[郷に入りては郷に従え]・・説明してよ。
ベルゼブブ「ゴーゴージェェット、ア○スジェエット」
デビルバグ「トリガーノズルだぁー！」
「「アァスジェ○ト！！・・ピンポン。」」
やかましいわ！違うでしょう？！


[犬も歩けば棒に当たる]・・のか？
キキーモラ「ご主人様！そんな事になったら痛いです！」
アヌビス「そうだぞ、棒は意外と痛いのだ。」
ワーウルフ「・・んえ？棒っておちんちんじゃないの？」

「「「え？」」」


[嘘からでた真]・・か。
ふふ、まるで君のことみたいだね。
ドッペルゲンガー「へ？どういう・・」
だって、嘘の姿で僕の彼女をしてくれてたけど、
今は本当の君と恋人になれてるじゃないか。
「・・はい、そうですね！」


[触らぬ神にたたりなし]・・うわっ！？
龍「こんなの・・こんな言葉があるから！」
稲荷（九尾）「私たちの冬があけないんです！」
ファラオ「そうじゃそうじゃ！」
アポビス「せやな」

そうなの？
アヌビス「さぁ？」


[肉を斬らせて骨を断つ]
グール「はっははー！くらえー！」
ゾンビ「うおー・・！いくぞー・・！」
グール「あぐ！腕の骨が・・」
ゾンビ「あー足の肉がー」
・・君たち楽しそうだね。
「「そうみえる？」」


アカオニ「はは、飲め飲めー！花見だぁ！」
・・アカオニさん、そんなんだから[花より団子]って言われるんだよ。
「あ？いーんだよ、アタシにはあんたっていう花さえ居りゃあ！」
・・照れるなぁ・・。


[春眠暁を覚えず]・・て言うけど。
ワーシープ「すー・・すー・・」
ねえ、もう春も終わりかけてるよ？
「んー・・あなたも一緒に寝るです・・」
え、ちょあ、ｚｚｚ・・


[アブ蜂とらず]
ベルゼブブ「セクシーなの」
ハニービー「キュートなの」
ホーネット「「どっちが好きなの？」」
・・どっちもデンジャーに見えるんですが。


[早起きは三文の得]
サキュバス「ああ・・一番搾り出来るわね。」
リザードマン「朝練に精が出せるな。」
バフォメット「兄上の布団に潜り込めるぞい！」


[獅子身中の虫]
人虎「・・かゆい。」
どうしたんだい？
「背中、かいてくれないか？」
うん・・良いけど・・
「う・・もっと下だ・・もっと、もっと下・・」
・・尻尾だよ？敏感なんでしょ？
「そ・・そうだ・・だからぁ・・っはぁ・・かいてぇ・・
きゅんってさせて・・」


[獅子は兎を狩るのにも全力を尽くす]・・。
ドラゴン「・・やった、やったぞ！」
・・どうしたんだい？
「うむ！えっとな、これから花火が上がるらしいんだ！
それでな？取れたんだ、おまえと二人きりで見れる良い場所が！」
楽しそうだね？
「うむ！先ほど貴様が言ったとおりにやってみたのだ！」
・・ありがとう。
「む！？・・うむ、と、当然だ、我は王者だからな。
と、ところで、だな？」
なんだい？
「・・兎を狩るのに全力なら・・
お前を愛するのに、全身全霊をかけても・・良い、か？」
・・ああ、良いよ。


[一押し二金三男]・・？なにそれ。
ジャバウォック「どうやら女を攻略するときの役に立つ順らしい」
・・変なの。
「そう思うだろう？
だよなだよな、やはり一撫で二抱き三添い寝だよなこれは。」
・・それ、君がしてほしい順？
「いや〜？そう、でも、ないかもなぁ〜？」
・・つまり全部してほしいと。
「・・分かる？分かってしまうか？」


[開いた口がふさがらぬ]・・。
ゾンビ「あーたすけてー。」
どうしたんだ？
「顎が外れて口がふさがらなくなっちゃったー。」
・・どうすればいい？
「んーほっとけばそのうち治るー。」
そっかー。


