…ふかふか。

「………」

…もふもふ。

「………」

…なでなで。

「…ソラ」

振り返るあーちゃん。

「…あまり触るな」

…怒られた。しぶしぶ、しっぽを離す。

「忘れるな。私は確かに、お前と約束はした」

再び前を向き、先の見えない階段を登り始める。

「しかし、私はファラオ様に忠誠を誓った身だ。本来ならば、貴様のような外部の者を…」

…狭い階段で、肩を寄せるように、横に並ぶ。

「こうして私の部屋に案内するなど…」

肘の部分の、少しだけ色が薄い毛を、そっと握る。

「本来はありえないこと…、しかも人間の牝とあらば特に…」

にぎにぎする。

「だがしかし、約束…つまり契約の重きを知り得ているからこそ私は…」

にぎにぎ。にぎにぎ。

「………ソラ」

振り向くあーちゃん。

「先刻から、何だというのだ。何故、耳や、尾や、掌などを、そう触る」

「特に耳の触り方は何だ。わざわざ跳びながらまで触るものなのか」

「何度も言うが、私はこの遺跡に於いて高位の務めを任されている」

「その身に執拗に触れるのは、常識を踏まえ、逸した行為だと…」

「………」

「…ソラ」

めいっぱい背伸びして、のどを、なでなで。

「……………」

ひょいっ、とお腹から持たれ、脇に抱えられる。
…あれ。届かない。触りたいところまで…手が、届かない。

「…最初から、こうしておけばよかったか…」

あ、違う。届く。肘毛だけは届く。
…もふもふ。もふもふ。

「………」

……………

………

…

「…さて」

金の装飾が施されたグラスを置き、あーちゃんが向き直る。

「研究と言うが、何に協力すればいい？」

…私も、水の入ったグラスを置いて…考える。
今居るあーちゃんの部屋には、天蓋付きの豪華なベッドや、呪術的な道具？が並んだ棚、
常時水が蛇みたいな彫像から流れ出る水場、包帯ロールが入ったバスケット…などと、
物珍しいものがたくさんあり、これだけで研究の成果にはなりそうに思える。
でも…せっかく協力してくれるのに、それだけなんて、もったいない。

「…先に言っておくが」

少し、目つきが鋭くなるあーちゃん。

「私の身体に、理由もなく、無闇矢鱈に触れるような案は断る」

…さっきのが、余程不服だったらしい。
わんちゃんには、迂闊に触っちゃいけないところがあるって
本屋さんで立ち読みしたときに見たけれど…、その場所は鼻以外、覚えていない。
もしかしたら、撫でていた場所の中に触っちゃいけないところがあったのかも…。
…それとも、わんちゃん扱いされたって思って、怒っちゃったのかな…。
喜んでもらおうと思ったけれど…失敗しちゃった…。反省しよう…。
………喜んでもらうついでに、もふもふできたらなぁ…って考えも一緒に…。

「加えて、私の権限から逸すること、我が主に関することにも応じない」

淡々と、禁止事項を挙げていくあーちゃん。

「それと…」

「アビッちぃーーーーんっ！！」

ガゴーンッ！と、５回くらい響いて返ってくるほどの音で、石扉が開かれる。
…そこに立っているのは…スフィンクス。

「人間にょ牡をサーチしましたにょでデピュトロイしました！
　そんでもってアヘアヘのホニェニュキーンッにしました！
　でもすぐシワシワーンににゃっちゃった上に、
　お腹周りがちょっぴりラヴュンじゃにゃかったので、
　マミーちんどもにょエサにしてあげました！
　あとにゃんか人間のちっこい牝が来た気がする！ 何か質問は！？」

「………」

…すごい例え難い表情をするあーちゃん。
それでも例えるなら…コップを買おうとして、でも自分のイメージ通りのものがなくて、
しぶしぶイメージに近いものを買ったんだけれど、次にお店に行った時に、
よくよく見てみたら２つ隣くらいに理想通りのコップがあったときの表情…みたいな。

