#3:『懲りないですね、マスター』
――金色の髪。
――金色の目。
――なのに、肌の色は人間と同じ色。
俺は、稲荷の義妹−恵玲奈に恋している。
◇
「……くっ……」
『侵食が始まってます、マスター。これ以上は危険です』
「んっ……。そうみたいだな……!」
――恵玲奈のエーテルを飲み込みすぎた。理性が追いつくかどうか……。
まさか、正月三が日だけでこうなってしまうとは……!
「そ、ソルブレイド……。正気が保てない……!」
『マスター!?』
「………お兄ちゃん……」
「いや……、恵玲奈のせいじゃない……。俺が……性欲に屈してしまったせいだ……」
このままでは、日常生活に影響が出てしまう。……ましてや、出撃など出来るはずが……。
そもそも、こうなってしまったのは……。
姫始めをしてしまってから、恵玲奈の身体の事がよぎってくるようになってしまった。
殆どが、姉さんと母さんが寝静まってからだけども。
拙かった技術もいつの間にか、上達していた。
「お兄ちゃん……焦らさないでよぉ……」
……焦らすことも覚えていたりする。
「いいじゃないか……。昨日だって直ぐに襲いかかって、楽しませてくれなかったんだからさ」
「それはお兄ちゃんの視点じゃな、あひゃんっ……」
「……こんな事をされても、その口が言えるのか?」
そう言いながら、俺は恵玲奈の膣穴とクリトリスを舐めていた。
「んっ……あっ、はぁんっ……。やめ、て……」
「そんなわけ、ないだろう? お前の身体は正直だぞ……?」
舐める度に身体が反応し、狐耳がピコピコ動く。
「な、なんで……お兄ちゃんは、エッチの時、そうなっちゃうの?」
「さてね……。それより、俺のは欲しくないのか?」
「欲しい……よ……」
入れて欲しそうにヒクヒクしている膣穴に俺の分身を入れる。
「ぁああっ……! ああ……はぁっ……! 入ってくるぅ……!」
奥まで入れた後、その中で動き始める。
「ひゃあぁぁぁっ……! はぁっ、あっ、あぁんッ……!」
今日入れて3回目なんだけど、吸い付くような膣内で、もげそうになる。
入れるときも抜くときも気持ちよくて、射精欲が我慢出来そうにない時がある。
「気持ちいいよ……。お兄ちゃん……。気持ちいいのぉ……!」
「お、……俺もだ、恵玲奈……。ぅうんっ……、もう……」
いつも……構わず中に出してしまうのだが……。
「い、ぃいよ……。中に出しちゃっても……いいよ……」
「ぁあっ……! ……っく……!!」
そして恵玲奈の膣内で限界が来てしまい、出してしまう。
「お兄ちゃんの……精液……で、お腹の中、熱ぃ……。けど……すごく……きもち……いい――」
「恵玲奈……」
「もぅ……お兄ちゃんじゃなきゃ、満足出来なぃ……」
その後は、舌と舌を絡ませて、情熱的なキスをし続ける。
「んっ……んんっ……んくぅ………」
「んっ……んんぅ……んんっ……」
中出しした後のディープキスは、恵玲奈と深く繋がっている気分になって……。
このまま、恵玲奈の身体の中に溶けて一つになっちゃうような感覚になる。
「お兄ちゃんも……私も……貪欲だね……」
「あぁ……。こんな気持ちいい気分にしてくれる恵玲奈は最高だよ……」
「――お兄ちゃんのばかァ……。もっとしたくなっちゃうじゃない……!」
「上等。恵玲奈が満足するまで付き合ってやる……」
「んふっ……。大好き、お兄ちゃん……」
そのまま二回戦に突入してしまう。…………
その翌日の夜は、恵玲奈をうつ伏せにするやいなや、後ろから恵玲奈を穿った。
「ひゃあんっ……! お兄ちゃん……ッ! はげし、激しいよぉ……!!」
「こっちの方が気持ちいいか、恵玲奈?」
喘ぐだけで返事をしない。
「なあ、聞こえてるんだろ、恵玲奈……? ここを突かれてどんな気分?」
「んはぁっ! あぁあんっ、ぁぁぁああんんっ! はぁっ、はぁっ…………!!」
ダメか。もう冷静に反応出来ないか。
……それなら、それでいいけどな……。
「ぁあ――――――っ!! っ……あ……ぁぁ………」
