わんわんしましょ?
運が悪かった、少年は天を仰ぎ見ながら、ひたすらそんな風に思うようにしていた。
自分はここで魔物に食われて死ぬのだと、そんな運命を悟ってしまったのだ。
目の前では、鋭い犬歯を光らせながら舌なめずりをする、二頭のワーウルフ。
どちらも黒髪で赤く光る血の色をした目をしている、手前にいるほうが背は高く髪は短い、奥にいるほうはやや小柄で髪が長い、顔だちの似方から姉妹だと思う。
引っ越しが決まり、友人たちに別れを告げて新たな村に両親とともに引っ越していく途中で、乗っていた馬車がワーウルフの群れに襲撃を受けたのだった。
両親はまだ十二歳の少年を置いてさっさと逃げてしまった、逃げ切れたのかどうかは定かではないが、この馬車には少年とワーウルフしかいない。
「……なんだ女の子か、外れ外れ。」
手前のワーウルフは少年を見てつまらなさそうにそう言ってから、頭を掻く。
シャープなシルエットを一部だけ飾り立てる女性の象徴はよく育っていて、ボロ切れのようなこまごまとした布だけで隠すには自己主張が強すぎる。
「さっさと噛んで終わりにしよ、ほら妹よ、私が押さえつけたげるからしっかりやんな。」
そう言って、姉らしき手前のワーウルフは少年の背後に素早く回り込むと羽交い絞めにする。そうすると彼女の吐息が少年の耳にかかり、胸のふくらみが押し付けられる。
そのことにうぶな少年のオスの性質が引き出されそうになるが、それ以上に今から食い殺されるのだという恐怖が少年の心を覆っていた。
少年に接近してきた妹ワーウルフも服装は姉と似ているが、しかし姉のものに比べかなり小ぶりな、手のひらにすっぽり収まりそうな胸のためかそこまでギリギリではない。
ただ、だぶだぶの布地から覗く小さな膨らみは、より背徳的な色香を不可抗力で生み出している。
「やっやめて……僕まだ死にたくない……食べないで…」
「何言ってんのかなこの子は…食べやしないって。」
羽交い絞めにされた体勢のまま暴れる少年を強引に押さえつけながら、姉ワーウルフはその体をより強く密着させる。
妹ワーウルフの口が開く、人間のものに比べ鋭く硬そうな牙。
その牙を立てて、少年の首筋に妹が噛みついた。
「いぎっ!!」
ぺろちゅろぺろぺろ
痛みに身をよじる少年をしり目に、妹は牙のあたりを舌でくすぐるように舐める。
そして少年の傷口から滲んだ血を確認すると、牙を離す。
「……できた。」
「はいご苦労様、大人しくしてなさいよ?」
相変わらず羽交い絞めを続行する姉に向かい、妹は誇らしげに「何か」の完了を告げる。
自分が生きたまま食い殺されて彼女らの血肉になるのだと思い込んでいた少年は何が何だかわからず、
「いったい……何をしたの?」
と聞いてしまった。
「私たちワーウルフはね、君みたいな人間の女の子を噛んで、自分たちの仲間に出来るの。ちょっと待ってればすっごく気持ちよく体が変わる感覚を楽しめるよ?」
そんな姉ワーウルフの発言に、いくら男としてプライドを傷つけられたからと
「僕は……男だ……」
そんな風に、真実をつい口に出してしまったのは、少年の責任である。
もし女だと勘違いさせたままだったならば、魔物にならない特殊な体質の人間と判断されて見逃されていたかもしれなかったのに、自ら食い物にされる確率を高めてしまったのだから。
「あら……そうなの?」
「……今調べる。」
妹が少年のズボンを脱がし始める、少年も必死に抵抗しようとするが、もともと力が違いすぎるおまけに二対一で、羽交い絞めにされた状態でも勝てるならそれは奇跡だ。
抵抗も空しく下を剥かれ、包皮に包まれたまだ幼い一物を二匹の魔物の前にさらしてしまう。
「あら……本当に男の子なんだ…よかったわね♪」
「いいもんか……見るなよぉ……」
にやにやと意地の悪い笑みを見せながら言う姉に向かい、少年は反論しながら必死に息子を隠そうと暴れる。やはりそんな行為に意味はなされないが。
