追加シナリオ【月下の孤島に、嬌声は響く】
依頼主
孤島のメロウ
依頼内容
孤島のそびえ立つ断崖に作られた竜の巣・・・
そう、そここそドラゴンさんとその旦那さんの愛の巣ってわけね〜♪
それも、屋根がないから青姦よ、青姦!
メロウとしてはぜひその様子を観察したいんだけど、海の魔物である私たちはそこまで行けないからね〜・・・
というわけで、詳細なレポートをヨ・ロ・シ・ク♪
*********
満月が昇りきった夜・・・獣も眠る静かなこの時間に彼らの真の活動時間は始まる。
「ん・・・ちゅ・・・はふ・・・」
「・・・・・」
ドラゴンとその夫が彼女らのすみかで濃厚な口づけを交わしている。
一度離し合い、見つめあった後、再び口づけをした。
舌をからめ合ったり、舌を押し付け合ったり、舌を吸いあったりと、舌での接触を楽しむ。
「ん・・・んぅ」
ドラゴンがくぐもった声を上げる。
いつの間にか男の手が彼女の胸に伸びていた。
「相変わらず柔らかいな。また大きくなったか?」
「あんっ・・・母親と言うものはそういうものだ・・・」
そう言ってドラゴンはちらりと視線を洞窟の奥にやる。
そこには二人の娘が尾を股に挟んだり枕にしたり、自分の指をくわえて眠っているはずだ。
「ん・・・はぅ、そんなに胸を揉むな・・・ダメ・・・声、出ちゃう・・・ふぅん」
娘のことが気になり、自分の指を軽く噛んで声が出るのを抑えようとするドラゴンだが、そうしても喉の奥から熱い吐息がこみ上げてくるのを抑えられない。
また、自分もその快感を求めていた。
無意識のうちに、自分の胸を露わにする。
妻が求めているものを知り、夫は軽く微笑んで既に硬くなっている胸の頂点に指を這わせた。
くりくりと指先で乳首を転がす。
「あっ、あん! だめ・・・!」
いやいやをするように首を振ってドラゴンは夫の胸の中に崩れ落ちる。
そんな妻を抱きとめて夫は笑う。
「ふふ、かわいいな」
「か、可愛いって・・・陸の女王たる私に、そんなこと言うなぁ・・・」
「そうは言っても・・・」
夫はそう言いながら片手で妻の翼の付け根を指先でこすり、形の良く発達した尻を撫でまわした。
ドラゴン妻は目をきゅっと閉じて身体を震わせる。
「んっ・・・!」
「ほら、これで気持ち良くなってとろけてくれる君が最高に可愛いよ」
「んっ、あっ・・・はぁ、はぁ・・・お前だって」
夫の腕の中で愛撫を受けて荒い息をついているドラゴンがすっと手を動かす。
鱗におおわれ、岩をも砕く力を秘めた手が夫の肉棒を服越しに優しく撫で上がる。
そして器用に肉棒を取り出し、軽く握って緩やかに、リズミカルに扱きだした。
「こんなに大きくしているじゃないか・・・」
「それは君が可愛らしく乱れるから・・・」
「っ・・・、可愛いと言うなと言っているだろう、恥ずかしい・・・仕方がないな」
そう言いながらドラゴンは夫の腕の中から抜け出して膝をつく。
そしていきり立った夫の肉棒を舌でなめ上げた。
夫が声を漏らす。
「ふふふ・・・そんな歯が浮くようなことが言えないくらいに快楽づけにしてやろう」
そう宣言して、ドラゴンは夫の肉棒を口に咥えこんだ。
すぐに夫の顔に悦楽の表情が浮かぶ。
それを上目づかいで見たドラゴンは満足げににやりと笑った。
外からでは分からないが、ドラゴンの口内では舌が激しく肉棒を蹂躙している。
「どうした? まだ舌で愛しているだけだぞ? それなのにこんなにとろけて・・・お前も可愛いな」
「それは君がいやらしく舌を絡めるから・・・」
「ふふふ、いやらしく、な・・・陸の女王たる私が娼婦の様ないやらしいことをしている・・・相手がお前だからな・・・」
淫らな目で笑いながら陸の女王は再び肉棒を口で飲み込む。
舌だけの愛撫から今度はくちびるによる扱く愛撫が加わった。
じゅっぷ、じゅぷっ、じゅっぷと卑猥な水音が竜の巣に響く。