[明日は明日の風が吹く]・・って。
スフィンクス「そ、だからそういうわけで今は休憩中にゃ。」
・・いや、そういうわけでって・・
「誰かが来るかもって心配してもしょーがにゃいからにゃー」
・・知らないよ、あの人怒ると怖いんだから。
「だーいじょーぶだーいじょー」
アヌビス「良い度胸じゃないか・・」
「ひっ」


[魚を得て竿忘れる]・・ねえこれって。
シー・ビショップ「ああ、そういえばあの時も喜びすぎて
あなたは海岸に竿置きっぱなしでしたね。」
まぁ・・嬉しかったからね。
「ふふ、私もです。」


[狸から上前]・・か。
刑部狸「ふふん、ウチから上前はねようなんて百年早いわ！」
いや、もう十分もらってるよ。
「へ？どういうこっちゃ？」
こんなにやりくり上手で優しい奥さんなんて、
それこそ、上前どころじゃ済まないだろってこと。
「・・なんや・・照れるでホンマ・・
そないなこと、い、いきなり言うもんやない、やろ・・？」
そういう照れ屋なところも、可愛いよ。


[蓼食う虫も好き好き]・・？
ゲイザー「テメェの事だよ、こーんな女らしくねえ、
気持ちわりい変わりもんを好きになるような奴のことだ。」
ふふ、なら問題ないや。
「ああ？テメェ俺の話聞いてたか？」
うん、勿論。
変わり者はみんなと違ってるから嫌われるんでしょ？
「・・おうよ。」
だけど、変わり者を変わり者が好きになるのは
別におかしく無いじゃないか。
「・・チッ、だからテメェは変わりもんなんだよ・・。」


[壁に耳あり障子に目あり]・・とは言うけどもさ。
ーーー障子ーーサイクロプスーー障子ーーー
「何？」
お前の場合、もう何て言うか違うだろ？
「・・そうかな？」


[沈黙は金]・・。
ケンタウロス「・・・・・・」
エルフ「・・・・・・」
マンティス「・・・・・・」
って、誰か喋ってよ！これ会議だよ！？

「「「あ、ごめんなさい」」」


[鬼の居ぬ間に洗濯]？
アカオニ「・・これって、洗濯の時
アタシが居たら邪魔になるって事か・・？」
ああ、違う違う。
「じゃあどういう・・？」
一緒にいる時間を少しでも増やしたいから、
先に終わらせておいてるだけだよ。
「そっか・・ありがとな、いつも。」
どういたしまして。


[親擦れよりも友擦れ]
マーチヘア「床擦れよりも股擦れ？」
違う違う、親擦れよりも友擦れ。
「阿婆擦れよりも衣擦れ？」
違うって、親擦れよりも友擦れ。
「センズリよりもパイズリ？」
違っ・・て言うか確信犯だろそれ！
「てへっ」
てへっ、じゃねえよ！


[親の七光り]・・って？
稲荷「光れますよ？」
龍「宝玉なら何とか。」
・・いや、なんか違うような。
リリム（サングラス着用）「そうだ、Ｅ○Ａに乗れ。」
それもっと違うよ！？ていうか、夜更かしして見てたのそれかよ！


[女三人寄れば姦しい]だって。
ホルスタウロス「へー・・そうなんですねぇー。」
マンティス「・・あまり分からない。」
ワーシープ「そんなことより、眠いですぅ・・。」
・・まぁ、あくまでことわざだしね。


[おんぶにだっこ]・・。
エキドナ「ふふ、今まさにそんな感じね？」
まぁね・・尻尾を背中でおんぶして、お前をだっこか。
「大丈夫？重くない？」
いや？大したこと無い、大丈夫・・むしろ。
「？」
お前を全身で感じられて幸せだ。
「もう・・またそうやって。」