「よかったのは私の妹よ、君じゃない。」
そう言いながら、姉は少年の耳たぶをはむはむと甘噛みする。
「うぁっぁあう…はぁっく……」
その攻撃は性行為を一度もしたことのない少年に耐えきれるほどやさしい快感ではなく、あっさりと少年は快感に流され情けない声を上げてしまう。
息子もぴくぴくと反応するが、しかし勃起したというほどには至らない。
「くんくん……ふんくんふん……クンクン………」
妹の方はその様子を見て何を思ったのか少年に跪くように顔を少年の股間に近づけ、そして股間のにおいをかぎ始める。
「丁度いいし、初めてのフェラ試してみなよ。」
姉オオカミがそう言いながら、今度は少年の上着を乱暴に破り乳首を爪の先端で弄る。
「うん……やってみる。」
そう答えた妹は、両手で少年の息子を押さえつけると先端を舐め始める。
ぺろぺろ、ぺろれろれろれろ、ねちねちねちねち
舌を駆使して先端を舐めあげられると、少年の股間には快感と同時に血が溜まっていく。
しかしその様子を見ていた姉は、
「ちっが――――――――――――――――――――う!! ベロだけじゃなくてもっと口全部を使わないとダメでしょ―――――――――っ!!」
と妹を怒鳴りつけた、少年の耳元で である。
いきなりの大声に少年の鼓膜がかなり危ないことになったが、どうにか無事。
ただし少しばかり耳の聞こえが悪くなった、しばらくは治りそうもない。
「だって……こいつのチンチン臭いし……」
妹がとても嫌そうな顔で返事をする、どうやら臭いから口に咥えたくないようだ。
「そのうち慣れる! ほら早くする!!」
「……ふぁい…あむっ………………けほっ」
泣きそうな顔で口に咥えた妹は、少しだけ口の中をもごもごさせてからすぐに吐いた。
どうやら本当に臭くて嫌なようだ、そこまでかたくなに不潔扱いされると、いくら今までそんなところにあまり気を遣わなかった身だと言っても少年には精神的につらいものがあるのだが。
いつまでたっても本番の行為に及ばないことにやきもきしている姉に比べ、少年はこのままいけば自分は無事にここを切り抜けられやしないかと淡い期待を抱き始めていた。
しかし、現実そんなに甘くはいってくれないものだ。
意を決した妹は大口を開けて、一気に少年の小さな息子を口の奥まで含むと、そのまま口の中で少年のものを舐め始めたのだ。
ベロじゅろずるべっろぉ――――――ぬろれろるるろ
眼を閉じ、鼻を突く悪臭を少しでも自分のつばのにおいで軽減するためなのか必死に少年の息子を舐めしゃぶる妹、そして姉も止めていた手を再び動かし始める。
しゅるきゅむはむきゅむむはむはむ
舐めて湿らせた爪で少年の乳首を弄りながら、牙で傷をつけないようにやさしく少年の耳たぶや首筋を噛む。
「あぅあっはぁっくっ………ふはぁっ」
「女の子みたいな声出しちゃってるぅ…情けなーい。」
快感に悶える少年を、くすくすと背後で姉が笑う。
少年がたまらず腰を振ってしまいそうになった瞬間、
がりっ!
妹の牙が少年の息子に深々と突き刺さった。
「いい゙ってででででででででででで!!」
非常に敏感な急所を凶器じみた鋭い牙で噛まれ、痛みに少年が悲鳴を上げる。
しかしそれを姉が抑え込み、そして極めつけに少年に向かい、
「気をつけなよ? この子実践初めてのフェラなんだから、暴れちゃうと下手したら君のチンポ噛み千切っちゃうよ? すっごく痛いんだろうね〜♪」
そんなわかりやすい脅迫の言葉に、少年の血の気が一気に引く。
下手に暴れたら、息子が食いちぎられる。
数回昔の村の友達に金的を全力で蹴られた経験のある少年は、それがどれくらい痛いのかは想像できずとも、少なくとも今まで体験した中でトップクラスの痛みを軽く超えるだろうとだけは判断できた。
「大人しくなったねー、じゃもっと激しくいってみよう♪」
そう言った姉は、妹の長い髪を無造作につかむとそのまま頭を上下にゆすり始めた。
ぐぼっずぼじゅぼぐぼっ ずむぐむずむぎゅむっ!
