ぐるーう゛ぃきつねさん
親魔物領。
魔物と共存し、お互いを認めて生きる街や国、村。
ここはその親魔物領でもまだ新しく、しかしその人口はとても多い国。
ノアトゥール。
さて、此処で掻い摘んで説明をしよう。
短絡的かつ簡潔に終わらせるなら。
『強姦助けて結ばれた』
掻い摘みすぎてよく分からないだろうが、つまりはそう言う事だ。
そして今回はその結ばれた二人。
少年拳闘士ウェルディア・バーンシュタインとその妻、如月楓のお話。
とある町ノアトゥールの一組の幸せな夫婦のお話…。
――{・ω・}――
…さてここでメタな話をさせてもらおう、前作を診ていない人は飛ばしても大丈夫?。
今回の話の舞台は二人が無名だった頃のノアトゥールに流れ着いて、それからさらに9年が経った後のお話だ。
詰る所、ウェルが24、楓が28才になっている。
(因みに九尾になったのは結ばれた二週間後の事だとか)
そして、件の二人はノアトゥールで道場を開いている。
名を『如月流拳術道場』と言う。
「おし、その調子で後一分!、腰を使ってしっかり振り上げろ!」
『左壁側後ろから二番目の子、足が上がってないわよ!。嫌いな奴の顔を蹴り飛ばすイメージで振りなさい、結構上がるから!』
二人ともが経験者なのもあってか、ここで拳術を習った者は、一人でデュラハンと対等に渡り合えると言われるほど上等の拳術を扱えるようになるとか。
ちなみに、入門者一同にまず魔界銀(魔力を持っていないが)製のグラブとレガースが支給される。
重さは無く自分の精や魔力が定着するため、まるで体の一部のように扱えるのだとか。
剄術の真似事なども出来るようになれば最早優等生である。
因みに楓は発剄までは出来ない。
「よーし、5分休憩の後好きな奴と組み手!
もし相手が見つからなかったら俺とだからな!、俺とやるはめになりそうな奴はそれなりの覚悟しとけよ!」
ウェルの方は9年で男らしく成長し、楓の方も艶やかに成熟した。
最もウェルはまだまだショタコンホイホイな見た目だが。
「楓、そっちはどうだ?」
『まだ来てないけど、そろそろ…、ほら来た』
そう言った彼女の目の前に、妖狐の少女が歩いてきた。
道場生でも小さい方のましてや少女が、師範の楓に勝負を挑もうとしているのだ。
普通なら誰もが無謀と止めるだろう、しかしこの道場ではそれが日常なのだ。
何せ、彼女は…。
『お母様、今日こそ椿は貴女を超えて見せます!』
『ふふ、2171勝目も私が頂くわよ?』
そう。正真正銘彼女はウェルと楓の娘なのだ。
名を椿・バーンシュタイン。
格闘家の両親の遺伝子を受け継ぎ生まれたのは正にサラブレッド。
次々と教えられた事を吸収し、この道場生で最年少(7歳10ヶ月)の卒業生なのだ。
因みに其れまでの最年少は15歳3ヶ月の人間だったが、其れすら軽く捻り倒し、今ここに君臨している。
だが、彼女には下らなくも魔物らしい目的が有り、その目的の元にここに居座っている。
その理由とは。
『今日こそお母様を打ち倒し、お父様を寝取るのです!』
そう、只単に夫(父親)の取り合いなのだ。
『甘いわね、実にスゥウィーティな考えよ、椿』
『お母様がそうやって余裕扱いていられるのも今のうちです』
『いい、椿。あなたには決定的に足りない物があるの。
その足りない物っていうのは…。
情熱理念胸囲余裕性癖欲望優雅さ勤勉さ!
そしてぇ何よりも―――――――――――――エロさが足りないっ!!』
言い終わるや否や即効蹴りかかってくる我が娘の背中を踏み、幅の広い場所へ飛び移る。
当たり場所を無くした愛娘の足は壁を抉り、道場に幾万個目の穴を付けた。
(修理は毎日担当のジャイアントアントとドワーフがやってくれるので安心だね!)
『エロさなんていらないのです!、それにお母様が「ウェルは強い人の物」って…』
『甘いわね、ほんっとに!。全てにおいて私は絶 対 強 者!
