第七話
※魔界平野※
※O-721視点※
「魔界第二十王女、何故俺にビンタを……?」
「気付いて、ないの?」
「何がだ」
「ウォッカ、泣いてるよ」
「あれ?アタシの目から涙が……」
「尋問じゃ、ウォッカよ、今の心境を答えよ」
「……オナニーに向かって矢が放たれた時、もう二度と愚痴が聞けない、笑ってくれない、結婚式も挙げられないと思った」
「オナニーよ、捕虜であるはずのそなたが何故ウォッカを守った?」
「俺はただ、ウォッカの決意に賛同しただけだ」
「賛同?改心ではないのか?」
「勘違いするな、ウォッカが自らの意志で動いたのに、男である俺が高見の見物でどうする」
「成る程、つまり互いに両想いという事じゃな」
「「はい?」」
「何故そうなる!」
「そうですよ別にアタシはこいつの事なんか」
「余は嘘と隠し事が嫌いじゃ、今の流れで誰が見ても「もうお前ら結婚しろよ」と言いたくなるじゃろ」
「安直に結婚出来るか!」
「結婚なんて、姉上が承諾するはず無いーー」
「いいよ、結婚しても」
「「いいのかよ!」」
「あたしは、魔物化後は、基本自由にさせてる。恋愛や結婚といった、アフターケアもしてる」
『時にはハーレム用のゴーレム作成に付き合わされたりィ、一苦労する事もあるけどねェ』
「まさかエネミス帝国も?」
「……うん、あたしが、ピスコ様をアポピスにした後も、魔界化無しの改革を手伝った」
「魔界化無しだと?」
「ピスコ様は、アポピスの素質を持ちながらも、太陽が好きな人、国民を守るため、魔物と教団、両者を敵に回さないよう、彼女なりに考えた」
『だから国を暗黒魔界にせずゥ表向きは反魔物領の新魔物領にしたのォ』
「凄く回りくどいですね」
「うんうん〜素直に魔界化しちゃえばいいのに〜」
「軽々しく言うな!」
「キャっ」
「ひえ〜」
「キャサリン、バブリー、オナニーが怒鳴る気持ちも汲み取ってくれ」
「住民の中には資源の問題上、魔界化を望む者も少なくは無かった。エネミス帝国は砂漠にある国、魔界化すればそれが解決すると」
「だが、それは人間をやめるも同然の行為。意見するだけで村八分、最悪地下牢獄行きだった」
「アタシとオナニーは、そんな連中を多く見てきた」
「だけど、ピスコ様は、そんな彼らを、陰ながら支えた」
『鏡の映像が正にそれだよォ』
「腑に落ちんな」
「どうして?」
「皇帝夫妻はまだしも、帝国にはテキーラ様がいるんだぞ」
「テキーラ様〜?」
「主神の使いであるエンジェルさ、アタシとオナニーに勇者の力を与えた」
「つまりテキーラ様は一切堕落していないのだ、それに何故俺やウォッカを含めた兵士一万に襲撃命令を出す?」
「百聞は一見にしかず、カフェオレ、鏡」
『鏡はオレが持ってたよォ』
「鏡よ、鏡、鏡様、天使テキーラを、映しておくれ」
『ピスコ様から貰ったこのペンダントは便利だな。魔力を遮断するから、かれこれ百年以上綺麗なままーー』
「まさか、テキーラ様まで騙されているとは……これなら悪オチの方がまだマシだよ」
「ウォッカ、改めて言う」
「姉上……」
「ウォッカには、幸せになってほしい」
「ドラゴンは、プライドの塊、強い男を求め、それ以外を見下す」
「だけど、それで、本当の気持ちを隠したら、誰かを愛するという、魔物娘としての幸せを、得られない」
「だからウォッカは、本当の気持ちで、彼を愛してほしい」
「ウォッカをドラゴンに変えた、あたしが、言える筋合いじゃないけど」
