さて、これまたある夜のことです。

ご主人様は自分のベッドに入って、枕元の棚に置いてある明かりを小さく絞ります。
これであとは、メイドさんとえっちなことをして寝るだけ。
いつもと同じ、しあわせな一日。
だけど今日の夜は普段とはちょっと違うことがありました。

ふい、とご主人様が隣の方にお顔を向けると、そこには優しいけどちょっぴり怪しい微笑みを浮かべたお顔。
でもそのお顔はやさしい微笑みを張り付けたまま、ピクリとも動きません。
ちょっと気になってお布団をめくって確認をしてみると、いつもならデロデロしたスライム状の脚も、今は普通の人みたいになっています。

そう、お隣で寝ているのは大好きなショゴスのメイドさん……が作った等身大のお人形さん。

『──ご主人サマ、今日はワタシのお人形さんと寝ていてくださいネ』

そう言ってメイドさんがお布団に自分とお人形さんを入れたのがさっきのこと。
首を傾げるご主人様のお鼻にメイドさんは可愛らしいキスをしてから、そのまま触手を右に左に揺らして、なんだか愉快そうにお部屋を後にしたのでした。

──メイドさん、どうしたのかな？

ご主人様もまだ不思議そうなお顔をしたまま。
普段ならそろそろウネウネとエッチなことを始めるメイドさんベッドも、こんばんは全く動く気配がありません。
今日の枕はとってもフカフカ。ふるふると揺れるメイドさんのおっぱい枕に変わらず、とってもフカフカのまま。

うーん、とご主人様は考え込んでしまいます。
もしかして、本当に今日は一人で寝るのかも。
いくら自分の寝ているベッドがメイドさんの作ったものでも、反応が無いとちょっぴり寂しいような気もしちゃいます。
だけどすぐに、ううん、そんなことないやとご主人様は思い直しました。

だって隣には、メイドさんが作ってくれたお人形さんが一緒に寝てくれているから。
ちょっと照れくさく感じながら、ご主人様はメイドさん人形に抱き着きます。
お人形さんなのに抱き着いた感触はメイドさんとおんなじです。
柔らかくてあったかくて、安心する甘い匂い。大好きなメイドさんの香り。

そのままご主人様は目を閉じて眠りの世界に……。

眠りの世界に……。

眠りに……。

……行けません。

どうしたことでしょう。ご主人様は眠れませんでした。
それもそのはず、いつも寝る前にはメイドさんとえっちなことをしてるご主人様。
メイドさんのおまんこに、おちんちんミルクをびゅーびゅーしないと落ち着かないのです。

──どうしよう……。

ご主人様でしたはベッドの中でもじもじ身動ぎを繰り返します。
こうなったら自分の手でしちゃおっか。だけどやっぱり、メイドさんにシてもらいたいし。
メイドさんのお部屋に行っちゃおうかな。だけど眠れないからなんて、そんなちっちゃな子みたいなことを言うのは恥ずかしいかも。

ムラムラもじもじ、うんうんと唸っていたご主人様ですが、あっと小さな声を上げました。
今一緒にいてくれているのは、メイドさんが隣に寝かせていった、メイドさんそっくりのお人形さん。
メイドさんが作ったお人形。メイドさんそっくりで、柔らかくて、あったかくて……えっちなことをしたら、とっても気持ち良さそう。

良いのかな、と躊躇う気持ちも、胸の奥からふつふつ湧き上がる興奮で抑えられません。

お顔を赤くしながらご主人様は、メイドさん人形の身体をまさぐり始めました。

最初はお人形さんのお腹や太ももを遠慮がちに、それから次第におっぱいに手が伸びます。
衣服越しで触るメイドさん人形のおっぱいは弾力、迫力たっぷり。
ご主人様は慌ただしい手付きで、メイドさん人形の着ているお洋服を脱がせ始めました。

──うわぁ……！

エプロンを外し、ワンピースをペロンと剥がすと、ぶるん！
メイドさん人形のとてもおっきなおっぱいが零れ落ちました。
お人形のはずなのにおっぱいはたゆんたゆんと揺れて、乳首はピンと硬くなっているのが分かります。

躊躇なんてもうもうどこかに飛んで行ってしまいました。
ご主人様はおもむろに、両手で青い肌のおっきなおっぱいを揉みしだき始めます。
蕩けそうなぐらいにしっとり柔らかくに吸い付く感触は、メイドさんのおっぱいそのもの。
思うように形を変えるおっぱいを握りしめると、乳首からミルクがぴゅぴゅっと噴き出ます。

──ミルクも出るんだ……。

ぎゅっ、と大きなおっぱいの中腹あたりを握りしめると、縊れたお山の先端から、ミルクがびゅーっと大噴火。
ぎゅっとして、びゅーっとして。お人形さんなのにすごいなぁと、ご主人様は数回おっぱいを絞るのを繰り返します。