「…ない。出ていけ」

「ラジャッ！ 早速次の牡をサーチ………って」

目が合う。

「…ぺろぺろ…。ごしごしごし」

手を舐めて、目を擦る。かわいい。

「…じー………」

見つめられる。…ぺこっ、と会釈。

「アビッちん！ ズィス！ ズィスイズさっき話した牝！」

すごい勢いで、あーちゃんの横まで滑るように移動し、ズビッと指さす。
もふもふの共演。さわりたい。

「何で！？ 何でここにいるにょ！？ どういう関係！？ Ａ・Ｂ・Ｃ！？」

オーバー気味なリアクションで、私の顔を何度もビシビシ指さし、
あーちゃんの頭を何度もバシバシ叩くスフィンクス。
…あわてんぼうさん、なの…かな？

「………客人だ。お前には関係ない。出ていけ」

「ガーンッ！ こ、こにょ魔物でにゃし！ 略してマモでにゃし！
　質問したんだから、ちゃんと答えてくれにゃきゃヤダーンッ！！」

今度は両手で、バシバシ。
…いいなぁ、肉球。やわらかそう。

「後程、報告遅れの説教の後に聞いてやる。出ていけ」

「にゃああぁぁ〜…。アビッちぃ〜ん…」

一転して、泣きそうな声であーちゃんの横に膝をつき、
太ももをペチンペチン力無く叩くスフィンクス。
…うん、あわてんぼうさんじゃなさそう。

「…気が済んだのなら、早く見張りに戻…」

「うぅ…一昨日、アビッちんはあんにゃにホットにゃんにゃんしてくれたにょに…」

「っ！？」

ものすごい勢いでスフィンクスを見…私を見…またスフィンクスを見るあーちゃん。

「き、貴様…っ！！」

「ペロペローでニュメニュメーでイクイクーでビチョビチョーだったにょに…」

「それ以上喋るなっ！ …ち、違う、ソラ！ 誤解するな！」

「『もっとそのざらざら舌で舐めてくれ〜』みたいにゃことも言ってたにょに…」

「スーフィ！！ ソラ、違う！ 違うんだっ！」

「あ…あの時お前に言った言葉は嘘ではない！ こいつとは別に…！」

「え、あにょ時言った言葉って、何？」

「だから！ セックス中に『私はお前の犬だ』って言ったの……は………」

……………あ。すごい真っ赤。

「っ〜〜〜〜〜！！ …す、スーフィッ！！！」

「にゅっふっふぅ〜♪ へぇ〜？ ふぅ〜んっ？♪」

怒りか恥ずかしさが有頂天なあーちゃん。
対して、にまにまとあーちゃんと私を見比べる…スーフィちゃん。
…私も、少し、恥ずかしい。

「い…今すぐ出ていけっ！！ 後で覚えていろ！！！」

「やーだモーンッ♪ ていやぁーっ！！」

がばーっ、と、背の高いあーちゃんを押し倒す。

「なっ…！ 何をする！？ 離せっ！！」

「へへーっ♪ ん〜……ちゅっ♪ ちゅう〜〜っ♪」

「んむっ！？ むぅっ…！ うぅ…っ！」

じたばたと暴れるあーちゃんを横目に、
スーフィちゃんは上手に身体を押さえつけながら、その唇を奪う。

「れろれろれろ…♪ どぉ？ きもちいー？♪」

「っ……ら、られが…こひゃえるかっ…！」

………少しずつ、暴れる手足が大人しくなっていく…。