「……………えれ……な………」
「はぁ……はぁ……。おにい、ちゃん………。ちゅーしたい、よぉ……」
その願いに俺は答え、恵玲奈を仰向けにして、その口をふさぐ。
「んはぁ……おにい、ちゃんっ……」
「はぁ……っ。えれ……な……」
この時は流石に理性もあったものじゃなくて、性欲の赴くまま、恵玲奈と交わっていた。
そんな夜を過ごした朝、ソルブレイドがエーテル許容量をオーバーしたと言った。
まさか、と思っていたけど、次の瞬間が今の状態だ。
◇
「………よ、よし……。ソルブレイド……、エーテルを放出しにいく」
「Yes,Master.」
フラフラと歩きながら、外に出る俺。
外は分厚い雲が覆っていた。
「この分厚い雲を突き破れるだろ……。今のエーテル量なら……!」
『メギド・シュート』
ソルブレイドの刃先から、巨大なビーム砲が発射される。
その勢いのまま飛んでいき、雲を突き抜けた。
「……ふー……。ソルブレイド、計測頼む」
『―――計測完了。許容量に戻りました』
「そうか……。良かった」
『ただ、エーテル・コアが増幅した為、以前の許容量ではオーバーしていますが……』
「なるほどな……」
強くなるなら凄く簡単な話だが、その度にこうしなきゃいけないのは、面倒だな……。
『日常生活に影響が出ない程度ならば、エレナ・シキドウと交わっても問題ないかと』
「ふふ、そうか」
『嬉しそうですね、マスター』
「当たり前だろ? 好きな人と交わるっていうのは、生きててよかったって思える瞬間だからな」
『――なるほど。では、体調管理をお手伝いします、安心してください』
「ああ、頼むぞ、ソルブレイド」
「Yes,Master.」
……その日も結局、恵玲奈と交わっていて、翌朝ソルブレイドが一言。
懲りないですね。マスター、と。――申し訳ない。
――そして、正月三が日が明けた2010年1月4日。任務は続行される。
――金色の目。
――なのに、肌の色は人間と同じ色。
俺は、稲荷の義妹−恵玲奈に恋している。
◇
「……くっ……」
『侵食が始まってます、マスター。これ以上は危険です』
「んっ……。そうみたいだな……!」
――恵玲奈のエーテルを飲み込みすぎた。理性が追いつくかどうか……。
まさか、正月三が日だけでこうなってしまうとは……!
「そ、ソルブレイド……。正気が保てない……!」
『マスター!?』
「………お兄ちゃん……」
「いや……、恵玲奈のせいじゃない……。俺が……性欲に屈してしまったせいだ……」
このままでは、日常生活に影響が出てしまう。……ましてや、出撃など出来るはずが……。
そもそも、こうなってしまったのは……。
姫始めをしてしまってから、恵玲奈の身体の事がよぎってくるようになってしまった。
殆どが、姉さんと母さんが寝静まってからだけども。
拙かった技術もいつの間にか、上達していた。
「お兄ちゃん……焦らさないでよぉ……」
……焦らすことも覚えていたりする。
「いいじゃないか……。昨日だって直ぐに襲いかかって、楽しませてくれなかったんだからさ」
「それはお兄ちゃんの視点じゃな、あひゃんっ……」
「……こんな事をされても、その口が言えるのか?」
そう言いながら、俺は恵玲奈の膣穴とクリトリスを舐めていた。
「んっ……あっ、はぁんっ……。やめ、て……」
「そんなわけ、ないだろう? お前の身体は正直だぞ……?」
舐める度に身体が反応し、狐耳がピコピコ動く。
「な、なんで……お兄ちゃんは、エッチの時、そうなっちゃうの?」
「さてね……。それより、俺のは欲しくないのか?」
「欲しい……よ……」
入れて欲しそうにヒクヒクしている膣穴に俺の分身を入れる。
「ぁああっ……! ああ……はぁっ……! 入ってくるぅ……!」
奥まで入れた後、その中で動き始める。
「ひゃあぁぁぁっ……! はぁっ、あっ、あぁんッ……!」
今日入れて3回目なんだけど、吸い付くような膣内で、もげそうになる。