貴女が私に勝てるところなど何一つありはしないッ!』
「料理の腕は」
『ギクッ』
「魔力の扱いは」
『ギクギクギクッ』
口喧嘩もヒートアップするかと言う所で、ウェルが会話を制した。
ウェルの言葉に反応する楓の反応から察するに…。
「そもそも娘とそんな口喧嘩するなよ、椿の教育に悪いだろうが。
あと椿、寝取るとかそういう単語は控えなさい」
『じゃあお母様を倒してお父様をレイプするのです!』
「余計駄目だよ!、つーか出来るもんならやってみろ」
『やるのです!』
ウェルがまだ言い終わらないうちに椿はウェル(の下半身)目掛けて飛び掛る。
しかし帯空中にウェルに頭を掴まれ、そのまま床にゆっくりと下ろされる。
「何か言うことは?」
『…ごめんなさいです』
「違うだろ?」
『完敗です』
「その通り、そもそもお前に技を教えた本人に勝とうって言うのが間違いだよ」
ついでに料理や家事の腕もな、と言うと楓がぐったりと頭を垂れ、三角座りでのの字を書いているのが見えた。
『うぅうぅうぅぅ…いいですよーだ、どうせ私は家事も出来ない駄女狐ですよーだ…』
「あー…、ったく、わかったよ。ちょっと来い楓」
『…』
そして二人は事務室の奥の倉庫に行き、暫く帰ってこなかった。
―お父様、お母様、椿は知っているのです。
お父様は、お母様の機嫌が悪くなるとえっちで機嫌をとるのでしょう…?―
そして、帰ってくる頃には道場の経営時間も過ぎ、皆が帰っていた…。
//
その日の真夜中。
繋がりあって寝ている二人の部屋に、一人の訪問者が居た。
『…お母様が寝ている間に、お父様のおちんちんに奉仕して、椿の気持ち良さを知ってもらえば良いのです…!』
椿だった。
椿がウェルを寝取りに来たのだ。
『…まずは、お母様の中からお父様のおちんちんを助け出すのです…!』
むにゅ、とウェルのモノに手を絡め、ゆっくりと引き出す。
度重なる射精の様子を物語るように濁った白に染まったそれは、椿の手の感触でゆっくりと硬さを取り戻していた。
『そ、想定よりも大きすぎるのです…!、こんな、大きいなんて…。
あっ、でもこれだけ濡れていればどうにか入るかもしれないです…』
一応過去にも何回かは見た事があるのだが、如何せんその頃の記憶の中のモノとは大きさが違う。
流石のインキュバスクオリティーに椿もたじたじではあったが、それでも魔物の本性が掻き立てられるだけである。
『っふあぁ…、すごいのです。
嗅いだだけでこんなになるなんて、きっとこれは淫乱なお母様の血筋なのです…』
魔物の本能を母親の所為だと押し付けつつも、その幼い顔立ちはぴっとりとウェルのモノに貼り付けられている。
匂いがこびり付きそうだ、魔物娘的には寧ろウェルカムなのだろうが。
『んちゅぅ…♥、っふあぁ!わ、訳が分からない味なのですぅ…っ♥
世界中の美味しいものをごちゃまぜにしたのに極上のバランスを保っているような…、そんな味、なのですぅ!』
こびり付いていた白濁液に舌を這わせた瞬間、一瞬で椿の顔が蕩け落ちる。
そのまま全て舐め尽くす様に舌を這わせた結果。
『んむ、んぶっ、ぶぐっ、ん゛ふぅっ♪』
その小さいお口でウェルの大きなものを頬張り始めるという何とも魔物らしい結果になっている。
(お、お父様のおちんちん、おいひふぎるのれすぅ♪
もう一日中コレを舐めたいって言ってたおかあひゃまの気持ちがいたいほどよくわかるのでふぅ…、んぐっ!?)
椿が頭の中で母親の惚けを思い返しているとき、突然口の中のウェルのモノが膨らんだ。
しかもびくびくと脈動を繰り返している、つまり。
『うぐ、んむ゛うっ!!、うむうぅぅ〜!!♥』
そう、口の中に粘っこい精液を沢山ぶちまけたのだ。
だがしかし、椿はと言うと…。
(これ、これぇ、おとーしゃまのぉ、せーえき?
…ぁああああああああ♥、飲んじゃっへぅ♪、おとーさまのねばどろせーえき、飲んじゃってるのぉぉ♪)
流石魔物、ロリでも流石のもんだぜ!
と、まぁ頭の中が焼き切れてる訳だ。
さてそんな椿にちょっとした災難が起こる。
精飲絶頂の余韻でぐったりと体を床に預ける椿を…。
『…ふぁ?、あぇ、おかーひゃま…?』
ゆっくりと9本の尻尾が椿を包み込んでいく。
当の本人は状況を理解していないようだが。
『きゃ…、持ち上げられへるのれすぅ、…たかいたかーいなのれすかぁ?』
9本の尻尾は椿を包み込んだままゆっくりと向きを変えて…。
ウェルと楓の寝顔の見える方向に向きを変える。
…いや、ウェルと楓の寝顔、と言う例え方は少し語弊があるかもしれない。
なぜなら。
「椿と同じ色の瞳」が、椿をじっと睨んでいるのだから。
『…あ、おかーひゃま』
『つーばーきぃ……?、私の中からウェルの温もりを奪った挙句、あんた一人で楽しむなんて酷いんじゃないかしら…?』
『うぇ…、ッハ!(゜Д゜ )お、お母様、何時から起きて…!?』
『あんたねぇ…、私は魔物よ?。大好きな夫の温もりが体から離れたら一瞬で分かるわよ』
『じゃ、じゃあ最初っから!?』
『えぇ、エロエロだったわよ。あんたの顔♪
発情し切った只のメスの顔してたわよ?、悪い子よねー、自分の父親のおちんちん舐め回してどぷどぷされたら一瞬でとろーんとした顔になっちゃうんだもの』
其処まで言い切った後に、唐突に9本の尻尾が蠢く。
胸、尻、口、そして股間までもがふんわりもふもふな尻尾で撫で回される。
『あらあら、こんなにしちゃって…。もう辛いでしょ?