「……判った、それが姉上の望みなら」
「……貴男も、同じ」
「俺も?」
「矢が放たれた時、わざと避けなかったよね?」
「……第二十王女の言うとおりだ」
「誰かを守るのは、大事なこと、だけど自分を守るのも、もっと大事」
「貴男がいなくなったら、ウォッカが哀しむし、キャサリンやバブリーも哀しむ」
「だから、彼女達を泣かすような事をしては、駄目」
「それが第二十王女の、いやビューティの願いか」
「うん、次は、ビンタだけじゃ、済まないから」
「ああ」
「話は済んだようじゃから、そろそろ魔王城へ戻るとするかのう。皆の者、余について行くのじゃ」
「ハートの女王様ったら」
「ホント、自由奔放やんね」
「キャサリン、何故俺に手を差し出す?」
「勇者様、一緒に帰ろう」
「……鋏で連行しないのか?」
「あれ〜勇者さま〜キャサリンのカニ挟みが恋しいの〜?」
「そんな訳あるか、バブリー」
「そんなこと言って〜ホントの気持ちは〜?」
「だからベタベタするな、香りがキツい!」
「ん?確かバブルスライムの匂いは平気じゃ無かったのか?」
「何故かさっきからバブリーからいい香りがしてきてーーって、ウォッカ、何言わせるんだ!」
「それはバブルスライム中毒だな」
「くっ、俺としたことが中毒症状を起こすとは、キャサリン、お前の泡で香りを落としてくれ!」
「キャンサーの泡にもハマったわね?」
「あ」
「えっ、泡洗いしていいの?」
「えっと……」
「確カニそう聞こえました」
「だから、その」
「大浴場で泡洗いの再開をしましょ♪」
「待て、まだ心の準備が」
「そう言われても、もう子宮が疼いてきちゃってぇ♪」
「私も〜お腹ペコペコ〜精液頂戴〜」
「バブリー、ドロドロ身体でくっつくな、ウォッカ、二人を止めてくれ」
「悪いがそれは出来ない」
「またドラゴンとしてのプライドか」
「いや、お前が快楽に溺れるのがこの目で視てみたいのだ」
「ハイィッ?」
「愉快じゃのう、それでこそジャバウォックとしての誇りじゃ」
「おい、ハートの女王、ウォッカを元に戻せ!」
「だが断るのじゃ」
「頼むよ、ビンタ百連発していいからさ〜」
「姉上、頼みたい事が」ゴニョゴニョ
「うん、用意する」
※魔王城・大浴場※
「何故、第十九王女いや、アンジェラが見張る?ビューティ達はどこへ行った?」
「ビューティ達なら着替えに行ったわ、ついでに用があるから、大浴場には来られないって」
「何故ドロシーとバージャもいるんだ?」
「若い方のウブな交わりが視たくて」
「右に同じ」
「勇者様、ちゃんと洗ってあげますからね♪」
「精液が出たら〜私に頂戴〜」
「もうすぐ精と快楽に濡れるのか……フフフ」
※中略※
あはあは〜オチンポから精液が出てる〜
……バブリーちゃん、悪いけど退いてくれない?
ん〜いいよ〜
オチンポを洗ってあげ……ちょっと匂いがキツいから念入りに洗ってあげる
あはあは〜身体中精液でいっぱい〜
泡をオチンポに吹き付けて、ブラシでごしごし
緑の身体を白く染め〜
ブラシだけじゃ足りないわね、手の平も使って、あっ、オチンポから精液がビュルっと出た
精液頂戴〜
バブリー、洗ってる最中に寄らないで
何で〜?
せっかく匂いや汚れを落としたのよ、バブリーの粘液でまた汚れちゃうじゃない!
え〜?キャサリン我儘〜アタシも全身を包みたいよ〜
勇者様のオチンポは、私の泡で綺麗にしてあげるの!
