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ランスが語る 初めての発情期〜クリム編〜(エロあり)
それにしてもここまで読んでるなんて暇だねあんたも。
ん? 倫理観的にこの昔話大丈夫かって?
大丈夫に決まってんだろ、具体的な年齢あげてねーし。
じゃあ何か超期待しやがってるからイってみようか、初めてのクリムの発情期。
あれは今からだいたい四年前の話だ。



「ランス、ちょっと来て。」
ロンやネリスと一緒にツィリアさんから法律を教わっていた俺のところに、いきなりシェンリが現れた。
クルツの共通学舎で基礎教育科目を習うのは八歳から十二歳まで、そしてそこから十五歳までは特定の講師のもとで専門的な勉強をする。
一応クルツで専門的な仕事に就くために必要とされていることで、当時俺はツィリアさんから法律、父さんから基本的な魔術を習っていた。
それでその日は俺は法律を学ぶ日、そしてシェンリは確か発展農学を習いに行ってたはずだったんだが、俺たちの前に姿を現したんだ。
「何だよいきなり、」
「いいから来い。」
そう言ったシェンリは俺の腕をつかむとそのまま引きずるようにしてツィリアさんの家から俺を引きずり出す。
「クリムが発情期、今家で狂いそうなほどオナニーしてる。」
そう告げると、そのまま俺を引っ張って家に戻ろうとする。
「ちょっと待てよ、俺にも準備ってもんがだな。」
「妹が優先、さっさと来い。」
俺の話など全く聞かずにとにかく俺を家まで引っ張っていこうとする、その顔はいつもと同じ無表情に見えてどこか真剣でそれに必死な感じがしないでもない。
「ああもうわかったよ、ほら行くぞ。」
正直、発情期の相手をするのはシェンリ一人で手いっぱいと言ってよかったが、シェンリが俺のことを相手役に選んだことには意味があると俺は判断した、実際あったし。
クルツ外れにあるツィリアさんの家から猫姉妹の家まではあまり近いとは言えない。
シェンリは俺を引いて早歩きで進行し、俺もそれについていく。
何分か歩き続けて家の前に来る、アレミネルさんは仕事に行っているのか家におらず、ルーティさんも同じように仕事のようだ、つまり家には俺たち三人だけ。
今は南部開発局の局員が切り開いて平地になった森は、このときはまだこの家の近くまであった、開発事業は始まったばかりだったんだ。
「クリムのやつはどこにいるんだ?」
家に入った瞬間いきなり襲われるとかシャレにならないからとりあえず聞いておく。
「お父さんがうちを呼びに来た時のままなら居間にいる。」
居間ってことは思いっきり玄関と直線しかも短距離だろう、当時の俺の反応速度や魔術構築速度でワーキャットの速度に対抗できるかどうかは定かじゃなかった。
警戒しながら玄関のドアに耳を張り付けて中の音を聞いてみる。
『ふにゃ……らんす……らんしゅぅ………欲しい…ランス欲しいにゃぁ……』
シェンリの発情期の時も同じような内容の言葉を聞いた記憶がある。
声が聞こえるってことはそこそこ玄関から近くにいるってことだろう、これはあんまりよろしくない傾向だと思う。
「どうしたの?」
俺の後ろで首を傾げたシェンリが訊ねてくる、俺の行動の理由がわからなかったようだ。
「クリムの様子を見てる……迂闊に突入して一気に逆レイプとか楽しくないからな。」
そう答えながら、中の様子がうかがえそうなところを探す。
玄関前から向かって左側に向けて移動を開始、リビングにある窓からクリムの現在位置を探る作戦に出る。
じりじりと音を立てないように進んでいく、後ろをシェンリもついてきていた。
そして、窓から中を覗き込んだ瞬間のことだった。
『「あ」』
今まさに机での角オナに移行しようとしていた全裸のクリムと、目があった。
そのままお互いにじっと見つめ合うこと恐らく三秒ほど。
黙ったままクリムの足が一歩後ろに下がった、机の角から彼女のずぶ濡れの股間が離れる。そしてじりじりと足は後ろに下がっていき、そして俺の方に体の正面、軸を合わせると、
「ランス―――――――――――――ッ!!!!!」
猛烈な勢いで突進してきた、全裸のまま屋外にいる俺に向かって。
クルツでは青姦厳禁なんだが、発情しきって男を求めているワーキャットに言ってやるだけ無駄。そう判断した俺はクリムの突進をギリギリのところで回避すると、靴を脱がずにまっすぐ屋内に駆け込んだ。
一番近い閉鎖空間と言える物置まで一気に走る、純粋な速度ではクリムには勝てない俺だが、単純な短距離を振り向かずに突っ切れば追い付かれずにいける。
なんて、考える俺が甘かったんだろうな。