ササーッと脱ぎ脱ぎしちゃおうねー?』
尻尾の数本を器用に蠢かせ、胴着と袴をささっと剥ぎ取る。
当然其処にはまだまだ未発達な乳房と、幼いながらに濡らし切っている肉の峡谷があった。
『お、お母様!?、一体、何をする気ですか!?』
『えー?何もする気なんてないわよぉ。
強いて言えば、大事な大事な自分の夫のをしまおうかなーと思って』
『し、しまう…?』
楓の尻尾は椿を持ち上げたままふわりとウェルの上に向かう。
…いや、正しく言うのであればウェルの股間の上に、だ。
そこまでされて椿もやっと気付いた。
『お、お母様!、待ってください、まだっ、心の準備が…』
『却下♪』
楓の尻尾がすばやく椿を解く。
空中に放り出された椿は当然自由落下。
そして着陸先には…。
ズグッ
『…っ!!、あひゃああああああああああああっ!?』
…寸分違わずウェルの逸物。
しかも先ほどの射精の後も俄然その存在感は薄れていない状態で。
『あ、あぁ、おと、さまの…、入って…』
『こーら、何してるの。さっさとウェルを気持ちよくさせてあげなさいよ?』
『あ、いや、お母様。もう、やめっ』
『いーやーよ♪』
ズヂュ、グヂュッ、ヌズッ、ブチュッ
『あああぁぁああぁあ!?、ひやっ、あぐっ、あうっ、はがぁっ!!』
今度は自由落下ではなく、尻尾でオナホールを扱うかのような激しい上下運動。
だがしかし、今動かしているのはオナホールではなく椿だ。
初経験の未発達な女性器で、インキュバスの極太なモノを扱きあげているのだ。
当の楓は、悪魔のような笑みまで浮かべて楽しんでいる。
『いぎゃあっ!?あっ、へぐぇっ!?
し、死ぬ!、おぁっ、さまぁ!つばき、死んじゃっ、うのぉっ!!』
流石の魔物クオリティでも限界が来たのか、椿の喉から悲痛な叫び声が漏れ出る。
しかして当の母親は。
『あー大丈夫よ、私の娘なら平気。
根拠なんて物は無いけれどそれだけははっきり言えるわ、胸を張ってね』
何故か突然母親の優しさ当社比50%増しの笑みを浮かべて椿の顔を見つめている状態。
…それでも楓の尻尾の動きは収まっていない所を見るとこの妖狐やはりドSである。
『それに、子供の童貞がリリムとヤッても腹上死したりしない様に出来てるようにね?
処女がインキュバスにレイプされたって死ぬことは無いの、ましてや魔物なのに』
『ど、どっちかって言うと、かへぁっ!
レイプみたいになってりゅのはぁ、おか、ひゃまの所為じゃ…、あぎゅぅぅ!?』
『…言ってくれるじゃないの、えぇ?
そうねぇ、お母さんが勝手に椿をオナホールに使ってるんだものね?』
そんな事を言いながら、さらに加速や捻り等を加えた不規則な動きをさせる楓。
動き方を変えられる度に様々な喘ぎ声を上げる椿。
その喘ぎ声に、楓の口が三日月に開く。
『でもね、あんた凄い声で喘いじゃってるよ
勝手に、乱暴に動かされてるのにねぇ?』
『ち、がっ、お腹が、押されてっ』
『だったらもっと呻き声っぽくなるでしょうが?
なのにアンタは呂律も回らなくなるまで感じてさぁ』
『ちが…、ちがぅっ、ですぅ…』
口論の末に椿がぽろぽろと涙を流し始めた。
普段だったら即座に楓へ後頭部キックだが、当然来ない。
そのキックの主犯は今寝ている。自分の娘に、自分の分身を貪られながら。
『あははっ、泣き出すの?甘ったるい神経してるねぇ。
…そうだ、お仕置き考え付いちゃった』
『ふぐぅ…、っう?』
『受精しなさい、椿。ウェルの精子で』
『え?、…ぅぐぇっ!?』
突然低いトーンでの宣告を受けた椿は、自分を動かす尾の変化をしっかりと感じ取ってしまった。
先ほどまでの動きはまだ椿自身の体を労わる部分もあったが、先ほどの宣告の後からは一変。
まるで射精する(と言うよりさせる)為だけの乱暴で雑な動きに変化してしまっている。
『がぼっ、うえっ、うぎゃああぁああっ!?』
『ほら、もうちょっとで愛しのお父さんの熱々ドロドロが入ってくるわよ?