──んっ、ちゅぅ……！

それからミルクで濡れた手でますます強くおっぱいを握り、赤ん坊のようにおっぱいに吸い付きました。
メイドさんのミルクは頭の中までドロドロに溶かしてしまいそうなぐらい甘くて。
いくらだって飲めてしまうメイドさんのミルクをご主人様は喉を鳴らして飲み干していきます。

ころころと乳首の先を舌で転がしたり、軽く歯を立てたり、唇で引っ張ってみたり。
お人形さんはピクリとも反応せず、喘ぎ声だってあげたりはしません。
だけどこれもメイドさんが作ったもの。だからきっと今頃は自分のお部屋ではしたない大声を上げてよがっているに違いないでしょう。

──お人形さんだし、大丈夫かな……？

ちょっぴりいつもより過激なことがしたくなったご主人様は、大きく口を開けておっぱいを食むようにして、歯形がつきそうなぐらいの力で噛みました。
びゅびゅびゅびゅー！　と、ご主人様のお口の中でミルクがいっぱいに溢れます。
お口を満たすミルクと、おっぱいの柔肉。食べられるわけでないけど、食べちゃいたいぐらいに愛しいメイドさんのむにむにおっぱいを、ご主人様は堪能します。

何度も何度もおっぱいにかじりつき、お口周りをミルクでベタベタにしてから、ご主人様はメイドさん人形のお股の方にもぞもぞと移動しました。
スカートをまくり上げてみれば、清楚なレースの下着は濡れ濡れのぐっしょぐしょ。
張り付く下着に手をかけて、動けないメイドさん人形の右脚、左脚と、勝手に下着から抜いていきます。

重くなった下着をベッドの下に置いて、ご主人様はえいっとメイドさんの両脚を開きました。

──すごい濡れてる……。

するとどうでしょう。だらりと弛緩したメイドさん人形のおまんこは、そこだけは生きているかのようにトロトロと愛液を垂れ流していました。
指でおまんこを開いてみれば、ぱくぱくとピンク色の柔らかそうなお肉の小さな穴が開いて閉じて、ご主人様のおちんちんが突きこまれることを今か今かと待ちわびています。
これにはご主人様も辛抱できません。引っかかるパンツを大慌てで脱ぎ捨て、ボロンと大きくなったおちんちんを取り出します。

そしてメイドさんの両脚を無遠慮に掴んで自分の方に引っ張り、そしておちんちんをおまんこに当てがって、一気に奥へと突き入れました。

──んぅっ……！

メイドさん人形のおまんこはきゅぅっ♡と優しく、それでいてキツく、ご主人様のおちんちんをうねる柔肉で歓迎してくれました。
おまんこの中の感触も、やっぱりいつものメイドさんのおまんこそのもの。
表情の変わらないメイドさん人形のおまんこは大喜びでご主人様のおちんちんを舐めしゃぶり、はやくはやくと急かすように奥へ奥へと引き込むような蠕動を繰り返しています。

──はぁ、はぁっ……！

ご主人様も入れただけで満足できるはずもありません。夢中になっておちんちんをメイドさん人形のおまんこに突きこみ始めます。
熱くトロトロに解れたメイドさん人形のおまんこからは愛液がとめどなく溢れて、ご主人様のおちんちんに絡み、そして擦られ混ざり合った二人の体液がおまんこを更に汚します。

ここにいないメイドさんに、何か悪戯をしているような、一人で部屋でオナニーをしているような。
そんな背徳的な気もしながら、だけどご主人様は腰を振るのは止められません。
メイドさん人形の腰を掴んで、一所懸命にお人形のおまんこで自分のおちんちんを扱いていきます。

おちんちんの動きに合わせてメイドさん人形はガクガクと揺れ、そしてぶるんぶるんと暴れるおっぱいからは、ミルクがびゅーびゅーと噴き荒れます。
ベッドも、二人の身体もミルクでびしゃびしゃに汚しながら、ご主人様はそろそろ自分のミルクがおちんちんにせり上がってくるのを感じました。

──んしょっ……んっ……！

メイドさん人形を横に倒して、天井に片脚をあげさせて抱き着き、それから太ももを跨いで。
普段は殆どしない体勢でご主人様はラストスパートとばかりに猛然と腰を振りました。

メイドさん人形の方もすっかりイッているようです。
おまんこはビクビクと痙攣を繰り返しておちんちんを締め付け、種付けを媚びるようにぎゅむぎゅむとおちんちんを揉みしだくように収縮をしています。
そしてご主人様は子宮口にゴリっとおちんちんを押し当てて、溜まったドロドロのミルクを中に吐き出しました。

──びゅううぅぅーーっ！　びゅるびゅるびゅるっ！　びゅー！　びゅくっ！

おちんちんから粘っこいミルクが大量に噴き出して、お人形さんのおまんこの奥に注がれます。
歯を食いしばって最後までミルクをメイドさん人形のおまんこに出して、とうとうミルクが出なくなってから、ご主人様はメイドさん人形の脚を離してベッドに倒れました。

