新米給仕と百本の分身薬
※魔王城・ハーレム部屋※
※ラーモ視点※
「床に零れた精液をモップでふきふき」
私はマーチヘア達の着衣セックスを見ながら、床に零れた柴様の精液を拭き取ります。
バニー服と兎柄の着物。
服を着たままの交わり。
裸とは違った興奮が私をドキドキさせます。
もし清掃中に、柴様に襲われて下着だけ脱がされ、給仕服を着たまま犯されたら……
いけません、今は清掃中です。
場所を変えて気持ちを切り替えなければ。
※
「ここの清掃も終わりと」
「発見、ラーモ、発見」
気持ちを切り替えた私の前にカラステングの烏丸さんが叫びました。
「烏丸さん、緊急事態ですか?」
「投与、分身薬、投与、今すぐ」
「わかりました。近くの柴様まで案内してください」
「了解、了解」
※
「おい、しっかりしろ!寝たら消えるぞ!」
「消えるでない、兄上」
「うー」
「お待たせしました。ハラーン様とフォーバ様。いつもお疲れ様です」
「新入り、オレ達に挨拶する暇があったら急げ」
「兄上の分身を増やすのじゃ!」
「柴様、分身薬です」
「ごくっごくっ」
私はポケットに入ってある分身薬を柴様に飲ませます。すると柴様が複数の光に分裂し、光が全て柴様に変わりました。
周囲にいた魔物達は柴様の分身に気付き、
「きゃああああ柴様よ!」
「分身が増えたわ、今よ」
「早い者勝ち早い者勝ち」
「柴様のおちんプォォ!」
「私のミャんこに入れて」
「犯す犯す犯す犯す犯す」
「おいでおいでぇ、柴様」
「いやん、柴様ダイタン」
「雌穴に柴のデカマラが」
「柴様の精液美味しいっ」
性欲に飢えた捕食者の如く、柴様に襲い掛かりました。
「凄い、あっという間に柴様の分身全員と魔物娘が様々な体位で交わってます」
「それこそ我が主君だ」
「兄上は淫乱じゃのう」
「ハラーン様とフォーバ様の膣からも精液の匂いがします……凄くいい香り」
「ついさっきまでオレとフォーバが柴様から絞りとったからな」
「儂の名器で飲み干せないくらいにのう」
「流石デュラハンとバフォメットです」
「さて、あれでは主君とのエッチは暫くお預けだな。オレ達は紅茶を飲んで寝るとしよう」
「兄上の精液で満腹じゃから素敵で淫らな夢が見れるじゃろう」
二人はベッドの上にあるポットから紅茶をカップに注ぎます。
「紅茶を補充してきます」
「頼んだぞ、新入り」
「儂はベッドで眠る」
「おやすみなさい、良い眠りを」
※第一給湯所※
「いらっしゃーい」
「ふにゅ、ご注文は?」
「ボインさん、ウールさん、紅茶を補充しに来ました」
「はーい、紅茶ね」
ホルスタウロスのボインさんが巨乳を揺らしながら、私からティーポットを受け取り、巨大ティーポットに描かれたルーンに手をかざします。
「凄い、壁に穴が開いて中から紅茶が出てきた」
「注入完了、穴を閉じてー、はーい、ドーマウスの魔力入り紅茶よー」
「ありがとうございます。ウールさん、分身薬もお願いします」
「ふにゅ……ゴソゴソ……あれ?分身薬の棚が空っぽ……」
「えっ、空ですか?だったら他の給湯所から補充しなきゃ……」
「えーっ……ここにも分身薬無いの?」
振り向くとチェシャ猫のメシャスさんがいました。
「メシャスさん、ここにも分身薬が無いってまさか……」
「他の給湯所も分身薬の在庫を切らしてるのよ。ここの給湯所にも無いということは、部屋を出て分身薬の補充しに行かなきゃ」
「だったら、私も手伝います」
「ラーモちゃんも手伝ってくれるの助かるわ……はい、あたし特製魔力紐、絶対に放さないでよ」
「はい」
「飛ぶわよ……」
私は紐を掴むと宙に浮かびました。
※
「先週だっけ?あたしの魔力紐でラーモちゃんを部屋の外まで連れ出したのは?」
「それはキーキ先輩ですよ」
「ゴメンゴメン……スタッフの中でキキーモラが一番多いから間違えた……それに一週間の間に元勇者一行の案内や、不思議の国の冒険、トビラちゃんの服選びとか色々な事があったから忘れかけてたわ……」
「メシャスさんの魔力紐って凄い、空を飛んでるみたい」
「ラーモちゃん、驚くのもいいけど紐は握ってよ。放すと落下して地上にいるハーレム達に迷惑をかけるから」
「はい。柴様との性交を邪魔されたく無いですよね」
「それもあるけど、キキーモラは夫の方から手を出してしまうから、肝心なときに襲われたら大変よ……」
