周りをみれば、皆家族
・・・とりあえずアルさんを小屋の中に引きずり込み、目の前で向かい合うように互いに正座している状態まで持ち込めた、ここからどうするか。
そうだ、まずは何処から見ていたか聞こう!もしかしたら見上げた時ちょうど見られたのかもしれない!
「えっと・・・ど、何処から見てましたか?」
「あー、えーっと・・・扉を開いて中を覗いてた所から」
「最っっっっ初からじゃないですかぁぁぁぁ!!!うわーーーーん!」
最後の希望が崩れ落ち、おもわず四つん這いになって床を懇親の力で叩きながら涙をポロポロ落とす私。
「ちょっと、霞さん!?」
「な、なんで私が窓見た時に見つからなかったんですかぁ!」
「あ、気配を消して地面に寝そべっていたんだ」
下も見ろよ私ィィィィィィィィ!!!!
どうする、どうすれば関係を修復出来るの!?知能が低いのはわかってるケド考えなさい私!
そう!皆シテル事って言えばいいの!ごまかせる!
「あ、えっと、あのっ!あ、アレはですね、魔物娘の間で流行っている健康法で、棒を咥える事で顎を鍛えて、健康になるって言うっ!」
目が泳いでいるのもテンパっているのもわかります、でもお願いだからっ!
「・・・スライム系ってそういう鍛えるの必要ないんじゃ」
「あー、えー、ソウデシタネー!」
誤魔化せないぃぃぃぃぃぃ!!!!
あああああああ!折角他の皆に根回し(スライムゼリーおすそ分け)してアルさんに手を出さないように頼んでいて、ゆっくりと恋愛して恋人になる私の計画がァァァァ!
いぃぃやぁぁあああああああああああああああああああああああああ!
直視できない、アルさんを直視できない。
なんで?どうして回数を増やす度に抑えが効かなくなるの?
初めの時は心がぽかーと温まっただけだったのに回数を重なる度にアルさんの汗が大好きになって、止められなくなって、欲しくなって・・・。
「なんで・・・見つかっちゃうのよ・・・」
「霞さん・・・」
優しいその声が今は棘となって突き刺さる。
針に返しが幾重にも連なった様な刺が何本も何本も、ぐさぐさと。
「脱いでください」
「えっ」
「下着以外脱いでください!女性に恥をかかせたんですから貴方も恥かいてください!」
「あっ、えっ、あっはい」
「早く!」
「了解!!」
もうこうなったら流れに身を任せてそのままアルさんも道連れにしてしまえ!
私が強い口調で言ったからなのかアルさんは素早くシャツとズボンを脱いだ。
しかも丁寧に畳んで置いている。
それにしてもなんて逞しいというか、あぁすごい男らしさがなんかすごい。
力を入れてないのに腕のこの筋肉なんて・・・はぁ....はぁ。
「ぬ、脱いだぞ」
「よろしい」
もうここまで来たらアルさんはまな板の上の黒鯛、しっかり辱めちゃうんだから。
「むふー、乙女に恥をかかせたアルさんに問題です。私達スライム属の食事はなんでしょうか」
「ん?色々じゃないか?俺達と一緒に食事取ってたし」
「残念、間違えです。確かに私達はお肉やお野菜も食べて吸収することが出来ます・・・がそれはあくまで本来の食事を確保するまでの言ってしまえば副菜」
アルさんの逞しい肉体を眺めながら、今直ぐ飛びついて襲いかかりたい衝動をどうにか押さえつけて、アルさんの周りをぐるぐるとゆっくり動く。
身体を動かしていないとこの衝動に勝てそうにない。
「本当の食事は男性の、体液」
「体液?」
「そうです、汗や唾液・・・私は違いますけど個体によっては尿等も好きみたいです。つまり、ついさっきまで運動していてこうして素肌を晒しているアルさんは私にとってごちそうなんです」
もう隠したって仕方がない、後は私達を女にした魔王様を信じて流れていくだけ。
「なので、おねがいします...あなたの汗を私にご馳走してくれませんか?」
アルさんは目を閉じて少し考え、恥ずかしそうに静かに頷いてくれた。
「ありがとうございます...そして、いただきますね」
目の前に広がる大きな背中、ゴツゴツとしていて私の身体とは正反対に堅い。
筋肉の一つ一つの溝に他の魔物娘じゃ判別がつかない位の汗が溜まっている、それを舌で舐めて頂く。
ぺろり、と僅かに舐めただけで全体を駆け巡る幸福感。
初めは焦らすように舐めていこうと思ったが無理なのは明白だった。
舌で小さく舐めていくのが煩わしくなって両手でも吸収していく。
首元や腹筋、指も咥えて舐めとる・・・自分の息が荒く、熱くなっていく。
アルさんはじっとしていて、時々くすぐったいのか声を漏らす。
その反応が楽しくて頂く以外でも舐めてしまう。
「あの...腕を...上げてくれますか」
「あぁ・・・わかった」
腕を上げてもらってその、上げる瞬間に広がる臭いで一瞬立ち眩んでしまうがそのまま脇にしゃぶりつく。
身長差で私が背伸びをして顔を上げると調度良くアルさんの脇の所に私の口が届いてくれる。
「ぺろ、じゅる...はむっ...んく.......ぷはっ、あむっ!じゅるる....」
お腹や腕とは比較にならない程の濃厚な味、切り揃えられている脇の毛がタップリと汗を貯めこんでくれていて美味しい。
熱中しすぎて毛を抜いてしまわないように気をつけないと。
もっと、もっと味わいたい!そう思いながらアルさんの脇を卑しく貪っていた私はいつの間にかアルさんに横から抱きつくようにして身体を密着させ、股をアルさんの太ももにこすりつけてしまっていた。
あぁ、もうこの破廉恥ぬれおなご!等と自分を軽蔑しながらも口を止められなかったその時、アルさんのアレが大きくなっていることに気がついた。
下着の上からでも十分に分かるその立派な太さ長さ剛直さ...欲しい、今直ぐ下着を下ろしてお目にかかりたい。
でもだめ、そっちに手を付けたらもう・・・この美味しい場所に戻れなくなってしまう。まずはこの前菜を食べ終わってから、それからあの肉棒を食べよう、まずはこのサラダを...。
「もう、片方の脇...いいですか」
アルさんは目を合わせてくれないが、呼吸が幾らか荒くなっていて僅かにもう片方の腕を上げていた。
「す、好きにしてくれ...」
そう言われたら好きにするしか無いじゃないですか。
片手でもう少しだけ腕を上げさせて、丁度腕と身体で私の顔を固定出来る位まで隙間を広げて口を大きく開き、脇の美味しい所を一口で含んでしまいたかったがいかんせん広くて全体の4分の3までしか咥えることが出来なかったがまあいい。
顔はそのままで、衣服の前をはだけさせてアルさんの脇腹を胸で挟もうとするが厚すぎて胸を押し付けるような状態になってしまう。
筋肉に乳首が触れる度、まるで媚薬を身体に溶かしこんで塗りたくったかと錯覚するほどビンビンに隆起している、身体を前に押しこむだけで乳首が私の身体の中にずぶずぶと押し込まれてしまう。
太ももも立派過ぎて私では押し付けるしか出来ない、本当に逞しい身体...このキャラバンで一番筋肉があるんじゃないかしら。
ちらりと視線を動かすと、アルさんの乳首が見えたので届く右手でつんつんと弄る。
ここは感じないのかあまり反応は無いけれど、少しずつ膨らんできてくれたのが嬉しくてクニクニと弄ってしまう
顔を男性の脇にねじ込んで舐めたりワキ毛をモグモグとしゃぶったまま、男性の乳首を弄り、自分の胸や秘部をを押し付ける。
こんな事をする女の何処がお淑やかなのだろうか、貞淑のての字も砂粒たりとも存在していないじゃない。
「あむっ...んん....れろっ、じゅる...ぷはっ...もう少し、もう少しだけ我慢して下さいね...こちらの脇が終わりましたら...貴方様の下着を脱がさせていただきますので」
言ってしまった、もう止められないし、早く行きたいからと舐めとる速さが初めの脇とは比べられないほど早くなっている。
「はぁ、はぁ...はぁはぁ...お、終わりました」
「・・・そ、そうか」
脇を舐め終わって、身体の疼きはもっと深い物になってしまったがとりあえず少しの間話す位なら押さえ込めそうなので一旦話す事に持ち込む。
ちらりと顔を見ると、首が左90度位ぐるんと固定したままで私の方を見ていないようなので急いではだけてる着物を直して、アルさんの上げられている腕を下ろす。
それでもアルさんはこっちを見てくれない。
「あの...ごめんなさい、気持ち悪いですよねいきなり身体を舐めて、脇に顔を押し付けて一心不乱に貪っていた女なんて・・・」
「違う、そうじゃない」
「えっ」
「はずかしくてどんな顔をして君を見ればいいかわからない」
よく見ると耳が熱して叩く直前の鋼の様に赤くなっている。
本心としてはどんな顔をしているのか回りこんでみたいところだけど。
「アルさん、このまま私を抱きしめてください」
私はアルさんと向かい合ったまま身体を少し押し付け、顔は横に向けたままピタリと貼り付く。
抑えきれなくなるのでアルさんの男根には触れないようにしながらではあるが
「こうすればアルさんは前を向けますし、私はアルさんの顔が見えませんから」
「本当に霞さんはやさしいな」
私の腕が何本も揃って漸く同じ太さで、今いるこの小屋と同じくらいの大きさの魔界豚を投げ飛ばす豪腕は優しく私を包んでくれる。
アルさんの鼓動が聞こえてくる、早く、ルルーさんの鍛冶の鞴のように力強くアルさんの血液が巡っているのが分かる。
