番外編.4 小望月二人
「こちら、注文のチーズ竜丼とハーブ竜丼大盛です〜」
「竜丼ハーフとスパイシードラニオン丼大盛ですね〜?」
店員のドラゴン達は、活気に溢れる店内で客の対応に追われている。
ツァイス初のドラゴニア料理の店であるこの『餓竜亭』は、レオンが始めた物であった。
帰国後に行われたラスタバンとツァイスが和解する式典を終えると、レオン達三人は特にする事が無くなってしまった。
ラスティとエルの警護役という事で、レオンには給金が支給され続けており、ラスティとエルにも相応の手当が出ているので、三人が生活に困るという事はない。
もちろん毎日の様に三人で交わる事は続いていたが、何か出来る事は無いかとレオンが考えた結果、もう一度ドラゴニアへ行き、ドラゴニア料理を学んできたのだった。
とは言うものの、新鮮なドラゴニアの産物が無くては、ドラゴニア料理は成立しない。
レオンとピーニャによる試行錯誤の結果、塩とハーブを使って魔界蜥蜴の肉の保存性を高める事で、ツァイスでも竜丼を出す事が可能になったのである。
更に、ツァイスの食材だけで作れる、催淫効果を持たない竜丼もメニューに載せていた。
ツァイスの法では、魔物かそのパートナー以外に魔界の産物を売る事が固く禁じられているので、こういった料理も必要だったのだ。
「ツァイス風竜丼の大盛りになりますね」
「・・・・・・」
「どうしました?」
「・・・あー、いや、ドラゴンって綺麗だなーって」
「ありがとうございます〜。ここで働いている竜はみんな彼氏募集中だから、好みの娘が居たらどんどん声をかけて下さいね〜♥️」
店員のドラゴン達はドラゴニアから交流生として来た独身の竜であり、ドラゴンに馴染みが無いツァイスでドラゴニアの文化を紹介する事にも一役かっている。
ボリュームたっぷりの竜丼を目当てに来た独り者の男性の中には、初めて間近で見るドラゴン達に惹かれる者も多く、既に何組かカップルも生まれていた。
「てんちょ〜、ちょっと『休憩』入りますね〜♥️」
レオンに一声掛けて、店員のドラゴンが客の男と店の奥へと消えていく。
店の奥には個室も幾つかあり、竜丼を食べた魔物達のカップルがすぐに交わりを楽しむ事も可能となっているのだ。
正に至れり尽くせりといったところである。
「うーん・・・最初はこういう店にするつもりは無かったんだがなあ・・・」
その日の営業を終えて部屋で休んでいたレオンは、店の現状を思い複雑な表情を浮かべていた。
必要に応じている内に、店が現在の連れ込み宿も兼ねた様な状態になった事は、レオンとしても複雑な気分ではあったのだが、傍らのラスティとエルは気に留める風でもない。
「いいじゃないですか〜みんな幸せそうにしてますし〜」
「そうそう。働いてるみんなもレオンに感謝してるんだよ〜」
ニコニコしてキングサイズのベッドに座りながら撫でているお腹は、二人とも満ちかけた月の様に丸々としている。
魔王の加護か親子の魔力が為せる業か、ほぼ同時期に二人揃ってレオンの子供を身籠ったのであった。
そんな事も含めて店で働いている竜達はレオン夫婦三人を尊敬しているので、レオンが困る様な事はしないとラスティもエルも考えている。
「・・・まあ、羽目を外さなければいいか」
ツァイスにやってくる竜たちの数も僅かずつではあるものの増えており、それは間違いなくツァイスの国防にとってもプラスであった。
いつの間にかツァイスに移住してきた竜達の世話人の様な立場となったレオンであったが、その辺はレオンも同様に楽観的である。
自分達の事を思えば、大抵の問題はなんとかなるだろうと思えるのだ。
「でも・・・レオンはいくらでも羽目を外していいんだよ〜♥️」
そう言いながらエルが四つん這いでレオンへ近付く。
「わたし達が全部受け止めてあげますから〜♥️」
ラスティもそれに合わせて四つん這いで近付く。
二人の目当ては、当然レオンの精である。
そんな二人に応える様に、レオンの肉棒も既に服の上から分かる程に膨らんでいた。