「そうなのですか?」
「ラーモちゃんはここのスタッフになって一年くらいだから実感は無いかもしれないけど、柴様の分身は数に比例して理性を失った獣になるの。一度捕まったら強制的にご奉仕されるのは覚悟したほうがいいわ」
「強制的ですか……」
「そうならないようこうして紐で浮遊と隠ぺいをするから大丈夫よ」
メシャスさんは気遣ってくれますが、私は強制でも構いません。
私はパール様のハーレムに憧れてハーレムの門を叩きました。
私も一度でいいから恩返しとしてパール様の御家族を奉仕したいな。
※ハーレムの門※
「メシャスさん。分身薬の補充先は?」
「サバトの職員が作っているのを分けて貰ってるわ、主な受給先はクリアという娘が長を勤める『魔宝石採掘隊』で……」
「……以上が今回の計画やんね」
「報告ありがとう。さて、アンジェちゃんがここに来るまえにゴイルちゃんの調教を済ませなきゃ」
門の前で、パール様と大きな帽子を被った魔女が話をしていたようです。
メシャスさんが魔女に声をかけます。
「クリアちゃん。どうしたの?」
「ヤッホー、メシャス」
「クリア……その娘がクリア様ですか?サバトの長だからてっきりバフォメットかと思いました」
「バフォメットのフォーバ様が仕切っていたサバトをクリアちゃんが引き継いだの」
「へぇー、パール様のハーレムに名前が同じフォーバというバフォメットがいます……ってええ!」
「分かりやすいリアクションやんね」
「まだハーレムに入って一年の新米だからね……丁度良かったわ。この前の乱交パーティーで分身薬を使いすぎちゃって、分身薬を補充したいの。分身薬百本頼める?」
「百本!?いくら何でも多すぎじゃーー」
「百本、すぐに用意するから任せるやんね」
「出来るの!?」
※三十分後※
「分身薬一箱五十本、二箱で計百本やんね」
「早っ!」
「ラーモちゃん、ツッコミは後回しにして分身薬を部屋に運ぶわよ。あたしは一箱持つからラーモちゃんは残りの一箱をお願い」
「わかりました」
「ウチはアンジェ姉を迎える準備があるから薬の追加注文があったら、ペドリーに頼むやんね」
「わかったわ、クリアちゃん」
「ありがとうございます」
私達は部屋に戻るためメシャスさんがハーレムの門を開けようと手をかざすと、
部屋の中から大きな衝撃音が聞こえてきました。
「何、今の音……?」
※ハーレム部屋※
「発見、メシャス、発見」
「烏丸ちゃん、何があったの……?」
「大喧嘩、ドラコン龍ワイバーンワームが柴様一人を巡って大喧嘩、全員竜化、仲裁係三名応戦中」
「ドラコン属四人が竜化!?あたしもサポートに行きたいけど今は分身薬の補充も大事だし……ハラーン様とフォーバ様に連絡は?」
「就寝中、ハラーン様フォーバ様、現在就寝中、起床気配皆無」
「よりによってあの二人が就寝中に……」
「あの、分身薬の補充は私に任せて、メシャスさんは仲裁係の応援に向かってください」
「ラーモちゃん一人で?危険よ」
「魔物同士の喧嘩の方が危険です、それに備品の補充という雑用こそ、キキーモラである私の役目です!」
「……わかったわ。頼んだわよラーモちゃん。補充の最中は柴様に襲われないように注意して……」
「了解しました」
メシャスさんが持っている箱を私に渡すと、烏丸さんと共に現場へと向かいました。
※
「前方に柴様の性器に酒を掛けているアカオニを確認」
私は分身薬の箱を二箱重ねて歩きます。
勿論、箱を担ぐと前が見えづらくなるので、横から顔を出して前方確認を怠りません。
「うぃ〜酒と柴殿のちんこの味がする〜」
「ああ、そんなにペロペロ舐められると精液出ちゃう」
「出せ出せ、酒のツマミに丁度いい、じゅるじゅる……じゅぽっじゅぽっ」
アカオニのフェラを聞きながら、箱を落とさないようにアカオニの横を通ります。
もし私も柴様にフェラを求められたら、舌で性器をあんな風にペロペロと……
「いやいや今は薬の補充が先です」
私は雑念を振り払い、分身薬を運びます。
「ハアッハアッ、妖精まんこ気持ちいい」
「わたしも〜きもちいいよ〜しばさまのおちんちん〜」
フェアリーの一匹が、柴様の巨大な性器を無理矢理挿入されています。
ですが、当のフェアリーは苦しむどころか、快楽の表情でお腹を膨らませています。
ああやって、自分の女性器に柴様の形を形状記憶してるのでしょうか?