「・・・この後が嫌でしたら、私を突き飛ばしてください」
私を包む体が一瞬ぴくりと動いた。いいのだ、私が押さえつけてはダメだ。
「追いかけたりしませんし、体の火照りは外にいる他の気に入った魔物娘に言えば慰めてもらえるはずです」
「お、俺は・・・霞さんがいい」
ぎゅっと力強く、けれど苦しくない心地よい強さ、優しさ。
「もう、後戻りできませんよ?」
「構わない」
「私、さっきよりもはしたなくなりますよ」
「それは・・・ちょっと見てみたい」
してもらっているように私も腕を回そうとする。
けれど全然届かなくて壁の縁に両手の先を引っ掛けてるみたくなる。
改めてその大きさを知らされる、これから守られることになって、奉仕する方の大きさを。
「なら、私の事は呼び捨てにしてください」
「...わかった、霞」
「それと・・・」
「だ、旦那様って呼んでもいいですか?つまり...本当に夫婦になるということで...」
僅かな沈黙、思わず目を瞑り指先に力を入れてしまう。
「それで、頼む」
もし私が獣のたぐいなら、人なら、この瞬間全身の毛が逆立っていただろう。
思わず嬉しくなって顔を上げる。
「はいっ!旦那様っ!んぐっ!?...♪」
顔を上げた瞬間、私は唇を奪われていた。
そのことがわかった時、私は静かに目を閉じた。
旦那が居る他の魔物娘との話に聞いていたようなお互いの口に舌をねじ込んで貪り合う様なものではなく、唇と唇を合わせるだけの接吻。
舌を旦那様の口へ入れることも出来た、けれどそんな事をしてしまうのは・・・無粋だ。
ほんの数秒だったけれども、さっきまでの体を舐めていた時間より長く感じられた。
そしてゆっくりと離れていく。
「嫌、だったか?」
「むしろ逆です、また後で...今度は長くお願いします」
「あぁ・・・」
何処までこの人は優しいのだろうか。
この人で良かった、何処までもこの人に付いていこう。
マグマや海の中でない限り何処までも行ける。
「それでは、失礼しますね」
膝立ちになって丁度いい高さに旦那の下腹部が来る。
下着の裾に指を掛けてゆっくりと、恐る恐る持ち上げる。
その隙間から漏れてくる精の臭いに思わず喉がなってしまう。
心臓は無いが、あるならドクドクと周りに聞こえるほどうるさくなっていただろう。
引っ掛けてしまって痛くならないように、何より私自身が暴走しないようにゆっくりと精の臭いに体を慣らしていく。
・・・そろそろ、ダイジョウブカナ
「・・・ごくりっ」
意を決して下着を一気に下ろす。
失敗だった、もっとゆっくりとやるべきだった。
「す...ごい...」
視界を占領するのは旦那様のモノ、私の顔の長さより長く、おろした時の勢いでペチンとおでこにぶつかった。
一瞬何が当たったのか判らなかったが視界の物を理解したのと同時に理解した。
インキュバスになった殿方の物はそれこそ大きくなるのは聞いていたけれども人間の時でこのサイズは・・・。
さっき想像で作った旦那様のムスコは血がたぎる前の物だったのでは無いだろうか?
驚きで吸った空気に精が混じり、興奮してまた息をする、今度は荒くなって多く吸う。
その繰り返しであっという間に私の思考はドロドロに溶かされてしまう。
「し、しつれいしま...す」
半ば程に舌の先を付け、ゆっくりと先端に向けて這わせていく。
長い、太い...逞しい血管の段差と臭いでクラクラする...私の肘から先より長い、私の腕より太い。
そのまま裏筋の硬さで舌が分けられる感触を数回往復して楽しみ、頂点に達する前で一度止まる。
見つめているのは鈴口にぷっくりと玉になっている透明な液体の玉。
大剣に両手の指先を添えて、すりすりと細工を施すように触れる。
そして自分が出来る限りのえっちな顔を旦那様に向ける。
「旦那様、焦らしてしまい申し訳ありません...ですがこの我慢汁を舐めた瞬間、止まらなくなってしまうと思いますので旦那様も欲望を吐き出してくださいませ」
「はぁ...はぁ...」
無言は肯定。
さようなら今までの私
恐る恐る、恐怖半分で舌を伸ばし我慢汁に近づける
ぴと
目を見開き、秘部からどばどばと液体が溢れていく。
全身が軽く痙攣し・・・あぁもうめんどくさい。
じゅぼっぐっぽごぽっ、じゅるるるるるるるるるる...んぽっ!
おいしぃ、おちんちんおいしぃ
人間の形で扱くと半分程しか口の中に入ってくれない、けど逆に言えば目一杯突っ込める。
苦しさなんて無いそれよりも私の肩を掴んで目を瞑り、歯を食いしばっている旦那様が気になる。
「っん...ぷはぁっ、旦那様...痛かったり苦しかったら言ってくださいね」
「だい...じょうぶ、すまん気持ちよすぎてな...」
うれしい、わたしの口で旦那様が喜んでくれている!
もう一度咥えようとした所で一旦止まる、見つめるのはまた我慢汁そして顔を横に倒して眺める旦那様の長さ。
これだけ長ければ・・・そう思って根本で尿道を締め、ゆっくりと前にズラしていく。
「あぁ...すごいです♪」
出てくる出てくる、透明なおツユがこれでもかと。
ねっとりと糸を引きながら床に落ちそうなそれを床に体を伸ばして受け止める。
無駄になんかしてたまりますか。
それでも鈴口に貯まる汁をふと指先でつつき、引っ張る。
出来たのは光に反射して角度を変えると輝く細い糸。
今度は人差し指と親指で挟み、離すすると指の間に同じように糸が出来る。また付けて離す、指を目一杯広げても途切れることのない素敵な糸、まるでクモの糸。
思わず人差し指と親指の間に舌を伸ばし、口の中に指を入れた後、舌を摘んでそのまましゃぶる。
ゾクゾクとした快感が、ピリピリとした刺激が舌を喜ばせる。
また指を口に入れて舌を挟んでしゃぶる、まだ味が残っている!
...おっと、いけないいけない自分の快楽だけじゃなくてきちんと旦那様を悦ばせなければ。
「あら?」
旦那様の魔羅は触れてもいないのにぴくん...ぴくんと上下していてその姿は綱で押さえつけられている突進寸前の魔界豚の様で。
上目遣いで見れば旦那様も呼吸を荒くして耐えている様子。
「うふふ、自分の体液が美味しく頂かれる様子を見て興奮してくださったのですか?」
「う・・・」
どうやら旦那様は痴女行為を見ると興奮するようで・・・堕落神様、魔王様、この運命ありがとうございます。
「旦那様、私達スライム属は他の生物で言う骨、というものが存在しません。言わば肉袋水袋・・・ですから普通の魔物娘では貴方様のこの腕より大きな物は一苦労でしょうが...私なら全てこの体に収められますよ?」
ここで途切れさせてはいけない、そのまま続ける。
「ここまで大きいと収める時に扱くのも大変だったでしょう?ですが私なら全て飲みこみ、溢れる汁という汁を全て吸収できますので部屋を汚す事がありません...ひゃぁ、とうそ」
口に両手の人差し指中指を突っ込んでギリギリまで広げ、舌をねっとりと動かしてその存在を魅せつける。
また私の肩に手を乗せてくれる。
さぁ、この大きな物を私にねじこんでぇ♪体中であなたを感じたいのぉ♪
目をハートにしながら旦那様の口から紡ぐ音を一音逃さず聞こうとする。
「霞・・・俺は、君を乱暴に扱いたくない・・・今回は君のペースでやってくれ・・・ないか?」
ここまで魔物娘に良いようにされながらもそれでも気遣うそのお心。
他の魔物娘や見ている人がいたらいい加減煩わしく感じる領域です、燻ってた心が変に冷えてしまいました。
でも、それが心地いい...。
旦那様の後ろにそっと、私の体を広げる。
「旦那様は...どこまでお優しいのですか、一歩後ろに下がってくださいますか?」
「わかっ、うおっ!?」
最大限にヌトヌトにした私の体を踏んだご主人様は盛大に倒れる。
もちろん私の体で受け止めます。
仰向けに寝転ぶ状態になった旦那様の隣にそっと立つ。
「分かりました、私の体が何処まで出来るのか...そのお体と魂に教えこませていただきます」
両足を太ももの位置まで液状化させ旦那様の腹部に立ち、股を見せつけるように後ろを向いて肉棒を両手で掴む。
「初めては口で行きます...」
体勢を整えて左手は益荒男を、右手は私の女性器に、下半身を液状の体で浮かせて旦那様には私の股とご自身の物が飲み込まれる光景が見えるように。
飲み込むのが見えるように鈴口に口づけをしてゆっくりと、歯、舌、口蓋垂...その先は他の生物には存在しない壁、それを押し広げて出来上がる半液状の洞窟。
進む度に先端から溢れ出る汁は言ってしまえば肉棒と私の間に膜を作り、それがまた、染みこんで極上の・・・もう言い切れません。
見せつけるためにとは言えゆっくりと飲み込んだら数十秒かかってしまった。
ちゃんと見てくださっていますでしょうか・・・。
それにしても、何度思っても飽きないほど美味しい、今まで食事として食べてきた物がちっぽけに思えてくる。
本当はこのまま先端から根本まで動いて扱きたいですがもう離れたくありませんので最終手段を使うことにしました。
スライムだからこそ出来る事、天下の淫魔達にも出来ない技術。
ある場所は堅くなめらかな小さい突起がうごめくツボ押し、ある場所は螺旋に捻れて快楽を、ある場所はイソギンチャクのように細長い繊毛の濁流で、今まで未来の旦那様のためにテンタクルの夫達が書いた「触手のススメ初級編」で学んだことを実戦します!