男の荒い吐息がそれに混じるが、混じっている声はそれだけでない。
肉棒を加えているドラゴンからもくぐもった声が漏れていた。
夫が悶えている様子に火がついたのか、彼女は右手を自分の秘所に伸ばし、かき回している。
「はっ・・・くぅ」
夫が切羽詰まった声を出したのを聴き、妻が勝ち誇ったような笑みを浮かべた。
彼の絶頂が近い・・・このまま一気に果てさせようとドラゴンは頭をさらに激しく動かそうとしたが、その目が見開かれる。
夫の手がドラゴンの尾を掴んでいた。
「・・・っ、ドラゴンを屈服させた者として、やられっぱなしって言うのは格好がつかないんだよな、夜の方でも・・・ほら、ここも弱いよね、君は・・・」
そう言って肉棒を扱くかのように夫は妻の尻尾を扱く。
「んんっ! んんんっ!」
ドラゴンが肉棒を咥えたままくぐもった悲鳴をあげ、悶えた。
快感を振り払うかのように口唇愛撫に集中しようとするが、頭の動きが目に見えて鈍くなっており、身体が震えて絶頂が近いことを示している。
だが、夫の方も先ほど妻が感知したとおり、ぎりぎりだった。
「くっ、そろそろ・・・!」
「んんっ!? あ、あ、あああああ!」
夫が限界を訴えたのと妻が絶頂を迎えたのと同時だった。
だが、ドラゴンは無意識のうちに右手で男の肉棒を扱きぬいていため、すぐに彼も射精する。
「ぐっ、ううううう!」
びゅるびゅると白濁の液が夫の下腹部からほとばしり、快楽でゆがんでいる妻の顔にかかる。
「あ、んふああ・・・ふふふ、いっぱい出したな」
舌を伸ばしてドラゴンは顔にかかった精液を舐める。
高貴なドラゴンが牡汁で顔をぐちゃぐちゃにされる・・・ドラゴンが征服されているという象徴に、征服している男も、征服されているドラゴンも興奮していた。
「もぅ・・・きてぇ・・・」
ドラゴンが四つん這いになって振り向きながら夫を誘う。
男に支配される、精をたっぷりと奥に注いで受精される、獣の体勢で・・・
「ああ、いくぞ・・・」
男はそう言って尾と一緒に物欲しそうにくねらせていた腰を抑えつけ、一度精を吐きだしてなお力を失っていない牡器官を、しとどに濡れそぼっている雌器官にめり込ませていった。
身体を弓なりに反らせ、ドラゴンが口から咆哮ではなく嬌声がほとばしらせる。
「ああああっ! いい! んあっ! あなたのたくましいのが入ってきてるのぉ!!」
いつの間にか夫への呼称もお前からあなたに変わっている。
もはや彼女は誇り高きドラゴンではなく、快楽と夫の精を望むただのメストカゲだった。
彼女の牝器官はしっかりと夫の肉棒を咥えこみ、内部の肉壁でぐじゅぐじゅとしゃぶる。
「行くよ・・・!」
夫は腰を突き出し、さらに妻の膣奥をえぐった。
奥まで達すると入口まで引き戻し、また、突き入れる。
そのたびに二人の結合部からじゅぷじゅぷっと卑猥な水音が立ち、肉と肉がぶつかりあう乾いた音も響いた。
男からの行動はそれだけではない。
上体を倒して乳房に手をかけ、その頂点をつねりあげる。
「あっ!? あ、あ、あああああ!」
膣からの、胸からの、そして音での刺激にドラゴンは髪を振り乱して嬌声をあげる。
「それじゃあ、もっと良くしてあげよう」
そう言って男はドラゴンの腰を抱え込んで立ちあがった。
「えっ? はひっ!?」
腰を持ち上げられてドラゴンも強制的に立ち上がらされた。
状態がぐたりと崩れ落ちそうになるのを、手を掴まれて後に引っ張られて止められる。
後ろ向きで男と繋がったまま、ドラゴンは直立の姿勢を強制された。
「はぁ、はぁ・・・んあっ!?」
荒い息をついていた彼女だったがふと我に返って眼の前の様子を良く見た。
彼女の眼前には満天の星空と、真っ黒な海と闇夜でもほのかに光る白い砂浜が広がっている。
つまりそのような開放的な場所で交わっている・・・その事実を突き付けられていた。