頭上からいきなり影がかかったと思ったら、次の瞬間にはクリムの股間が俺の顔面に密着していた、どうやら振り向くんじゃなくバック宙して顔面騎乗してきたらしい。
さすがにこれは予想外、そのまま頭に足が絡み付いてきて、体勢を崩した俺は受け身も取れずに後ろに向かって倒れこむ。
「つっかまえた…にゃ……」
ぐりぐりと俺に股間を押し付けながら、クリムは嬉しそうな声でそう言う。
ちなみにここはまだリビング、廊下にすらたどり着くことができなかったのは俺の足が遅いからでは断じてない。
「あはぁ……ランスぅ…シてほしいにゃぁ……」
そう言いながら、クリムは俺に今も蜜を吐き出し続ける花びらを押し付けてくる。
足をからめられているせいで逃げることもできず、あまり押し付けられると下手をしたら窒息の危険すらあると判断したので、腰を抑え込むとそのまま陰唇に舌を押し付けて、
ぺろっちゅるちゅるぺろべろれろっちゅぅううううう
表面を舐めまわしながら、たまにあふれてくる蜜を吸って処理してやる。
「ふにゃぁっ……あハんっ! はぁあっいいにゃぁ………」
クリムが感じた声を上げる、ずっとオナニーしてたせいなんだろうかすでに膣は準備が完了していて、いつ突っ込んでも問題はなさそうに見える。
しかし、この幼い体だ、万が一のことを考えて、俺は中に舌を突っ込む。
じゅぷっ にゅぶにゅぶじゅぶぬぢゅぢゅるずにゅ
「あひゃぅっ!? ふにゃァにぁああぅ!!」
そのまま内壁を押し広げるように舐めまわすと、頭上でクリムが甘い声を上げ始める。
額に柔らかい感触が二つ伝わってくる、恐らくクリムの肉球だろう、俺の攻撃に対して必死に抵抗しようとしているつもりだろうが、無駄だ。
気持ち良くて力が入ってない状態なら、俺が腰を抑え込む力の方が強い。
舌を伝って俺の口の中にクリムの愛液が入ってくるたび、その奇妙な味わいに俺の興奮が募っていく。それとともに徐々に息子も元気になる。
じゅっぢゅっじゅっぢゅっ ずぶぢゅっ!
数回泡だて器で泡を立てるようにクリムの膣内をかき回してやった後に舌を思いっきり奥までねじ込む。
「ひにゃぁああああああっ!!?」
ぷしっしゅ――――――――――っ
舌をねじ込まれた瞬間にイったらしく、潮を俺の顔面にまき散らしながらクリムが痙攣する、顔の様子は顔面騎乗されてるせいで見えないが、きっと気持ちよさそうなことだろう。
「あっ…ハぁ……オナニーなんかよりずっとイイにゃぁ………」
「それは何より、ところでお前は俺の股間を見てるのか?」
そこには硬く怒張した息子がある、さっきのクンニですっかり俺も興奮してしまった。
クリムも振り返ってそれに気づき、嬉しそうに顔を綻ばせる。
「あはっ♪ ランスもすっかり準備ができてるにゃ。」
そして俺のズボンに手を伸ばすと器用にベルトを外し、そのまま下着ごとずり下げる。
まろびでた硬くそそり立つ肉棒を見たクリムは一瞬だけ表情をこわばらせた、何と言うかどうやら予想より大きくて驚いたらしい。
しかしすぐに気を取り直すと、ゆっくりと俺の腰の真上に体を移動させる。
そして腰を俺の腰の真上に持ってくると、ゆっくりおろしていく。
けど位置がおかしい、このままじゃ入るのは前の穴じゃなくて後ろの穴になるはずだ。
その俺の予想は寸分違わず的中、クリムの可愛いお尻はゆっくりと下がると俺の息子を後ろの穴で飲み込み始める。
ずぐっみちみちみぢぎぢっ
「ふっぎっ……ぎィヒっ……んニ゙ィッ!!」
括約筋を無理に開かれる激痛に毛を逆立て、脂汗を垂らしながら、クリムはどうにか俺の息子をアナルの中に飲み込んだ。
これがまた感触としては膣と全然違って楽しい、小さな体通りに狭い腸内は全方位からぎちぎちにしめてくるんだけど、その中でも特に締め付けが強いのが根元、門の部分だ。
しかしいくら気持ちいいとは言ってももともと性行為用に出来ていないこっちの穴に前戯もなく突っ込むのはかなり痛いだろう。
「おいクリム、突っ込む穴を間違えて」
「これでいいにゃ……」
俺の助言は一瞬のうちに切って捨てられた、そんなことを言われても痛そうな顔で脂汗流してるこいつの様子を見てて心配にならないほど俺は冷たくない。
クリムの体を抱き寄せると、少しでも痛みを紛らわすために手を尻に回し、右の猫耳にやさしくキスをしてから、中に舌を滑らせた。
きゅむっもにゅぐにゅぷにぐにむちむに
じゅるっずりずりぴちゃねちじゅぷぬぶずぽじゅぽ
「ふにっひにっ! あにゃぁうにぃいっ!!」
嫌がるように体を震わせたクリムだったが、しかしその割には尻尾はぴんと立っていて、体も俺により密着してくる。そしてどうやら痛みをあまり感じなくなってきたようで、