「うぐっぅ!?」
始めた直後から旦那様の腰が暴れだし、連動して私の中もしっちゃかめっちゃかにされてしまいそれだけで何度も絶頂を迎えてしまう。
あぁ、聞きたいどれだけ気持ちいいのか聞いてみたいぃ!
それにしても、旦那様は我慢強い方です...本ではこれほどの事をすれば数回は吐き出してしまうと書いていたのですが...私の修行不足なのでしょうか。
アソコが疼いてしょうがなく、見せつけていた右手でくちゅりくちゅりと穿り始めると中から作ろうとも考えていなかった液体がドロドロと流れだし私の指を、手のひらを、手首を伝って旦那様に落ちていく。
それは見ていなくてもポタポタという音で分かってしまう、あぁ、なんてはしたないのかしら!
「霞...」
旦那様の消えそうな声に全身の動きを止める。
「あ、すまん...やめて欲しかったんじゃない。もっと、お前のエッチな姿を見せて...ほしいんだ」
その刹那私は旦那様を咥えるのをやめて引き抜く、これだけでもまたイッてしまいビクンビクンと痙攣する。
「はぁ...はぁ...はぁ...はぁっはぁ、分かりました...初めては口・・・なんてえっちじゃありませんでしたね。」
身体の向きを変えて旦那様を見下ろす形になる。
快楽で赤く染まった顔とその肉体。
瞳にあるのは期待っ!
旦那様、貴方は...軽度の被虐趣味でございますね?
助平な言葉回しと犯されてしまう事に軽く興奮を憶える、覚えました。
それなら・・・
両足をほぼ水平になるまで開き、上半身の重心を後ろに下げて傾けそれを片手で支え、残った片手を秘部に...人差し指と薬指で見えやすく広げて中指でゆっくりかき混ぜる様子を見せつけ、唇に舌を這わせる。
「見てください、今からぁ...ここに旦那様の逞しくて他の魔物娘じゃ悲鳴を上げてしまうようなおちんぽが入るんですよ...いいですか?」
こくこくと頷く旦那様。
私も頷いてゆっくりと立ち上がり、旦那様の物に跨ってゆっくりと腰を下ろしていく。
とうとう亀頭と私のアソコが触れ合って、極上の珍味を味わうように亀頭が私の中に入り込みました。
「っ〜〜〜〜♪、っ〜〜〜〜〜〜〜〜〜♪」
口の時とは全く違う快楽。
言ってしまえばさっきまでのは我慢できる気持ちよさ、今回のは声を我慢できない気持ちよさ。
一瞬だけ頭の中に数個の星が飛び散り、消えてしまい頭がすっきりする。
マズイ、たかが数cmでこの気持ちよさ...それが後、何cmあるというの...。
攻めてる感じで言い続けることなんて不可能に決まってる。
半分も行かないであんあん言って旦那様にもたれかかってしまうに違いない。
「だ、旦那様...手を握ってくださいますか」
右手だけ差し出して恋人繋ぎで支えてもらい、左手で口を覆う。
入れてしまえば、全部入れてしまえば大丈夫なはずです。
まずゆっくり
「んんっ♪」
ここで休んだらだめ、次々入れないとっ♪
「んっ...んんん♪」
声を出しちゃダメ、抑えないと♪
「っんん〜〜〜♪ぷはっ♪」
まだ半分も行ってないのに旦那様に抑えていた手を掴まれて剥がされてしまう。
「霞、えっちな姿を見せて」
「あ....あああ...」
ごめんなさい、旦那様ぁ♪私勘違いしていました、旦那様の反応で痴女な女を演じれば旦那様が興奮してくれると思い込んで...。
違うのですね...演じるのではなく私自身を見せれば良かったのですね?
「はい、私のえっちな所見ていてください...すぅ...はぁ」
旦那様の両手と私の両手をしっかりとつないで、さっきまでゆっくり挿入れていた所を亀頭まで抜いて!
「行きますっ、くっぅぅぅぅ〜〜〜〜〜〜〜〜ッ♪♪」
支えになっていた両足を全て液状化させ、落下していく私自身。
もちろん新しい支えは私を押し留めるのではなく私を一瞬で貫いてくれる。
女性器として作られていた道は一瞬で通りぬけ、道でない私自身を旦那様の剛直が道にしてしまう。
自分で先に道を作っていた口の時とは違い中身を無理やり作り変えらされる行為や今度こそ女として旦那様と一つになれたことに喜びを感じ今日一番の絶頂を迎えてしまう。
「いっ、ひっ、ひゃぁうぅぅぅん♪」
無意識のうちに旦那様の手を離し、握り、離し、また握ってを繰り返す。
それが収縮と弛緩の連続が全身に伝わっているせいだと気づくのに時間はかからなかった。
「イッ、あっ♪やぁっ♪止まらなぁ♪」
ガクガクと全身が震え、腕も力が入らなくなり旦那様の胸板に倒れこむ事になってしまい・・・。
「動くよ」
という旦那様の声と臀部を鷲掴みにして抱えられたという事にふへぇ?等というおかしな声をあげることしか出来なかった。
ぱんっ!ぱちんっ!ぱちゅぅん!
「んぐっ!?あっ...♪だっ♪だめでしゅだんにゃさまぁ♪イクぅ♪ずっとぉ、イッちゃうぅ♪」
旦那様の肩に手を掛けてイキっぱなしだから止めて欲しいと悲願しても聞く耳は持たれず。
持ち上げられては落とされて、落とされる瞬間に腰を突き上げられて激しくされて。
私の喘ぎが強くなった動きはそのまま覚えて置いて、更に強く喘ぐ所を探して...いえ開発されていく。
もっと感じるように、グチャグチャと私の中を。
頭の中が真っ白に染まってしまい、先ほどまでのように身体の形状を動かして奉仕するという事が出来ない。
はたしてこれで旦那様は満足してくれるのでしょうか。
「霞、そろそろ出すぞ...いいか?」
「ふぇ?お、おしゅきなときにぃ♪」
いつの間にか壁際まで近づいていたようで私は壁と旦那様と挟まれる形でピストンを繰り返され呂律は回らない、身体に力も入らないなんていう奉仕とは真逆の状態になっていた。
じゅぼじゅぼという蜜音と肉がはじけ飛ぶようなパチンパチンという音が小屋内で反響する。
まだだろうか、まだ出てくれないんだろうかと自分勝手な願望と、自分の体で息が荒くなって必死に腰を振るほど喜んでもらえている事が表情や動きで理解できた喜びが綯い交ぜになる時間がまるで永遠の様に感じられて・・・。
旦那様のピストンが早くなり、きつく抱きしめられるとうとうこの時が来た!と察した瞬間私の身体に温かい物が広がって行くのがわかった。
今日だけで何度『今までの人生でこれほど美味しいと思ったものはない』の順位を入れ替えたでしょうか。
筆舌尽くせない程、旦那様の精液は濃くて、量が多くて、温かいのでした。
イキ続けているせいで吸収が出来なかったことが幸いして長い間全身で旦那様の精を堪能することが出来たのは、良かったことだと思いたいです。
「イッ...きゅぅ♪あ、あたたかいでしゅぅ、たんにゃしゃまぁ,,,,♪」
抱きしめられる暖かさと自分の中に広がる温かさ。
震える手で旦那様の頬を撫で、胸板に口付けする。
また汗をかいていることに気づきペロペロと動ける範囲で頂く。
旦那様はまだ満足しきっていないのか、私の中で変わらずお固いままです。
「ちょっと待っていてくれるか」
そう言うと数歩旦那様は歩いて箪笥の中から替えの釦を取り出し、口に含んでモゴモゴと舐めているようで初めは何をしているのかわかりませんでしたが。
「口を開けてくれる?」
と言われたのでゆっくりと開けたところ、旦那様は口づけをして唾液を流し込んでくれました。
口に入っていた分を出し終わると離して、溜まったらまた口づけして・・・まるでヒナに餌を与える親鳥のように優しく。
精液が舐めるとバチバチと甘さ弾ける大量のお菓子だとしたら、汗は濃縮された砂糖、唾液は蜂蜜...そんな安心感。
それから数度唾液を与えられた私は先程の乱れっぷりから何とか復帰でき、漸くお話が出来るようになりました。
繋がったままですが。
「落ち着いたか、霞?」
「お心遣い感謝します旦那様...申し訳ありません、挿入後から旦那様ばかり動いて頂いて...」
頭にその大きな掌を乗せられ、髪を梳く動きが心地よく思わず目を細めてしまいます。
なんて柔らかな表情をしてくださるのでしょうか。
「君が気持ちよくなってる声や表情を見るだけで動いてもらっているのと同じくらい興奮したよ」
「そんな...そうだ、旦那様お口を開けてもらえますか?」
「あぁ」
