連載小説
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ブリジットが語る 鬼を犯す鬼畜の話(凌辱)
これは十年前の話だな。
流行り病の発生もあって色々クルツがごたごたしてた時期に、オレは四人の男に凌辱された。
クルツの民が皆善良にできてるのかと言えばそんなことは全くないわけだ。
ちなみにそいつらは全員今のクルツにはいない、双方ある程度の同意さえあれば別と言え、襲いかかった凌辱犯は基本的に通行証をはく奪されてクルツの記憶を消された上で追い出される。
とにもかくにも、オレはそうやってクロ以外の男に抱かれる羽目になっちまった。
その一部始終を、語るとしよう。


良く晴れた、空の高い日のことだった。
当時のオレの店の従業員はオレを含めて四人で、そのうち一人は病気に罹ってたから、その日店にいたのは三人。
「すまんな、病人が増えてきたせいで、消費が速いんじゃ。」
「気にすんなよ、同じクルツの仲間だろ?」
オレが用意した薬用酒や消毒用のアルコールのセットが入った木箱を受け取りながら謝るフレッドに、オレは笑って返事をする。
最近施療院に入院する患者が増えてて、フレッドはてんてこ舞いになってる。
領主館から補佐のための役人を送ってほしいとぼやいてたが、そいつも無理。
領主館の方もアメリアにクロードさんにシェルシェにと重要な役人やその家族が病気で倒れるか亡くなるかしてるせいで、対応が追い付いてない。
他のところでも労働力になる連中が何人も体を壊しているから手が回らない。
とにかく今、このクルツ自治領は大騒ぎだ。
フレッドが店を出ていった瞬間、粘っこい嫌な視線を感じてオレは振り向く。
「またあいつかよ……」
振り向いた先にいたのは、ガリガリに痩せて目だけらんらんとした背の低い人間の男。
気付かれたことに気付いたのか、さっさと物陰に退散する。
しょっちゅうオレのことをじっと見てるし、それも見てる部分が明らかに胸とかへそとか腰のあたりだから、正直オレが一番嫌いなムカデと同じくらい気持ち悪い。
別にオレも魔物、それにこんなほとんど大事な個所だけ隠してるような恰好してる身、そこそこ見られることには慣れてるが、しかしあいつのはどうにも肌が嫌悪感を覚える。
たぶん、情欲ノリノリだからだろう。
「仕事仕事。」
ため息をつきながら仕事に戻る。
それから一時間後。
「今日の仕事はここまでだ、テメェら体に気ーつけてしっかり休めよー」
オレの指示と同時に、従業員が「お疲れ様っした―」って声と同時に帰り支度を始める。
オレが今も経営を続ける酒蔵『ダグダ』は、酒の製造と販売を行っているクルツでは唯一の酒造店だ。作る酒の種類は色々。果実酒・薬用酒・蒸留酒などは常備してあるし、依頼があればわりと何でも作れるように本読むのは好きじゃないけど外界から持ち込まれた本で勉強してる。
そんで、オレは作った酒を毎日専用の酒瓶に入れて、仕事が終わると一人で味見をして酒の出来栄えを確認してはそれで値段を決めてる。
同じ種類の酒でも味によって五段階に値段が変わるから、オレの店で酒一つ一つの値段を完璧に把握してるのは今も昔もオレしかいない。
今日の酒は甘さを控えて長時間熟成させたワイン。
オレは基本強い酒が好きで、優雅なイメージの強いワインは嗜む程度だ。
とはいえ最低限の作法は守ってしっかりワイングラスに注ぎ、ゆっくりと香りを味わいながら飲む。
「……香りは上出来、味もまーまー、四番か?」
そう評定してラベルを用意していると、不意に足元がふらついた。
「……お?」
すぐにバランスを取ろうと足を動かしたら、その足がかくんと落ちる。
そして膝をついたオレに襲ってきたのは、猛烈な睡魔。
「何……だ? こ……」
抵抗する余裕すらなく、オレは意識を喪った。