…あ、でももう壊れそうねぇ』
『え゛っ、おぅっ、ひゃはあぁっ♪
きもひ、いぃ♪むりやりぢゅぐぢゅぐされるのっ、きもひいいぃィっ♪』
『あ、壊れた』
ボコリと腹が膨れ上がるほど奥まで突き込まれてから、勢い良く入口まで引き戻す。
本来なら激痛で気絶レベルの痛みも、魔物としての強靭な体の所為で気を失うことすら不可能。
しかし、現在の魔物としてのカラダが、痛覚の遮断と快楽の増強をする。
…実際感じるのが痛みではなく快感になっただけなのだが。
『ひぎぃっ♪早くびゅるびゅるってほしいのぉっ♪
おとーしゃまぁ!、早く、はやくらひてくらひゃいぃっ!!』
『あっ、こらそんなにしたらウェルが起きちゃ…』
「…ふぁああ、なんだようっせーな…」
『あ!?』
「…あ?」
『っぐぅ♪、あひゃあああぁぁぁっ♥』
さて、ウェルの起床と椿の絶頂が重なり、三者三様の「あ」を発した所で。
チラッとウェルの頭の中を覗いてみよう。
(あれ、何で俺こんなに気持ち良いんだ?
しかもこのケツは多分楓のだろうけど、これって入れてる時の感触と殆ど同じなんだよな。
っつかキツキツ過ぎてもう出そうなんだがコレって我慢しないで出して良いもんだろうか?
そういえばさっき聞こえた声って椿の声に似てたような気がするんだがああもう無理だ出る)
…びゅる
『…ほお゛っ♥』
びゅぐっ、どびゅりゅっ
『お゛っ♥、ん゛お゛おおぉぉぉっ♥♥』
「うっ、ぐぅ、何だコレ、楓じゃねぇ…っ」
(あわわわわわわどうしようどうしようどんな言い訳しよう多分普通の言い訳じゃ殴られるどころじゃ済まないけど偶にはそう言うのも良いかなとか思っちゃってるどうしよう)
『お゛とっ、ひゃまの、せぇしっ、つばきのしきゅー、膨らまひぇてりゅぅっ♪
おとーひゃまぁ、椿をもっとやらしぃ子にしてくだひゃいぃっ♪』
「やっぱり、椿か!、おい楓!?、どうしてこうなった!?」
『ぎっくぅっ!?、し、シリマセン!』
「…いい、体に聞くっ!!」
『え!?、…嘘、あんなに出したのにまだ萎えてない…』
「椿は休んでなさい、いいな!?」
『やーれふぅ…、わらひも一緒が良いれふぅ…!』
「あーもう、じゃあ楓の後だからな!?」
起きたばかりのウェルには到底理解不能なこの状況。
喋ろうとしない楓への尋問♂と、椿の束の間の発情期は夜が明けて3人が疲れ果てるまで終わらなかった。
※幕間です<(゜Д゜)>ハッ!!※
さて、朝まで続いた尋問の結果、ウェルは夜中に起きていた事を聞き出すことに成功し、楓はお仕置き(色んな意味で)を受け続けた。
具体的に言うと両穴バイブ差し込まれた。
椿の発情の理由も察し、これからは時々椿の性欲の発散も約束。
そしてそのまま道場へ行った三人だが…。
『ウェルは私のものよ、異論は認めない』
『だから今日のエッチはどっちがするかを決めようとしてるだけです!