座っているレオンの肉棒を挟む様に顔を近付けると、二人の指がレオンのズボンを引き下ろす。
ブルリと勢いよく姿を現した肉棒に、二人はすぐさましゃぶりついた。
「はぷ・・・ん・・・」
「ふふ〜♥️いつ舐めてもおいしい〜♥️」
二人は一つの肉棒を争う事なく、仲良く息を合わせて舌を這わせる。
エルが先端に吸い付けば、ラスティは陰嚢を口に含み、ラスティが付け根からゆっくり舌を這わせれば、エルはその反対側で同じ様に舌を這わせる。
親子の息の合った舌責めは、あっという間にレオンを絶頂へと導く。
二人の顔を満遍なくドロドロに汚す程の大量の精が噴き出したが、レオンの肉棒はまるで萎える気配が無かった。
胎内の子供へ魔力を与えている二人には、レオンの精がいくらでも必要なのだ。
そんな二人に大切な精を供給するのだから、この程度で萎える訳が無い。
ラスティとエルが互いの顔に付いた精を綺麗に舐め取る間も、二人の指はレオンの肉棒をゆっくりと扱き続けている。
次の射精はエルの口へ直接、その次の射精はラスティの口へ。
まるで絶えない精を二人味わいながら飲み干す。
「そろそろ直接あげようか?」
足の間にある二人の頭を撫でながらレオンが促す。
「やっぱりこっちにも欲しいからね〜♥️」
「エルとわたし、好きな方から入れていいですよ〜♥️」
ラスティとエルが体勢を入れ換えてレオンの方へ脚を開く。
つるりとしたエルの秘所と、濃い陰毛に覆われたラスティの秘所が、共にヌルヌルになりながら並んでレオンを誘っている。
好きな方からとは言いつつも、交わる順番は初めて出会った時からずっと変わらない。
レオンがエルのお腹を撫でてやると、エルはコロリと仰向けになって、いつでもどうぞと言う様に大きく足を広げた。
そんなエルをラスティが膝枕してやると、膨らんだ腹部の下あたりに、エルの頭がちょうどよく収まる。
万端に準備が出来たエルへレオンが入れてやると、肉棒に押し出される様に秘所から体液が滲み出た。
「んぁん♥️何回入れても、レオンのおっきいよ〜♥️」
子を宿した子宮に押されて、エルの膣内は更に浅くなっている。
それでもレオンの肉棒の事を逃がさない様に、エルの膣はしっかりと吸い付き絡み付いていた。
「・・・エルもすっかりお母さんらしくなってきたわね〜」
ラスティがエルの小さな胸を優しく撫でる。
子供を産む準備をする様に、エルの胸も僅かではあるが膨らんでいた。
「・・・あたしはママみたいにはならないけど、あたしもママになるんだね〜」
自分の身体の変化に感慨深げに呟く。
「・・・あたしみたいな子供がママみたいになれるのかな・・・」
ずっとラスティとレオンの子供として振る舞ってきたエルとしては、自分が親になる事自体を不安に思っていた。
「大丈夫よ〜。わたし達はみんなママになれる様に出来てるんだから〜」
ラスティがエルの頭を撫でてやる。
「みんな最初はそうなんだから、何も心配しなくてもいいよ」
チュブチュブと交わる音を立てながら、レオンもエルの頭を撫でる。
「うん〜♥️」
頭をくしゃくしゃにしながら、エルは二人の優しさに思わず笑顔を見せた。
途端にエルの膣内がレオンの肉棒へ激しく絡み付く。
数えきれないほどエルと交わってきたレオンも、思わず腰を這い上がる様な快感に震える。
「安心したら欲しくなった?」
「だって、あたしがママになる為には、レオンのが必要なんだよ?」
「なら、いっぱいあげなきゃいけないかな」
クチュンと一番奥を突いたと同時に、耐えかねていた精がエルの中へと放たれる。
今まで以上に多くの精が子宮を叩く感覚に、エルは爪先をひきつらせていた。
エルから引き抜かれた肉棒は、次の相手の前へと姿を現す。
「今度はラスティが、エルにお母さんのお手本を見せてあげないとね?」
「ふふふ〜♥️もちろんですよ〜♥️」
ラスティは嬉しそうにペロリと舌舐りをしてみせた。
レオンは膨らんだお腹を撫でながら、決して無理を掛けない様に優しく出し入れを繰り返す。