目が覚めると、オレの体は生まれたままの姿で拘束されていた。
正確には違うな、オレの腹、臍のあたりに筋力を弱体化させる効果のある魔術が施された札が貼りつけられてる。
鋼の鎖で両腕を背中で拘束され、足は股をひらいた状態で金属の棒と枷を組み合わせた名前の知らない拘束具で拘束されてる。
「お目覚めか、ブリジット。」
ニヤニヤ笑いながらオレを見るのは、いつもオレを視姦していた小柄な男。
それに三人の男たち。
その中には、『ダグダ』の店員ブロデンも交じってる。
「これで体が自由ならもう少し目覚めは良かったぜ?」
「そうなったら逃げられる。」
オレが拘束されているのは不幸にもと言うべきかオレの家のオレの部屋。
大体今の状況からオレが何をされるのかは簡単に予想がつく。
力を入れて腕を抑える鎖をぶち壊そうとするが、がんじがらめにされた揚句に筋力を弱体化する魔術まで施されてちゃあさすがに無理っぽい。
背後から近付いてきた男の一人が、オレの胸を鷲掴みにすると乱暴に揉む。
「いつもいつも、こんなエロい体ほとんど丸出しにしやがって、襲ってくれって言ってるようなもんじゃねぇか。」
「もっと優しく揉めよ、いてーだろ。」
この程度の力で本来オレが痛がるわけもないんだが、正直胸揉まれるのは不快だ。
「お前一人だけ楽しんでんじゃねぇよ。」
チビ男が言うと、ブロデンが酒を一本持ってくる。
そこそこ出来のいいビール、オレの店に並んでた品だ。
購入された品じゃないから、店から勝手に持って来たんだろう。
その中に妙な色をした液体が流し込まれる。
「おい、口開け。」
「命令すんじゃねーよ粗チン野郎」
オレに向かってでかい口叩くブロデンに迷わず言い返す。
「いまいち自分の立場が分かってないんだ、なっ!」
ブロデンがオレの顔面を一発殴る。
大して痛くない。
「で? これでオレが言うこと聞くとでも?」
ブロデンの目を見て、小馬鹿にするように言ってやる。
粗チン野郎は顔を真っ赤にしてる。
「やめろ、顔ボコボコの女犯しても楽しくねぇだろ。」
他の男連中が粗チン野郎を止める。
「口開かせんぞ、流し込む。」
主犯格らしいチビがそう言うと渋々って感じで他三人は追従する、男のうち二人がオレの口を無理やり開かせて固定する。
体に力が入るなら指噛みちぎってやったとこだが、それも無理っぽい。
そして粗チン野郎が酒瓶の口を突っ込んで、中身を無理やり流し込む。
比喩抜きに酒におぼれんのはさすがに嫌だったから、大人しく流し込まれるものを呑み込んでやると、一気に全身が熱くなって汗が噴き出してくる。
「さすがにこれは効くみてぇだな。」
「フレッドのジジイの目を盗んで施療院から盗んだ甲斐があったぜ。」
男たちがへらへら笑ってやがる中、オレは体の異変を考察した。
オレがあの程度の量の酒に酔うなんてありえない、酒を5リットル飲んでも酔っぱらわない自信がある。だからさっきの液体は何らかの薬、それも強い媚薬効果のある。
「誰が最初に行く?」
「ブリジットが誰かとしたとこなんて聞いた記憶ねぇから、初物貰えるってことだよな?」
オレがクロに惚れてたことも、クロを寝盗ろうとして失敗したことも知らずに連中は嬉々として最初にオレを犯すのが誰か相談してる。
一分ほど放置されてから、やっと順番が決まった。
それ以外の男もオレの周りに集まってくると、一様に服を脱ぐ。
体の手入れが行き届いてなくて不潔な奴が二人、包茎一人、かろうじてまともな奴もクロのに比べて粗末に見える、オレの贔屓目かもしれんが。
チビ男がオレの腰を持ち上げて、粗末なチンポを俺のまんこに触れさせる。
ブロデンがオレの頭を抑え込み、残り二人はオレの胸にチンポをめり込ませる。
「おっ らぁっ!」
チビ男が精いっぱいの勢いをつけて俺のまんこにチンポをねじ込んでくる。
ずぶぶぶぶぶ ずん
チンポが最奥に届くと、さすがに媚薬の効果もあって俺の頭まで甘いしびれが飛んでくる。
それでもクロにされてた時みたいに気を抜いたらどっかに吹っ飛ばされそうな暴風の激しさじゃなくて、そよ風みたいなもんだ。
それに続くようにブロデンがオレの口の中にチンポをねじ込んできて、他の男二人もオレの乳首に亀頭をこすりつけ始める。
「おいおい、処女じゃなかったぜ。」
「へへっ残念だったな。」