所有権の話なんて椿は全くしてないのです!』
『分かってるわよ、だから勘違いしないように言ってるんでしょ。
あんたがどれだけ頑張っても正妻にはなれない!!(ドドーン』
『そんな事知らないのです!、それに椿は正妻でも側妻でも良いのです。
椿はお父様が純粋に大好きなのです!、お母様みたいにえっちなことが望みじゃないのです!!』
と、親子喧嘩で朝っぱらからごちゃごちゃしている状況である。
ウェルとしてはこの二人が純粋に大事なので別に構わないとも思っているのだが。
道場生たちにも迷惑なので、「あの手」を使うことにした。
「お前等、こんな所で喧嘩すんなよ、情けない。
…ちょっと説教してやるから、こっちに来い。二人ともな」
『『…っ、はい!!』』
如月流拳術道場は、今日も平和です。
【ぐるーう゛ぃきつねさん】おわり
魔物と共存し、お互いを認めて生きる街や国、村。
ここはその親魔物領でもまだ新しく、しかしその人口はとても多い国。
ノアトゥール。
さて、此処で掻い摘んで説明をしよう。
短絡的かつ簡潔に終わらせるなら。
『強姦助けて結ばれた』
掻い摘みすぎてよく分からないだろうが、つまりはそう言う事だ。
そして今回はその結ばれた二人。
少年拳闘士ウェルディア・バーンシュタインとその妻、如月楓のお話。
とある町ノアトゥールの一組の幸せな夫婦のお話…。
――{・ω・}――
…さてここでメタな話をさせてもらおう、前作を診ていない人は飛ばしても大丈夫?。
今回の話の舞台は二人が無名だった頃のノアトゥールに流れ着いて、それからさらに9年が経った後のお話だ。
詰る所、ウェルが24、楓が28才になっている。
(因みに九尾になったのは結ばれた二週間後の事だとか)
そして、件の二人はノアトゥールで道場を開いている。
名を『如月流拳術道場』と言う。
「おし、その調子で後一分!、腰を使ってしっかり振り上げろ!」
『左壁側後ろから二番目の子、足が上がってないわよ!。嫌いな奴の顔を蹴り飛ばすイメージで振りなさい、結構上がるから!』
二人ともが経験者なのもあってか、ここで拳術を習った者は、一人でデュラハンと対等に渡り合えると言われるほど上等の拳術を扱えるようになるとか。
ちなみに、入門者一同にまず魔界銀(魔力を持っていないが)製のグラブとレガースが支給される。
重さは無く自分の精や魔力が定着するため、まるで体の一部のように扱えるのだとか。
剄術の真似事なども出来るようになれば最早優等生である。
因みに楓は発剄までは出来ない。
「よーし、5分休憩の後好きな奴と組み手!
もし相手が見つからなかったら俺とだからな!、俺とやるはめになりそうな奴はそれなりの覚悟しとけよ!」
ウェルの方は9年で男らしく成長し、楓の方も艶やかに成熟した。
最もウェルはまだまだショタコンホイホイな見た目だが。
「楓、そっちはどうだ?」
『まだ来てないけど、そろそろ…、ほら来た』
そう言った彼女の目の前に、妖狐の少女が歩いてきた。
道場生でも小さい方のましてや少女が、師範の楓に勝負を挑もうとしているのだ。
普通なら誰もが無謀と止めるだろう、しかしこの道場ではそれが日常なのだ。
何せ、彼女は…。
『お母様、今日こそ椿は貴女を超えて見せます!』
『ふふ、2171勝目も私が頂くわよ?』
そう。正真正銘彼女はウェルと楓の娘なのだ。
名を椿・バーンシュタイン。
格闘家の両親の遺伝子を受け継ぎ生まれたのは正にサラブレッド。
次々と教えられた事を吸収し、この道場生で最年少(7歳10ヶ月)の卒業生なのだ。
因みに其れまでの最年少は15歳3ヶ月の人間だったが、其れすら軽く捻り倒し、今ここに君臨している。
だが、彼女には下らなくも魔物らしい目的が有り、その目的の元にここに居座っている。
その理由とは。
『今日こそお母様を打ち倒し、お父様を寝取るのです!』
そう、只単に夫(父親)の取り合いなのだ。
『甘いわね、実にスゥウィーティな考えよ、椿』
『お母様がそうやって余裕扱いていられるのも今のうちです』
『いい、椿。あなたには決定的に足りない物があるの。
その足りない物っていうのは…。
情熱理念胸囲余裕性癖欲望優雅さ勤勉さ!
そしてぇ何よりも―――――――――――――エロさが足りないっ!!』
言い終わるや否や即効蹴りかかってくる我が娘の背中を踏み、幅の広い場所へ飛び移る。
当たり場所を無くした愛娘の足は壁を抉り、道場に幾万個目の穴を付けた。
(修理は毎日担当のジャイアントアントとドワーフがやってくれるので安心だね!)
『エロさなんていらないのです!、それにお母様が「ウェルは強い人の物」って…』
『甘いわね、ほんっとに!。全てにおいて私は絶 対 強 者!
