後編
街中から甲高い声がする。
女の人の、高い声。するどくて、でも優しい声。
羽や角のある女の子が、男の人の上に乗っている。その大半はボクやネネロと同じくらいの、小さな女の子だ。
「私たちのサバトは、最初からこの国を魔界にするつもりだった……とかは、どうでもいいかな」
薄暗い小さな家の中、魔法で街の様子を見せてくれたネネロが、後ろから抱き着いてくる。
心なしか、胸を押しつけられているような、そんな気がする。
「私は、エディに幸せになって欲しい。だから、国を変えるね」
国が変わっていく、その様子をボクは見ている。
女の人がどんどん子どもになって、男の人がみんな、小さな女の子に襲われている。
「なに、これ………」
男の人の上に乗って、激しく跳ねる女の子たち。
彼女たちは一体、なにをしているんだろうか。
分からない。だけど、女の子たちはみんな幸せそうに笑っていた。
その笑顔は、どこかネネロがボクに向ける笑い顔と似ている気がする。
そして、男の人たちもまた、どこか優しい顔をしていた。
最初は怖そうだったけど、徐々に優しくなっていって。今では、女の子を抱きしめたり、キスしたりする人もいる。
「みんな、愛し合っているんだよ。
好き好き大好き、って想いを伝えあっているの」
ネネロの言うように、みんな恋人みたいだった。
悲鳴はだんだん消えて、“好き”って言葉が代わりに叫ばれてる。
みんな、幸せそう。そう思ったら、なんだか身体が熱くなった。
「……いいな。……なんだか、羨ましいや」
抱きしめ合う街の人々に、ボクとネネロの姿が重なる。ボクも、あんな風にできたら。ネネロとああやって想い合えたら。
だけど、やり方がわからない。ただハグするだけじゃ違うし、キスするだけでもないみたい。いったい、どうすればいいんだろう?
「ねぇ……私もエディに愛してほしいの…♡おねがい…♡」
「うん、それはモチロンだけど……。でも、ボクはどうしたらいいか……」
愛し方の分からないボクの手を、ネネロが握る。
「大丈夫だよ、私が教えてあげるから……♡ほら、きて…♡」
手を引かれて、ベッドに案内される。そのままネネロはベッドの上に座り込んで、ポンポンと布団を叩いた。同じように、上がってきて、ってことみたい。
「お、お邪魔します……」
なんともないことのはずなのに、ネネロのベッドに入るって思うと、変に緊張しちゃう。
身体をベッドに乗せれば、ギシリと音がした。
同時に、甘い匂いがした。ベッドに染み付いたネネロの匂いだ。
「ありがとうね。……じゃあ、服を脱いで?」
「えっ!?いや、それはそのっ、恥ずかしいよ!?」
服を脱いでって、つまりは裸になって、ってことでしょ?
それはなんだか…いけない気がする。
「んー、そっか。じゃあ、エディはそのままでいいよ。
私は脱ぐけどね?私の全部をエディに見て欲しいから……♡」
言うや否や、ネネロが来ていた服をすべて脱いでしまう。
ネネロの、裸。見ちゃいけないのに、目が離せない。ごくんと、つばを飲み込む。
「……どう?私の裸、変じゃない?」
膝立ちになって聞いてくるネネロ。
隠すつもりもないらしく、自らの体を見せつけてくる。
「えと、その………キレイ、だと思う。うん、すっごくカワイイよ…」
それが素直な感想だ。月明りに照らされた白い肌はとってもキレイ。
小さなお胸も、ピンク色の乳首も、少し恥ずかしそうな顔も、ネネロの全部がかわいらしい。
「いっぱい見ていいよ…♡私はもう、キミだけのモノだから…♡」
ずい、とベッドに手をついて近くに這ってくる。
四つん這いの格好の彼女は、しっぽと耳もあいまって、ネコみたいだった。
息がかかってしまうほどに近い。少し手を伸ばせば、ネネロに触れられる。
けど、ボクはどうしたらいいか分からなくて、ただただネネロに見惚れていた。
「嬉しい…私で興奮してくれてる…♡もっと、気持ちよくなって♡」
「こうふん……?きもちいい…?」
「あはっ、まだ分からないよね。
いいよ、これから一緒に、感じていこうね…♡」
今度はボクのほうが、頭を撫でられる。
ポンポンと優しく撫でていた手は、頭から頬へ、頬から首へと下りていく。
「……ちょっと、ごめんね」
「え?…ってなんでズボンを脱がすの!?」
お腹のあたりまで下りた手が、ボクのズボンを脱がしていく。
突然のことにパニックになったボクは、抵抗することもできなかった。
「これが、エディの…♡すっかり勃っちゃったね♡」
「たつ…?いや、そんなことより!ジッと見ないでよ!」
ズボンがなくなれば、当然今まで隠していた物が見えてしまう。
その……ボクのおちんちん、とか。
「ごめんごめん。……それにしても、おちんちん、すっかり大きくなっちゃったね…♡」
ネネロに見られて、顔から火が出そう。
それに、おちんちんが変な感じだ。いつもと違って大きくなってるのもそうだし、ビクビクって震えてるのもそうだ。そのうえ、なんだかムズムズするし……。
「皮は被ってるよね…。エディはまだ子供だし」
「っ!?ちょっとネネロ!そんなの触っちゃ汚いよ!」
ネネロがおちんちんに手を触れる。
「ひっ!?なに…?なんか、ゾクゾクって……!?」
人間と違う、黒くてふかふかの大きな手に、おちんちんが包まれた瞬間、なんとも言えない感覚がした。背中に電気が走ったような、鋭くて心地いい感じ。
「慣れてないから、敏感になってるね…。
優しく剥くけど、もし痛かったら言ってね?」
「え、むく?むくって何を……っ!?」
ネネロがおちんちんの皮を優しく引っ張った瞬間、再び心地いい感覚に襲われた。
だけどそれの感覚はさっきよりも強くて、思わずのけ反ってしまう。
「!ごめん、痛かった!?大丈夫!?」
「い、いや……痛くないよ。でも、なんかピリピリして…!」
心配そうなネネロを安心させたくて、どうにか笑って見せる。
本当に痛くはないんだ。ただ、初めての刺激にびっくりしただけ。
ふと見れば、皮が剥けて先っぽが丸出しになってた。
「えーと、ここからどうするの?街の人たちみたいに、ネネロがボクの上に乗るの?」
「そうだね。エディも初めてだし、そっちのほうがいいかな。それじゃ、横になって」
どうしておちんちんを触ったのとか、なんで女の子が上に乗ると愛し合うことになるのとか、色々と疑問はあるけど……。とりあえず言う通り寝転がる。
「ありがと♡いっぱい、気持ちよくするからね……♡♡」
直後、温かくてぬるぬるした感触がした。
「んひゃあっ♡…すごい♡ちょっと擦っただけで、こんなにも……♡」
股の部分でおちんちんをぐちゅぐちゅと擦られる。
「なにこれ…!?なんか、ゾクゾクって…!」
「エディも感じてるんだね♡それが『気持ちいい』だよ♡
恋人はね、こうやって一緒に気持ちよくなって愛し合うんだよ…♡♡」
言ってる間もずっと、ゾクゾクが止まらない。
ネネロに触れているだけでドキドキする。
そっか、これが“気持ちいい”って感じなんだ。
「じゃあ、ネネロも気持ちいい?ゾクゾク、してる?」
一緒に気持ちよくなるのが恋人なら、ネネロはどうなんだろう?