開かれた大きな口に私はあるものをぽいっと放り込む。
「あむっ・・・んっ?これは・・・なんだ?すごく弾力があって楽しいな」
「あら、旦那様の国にはお餅がないのですね...本来は専用の米を蒸して、潰して捏ねて作る食材なのですが旦那様が食べられていますのはぬれおなご餅という物です」
名前を聞いた瞬間旦那様はびっくりしたのかゴクリと飲み込んでしまい、え?食べて大丈夫なの?と言いたげな表情をされてなんだか可愛いです。
「うふふ、大丈夫です毒じゃありませんよ?私達スライム属の身体は食べられるんです、もう一ついかがですか?」
私は旦那様に見えるように手のひらからぬれおなご餅を作る。
「あーん♪」
「あー...ん、うん...なんて言うんだ、こう...しつこくない優しい甘さで俺は好きだ」
「うふふ、ありがとうございます旦那さ...まあぁん♪」
旦那様はコツコツと小さく腰を揺すり私の中をつつき始めまして...。
また唾液が欲しくなったので旦那様の首に手を回しおねだりして小突かれながらの接吻を初体験してしまいました♪
「んあっ、くちゅ...じゅるる、ぷはっ♪あむっんむっんっ♪んっ♪うひゃぁ♪うじゅるりゅ...ごくっ♪」
上の口も下の口も愛する人と繋がれるなんて、どれほど幸せなことでしょうか。
呼吸するために一瞬離さなければならないのが煩わしい。
「ひゃあぁっ♪どうしたのですか、旦那しゃま♪こんなっ♪背面体位なんてぇ、獣ではございまぁ♪せんかぁ♪」
そのまま繋がって窓際へ移動となり私が両手を窓を支えにした状態で何度も何度も何度も深く突かれ、ヨガり始めた時。
「霞のおもち本当に美味しかったよ」
「あっ♪りがとぉぅご、じゃいましゅぅ♪」
「皆にはあげないのかい?」
「い、今まではぁ♪無理ぃ...でしたけどっ、旦那様の体ぃ♪液をぉほぅ♪取り込めばいくりゃでもつくりぇますぅ♪」
「そう...かっ、こんな美味しい物俺だけ食べるのは勿体無いから、な...少し持ちあげるぞ」
「ふぇ?」
次の瞬間、開けていいぞという声と共に目の前の窓が開き、旦那様は私の上半身を片腕で抱えてお腹から前だけ窓の外へ・・・。
「いやー、霞ちゃんって喘ぐとあんな可愛い声がするんだね」
「流石は皆の猥談にヌルヌル入り込んでメモ取ったりするむっつりならぬ、ぬめっつりスケベスライムにゃ」
「な、ななななな、なんでイルンデスカ?」
そこにはルルーさんやワーキャットさん、その他もろもろの魔物娘さん達が地面に座って待機してました。
私の疑問に答えたのはワーキャットさん。
「そりゃ、ドデカイ人が自分の小屋の前でもじもじしてたら誰だって気になってこそこそ見るにゃー」
そりゃ見つかりますよね、旦那様大きいですから。
「んひぃ!?だ、旦那様!?こんな、皆がぁ見てる前でつかにゃいでぇ♪」
「おーおー、霞ちゃんのおっぱいがぶるんぶるん暴れとる、ほぉれタプタプ♪」
「ル、ルルーさん、揉まないでぇ♪」
「霞ちゃんの体って食べれるってさっき聞いたにゃ!ドデカイ人、にゃもおすそ分けしてもらってもいいにゃす?」
「私も・・・気になるな」
「いいですよ、俺だけが美味しい思いをするのはずるいですから」
「にゃふ!ドデカイ人とってもいい人にゃ♪それじゃ頂きますにゃ!はむっ、んむ〜〜〜」
「では失礼して・・・んっ、ちゅる....くにゅくにゅ」
「ひゃぁぁぁぁぁぁ♪私の手がぁぁぁぁ♪旦那さま以外の方にぃ♪」
ワーキャットさんとリザードマンさんが私の手をそれぞれ咥え、ワーキャットさんは歯を食い込ませ表面を削ぎながらザラザラの舌で削り取るように、リザードマンさんは千切らずに甘咬みで。
そんなっ...夫以外に食べられる事は嫌いだって他のスライムの方は言ってたのに...。
「霞ちゃんは今食べられる感覚と夫に突かれる快楽をごちゃごちゃにして錯覚しとるんじゃよ」
「ふぇぇ?それ...どういぅぅんっ♪」
「・・・説明しても聞こえとるかわからんが...ま、このままイキながら食べられ続けたら、魔物娘に食べられるとイク身体になるって事さ」
「そ、そんなのぉっ♪」
「ん〜〜〜♪にゃぁこんなに美味しいデザート食べたこと無いにゃあ♪強すぎない甘さのお陰で次から次へ、口の中にずっとほしくなるにゃぁ♪」
「ごくっ...すごいな流体の筈なんだが程よい弾力で奥歯で噛めば噛み切れず何度でも楽しめてしまうのに前歯で噛むとぷつんと途切れる...そして飲み込む時はツルンと...素晴らしい逸品だ、酒のつまみにも合うだろうな」
だめ、そんなに褒めないで、褒められちゃうと...。
「な、こんなに喜んでもらえるんだ・・・俺だけ楽しむのは不公平だろ?」
やめてください、そんな言葉囁かないで旦那様...。
「そうだ二人で食堂か甘味処でもやると良い、数量限定にすれば霞ちゃんもアルも負担が少ないだろ?」
「俺、騎士だった時よく厨房に入ってコックの手伝いとかレシピ聞いてたんで料理できますよ」
「そいつは丁度いいにゃ」
「さて、私も初の霞ちゃん餅いただこうかな」
「ぁぁ...いや、まって...」
だめぇ♪旦那様がもうすぐ出しそうなのっ♪今食べられちゃったら♪
「ルルー、そろそろ」
「あいよアンタに合わせる」
「「せーの」」
どぷっ、どくどくどくっ
バクン、くちゅくちゅちゅ
「イグゥゥゥゥゥゥゥゥ♪♪♪あついのぉぉぉ♪」
体全体に流れ続ける快楽の電流と叩きつけられた右手の衝撃。
食べられてしまった部位を修復しようと精液を吸収し、それだけでガクガクと痙攣する程で・・・。
長かった絶頂が終わり、力を込めることも出来ず窓の縁にだらんと崩れてしまう。
眠たく・・・寝ちゃだめなの・・・に・・・・。
「にゃー、気絶しながらアヘ顔してるにゃ」
「もっちゃもっちゃ...おーホントに霞ちゃんのアヘ顔だ。しまったなー映像記憶水晶持ってきてねぇなー」
「・・・・くっ!」
「ありゃ、リザちゃん何処行くにゃ?」
「お前な、これ程の愛しっぷり見せられたら...我慢できんだろ」
「それもそうにゃ〜、にゃもご主人に愛してもらってくるにゃ〜ドデカイ人、霞ちゃんまたにゃ〜」
「私は満足したからこれで失礼するよ・・・の前に、アルちょっといいかい?」
「なんだ」
「本来スライム属は夫以外に食べられる事を嫌う、ぬれおなごは比較的もらえるけど・・・でも食べられてイクなんてまず無いからね、ちゃんと心のケアをしてやりな」
「もちろんです、俺は霞の旦那になったんだから」
「後2つ、魔物娘はちびっ子でも心優しいやつにはビビってないたりしないから口調とか気にするな。もう一つは・・・ほい」
「これは?」
「普通の人間でも10発は行けるようになる私特製エキス入りの酒さ、以上その子の事を妹みたいに思ってたお節介ドワーフのお話終了」
「ありがとう...ふふっ、だけど見た目的にはそっちの方がいもうt「あ゛ぁん?誰がペドいって?」
「・・・なんでもありません、オネエサマ」
・
・
・
〜数年後〜
本来ここは何の変哲もない平原の筈だった。
しかし、ここ数日は違う。
様々な特産品を求め北へ東へ西へ南へ、新たな地へ夫を探す魔物娘達を連れて彼らは進む。
そのキャラバンの名前は「カガリビ」。
今日も近くを通りかかった旅人や近くの夫婦達が宿や道具、飯や酒を求めてやってくる。
繁盛してるのはとある大柄な店主と妻のぬれおなごと店員達が経営している飯屋「マルメシ」。
食事を頼むとお一人様に一個タダでぬれおなごもちが食べれるとあってわざわざキャラバンに出向く人が居るほどの人気っぷり!
さぁ、また新しいお客さんがやってきた。
「いらっしゃい!3人かい?それならあそこのテーブル・・・いや、やっぱりカウンター席に座って欲しいんだな」
何かを察した常連は新しく来たお客に席を譲る
「さぁ、何から話すか・・・たくさんありすぎて困るんだな、なぁ親友」
人一人から人生を見た時、それは一本道か分かれ道。
けれど、この世の全ての人で見たらそれは蜘蛛の巣より複雑で・・・。
さぁ次は何処と誰の物語が交わって捻れてくれるでしょうか。
おしまい。
そうだ、まずは何処から見ていたか聞こう!もしかしたら見上げた時ちょうど見られたのかもしれない!