もし私も柴様に本番を要求されたら、柴様の性器に合う膣を作らなければ。それにはまず……
「だからいまは仕事中、一刻も早く給湯所に届けなきゃ……あっ巨大ティーポットだ」
第一給湯所が見えました。
幸いにも壁ぎわは、柴様から一心不乱に犯されているダークスライムを除けば、後は皆ヤり終えたした表情で紅茶を飲んで一休みしている魔物娘だけ。
「あそこに行けばまず第一段階はクリアです」
私はダークスライムの横を素通りします。
「長い道のりでした……」
様々な障害を乗り越え、安心した私は一瞬立ち止まりました。
その時です。
私に抱きつく腕の感触を感じたのは。
次に強烈な力で体を後ろに引っ張られ、
突然のことでバランスを崩した私は箱を宙に放り出してしまい、
箱が落ちる音、次に多くの瓶が割れる音が聞こえました。
直接は見ていません。
何故なら私の視界に映ったのは、
獣のような形相で私を襲う柴様と、
美女の姿を失ったダークスライムのコアでした。
柴様の獣が私の膣を抉り、子宮に噛み付きます。
容赦のない刺激が下腹部から私の頭に届きます。
私はその至福に浸りながら
分身薬の残骸で床を汚れたので掃除をしなければと思い。
意識が途切れま
※※※
「あれ?」
「気が付いた?」
「……パール……様?」
私はベッドの上で目覚めました。
周囲を見渡すと、
鎖や三角木馬といった拷問器具。
『仲良き事は美しきかな』と書かれた掛け軸。
ハーレム部屋とはかけ離れた場所。
「……ここは?」
「私の部屋よ。ラーモちゃんは丸一日寝ていたの」
「丸一日……はっ、分身薬、分身薬は?」
「それなら心配無いわ、私が代わりの百本を補充したから」
「あの時私の不注意で分身薬を落としたから……」
「あれは一種の事故よ。ラーモは気にしなくていいの」
「それでも迷惑をかけてごめんなさい。メシャスさんから気を付けろと言われてたのに」
「いいのよ。仕事中に襲われて仕事どころじゃなくなるのはよくある事よ」
「でも、パール様が自ら薬の補充に行くことになって……」
「他のスタッフはドラコン達の対処に大忙しだったからね。それに柴は私を含め皆の夫。快楽漬けの淫らな生活のためなら、分身薬の百本くらいスキップしながら運べるわ」
「四本足でスキップって器用ですね……でも分身薬を割ったのは事実です。クリア様が用意してくれたのに……」
「うーん、それなら私のためにクリアちゃんのお手伝いをしてくれる?」
「お手伝いですか?」
「歓迎会。クリアの姉で私の息子の嫁でもあるアンジェラが魔王城に帰ってきたの。今は訳あって当人が不在だから、いつでも再開出来るように食事やショーの準備をしてくれる?」
「……はい、パール様の御家族のためなら、精一杯頑張ります」
※歓迎会会場※
「クリア様、料理はこれでいいですよね?」
「オッケーやんね」
「クリア様、掃除終わりました」
「後はアンジェ姉が来るのを待つだけやんね」
幼いリリム姉妹が、大人のリリムを連れてきました。
「お姉ちゃん」
「こっちだよ」
「腕を引っ張らないで、逃げないから」
「ラヴ、ピーシュ、アンジェ姉。こっちやんね」
「初めましてアンジェラさん。パール様のハーレムの一人、ラーモです。宜しくお願いします」
「宜しく」
パール様のハーレムに入って良かったと思った瞬間でした。
※ラーモ視点※
「床に零れた精液をモップでふきふき」
私はマーチヘア達の着衣セックスを見ながら、床に零れた柴様の精液を拭き取ります。
バニー服と兎柄の着物。
服を着たままの交わり。
裸とは違った興奮が私をドキドキさせます。
もし清掃中に、柴様に襲われて下着だけ脱がされ、給仕服を着たまま犯されたら……
いけません、今は清掃中です。
場所を変えて気持ちを切り替えなければ。
※
「ここの清掃も終わりと」
「発見、ラーモ、発見」
気持ちを切り替えた私の前にカラステングの烏丸さんが叫びました。
「烏丸さん、緊急事態ですか?」
「投与、分身薬、投与、今すぐ」