ボクだけ気持ちよかったら、なんかイヤだ。ネネロにも気持ちよくなってほしい。
「うん♡とっても気持ちいいよ♡……ほら、見て。
私のココ……おまんこ、って言うんだけどね。
女の子は気持ちよくなったら、おまんこからお汁が溢れちゃうの♡」
擦れ合っている部分…ピンク色でひくひくしてる所。
おまんこからは、コップの水をひっくり返したみたいに濡れていた。
「すごい……なんか、ドキドキする…」
お汁がいっぱいで、それだけネネロが気持ちよくなってくれてるのも嬉しいけど……それ以上に、おまんこを見たら何故か息が荒くなる。たぶん、ボクは“興奮”して気持ちよくなってるんだと思う。
「これでも十分気持ちいけど……もっとたくさん気持ちよくなれるよ♡」
「ホント?」
「うん、本当だよ♡」
ぐちゅり。ネネロの手に支えられて、おちんちんが丁度おまんこの下になる。
粘ついたお汁は絶えず滴っていた。
「おまんこの中におちんちんを挿いれるとね、とっても気持ちいんだよ…♡♡そうやって愛し合うんだ…♡♡」
「え……?それって……いいの?こんなの入れたらダメなんじゃ……?」
流石に困惑してしまう。だって、おしっこする部分だよ?
それを体の中に押し込むなんて、いけないことなんじゃ…?
「駄目なんかじゃないよ。女の子のココはね、男の子のおちんちんを挿れてもらうためにあるんだから♡♡」
「そうなの……?」
確かに、ボクは女の子に詳しくない。おまんこ、っていうモノも知らなかったくらいだ。だったら、ネネロの言うことが正しい気がしてくる。
「女の子はね、好きな人に奥まで突き入れてもらって……おまんこを滅茶苦茶にして欲しいの♡」
吐息交じりの声が、耳に入ってくる。すると、どうしてか、ボクもおちんちんをネネロに入れてみたくなってきた。
だんだんと、“いけない”って思いが消えていく。“したい”が湧き上がって、ネネロのおまんこから目が離せない。
「エディが大好き…♡♡だから、私を滅茶苦茶にして…♡♡」
耳元で囁かれた言葉に、ボクは頷くことしか出来なかった。
「それじゃあ、行くよ。ゆっくり……ゆっくりぃ……♡んぁぁ…っ♡」
少しずつ、おちんちんがネネロの中に入っていく。
ネネロの中は温かくて、ぬるぬるの、うねうねで。入れば入るだけ、気持ちいい。
腰が抜けてしまいそう。ゆっくりなのに、身体が小さく跳ねちゃう。
「っあ♡……全部、はいったぁ♡♡エディのが、奥までぇ……♡♡」
根元までネネロに飲み込まれてしまった。
「すごく気持ちいいよ…!抱きしめられてるみたい…!」
おちんちん全部で、ネネロを感じる。
この気持ちいいは、ただ抱き合うだけじゃ、絶対に感じられない。
「大好きだよ、ネネロ。キミとこんなことができるなんて……ボクはなんて幸せなんだ…!」
「あはは……大袈裟だよ、エディ」
「おおげさなもんか!だって、少し前までは、二度と会えないって思ってたんだもん!」
この国が魔界にならなかったら、今こうやって気持ちいいを分かち合うことはできなかったと思う。
「一緒にいられて嬉しいよ!カッコ悪いけど……本当に逃げられるか、とか…不安だったからさ…」
一生ネネロと一緒にいるつもりではあったけど、ボクみたいな子どもにどこまでの事ができるかは心配だった。
それを、ネネロ達が全部解決してくれたんだ。こんなのも嬉しくて、幸せなことはないはずだ。
「あは、は……エディは、優しいね……」
ぽたり。
胸に温かい雫が落ちる。
「ネネロ…?もしかして、泣いてる?」
ネネロの肩は、震えていた。
「私は、知ってたんだよ。今夜中に、この国は魔界になるって……!
なのに、エディに来て欲しくて黙ってたんだ…!」
「それって、どういう」
「嘘をついたんだよ!私は!キミに迎えに来てほしくて!家族よりも私を選んでほしくて!
お別れする気なんて最初からなかったのに!ただエディに愛されたくて、嘘を、ついた…ッ!」
ぎゅっと、肩をつかまれる。
「私、最低だよね。自分勝手な理由で、キミを苦しめた。大好きなだなんて言いながら、キミに重い決断をさせたんだよ。
嫌いになったよね。こんな、卑怯な私なんて。本当は、こうやってキミの恋人になる資格なんてないんだよ。エディと愛し合うなんて、私はしたらいけないのに」
「ネネロ」
体を起こして、そっと抱きしめてあげる。
「あ……♡」
「ボクは、ネネロが大好きだから。キミがウソつきでも、大好きなんだ」
子どものボクには、ネネロがなにか悪いことをした、くらいのことしか分からない。
それが、どうして最低なのかは分からない。
分かるのは、ネネロがウソつきでも、好きって気持ちが変わらないことだけ。
「ネネロも、ボクのことが好き?」
「大好きだよ!この世のなによりも!エディさえいれば私はそれでいいの!
ずっとキミといたい、キミにだけ見つめてもらいたい、キミだけに愛してほしいの!!」
「じゃあ、それでいいんじゃないかな?」
もう一度、ネネロとキスをする。なんとなく、キスがしたかった。
「んっ♡……エディ…♡」
「好きだよ。だから、ボクと一緒にいてほしいな」
なんだか、顔が熱いや。
照れくさいような、でも幸せなような、そんな感じ。
でもそんなボクよりも、ネネロのほうが真っ赤だった。
りんごみたいなほっぺたで、泣いていた目はなんだかとろんとしてる。
その顔がすっごくかわいくて、ボクの胸の中が、どくんっ、ってした。
「……うん♡」
今度はネネロからキスされる。
何度も、何度も、口と口がくっついちゃう。
「ありがとう、エディ。絶対に、幸せにするから。世界中の誰よりも、幸せにする。
もう二度と苦しめない。私を選んでくれた貴方を、ずっと気持ちよくしてみせるから…♡」
首に腕を回されて、抱きしめられる。
「ゆっくり、動かすね。たくさん、気持ちよくなって♡」
ネネロの腰が、ゆっくり、ゆっくりと持ち上がっていく。
すると柔らかくてなんだか甘い感触が、おちんちんから伝わってきた。
「んっ♡きもちいぃ……♡
今度は、ゆっくり、腰を落としてぇ……ひゃぁんっ♡」
おちんちんが抜けそうになったかと思えば、ネネロがまたおまんこの中に入れていく。
ゾクゾクっ、って感じが、おちんちんの先っぽからして、ボクは思わず体がはねてしまった。
「ネネロっ、これ、なんか……すごいよ……っ」
「あはぁ♡嬉しい♡私で感じてくれてるんだね♡」
そう言っている間も、ネネロの動きは止まらない。
ゆるやかなに腰を上げたり下ろしたりして、ボクにゾクゾクした感じをおくってくる。
「うひゃっ!?なに、なにこれっ、おちんちんが、こすれてる……!?」
「うん、そうだよ……んあぁ♡
私のおまんこの襞とぉ、エディのおちんちんが擦り合ってるの♡」
今まで感じたことのない感覚に、ボクはわけがわからなくなりそう。
おまたの所からくちゅくちゅって音がするたびに、頭がちかちかする。
「はぁん♡エディが、私で気持ちよくなってくれてる……♡
うれしいよぉ♡もっと、もっと、きもちよくなってぇ♡」
「うぅ、ネネロ……っ」
気持ちいい感じに、ネネロを抱きしめる力が強くなる。
「ネネロは、気持ちいい……?