貴女が私に勝てるところなど何一つありはしないッ!』
「料理の腕は」
『ギクッ』
「魔力の扱いは」
『ギクギクギクッ』
口喧嘩もヒートアップするかと言う所で、ウェルが会話を制した。
ウェルの言葉に反応する楓の反応から察するに…。
「そもそも娘とそんな口喧嘩するなよ、椿の教育に悪いだろうが。
あと椿、寝取るとかそういう単語は控えなさい」
『じゃあお母様を倒してお父様をレイプするのです!』
「余計駄目だよ!、つーか出来るもんならやってみろ」
『やるのです!』
ウェルがまだ言い終わらないうちに椿はウェル(の下半身)目掛けて飛び掛る。
しかし帯空中にウェルに頭を掴まれ、そのまま床にゆっくりと下ろされる。
「何か言うことは?」
『…ごめんなさいです』
「違うだろ?」
『完敗です』
「その通り、そもそもお前に技を教えた本人に勝とうって言うのが間違いだよ」
ついでに料理や家事の腕もな、と言うと楓がぐったりと頭を垂れ、三角座りでのの字を書いているのが見えた。
『うぅうぅうぅぅ…いいですよーだ、どうせ私は家事も出来ない駄女狐ですよーだ…』
「あー…、ったく、わかったよ。ちょっと来い楓」
『…』
そして二人は事務室の奥の倉庫に行き、暫く帰ってこなかった。
―お父様、お母様、椿は知っているのです。
お父様は、お母様の機嫌が悪くなるとえっちで機嫌をとるのでしょう…?―
そして、帰ってくる頃には道場の経営時間も過ぎ、皆が帰っていた…。
//
その日の真夜中。
繋がりあって寝ている二人の部屋に、一人の訪問者が居た。
『…お母様が寝ている間に、お父様のおちんちんに奉仕して、椿の気持ち良さを知ってもらえば良いのです…!』
椿だった。
椿がウェルを寝取りに来たのだ。
『…まずは、お母様の中からお父様のおちんちんを助け出すのです…!』
むにゅ、とウェルのモノに手を絡め、ゆっくりと引き出す。
度重なる射精の様子を物語るように濁った白に染まったそれは、椿の手の感触でゆっくりと硬さを取り戻していた。
『そ、想定よりも大きすぎるのです…!、こんな、大きいなんて…。
あっ、でもこれだけ濡れていればどうにか入るかもしれないです…』
一応過去にも何回かは見た事があるのだが、如何せんその頃の記憶の中のモノとは大きさが違う。
流石のインキュバスクオリティーに椿もたじたじではあったが、それでも魔物の本性が掻き立てられるだけである。
『っふあぁ…、すごいのです。
嗅いだだけでこんなになるなんて、きっとこれは淫乱なお母様の血筋なのです…』
魔物の本能を母親の所為だと押し付けつつも、その幼い顔立ちはぴっとりとウェルのモノに貼り付けられている。
匂いがこびり付きそうだ、魔物娘的には寧ろウェルカムなのだろうが。
『んちゅぅ…♥、っふあぁ!わ、訳が分からない味なのですぅ…っ♥
世界中の美味しいものをごちゃまぜにしたのに極上のバランスを保っているような…、そんな味、なのですぅ!』
こびり付いていた白濁液に舌を這わせた瞬間、一瞬で椿の顔が蕩け落ちる。
そのまま全て舐め尽くす様に舌を這わせた結果。
『んむ、んぶっ、ぶぐっ、ん゛ふぅっ♪』
その小さいお口でウェルの大きなものを頬張り始めるという何とも魔物らしい結果になっている。
(お、お父様のおちんちん、おいひふぎるのれすぅ♪
もう一日中コレを舐めたいって言ってたおかあひゃまの気持ちがいたいほどよくわかるのでふぅ…、んぐっ!?)
椿が頭の中で母親の惚けを思い返しているとき、突然口の中のウェルのモノが膨らんだ。
しかもびくびくと脈動を繰り返している、つまり。
『うぐ、んむ゛うっ!!、うむうぅぅ〜!!♥』
そう、口の中に粘っこい精液を沢山ぶちまけたのだ。
だがしかし、椿はと言うと…。
(これ、これぇ、おとーしゃまのぉ、せーえき?
…ぁああああああああ♥、飲んじゃっへぅ♪、おとーさまのねばどろせーえき、飲んじゃってるのぉぉ♪)
流石魔物、ロリでも流石のもんだぜ!
と、まぁ頭の中が焼き切れてる訳だ。
さてそんな椿にちょっとした災難が起こる。
精飲絶頂の余韻でぐったりと体を床に預ける椿を…。
『…ふぁ?、あぇ、おかーひゃま…?』
ゆっくりと9本の尻尾が椿を包み込んでいく。
当の本人は状況を理解していないようだが。
『きゃ…、持ち上げられへるのれすぅ、…たかいたかーいなのれすかぁ?』
9本の尻尾は椿を包み込んだままゆっくりと向きを変えて…。
ウェルと楓の寝顔の見える方向に向きを変える。
…いや、ウェルと楓の寝顔、と言う例え方は少し語弊があるかもしれない。
なぜなら。
「椿と同じ色の瞳」が、椿をじっと睨んでいるのだから。
『…あ、おかーひゃま』
『つーばーきぃ……?、私の中からウェルの温もりを奪った挙句、あんた一人で楽しむなんて酷いんじゃないかしら…?』
『うぇ…、ッハ!(゜Д゜ )お、お母様、何時から起きて…!?』
『あんたねぇ…、私は魔物よ?。大好きな夫の温もりが体から離れたら一瞬で分かるわよ』
『じゃ、じゃあ最初っから!?』
『えぇ、エロエロだったわよ。あんたの顔♪
発情し切った只のメスの顔してたわよ?、悪い子よねー、自分の父親のおちんちん舐め回してどぷどぷされたら一瞬でとろーんとした顔になっちゃうんだもの』
其処まで言い切った後に、唐突に9本の尻尾が蠢く。
胸、尻、口、そして股間までもがふんわりもふもふな尻尾で撫で回される。
『あらあら、こんなにしちゃって…。もう辛いでしょ?