「えっと・・・ど、何処から見てましたか?」
「あー、えーっと・・・扉を開いて中を覗いてた所から」
「最っっっっ初からじゃないですかぁぁぁぁ!!!うわーーーーん!」
最後の希望が崩れ落ち、おもわず四つん這いになって床を懇親の力で叩きながら涙をポロポロ落とす私。
「ちょっと、霞さん!?」
「な、なんで私が窓見た時に見つからなかったんですかぁ!」
「あ、気配を消して地面に寝そべっていたんだ」
下も見ろよ私ィィィィィィィィ!!!!
どうする、どうすれば関係を修復出来るの!?知能が低いのはわかってるケド考えなさい私!
そう!皆シテル事って言えばいいの!ごまかせる!
「あ、えっと、あのっ!あ、アレはですね、魔物娘の間で流行っている健康法で、棒を咥える事で顎を鍛えて、健康になるって言うっ!」
目が泳いでいるのもテンパっているのもわかります、でもお願いだからっ!
「・・・スライム系ってそういう鍛えるの必要ないんじゃ」
「あー、えー、ソウデシタネー!」
誤魔化せないぃぃぃぃぃぃ!!!!
あああああああ!折角他の皆に根回し(スライムゼリーおすそ分け)してアルさんに手を出さないように頼んでいて、ゆっくりと恋愛して恋人になる私の計画がァァァァ!
いぃぃやぁぁあああああああああああああああああああああああああ!
直視できない、アルさんを直視できない。
なんで?どうして回数を増やす度に抑えが効かなくなるの?
初めの時は心がぽかーと温まっただけだったのに回数を重なる度にアルさんの汗が大好きになって、止められなくなって、欲しくなって・・・。
「なんで・・・見つかっちゃうのよ・・・」
「霞さん・・・」
優しいその声が今は棘となって突き刺さる。
針に返しが幾重にも連なった様な刺が何本も何本も、ぐさぐさと。
「脱いでください」
「えっ」
「下着以外脱いでください!女性に恥をかかせたんですから貴方も恥かいてください!」
「あっ、えっ、あっはい」
「早く!」
「了解!!」
もうこうなったら流れに身を任せてそのままアルさんも道連れにしてしまえ!
私が強い口調で言ったからなのかアルさんは素早くシャツとズボンを脱いだ。
しかも丁寧に畳んで置いている。
それにしてもなんて逞しいというか、あぁすごい男らしさがなんかすごい。
力を入れてないのに腕のこの筋肉なんて・・・はぁ....はぁ。
「ぬ、脱いだぞ」
「よろしい」
もうここまで来たらアルさんはまな板の上の黒鯛、しっかり辱めちゃうんだから。
「むふー、乙女に恥をかかせたアルさんに問題です。私達スライム属の食事はなんでしょうか」
「ん?色々じゃないか?俺達と一緒に食事取ってたし」
「残念、間違えです。確かに私達はお肉やお野菜も食べて吸収することが出来ます・・・がそれはあくまで本来の食事を確保するまでの言ってしまえば副菜」
アルさんの逞しい肉体を眺めながら、今直ぐ飛びついて襲いかかりたい衝動をどうにか押さえつけて、アルさんの周りをぐるぐるとゆっくり動く。
身体を動かしていないとこの衝動に勝てそうにない。
「本当の食事は男性の、体液」
「体液?」
「そうです、汗や唾液・・・私は違いますけど個体によっては尿等も好きみたいです。つまり、ついさっきまで運動していてこうして素肌を晒しているアルさんは私にとってごちそうなんです」
もう隠したって仕方がない、後は私達を女にした魔王様を信じて流れていくだけ。
「なので、おねがいします...あなたの汗を私にご馳走してくれませんか?」
アルさんは目を閉じて少し考え、恥ずかしそうに静かに頷いてくれた。
「ありがとうございます...そして、いただきますね」
目の前に広がる大きな背中、ゴツゴツとしていて私の身体とは正反対に堅い。
筋肉の一つ一つの溝に他の魔物娘じゃ判別がつかない位の汗が溜まっている、それを舌で舐めて頂く。
ぺろり、と僅かに舐めただけで全体を駆け巡る幸福感。
初めは焦らすように舐めていこうと思ったが無理なのは明白だった。
舌で小さく舐めていくのが煩わしくなって両手でも吸収していく。
首元や腹筋、指も咥えて舐めとる・・・自分の息が荒く、熱くなっていく。
アルさんはじっとしていて、時々くすぐったいのか声を漏らす。
その反応が楽しくて頂く以外でも舐めてしまう。
「あの...腕を...上げてくれますか」
「あぁ・・・わかった」
腕を上げてもらってその、上げる瞬間に広がる臭いで一瞬立ち眩んでしまうがそのまま脇にしゃぶりつく。
身長差で私が背伸びをして顔を上げると調度良くアルさんの脇の所に私の口が届いてくれる。
「ぺろ、じゅる...はむっ...んく.......ぷはっ、あむっ!じゅるる....」
お腹や腕とは比較にならない程の濃厚な味、切り揃えられている脇の毛がタップリと汗を貯めこんでくれていて美味しい。
熱中しすぎて毛を抜いてしまわないように気をつけないと。
もっと、もっと味わいたい!そう思いながらアルさんの脇を卑しく貪っていた私はいつの間にかアルさんに横から抱きつくようにして身体を密着させ、股をアルさんの太ももにこすりつけてしまっていた。
あぁ、もうこの破廉恥ぬれおなご!等と自分を軽蔑しながらも口を止められなかったその時、アルさんのアレが大きくなっていることに気がついた。
下着の上からでも十分に分かるその立派な太さ長さ剛直さ...欲しい、今直ぐ下着を下ろしてお目にかかりたい。
でもだめ、そっちに手を付けたらもう・・・この美味しい場所に戻れなくなってしまう。まずはこの前菜を食べ終わってから、それからあの肉棒を食べよう、まずはこのサラダを...。
「もう、片方の脇...いいですか」
アルさんは目を合わせてくれないが、呼吸が幾らか荒くなっていて僅かにもう片方の腕を上げていた。
「す、好きにしてくれ...」
そう言われたら好きにするしか無いじゃないですか。
片手でもう少しだけ腕を上げさせて、丁度腕と身体で私の顔を固定出来る位まで隙間を広げて口を大きく開き、脇の美味しい所を一口で含んでしまいたかったがいかんせん広くて全体の4分の3までしか咥えることが出来なかったがまあいい。
顔はそのままで、衣服の前をはだけさせてアルさんの脇腹を胸で挟もうとするが厚すぎて胸を押し付けるような状態になってしまう。
筋肉に乳首が触れる度、まるで媚薬を身体に溶かしこんで塗りたくったかと錯覚するほどビンビンに隆起している、身体を前に押しこむだけで乳首が私の身体の中にずぶずぶと押し込まれてしまう。
太ももも立派過ぎて私では押し付けるしか出来ない、本当に逞しい身体...このキャラバンで一番筋肉があるんじゃないかしら。
ちらりと視線を動かすと、アルさんの乳首が見えたので届く右手でつんつんと弄る。
ここは感じないのかあまり反応は無いけれど、少しずつ膨らんできてくれたのが嬉しくてクニクニと弄ってしまう
顔を男性の脇にねじ込んで舐めたりワキ毛をモグモグとしゃぶったまま、男性の乳首を弄り、自分の胸や秘部をを押し付ける。
こんな事をする女の何処がお淑やかなのだろうか、貞淑のての字も砂粒たりとも存在していないじゃない。
「あむっ...んん....れろっ、じゅる...ぷはっ...もう少し、もう少しだけ我慢して下さいね...こちらの脇が終わりましたら...貴方様の下着を脱がさせていただきますので」
言ってしまった、もう止められないし、早く行きたいからと舐めとる速さが初めの脇とは比べられないほど早くなっている。
「はぁ、はぁ...はぁはぁ...お、終わりました」
「・・・そ、そうか」
脇を舐め終わって、身体の疼きはもっと深い物になってしまったがとりあえず少しの間話す位なら押さえ込めそうなので一旦話す事に持ち込む。
ちらりと顔を見ると、首が左90度位ぐるんと固定したままで私の方を見ていないようなので急いではだけてる着物を直して、アルさんの上げられている腕を下ろす。
それでもアルさんはこっちを見てくれない。
「あの...ごめんなさい、気持ち悪いですよねいきなり身体を舐めて、脇に顔を押し付けて一心不乱に貪っていた女なんて・・・」
「違う、そうじゃない」
「えっ」
「はずかしくてどんな顔をして君を見ればいいかわからない」
よく見ると耳が熱して叩く直前の鋼の様に赤くなっている。
本心としてはどんな顔をしているのか回りこんでみたいところだけど。
「アルさん、このまま私を抱きしめてください」
私はアルさんと向かい合ったまま身体を少し押し付け、顔は横に向けたままピタリと貼り付く。
抑えきれなくなるのでアルさんの男根には触れないようにしながらではあるが
「こうすればアルさんは前を向けますし、私はアルさんの顔が見えませんから」
「本当に霞さんはやさしいな」
私の腕が何本も揃って漸く同じ太さで、今いるこの小屋と同じくらいの大きさの魔界豚を投げ飛ばす豪腕は優しく私を包んでくれる。
アルさんの鼓動が聞こえてくる、早く、ルルーさんの鍛冶の鞴のように力強くアルさんの血液が巡っているのが分かる。
「・・・この後が嫌でしたら、私を突き飛ばしてください」
私を包む体が一瞬ぴくりと動いた。いいのだ、私が押さえつけてはダメだ。