丈夫な魔物娘の身体は、もっと激しく突いても母子ともに平気なのだが、それと相手を気遣う事は別の話である。
今の優しい交わりは、妊娠する前の激しい交わりとは違った心地よさをラスティに与えてくれる。
レオンはラスティの胸へと手をやると、やはり優しく撫でてやる。
子供を宿した事で母乳で張り始めた胸を労う様に撫でる指先に、乳首も胸の先端でもっと弄って欲しいとばかりに膨らんでいく。
「こんな気持ちよさもあるんですね〜♥️」
ゴリゴリと突かずに、ラスティの中を隅々まで探る様なレオンの腰使いに、ラスティはすっかり虜になっていた。
その心地よさにラスティの頭がフワフワとしていた所へ、レオンの精が放たれる。
我が子で占められた子宮へ愛する男の精が染みていく感覚は、痺れる様な絶頂とは異なる甘露な快感であった。
心地よさに緩んだラスティの身体は、胸から母乳を噴き出しながら、ふるふると震えて子宮でも精を飲み干していく。
「ふゃ〜♥️わたしもこの子も、全身にレオンが染み渡っているみたい〜♥️」
二人が出した体液でドロドロになって、ラスティの顔は完全に蕩けてしまっていた。
「こんなにたくさんレオンの精を受けてたら、この子も産まれる前からレオンに夢中になっちゃうかも〜♥️」
エルもまだラスティと繋がっているレオンに抱き付くと、その頬へ思い切りキスする。
たっぷりとレオンの精を受けた二人は、身も心も満足しきっていた。
「わ〜♥️三人とも気持ち良さそう」
「店長はちゃんと二人とも平等に愛してるんだな」
「お腹の大きな二人をあれだけ満足させてあげるとか、さすが『ダブルドラゴンキラー』よね・・・」
店の竜達は三人の一部始終をこっそりと覗き見ていたのだが、ラスティとエルがたっぷりと精を受け取っている姿に見とれていた。
何名かは思わず自分の秘所を弄り始めていた程である。
一様に夫婦の淫らな交わりを羨ましく思いながら、同時に尊敬の念を確かにしていたのであった。
思わず一人のドラゴンが呟く。
「・・・私達もあんな強い男に巡り会いたいものだな」
「あたしはもう彼氏いるし〜♥️」
「なっ!ぼーっとしてると思ってたら、いつの間に・・・」
隣のワイバーンの意外な返事に、ドラゴンは思わず驚きの声を上げてしまう。
「この間『ツァイスで初めての竜騎士になりましょう』ってプロポーズされちゃった〜♥️」
「・・・こんな所で惚気話を始めるなよ」
「だいじょぶだいじょぶ♥️こんな大きな胸の持ち主に惚れない男なんて居ないわよ♥️」
「こら、もっ、揉むなあっ・・・!」
「あの子達も別に悪い子じゃないんだがなあ・・・」
レオンはかしましい扉の向こうのやり取りを、一応は気付かないふりをしていた。
今は現場を離れたとはいえ『ランタン』の斥候である。
仮に煩くなくても気付かない訳が無かった。
「良いじゃないですか〜きっとみんな、わたし達と同じ様に幸せになってくれますよ〜」
絶頂の余韻にくったりとしながら、ラスティは優しく彼女達を庇う。
「レオンとあたし達を見ているあの子達なら、きっとあたし達みたいにはならないよ〜」
エルもレオンの腕に抱き付いたまま笑顔を見せた。
ラスティもエルも、自分達の様な事を二度と繰り返したくないのだ。
二人とも、人と竜が共に幸せになれる事を、店で働く竜達に教えてやりたいのかもしれない。
「なら彼女達に、もっと見せなきゃいけないかな?」
そう言ってレオンはエルの頬にキスした。
その様子を見たラスティも跳ね起きる。
「あ〜!わたしも〜♥️」
「あたしもする〜♥️」
結局レオンはもう一度、二人に押し倒されたのであった。
こうしたレオン達の「教育」もあってか、『餓竜亭』からは竜騎手の夫婦が何組も生まれる事となった。
ドラゴニアとはまた違ったカルチャーを持ったツァイスの竜騎士達は、ツァイスという国にとっても欠かせない存在となっていく。
それは竜殺しを背負ってきたツァイスにとって、新しい時代の幕開けにもなっていったのである。
「竜丼ハーフとスパイシードラニオン丼大盛ですね〜?」