ずず…ずぷっ ずっずっずっぬぶっ
ゆっくりとクリムの腰が上下し始めた、最初は慎重すぎるくらいにゆっくりと、しかし徐々にこなれてきたのか、速度は確実に速くなっていく。
初めて突っ込んだはずの尻の感触に、俺も完全に興奮していた。クリムもそれを察知したらしい。
「らんすっランスッ! うちの体で気持ち良くなってくれてるにゃ!? こんなお姉ちゃんに比べたら貧相でなんもない体で、興奮してくれるにゃ?」
「ああそうだな、シェンリとはまた違っていいぞ。」
そんな風に会話をしながらも、俺たちはお互いを貪ることをやめない。
ずっぷずぶぬぶぢゅぶぐぷごぷずちゃずちゅ
きゅむもみゅぐにゅぷにゅむにゅぷに
じゅるじゅるじゅるじゅろっぢゅばぢゅぽじゅぶぢゅぐ
俺の息子がクリムのアナルを犯しながら、俺の両手がクリムの小ぶりで可愛い尻を解すように揉み、そして舌がクリムの耳の中をかき混ぜる。
「ふにゃぁ……あにゃぅ……うちばっか、キモチイイの狡いにゃ……」
自分ばかりがされる側になっている現実に腹が立ったんだろう、クリムはそう言うと俺の上着を半ば無理矢理剥ぎ取って俺の上半身を露出させたクリムは、舌で俺の乳首を舐めまわしながら上目遣いで俺のことを見つめてきた。
ぷじゅっぬぢゅぶぢっぬ゙ちぬちぶぢゃっ
その間も上下するクリムと俺の接合部からは本来性器ではないはずの部分からするとは思えないようないやらしい音と、猛烈な快感が流れてくる。
そろそろ爆発が近い、それをクリムも感じ取ったんだろう尻の締め付けがさらに強くなりそして快感に溶けきったグズグズの表情で「早く頂戴」と言いたげに俺を見上げてくる。
アナルでここまで感じてるとか変態だよな。
そんな風に思いながらも、なら俺も変態ってことになるから口には出さなかった。
「出すぞ、クリム。お尻で孕むくらいどぶどぶ注いでやる。」
シェンリとしたときには一度も感じなかったような快感に興奮した俺は、
「ふにゃはぁっ! ランスのちんちんビクビクしてっ! きそうにゃ? いいにゃうちの中にどっぷり注いでほしいにゃ!!」
「ああそりゃもう遠慮なく!」
クリムの尻の角度を調節しながら一気に腰を上げて奥まで叩き込む、そして
ぶびゃびゅぅるるっるるるるるるるるるるるっ!!
「フにぃい゙―――――――――――――――――――――ッ!!!」
びくびくと全身を痙攣させながら、涙と涎で顔をぐちゃぐちゃにしたままクリムが喘ぐ。
ぷしゃしゃっぴしゅぅううううううう
そしてその股間から潮を溢れさせる、どうやら、イってるらしい。
クリムのお尻がまた持ち上げられると、接合部だった肛門から白濁した精液がごぽごぽと流れ出てくる。
「あハぁ……こんないいっぱい貰っちゃったにゃぁ……」
「そうだな、じゃ、本番行こうか。」
そう言った俺はそのままクリムを押し倒すと、物欲しげにずっとひくひく誘っていた膣穴に全くの遠慮なく息子をねじ込ませる。
「クリム、こっちがセックスの時に使う正しい穴だ、覚えておけ。」
そう宣告してから、すぐに腰を後ろにさげて息子をクリムの中から引き抜く。
血の付いた俺の息子を、クリムは物欲しげな目で見つめている、
「ランス……こんどはこっちで、キモチイイの教えてほしいにゃぁ……」
そう言いながら、おねだりするようにクリムは自分の手で膣を広げて俺に見せる。
「もちろん……お尻ももっとイッパイ……にゃ?」
どうやら、眠れる性癖を引きずり出しちまったようだ。


そんなわけで、俺はそれから数日ほとんどずっとクリムと交わって過ごしてた、性教育を担当しちまったわけだな、望まないながらも。
そんなわけで、俺は猫姉妹の発情期の相手役として、そして今になってはあの二人の恋人として仲睦まじく暮らしているわけだ。
さて次の話なんだが、幽霊って信じるか?
いや魔物のゴーストじゃない、幽霊。
俺も信じてないけど、昔やった肝試しの話をしよう。
11/10/12 23:51更新 / なるつき
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■作者メッセージ
クリム  プロフィール
ローディアナ王国クルツ自治領出身  魔物:ワーキャット  職業:ウェイトレス
ランスの恋人でありクルツ自治領の猫姉妹のヒロインの一人、シェンリの妹であり発育のいい姉に対して貧相な体つきゆえにコンプレックスを持っている。そのため普段からエロイ下着を愛用。
明るく陽気な性格だが、根は腹黒い。
恋人有・非処女

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