「追いかけたりしませんし、体の火照りは外にいる他の気に入った魔物娘に言えば慰めてもらえるはずです」
「お、俺は・・・霞さんがいい」
ぎゅっと力強く、けれど苦しくない心地よい強さ、優しさ。
「もう、後戻りできませんよ?」
「構わない」
「私、さっきよりもはしたなくなりますよ」
「それは・・・ちょっと見てみたい」
してもらっているように私も腕を回そうとする。
けれど全然届かなくて壁の縁に両手の先を引っ掛けてるみたくなる。
改めてその大きさを知らされる、これから守られることになって、奉仕する方の大きさを。
「なら、私の事は呼び捨てにしてください」
「...わかった、霞」
「それと・・・」
「だ、旦那様って呼んでもいいですか?つまり...本当に夫婦になるということで...」
僅かな沈黙、思わず目を瞑り指先に力を入れてしまう。
「それで、頼む」
もし私が獣のたぐいなら、人なら、この瞬間全身の毛が逆立っていただろう。
思わず嬉しくなって顔を上げる。
「はいっ!旦那様っ!んぐっ!?...♪」
顔を上げた瞬間、私は唇を奪われていた。
そのことがわかった時、私は静かに目を閉じた。
旦那が居る他の魔物娘との話に聞いていたようなお互いの口に舌をねじ込んで貪り合う様なものではなく、唇と唇を合わせるだけの接吻。
舌を旦那様の口へ入れることも出来た、けれどそんな事をしてしまうのは・・・無粋だ。
ほんの数秒だったけれども、さっきまでの体を舐めていた時間より長く感じられた。
そしてゆっくりと離れていく。
「嫌、だったか?」
「むしろ逆です、また後で...今度は長くお願いします」
「あぁ・・・」
何処までこの人は優しいのだろうか。
この人で良かった、何処までもこの人に付いていこう。
マグマや海の中でない限り何処までも行ける。
「それでは、失礼しますね」
膝立ちになって丁度いい高さに旦那の下腹部が来る。
下着の裾に指を掛けてゆっくりと、恐る恐る持ち上げる。
その隙間から漏れてくる精の臭いに思わず喉がなってしまう。
心臓は無いが、あるならドクドクと周りに聞こえるほどうるさくなっていただろう。
引っ掛けてしまって痛くならないように、何より私自身が暴走しないようにゆっくりと精の臭いに体を慣らしていく。
・・・そろそろ、ダイジョウブカナ
「・・・ごくりっ」
意を決して下着を一気に下ろす。
失敗だった、もっとゆっくりとやるべきだった。
「す...ごい...」
視界を占領するのは旦那様のモノ、私の顔の長さより長く、おろした時の勢いでペチンとおでこにぶつかった。
一瞬何が当たったのか判らなかったが視界の物を理解したのと同時に理解した。
インキュバスになった殿方の物はそれこそ大きくなるのは聞いていたけれども人間の時でこのサイズは・・・。
さっき想像で作った旦那様のムスコは血がたぎる前の物だったのでは無いだろうか?
驚きで吸った空気に精が混じり、興奮してまた息をする、今度は荒くなって多く吸う。
その繰り返しであっという間に私の思考はドロドロに溶かされてしまう。
「し、しつれいしま...す」
半ば程に舌の先を付け、ゆっくりと先端に向けて這わせていく。
長い、太い...逞しい血管の段差と臭いでクラクラする...私の肘から先より長い、私の腕より太い。
そのまま裏筋の硬さで舌が分けられる感触を数回往復して楽しみ、頂点に達する前で一度止まる。
見つめているのは鈴口にぷっくりと玉になっている透明な液体の玉。
大剣に両手の指先を添えて、すりすりと細工を施すように触れる。
そして自分が出来る限りのえっちな顔を旦那様に向ける。
「旦那様、焦らしてしまい申し訳ありません...ですがこの我慢汁を舐めた瞬間、止まらなくなってしまうと思いますので旦那様も欲望を吐き出してくださいませ」
「はぁ...はぁ...」
無言は肯定。
さようなら今までの私
恐る恐る、恐怖半分で舌を伸ばし我慢汁に近づける
ぴと
目を見開き、秘部からどばどばと液体が溢れていく。
全身が軽く痙攣し・・・あぁもうめんどくさい。
じゅぼっぐっぽごぽっ、じゅるるるるるるるるるる...んぽっ!
おいしぃ、おちんちんおいしぃ
人間の形で扱くと半分程しか口の中に入ってくれない、けど逆に言えば目一杯突っ込める。
苦しさなんて無いそれよりも私の肩を掴んで目を瞑り、歯を食いしばっている旦那様が気になる。
「っん...ぷはぁっ、旦那様...痛かったり苦しかったら言ってくださいね」
「だい...じょうぶ、すまん気持ちよすぎてな...」
うれしい、わたしの口で旦那様が喜んでくれている!
もう一度咥えようとした所で一旦止まる、見つめるのはまた我慢汁そして顔を横に倒して眺める旦那様の長さ。
これだけ長ければ・・・そう思って根本で尿道を締め、ゆっくりと前にズラしていく。
「あぁ...すごいです♪」
出てくる出てくる、透明なおツユがこれでもかと。
ねっとりと糸を引きながら床に落ちそうなそれを床に体を伸ばして受け止める。
無駄になんかしてたまりますか。
それでも鈴口に貯まる汁をふと指先でつつき、引っ張る。
出来たのは光に反射して角度を変えると輝く細い糸。
今度は人差し指と親指で挟み、離すすると指の間に同じように糸が出来る。また付けて離す、指を目一杯広げても途切れることのない素敵な糸、まるでクモの糸。
思わず人差し指と親指の間に舌を伸ばし、口の中に指を入れた後、舌を摘んでそのまましゃぶる。
ゾクゾクとした快感が、ピリピリとした刺激が舌を喜ばせる。
また指を口に入れて舌を挟んでしゃぶる、まだ味が残っている!
...おっと、いけないいけない自分の快楽だけじゃなくてきちんと旦那様を悦ばせなければ。
「あら?」
旦那様の魔羅は触れてもいないのにぴくん...ぴくんと上下していてその姿は綱で押さえつけられている突進寸前の魔界豚の様で。
上目遣いで見れば旦那様も呼吸を荒くして耐えている様子。
「うふふ、自分の体液が美味しく頂かれる様子を見て興奮してくださったのですか?」
「う・・・」
どうやら旦那様は痴女行為を見ると興奮するようで・・・堕落神様、魔王様、この運命ありがとうございます。
「旦那様、私達スライム属は他の生物で言う骨、というものが存在しません。言わば肉袋水袋・・・ですから普通の魔物娘では貴方様のこの腕より大きな物は一苦労でしょうが...私なら全てこの体に収められますよ?」
ここで途切れさせてはいけない、そのまま続ける。
「ここまで大きいと収める時に扱くのも大変だったでしょう?ですが私なら全て飲みこみ、溢れる汁という汁を全て吸収できますので部屋を汚す事がありません...ひゃぁ、とうそ」
口に両手の人差し指中指を突っ込んでギリギリまで広げ、舌をねっとりと動かしてその存在を魅せつける。
また私の肩に手を乗せてくれる。
さぁ、この大きな物を私にねじこんでぇ♪体中であなたを感じたいのぉ♪
目をハートにしながら旦那様の口から紡ぐ音を一音逃さず聞こうとする。
「霞・・・俺は、君を乱暴に扱いたくない・・・今回は君のペースでやってくれ・・・ないか?」
ここまで魔物娘に良いようにされながらもそれでも気遣うそのお心。
他の魔物娘や見ている人がいたらいい加減煩わしく感じる領域です、燻ってた心が変に冷えてしまいました。
でも、それが心地いい...。
旦那様の後ろにそっと、私の体を広げる。
「旦那様は...どこまでお優しいのですか、一歩後ろに下がってくださいますか?」
「わかっ、うおっ!?」
最大限にヌトヌトにした私の体を踏んだご主人様は盛大に倒れる。
もちろん私の体で受け止めます。
仰向けに寝転ぶ状態になった旦那様の隣にそっと立つ。
「分かりました、私の体が何処まで出来るのか...そのお体と魂に教えこませていただきます」
両足を太ももの位置まで液状化させ旦那様の腹部に立ち、股を見せつけるように後ろを向いて肉棒を両手で掴む。
「初めては口で行きます...」
体勢を整えて左手は益荒男を、右手は私の女性器に、下半身を液状の体で浮かせて旦那様には私の股とご自身の物が飲み込まれる光景が見えるように。
飲み込むのが見えるように鈴口に口づけをしてゆっくりと、歯、舌、口蓋垂...その先は他の生物には存在しない壁、それを押し広げて出来上がる半液状の洞窟。
進む度に先端から溢れ出る汁は言ってしまえば肉棒と私の間に膜を作り、それがまた、染みこんで極上の・・・もう言い切れません。
見せつけるためにとは言えゆっくりと飲み込んだら数十秒かかってしまった。
ちゃんと見てくださっていますでしょうか・・・。
それにしても、何度思っても飽きないほど美味しい、今まで食事として食べてきた物がちっぽけに思えてくる。
本当はこのまま先端から根本まで動いて扱きたいですがもう離れたくありませんので最終手段を使うことにしました。
スライムだからこそ出来る事、天下の淫魔達にも出来ない技術。
ある場所は堅くなめらかな小さい突起がうごめくツボ押し、ある場所は螺旋に捻れて快楽を、ある場所はイソギンチャクのように細長い繊毛の濁流で、今まで未来の旦那様のためにテンタクルの夫達が書いた「触手のススメ初級編」で学んだことを実戦します!
