぉぉおおおおおあああああああ!」
エルファが張ったのか、光の壁を何枚も突き破りながら尚突進。
30枚ほど突き破った時点で壁にめり込み、ようやく止まる。
『突進行動終了。<ブリッツランス>格納』
ブースターとアームサポーター、突撃槍が光り、姿を消す。
―NGシーン―
光の壁を何枚も突き破りながら、尚突進。
全ての壁を突き破り、入り口上部の壁にめり込み、ようやく止まる。
『突進行動終了。<ブリッツランス>格納』
当然下は水で満たされている。
<ザパーン!>
俺とゴーレムはそのまま水中に落下した。
<カットカットー!>
<早くゴーレムとアルテアを回収しろー!溺れるぞー!?>
<兄様ー!?しっかりするのじゃー!>
その後俺はイヴに助けられて事なきを得たという。
いかがだっただろうか?怒涛のアクションシーンというのは常に危険が付き物だということがわかったのなら、『絶対に真似をしてはいけない』。
尚、この話は本編とは本当に何の関係もないので、ネタとして割りきって見て欲しい。
以上、戦闘シーンNG集でした。
12/03/06 11:58更新 / テラー
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