勇者さまのオチンポはアタシの粘液で包むの〜
「あーっ!アンタ達いい加減にしなさーい!」
「アンジェラがキレた」
「短気なのは相変わらずですね」
「仲間割れはハーレムの敵よ!ウォッカも傍観せず三人で協力して精を絞りなさい!」
「姉上の姉上、二人のプレイをつい見惚れてしまった」
「バブリーちゃんの匂いがきつくて」
「キャサリンが〜すぐ匂いを落すから〜全身包んだ実感が湧かな〜い」
「それよ」
「「「へ?」」」
「その二律背反こそが、より多くの精を絞りだせるの」
「「「……詳しく教えてください」」」
「まず大事なのは三人が連携してーー」
「もう充分快楽の虜になってるのに……(涙)」
Вその頃В
「クリア、そっちは?」
「どこも使用中やんね。それだけ女王様の媚薬効果は絶大やったやんね」
「ビューお姉様」
「もどりました」
「ラヴ、ピーシュ、会場の空き、あった?」
「ダクスさんに聞いたけど」
「どこもいっぱいだって」
「流石に、今日中は、無理か」
「よし、ならば余の魔術で式場の増改築じゃ」
「女王様、勝手に魔王城を弄るのはアカンやんね」
「人様に迷惑を、掛けちゃ駄目」
「離すのじゃー」
「あらあら、思った通りビューティちゃんも帰郷してたのね」
「……ビューティ……久しぶり」
「この声は、まさか、ジンフ?」
※脱衣場※
「ふっ、ジャバウォックである事も悪くはないな」
「えへへ〜身体中精液で白く染まってる〜」
「確カニ皆で協力して精を絞り出すことも悪くは無いですね」
「恐るべき三人の連携だった……」
「オナニーも直に楽しめるようになるわよ♪」
「そうだアンジェラよ、貴様にこの剣を預ける」
「それは確か討伐隊との戦闘で使った剣よね?」
「魔物娘側につく以上、もう必要の無い物だ」
「じゃあ預かるわね、それにしてもいい剣ね、ピスコに見せたら凝視モノーーあれ?先程とは形が違うような」
「アンジェ姉さん、四人の様子は?」
「ビューティ、用事は済んだの?」
「うん、それで、四人の様子は」
「勇者様、風呂上がりはどうします?」
「ベッドで続きする〜?」
「ま、まだ心の準備が」
「仲は、良好ね」
「姉上、式場の確保は出来ましたか?」
「うん、ちょっと、変わった式場だけど、中身は保証する」
「三人とも、聞いてくれ」
「ウォッカちゃん?」
「何〜?」
「どうしたウォッカ、改まって」
「ベッドの前に大事な行事があるーー結婚式を開きたい」
「……」
「〜〜」
「……成る程、結婚式か、相手は誰だ?」
「アタシとキャサリンとバブリー、そしてO-721で、ハーレムの結婚式だ」
「ウォッカとキャサリンとバブリーが新婦で、新郎はO-721、オーナニイ、オナニー……俺の事か、ってええ!!」
「何を驚く、夫婦になる以上、まず結婚式を挙げるのが筋だろう?」
「いやいや、俺とウォッカならまだしも、キャサリンやバブリーの了承なしにーー」
「キャっ、嬉しい」
「わ〜い結婚式だ〜」
「いいのかよ!」
「二人共、オナニーに、好意を抱いてるから、ハーレム婚、オッケー」
「確かに魔物娘の中には一夫多妻を築くケースもあるけど、式場は?仲人の用意は出来てるの?」
「仲人なら私が務めるわ」
「……式場の用意は出来てます」
「仲人はエキドナで、式場はつぼまじんが用意するのかよ、って言うかお前ら誰だよ!」
「彼女はジンフ、あたしの親友、隣にいるエキドナは、母のルーナさん」
「蛇から壺が生まれるのかよ、って魔物の母であるエキドナなら可能か」
「……皆さん……宜しくお願いします」
「仲人は私、魔物の母であるエキドナのルーナと夫のソウルが務めますわ」
「ウォッカ、これで、結婚式が出来る」
「改めて感謝する、姉上」
「所でビューティ、肝心の式場はどこだ?」
「壺の中」
「ハイ?」
「今、魔王城の式場は満杯、だからジンフお手製の壺の中で、結婚式を行う」