ボクと、おんなじ感じになってる……?」
ボクと一緒だったらいいなぁって、そんなことを聞いてみる。
するとネネロは、どうしてかすごくうれしそうな顔をした。
「エディと繋がってるんだから、気持ちいいに決まってるよ……♡
溶けちゃいそうなくらい幸せでぇ……んっ、あぁ……♡
我慢、してないと……めちゃくちゃに、なっちゃいそうで……はぁあん♡」
ネネロのうれしそうな顔が、ときどきゆがんでしまう。
息は全力で走った後みたいにとぎれとぎれで、ときどき歯を食いしばってるみたい。
「ネネロ……なにか、がまんしてるの?」
「んぅっ♡う、うん、激しくしないように、我慢してる。
そうしないと、自分本位なえっちになっちゃうから……」
「えぇと、ボクはネネロに我慢なんてしてほしくないよ……?」
「っ、だ、だめだよ……!
私、エディを気持ちよくするんだって、決めたばかりだから……っ」
なにか意地になっているみたいに、ネネロは目つきをするどくした。
それはそれでかわいいけど、でもボクは、ネネロの好きなようにしてほしい。
「ボクは、ネネロが気持ちよくなってくれたほうが、しあわせだよ」
「う、ぁあ……だめ、だめ……♡
やだぁ……私、おさえが……やぁ……♡」
「お願い、ネネロ。キミの好きなようにして」
「っ!あっ、あぁっ……!
エディ……!エディっ、エディィィッ!!」
瞬間、ぐちゅりと重い音がして、さっきまでと比べ物にならないくらいの気持ちいいが、ボクの全身にかけぬけた。
「んくっ!?ね、ネネロ……!?」
「わ、私はっ、私は!優しくリードするつもりだったのにっ!
なのに、こんな、んひゃあぁっ♡こんなの、ズルいっ、ズルいよぉっ♡♡」
頭をふりながら、ネネロがはげしく上下にはねる。
そのたびにきれいな黒の髪の毛がゆれて、ネネロのすがたをきれいにする。
「エディっ、エディぃ♡キミはいつも、んひぃっ♡
わたしを、みだすのっ♡エディが、わたしをへんにするのっ♡」
「え、えっと……ごめん、ね?」
「やぁっ、あやまらないでよっ♡エディはわるくないのっ♡
すきぃっ、すきなのっ♡だいすきなのぉっ♡」
もしかしたら怒ってるのかもって思ったけど、そうじゃないらしい。
ネネロは「好き」ってさけびながら、めちゃくちゃに腰をふってくる。
でもそれは、とんでもなく気持ちいい。
さっきまでのゆっくりなのもすごく気持ちいい感じだったけど、今のはげしいのもとってもいい。
「あぁあんっ♡エディのおちんちんっ、きもちいぃよぉ♡
こんなのだめぇっ♡がまんできないよぉっ♡」
ネネロがボクの首元に顔をおしつけてきた。
腕やしっぽ、羽も背中に回されてるから、体の全部でしがみつかれてるみたい。
「しあわせっ、しあわせぇっ♡んやぁぁっ♡
おまんこのおくにっ、エディのがあたってるよぉっ♡
これしゅきっ、きもちいいっ♡エディがだいしゅきぃいっ♡」
「っ、ボクも、ボクも!ネネロが大好きだよっ!」
「あひゃぁんっ♡うれしいっ、うれしいよぉっ♡
おねがいっ、もっといって♡もって、すきっていってぇっ♡♡」
ねだるみたいなネネロに、ボクはなんども、「大好き」って伝える。
好きって言えば言うだけ、ボクは胸が温かくなっていった。
そして、好きを伝えるネネロのことが、もっともっと、好きになっていく。
「うっ、ネネロ……おちんちんが、へんな感じして……っ!」
「あはっ♡そっかぁ♡射精も、イくのもっ、はじめてなんだね♡」
「しゃ、しゃせい……?」
「とっても、きもちいことだよっ♡
男の子と女の子はっ、あいしあうとイっちゃうの♡」
「なに、かは……わかんないけどっ……!
