連載小説
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少女兵士と女王様のハーレム参り(整頓)
※魔王城・ハーレム部屋※
※リーゼ視点※


もうすぐ一月も終わり


「オラァオラァ、茸チンポで飛べぇっ!」
「アンッアンッ柴さまの奉仕で頭の胞子が飛んじゃうっ」


わたし達ハーレムは


「俺の竹筒チンポ気持ちよいか!」
「コケコッコー」

「ダブル柴様、門松の括り付けが終わりました」


正月の整頓の真っ最中です。


「「オウッ!行くぞ物置小屋へ」」
「こっちもイっちゃう!」
「コッコッ……イックック!」

マタンゴとコカトリスは挿入したまま愛液を放出

「あはっイッちゃった」
「コッコッコ、カクッ」

ダブル柴様は門松と妻達を担ぎ、駅弁スタイルで物置小屋へ向かいました。

「流石ハーレムの国ですね。整頓中も性交を行うなんて」

「指導、手を止めない」

眼鏡のリッチがわたしに注意をします。

「リーチさん」
「自覚、君はスタッフ、性交よりも整頓。次はオーガとミノタウロスの背中に門松を固定して」

「すげーよ、旦那の巨根!」
「オーガの凶暴マンコ最高!」

「ブモー!腰をズッコンズッコン」
「ミノたんの狂暴膣もサイコー!」

「二組共逆駅弁スタイルに夢中ですよ……」
「奮闘、それでも固定宜しく」
「あの、激しく腰を振らないで下さい、門松が固定出来ません」
「オラオラァもっとラッシュをかけアイタッ」

突然の峰打ちに、オーガの動きが止まりました。



「オーガが、おーガッと叩かれる♪」



燃えるような赤い鱗の蜥蜴戦士が立っていました。

巫女服を着ていることから、わたしと同じスタッフのようです。

「リーゼちゃん。今のうちに門松を過度に抑えつけて♪」
「は、はい」
「締めはしめ縄で縛れば“オーガど松”の完成♪」

「イテテ……悪かったつい腰振りに夢中で……もうイっていいか?」
「イきながら行ってね♪」
「恩に着るぞ、サラダよ」

オーガが柴様を担いで歩きだします。

「リーゼちゃん、次はミノタウロスだよ♪」
「は、はい」

わたしは次の作業に移ります。



「ここの門松は片付きましたね」
「場所移動、他にもある」
「リーチちゃんは仕事に律儀でリッチ儀だね♪」

「あの、さっきは有り難うございます」

わたしは、赤い蜥蜴戦士に頭を下げました。

「わたしはリーゼです。この前リザードマンになったばかりです。宜しくお願いします」
「知ってるよ、この前ワームが、わー向こう側への投げ飛ばし凄かったね♪」
「見てたのですか?」
「ビッグなワームがビックリ♪竹筒挿入してたドラゴン達もビックビクしながらビックリ♪」
「あ、あの……」

「紹介、彼女はサラダ。仲裁係で種族はサラマンダー」
「改めて、サラマンダーのサラダよ♪サラじゃないよサラダだよ♪」

「特徴、彼女は駄洒落好き」
「はい、一目瞭然です……」



「指示、二人共この箱をを運んで」
「はい、リーチさん」

わたし達は箱を担ぎます。

「中身はワイトの皆さんが遊んでいたカルタですね」
「カルタの箱を運んだら♪カルカッタ♪」
「それにしても蜥蜴戦士ってリザードマン以外にもいるのですね」
「亜種、サラマンダーは炎を纏うリザード属」

空を飛びながら性交するホーネット

アザラシ服の中で激しく交わるセルキー

プールの中で潜水セックスするマーメイド

プールサイドでラブラブ座位プレイするメロウ

アルラウネと二匹のハニービーと蜜塗れになりながらの4Ρ

皆が協力しながら精を搾り取る全身精液塗れのサキュバス属の魔物娘数十名

「様々な魔物娘が柴様と交わってますね。魔物娘全種類集まってもおかしくないですね」
「静止、それは地雷」
「リーゼちゃん、鬼畜キングの前では禁句だよ♪」
「あれ?わたし何か変なこと言いましたか?」



「全魔物娘コンプは不可能なんだ〜(涙)」



「柴様!?何故か涙目!?」
「地獄耳、柴様登場」

「グスッ……リーゼちゃん、魔王軍の研修終わったんだね」
「はい、やっとスタッフの仕事に就けます」
「それは良かった。なら今夜にもーー」
「あの、先程仰ったコンプ不可能って?」