はぁはぁと涎を垂らしながら射精後の陶酔感にボーっとしながら、ご主人様はなんとなくお人形さんの脚の間にお顔を入れて、おまんこの様子を覗きました。
たっぷりと出されたおちんちんミルクをコポっとこぼしながら、絶頂の余韻でまだ柔肉がきゅうきゅうと締まっているのが分かります。

──メイドさんも、喜んでくれてるのかな。

嬉しくなったご主人様はよじよじと横倒しのメイドさん人形のお顔に向き合ってから、ちゅっと可愛らしくその唇にキスをしました。
お返しのキスが無いとちょっぴり寂しい気持ちもしますが、今日は相手がお人形さんなのでお預けの日。
それならと今日は自分からお人形さんの唇を吸って、舌を入れてみたり。いつもより積極的にメイドさんの唇を求めます。

さあ、お人形さんとキスをしているうちに、ご主人様のおちんちんには力が戻ってきます。
でも、今度はどんな体勢でおちんちんを入れようかな。おっぱいももっと吸いたいし……。
ご主人様は横たわるメイドさん人形を見下ろしながら、うんうんと悩みます。
あ、とご主人様はここで閃きました。
お人形さんの身体の各所にある関節、それと腰に一回りした切れ込み。

ご主人様はえいっと、大胆にメイドさん人形の腰を捻りました。
メイドさんの腰は簡単に一回転。ぷるんとした爆乳が揺れる上半身に、たっぷりとしたお尻が誘う下半身。
ご主人様は大喜びでメイドさん人形に身体を沈みこませて、おっぱいに顔を挟ませながら、おちんちんをお尻にこすこす擦ります。
これぞご主人様の名案。おっぱいを楽しみながらの寝バックの体位です。

──ここ……んっ……！

立派に育ったご主任様のおちんちんはメイドさんのおっきなお尻にも負けず、なおもお汁を零すお人形さんのおまんこ穴を探り当てると、ぐっとそこに硬い硬いおちんちんを差し入れました。

──ぶしゅっ！　びゅぴゅぅぅぅぅぅぅぅぅっ！

ごりゅっ、とご主人様のえらの張ったおちんちんの先がおまんこのお腹側を抉ると、それだけでメイドさん人形のおまんこが飛沫を上げてイきました。
おっぱいミルクもそれに合わせて大噴乳。どうやらメイドさんの方もこの体位が相当に気持ちイイようです。
もちろんご主人様の方にだって凄い快感です。お尻と腰がぶつかって弾けるいやらしい音を立てながら、メイドさんのおっぱいを思う存分にしゃぶって、ご主人様はおちんちんを突き刺し続けます。

──ぱちゅん、ぱちゅん、ぱちゅん、ぱちゅん！

一突きごとにイクおまんこは差し込まれたおちんちんをきゅっと締め付け、おちんちんが抜ける時にはギリギリまでその靡肉を絡ませ続けます。
愛液と精液の混じったおまんこ汁は白く濁ってかき回されて、ご主人様のおちんちんに根元からベットリとへばりついて。
そんな寝バックおまんこを楽しみながら、ご主人様はいくらでも噴き上がるおっぱいミルクにしゃぶりつけてしまうのです。快感は瞬く間にご主人様のタマタマからおちんちんにミルクを再装填します。

──でるっ……でるっ、イっちゃう！

ご主人様はぎゅうっとお人形さんの腰を両腕で抱きしめると、最後に大きくお尻を上げてから、思い切りおまんこにおちんちんを突き下ろし、そして我慢していたおちんちんミルクをお人形さんの子宮にぶちまけました。

──びゅるるるるるるるぅ！　びゅくっ、びゅるるっ！　びゅくびゅくびゅくっ！

痙攣のようにおちんちんを締め上げるメイドさん人形の深イキおまんこに最後までおちんちんミルクを飲ませると、ご主人様はゆっくりとおちんちんを抜きました。下半身が全て熱く溶けてしまったような快感の頂。これまた二回目なのに、凄い量のおちんちんミルクが出たものです。

──はっ、ふぅっ……ぅん……。

と、とうとうご主人様もぎぶあっぷ。おちんちんにも全身にも力が入りません。
汗びっしょりのミルクびっしょりのまま、急な眠気が襲ってきました。
ご主人様はメイドさん人形に抱き着きながら、裸ん坊の格好のままで、すやすやと眠ってしまうのでした。


さて、翌朝になって目が覚めると、抱き着いてたメイドさん人形はありません。
いつものベッドで、パジャマもちゃんと着たまま。昨日ドロドロになってメイドさん人形とセックスをしたのが嘘のような綺麗さです。

「おはようございマス、ご主人サマ……昨日はお人形さんとイッパイ遊んでくださったようですネ♡」

ご主人様を起こしにやって来たメイドさんに言われて、ご主人様がかぁっとお顔を赤くします。

──うん……ありがとう、メイドさん。

そう言って気を取り直してから、ご主人様はベッドから出てきてメイドさんの後ろをちょこちょこ歩いていくのでした。









おしまい♪

■作者メッセージ
遅筆ですみません。
次回の更新も未定です。モンハン楽しいからね、ちかたないね。