ネネロは、いっしょに……イクが、したいかな……?」
「っ〜〜〜〜♡♡♡
うん、うんっ♡エディといっしょにイキたいのっ♡♡」
「じゃあ、いっしょに……!」
「あはぁあっ♡うれしいよぉっ♡
エディのはじめてのぜっちょうっ、わたしでしてぇっ♡♡
はじめてのせーえきも、わたしのナカにそそいでほしいよぉっ♡♡」
ネネロが言っていることは、あんまりわからないけど、これからなにかが起こってることはわかった。
だけどきっと、ネネロが求めてるってことは、いいことなのだろう。
それにボクも、このままでいたかったから、いまさら止めるなんて、できっこない。
「ネネロっ、好きっ!ネネロ、ネネロっ!」
「わたしもすきぃっ♡あんっ♡あぁんっ♡
エディ、キスっ♡キスしたいっ♡して、してぇえっ♡」
言われるがままに、ボクはネネロにキスをする。
くちびるとくちびるがくっつくと、口の中にぬるりとした物が入ってきた。
たぶんネネロの舌が入ってきたのだろう。
「んちゅっ、んむっ、んんぅ〜♡
キス♡エディと、ちゅぅ、ちゅっ♡
ちゅむっ、キス、すきぃっ♡ん、ちゅぅ♡♡」
ネネロはそのまま、頬のうらがわとか、あごの上とか、ボクの舌だとかをなめてくる。
最初はびっくりしたけど、でもなんだか、舌と舌が絡まるのが気持ちよくて、いつの間にかボクはネネロを受け入れていた。
「ちゅっ、んぅっ♡、ふ、はぁあんっ♡
あぁ、もうだめぇ♡わたしも、もう、イクぅ……っ♡」
小さくふるえるネネロが、ボクに体をすりつけてきた。
なんだか、甘えてくれてるみたいでかわいい。
「ネネロ……っ!」
「エディもっ、んぁっ♡もうげんかい、だよねっ♡
いいよ、イこっ♡いっしょに、いっしょにぃ……っ♡♡」
ネネロが腰をくねららせて、おちんちんをはげしく抜きさしする。
頭がちかちかする、体がかくかくする。
体をおくから、なにかがはじけてしまいそう。
「あっ、あ、あぁあっ♡♡イクっ、イクぅっ♡
すきっ、すきすきすきぃいっ♡ひゃぁああっっ♡♡」
ネネロが好きでたまらない。ネネロが大好きしか考えられない
ネネロと一緒にいられる幸せが、あふれてくる。
「んひゃぁあああっっ♡♡イクぅぅっ♡♡
エディといっしょにイクぅううぅんあぁぁあぁあああっっ♡♡♡」
「う、ぁあっ!ネネロぉっ!!」
おちんちんの先が、ネネロの奥のやわらかい物にふれて、食いこむ。
それがどうしようもなく気持ちよくて、ボクの中から、幸せが大きくはじけた。
「ひぃああぁぁっっ♡♡でてるっ、でてるぅっ♡
エディのせーえきっ、しきゅうでうけとめてるぅぅうっ♡♡
しあわせ、しあわしぇぇええぇええぇぇっっっ♡♡♡」
なにかがおちんちんから出ていくような感覚とともに、とてつもない“気持ちいい”が体中に広がっていく。
ネネロも同じような気持ちよさをかんじているのだろうか。
ネネロは叫びながら、ボクに強く抱きついてくる。
手足や羽にしっぽだけじゃなく、おまんこまできつくしがみついてきて、ネネロはびくんびくんってしていた。
でもそれは、ボクも同じ。
ボクもまた、力いっぱいにネネロを抱きしめて、何度も何度も体をふるわせた。
全身でネネロを感じて、すっごく温かい気持ちになって、幸せになる。
「あぁあんっ♡あ、ひゃぁあ……♡
あはぁ♡しあわせぇぇ……♡♡」
気持ちいい感じが落ち着くと、ネネロはとろけたみたいな息をはいた。
それから力が抜けたみたいに、ボクにもたれかかってくる。
「エディ……♡どう、だったかな……?気持ちよかった……?」
「うん、すっごく、気持ちよかったよ」
「そっかぁ……♡うん、私も気持ちよかったぁ……♡」
そういって、ネネロがボクにキスをしてきた。
さっきみたいな、舌を入れるようなのじゃなくて、くちびる同士を合わせるみたいなキスだ。
これもなんだか、ネネロと好きが通じ合う気がして、気持ちいい。
「ん……あっ、そういえばネネロ。
ボク、おちんちんがへんな感じしたんだけど……」
「んー?……あぁ、射精したことないんだったら、混乱しちゃうか」
「そうだ、しゃせい?っていったい……わぁっ!?」
質問しようとしたボクを、ネネロは優しく押したおしてきた。
ふかふかのベッドを頭の後ろで感じながら、ボクはネネロを見上げる。
「あはは♡いいよ、これからたくさん、教えてあげるね♡」
ネネロは舌なめずりをして、ボクを真っ直ぐに見つめてくる。
その目は、かわいい女の子みたいだけど……同時に、魔物みたいだった。
「さっきは私がエディを貪っちゃったからぁ……♡
今度こそ、優しくリードしてあげる♡」
「えっ、どういうこと……んあっ!?」
おまんこがぎゅってなって、おちんちんがぴくんって反応した。
それでようやく気づく。まだまだ、ボクはネネロと気持ちよく、愛し合うんだって。
「おねがい♡今夜はずっと、私を愛してぇ♡」
そんなの、断れるわけがない。
ボクはこくんとうなずいた。
ネネロが満面の笑みを浮かべて、またボクにキスをする。
それから、ボクたちはずっと、気持ちよくて幸せになって、大好きなのを伝えあった。
■■■■■
人にはみんな、ヒミツがあるらしい。
だからボクにも、ボクだけのヒミツがあった。
「エディとデート♡すっごく楽しいね♡」
魔界になった街の中を、ボクとネネロは堂々と歩いていた。
石で作られた大通りには、当然たくさんの人がいる。
だけど、ボクは誰にも怒られたりしていない。
「ネネロとこうして外でも遊べるなんて、思わなかったよ」
ボクの腕を抱きしめて歩くネネロを見て、つぶやく。
少し前なら、魔物である彼女が出歩いていたら、大騒ぎだっただろう。
でも、今はそうじゃない。
国が魔界になって、大人も子どもも、たくさんの人が魔物になった。
そういうわけで、今はもう魔物が街にいるなんて当たり前。
誰も、ボクとネネロを見て叱ったりなんてしない。
「あははっ!えいっ♡」
ちゅっ、とほっぺにやわらかい物が当たった。
それがネネロのくちびるだって気づいて、ボクは顔が熱くなってしまう。
「もうっ!照れちゃって可愛いなぁ!」
「かわいいって……ていうか、なんで急にキスしたの?」
「んー?したくなったからじゃ、ダメ?」
「う……」
上目づかいで聞いてくるネネロに、ボクはたじたじだ。
こういうとき、ボクは彼女に勝てないや。
「全然、いやじゃないよ。むしろうれしくて……。
えっと、なんていうか……大好きだなぁって、思うっていうか……」
「へぇ……♡そっか、大好き、かぁ♡」
ネネロがにへらと笑顔になる。
それから彼女は、そっとボクの手を引っ張ってきた。
「ねぇ、エディ……♡
もっと、大好きを感じたいって言ったら、シてくれる?」
「えっ、それは……!」
ネネロがなにを言ってるかは、もう分かる。
あの日の夜に、他でもないネネロにたくさん教えてもらったから。
「外でそういうことするのは、恥ずかしいことなんじゃ、ないかな……!」
「えー?いいじゃんっ♡私たち、好き同士なんだし♡
あぁん♡エディに気持ちよくしてもらって、幸せになりたいなぁ♡」
ネネロは今も、ボクの手を引いている。
彼女の向かおうとする先は、路地裏だ。
そういえば最近、路地裏で愛し合っている人たちを見かけたりするけど……ボクとネネロが同じことをするというのは……!