わたしはつい柴様の台詞を遮って尋ねます。

柴様は再度涙目。

「……パールと一緒にハーレムを築いて数百年、古今東西の魔物娘をハーレムに迎え入れたけど、未だにハーレムにいない種族がいるんだ〜(涙)」


○柴様解説○


「ユニコーンは童貞限定」

「マンティスは基本性行為には無関心で」

「シー・ビショップは「毎回同じ夫ばかり祝福するのはちょっと……」と、丁重に断られ」

「リリムは魔王の娘で数が少なく、殆どが「母と同じく一夫一妻がいい」ってハーレム入りを拒否され……思い出しただけで涙が」


○解説終了○


「色々と苦労してるのですね……」

「柴様、柴様♪」

泣き止まない柴様の前に、サラダさんが、

「サラ・マンダー♪」

胸をさらけだし、V時開脚をしました。

「ぐはっ!」

柴様が鼻血を吹き出します。

「巫女服での『サラ・マンダー』は新鮮だぜ!」

柴様は鼻から流血したまま、親指を立てました。

「有り難う、サラダちゃん、元気が出たよ」
「それでいいのですか!?」
「いいのだよ、リーゼちゃんもサラダちゃんを見習ったら?彼女は駄洒落は寒いけどーー」



「落ち着いて下さい、ファインさん!」



「む、あの声はキキーモラのラーモちゃん!」

叫び声に気付いた柴様が走りだしました。

「緊急事態、サラダ、リーゼ、現場へ直行する」
「はいっ」
「今日もハーレムは絶直行♪」
「それを言うなら絶好調ですよ」

わたしはサラダさんの駄洒落をツッコミながら現場へ向かいます。



「この前はよくも余に恥を掻かせてくれたのう!」
「だからと言って暴力表現は御法度ですよ〜」

現場では、ファラオのファインさんが癇癪を起こし、ラーモさんが彼女を宥めていました。

「どうした?」
「おおっ我が王よ、聞いておくれ、この触手が余に無礼を働いたのじゃ!」

ファインさんが指した相手。

「テンタ君?」

それはテンタクル・ブレインのテンタ君(命名わたし)でした。

「この触手が、余の女性器に竹筒をねじ込んだのじゃ!よりによってほろ酔い中に!」

テンタ君は首を横に振ります。

「あの、テンタ君は否定してますよ」
「む、お主は誰じゃ!」
「覚えてないのですか?リーゼです。テンタ君は無実だと言っています」
「無実?どこにそんな証拠があるのじゃ」
「テンタ君の目を見てください、こんなにも可愛い目をしてます」
「それのどこが証拠になる?目撃者もおる!」
「それでも、触手を虐めるのは御法度です」
「生意気な口を……こうなれば、余の「王の力」で」

ファインさんがテンタ君を指差し、

「命令じゃ、本能に従いそこの蜥蜴戦士を襲え!」

すると、急にテンタ君の周りから触手が飛び出し、わたしを襲いました。

わたしは間一髪回避しますが、触手の猛攻は止まりません。

「テンタ君どうしたの!?」
「解説一、ファラオには相手を従わせる力がある」

リーチさんが結界で触手を塞き止めますが、数が多過ぎます。

「解説二、テンタ君は触手の本能で性的に襲っているだけ」
「そんな……」

「ほっほっほ、所詮は触手。ファラオの一声で思いのままじゃ」

ファインさんが愉快に笑います。

「どうすれば、テンタ君を止められるの?」
「解決策、触手を全て使用不能にすること」
「そんな……」
「正当防衛、触手だけを破壊すればいい」
「リーチさん……判りました」