ササーッと脱ぎ脱ぎしちゃおうねー?』
尻尾の数本を器用に蠢かせ、胴着と袴をささっと剥ぎ取る。
当然其処にはまだまだ未発達な乳房と、幼いながらに濡らし切っている肉の峡谷があった。
『お、お母様!?、一体、何をする気ですか!?』
『えー?何もする気なんてないわよぉ。
強いて言えば、大事な大事な自分の夫のをしまおうかなーと思って』
『し、しまう…?』
楓の尻尾は椿を持ち上げたままふわりとウェルの上に向かう。
…いや、正しく言うのであればウェルの股間の上に、だ。
そこまでされて椿もやっと気付いた。
『お、お母様!、待ってください、まだっ、心の準備が…』
『却下♪』
楓の尻尾がすばやく椿を解く。
空中に放り出された椿は当然自由落下。
そして着陸先には…。
ズグッ
『…っ!!、あひゃああああああああああああっ!?』
…寸分違わずウェルの逸物。
しかも先ほどの射精の後も俄然その存在感は薄れていない状態で。
『あ、あぁ、おと、さまの…、入って…』
『こーら、何してるの。さっさとウェルを気持ちよくさせてあげなさいよ?』
『あ、いや、お母様。もう、やめっ』
『いーやーよ♪』
ズヂュ、グヂュッ、ヌズッ、ブチュッ
『あああぁぁああぁあ!?、ひやっ、あぐっ、あうっ、はがぁっ!!』
今度は自由落下ではなく、尻尾でオナホールを扱うかのような激しい上下運動。
だがしかし、今動かしているのはオナホールではなく椿だ。
初経験の未発達な女性器で、インキュバスの極太なモノを扱きあげているのだ。
当の楓は、悪魔のような笑みまで浮かべて楽しんでいる。
『いぎゃあっ!?あっ、へぐぇっ!?
し、死ぬ!、おぁっ、さまぁ!つばき、死んじゃっ、うのぉっ!!』
流石の魔物クオリティでも限界が来たのか、椿の喉から悲痛な叫び声が漏れ出る。
しかして当の母親は。
『あー大丈夫よ、私の娘なら平気。
根拠なんて物は無いけれどそれだけははっきり言えるわ、胸を張ってね』
何故か突然母親の優しさ当社比50%増しの笑みを浮かべて椿の顔を見つめている状態。
…それでも楓の尻尾の動きは収まっていない所を見るとこの妖狐やはりドSである。
『それに、子供の童貞がリリムとヤッても腹上死したりしない様に出来てるようにね?
処女がインキュバスにレイプされたって死ぬことは無いの、ましてや魔物なのに』
『ど、どっちかって言うと、かへぁっ!
レイプみたいになってりゅのはぁ、おか、ひゃまの所為じゃ…、あぎゅぅぅ!?』
『…言ってくれるじゃないの、えぇ?
そうねぇ、お母さんが勝手に椿をオナホールに使ってるんだものね?』
そんな事を言いながら、さらに加速や捻り等を加えた不規則な動きをさせる楓。
動き方を変えられる度に様々な喘ぎ声を上げる椿。
その喘ぎ声に、楓の口が三日月に開く。
『でもね、あんた凄い声で喘いじゃってるよ
勝手に、乱暴に動かされてるのにねぇ?』
『ち、がっ、お腹が、押されてっ』
『だったらもっと呻き声っぽくなるでしょうが?
なのにアンタは呂律も回らなくなるまで感じてさぁ』
『ちが…、ちがぅっ、ですぅ…』
口論の末に椿がぽろぽろと涙を流し始めた。
普段だったら即座に楓へ後頭部キックだが、当然来ない。
そのキックの主犯は今寝ている。自分の娘に、自分の分身を貪られながら。
『あははっ、泣き出すの?甘ったるい神経してるねぇ。
…そうだ、お仕置き考え付いちゃった』
『ふぐぅ…、っう?』
『受精しなさい、椿。ウェルの精子で』
『え?、…ぅぐぇっ!?』
突然低いトーンでの宣告を受けた椿は、自分を動かす尾の変化をしっかりと感じ取ってしまった。
先ほどまでの動きはまだ椿自身の体を労わる部分もあったが、先ほどの宣告の後からは一変。
まるで射精する(と言うよりさせる)為だけの乱暴で雑な動きに変化してしまっている。
『がぼっ、うえっ、うぎゃああぁああっ!?』
『ほら、もうちょっとで愛しのお父さんの熱々ドロドロが入ってくるわよ?