Β更衣室Β
Βビューティ視点Β
「流石つぼまじんの壺、中は広い」
「広々〜」
「確カニ、中身はしっかりしてますね」
「ジンフ、お手製だから」
「三人共この中から好きな花嫁衣装を選ぶやんね。アラクネ店長特製の衣装やんね」
「おおっ、ウェディングドレスから、ジパングの衣装まであるぞ」
「いい生地使ってる〜」
「キャー、見てるだけでもウキウキして踊っちゃいます♪」
「さあ、貴女達の影を変えてあげる」
「「「はい」」」
Β着替え完了Β
「遅いのじゃ、三人共」
「ハートの女王様、何か御用ですか?」
「実は新婦三人に書いてほしい物があってのう」
「紙?」
「紙だ〜」
「蟹、いや紙ですね」
「ただの紙ではないぞ、夫婦同士が行う、未来への署名じゃ」
「成る程、婚姻届のような物ね」
「ビューティの言う通りじゃ、ここに三人の名前を書くのじゃ、夫の方は署名済みじゃ」
「確カニ『O-721』の文字がありますね」
「間違いなくオナニーの筆跡だ」
「じゃあ〜書くよ〜」
「署名完了じゃ、後の処理は余に任せるのじゃ」
「おーい三人共、着替え終わったか」
「ああ、オナニーこそ着替えは済んーー」
「キャー、勇者様似合ってますよ」
「タキシードだ〜」
「褒めても何も出ないぞ」
「……」
「どうした、ウォッカ」
「鼻血ブー!」バタッ
「ウォッカさん、大丈夫ですか?」
「倒れた〜」
「オナニーのタキシード姿、クラクラしちゃう〜」
※続く※
O-721「何だこの出オチ」
※O-721視点※
「魔界第二十王女、何故俺にビンタを……?」
「気付いて、ないの?」
「何がだ」
「ウォッカ、泣いてるよ」
「あれ?アタシの目から涙が……」
「尋問じゃ、ウォッカよ、今の心境を答えよ」
「……オナニーに向かって矢が放たれた時、もう二度と愚痴が聞けない、笑ってくれない、結婚式も挙げられないと思った」
「オナニーよ、捕虜であるはずのそなたが何故ウォッカを守った?」
「俺はただ、ウォッカの決意に賛同しただけだ」
「賛同?改心ではないのか?」
「勘違いするな、ウォッカが自らの意志で動いたのに、男である俺が高見の見物でどうする」
「成る程、つまり互いに両想いという事じゃな」
「「はい?」」
「何故そうなる!」
「そうですよ別にアタシはこいつの事なんか」
「余は嘘と隠し事が嫌いじゃ、今の流れで誰が見ても「もうお前ら結婚しろよ」と言いたくなるじゃろ」
「安直に結婚出来るか!」
「結婚なんて、姉上が承諾するはず無いーー」
「いいよ、結婚しても」
「「いいのかよ!」」
「あたしは、魔物化後は、基本自由にさせてる。恋愛や結婚といった、アフターケアもしてる」
『時にはハーレム用のゴーレム作成に付き合わされたりィ、一苦労する事もあるけどねェ』
「まさかエネミス帝国も?」
「……うん、あたしが、ピスコ様をアポピスにした後も、魔界化無しの改革を手伝った」
「魔界化無しだと?」
「ピスコ様は、アポピスの素質を持ちながらも、太陽が好きな人、国民を守るため、魔物と教団、両者を敵に回さないよう、彼女なりに考えた」
『だから国を暗黒魔界にせずゥ表向きは反魔物領の新魔物領にしたのォ』
「凄く回りくどいですね」
「うんうん〜素直に魔界化しちゃえばいいのに〜」
「軽々しく言うな!」
「キャっ」
「ひえ〜」
「キャサリン、バブリー、オナニーが怒鳴る気持ちも汲み取ってくれ」
「住民の中には資源の問題上、魔界化を望む者も少なくは無かった。エネミス帝国は砂漠にある国、魔界化すればそれが解決すると」
「だが、それは人間をやめるも同然の行為。意見するだけで村八分、最悪地下牢獄行きだった」
「アタシとオナニーは、そんな連中を多く見てきた」
「だけど、ピスコ様は、そんな彼らを、陰ながら支えた」
『鏡の映像が正にそれだよォ』
「腑に落ちんな」
「どうして?」