「わかりました。近くの柴様まで案内してください」
「了解、了解」
※
「おい、しっかりしろ!寝たら消えるぞ!」
「消えるでない、兄上」
「うー」
「お待たせしました。ハラーン様とフォーバ様。いつもお疲れ様です」
「新入り、オレ達に挨拶する暇があったら急げ」
「兄上の分身を増やすのじゃ!」
「柴様、分身薬です」
「ごくっごくっ」
私はポケットに入ってある分身薬を柴様に飲ませます。すると柴様が複数の光に分裂し、光が全て柴様に変わりました。
周囲にいた魔物達は柴様の分身に気付き、
「きゃああああ柴様よ!」
「分身が増えたわ、今よ」
「早い者勝ち早い者勝ち」
「柴様のおちんプォォ!」
「私のミャんこに入れて」
「犯す犯す犯す犯す犯す」
「おいでおいでぇ、柴様」
「いやん、柴様ダイタン」
「雌穴に柴のデカマラが」
「柴様の精液美味しいっ」
性欲に飢えた捕食者の如く、柴様に襲い掛かりました。
「凄い、あっという間に柴様の分身全員と魔物娘が様々な体位で交わってます」
「それこそ我が主君だ」
「兄上は淫乱じゃのう」
「ハラーン様とフォーバ様の膣からも精液の匂いがします……凄くいい香り」
「ついさっきまでオレとフォーバが柴様から絞りとったからな」
「儂の名器で飲み干せないくらいにのう」
「流石デュラハンとバフォメットです」
「さて、あれでは主君とのエッチは暫くお預けだな。オレ達は紅茶を飲んで寝るとしよう」
「兄上の精液で満腹じゃから素敵で淫らな夢が見れるじゃろう」
二人はベッドの上にあるポットから紅茶をカップに注ぎます。
「紅茶を補充してきます」
「頼んだぞ、新入り」
「儂はベッドで眠る」
「おやすみなさい、良い眠りを」
※第一給湯所※
「いらっしゃーい」
「ふにゅ、ご注文は?」
「ボインさん、ウールさん、紅茶を補充しに来ました」
「はーい、紅茶ね」
ホルスタウロスのボインさんが巨乳を揺らしながら、私からティーポットを受け取り、巨大ティーポットに描かれたルーンに手をかざします。
「凄い、壁に穴が開いて中から紅茶が出てきた」
「注入完了、穴を閉じてー、はーい、ドーマウスの魔力入り紅茶よー」
「ありがとうございます。ウールさん、分身薬もお願いします」
「ふにゅ……ゴソゴソ……あれ?分身薬の棚が空っぽ……」
「えっ、空ですか?だったら他の給湯所から補充しなきゃ……」
「えーっ……ここにも分身薬無いの?」
振り向くとチェシャ猫のメシャスさんがいました。
「メシャスさん、ここにも分身薬が無いってまさか……」
「他の給湯所も分身薬の在庫を切らしてるのよ。ここの給湯所にも無いということは、部屋を出て分身薬の補充しに行かなきゃ」
「だったら、私も手伝います」
「ラーモちゃんも手伝ってくれるの助かるわ……はい、あたし特製魔力紐、絶対に放さないでよ」
「はい」
「飛ぶわよ……」
私は紐を掴むと宙に浮かびました。
※
「先週だっけ?あたしの魔力紐でラーモちゃんを部屋の外まで連れ出したのは?」
「それはキーキ先輩ですよ」
「ゴメンゴメン……スタッフの中でキキーモラが一番多いから間違えた……それに一週間の間に元勇者一行の案内や、不思議の国の冒険、トビラちゃんの服選びとか色々な事があったから忘れかけてたわ……」
「メシャスさんの魔力紐って凄い、空を飛んでるみたい」
「ラーモちゃん、驚くのもいいけど紐は握ってよ。放すと落下して地上にいるハーレム達に迷惑をかけるから」
「はい。柴様との性交を邪魔されたく無いですよね」
「それもあるけど、キキーモラは夫の方から手を出してしまうから、肝心なときに襲われたら大変よ……」
「そうなのですか?」
「ラーモちゃんはここのスタッフになって一年くらいだから実感は無いかもしれないけど、柴様の分身は数に比例して理性を失った獣になるの。一度捕まったら強制的にご奉仕されるのは覚悟したほうがいいわ」
「強制的ですか……」
「そうならないようこうして紐で浮遊と隠ぺいをするから大丈夫よ」