[女は国のたいらげ]だって。
アマゾネス「だな。」
リリム「そうね。」
ファラオ「じゃな。」
うーん、女は強し。


[堪忍袋の尾が切れた]・・！？
ヴァンパイア「そうだ！全く！いつもいつも、
どーして貴様は私がお前の近くに居たいことを察しない！？」ゴクッ
あ、それお酒・・
「うるさい！聞いているのか？！」
は、はい！
「大体だなぁ！
寝ぼけてたならイタズラくらいしてもいいのに、
貴様のやったことは何だ！？
襲うでもなく、ただただ優しく布団を被せただけ！
このヘタレ！意気地無し！優男！紳士！鈍感！」


[九死に一生]？
グール「そーそー、さっき窒息しかけてさぁ？
あのまま土ん中居たら大変なことになってたね！」
・・抑えろ・・突っ込むな俺・・。
「だから九死に一生って言ったのよ！まぁ、死んでんだけどさ？
ふっへっへっへ！！」
せめて突っ込ませろよ！ネタつぶすなよぉ！？
「ざまぁｗｗ」
うっぜぇ・・


[恋に上下の隔てなし]・・かぁ。
ドラゴン「なんだいきなり？」
いや、良い言葉だなって。
「・・ふん、そんなの常識であろう。」
・・だけど、さ。
「我としては・・その・・上下の差があるとお前から見られる方が、
その、さびしい・・ぞ？」
・・そっか、じゃあ、対等、だね。
「・・うむ、それでよい。」


[子供は風の子]・・ね。
シルフ「マスターマスター！こっちこっち！」
どうしたんだい？
「こっからビューって落ちたらきもちいの！」
そっか。
「それからそれからね、さっき思いっきり駆け抜けてきたの！」
そうかそうか。
「あとねあとね・・」


[怪我の功名]
アヌビス（・・よし・・この瞬間なら言ってくれる。
さぁ、好きだといえ！！」
・・さっきから、聞こえてるよ？
「ひゃ！？あ、ち、ちが、これは、その」
そんなこと計画しなくても、良いよ。
「ふえ！？それは、私が嫌いだと・・」
ああ違う違うそうじゃない。
「じゃ、じゃあ、なん・・なの？う、わぅ・・」
僕が君のことを好きだって言うのに、
計画に従う必要ないって事。
好きなときに好きなだけ言いたいもん。
「・・う・・わぅ・・卑怯ものぉ・・」
ふふ、そんなペタッとなった耳もいいんだけどね。


[酒もって尻踏まれる]って違うでしょ！
ダークエルフ「もっと！もっと踏んでぇえええ！！」
まさか君が踏まれたがるとは思ってなかった！！
「あっ、そう、グリグリってされるの良いのぉー！！」


[死人に口なし]
グール「嘘だッ！！」
リッチ「異議あり！」
ワイト「待った！」
ヴァンパイア「待てぃ！！」
デュラハン「嘘を言うなっ！」
うるせえぇぇぇ！！


[柔良く剛を制す]
人虎「もう・・ダメだ・・」
ど、どうしたんだ！？
「はぁ・・お前が、欲しい・・！！」
は！？
「あの・・あれだ・・獣欲剛を制すと言うだろ・・？」
言わないよ！？ほんとに大丈夫！？
「だいじょうぶだから・・早くぅ・・！！」


・・毎度毎度良くここまで来れるね？
ドラゴン「・・惚れて通えば千里も一里と言うであろう？」
惚れた・・か。
「・・いや、何でもない、忘れろ。」
うん？分かった・・ところでさ。
「なんだ？」
僕がそっちに通っても千里も一里になるってことで良いかな？
「・・お前、まさか。」
ふふ、まぁ、そういうことになるかな・・恥ずかしいや。
馬鹿みたいなこと言っちゃった。
「・・馬鹿につける薬なし。
そして、惚れた病に薬なしとも言うな。
意味は違っておるやも知れぬが、
惚れれば馬鹿になると言うことではないか？」
・・・・そうかな。
「なのだろうよ・・実際我も馬鹿になっておるのだから。」

■作者メッセージ
柔良く・・は、一発変換したら、
獣欲剛を制すになったんです。
変換機能、マジ天才。
続き・・は、またネタたまったらで。
今度は四字熟語でも作りますかね。


後、「ことわざ」にコメントや票をくれた方、すいません。
辞典をめくってみたら、色々出てきたのでつい・・。