「皇帝夫妻はまだしも、帝国にはテキーラ様がいるんだぞ」
「テキーラ様〜?」
「主神の使いであるエンジェルさ、アタシとオナニーに勇者の力を与えた」
「つまりテキーラ様は一切堕落していないのだ、それに何故俺やウォッカを含めた兵士一万に襲撃命令を出す?」
「百聞は一見にしかず、カフェオレ、鏡」
『鏡はオレが持ってたよォ』
「鏡よ、鏡、鏡様、天使テキーラを、映しておくれ」
『ピスコ様から貰ったこのペンダントは便利だな。魔力を遮断するから、かれこれ百年以上綺麗なままーー』
「まさか、テキーラ様まで騙されているとは……これなら悪オチの方がまだマシだよ」
「ウォッカ、改めて言う」
「姉上……」
「ウォッカには、幸せになってほしい」
「ドラゴンは、プライドの塊、強い男を求め、それ以外を見下す」
「だけど、それで、本当の気持ちを隠したら、誰かを愛するという、魔物娘としての幸せを、得られない」
「だからウォッカは、本当の気持ちで、彼を愛してほしい」
「ウォッカをドラゴンに変えた、あたしが、言える筋合いじゃないけど」
「……判った、それが姉上の望みなら」
「……貴男も、同じ」
「俺も?」
「矢が放たれた時、わざと避けなかったよね?」
「……第二十王女の言うとおりだ」
「誰かを守るのは、大事なこと、だけど自分を守るのも、もっと大事」
「貴男がいなくなったら、ウォッカが哀しむし、キャサリンやバブリーも哀しむ」
「だから、彼女達を泣かすような事をしては、駄目」
「それが第二十王女の、いやビューティの願いか」
「うん、次は、ビンタだけじゃ、済まないから」
「ああ」
「話は済んだようじゃから、そろそろ魔王城へ戻るとするかのう。皆の者、余について行くのじゃ」
「ハートの女王様ったら」
「ホント、自由奔放やんね」
「キャサリン、何故俺に手を差し出す?」
「勇者様、一緒に帰ろう」
「……鋏で連行しないのか?」
「あれ〜勇者さま〜キャサリンのカニ挟みが恋しいの〜?」
「そんな訳あるか、バブリー」
「そんなこと言って〜ホントの気持ちは〜?」
「だからベタベタするな、香りがキツい!」
「ん?確かバブルスライムの匂いは平気じゃ無かったのか?」
「何故かさっきからバブリーからいい香りがしてきてーーって、ウォッカ、何言わせるんだ!」
「それはバブルスライム中毒だな」
「くっ、俺としたことが中毒症状を起こすとは、キャサリン、お前の泡で香りを落としてくれ!」
「キャンサーの泡にもハマったわね?」
「あ」
「えっ、泡洗いしていいの?」
「えっと……」
「確カニそう聞こえました」
「だから、その」
「大浴場で泡洗いの再開をしましょ♪」
「待て、まだ心の準備が」
「そう言われても、もう子宮が疼いてきちゃってぇ♪」
「私も〜お腹ペコペコ〜精液頂戴〜」
「バブリー、ドロドロ身体でくっつくな、ウォッカ、二人を止めてくれ」
「悪いがそれは出来ない」
「またドラゴンとしてのプライドか」
「いや、お前が快楽に溺れるのがこの目で視てみたいのだ」
「ハイィッ?」
「愉快じゃのう、それでこそジャバウォックとしての誇りじゃ」
「おい、ハートの女王、ウォッカを元に戻せ!」
「だが断るのじゃ」
「頼むよ、ビンタ百連発していいからさ〜」
「姉上、頼みたい事が」ゴニョゴニョ
「うん、用意する」
※魔王城・大浴場※
「何故、第十九王女いや、アンジェラが見張る?ビューティ達はどこへ行った?」
「ビューティ達なら着替えに行ったわ、ついでに用があるから、大浴場には来られないって」
「何故ドロシーとバージャもいるんだ?」
「若い方のウブな交わりが視たくて」
「右に同じ」
「勇者様、ちゃんと洗ってあげますからね♪」
「精液が出たら〜私に頂戴〜」
「もうすぐ精と快楽に濡れるのか……フフフ」
※中略※
あはあは〜オチンポから精液が出てる〜
……バブリーちゃん、悪いけど退いてくれない?