メシャスさんは気遣ってくれますが、私は強制でも構いません。
私はパール様のハーレムに憧れてハーレムの門を叩きました。
私も一度でいいから恩返しとしてパール様の御家族を奉仕したいな。
※ハーレムの門※
「メシャスさん。分身薬の補充先は?」
「サバトの職員が作っているのを分けて貰ってるわ、主な受給先はクリアという娘が長を勤める『魔宝石採掘隊』で……」
「……以上が今回の計画やんね」
「報告ありがとう。さて、アンジェちゃんがここに来るまえにゴイルちゃんの調教を済ませなきゃ」
門の前で、パール様と大きな帽子を被った魔女が話をしていたようです。
メシャスさんが魔女に声をかけます。
「クリアちゃん。どうしたの?」
「ヤッホー、メシャス」
「クリア……その娘がクリア様ですか?サバトの長だからてっきりバフォメットかと思いました」
「バフォメットのフォーバ様が仕切っていたサバトをクリアちゃんが引き継いだの」
「へぇー、パール様のハーレムに名前が同じフォーバというバフォメットがいます……ってええ!」
「分かりやすいリアクションやんね」
「まだハーレムに入って一年の新米だからね……丁度良かったわ。この前の乱交パーティーで分身薬を使いすぎちゃって、分身薬を補充したいの。分身薬百本頼める?」
「百本!?いくら何でも多すぎじゃーー」
「百本、すぐに用意するから任せるやんね」
「出来るの!?」
※三十分後※
「分身薬一箱五十本、二箱で計百本やんね」
「早っ!」
「ラーモちゃん、ツッコミは後回しにして分身薬を部屋に運ぶわよ。あたしは一箱持つからラーモちゃんは残りの一箱をお願い」
「わかりました」
「ウチはアンジェ姉を迎える準備があるから薬の追加注文があったら、ペドリーに頼むやんね」
「わかったわ、クリアちゃん」
「ありがとうございます」
私達は部屋に戻るためメシャスさんがハーレムの門を開けようと手をかざすと、
部屋の中から大きな衝撃音が聞こえてきました。
「何、今の音……?」
※ハーレム部屋※
「発見、メシャス、発見」
「烏丸ちゃん、何があったの……?」
「大喧嘩、ドラコン龍ワイバーンワームが柴様一人を巡って大喧嘩、全員竜化、仲裁係三名応戦中」
「ドラコン属四人が竜化!?あたしもサポートに行きたいけど今は分身薬の補充も大事だし……ハラーン様とフォーバ様に連絡は?」
「就寝中、ハラーン様フォーバ様、現在就寝中、起床気配皆無」
「よりによってあの二人が就寝中に……」
「あの、分身薬の補充は私に任せて、メシャスさんは仲裁係の応援に向かってください」
「ラーモちゃん一人で?危険よ」
「魔物同士の喧嘩の方が危険です、それに備品の補充という雑用こそ、キキーモラである私の役目です!」
「……わかったわ。頼んだわよラーモちゃん。補充の最中は柴様に襲われないように注意して……」
「了解しました」
メシャスさんが持っている箱を私に渡すと、烏丸さんと共に現場へと向かいました。
※
「前方に柴様の性器に酒を掛けているアカオニを確認」
私は分身薬の箱を二箱重ねて歩きます。
勿論、箱を担ぐと前が見えづらくなるので、横から顔を出して前方確認を怠りません。
「うぃ〜酒と柴殿のちんこの味がする〜」
「ああ、そんなにペロペロ舐められると精液出ちゃう」
「出せ出せ、酒のツマミに丁度いい、じゅるじゅる……じゅぽっじゅぽっ」
アカオニのフェラを聞きながら、箱を落とさないようにアカオニの横を通ります。
もし私も柴様にフェラを求められたら、舌で性器をあんな風にペロペロと……
「いやいや今は薬の補充が先です」
私は雑念を振り払い、分身薬を運びます。
「ハアッハアッ、妖精まんこ気持ちいい」
「わたしも〜きもちいいよ〜しばさまのおちんちん〜」
フェアリーの一匹が、柴様の巨大な性器を無理矢理挿入されています。
ですが、当のフェアリーは苦しむどころか、快楽の表情でお腹を膨らませています。
ああやって、自分の女性器に柴様の形を形状記憶してるのでしょうか?