「うぐっぅ!?」
始めた直後から旦那様の腰が暴れだし、連動して私の中もしっちゃかめっちゃかにされてしまいそれだけで何度も絶頂を迎えてしまう。
あぁ、聞きたいどれだけ気持ちいいのか聞いてみたいぃ!
それにしても、旦那様は我慢強い方です...本ではこれほどの事をすれば数回は吐き出してしまうと書いていたのですが...私の修行不足なのでしょうか。
アソコが疼いてしょうがなく、見せつけていた右手でくちゅりくちゅりと穿り始めると中から作ろうとも考えていなかった液体がドロドロと流れだし私の指を、手のひらを、手首を伝って旦那様に落ちていく。
それは見ていなくてもポタポタという音で分かってしまう、あぁ、なんてはしたないのかしら!
「霞...」
旦那様の消えそうな声に全身の動きを止める。
「あ、すまん...やめて欲しかったんじゃない。もっと、お前のエッチな姿を見せて...ほしいんだ」
その刹那私は旦那様を咥えるのをやめて引き抜く、これだけでもまたイッてしまいビクンビクンと痙攣する。
「はぁ...はぁ...はぁ...はぁっはぁ、分かりました...初めては口・・・なんてえっちじゃありませんでしたね。」
身体の向きを変えて旦那様を見下ろす形になる。
快楽で赤く染まった顔とその肉体。
瞳にあるのは期待っ!
旦那様、貴方は...軽度の被虐趣味でございますね?
助平な言葉回しと犯されてしまう事に軽く興奮を憶える、覚えました。
それなら・・・
両足をほぼ水平になるまで開き、上半身の重心を後ろに下げて傾けそれを片手で支え、残った片手を秘部に...人差し指と薬指で見えやすく広げて中指でゆっくりかき混ぜる様子を見せつけ、唇に舌を這わせる。
「見てください、今からぁ...ここに旦那様の逞しくて他の魔物娘じゃ悲鳴を上げてしまうようなおちんぽが入るんですよ...いいですか?」
こくこくと頷く旦那様。
私も頷いてゆっくりと立ち上がり、旦那様の物に跨ってゆっくりと腰を下ろしていく。
とうとう亀頭と私のアソコが触れ合って、極上の珍味を味わうように亀頭が私の中に入り込みました。
「っ〜〜〜〜♪、っ〜〜〜〜〜〜〜〜〜♪」
口の時とは全く違う快楽。
言ってしまえばさっきまでのは我慢できる気持ちよさ、今回のは声を我慢できない気持ちよさ。
一瞬だけ頭の中に数個の星が飛び散り、消えてしまい頭がすっきりする。
マズイ、たかが数cmでこの気持ちよさ...それが後、何cmあるというの...。
攻めてる感じで言い続けることなんて不可能に決まってる。
半分も行かないであんあん言って旦那様にもたれかかってしまうに違いない。
「だ、旦那様...手を握ってくださいますか」
右手だけ差し出して恋人繋ぎで支えてもらい、左手で口を覆う。
入れてしまえば、全部入れてしまえば大丈夫なはずです。
まずゆっくり
「んんっ♪」
ここで休んだらだめ、次々入れないとっ♪
「んっ...んんん♪」
声を出しちゃダメ、抑えないと♪
「っんん〜〜〜♪ぷはっ♪」
まだ半分も行ってないのに旦那様に抑えていた手を掴まれて剥がされてしまう。
「霞、えっちな姿を見せて」
「あ....あああ...」
ごめんなさい、旦那様ぁ♪私勘違いしていました、旦那様の反応で痴女な女を演じれば旦那様が興奮してくれると思い込んで...。
違うのですね...演じるのではなく私自身を見せれば良かったのですね?
「はい、私のえっちな所見ていてください...すぅ...はぁ」
旦那様の両手と私の両手をしっかりとつないで、さっきまでゆっくり挿入れていた所を亀頭まで抜いて!
「行きますっ、くっぅぅぅぅ〜〜〜〜〜〜〜〜ッ♪♪」
支えになっていた両足を全て液状化させ、落下していく私自身。
もちろん新しい支えは私を押し留めるのではなく私を一瞬で貫いてくれる。
女性器として作られていた道は一瞬で通りぬけ、道でない私自身を旦那様の剛直が道にしてしまう。
自分で先に道を作っていた口の時とは違い中身を無理やり作り変えらされる行為や今度こそ女として旦那様と一つになれたことに喜びを感じ今日一番の絶頂を迎えてしまう。
「いっ、ひっ、ひゃぁうぅぅぅん♪」
無意識のうちに旦那様の手を離し、握り、離し、また握ってを繰り返す。
それが収縮と弛緩の連続が全身に伝わっているせいだと気づくのに時間はかからなかった。
「イッ、あっ♪やぁっ♪止まらなぁ♪」
ガクガクと全身が震え、腕も力が入らなくなり旦那様の胸板に倒れこむ事になってしまい・・・。
「動くよ」
という旦那様の声と臀部を鷲掴みにして抱えられたという事にふへぇ?等というおかしな声をあげることしか出来なかった。
ぱんっ!ぱちんっ!ぱちゅぅん!
「んぐっ!?あっ...♪だっ♪だめでしゅだんにゃさまぁ♪イクぅ♪ずっとぉ、イッちゃうぅ♪」
旦那様の肩に手を掛けてイキっぱなしだから止めて欲しいと悲願しても聞く耳は持たれず。
持ち上げられては落とされて、落とされる瞬間に腰を突き上げられて激しくされて。
私の喘ぎが強くなった動きはそのまま覚えて置いて、更に強く喘ぐ所を探して...いえ開発されていく。
もっと感じるように、グチャグチャと私の中を。
頭の中が真っ白に染まってしまい、先ほどまでのように身体の形状を動かして奉仕するという事が出来ない。
はたしてこれで旦那様は満足してくれるのでしょうか。
「霞、そろそろ出すぞ...いいか?」
「ふぇ?お、おしゅきなときにぃ♪」
いつの間にか壁際まで近づいていたようで私は壁と旦那様と挟まれる形でピストンを繰り返され呂律は回らない、身体に力も入らないなんていう奉仕とは真逆の状態になっていた。
じゅぼじゅぼという蜜音と肉がはじけ飛ぶようなパチンパチンという音が小屋内で反響する。
まだだろうか、まだ出てくれないんだろうかと自分勝手な願望と、自分の体で息が荒くなって必死に腰を振るほど喜んでもらえている事が表情や動きで理解できた喜びが綯い交ぜになる時間がまるで永遠の様に感じられて・・・。
旦那様のピストンが早くなり、きつく抱きしめられるとうとうこの時が来た!と察した瞬間私の身体に温かい物が広がって行くのがわかった。
今日だけで何度『今までの人生でこれほど美味しいと思ったものはない』の順位を入れ替えたでしょうか。
筆舌尽くせない程、旦那様の精液は濃くて、量が多くて、温かいのでした。
イキ続けているせいで吸収が出来なかったことが幸いして長い間全身で旦那様の精を堪能することが出来たのは、良かったことだと思いたいです。
「イッ...きゅぅ♪あ、あたたかいでしゅぅ、たんにゃしゃまぁ,,,,♪」
抱きしめられる暖かさと自分の中に広がる温かさ。
震える手で旦那様の頬を撫で、胸板に口付けする。
また汗をかいていることに気づきペロペロと動ける範囲で頂く。
旦那様はまだ満足しきっていないのか、私の中で変わらずお固いままです。
「ちょっと待っていてくれるか」
そう言うと数歩旦那様は歩いて箪笥の中から替えの釦を取り出し、口に含んでモゴモゴと舐めているようで初めは何をしているのかわかりませんでしたが。
「口を開けてくれる?」
と言われたのでゆっくりと開けたところ、旦那様は口づけをして唾液を流し込んでくれました。
口に入っていた分を出し終わると離して、溜まったらまた口づけして・・・まるでヒナに餌を与える親鳥のように優しく。
精液が舐めるとバチバチと甘さ弾ける大量のお菓子だとしたら、汗は濃縮された砂糖、唾液は蜂蜜...そんな安心感。
それから数度唾液を与えられた私は先程の乱れっぷりから何とか復帰でき、漸くお話が出来るようになりました。
繋がったままですが。
「落ち着いたか、霞?」
「お心遣い感謝します旦那様...申し訳ありません、挿入後から旦那様ばかり動いて頂いて...」
頭にその大きな掌を乗せられ、髪を梳く動きが心地よく思わず目を細めてしまいます。
なんて柔らかな表情をしてくださるのでしょうか。
「君が気持ちよくなってる声や表情を見るだけで動いてもらっているのと同じくらい興奮したよ」
「そんな...そうだ、旦那様お口を開けてもらえますか?」
「あぁ」
開かれた大きな口に私はあるものをぽいっと放り込む。
「あむっ・・・んっ?これは・・・なんだ?すごく弾力があって楽しいな」