「おねがい、エディ……♡
私、ほしいの♡せつないの……♡」
「っ、も、もう!ネネロはしょうがないんだから!」
結局ボクも、ネネロと愛し合いたい気持ちがおさえられなかった。
素直になって、ネネロと一緒に路地裏に入っていく。
「あはぁ♡私もう、我慢できないよぉ……っ♡」
「ネネロ……」
「うん?どうしたの?」
「大好きだよ」
「っ♡♡私も、エディが大好き♡♡」
ネネロがぎゅっと抱きついてくる。
ボクも、温かい気持ちになって、彼女を目一杯に抱きしめた。
「私は、エディとずっと一緒にいるから♡
だからこれからも、たくさん愛し合って、たくさん幸せになろうねっ♡」
そうしてどちらともなく、キスをする。
ボクのヒミツは……ネネロと友達だっていうヒミツはなくなった。
だけど代わりに、ボクは新しいヒミツを、ネネロと共有する。
――――たくさん愛し合ったっていう、とっても幸せなヒミツを。
女の人の、高い声。するどくて、でも優しい声。
羽や角のある女の子が、男の人の上に乗っている。その大半はボクやネネロと同じくらいの、小さな女の子だ。
「私たちのサバトは、最初からこの国を魔界にするつもりだった……とかは、どうでもいいかな」
薄暗い小さな家の中、魔法で街の様子を見せてくれたネネロが、後ろから抱き着いてくる。
心なしか、胸を押しつけられているような、そんな気がする。
「私は、エディに幸せになって欲しい。だから、国を変えるね」
国が変わっていく、その様子をボクは見ている。
女の人がどんどん子どもになって、男の人がみんな、小さな女の子に襲われている。
「なに、これ………」
男の人の上に乗って、激しく跳ねる女の子たち。
彼女たちは一体、なにをしているんだろうか。
分からない。だけど、女の子たちはみんな幸せそうに笑っていた。
その笑顔は、どこかネネロがボクに向ける笑い顔と似ている気がする。
そして、男の人たちもまた、どこか優しい顔をしていた。
最初は怖そうだったけど、徐々に優しくなっていって。今では、女の子を抱きしめたり、キスしたりする人もいる。
「みんな、愛し合っているんだよ。
好き好き大好き、って想いを伝えあっているの」
ネネロの言うように、みんな恋人みたいだった。
悲鳴はだんだん消えて、“好き”って言葉が代わりに叫ばれてる。
みんな、幸せそう。そう思ったら、なんだか身体が熱くなった。
「……いいな。……なんだか、羨ましいや」
抱きしめ合う街の人々に、ボクとネネロの姿が重なる。ボクも、あんな風にできたら。ネネロとああやって想い合えたら。
だけど、やり方がわからない。ただハグするだけじゃ違うし、キスするだけでもないみたい。いったい、どうすればいいんだろう?
「ねぇ……私もエディに愛してほしいの…♡おねがい…♡」
「うん、それはモチロンだけど……。でも、ボクはどうしたらいいか……」
愛し方の分からないボクの手を、ネネロが握る。
「大丈夫だよ、私が教えてあげるから……♡ほら、きて…♡」
手を引かれて、ベッドに案内される。そのままネネロはベッドの上に座り込んで、ポンポンと布団を叩いた。同じように、上がってきて、ってことみたい。
「お、お邪魔します……」
なんともないことのはずなのに、ネネロのベッドに入るって思うと、変に緊張しちゃう。
身体をベッドに乗せれば、ギシリと音がした。
同時に、甘い匂いがした。ベッドに染み付いたネネロの匂いだ。
「ありがとうね。……じゃあ、服を脱いで?」
「えっ!?いや、それはそのっ、恥ずかしいよ!?」
服を脱いでって、つまりは裸になって、ってことでしょ?
それはなんだか…いけない気がする。
「んー、そっか。じゃあ、エディはそのままでいいよ。
私は脱ぐけどね?私の全部をエディに見て欲しいから……♡」
言うや否や、ネネロが来ていた服をすべて脱いでしまう。
ネネロの、裸。見ちゃいけないのに、目が離せない。ごくんと、つばを飲み込む。
「……どう?私の裸、変じゃない?」
膝立ちになって聞いてくるネネロ。
隠すつもりもないらしく、自らの体を見せつけてくる。
「えと、その………キレイ、だと思う。うん、すっごくカワイイよ…」
それが素直な感想だ。月明りに照らされた白い肌はとってもキレイ。
小さなお胸も、ピンク色の乳首も、少し恥ずかしそうな顔も、ネネロの全部がかわいらしい。
「いっぱい見ていいよ…♡私はもう、キミだけのモノだから…♡」
ずい、とベッドに手をついて近くに這ってくる。
四つん這いの格好の彼女は、しっぽと耳もあいまって、ネコみたいだった。
息がかかってしまうほどに近い。少し手を伸ばせば、ネネロに触れられる。
けど、ボクはどうしたらいいか分からなくて、ただただネネロに見惚れていた。
「嬉しい…私で興奮してくれてる…♡もっと、気持ちよくなって♡」
「こうふん……?きもちいい…?」
「あはっ、まだ分からないよね。
いいよ、これから一緒に、感じていこうね…♡」
今度はボクのほうが、頭を撫でられる。
ポンポンと優しく撫でていた手は、頭から頬へ、頬から首へと下りていく。
「……ちょっと、ごめんね」
「え?…ってなんでズボンを脱がすの!?」
お腹のあたりまで下りた手が、ボクのズボンを脱がしていく。
突然のことにパニックになったボクは、抵抗することもできなかった。
「これが、エディの…♡すっかり勃っちゃったね♡」
「たつ…?いや、そんなことより!ジッと見ないでよ!」
ズボンがなくなれば、当然今まで隠していた物が見えてしまう。
その……ボクのおちんちん、とか。
「ごめんごめん。……それにしても、おちんちん、すっかり大きくなっちゃったね…♡」
ネネロに見られて、顔から火が出そう。
それに、おちんちんが変な感じだ。いつもと違って大きくなってるのもそうだし、ビクビクって震えてるのもそうだ。そのうえ、なんだかムズムズするし……。
「皮は被ってるよね…。エディはまだ子供だし」
「っ!?ちょっとネネロ!そんなの触っちゃ汚いよ!」
ネネロがおちんちんに手を触れる。
「ひっ!?なに…?なんか、ゾクゾクって……!?」
人間と違う、黒くてふかふかの大きな手に、おちんちんが包まれた瞬間、なんとも言えない感覚がした。背中に電気が走ったような、鋭くて心地いい感じ。
「慣れてないから、敏感になってるね…。
優しく剥くけど、もし痛かったら言ってね?」
「え、むく?むくって何を……っ!?」
ネネロがおちんちんの皮を優しく引っ張った瞬間、再び心地いい感覚に襲われた。
だけどそれの感覚はさっきよりも強くて、思わずのけ反ってしまう。
「!ごめん、痛かった!?大丈夫!?」
「い、いや……痛くないよ。でも、なんかピリピリして…!」
心配そうなネネロを安心させたくて、どうにか笑って見せる。
本当に痛くはないんだ。ただ、初めての刺激にびっくりしただけ。
ふと見れば、皮が剥けて先っぽが丸出しになってた。
「えーと、ここからどうするの?街の人たちみたいに、ネネロがボクの上に乗るの?」
「そうだね。エディも初めてだし、そっちのほうがいいかな。それじゃ、横になって」
どうしておちんちんを触ったのとか、なんで女の子が上に乗ると愛し合うことになるのとか、色々と疑問はあるけど……。とりあえず言う通り寝転がる。
「ありがと♡いっぱい、気持ちよくするからね……♡♡」
直後、温かくてぬるぬるした感触がした。
「んひゃあっ♡…すごい♡ちょっと擦っただけで、こんなにも……♡」
股の部分でおちんちんをぐちゅぐちゅと擦られる。
「なにこれ…!?なんか、ゾクゾクって…!」
「エディも感じてるんだね♡それが『気持ちいい』だよ♡
恋人はね、こうやって一緒に気持ちよくなって愛し合うんだよ…♡♡」
言ってる間もずっと、ゾクゾクが止まらない。
ネネロに触れているだけでドキドキする。
そっか、これが“気持ちいい”って感じなんだ。
「じゃあ、ネネロも気持ちいい?ゾクゾク、してる?」
一緒に気持ちよくなるのが恋人なら、ネネロはどうなんだろう?