「んちゅぅ……んーっ♪ れろ、れろ…♪」

「…っ……っ、……っ！」

必死に首を伸ばし逃げるあーちゃんと、離さぬスーフィちゃん。
…どうすればいいのか………ただ、じっと見守る…。

「はふっ♪ …ね、きもちいー？」

「………何が、したい…」

「んー？」

「…何がしたいと…聞いているんだ…」

「…んー」

「………」

「………あっ、今思いついた！ みんにゃでウヘヘーなことする！！」

「………」

「もちろん、あにょ牝も混ぜるヨン！」

「…ソラだ…」

「にゃ？」

「…その人間の…名前だ…。牝と………呼ぶな……」

「………」

…スーフィちゃんが、猫が威嚇するような姿勢で、
火照るあーちゃんの胸へ顔を埋める。

「…そんにゃに、エクスタスィーンだったにょ…？」

「………そうじゃない…」

「プリティーン？」

「………」

「ラヴィーン？」

「………」

「…んー……。ま、いっか。しちゃえば、わかる！」

「………」

「…怒らにゃいよにぇ？」

「………無下にしたら……許さん…」

「どっちを？」

「……この駄猫…」

「にゃ♪」

…むくりと起き上がり、青い瞳がこちらを見据える。
膝をつき、左手を前に…、お尻をふり、右手を前に…。
少しずつ…スーフィちゃんとの距離が縮められていく。

「えーと………ソラ、だっけ？」

問われ、頷く。

「牝だよにぇ？」

…頷く。

「ソラはサドリン？ それともマゾリン？」

………。

「こーゆー訊かれ方はイヤン？」

…苦笑い。

「それじゃ〜…チューするのと、されるの、どっちがラヴュン？」

………。

「今試す？」

…されるほう、と答える。

「ふぅ〜ん♪ じゃあ………んちゅーっ♪」

触れる、やわらかい唇。反射的に、顔を引く。

「にゅふふっ♪ あってた？」

………。

「ペッペッて気持ち？」

首を横に振る。

「にゃるほどねぇ〜ん♪ ねぇ、アビッちんっ」

「…何だ」

声の近さに驚き、振り返る。
…いつの間にか、すぐ後ろで、私の両肩に手を乗せているあーちゃん。

「ソラって、アビッちんと違って素直だにぇ〜♪」

「………」

ぎゅっ、とあーちゃんが私の身体を引き寄せる。
…背中に、むにっ…とした感触。

「我侭な貴様とは似ても似つかん」

「でもソラはスーのこと、好きだよにぇ〜？♪」

悪戯な笑みで覗き込んでくる、スーフィちゃん。
目を細め、舌をぺろりと…小悪魔的な表情。
………笑顔と目力に負けて、頷く。

「なっ…！？」

「ほーらっ♪ ほらほらほらーっ♪ やーいやーいっ♪」

「ソラ！ 騙されるな！ いや、答えるな！ 今の誘導は奴の術だっ！」

「うわー、昔の女がひがんでるにゃー。こわいにゃー」

「だ、黙れっ！ この泥棒猫！！」

「にゃにゃ？ ラヴィラヴューンって認めちゃうにゃぁ〜ん？♪」

「っ…！ き、貴様〜…っ！！」

…完全に、スーフィちゃんのペースに呑まれるあーちゃん。