ん〜いいよ〜
オチンポを洗ってあげ……ちょっと匂いがキツいから念入りに洗ってあげる
あはあは〜身体中精液でいっぱい〜
泡をオチンポに吹き付けて、ブラシでごしごし
緑の身体を白く染め〜
ブラシだけじゃ足りないわね、手の平も使って、あっ、オチンポから精液がビュルっと出た
精液頂戴〜
バブリー、洗ってる最中に寄らないで
何で〜?
せっかく匂いや汚れを落としたのよ、バブリーの粘液でまた汚れちゃうじゃない!
え〜?キャサリン我儘〜アタシも全身を包みたいよ〜
勇者様のオチンポは、私の泡で綺麗にしてあげるの!
勇者さまのオチンポはアタシの粘液で包むの〜
「あーっ!アンタ達いい加減にしなさーい!」
「アンジェラがキレた」
「短気なのは相変わらずですね」
「仲間割れはハーレムの敵よ!ウォッカも傍観せず三人で協力して精を絞りなさい!」
「姉上の姉上、二人のプレイをつい見惚れてしまった」
「バブリーちゃんの匂いがきつくて」
「キャサリンが〜すぐ匂いを落すから〜全身包んだ実感が湧かな〜い」
「それよ」
「「「へ?」」」
「その二律背反こそが、より多くの精を絞りだせるの」
「「「……詳しく教えてください」」」
「まず大事なのは三人が連携してーー」
「もう充分快楽の虜になってるのに……(涙)」
Вその頃В
「クリア、そっちは?」
「どこも使用中やんね。それだけ女王様の媚薬効果は絶大やったやんね」
「ビューお姉様」
「もどりました」
「ラヴ、ピーシュ、会場の空き、あった?」
「ダクスさんに聞いたけど」
「どこもいっぱいだって」
「流石に、今日中は、無理か」
「よし、ならば余の魔術で式場の増改築じゃ」
「女王様、勝手に魔王城を弄るのはアカンやんね」
「人様に迷惑を、掛けちゃ駄目」
「離すのじゃー」
「あらあら、思った通りビューティちゃんも帰郷してたのね」
「……ビューティ……久しぶり」
「この声は、まさか、ジンフ?」
※脱衣場※
「ふっ、ジャバウォックである事も悪くはないな」
「えへへ〜身体中精液で白く染まってる〜」
「確カニ皆で協力して精を絞り出すことも悪くは無いですね」
「恐るべき三人の連携だった……」
「オナニーも直に楽しめるようになるわよ♪」
「そうだアンジェラよ、貴様にこの剣を預ける」
「それは確か討伐隊との戦闘で使った剣よね?」
「魔物娘側につく以上、もう必要の無い物だ」
「じゃあ預かるわね、それにしてもいい剣ね、ピスコに見せたら凝視モノーーあれ?先程とは形が違うような」
「アンジェ姉さん、四人の様子は?」
「ビューティ、用事は済んだの?」
「うん、それで、四人の様子は」
「勇者様、風呂上がりはどうします?」
「ベッドで続きする〜?」
「ま、まだ心の準備が」
「仲は、良好ね」
「姉上、式場の確保は出来ましたか?」
「うん、ちょっと、変わった式場だけど、中身は保証する」
「三人とも、聞いてくれ」
「ウォッカちゃん?」
「何〜?」
「どうしたウォッカ、改まって」
「ベッドの前に大事な行事があるーー結婚式を開きたい」
「……」
「〜〜」