…あ、でももう壊れそうねぇ』
『え゛っ、おぅっ、ひゃはあぁっ♪
きもひ、いぃ♪むりやりぢゅぐぢゅぐされるのっ、きもひいいぃィっ♪』
『あ、壊れた』
ボコリと腹が膨れ上がるほど奥まで突き込まれてから、勢い良く入口まで引き戻す。
本来なら激痛で気絶レベルの痛みも、魔物としての強靭な体の所為で気を失うことすら不可能。
しかし、現在の魔物としてのカラダが、痛覚の遮断と快楽の増強をする。
…実際感じるのが痛みではなく快感になっただけなのだが。
『ひぎぃっ♪早くびゅるびゅるってほしいのぉっ♪
おとーしゃまぁ!、早く、はやくらひてくらひゃいぃっ!!』
『あっ、こらそんなにしたらウェルが起きちゃ…』
「…ふぁああ、なんだようっせーな…」
『あ!?』
「…あ?」
『っぐぅ♪、あひゃあああぁぁぁっ♥』
さて、ウェルの起床と椿の絶頂が重なり、三者三様の「あ」を発した所で。
チラッとウェルの頭の中を覗いてみよう。
(あれ、何で俺こんなに気持ち良いんだ?
しかもこのケツは多分楓のだろうけど、これって入れてる時の感触と殆ど同じなんだよな。
っつかキツキツ過ぎてもう出そうなんだがコレって我慢しないで出して良いもんだろうか?
そういえばさっき聞こえた声って椿の声に似てたような気がするんだがああもう無理だ出る)
…びゅる
『…ほお゛っ♥』
びゅぐっ、どびゅりゅっ
『お゛っ♥、ん゛お゛おおぉぉぉっ♥♥』
「うっ、ぐぅ、何だコレ、楓じゃねぇ…っ」
(あわわわわわわどうしようどうしようどんな言い訳しよう多分普通の言い訳じゃ殴られるどころじゃ済まないけど偶にはそう言うのも良いかなとか思っちゃってるどうしよう)
『お゛とっ、ひゃまの、せぇしっ、つばきのしきゅー、膨らまひぇてりゅぅっ♪
おとーひゃまぁ、椿をもっとやらしぃ子にしてくだひゃいぃっ♪』
「やっぱり、椿か!、おい楓!?、どうしてこうなった!?」
『ぎっくぅっ!?、し、シリマセン!』
「…いい、体に聞くっ!!」
『え!?、…嘘、あんなに出したのにまだ萎えてない…』
「椿は休んでなさい、いいな!?」
『やーれふぅ…、わらひも一緒が良いれふぅ…!』
「あーもう、じゃあ楓の後だからな!?」
起きたばかりのウェルには到底理解不能なこの状況。
喋ろうとしない楓への尋問♂と、椿の束の間の発情期は夜が明けて3人が疲れ果てるまで終わらなかった。
※幕間です<(゜Д゜)>ハッ!!※
さて、朝まで続いた尋問の結果、ウェルは夜中に起きていた事を聞き出すことに成功し、楓はお仕置き(色んな意味で)を受け続けた。
具体的に言うと両穴バイブ差し込まれた。
椿の発情の理由も察し、これからは時々椿の性欲の発散も約束。
そしてそのまま道場へ行った三人だが…。
『ウェルは私のものよ、異論は認めない』
『だから今日のエッチはどっちがするかを決めようとしてるだけです!
所有権の話なんて椿は全くしてないのです!』
『分かってるわよ、だから勘違いしないように言ってるんでしょ。
あんたがどれだけ頑張っても正妻にはなれない!!(ドドーン』
『そんな事知らないのです!、それに椿は正妻でも側妻でも良いのです。
椿はお父様が純粋に大好きなのです!、お母様みたいにえっちなことが望みじゃないのです!!』
と、親子喧嘩で朝っぱらからごちゃごちゃしている状況である。
ウェルとしてはこの二人が純粋に大事なので別に構わないとも思っているのだが。
道場生たちにも迷惑なので、「あの手」を使うことにした。
「お前等、こんな所で喧嘩すんなよ、情けない。
…ちょっと説教してやるから、こっちに来い。二人ともな」
『『…っ、はい!!』』
如月流拳術道場は、今日も平和です。
【ぐるーう゛ぃきつねさん】おわり
12/09/04 00:25更新 / 荷重狐