「…っ……か、構わん！！ やはり貴様はソラを玩具としか見ていない！」

「貴様にソラを奪われるくらいなら…！ ここで見せつけてやるっ！！」

と、突然、あーちゃんの大きなしっぽが私のおなかにくるまる。

「…あむ。はむっ……、はむはむ…。…んぐんぐ……ぺろっ…」

そして…甘く噛まれる…耳。八重歯が、つん。
むずがゆさに……誰にも聞かせたくないような吐息が洩れる…。

「…ソラ…。私が気持ち良くしてやる…。だから……」

囁かれ……同時に、しっぽが、スカートに…あそこに潜り込み……上下に動き出す。

「………」

少し硬くもくすぐったい先端が、女の子の部分を…、
ふわふわであたたかい中部分が、男の子の部分を…、
ごしごし……しゅっしゅ……と丹念に愛撫する。

その慣れない感触に、思わず下腹部を両手で押さえる。
ごしごし…。しゅっしゅ…。
ぴりぴり…。ぴくぴく…。

「そう…、それでいい…。私に身を任せるだけでいい…」

うなじに鼻を擦りながら、満足そうな口調…。
…においを嗅がれている感じがして…色んな気持ちが、生まれる。
気持ちのひとつが……好きな人の、名前を紡ぐ…。

「…ソラ……♥」

「はい、タイムアウトー。どーんっ！」

「わふっ！？」

両肩を突き飛ばされ、もんどりうつあーちゃん。
入れ替わり…舌舐めずりの、スーフィちゃん。

「さっ、スーがもーっとハッフーンにしちゃうぞーンッ♪」

笑みを浮かべる唇で…ぱくっ、と小さな唇を食べられる。八重歯が、つん。

「れぇろっ…♥ ちゅっ♥ ぢゅるっ♥ ちゅううぅぅぅ〜っ♥」

一度、味見するように舐められた後…激しく、舌を絡めてくるキス。
強すぎる刺激に身を引くと、ずいっ、とそれを追ってきて、逃がしてくれない。

「ちゅうぅぅぅっ♥ ちゅぱっ♥ ぺろぺろぺろぺろ…♥ ぺろんっ♥」

お尻を床に付けて逃げる。身を屈めて追ってくる。

「かぷっ♥ …にゅふ♥ ソラの舌、ひっひゃい♥ もぐもぐ…♥」

上体を倒して逃げる。首を突き出して追ってくる。

「んにゅ〜っ♥ 歯のおそうじ〜♥ れろっ…♥ ぺろ♥ ぺろんっ♥」

背中も床に付けて逃げる。身体を抱き締めて追ってくる。

「ほーらっ♥ ソラのこと、犯してるぞーぅ♥ ちゅぅぅ…♥ ちゅ♥」

頭をも床に付けて逃げる。唇を絡めて追ってくる。

「さぁ、もう逃げられにゃいよぉ〜♥ んふー……ぢゅるるるるっ♥」

…逃げ道が無くなり、されるがまま。
追う必要が無くなり、弄るがまま…。

「にゃぁん♥ このぷっくりさん、おっぱい？♥ えい♥ えいっ♥」

爪で、かりかりと引っ掻かれる、敏感な場所。
胸がきゅぅぅ…っとなって、声が出るのを我慢しながら…その手を、掴んだ。

「えへ…♥ こりこり♥ スーもこりこりだよぉ、ソラ♥ ほら♥」

ぴっちりした黒い胸掛けの…つん、とした薄ピンク色が浮かぶ場所。
そこに爪を添えて、うりうりと強調し…煽動してくるスーフィちゃん。
……いじめる手を押さえていたものが、吸いこまれるように…それに、触れる。