「むごっ!? ごぉっごっ!? ん゙む゙――――――――――――――――ッ!!!!」
突然の暴挙に妹は目に涙を浮かべ、苦しそうに必死に暴れ出す。
しかし力では姉に勝てないらしく、ほとんど抗えずにまるでオナホールのように頭を道具として利用されている。
そのめちゃくちゃで乱暴な口淫は何も妹だけを苦しめているわけではない。
完全にランダムに口内でこねくり回される少年の息子にも絶え間ない刺激が送られ、ほとんど少年はいつ果ててもおかしくないくらいに昂ぶっている。
「んギっ ……っはっ! うぐぅっ!!」
必死に歯を食いしばって耐えようとしても否応なく声が出てしまう。
「うっぁあっはぁっ! 来るっ! 何か僕の中からっ!!」
そして限界が訪れる。
どぶぅううううううっ!
少年のまだ成長しきっていない肉棒から、妹の口の中へ初めての白濁がぶち込まれる。
「んぐむ゙ぅ――――――――――――――――――――ッ!!」
口の中に突然熱い液体を注ぎ込まれた妹は、なすすべもなくそれを口の中で受け止める。
生まれて初めての射精は少年に強烈な甘い痺れを与えると一方で、止める手段を知らない少年にとっては長く続く快感の嵐でもあった。
たくさんの白濁が妹の口の中で暴れ、しかしそれから逃げようにも頭を抑え込まれた妹にはそれもできず、ついには鼻から精液を溢れさせながら、十秒ほどの射精を受け止めた。
眼に涙を浮かべる妹の頭を姉が開放すると、ばね仕掛けの玩具のように妹は顔を跳ね上げ、そして口を開くと心底まずそうに「おぇえ……」と声に出しながら少年の放ったザーメンを吐き出した。
その光景があまりに卑猥で、少年は生唾を飲んでその光景に見入ってしまう。
「あらら……まぁいっか。次は私の番だよ? 搾ってあげる。」
そう言った姉は、肉球のある足の裏で少年の肉棒を挟み込んだ。
「はぅっ!」
少年はあまりの刺激にびくんと体を震わせ、さっそくの我慢汁を息子から吐いた。
絶頂したばかりの敏感な性器を足で挟まれ、弄られる状況にマゾヒスティックな快感を覚え始めている自分に少年は戦慄した。
しゅにぷにゅしゅりぷにぐにぶにぐりょ
こすれ合う毛と、そして柔らかな肉球の全く違う二つの感覚が少年のギンギンに張った息子を優しく刺激し、そしてさらに昂ぶらせていく。
しゅりぐにゅぎゅむすりすりゅすりすりぬちぬちっ
「ほらほら、気持ちイイ? なんて聞くまでもないよね? だってこんなにエッチなオツユ洩らしちゃってるんだもん」
先端から湧き出る先走りがだんだんと姉の足を濡らしてくると、さらに足でしごく速度が上がってくる。
しゅるするるるるぐにぐぬむみゅぐにゅ
「あぁ……あぅう………はぁふぁぁぅああああっ…」
「こんなに感じちゃって恥ずかしくないのかな〜? ちょっと前まで食べないでとかブルブル震えてたのに、今はこんなに感じちゃって。」
にやにやと薄笑いを浮かべながら、姉は少年を言葉攻めにする。
しゅにしゅにしゅにしゅにしゅにむにゅむにゅぐみゅぐにゅぐにっ
「恥ずかしいなんて思ってもないよね、こんなにチンポびくびくさせて感じちゃって、ほら出したいんなら出していいよ? みっともなくイっちゃえ♪」
ぎゅむぅううううううっ!
「はギァっ! うぅっあア――――――――――――――――――――ッ!!!」
びゅるるるるるる びゅくびゅくびゅくっ!