「あら、旦那様の国にはお餅がないのですね...本来は専用の米を蒸して、潰して捏ねて作る食材なのですが旦那様が食べられていますのはぬれおなご餅という物です」
名前を聞いた瞬間旦那様はびっくりしたのかゴクリと飲み込んでしまい、え?食べて大丈夫なの?と言いたげな表情をされてなんだか可愛いです。
「うふふ、大丈夫です毒じゃありませんよ?私達スライム属の身体は食べられるんです、もう一ついかがですか?」
私は旦那様に見えるように手のひらからぬれおなご餅を作る。
「あーん♪」
「あー...ん、うん...なんて言うんだ、こう...しつこくない優しい甘さで俺は好きだ」
「うふふ、ありがとうございます旦那さ...まあぁん♪」
旦那様はコツコツと小さく腰を揺すり私の中をつつき始めまして...。
また唾液が欲しくなったので旦那様の首に手を回しおねだりして小突かれながらの接吻を初体験してしまいました♪
「んあっ、くちゅ...じゅるる、ぷはっ♪あむっんむっんっ♪んっ♪うひゃぁ♪うじゅるりゅ...ごくっ♪」
上の口も下の口も愛する人と繋がれるなんて、どれほど幸せなことでしょうか。
呼吸するために一瞬離さなければならないのが煩わしい。
「ひゃあぁっ♪どうしたのですか、旦那しゃま♪こんなっ♪背面体位なんてぇ、獣ではございまぁ♪せんかぁ♪」
そのまま繋がって窓際へ移動となり私が両手を窓を支えにした状態で何度も何度も何度も深く突かれ、ヨガり始めた時。
「霞のおもち本当に美味しかったよ」
「あっ♪りがとぉぅご、じゃいましゅぅ♪」
「皆にはあげないのかい?」
「い、今まではぁ♪無理ぃ...でしたけどっ、旦那様の体ぃ♪液をぉほぅ♪取り込めばいくりゃでもつくりぇますぅ♪」
「そう...かっ、こんな美味しい物俺だけ食べるのは勿体無いから、な...少し持ちあげるぞ」
「ふぇ?」
次の瞬間、開けていいぞという声と共に目の前の窓が開き、旦那様は私の上半身を片腕で抱えてお腹から前だけ窓の外へ・・・。
「いやー、霞ちゃんって喘ぐとあんな可愛い声がするんだね」
「流石は皆の猥談にヌルヌル入り込んでメモ取ったりするむっつりならぬ、ぬめっつりスケベスライムにゃ」
「な、ななななな、なんでイルンデスカ?」
そこにはルルーさんやワーキャットさん、その他もろもろの魔物娘さん達が地面に座って待機してました。
私の疑問に答えたのはワーキャットさん。
「そりゃ、ドデカイ人が自分の小屋の前でもじもじしてたら誰だって気になってこそこそ見るにゃー」
そりゃ見つかりますよね、旦那様大きいですから。
「んひぃ!?だ、旦那様!?こんな、皆がぁ見てる前でつかにゃいでぇ♪」
「おーおー、霞ちゃんのおっぱいがぶるんぶるん暴れとる、ほぉれタプタプ♪」
「ル、ルルーさん、揉まないでぇ♪」
「霞ちゃんの体って食べれるってさっき聞いたにゃ!ドデカイ人、にゃもおすそ分けしてもらってもいいにゃす?」
「私も・・・気になるな」
「いいですよ、俺だけが美味しい思いをするのはずるいですから」
「にゃふ!ドデカイ人とってもいい人にゃ♪それじゃ頂きますにゃ!はむっ、んむ〜〜〜」
「では失礼して・・・んっ、ちゅる....くにゅくにゅ」
「ひゃぁぁぁぁぁぁ♪私の手がぁぁぁぁ♪旦那さま以外の方にぃ♪」
ワーキャットさんとリザードマンさんが私の手をそれぞれ咥え、ワーキャットさんは歯を食い込ませ表面を削ぎながらザラザラの舌で削り取るように、リザードマンさんは千切らずに甘咬みで。
そんなっ...夫以外に食べられる事は嫌いだって他のスライムの方は言ってたのに...。
「霞ちゃんは今食べられる感覚と夫に突かれる快楽をごちゃごちゃにして錯覚しとるんじゃよ」
「ふぇぇ?それ...どういぅぅんっ♪」
「・・・説明しても聞こえとるかわからんが...ま、このままイキながら食べられ続けたら、魔物娘に食べられるとイク身体になるって事さ」
「そ、そんなのぉっ♪」
「ん〜〜〜♪にゃぁこんなに美味しいデザート食べたこと無いにゃあ♪強すぎない甘さのお陰で次から次へ、口の中にずっとほしくなるにゃぁ♪」
「ごくっ...すごいな流体の筈なんだが程よい弾力で奥歯で噛めば噛み切れず何度でも楽しめてしまうのに前歯で噛むとぷつんと途切れる...そして飲み込む時はツルンと...素晴らしい逸品だ、酒のつまみにも合うだろうな」
だめ、そんなに褒めないで、褒められちゃうと...。
「な、こんなに喜んでもらえるんだ・・・俺だけ楽しむのは不公平だろ?」
やめてください、そんな言葉囁かないで旦那様...。
「そうだ二人で食堂か甘味処でもやると良い、数量限定にすれば霞ちゃんもアルも負担が少ないだろ?」
「俺、騎士だった時よく厨房に入ってコックの手伝いとかレシピ聞いてたんで料理できますよ」
「そいつは丁度いいにゃ」
「さて、私も初の霞ちゃん餅いただこうかな」
「ぁぁ...いや、まって...」
だめぇ♪旦那様がもうすぐ出しそうなのっ♪今食べられちゃったら♪
「ルルー、そろそろ」
「あいよアンタに合わせる」
「「せーの」」
どぷっ、どくどくどくっ
バクン、くちゅくちゅちゅ
「イグゥゥゥゥゥゥゥゥ♪♪♪あついのぉぉぉ♪」
体全体に流れ続ける快楽の電流と叩きつけられた右手の衝撃。
食べられてしまった部位を修復しようと精液を吸収し、それだけでガクガクと痙攣する程で・・・。
長かった絶頂が終わり、力を込めることも出来ず窓の縁にだらんと崩れてしまう。
眠たく・・・寝ちゃだめなの・・・に・・・・。
「にゃー、気絶しながらアヘ顔してるにゃ」
「もっちゃもっちゃ...おーホントに霞ちゃんのアヘ顔だ。しまったなー映像記憶水晶持ってきてねぇなー」
「・・・・くっ!」
「ありゃ、リザちゃん何処行くにゃ?」
「お前な、これ程の愛しっぷり見せられたら...我慢できんだろ」
「それもそうにゃ〜、にゃもご主人に愛してもらってくるにゃ〜ドデカイ人、霞ちゃんまたにゃ〜」
「私は満足したからこれで失礼するよ・・・の前に、アルちょっといいかい?」
「なんだ」
「本来スライム属は夫以外に食べられる事を嫌う、ぬれおなごは比較的もらえるけど・・・でも食べられてイクなんてまず無いからね、ちゃんと心のケアをしてやりな」
「もちろんです、俺は霞の旦那になったんだから」
「後2つ、魔物娘はちびっ子でも心優しいやつにはビビってないたりしないから口調とか気にするな。もう一つは・・・ほい」
「これは?」
「普通の人間でも10発は行けるようになる私特製エキス入りの酒さ、以上その子の事を妹みたいに思ってたお節介ドワーフのお話終了」
「ありがとう...ふふっ、だけど見た目的にはそっちの方がいもうt「あ゛ぁん?誰がペドいって?」
「・・・なんでもありません、オネエサマ」
・
・
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〜数年後〜
本来ここは何の変哲もない平原の筈だった。
しかし、ここ数日は違う。
様々な特産品を求め北へ東へ西へ南へ、新たな地へ夫を探す魔物娘達を連れて彼らは進む。
そのキャラバンの名前は「カガリビ」。
今日も近くを通りかかった旅人や近くの夫婦達が宿や道具、飯や酒を求めてやってくる。
繁盛してるのはとある大柄な店主と妻のぬれおなごと店員達が経営している飯屋「マルメシ」。
食事を頼むとお一人様に一個タダでぬれおなごもちが食べれるとあってわざわざキャラバンに出向く人が居るほどの人気っぷり!
さぁ、また新しいお客さんがやってきた。
「いらっしゃい!3人かい?それならあそこのテーブル・・・いや、やっぱりカウンター席に座って欲しいんだな」
何かを察した常連は新しく来たお客に席を譲る
「さぁ、何から話すか・・・たくさんありすぎて困るんだな、なぁ親友」
人一人から人生を見た時、それは一本道か分かれ道。
けれど、この世の全ての人で見たらそれは蜘蛛の巣より複雑で・・・。
さぁ次は何処と誰の物語が交わって捻れてくれるでしょうか。
おしまい。
15/02/15 20:32更新 / ホシニク
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