「にゃんっ♥ …もう〜、もっとダイニャミックに！ こうっ！」

手の甲に肉球が押しあてられ…むにゅうぅ〜っと沈められる。
指と指と間からこぼれる、おっきなおちち。あーちゃんより大きい。

「ふにゃぁぁ…っ♥♥ ほらっ、ソラ♥ こうすると、こうにゃるんだよぉ〜♥」

顔の前で大股を開き…ぱちん、とクロッチの留め金が外される。
するりと落ちる下着に伸びる…エッチな、おつゆ。とろり…。

「ね…♥ これがスーのおまんこ…♥ にゃぁ〜ん♥」

くぱぁ…と、おつゆを垂らしながら開いていく…スーフィちゃんの、女の子。
共に香る、女の子の匂い。男の子が、それに気付いて…痛いくらい、大きくなる。

「ソラのおまんこもチェキーッ♥」

くるっと身体を回し、止める間もなく私の下半身にあるものを脱がし捨てる。
…対面する、女の子と、男の子と、スーフィちゃん。

………暫くの沈黙……。

「…にゃ、にゃっ、にゃあああぁぁぁぁっ♥♥♥♥♥」

それは奇声で破られた。

「超ラッヴィーンにゃにょが付いてるーっ♥♥♥ ふぁ〜んっ♥♥ 牡のニオイ〜♥♥♥」

男の子のに掴み掛かり、頬擦りされる。
…ぷにぷにのお肌に、やっぱり反応してしまう男の子。

「うにゃぁん♥♥ ちんちんもラヴューンしてるにゃぁ〜♥♥♥ うりうり〜っ♥♥」

指先で、ぐにぐに。
つつかれる度に、とろとろと流れ落ちる…おつゆ。

「アビッちぃ〜ん、もしかして…コレがラヴィンだったにょん？♥」

「っ……貴様という奴は…！ どこまでもっ…！！」

挑発と、邪魔されたことで、怒りを顕わにするあーちゃん。
…瞬間、その姿が…ふっ、と……そこに何もなかったかのように、消え去った。

「私は貴様とは違う！ 私は……ソラはっ！」

声。足の方から。
…スーフィちゃんの身体に隠れて…あーちゃんのしっぽだけが見える。
頭が良さそうなだけじゃなくて、身体能力も飛び抜けてすごい。

「牡の象徴だけに囚われている貴様とは…違う！！」

「…証拠に……こんなことだってっ！」

がばっ、と…腰が浮くぐらい、足が持ち上げられる。
びっくりした声と共に、バランスを崩すスーフィちゃん。
そのお尻が…ぼふっ、と私の顔に着地した。

「……くっ…。………ちゅ…、ぺろっ……」

―ひゃっ！？

舌が触れる、その場所…。はじめてではないけれど…初々しい場所。
きゅっ…と固く閉じたそこを、溶かすような…ぬるぬるの触感。

「にゃ〜…♥ 濃ゆ〜い♥ そんにゃに意地ににゃっちゃう？」

「…ぺろっ……。はふ………ぺろ、ぺろ…っ」

無心に…一心に、汚れている恥部へ舌を這わせてくるあーちゃん。
それに合わせて…まだ膨らもうとする男の子を、スーフィちゃんが、ぽふぽふ。

「…ソラ〜、もしかして…そこ、弱点にゃにょかにゃぁ〜？♥」

ニマニマと笑いながら、見下ろす。
…そして、向き直り……あーちゃんのおでこに、猫パンチ。

「痛っ！？」

「はい、こうたーいっ♥ れろんっ♥ んにゅぅぅ〜…♥♥」

―ひぅっ……ぅっ…！？

ざらり…と、出すことしか知らない場所に入ってくる…異物。

「っ…！ ず、ずるいぞ…！ 全部…全部奪って！ 卑怯だ！ どけっ！」

「やーだもーんっ♥ はぷっ…♥ …ちろちろちろ…♥♥」

肩に掴みかかるあーちゃんを意にも介さず、おしりの中を舐め上げるスーフィちゃん。
…きもちわるいような……少しだけ痛いような……おなかの奥が熱くなるような…。
表現できないもやもやが…舌で押される度に…湧きあがってくる。

「私のだ…！ ソラは、私の…っ！ 盗るな！ 盗るなぁっ！」

「んにゅ〜…♥♥ きゅーってしてるぅ…♥ エクスタスィー？♥♥」

「私の飼い主なんだ！ スーフィのじゃない！ ソラ！ やだ！ やめろぉ！」

「ちろちろ…♥♥ …おっぱいの中でぴっくぴく〜♥ びゅーしちゃうぅ〜？♥♥」

「……ぅっ…、やめ…、やめろぉ…っ。ぐすっ…。…スーフィィ…ッ…」

「………んもーっ…。嫉妬深いんだから〜…」

ちゅぽんっ、とお尻から舌が抜ける。
…出すためか…招き入れるためか……口が、ぱく…、ぱく…って、閉じない…。

「そんなプリプリするなら、最初からノーって言えばいいのにー。ぶー」

「………っ……」

「そんなんじゃムラムラにゃんにゃんできないヨン。…よっこい……しょういちっ」

ひょいっと持ち上げられ…スーフィちゃんが、その下に潜り込む。
そのまま、ぽふん…と身体の上に乗っけられる。仰向けで…頭の向きは反対に。
…そして、がっちり、両手足を掴まれる。

「ヘイ、アビッちん。レッツ・ラーイド♪」

しなやかなしっぽが、ぺちんっ、と私の男の子を弾いた。

「………」

………クロッチを下ろし……馬乗りになる、あーちゃん…。

「……スーフィ…」

「そーれ、交尾ッ、交尾ッ♪ にゃっふーっ♪」

「………」

…ころころと表情を変化させながら……最後は、むすっとした顔で…腰を下ろす……。
そして………とろけた、表情…。

「わふぅ…♥♥♥ ぅ…♥♥♥」

「じゃー、こっちも続き♪ …れろ〜ん…♥ …うにうに……ちゅぅ…♥♥」

…じわじわと……じわじわと…じわじわと、あそこが…。
外から……中から……吸い出そう、押し出そう…って……。
腰が上がって……より深く……よりきつく……どちらも…。