「……成る程、結婚式か、相手は誰だ?」
「アタシとキャサリンとバブリー、そしてO-721で、ハーレムの結婚式だ」
「ウォッカとキャサリンとバブリーが新婦で、新郎はO-721、オーナニイ、オナニー……俺の事か、ってええ!!」
「何を驚く、夫婦になる以上、まず結婚式を挙げるのが筋だろう?」
「いやいや、俺とウォッカならまだしも、キャサリンやバブリーの了承なしにーー」
「キャっ、嬉しい」
「わ〜い結婚式だ〜」
「いいのかよ!」
「二人共、オナニーに、好意を抱いてるから、ハーレム婚、オッケー」
「確かに魔物娘の中には一夫多妻を築くケースもあるけど、式場は?仲人の用意は出来てるの?」
「仲人なら私が務めるわ」
「……式場の用意は出来てます」
「仲人はエキドナで、式場はつぼまじんが用意するのかよ、って言うかお前ら誰だよ!」
「彼女はジンフ、あたしの親友、隣にいるエキドナは、母のルーナさん」
「蛇から壺が生まれるのかよ、って魔物の母であるエキドナなら可能か」
「……皆さん……宜しくお願いします」
「仲人は私、魔物の母であるエキドナのルーナと夫のソウルが務めますわ」
「ウォッカ、これで、結婚式が出来る」
「改めて感謝する、姉上」
「所でビューティ、肝心の式場はどこだ?」
「壺の中」
「ハイ?」
「今、魔王城の式場は満杯、だからジンフお手製の壺の中で、結婚式を行う」
Β更衣室Β
Βビューティ視点Β
「流石つぼまじんの壺、中は広い」
「広々〜」
「確カニ、中身はしっかりしてますね」
「ジンフ、お手製だから」
「三人共この中から好きな花嫁衣装を選ぶやんね。アラクネ店長特製の衣装やんね」
「おおっ、ウェディングドレスから、ジパングの衣装まであるぞ」
「いい生地使ってる〜」
「キャー、見てるだけでもウキウキして踊っちゃいます♪」
「さあ、貴女達の影を変えてあげる」
「「「はい」」」
Β着替え完了Β
「遅いのじゃ、三人共」
「ハートの女王様、何か御用ですか?」
「実は新婦三人に書いてほしい物があってのう」
「紙?」
「紙だ〜」
「蟹、いや紙ですね」
「ただの紙ではないぞ、夫婦同士が行う、未来への署名じゃ」
「成る程、婚姻届のような物ね」
「ビューティの言う通りじゃ、ここに三人の名前を書くのじゃ、夫の方は署名済みじゃ」
「確カニ『O-721』の文字がありますね」
「間違いなくオナニーの筆跡だ」
「じゃあ〜書くよ〜」
「署名完了じゃ、後の処理は余に任せるのじゃ」
「おーい三人共、着替え終わったか」
「ああ、オナニーこそ着替えは済んーー」
「キャー、勇者様似合ってますよ」
「タキシードだ〜」
「褒めても何も出ないぞ」
「……」
「どうした、ウォッカ」
「鼻血ブー!」バタッ
「ウォッカさん、大丈夫ですか?」
「倒れた〜」
「オナニーのタキシード姿、クラクラしちゃう〜」
※続く※
O-721「何だこの出オチ」
14/03/06 23:38更新 / ドリルモール
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