わたしは魔界銀剣を抜剣

「はああっ!」

一挙一動で、凌辱しようとする触手にたたき込みました。

衝撃音は、交わりに夢中な妻達を気を逸らし

剣は、すり鉢で磨り潰すかのように触手が塵芥となり

その光景に、周囲の妻達は本能を忘れ呆然とします

「驚愕、たった一降りで触手を粉々に……」

「はぁはぁっ……」

わたしは息を切らします。



「まだだ!触手はまだ残ってる!」



柴様の叫びの刹那、触手が根本から飛び出し、一気にわたしに襲い掛かります

もう、力が……



赤き炎の一刀



次の瞬間

触手はわたしの目前で崩れ落ちました

何故なら

全ての触手が

根本から熱を帯びた切口を残して

一刀両断されていたのです。

「触手が根本から切断されて、ショックしゅる♪」

サラダさんが、尻尾から炎を燃やしながら、駄洒落を言いました。

驚きました。

一瞬のうちに触手だけを切り裂くなんて。



「あらあら、随分と楽しそうね」



ハーレムの主、バイコーンのパール様が現れました。

「ファインちゃん」
「はっ、はい!パール様」

先程までのとは違う態度をとるファインさん。

「仮にファラオであろう人が、触手相手に随分と大人げ無いわね」

パール様から黒いオーラが放出。

「触手を虐めるなんて、王の貫禄丸潰れよね」
「メ、メシャス?」

チェシャ猫のメシャスさんがニヤニヤしながら姿を現します。

「テンタ君可哀想…無実の罪を着せられて」
「いや、そもそも貴様が目撃したと余に吹き込んでーー」

「お黙り!」

パール様の鞭がファインさんを黙らせます。

「反省の色は無いようね。これは調教が必要ね」
「調教!?パール様……どうかお許しを」

ファインさん涙目で許しを請います。


今日のパール様、ちょっと怖い……

「調教は後日執行するわ。今は……リーゼちゃん」
「はっ、はい!」

不意の指名にわたしは驚くように返事します。

「私達の部屋に来なさい、夫と初体験をするのよ」

パール様は優しくウインクします。

「……あ」

わたしは今日まで柴様と契りを交わしてない事に気付きました。



キュン



意識したら、股間が疼いてきました。


メシャス視点


「ファラオである余が調教……どうしてこうなったのじゃ」

「計画通り」


※パール夫妻部屋※
※リーゼ視点※


わたしは巫女服を脱ぎ、裸になります。

柴様も着物を脱ぎます。

「竹筒……!」

柴様の股間から、門松の竹筒と重ねます。

もうすぐ、あの竹筒が、わたしの膣に挿入



ごくり



セックス以前に、彼氏すらいなかった人生。

わたしは、魔物として、いやリーゼとして、男性と交わります。

「さぁベッドに入って」
「はい!」

「そんなに大声ださなくてもいいわよ」
「でも……」
「大丈夫、私が優しく指導するし、終わったらご褒美をあげるわ」
「パール様の手に掛かれば快こーんも二倍のバイコーンさ♪」
「何でサラダさんも立ち会ってるのですか!?」
「彼女が自ら頼んだのよ」
「後輩の交配を見届けたい♪」

「そうですか……お願いします柴様」

わたしはベッドで横になり

柴様も跨ります

竹筒とは違う、本物の性器がわたしの膣に触れます

「あうっ」

先端だけでも刺激的

刺激が着々と奥へと進んでーー

行くかと思えば、引っ掛かりました

「これが、処女膜?」

「今から証を破るよ?」

「はい、お願いします」

強引に剥離ような痛みを伴い

膜が突き破りました

膣の中で流血が発生します

痛い

でも痛くない

柴様の鼻血もこんな感じだったのかな?

進行を遮る膜が無くなり

性器は奥へと進み

物置小屋へ到着

柴様が扉をノックします

あっ

初めての刺激と痛みとは違った

快感

柴様が二度ノック

快感二倍

欲しい

もっと欲しい

もっとノックしてください

リズムよくノック

「リーゼ、出すよ」
「出してください、精液の味が知りたい」

熱さを感じました

炎よりも熱い何かを

これが精液

一度の整頓では片付かない量の精液がわたしを埋め尽くします

「イクッ!」

物置小屋から愛液が溢れだしました。



「はぅっ、この世にこんなご馳走があるなんて……夢見たい」
「うふっ、なら夢の続きを楽しみましょう」

パール様がわたしの顔に近づき

口付け

とろけるような熱さ

「イグッ」

再度絶頂

「ごちそうさん。次は私とサラダちゃんを交えての4Ρよ」
「四人での容認キター♪尻尾が燃える♪」
「流石サラダちゃん、駄洒落は寒いが、ハートが熱いぜ!」

柴様は鼻血を流します。

「今夜はたっぷり淫夢を見せてあげる」
「宜しくお願いしますパール様」

こうして、パール様サラダ先輩を含めた二回戦が始まりました。


※続く※
14/01/31 23:34更新 / ドリルモール
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■作者メッセージ
こんばんは
ドリルモールです。

ようやくリーゼちゃんが初エッチを済ませました。

ハーレム参り編はこれで終了です。

今回登場した、サラマンダーのサラダちゃん、前回の最後にチラッと出ていたのが彼女です。

正月も終わり、片付けをしましたが、ハーレム生活は終わりません。

ましてや次回が重要です。

そう、次回は

ベルフィード様見学編

に入ります。

妄想ヶ原様のリクエストにより、

『王冠を脱ぐとき』の主人公、ワイトのベルフィード様が、ハーレムの見学に来るのです。

リクエストはファラオの調教と、ワイトが我を忘れて犯され、そしてゾンビがワイトに変わる瞬間が見たいとの事なので、

『ワイトのフルコース』として、ベルフィード様に見せたいと思います。

ベルフィード様の好きなミルクティーと茶請けのクッキーを用意しますので、ご意見及び補足事項があれば感想欄にてお願いします。

これから短期集中連載があるため、しばらく先になりますが、その連載にてハーレム見学の一部始終が見られるかもしれません。

某国女王の乱入という形で。


また次回。







キャラクター紹介
【名前】サラダ
【性別】女
【年齢】サラマンダーは歳は喋らんだー♪
【種族】サラマンダー
【容姿】ノーブラ&ノーパン主義
【口調・口癖】台詞に♪
【能力・特技】剣術,駄洒落
【概要】
 ハーレムの国のスタッフであるサラマンダー。

 ポジションは仲裁係で、駄洒落を言っては場を和ませている(実際は白けている)。

 駄洒落は寒いが、ハートは熱く、得意の剣術はパワーよりもテクニックが得意であり、ファラオによる触手の暴走も、触手全てを根本から切り倒すことで終着させた。

 駄洒落以外の持ちネタとして、『サラ・マンダー』があり、胸をサラけ出し、V字開脚でマンダーを柴に見せることで、柴を興奮状態にさせる。

 本人の希望により、先輩として新入りのリーゼを教育することになった。

【補足事項】
 『サラ・マンダー』には季節限定のバージョンがある。

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