チビの漏らした愚痴に、他の男が嘲るように笑う。
「いやいや、予想通りかなりの名器だ、こりゃいける。」
「喉マンコも、すげぇぜ。」
「乳もヤバいぜ、見た目だけじゃなく質もいいんだな。」
勝手に男どもはオレの体の品評会を開催する。
ちなみに今オレは四人がかりで持ち上げられて、空中で仰向けの姿勢を取らされてる。
ずぶっずぶっずぶっ
ぐぢゅぐぢゅぐづ
ぎゅむっぐにゅ ぎゅむううううううう
喉とマンコと胸をそれぞれ犯されているうちに、だんだん体が熱くなってくる。
「おぉっ やっと濡れてきやがった。」
「こっちも、ベロが絡み付いてくるぜ。」
気が付いたころには、オレのマンコは濡れ始めて、さらには無意識のうちにオレは口に突っ込まれた男の汚いチンポを舐めしゃぶっていた。
じゅぶっぐぶっずちゅぱぢゅぬぢゅぶぢゅ
じゅるっぐぷれるるっべろぉっ
にゅむぬみゅぐにゅむにゅうううう
オレの体が快感に敏感に反応すると、男どもは調子に乗って一気にオレを攻めたてる。
「くぉっヤベぇ! 出るっ!」
「俺もだ、口の中注いでやるからしっかり飲めよ!」
男どもは興奮してオレに出そうとするが、オレはそれに危機感を覚えた。
まずいだろ口はともかく下はよぉ! だってオレクロにも
どびゅぅうううううう
「ムグゥ―――――――――――!!」
中に溢れてるっ! 熱い熱い熱いキモチイイ!!
体内に溢れかえり子宮に入り込む精液の感触に、オレはイかされていた。
四肢が突っ張り、腰が勝手に動く。
「へっイきやがったぜ。」
「おーおーみろよこのだらしねぇツラ。」
男どもはオレからチンポを抜き、もしくは離すと同時にオレを床に投げ捨てる。
「うぇっ げぇっ」
オレは口から必死に臭すぎる精液を吐き出していた。
「オイオイ何吐き出してんだよ。」
ブロデンが寄ってくると、オレの口を無理やり閉じる。
口の中で汚液が転がる、汚くて臭い、ひどい代物だった。
「まだまだ序盤だぜ?」
「そうそう、たとえばこんなことだってするんだよな。」
モブ男どもがオレの体を持ち上げる。
そしてチビが持ってきたのは蓋の空いた酒瓶。
口が無理やり閉じられてるから声には出なかったが、まずいことは簡単にわかる。
チビが酒瓶を置いたのはオレの真下。
正確に言えばオレの尻の穴の真下。
まずいだろそいつは、おい止め
一気にオレの体が落とされてオレの尻の穴は酒瓶の口を飲み込む。
それだけに飽き足らず、一気にオレの尻は酒瓶によって一気に拡張され、ほとんど瓶を丸ごとケツの中に飲み込む。
「うぁァアアアアアアアア!!」
尻から真っ二つに体を裂かれるような痛みにオレは絶叫する。
しかしそれだけでは終わらない、床に落ちた俺の体を男がつかむと、そのまま床に四つん這いにさせて、尻を上げさせる。
とぷっとぷっとぷっとぷっ
「あ゙ああああっ! 入るなァ! 入ってくるナァっ!!」
酒瓶の中からオレの腸内に直接酒が注ぎこまれる。
無機質な道具に中出しされる異常な感覚を、媚薬とさっきの絶頂のせいで鋭敏になった体は快感と認識して快感信号をオレの脳みそに流し込んできやがる。
しかも、腸の中がアルコールの影響で熱い。
その異常な快感にオレが悶えていると、男の一人がオレの腰をつかむ。
そしていきなりオレのマンコにその粗末なチンポを捻じ込んできやがった。
「おあ゙ぁあああああっ!!」
いきなりまた捻じ込まれた快感にさらにオレはみっともなく喘ぐ。
「ひゃははは、これがあのブリジットかよ。」
「鬼だって無力化されたらただのメスだな。」
完全にいいように弄ばれてるオレに向かって男どもは笑いながらその性欲をぶつけようと動く。
一人がオレの髪をつかんだと思うと、そのまま顔を持ち上げ、口の中にチンポを捻じ込んでくる。ブロデンはオレの体の下に回り込んでオレの乳を吸い、チビはオレの髪の毛をチンポに巻きつかせる。
じゅぼっじゅぼっじゅぼじゅぼじゅぼっ
ずぶぢゅっぱぢゅぱぢゅぱぢゅぱぢゅ
上下の口にねじ込んできた男二人はオレが窒息しそうになるのも構わず激しいピストンを繰り返し、そしてすぐ
ぶびゅるるるるるる
果てた。
再び体内に注ぎ込まれた熱い精液によってオレはまた絶頂させられ、全身がけいれんして目から涙がボロボロ落ちた。
こいつら……全部終わってから殺す……!!
そう復讐を心に誓いながら、オレはひたすら耐える。