……小さな達しが…何度も、響き渡る……。

「にゃはぁ…♥♥♥ こーもんホジホジでいっぱいイッてるぅ〜♥♥」

「にぇ〜、アビッちーん♥♥ そっちでもわかるかにゃ〜？♥♥」

「っ…あ、あぁ…♥♥♥ ソラ……すごいカオ、してる…♥♥♥♥」

たんっ、たんっ、と…おにくがぶつかり合う音。
その度に押し当てられる…あーちゃんのふとももと、スーフィちゃんの胸…。
…サンドイッチの具みたいに……やわらかいパンに…はさまれてる……。

「はぁっ♥♥♥ はっ♥♥♥ いいっ♥♥♥ はっ♥♥♥ わんっ♥♥♥」

たんっ、たんっ、たんっ、たんっ、たんっ。

「ソラッ♥♥♥ 出してっ♥♥♥ 精液っ♥♥♥ ソラのっ♥♥♥ 精液ッ♥♥♥」

たんっ、たんっ、たんっ、たんっ、たんっ。

「わふっ♥♥♥ 交尾ッ♥♥♥ わぅんっ♥♥♥ わんっ♥♥♥ わんっ♥♥♥」

たんっ、たんっ、たんっ、たんっ、たんっ。

ぱしっ。

「わうっ…？」

「せ〜のぉ〜…」

ぐい〜っ…。

「にゃんっ♥」

ぱんっ！

―っ〜〜〜〜！！？！？

「きゅううぅぅぅぅんっ！？♥♥♥♥♥♥♥」

どくんっ。

どくっ、どぷっ、どくっ…、びゅっ、びゅ〜〜っ………ぴゅっ、どくんっ、
とく…っ…、……ぴゅっ………、ぴゅっ………、……とくん………。

「〜〜〜〜〜っ……きゅ…ぅぅぅぅ…っ…♥♥♥♥♥」

「…にゃぉ〜ん…♥♥♥ …かぷっ♥♥ ……かじかじ…♥♥」

…止まりかけていたものが……裏側を甘く噛まれ、少しだけ勢いを取り戻す…。
………いつもと違う……お尻側から押し上げられるような………射精…感…。

「…ふにゅぅ♥♥ はい、アビッちんおわり〜♪」

「わぅっ…♥♥♥♥」

持ち上げられるあーちゃんのあそこから…ちゅるん…と抜け落ちる、男の子。
……まだ、ぴくぴくしてて……ふたつのおつゆでてかてかしてて…。
少しちぢんで………首元を、また皮で隠してる……私の………おちんちん…。

「あ〜ん…♥♥ もぐっ、ちゅっ……ちゅぅぅっ…♥♥♥」

それを口に含んで……おいしそうにおそうじする…スーフィちゃん。

「ちゅぱっ♥ …えっへへ〜♥♥ 今度こそスーの番〜♥♥」

…すごくエッチな顔で……したなめずり…。

「でもにぇ〜、たぶん途中でまたアビッちんも復活しちゃうから〜…」

「そにょときは、また板挟みでアッフーンかにゃ〜♥♥」

「でもでもにぇ〜、スーはアビッちんよりエッチだぞーン♥♥」

「アビッちんより、もっとアヘアヘの、ヘロヘロにゃぁ〜ん♥♥♥」

「にゅふふ…、最後の質問♥ ……覚悟は、いいにゃん？♥♥♥」

……また…むくむく……おおきくなっていく…。
跨り…あそこを大きく開く、スーフィちゃん。

「にゃはっ♥♥♥ ソラぁ…♥♥♥」

猫なで声。

「いっしょにぃ……ラッヴューンッ♥♥♥♥」

にゅちゃんっ。

…たんっ、たんっ、たんっ、たんっ、たんっ…。

……………

………

…