ボクだけ気持ちよかったら、なんかイヤだ。ネネロにも気持ちよくなってほしい。
「うん♡とっても気持ちいいよ♡……ほら、見て。
私のココ……おまんこ、って言うんだけどね。
女の子は気持ちよくなったら、おまんこからお汁が溢れちゃうの♡」
擦れ合っている部分…ピンク色でひくひくしてる所。
おまんこからは、コップの水をひっくり返したみたいに濡れていた。
「すごい……なんか、ドキドキする…」
お汁がいっぱいで、それだけネネロが気持ちよくなってくれてるのも嬉しいけど……それ以上に、おまんこを見たら何故か息が荒くなる。たぶん、ボクは“興奮”して気持ちよくなってるんだと思う。
「これでも十分気持ちいけど……もっとたくさん気持ちよくなれるよ♡」
「ホント?」
「うん、本当だよ♡」
ぐちゅり。ネネロの手に支えられて、おちんちんが丁度おまんこの下になる。
粘ついたお汁は絶えず滴っていた。
「おまんこの中におちんちんを挿いれるとね、とっても気持ちいんだよ…♡♡そうやって愛し合うんだ…♡♡」
「え……?それって……いいの?こんなの入れたらダメなんじゃ……?」
流石に困惑してしまう。だって、おしっこする部分だよ?
それを体の中に押し込むなんて、いけないことなんじゃ…?
「駄目なんかじゃないよ。女の子のココはね、男の子のおちんちんを挿れてもらうためにあるんだから♡♡」
「そうなの……?」
確かに、ボクは女の子に詳しくない。おまんこ、っていうモノも知らなかったくらいだ。だったら、ネネロの言うことが正しい気がしてくる。
「女の子はね、好きな人に奥まで突き入れてもらって……おまんこを滅茶苦茶にして欲しいの♡」
吐息交じりの声が、耳に入ってくる。すると、どうしてか、ボクもおちんちんをネネロに入れてみたくなってきた。
だんだんと、“いけない”って思いが消えていく。“したい”が湧き上がって、ネネロのおまんこから目が離せない。
「エディが大好き…♡♡だから、私を滅茶苦茶にして…♡♡」
耳元で囁かれた言葉に、ボクは頷くことしか出来なかった。
「それじゃあ、行くよ。ゆっくり……ゆっくりぃ……♡んぁぁ…っ♡」
少しずつ、おちんちんがネネロの中に入っていく。
ネネロの中は温かくて、ぬるぬるの、うねうねで。入れば入るだけ、気持ちいい。
腰が抜けてしまいそう。ゆっくりなのに、身体が小さく跳ねちゃう。
「っあ♡……全部、はいったぁ♡♡エディのが、奥までぇ……♡♡」
根元までネネロに飲み込まれてしまった。
「すごく気持ちいいよ…!抱きしめられてるみたい…!」
おちんちん全部で、ネネロを感じる。
この気持ちいいは、ただ抱き合うだけじゃ、絶対に感じられない。
「大好きだよ、ネネロ。キミとこんなことができるなんて……ボクはなんて幸せなんだ…!」
「あはは……大袈裟だよ、エディ」
「おおげさなもんか!だって、少し前までは、二度と会えないって思ってたんだもん!」
この国が魔界にならなかったら、今こうやって気持ちいいを分かち合うことはできなかったと思う。
「一緒にいられて嬉しいよ!カッコ悪いけど……本当に逃げられるか、とか…不安だったからさ…」
一生ネネロと一緒にいるつもりではあったけど、ボクみたいな子どもにどこまでの事ができるかは心配だった。
それを、ネネロ達が全部解決してくれたんだ。こんなのも嬉しくて、幸せなことはないはずだ。
「あは、は……エディは、優しいね……」
ぽたり。
胸に温かい雫が落ちる。
「ネネロ…?もしかして、泣いてる?」
ネネロの肩は、震えていた。
「私は、知ってたんだよ。今夜中に、この国は魔界になるって……!
なのに、エディに来て欲しくて黙ってたんだ…!」
「それって、どういう」
「嘘をついたんだよ!私は!キミに迎えに来てほしくて!家族よりも私を選んでほしくて!
お別れする気なんて最初からなかったのに!ただエディに愛されたくて、嘘を、ついた…ッ!」
ぎゅっと、肩をつかまれる。
「私、最低だよね。自分勝手な理由で、キミを苦しめた。大好きなだなんて言いながら、キミに重い決断をさせたんだよ。
嫌いになったよね。こんな、卑怯な私なんて。本当は、こうやってキミの恋人になる資格なんてないんだよ。エディと愛し合うなんて、私はしたらいけないのに」
「ネネロ」
体を起こして、そっと抱きしめてあげる。
「あ……♡」
「ボクは、ネネロが大好きだから。キミがウソつきでも、大好きなんだ」
子どものボクには、ネネロがなにか悪いことをした、くらいのことしか分からない。
それが、どうして最低なのかは分からない。
分かるのは、ネネロがウソつきでも、好きって気持ちが変わらないことだけ。
「ネネロも、ボクのことが好き?」
「大好きだよ!この世のなによりも!エディさえいれば私はそれでいいの!
ずっとキミといたい、キミにだけ見つめてもらいたい、キミだけに愛してほしいの!!」
「じゃあ、それでいいんじゃないかな?」
もう一度、ネネロとキスをする。なんとなく、キスがしたかった。
「んっ♡……エディ…♡」
「好きだよ。だから、ボクと一緒にいてほしいな」
なんだか、顔が熱いや。
照れくさいような、でも幸せなような、そんな感じ。
でもそんなボクよりも、ネネロのほうが真っ赤だった。
りんごみたいなほっぺたで、泣いていた目はなんだかとろんとしてる。
その顔がすっごくかわいくて、ボクの胸の中が、どくんっ、ってした。
「……うん♡」
今度はネネロからキスされる。
何度も、何度も、口と口がくっついちゃう。
「ありがとう、エディ。絶対に、幸せにするから。世界中の誰よりも、幸せにする。
もう二度と苦しめない。私を選んでくれた貴方を、ずっと気持ちよくしてみせるから…♡」
首に腕を回されて、抱きしめられる。
「ゆっくり、動かすね。たくさん、気持ちよくなって♡」
ネネロの腰が、ゆっくり、ゆっくりと持ち上がっていく。
すると柔らかくてなんだか甘い感触が、おちんちんから伝わってきた。
「んっ♡きもちいぃ……♡
今度は、ゆっくり、腰を落としてぇ……ひゃぁんっ♡」
おちんちんが抜けそうになったかと思えば、ネネロがまたおまんこの中に入れていく。
ゾクゾクっ、って感じが、おちんちんの先っぽからして、ボクは思わず体がはねてしまった。
「ネネロっ、これ、なんか……すごいよ……っ」
「あはぁ♡嬉しい♡私で感じてくれてるんだね♡」
そう言っている間も、ネネロの動きは止まらない。
ゆるやかなに腰を上げたり下ろしたりして、ボクにゾクゾクした感じをおくってくる。
「うひゃっ!?なに、なにこれっ、おちんちんが、こすれてる……!?」
「うん、そうだよ……んあぁ♡
私のおまんこの襞とぉ、エディのおちんちんが擦り合ってるの♡」
今まで感じたことのない感覚に、ボクはわけがわからなくなりそう。
おまたの所からくちゅくちゅって音がするたびに、頭がちかちかする。
「はぁん♡エディが、私で気持ちよくなってくれてる……♡
うれしいよぉ♡もっと、もっと、きもちよくなってぇ♡」
「うぅ、ネネロ……っ」
気持ちいい感じに、ネネロを抱きしめる力が強くなる。
「ネネロは、気持ちいい……?