今まで乱れていて気付かなかったことに気づかされドラゴンは羞恥心で一気に顔を赤くする。
「いや・・・いやあぁ! ダメ、恥ずかしい・・・!」
「何をいまさら・・・ここが俺達の巣なんだから、ここで交わるのは初めてじゃないじゃないか」
「でも・・・でもぉ!」
確かに夫の言う通りではあるのだが、彼女はさらに気になることがあった。
普段は巣で横になって交わるのに、今は直立の姿勢を強制されている。
この状態だと、崖下や浜辺から自分の姿が見える可能性があるのだ。
そして、この孤島の海には他人の情事を覗き見ることを好むメロウもいたはずだ。
「やだ、やだぁ・・・見られちゃう・・・! 恥ずかしい・・・!」
「大丈夫さ。海のメロウもそこまで夜目は効きやしない」
妻の抗議を涼しい顔で受け流し、夫は再び肉棒で妻の蜜壺をかきまわす。
「んああっ! でも、見られているかも・・・しれないのにぃ! それなのに・・・あぁん! おまんこびりびりして気持ちいいのぉ!!」
見られているかもしれないと言うスリルがさらに心を高ぶらせたか、ドラゴンは無意識のうちに膣肉を収縮させる。
その変化を肉棒で感じ取り、おもわず男は声を漏らした。
「くっ、もう・・・我慢、できそうにないっ・・!」
「ああ、出して! たくさん出して! 私を、孕ませてぇ! ああんっ! わたしもぉ・・・ふああ、イキそうなのぉ!」
後ろから激しく突かれながら、ドラゴンも自ら腰を前後左右に弾ませて快楽をむさぼる。
とどめと言わんばかりの激しい交わり合いをし、すぐに二人の身体が限界を迎えた。
「ああ、あなたぁああ! 死ぬっ! 死んじゃうぅっ!」
「・・・くっ、出すぞ!」
「来てっ、来てええぇ!!」
月下の孤島に二人の嬌声が響き渡った。
「バカ・・・本当に見られていたら、どうするつもりなんだ・・・」
夫の胸の中で胎児のように丸くなりながら、ドラゴンは頬を膨らませてぽつりとつぶやく。
絶頂を過ぎるとこみ上げてくるのは羞恥心と一抹の不安。
あんなに見られるかもしれないという恐怖で乱れるだなんて、そして本当に見られたりしていないか、と思って・・・
「ま、まぁ大丈夫だと思うぞ。君はこの位置から海にいるメロウを確認することができるか?」
自分の胸で丸くなっている妻の頭や背中を落ち着かせるように撫でながら夫は言う。
「だが、もし・・・!」
「その時はその時だな。俺がなんとかするさ」
なおも気にする妻に夫は軽く笑いかける。
その笑顔を見てようやくドラゴンも落ち着いたようだった。
落ち着いて考えれば、彼が言った通り海から自分たちが見えるはずがないし、この時間にこの竜の巣にわざわざやってくるハンターもいないだろう。
そう自分を納得させることにした。
「ありがとう・・・ふわぁ、激しかったから眠くなってきたぞ・・・」
「ああ、俺もだ・・・はふぅ」
二人揃って大あくびをする。
互いのぬくもりを感じながら、二人は寝るあいさつを交わし、温かな眠りの世界に堕ちていった。
*********
「ああん♪ なんて情熱的でえっちぃのかしら♪ しかも官能小説見たいに書いてくれるだなんて、気が効くわね!」
「うん、そっちの方が書きやすかったのよ」
孤島の岩陰で・・・メロウがステラを称賛する。
今回の依頼をしたメロウに、ドラゴンとその夫の交わりを記したレポートを渡してクエストの報告をしていたところだ。
「本当にありがとうね。追加報酬としてあたしの血をたっぷりあげるわね♪」
「ふふふ、どうもありがとう」
++++++++
+Quest Clear!+
++++++++
孤島のメロウ
依頼内容
孤島のそびえ立つ断崖に作られた竜の巣・・・
そう、そここそドラゴンさんとその旦那さんの愛の巣ってわけね〜♪
それも、屋根がないから青姦よ、青姦!