店員のドラゴン達は、活気に溢れる店内で客の対応に追われている。
ツァイス初のドラゴニア料理の店であるこの『餓竜亭』は、レオンが始めた物であった。
帰国後に行われたラスタバンとツァイスが和解する式典を終えると、レオン達三人は特にする事が無くなってしまった。
ラスティとエルの警護役という事で、レオンには給金が支給され続けており、ラスティとエルにも相応の手当が出ているので、三人が生活に困るという事はない。
もちろん毎日の様に三人で交わる事は続いていたが、何か出来る事は無いかとレオンが考えた結果、もう一度ドラゴニアへ行き、ドラゴニア料理を学んできたのだった。
とは言うものの、新鮮なドラゴニアの産物が無くては、ドラゴニア料理は成立しない。
レオンとピーニャによる試行錯誤の結果、塩とハーブを使って魔界蜥蜴の肉の保存性を高める事で、ツァイスでも竜丼を出す事が可能になったのである。
更に、ツァイスの食材だけで作れる、催淫効果を持たない竜丼もメニューに載せていた。
ツァイスの法では、魔物かそのパートナー以外に魔界の産物を売る事が固く禁じられているので、こういった料理も必要だったのだ。
「ツァイス風竜丼の大盛りになりますね」
「・・・・・・」
「どうしました?」
「・・・あー、いや、ドラゴンって綺麗だなーって」
「ありがとうございます〜。ここで働いている竜はみんな彼氏募集中だから、好みの娘が居たらどんどん声をかけて下さいね〜♥️」
店員のドラゴン達はドラゴニアから交流生として来た独身の竜であり、ドラゴンに馴染みが無いツァイスでドラゴニアの文化を紹介する事にも一役かっている。
ボリュームたっぷりの竜丼を目当てに来た独り者の男性の中には、初めて間近で見るドラゴン達に惹かれる者も多く、既に何組かカップルも生まれていた。
「てんちょ〜、ちょっと『休憩』入りますね〜♥️」
レオンに一声掛けて、店員のドラゴンが客の男と店の奥へと消えていく。
店の奥には個室も幾つかあり、竜丼を食べた魔物達のカップルがすぐに交わりを楽しむ事も可能となっているのだ。
正に至れり尽くせりといったところである。
「うーん・・・最初はこういう店にするつもりは無かったんだがなあ・・・」
その日の営業を終えて部屋で休んでいたレオンは、店の現状を思い複雑な表情を浮かべていた。
必要に応じている内に、店が現在の連れ込み宿も兼ねた様な状態になった事は、レオンとしても複雑な気分ではあったのだが、傍らのラスティとエルは気に留める風でもない。
「いいじゃないですか〜みんな幸せそうにしてますし〜」
「そうそう。働いてるみんなもレオンに感謝してるんだよ〜」
ニコニコしてキングサイズのベッドに座りながら撫でているお腹は、二人とも満ちかけた月の様に丸々としている。
魔王の加護か親子の魔力が為せる業か、ほぼ同時期に二人揃ってレオンの子供を身籠ったのであった。
そんな事も含めて店で働いている竜達はレオン夫婦三人を尊敬しているので、レオンが困る様な事はしないとラスティもエルも考えている。
「・・・まあ、羽目を外さなければいいか」
ツァイスにやってくる竜たちの数も僅かずつではあるものの増えており、それは間違いなくツァイスの国防にとってもプラスであった。
いつの間にかツァイスに移住してきた竜達の世話人の様な立場となったレオンであったが、その辺はレオンも同様に楽観的である。
自分達の事を思えば、大抵の問題はなんとかなるだろうと思えるのだ。
「でも・・・レオンはいくらでも羽目を外していいんだよ〜♥️」
そう言いながらエルが四つん這いでレオンへ近付く。
「わたし達が全部受け止めてあげますから〜♥️」
ラスティもそれに合わせて四つん這いで近付く。
二人の目当ては、当然レオンの精である。
そんな二人に応える様に、レオンの肉棒も既に服の上から分かる程に膨らんでいた。
座っているレオンの肉棒を挟む様に顔を近付けると、二人の指がレオンのズボンを引き下ろす。