ずぎゅぼじゅぼぬぽぐぼぐぢゅぶぴゅずぢゅ
新しく用意された鎖で足と腕を拘束されて地面と垂直に持ち上げられたオレの体は、今度は前後の穴を一本ずつのペニスで凌辱されていた。
具体的な体勢は、空中でバンザイしながらV字開脚。
「さっきまでボトルで拡張されてたからだろうな、ケツ穴ガバガバでどんどんチンポ嬉しそうに飲み込むぜ。」
「マンコもぎゅうぎゅう締めてくるぜ、まだザーメン飲みたりねーんだな。」
「お゙ああっひぎぃっいぎぃひっ! ひぎゅおぉおおおおおっ!」
嬉々としてオレを犯す男どもの容赦ない攻めに、オレの意識はほとんどぶっ飛ばされてただひたすら口から涎を垂らしながら喘いでいた。
ぢゅどぢゅぼぐぢゅ ずちゅばぢゅごりぃっ
それでも男どもは必死なくらいに快楽を貪ろうと腰を振りたくる。
「そういや、まだ試してないこともあったな。」
「あ?」
「このビンビンに起ってるピンク色だよ。」
そう言ってオレの前に立ってた男がオレのクリと右の乳首を同時につまむ。
オレの視界は一瞬落雷が落ちたように真っ白に染まり、
「あ゙ギぃ゙ぃいいいいいいいいいいいいいいッッ!!!!」
猛烈な絶頂と一緒にオレはみっともないにも程のある悲鳴を上げてしまう。
「ひゃはははは、簡単にイきやがった。」
「ずっと期待してたんじゃねぇの?」
ぎゅむっぎゅぅううう もみゅぐにゅむにゅぐみゅ
そんなことを言いながら、前の男がオレのクリを、後ろの男がオレの胸を同時に攻め始める。
じょぼじょぼどぢゅぐぢゅじゅぽっごつごつん!
そうしながらピストン運動も忘れず、オレのマンコを子宮口に至るまで丹念に攻めて味わってくる。
「ヲぼォアっ ンぎヒぃいいっ! おごぉっ」
もうオレの口からは発狂した人間のような声しか出ず、完全になされるがままに置かされ続け相手から強制的に快感を流し込まれる人形に成り果てていた。
そしてもう一度、悪夢の時間が訪れる。
どぼっびゅるるるるるるるるるる
「ゔお゙あ゙ぁあああああああああああああああああっ!!!」
同時に果てた男たちの粗末なチンポから吐き出された真っ白な汚液が、オレの体の中を思うが儘に凌辱して全身を焼き殺す。
「はははっ最高だぜこのメス鬼マンコっ!」
「オラっ へばってんじゃねぇっ!!」
薄れゆく意識の中で、オレが最後に聞いた言葉は
「楽しそうね、私たちも混ぜてくれないかしら。」


その後オレは不穏な空気を感じたルミネとツィリアに救助されたらしい。
らしいってのはその時オレが完全に意識を失ってて全く記憶にないからだ。
ちなみにそのあとオレは起きてから逮捕された男衆を全員一発だけぶん殴る権利を与えられた、本当は顔面がもとの形に戻らないほどボコボコにしてやりたかったんだが、ルミネとツィリアに止められちゃあ仕方ねーよな。
そういうわけでこの話は終わりだ。
今だからこんな軽い感じで話せるんだぜ? 昔だったら思い出したくもなくて聞かれた瞬間お前をぶん殴ってたよ。
何前かがみになってんだよ……
次は誰のところに行くんだ?
は? マリア?
物好きだねぇ……ま、行ってきな。

11/06/19 21:55更新 / なるつき
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■作者メッセージ
酒蔵『ダグダ』
ブリジットが店主を務める酒蔵、十八年前オープン
趣味の領域だった酒造をブリジットがクロード親子の進言で本職にした。

ちなみにこの事件の後一か月ほどブリジットは過剰なくらいの厚着をするようになった。どうやら好きな男に弄ばれるのは大歓迎だが犯されるのは本気で屈辱だったようだ。

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