メロウとしてはぜひその様子を観察したいんだけど、海の魔物である私たちはそこまで行けないからね〜・・・
というわけで、詳細なレポートをヨ・ロ・シ・ク♪
*********
満月が昇りきった夜・・・獣も眠る静かなこの時間に彼らの真の活動時間は始まる。
「ん・・・ちゅ・・・はふ・・・」
「・・・・・」
ドラゴンとその夫が彼女らのすみかで濃厚な口づけを交わしている。
一度離し合い、見つめあった後、再び口づけをした。
舌をからめ合ったり、舌を押し付け合ったり、舌を吸いあったりと、舌での接触を楽しむ。
「ん・・・んぅ」
ドラゴンがくぐもった声を上げる。
いつの間にか男の手が彼女の胸に伸びていた。
「相変わらず柔らかいな。また大きくなったか?」
「あんっ・・・母親と言うものはそういうものだ・・・」
そう言ってドラゴンはちらりと視線を洞窟の奥にやる。
そこには二人の娘が尾を股に挟んだり枕にしたり、自分の指をくわえて眠っているはずだ。
「ん・・・はぅ、そんなに胸を揉むな・・・ダメ・・・声、出ちゃう・・・ふぅん」
娘のことが気になり、自分の指を軽く噛んで声が出るのを抑えようとするドラゴンだが、そうしても喉の奥から熱い吐息がこみ上げてくるのを抑えられない。
また、自分もその快感を求めていた。
無意識のうちに、自分の胸を露わにする。
妻が求めているものを知り、夫は軽く微笑んで既に硬くなっている胸の頂点に指を這わせた。
くりくりと指先で乳首を転がす。
「あっ、あん! だめ・・・!」
いやいやをするように首を振ってドラゴンは夫の胸の中に崩れ落ちる。
そんな妻を抱きとめて夫は笑う。
「ふふ、かわいいな」
「か、可愛いって・・・陸の女王たる私に、そんなこと言うなぁ・・・」
「そうは言っても・・・」
夫はそう言いながら片手で妻の翼の付け根を指先でこすり、形の良く発達した尻を撫でまわした。
ドラゴン妻は目をきゅっと閉じて身体を震わせる。
「んっ・・・!」
「ほら、これで気持ち良くなってとろけてくれる君が最高に可愛いよ」
「んっ、あっ・・・はぁ、はぁ・・・お前だって」
夫の腕の中で愛撫を受けて荒い息をついているドラゴンがすっと手を動かす。
鱗におおわれ、岩をも砕く力を秘めた手が夫の肉棒を服越しに優しく撫で上がる。
そして器用に肉棒を取り出し、軽く握って緩やかに、リズミカルに扱きだした。
「こんなに大きくしているじゃないか・・・」
「それは君が可愛らしく乱れるから・・・」
「っ・・・、可愛いと言うなと言っているだろう、恥ずかしい・・・仕方がないな」
そう言いながらドラゴンは夫の腕の中から抜け出して膝をつく。
そしていきり立った夫の肉棒を舌でなめ上げた。
夫が声を漏らす。
「ふふふ・・・そんな歯が浮くようなことが言えないくらいに快楽づけにしてやろう」
そう宣言して、ドラゴンは夫の肉棒を口に咥えこんだ。
すぐに夫の顔に悦楽の表情が浮かぶ。
それを上目づかいで見たドラゴンは満足げににやりと笑った。
外からでは分からないが、ドラゴンの口内では舌が激しく肉棒を蹂躙している。
「どうした? まだ舌で愛しているだけだぞ? それなのにこんなにとろけて・・・お前も可愛いな」
「それは君がいやらしく舌を絡めるから・・・」
「ふふふ、いやらしく、な・・・陸の女王たる私が娼婦の様ないやらしいことをしている・・・相手がお前だからな・・・」
淫らな目で笑いながら陸の女王は再び肉棒を口で飲み込む。
舌だけの愛撫から今度はくちびるによる扱く愛撫が加わった。
じゅっぷ、じゅぷっ、じゅっぷと卑猥な水音が竜の巣に響く。
男の荒い吐息がそれに混じるが、混じっている声はそれだけでない。
肉棒を加えているドラゴンからもくぐもった声が漏れていた。
夫が悶えている様子に火がついたのか、彼女は右手を自分の秘所に伸ばし、かき回している。