ブルリと勢いよく姿を現した肉棒に、二人はすぐさましゃぶりついた。
「はぷ・・・ん・・・」
「ふふ〜♥️いつ舐めてもおいしい〜♥️」
二人は一つの肉棒を争う事なく、仲良く息を合わせて舌を這わせる。
エルが先端に吸い付けば、ラスティは陰嚢を口に含み、ラスティが付け根からゆっくり舌を這わせれば、エルはその反対側で同じ様に舌を這わせる。
親子の息の合った舌責めは、あっという間にレオンを絶頂へと導く。
二人の顔を満遍なくドロドロに汚す程の大量の精が噴き出したが、レオンの肉棒はまるで萎える気配が無かった。
胎内の子供へ魔力を与えている二人には、レオンの精がいくらでも必要なのだ。
そんな二人に大切な精を供給するのだから、この程度で萎える訳が無い。
ラスティとエルが互いの顔に付いた精を綺麗に舐め取る間も、二人の指はレオンの肉棒をゆっくりと扱き続けている。
次の射精はエルの口へ直接、その次の射精はラスティの口へ。
まるで絶えない精を二人味わいながら飲み干す。
「そろそろ直接あげようか?」
足の間にある二人の頭を撫でながらレオンが促す。
「やっぱりこっちにも欲しいからね〜♥️」
「エルとわたし、好きな方から入れていいですよ〜♥️」
ラスティとエルが体勢を入れ換えてレオンの方へ脚を開く。
つるりとしたエルの秘所と、濃い陰毛に覆われたラスティの秘所が、共にヌルヌルになりながら並んでレオンを誘っている。
好きな方からとは言いつつも、交わる順番は初めて出会った時からずっと変わらない。
レオンがエルのお腹を撫でてやると、エルはコロリと仰向けになって、いつでもどうぞと言う様に大きく足を広げた。
そんなエルをラスティが膝枕してやると、膨らんだ腹部の下あたりに、エルの頭がちょうどよく収まる。
万端に準備が出来たエルへレオンが入れてやると、肉棒に押し出される様に秘所から体液が滲み出た。
「んぁん♥️何回入れても、レオンのおっきいよ〜♥️」
子を宿した子宮に押されて、エルの膣内は更に浅くなっている。
それでもレオンの肉棒の事を逃がさない様に、エルの膣はしっかりと吸い付き絡み付いていた。
「・・・エルもすっかりお母さんらしくなってきたわね〜」
ラスティがエルの小さな胸を優しく撫でる。
子供を産む準備をする様に、エルの胸も僅かではあるが膨らんでいた。
「・・・あたしはママみたいにはならないけど、あたしもママになるんだね〜」
自分の身体の変化に感慨深げに呟く。
「・・・あたしみたいな子供がママみたいになれるのかな・・・」
ずっとラスティとレオンの子供として振る舞ってきたエルとしては、自分が親になる事自体を不安に思っていた。
「大丈夫よ〜。わたし達はみんなママになれる様に出来てるんだから〜」
ラスティがエルの頭を撫でてやる。
「みんな最初はそうなんだから、何も心配しなくてもいいよ」
チュブチュブと交わる音を立てながら、レオンもエルの頭を撫でる。
「うん〜♥️」
頭をくしゃくしゃにしながら、エルは二人の優しさに思わず笑顔を見せた。
途端にエルの膣内がレオンの肉棒へ激しく絡み付く。
数えきれないほどエルと交わってきたレオンも、思わず腰を這い上がる様な快感に震える。
「安心したら欲しくなった?」
「だって、あたしがママになる為には、レオンのが必要なんだよ?」
「なら、いっぱいあげなきゃいけないかな」
クチュンと一番奥を突いたと同時に、耐えかねていた精がエルの中へと放たれる。
今まで以上に多くの精が子宮を叩く感覚に、エルは爪先をひきつらせていた。
エルから引き抜かれた肉棒は、次の相手の前へと姿を現す。
「今度はラスティが、エルにお母さんのお手本を見せてあげないとね?」
「ふふふ〜♥️もちろんですよ〜♥️」
ラスティは嬉しそうにペロリと舌舐りをしてみせた。
レオンは膨らんだお腹を撫でながら、決して無理を掛けない様に優しく出し入れを繰り返す。
丈夫な魔物娘の身体は、もっと激しく突いても母子ともに平気なのだが、それと相手を気遣う事は別の話である。