ボクと、おんなじ感じになってる……?」
ボクと一緒だったらいいなぁって、そんなことを聞いてみる。
するとネネロは、どうしてかすごくうれしそうな顔をした。
「エディと繋がってるんだから、気持ちいいに決まってるよ……♡
溶けちゃいそうなくらい幸せでぇ……んっ、あぁ……♡
我慢、してないと……めちゃくちゃに、なっちゃいそうで……はぁあん♡」
ネネロのうれしそうな顔が、ときどきゆがんでしまう。
息は全力で走った後みたいにとぎれとぎれで、ときどき歯を食いしばってるみたい。
「ネネロ……なにか、がまんしてるの?」
「んぅっ♡う、うん、激しくしないように、我慢してる。
そうしないと、自分本位なえっちになっちゃうから……」
「えぇと、ボクはネネロに我慢なんてしてほしくないよ……?」
「っ、だ、だめだよ……!
私、エディを気持ちよくするんだって、決めたばかりだから……っ」
なにか意地になっているみたいに、ネネロは目つきをするどくした。
それはそれでかわいいけど、でもボクは、ネネロの好きなようにしてほしい。
「ボクは、ネネロが気持ちよくなってくれたほうが、しあわせだよ」
「う、ぁあ……だめ、だめ……♡
やだぁ……私、おさえが……やぁ……♡」
「お願い、ネネロ。キミの好きなようにして」
「っ!あっ、あぁっ……!
エディ……!エディっ、エディィィッ!!」
瞬間、ぐちゅりと重い音がして、さっきまでと比べ物にならないくらいの気持ちいいが、ボクの全身にかけぬけた。
「んくっ!?ね、ネネロ……!?」
「わ、私はっ、私は!優しくリードするつもりだったのにっ!
なのに、こんな、んひゃあぁっ♡こんなの、ズルいっ、ズルいよぉっ♡♡」
頭をふりながら、ネネロがはげしく上下にはねる。
そのたびにきれいな黒の髪の毛がゆれて、ネネロのすがたをきれいにする。
「エディっ、エディぃ♡キミはいつも、んひぃっ♡
わたしを、みだすのっ♡エディが、わたしをへんにするのっ♡」
「え、えっと……ごめん、ね?」
「やぁっ、あやまらないでよっ♡エディはわるくないのっ♡
すきぃっ、すきなのっ♡だいすきなのぉっ♡」
もしかしたら怒ってるのかもって思ったけど、そうじゃないらしい。
ネネロは「好き」ってさけびながら、めちゃくちゃに腰をふってくる。
でもそれは、とんでもなく気持ちいい。
さっきまでのゆっくりなのもすごく気持ちいい感じだったけど、今のはげしいのもとってもいい。
「あぁあんっ♡エディのおちんちんっ、きもちいぃよぉ♡
こんなのだめぇっ♡がまんできないよぉっ♡」
ネネロがボクの首元に顔をおしつけてきた。
腕やしっぽ、羽も背中に回されてるから、体の全部でしがみつかれてるみたい。
「しあわせっ、しあわせぇっ♡んやぁぁっ♡
おまんこのおくにっ、エディのがあたってるよぉっ♡
これしゅきっ、きもちいいっ♡エディがだいしゅきぃいっ♡」
「っ、ボクも、ボクも!ネネロが大好きだよっ!」
「あひゃぁんっ♡うれしいっ、うれしいよぉっ♡
おねがいっ、もっといって♡もって、すきっていってぇっ♡♡」
ねだるみたいなネネロに、ボクはなんども、「大好き」って伝える。
好きって言えば言うだけ、ボクは胸が温かくなっていった。
そして、好きを伝えるネネロのことが、もっともっと、好きになっていく。
「うっ、ネネロ……おちんちんが、へんな感じして……っ!」
「あはっ♡そっかぁ♡射精も、イくのもっ、はじめてなんだね♡」
「しゃ、しゃせい……?」
「とっても、きもちいことだよっ♡
男の子と女の子はっ、あいしあうとイっちゃうの♡」
「なに、かは……わかんないけどっ……!