執拗な足攻めから、搾り取るように根元から上まで圧迫していく柔らかな肉球攻撃への連携に耐えきれず、少年は悲鳴じみた声とともに馬車の屋根に向けて白濁を放っていた。
弧を描いて飛んだ白濁が、少年の後ろにいた姉にまで降りかかる。
「はぁっはぁっはぁっはぁっはぁっ……」
「ふふふ、足で出しちゃったんだ、恥ずかし〜♪」
嬉しそうにけらけらと笑いながら、姉がそう言って少年の息子から足を離す。
そのまま肩を抑え込んだかと思うと、少年を床に寝そべらせてそのまま少年の顔面に自分の股間を押し付ける。スカート状になった腰布の下にある、まったく無防備な秘部が少年の顔に密着し、メスの匂いを伝えてきた。
「ほら、しっかり舐めなよ。」
そう言いながら姉は腰をひねりながら少年の顔に秘部を押し付ける。
そうしながら、姉は体を前に倒すと少年の股間に顔を近づける。
「くんくんくんくん…クンクン……」
そして何をするかと思ったら股間の臭いを嗅ぎ始め、
「たしかにちょっと臭いね、しっかり手入れしてるのかい? 女の子に嫌われるよ?」
と少年の股間の臭いを裁定した。
少年が言った意味が分からず反応を返せないでいると、
「したことないみたいだね、ではお姉さんがしてあげよう。」
と言って、口に少年の息子を含み、舌で表面を舐めまわし始めた。
ぺろべろぢゅるぺろぺろにちゅぬちゅぴちゃちゅぷ
「んハ……♪ くっさいチンポ美味し……いいよこれ…」
わざとらしく卑猥な音を立てながら、姉は少年のいきりたったペニスをしゃぶる。
「ふぁぁ……ああぅ………」
ぴちゃぴちゃ……ぺろ…れろ………
少年が感じた反応をした瞬間、姉はいきなり少年のペニスを舐めるのをゆっくりにした。
口からも吐き出し、左手で幹を抑えながら先端を軽く舐めては舌を離す。
焦らすような攻撃をしながら、「私に奉仕シテほしいなら、私のこと気持ち良くしないとダメだよ? ほらさっきも言ったでしょ? 私のここ、舐めて?」と言って秘部を少年の口に押し付ける。
にちゅ……ちゅる…れろ…ちゅぷちゅぷちゅぱ…
少年も抵抗できないとわかっていたし、何よりもっと気持ち良くしてほしいという感情が勝り、おずおずと姉の秘部に舌を突っ込み、中を優しく舐めた。
「ふふっ……ぁ……やる気になったんだ……じゃあ私もシてあげないとね。」
そう言った姉ももう一度少年の息子を口に含むと、喉奥までそれを飲み込みながら根元を舌で舐めまわす、そうしながら妹に無理矢理させていたように頭を上下させて、口内全体で少年のものをしごく。
ぢゅぼぐぼぢゅぷじゅぶぐぶぢゅるっずっぽずっぽかむかむっぢゅぅうううう
激しく頭をゆすりながら、姉は少年のカリ裏を舌でなぞり、先端を頬の肉で圧迫し、さらに幹を唇で作った輪でしごきその上たまに凶器と言えるはずの牙で優しく甘噛みする。
とどめのバキュームを受けるのとほぼ同時、
「出るっ! 出るっ! 出ちゃぅよぉ――――――――っ!!」
ぶびゅるるるるるるるるるるるるるるるるるる
我慢できずにみっともない声を上げながら少年は姉の口内に射精する。
嬉しそうに目を細めながら姉はそれを受け止め、妹とは違い十秒ほどの射精もすべて口の中で受け切る。
零さないように細心の注意を払いながら姉は口を肉棒から放し、そして白濁を口に含んだまま、姉は少年に顔を近づける。
そして見せつけるように口を開いて、
「こんなに出したんだよ? 臭い精液。だらしないね〜」
と言ってから、味わうように口の中で一分ほど転がしてから飲み込む。
「ふふふ……まだ満足してないよ? そろそろ……本番いこっか。」
そう言うと、姉は馬車の隅で丸くなっていた妹を手招きして、少年の息子の上に腰が来るように立ち膝の体勢にさせる、どうやら先に本番を迎えるのは妹のようだ。
ずぶぶぶぶ
経験豊富らしき姉の補佐を受けながらゆっくり腰を落としていく、しかしある程度入ったところで妹は腰の動きを止めた。
「………すぅ……はぁ………すぅっ!」
ぐんっ! ぷちん ぱぁん!