入れるときも抜くときも気持ちよくて、射精欲が我慢出来そうにない時がある。
「気持ちいいよ……。お兄ちゃん……。気持ちいいのぉ……!」
「お、……俺もだ、恵玲奈……。ぅうんっ……、もう……」
いつも……構わず中に出してしまうのだが……。
「い、ぃいよ……。中に出しちゃっても……いいよ……」
「ぁあっ……! ……っく……!!」
そして恵玲奈の膣内で限界が来てしまい、出してしまう。
「お兄ちゃんの……精液……で、お腹の中、熱ぃ……。けど……すごく……きもち……いい――」
「恵玲奈……」
「もぅ……お兄ちゃんじゃなきゃ、満足出来なぃ……」
その後は、舌と舌を絡ませて、情熱的なキスをし続ける。
「んっ……んんっ……んくぅ………」
「んっ……んんぅ……んんっ……」
中出しした後のディープキスは、恵玲奈と深く繋がっている気分になって……。
このまま、恵玲奈の身体の中に溶けて一つになっちゃうような感覚になる。
「お兄ちゃんも……私も……貪欲だね……」
「あぁ……。こんな気持ちいい気分にしてくれる恵玲奈は最高だよ……」
「――お兄ちゃんのばかァ……。もっとしたくなっちゃうじゃない……!」
「上等。恵玲奈が満足するまで付き合ってやる……」
「んふっ……。大好き、お兄ちゃん……」
そのまま二回戦に突入してしまう。…………
その翌日の夜は、恵玲奈をうつ伏せにするやいなや、後ろから恵玲奈を穿った。
「ひゃあんっ……! お兄ちゃん……ッ! はげし、激しいよぉ……!!」
「こっちの方が気持ちいいか、恵玲奈?」
喘ぐだけで返事をしない。
「なあ、聞こえてるんだろ、恵玲奈……? ここを突かれてどんな気分?」
「んはぁっ! あぁあんっ、ぁぁぁああんんっ! はぁっ、はぁっ…………!!」
ダメか。もう冷静に反応出来ないか。
……それなら、それでいいけどな……。
「ぁあ――――――っ!! っ……あ……ぁぁ………」
「……………えれ……な………」
「はぁ……はぁ……。おにい、ちゃん………。ちゅーしたい、よぉ……」
その願いに俺は答え、恵玲奈を仰向けにして、その口をふさぐ。
「んはぁ……おにい、ちゃんっ……」
「はぁ……っ。えれ……な……」
この時は流石に理性もあったものじゃなくて、性欲の赴くまま、恵玲奈と交わっていた。
そんな夜を過ごした朝、ソルブレイドがエーテル許容量をオーバーしたと言った。
まさか、と思っていたけど、次の瞬間が今の状態だ。
◇
「………よ、よし……。ソルブレイド……、エーテルを放出しにいく」
「Yes,Master.」
フラフラと歩きながら、外に出る俺。
外は分厚い雲が覆っていた。
「この分厚い雲を突き破れるだろ……。今のエーテル量なら……!」
『メギド・シュート』
ソルブレイドの刃先から、巨大なビーム砲が発射される。
その勢いのまま飛んでいき、雲を突き抜けた。
「……ふー……。ソルブレイド、計測頼む」
『―――計測完了。許容量に戻りました』
「そうか……。良かった」
『ただ、エーテル・コアが増幅した為、以前の許容量ではオーバーしていますが……』
「なるほどな……」
強くなるなら凄く簡単な話だが、その度にこうしなきゃいけないのは、面倒だな……。
『日常生活に影響が出ない程度ならば、エレナ・シキドウと交わっても問題ないかと』
「ふふ、そうか」
『嬉しそうですね、マスター』
「当たり前だろ? 好きな人と交わるっていうのは、生きててよかったって思える瞬間だからな」
『――なるほど。では、体調管理をお手伝いします、安心してください』
「ああ、頼むぞ、ソルブレイド」
「Yes,Master.」
……その日も結局、恵玲奈と交わっていて、翌朝ソルブレイドが一言。
懲りないですね。マスター、と。――申し訳ない。
――そして、正月三が日が明けた2010年1月4日。任務は続行される。
10/01/06 22:54更新 / ヘイズル
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