「はっ・・・くぅ」
夫が切羽詰まった声を出したのを聴き、妻が勝ち誇ったような笑みを浮かべた。
彼の絶頂が近い・・・このまま一気に果てさせようとドラゴンは頭をさらに激しく動かそうとしたが、その目が見開かれる。
夫の手がドラゴンの尾を掴んでいた。
「・・・っ、ドラゴンを屈服させた者として、やられっぱなしって言うのは格好がつかないんだよな、夜の方でも・・・ほら、ここも弱いよね、君は・・・」
そう言って肉棒を扱くかのように夫は妻の尻尾を扱く。
「んんっ! んんんっ!」
ドラゴンが肉棒を咥えたままくぐもった悲鳴をあげ、悶えた。
快感を振り払うかのように口唇愛撫に集中しようとするが、頭の動きが目に見えて鈍くなっており、身体が震えて絶頂が近いことを示している。
だが、夫の方も先ほど妻が感知したとおり、ぎりぎりだった。
「くっ、そろそろ・・・!」
「んんっ!? あ、あ、あああああ!」
夫が限界を訴えたのと妻が絶頂を迎えたのと同時だった。
だが、ドラゴンは無意識のうちに右手で男の肉棒を扱きぬいていため、すぐに彼も射精する。
「ぐっ、ううううう!」
びゅるびゅると白濁の液が夫の下腹部からほとばしり、快楽でゆがんでいる妻の顔にかかる。
「あ、んふああ・・・ふふふ、いっぱい出したな」
舌を伸ばしてドラゴンは顔にかかった精液を舐める。
高貴なドラゴンが牡汁で顔をぐちゃぐちゃにされる・・・ドラゴンが征服されているという象徴に、征服している男も、征服されているドラゴンも興奮していた。
「もぅ・・・きてぇ・・・」
ドラゴンが四つん這いになって振り向きながら夫を誘う。
男に支配される、精をたっぷりと奥に注いで受精される、獣の体勢で・・・
「ああ、いくぞ・・・」
男はそう言って尾と一緒に物欲しそうにくねらせていた腰を抑えつけ、一度精を吐きだしてなお力を失っていない牡器官を、しとどに濡れそぼっている雌器官にめり込ませていった。
身体を弓なりに反らせ、ドラゴンが口から咆哮ではなく嬌声がほとばしらせる。
「ああああっ! いい! んあっ! あなたのたくましいのが入ってきてるのぉ!!」
いつの間にか夫への呼称もお前からあなたに変わっている。
もはや彼女は誇り高きドラゴンではなく、快楽と夫の精を望むただのメストカゲだった。
彼女の牝器官はしっかりと夫の肉棒を咥えこみ、内部の肉壁でぐじゅぐじゅとしゃぶる。
「行くよ・・・!」
夫は腰を突き出し、さらに妻の膣奥をえぐった。
奥まで達すると入口まで引き戻し、また、突き入れる。
そのたびに二人の結合部からじゅぷじゅぷっと卑猥な水音が立ち、肉と肉がぶつかりあう乾いた音も響いた。
男からの行動はそれだけではない。
上体を倒して乳房に手をかけ、その頂点をつねりあげる。
「あっ!? あ、あ、あああああ!」
膣からの、胸からの、そして音での刺激にドラゴンは髪を振り乱して嬌声をあげる。
「それじゃあ、もっと良くしてあげよう」
そう言って男はドラゴンの腰を抱え込んで立ちあがった。
「えっ? はひっ!?」
腰を持ち上げられてドラゴンも強制的に立ち上がらされた。
状態がぐたりと崩れ落ちそうになるのを、手を掴まれて後に引っ張られて止められる。
後ろ向きで男と繋がったまま、ドラゴンは直立の姿勢を強制された。
「はぁ、はぁ・・・んあっ!?」
荒い息をついていた彼女だったがふと我に返って眼の前の様子を良く見た。
彼女の眼前には満天の星空と、真っ黒な海と闇夜でもほのかに光る白い砂浜が広がっている。
つまりそのような開放的な場所で交わっている・・・その事実を突き付けられていた。
今まで乱れていて気付かなかったことに気づかされドラゴンは羞恥心で一気に顔を赤くする。
「いや・・・いやあぁ! ダメ、恥ずかしい・・・!」