意を決したように一気に腰を引き落とした妹と、姉に抑え込まれたままの少年の結合部で何かが切れる音がして、そのまま妹の腰が少年の腰とぶつかった。
「くぅっん! はぁっ………ふぅ……」
「おめでと♪ ようやく大人のワーウルフの仲間入りができたわね。」
妹の結合部からは血が流れている、処女という概念すら知らず、自分が同い年ぐらいの少女を傷つけてしまったと勘違いした少年は、
「うわっ!? 血が出てるっ! ごめんなさいっ!!」
と勢いよく謝った、其れを見た妹は少し困惑したが、すぐに姉が少年を押さえつけると、
「ダメよそんな口だけの謝罪じゃ、キミは女の子を傷物にしたんだから、その罪はしっかり体で償わないといけないわ。勝手に射精するのも駄目よ?」
そう言った姉は今度は妹に何か耳打ちすると、二人が交わっているのがよく見える場所に移動する。ほぼ同時に、妹が腰を上下させ始める。
まだ幼さの残るワーウルフの膣内はしかし、今まで少年が姉妹によって感じさせられてきた以上の強烈な快感を少年の脳に刻み込む。
強烈に締めつけながらも、同時に蠢動して少年のものを三百六十度全方位からぬめった粘膜が扱くその快感は、一瞬でも気を抜いたら果ててしまいそうなほどだ。
ずにゅにゅにゅ ぐぶぶぶ ずちゅずちゅぬぢゅぶぢゅ
ゆっくり腰を上下させたかと思ったら素早く腰を動かし、またペースを落とす。
「ふぅっ……はぁ……んぁ…はぁっんっあぅん!」
繰り返すうちに妹はどんどん甘い声を上げ、そして腰の速さも徐々に増していく。
ぢゅぶぢゅぶぐぢゅずぷぬぷぐぷずちゅん! ずっずっずっずっ
「ふあっあひぃん! くぅん! はぁっイイっセックス気持ちいい!」
とろけた顔で妹はひたすらに腰を振りたくる、口から涎を垂らし、ひたすらに相手をむさぼることだけに執心して、相手に対しての気遣いは微塵もない。
しかし、それが少年にとって苦痛になっているというわけではない。
「くぁっああうっくひぃん! あひぃいいいいいいっ!!」
股間に与えられる猛烈な刺激によって少年の頭の中はすでに射精に向かって完全にとろけてしまい、いつ暴発しても全くおかしくない状態だった。
「あっは♪ チンポびくびくしてる、出そう? いいよ出しても、あたしのお婿さんになって毎日あたしとセックスして満足させるって約束したらだけどねっ!」
妹はそう言いながら少年の上でまったく休まず腰を振り続ける、既に肌がぶつかり合う音は聞こえて当たり前の空間になってしまっていた。
「はひぃっ! なりますあなたのお婿さんにさせてくだしゃいっ!! だから僕のせーえきおまんこでいっぱい飲みこんでくださいぃっ!!」
ずっと射精をこらえていた少年は、目の前にいきなり現れた甘美な報酬に対し全く躊躇を抱くこともなく飛びついた、その目には彼女らにあった時に見せた怯えの色も理性も残っておらず、ひたすらに快感を求める獣の光だけが宿っている。
傍から様子を見物していた姉は、
「あらら……話が進んじゃってるよ、、まぁいっか……たまに貸してもらえれば」
呆れた顔でそう言いながら、夫を手に入れ嬉しそうな妹を見ていた。
「出るっデルっ! 出ましゅぅうううううううっ!!!」
ぼびゅどぶごぶぼぽぉっぶぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼ ぼぢゃっ!!
「くぅひぃっあああああ゙―――――――――――――――――ッ!!!!」
爆発的な量の欲望の汚液の噴射に、まだ幼いワーウルフは全身を喚起に打ち震わせて全身をオーガズムの雷撃に打たれさせる。
その後、少年の両親が呼んできた衛兵たちが少年を発見することはなかった。
両親は自分たちが見捨てたせいだと自らを責めた。
しかし、自分たちを襲った群れの一員に息子が加わってしまったとは、予想がつかなかっただろう。
少年は今も、妻と義理の姉に玩弄されるようにオオカミの群れの中で暮らしている。
それは彼にとって、幸福のはずだ。
11/09/21 22:10更新 / なるつき