ネネロは、いっしょに……イクが、したいかな……?」
「っ〜〜〜〜♡♡♡
うん、うんっ♡エディといっしょにイキたいのっ♡♡」
「じゃあ、いっしょに……!」
「あはぁあっ♡うれしいよぉっ♡
エディのはじめてのぜっちょうっ、わたしでしてぇっ♡♡
はじめてのせーえきも、わたしのナカにそそいでほしいよぉっ♡♡」
ネネロが言っていることは、あんまりわからないけど、これからなにかが起こってることはわかった。
だけどきっと、ネネロが求めてるってことは、いいことなのだろう。
それにボクも、このままでいたかったから、いまさら止めるなんて、できっこない。
「ネネロっ、好きっ!ネネロ、ネネロっ!」
「わたしもすきぃっ♡あんっ♡あぁんっ♡
エディ、キスっ♡キスしたいっ♡して、してぇえっ♡」
言われるがままに、ボクはネネロにキスをする。
くちびるとくちびるがくっつくと、口の中にぬるりとした物が入ってきた。
たぶんネネロの舌が入ってきたのだろう。
「んちゅっ、んむっ、んんぅ〜♡
キス♡エディと、ちゅぅ、ちゅっ♡
ちゅむっ、キス、すきぃっ♡ん、ちゅぅ♡♡」
ネネロはそのまま、頬のうらがわとか、あごの上とか、ボクの舌だとかをなめてくる。
最初はびっくりしたけど、でもなんだか、舌と舌が絡まるのが気持ちよくて、いつの間にかボクはネネロを受け入れていた。
「ちゅっ、んぅっ♡、ふ、はぁあんっ♡
あぁ、もうだめぇ♡わたしも、もう、イクぅ……っ♡」
小さくふるえるネネロが、ボクに体をすりつけてきた。
なんだか、甘えてくれてるみたいでかわいい。
「ネネロ……っ!」
「エディもっ、んぁっ♡もうげんかい、だよねっ♡
いいよ、イこっ♡いっしょに、いっしょにぃ……っ♡♡」
ネネロが腰をくねららせて、おちんちんをはげしく抜きさしする。
頭がちかちかする、体がかくかくする。
体をおくから、なにかがはじけてしまいそう。
「あっ、あ、あぁあっ♡♡イクっ、イクぅっ♡
すきっ、すきすきすきぃいっ♡ひゃぁああっっ♡♡」
ネネロが好きでたまらない。ネネロが大好きしか考えられない
ネネロと一緒にいられる幸せが、あふれてくる。
「んひゃぁあああっっ♡♡イクぅぅっ♡♡
エディといっしょにイクぅううぅんあぁぁあぁあああっっ♡♡♡」
「う、ぁあっ!ネネロぉっ!!」
おちんちんの先が、ネネロの奥のやわらかい物にふれて、食いこむ。
それがどうしようもなく気持ちよくて、ボクの中から、幸せが大きくはじけた。
「ひぃああぁぁっっ♡♡でてるっ、でてるぅっ♡
エディのせーえきっ、しきゅうでうけとめてるぅぅうっ♡♡
しあわせ、しあわしぇぇええぇええぇぇっっっ♡♡♡」
なにかがおちんちんから出ていくような感覚とともに、とてつもない“気持ちいい”が体中に広がっていく。
ネネロも同じような気持ちよさをかんじているのだろうか。
ネネロは叫びながら、ボクに強く抱きついてくる。
手足や羽にしっぽだけじゃなく、おまんこまできつくしがみついてきて、ネネロはびくんびくんってしていた。
でもそれは、ボクも同じ。
ボクもまた、力いっぱいにネネロを抱きしめて、何度も何度も体をふるわせた。
全身でネネロを感じて、すっごく温かい気持ちになって、幸せになる。
「あぁあんっ♡あ、ひゃぁあ……♡
あはぁ♡しあわせぇぇ……♡♡」
気持ちいい感じが落ち着くと、ネネロはとろけたみたいな息をはいた。
それから力が抜けたみたいに、ボクにもたれかかってくる。
「エディ……♡どう、だったかな……?気持ちよかった……?」
「うん、すっごく、気持ちよかったよ」
「そっかぁ……♡うん、私も気持ちよかったぁ……♡」
そういって、ネネロがボクにキスをしてきた。
さっきみたいな、舌を入れるようなのじゃなくて、くちびる同士を合わせるみたいなキスだ。
これもなんだか、ネネロと好きが通じ合う気がして、気持ちいい。
「ん……あっ、そういえばネネロ。
ボク、おちんちんがへんな感じしたんだけど……」
「んー?……あぁ、射精したことないんだったら、混乱しちゃうか」
「そうだ、しゃせい?っていったい……わぁっ!?」
質問しようとしたボクを、ネネロは優しく押したおしてきた。
ふかふかのベッドを頭の後ろで感じながら、ボクはネネロを見上げる。
「あはは♡いいよ、これからたくさん、教えてあげるね♡」
ネネロは舌なめずりをして、ボクを真っ直ぐに見つめてくる。
その目は、かわいい女の子みたいだけど……同時に、魔物みたいだった。
「さっきは私がエディを貪っちゃったからぁ……♡
今度こそ、優しくリードしてあげる♡」
「えっ、どういうこと……んあっ!?」
おまんこがぎゅってなって、おちんちんがぴくんって反応した。
それでようやく気づく。まだまだ、ボクはネネロと気持ちよく、愛し合うんだって。
「おねがい♡今夜はずっと、私を愛してぇ♡」
そんなの、断れるわけがない。
ボクはこくんとうなずいた。
ネネロが満面の笑みを浮かべて、またボクにキスをする。
それから、ボクたちはずっと、気持ちよくて幸せになって、大好きなのを伝えあった。
■■■■■
人にはみんな、ヒミツがあるらしい。
だからボクにも、ボクだけのヒミツがあった。
「エディとデート♡すっごく楽しいね♡」
魔界になった街の中を、ボクとネネロは堂々と歩いていた。
石で作られた大通りには、当然たくさんの人がいる。
だけど、ボクは誰にも怒られたりしていない。
「ネネロとこうして外でも遊べるなんて、思わなかったよ」
ボクの腕を抱きしめて歩くネネロを見て、つぶやく。
少し前なら、魔物である彼女が出歩いていたら、大騒ぎだっただろう。
でも、今はそうじゃない。
国が魔界になって、大人も子どもも、たくさんの人が魔物になった。
そういうわけで、今はもう魔物が街にいるなんて当たり前。
誰も、ボクとネネロを見て叱ったりなんてしない。
「あははっ!えいっ♡」
ちゅっ、とほっぺにやわらかい物が当たった。
それがネネロのくちびるだって気づいて、ボクは顔が熱くなってしまう。
「もうっ!照れちゃって可愛いなぁ!」
「かわいいって……ていうか、なんで急にキスしたの?」
「んー?したくなったからじゃ、ダメ?」
「う……」
上目づかいで聞いてくるネネロに、ボクはたじたじだ。
こういうとき、ボクは彼女に勝てないや。
「全然、いやじゃないよ。むしろうれしくて……。
えっと、なんていうか……大好きだなぁって、思うっていうか……」
「へぇ……♡そっか、大好き、かぁ♡」
ネネロがにへらと笑顔になる。
それから彼女は、そっとボクの手を引っ張ってきた。
「ねぇ、エディ……♡
もっと、大好きを感じたいって言ったら、シてくれる?」
「えっ、それは……!」
ネネロがなにを言ってるかは、もう分かる。
あの日の夜に、他でもないネネロにたくさん教えてもらったから。
「外でそういうことするのは、恥ずかしいことなんじゃ、ないかな……!」
「えー?いいじゃんっ♡私たち、好き同士なんだし♡
あぁん♡エディに気持ちよくしてもらって、幸せになりたいなぁ♡」
ネネロは今も、ボクの手を引いている。
彼女の向かおうとする先は、路地裏だ。
そういえば最近、路地裏で愛し合っている人たちを見かけたりするけど……ボクとネネロが同じことをするというのは……!
「おねがい、エディ……♡
私、ほしいの♡せつないの……♡」
「っ、も、もう!ネネロはしょうがないんだから!」
結局ボクも、ネネロと愛し合いたい気持ちがおさえられなかった。
素直になって、ネネロと一緒に路地裏に入っていく。
「あはぁ♡私もう、我慢できないよぉ……っ♡」
「ネネロ……」
「うん?どうしたの?」
「大好きだよ」
「っ♡♡私も、エディが大好き♡♡」
ネネロがぎゅっと抱きついてくる。
ボクも、温かい気持ちになって、彼女を目一杯に抱きしめた。
「私は、エディとずっと一緒にいるから♡
だからこれからも、たくさん愛し合って、たくさん幸せになろうねっ♡」
そうしてどちらともなく、キスをする。
ボクのヒミツは……ネネロと友達だっていうヒミツはなくなった。
だけど代わりに、ボクは新しいヒミツを、ネネロと共有する。
――――たくさん愛し合ったっていう、とっても幸せなヒミツを。
23/07/03 14:27更新 / めがめすそ
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