今の優しい交わりは、妊娠する前の激しい交わりとは違った心地よさをラスティに与えてくれる。
レオンはラスティの胸へと手をやると、やはり優しく撫でてやる。
子供を宿した事で母乳で張り始めた胸を労う様に撫でる指先に、乳首も胸の先端でもっと弄って欲しいとばかりに膨らんでいく。
「こんな気持ちよさもあるんですね〜♥️」
ゴリゴリと突かずに、ラスティの中を隅々まで探る様なレオンの腰使いに、ラスティはすっかり虜になっていた。
その心地よさにラスティの頭がフワフワとしていた所へ、レオンの精が放たれる。
我が子で占められた子宮へ愛する男の精が染みていく感覚は、痺れる様な絶頂とは異なる甘露な快感であった。
心地よさに緩んだラスティの身体は、胸から母乳を噴き出しながら、ふるふると震えて子宮でも精を飲み干していく。
「ふゃ〜♥️わたしもこの子も、全身にレオンが染み渡っているみたい〜♥️」
二人が出した体液でドロドロになって、ラスティの顔は完全に蕩けてしまっていた。
「こんなにたくさんレオンの精を受けてたら、この子も産まれる前からレオンに夢中になっちゃうかも〜♥️」
エルもまだラスティと繋がっているレオンに抱き付くと、その頬へ思い切りキスする。
たっぷりとレオンの精を受けた二人は、身も心も満足しきっていた。
「わ〜♥️三人とも気持ち良さそう」
「店長はちゃんと二人とも平等に愛してるんだな」
「お腹の大きな二人をあれだけ満足させてあげるとか、さすが『ダブルドラゴンキラー』よね・・・」
店の竜達は三人の一部始終をこっそりと覗き見ていたのだが、ラスティとエルがたっぷりと精を受け取っている姿に見とれていた。
何名かは思わず自分の秘所を弄り始めていた程である。
一様に夫婦の淫らな交わりを羨ましく思いながら、同時に尊敬の念を確かにしていたのであった。
思わず一人のドラゴンが呟く。
「・・・私達もあんな強い男に巡り会いたいものだな」
「あたしはもう彼氏いるし〜♥️」
「なっ!ぼーっとしてると思ってたら、いつの間に・・・」
隣のワイバーンの意外な返事に、ドラゴンは思わず驚きの声を上げてしまう。
「この間『ツァイスで初めての竜騎士になりましょう』ってプロポーズされちゃった〜♥️」
「・・・こんな所で惚気話を始めるなよ」
「だいじょぶだいじょぶ♥️こんな大きな胸の持ち主に惚れない男なんて居ないわよ♥️」
「こら、もっ、揉むなあっ・・・!」
「あの子達も別に悪い子じゃないんだがなあ・・・」
レオンはかしましい扉の向こうのやり取りを、一応は気付かないふりをしていた。
今は現場を離れたとはいえ『ランタン』の斥候である。
仮に煩くなくても気付かない訳が無かった。
「良いじゃないですか〜きっとみんな、わたし達と同じ様に幸せになってくれますよ〜」
絶頂の余韻にくったりとしながら、ラスティは優しく彼女達を庇う。
「レオンとあたし達を見ているあの子達なら、きっとあたし達みたいにはならないよ〜」
エルもレオンの腕に抱き付いたまま笑顔を見せた。
ラスティもエルも、自分達の様な事を二度と繰り返したくないのだ。
二人とも、人と竜が共に幸せになれる事を、店で働く竜達に教えてやりたいのかもしれない。
「なら彼女達に、もっと見せなきゃいけないかな?」
そう言ってレオンはエルの頬にキスした。
その様子を見たラスティも跳ね起きる。
「あ〜!わたしも〜♥️」
「あたしもする〜♥️」
結局レオンはもう一度、二人に押し倒されたのであった。
こうしたレオン達の「教育」もあってか、『餓竜亭』からは竜騎手の夫婦が何組も生まれる事となった。
ドラゴニアとはまた違ったカルチャーを持ったツァイスの竜騎士達は、ツァイスという国にとっても欠かせない存在となっていく。
それは竜殺しを背負ってきたツァイスにとって、新しい時代の幕開けにもなっていったのである。
18/07/28 21:22更新 / ドグスター
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