もし私も柴様に本番を要求されたら、柴様の性器に合う膣を作らなければ。それにはまず……
「だからいまは仕事中、一刻も早く給湯所に届けなきゃ……あっ巨大ティーポットだ」
第一給湯所が見えました。
幸いにも壁ぎわは、柴様から一心不乱に犯されているダークスライムを除けば、後は皆ヤり終えたした表情で紅茶を飲んで一休みしている魔物娘だけ。
「あそこに行けばまず第一段階はクリアです」
私はダークスライムの横を素通りします。
「長い道のりでした……」
様々な障害を乗り越え、安心した私は一瞬立ち止まりました。
その時です。
私に抱きつく腕の感触を感じたのは。
次に強烈な力で体を後ろに引っ張られ、
突然のことでバランスを崩した私は箱を宙に放り出してしまい、
箱が落ちる音、次に多くの瓶が割れる音が聞こえました。
直接は見ていません。
何故なら私の視界に映ったのは、
獣のような形相で私を襲う柴様と、
美女の姿を失ったダークスライムのコアでした。
柴様の獣が私の膣を抉り、子宮に噛み付きます。
容赦のない刺激が下腹部から私の頭に届きます。
私はその至福に浸りながら
分身薬の残骸で床を汚れたので掃除をしなければと思い。
意識が途切れま
※※※
「あれ?」
「気が付いた?」
「……パール……様?」
私はベッドの上で目覚めました。
周囲を見渡すと、
鎖や三角木馬といった拷問器具。
『仲良き事は美しきかな』と書かれた掛け軸。
ハーレム部屋とはかけ離れた場所。
「……ここは?」
「私の部屋よ。ラーモちゃんは丸一日寝ていたの」
「丸一日……はっ、分身薬、分身薬は?」
「それなら心配無いわ、私が代わりの百本を補充したから」
「あの時私の不注意で分身薬を落としたから……」
「あれは一種の事故よ。ラーモは気にしなくていいの」
「それでも迷惑をかけてごめんなさい。メシャスさんから気を付けろと言われてたのに」
「いいのよ。仕事中に襲われて仕事どころじゃなくなるのはよくある事よ」
「でも、パール様が自ら薬の補充に行くことになって……」
「他のスタッフはドラコン達の対処に大忙しだったからね。それに柴は私を含め皆の夫。快楽漬けの淫らな生活のためなら、分身薬の百本くらいスキップしながら運べるわ」
「四本足でスキップって器用ですね……でも分身薬を割ったのは事実です。クリア様が用意してくれたのに……」
「うーん、それなら私のためにクリアちゃんのお手伝いをしてくれる?」
「お手伝いですか?」
「歓迎会。クリアの姉で私の息子の嫁でもあるアンジェラが魔王城に帰ってきたの。今は訳あって当人が不在だから、いつでも再開出来るように食事やショーの準備をしてくれる?」
「……はい、パール様の御家族のためなら、精一杯頑張ります」
※歓迎会会場※
「クリア様、料理はこれでいいですよね?」
「オッケーやんね」
「クリア様、掃除終わりました」
「後はアンジェ姉が来るのを待つだけやんね」
幼いリリム姉妹が、大人のリリムを連れてきました。
「お姉ちゃん」
「こっちだよ」
「腕を引っ張らないで、逃げないから」
「ラヴ、ピーシュ、アンジェ姉。こっちやんね」
「初めましてアンジェラさん。パール様のハーレムの一人、ラーモです。宜しくお願いします」
「宜しく」
パール様のハーレムに入って良かったと思った瞬間でした。
13/12/23 22:15更新 / ドリルモール
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