「何をいまさら・・・ここが俺達の巣なんだから、ここで交わるのは初めてじゃないじゃないか」
「でも・・・でもぉ!」
確かに夫の言う通りではあるのだが、彼女はさらに気になることがあった。
普段は巣で横になって交わるのに、今は直立の姿勢を強制されている。
この状態だと、崖下や浜辺から自分の姿が見える可能性があるのだ。
そして、この孤島の海には他人の情事を覗き見ることを好むメロウもいたはずだ。
「やだ、やだぁ・・・見られちゃう・・・! 恥ずかしい・・・!」
「大丈夫さ。海のメロウもそこまで夜目は効きやしない」
妻の抗議を涼しい顔で受け流し、夫は再び肉棒で妻の蜜壺をかきまわす。
「んああっ! でも、見られているかも・・・しれないのにぃ! それなのに・・・あぁん! おまんこびりびりして気持ちいいのぉ!!」
見られているかもしれないと言うスリルがさらに心を高ぶらせたか、ドラゴンは無意識のうちに膣肉を収縮させる。
その変化を肉棒で感じ取り、おもわず男は声を漏らした。
「くっ、もう・・・我慢、できそうにないっ・・!」
「ああ、出して! たくさん出して! 私を、孕ませてぇ! ああんっ! わたしもぉ・・・ふああ、イキそうなのぉ!」
後ろから激しく突かれながら、ドラゴンも自ら腰を前後左右に弾ませて快楽をむさぼる。
とどめと言わんばかりの激しい交わり合いをし、すぐに二人の身体が限界を迎えた。
「ああ、あなたぁああ! 死ぬっ! 死んじゃうぅっ!」
「・・・くっ、出すぞ!」
「来てっ、来てええぇ!!」
月下の孤島に二人の嬌声が響き渡った。
「バカ・・・本当に見られていたら、どうするつもりなんだ・・・」
夫の胸の中で胎児のように丸くなりながら、ドラゴンは頬を膨らませてぽつりとつぶやく。
絶頂を過ぎるとこみ上げてくるのは羞恥心と一抹の不安。
あんなに見られるかもしれないという恐怖で乱れるだなんて、そして本当に見られたりしていないか、と思って・・・
「ま、まぁ大丈夫だと思うぞ。君はこの位置から海にいるメロウを確認することができるか?」
自分の胸で丸くなっている妻の頭や背中を落ち着かせるように撫でながら夫は言う。
「だが、もし・・・!」
「その時はその時だな。俺がなんとかするさ」
なおも気にする妻に夫は軽く笑いかける。
その笑顔を見てようやくドラゴンも落ち着いたようだった。
落ち着いて考えれば、彼が言った通り海から自分たちが見えるはずがないし、この時間にこの竜の巣にわざわざやってくるハンターもいないだろう。
そう自分を納得させることにした。
「ありがとう・・・ふわぁ、激しかったから眠くなってきたぞ・・・」
「ああ、俺もだ・・・はふぅ」
二人揃って大あくびをする。
互いのぬくもりを感じながら、二人は寝るあいさつを交わし、温かな眠りの世界に堕ちていった。
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「ああん♪ なんて情熱的でえっちぃのかしら♪ しかも官能小説見たいに書いてくれるだなんて、気が効くわね!」
「うん、そっちの方が書きやすかったのよ」
孤島の岩陰で・・・メロウがステラを称賛する。
今回の依頼をしたメロウに、ドラゴンとその夫の交わりを記したレポートを渡してクエストの報告をしていたところだ。
「本当にありがとうね。追加報酬としてあたしの血をたっぷりあげるわね♪」
「ふふふ、どうもありがとう」
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11/07/26 02:20更新 / 三鯖アキラ(旧:沈黙の天使)
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