第2話「助けてください!ご主人様〜。」
それは、次の町に向かう道中の事だった。
「良いんですか、ご主人様。こんな高級そうな服を私が貰っても。」
今、ルゥが着ている服は、白を基色とした青のラインが入っているワンピースに、これまた白を基色とした金の刺繍が入っているカーディガンを着ている。何と言うか、凄く可愛い。
「いやいや、いいんだよ。それよりも、服のサイズ合ってる?なるべくサイズの合う物選んだんだけど。」
「はい、ちょうどいいですよ。ただ、少し胸がきついですけど。」
確かに、胸の部分が少しきつそうだった。ついでによくよく見ると、2つ程桃色の点が見えた。あれは、もしかして……って何を考えているんだ、俺!!
「そうか、それは良かった。」
ルゥの服装が違うのには訳がある。1つは今後町に入るとき、あの革の鎧だと、とてつもなく目立ってしまうからだ。そもそも俺はそんなに目立ちたくない!!
2つめは、昨日の夜の事だ。朝方、馬車に向かう途中に川を見つけた。そこで精液でドロドロになったついでに、ルゥの鎧も洗った。しかし革ってのはなかなか乾かない物で俺の服はすぐに乾いたんだが、ルゥの鎧は乾かなくて…。
幸い近くに馬車があったから、すぐに服を取ってきて着せたんだが。
「ところでご主人様、次は何処に行くんですか?」
「ん?次の町か?次は次はっと、おっ次の町はエスパニア城だな。ここは、俺の故郷なんだ。」
エスパニア城は俺の故郷で西の方角にあるが、魔物領で近年は魔物と人間の夫婦が多く住んでいる町だ。そんでもって、ここの領主は感だけはいいが、とんでもなく天然なんだ。
「そうなんですか?じゃあ着いたらご主人様のご両親に挨拶をしないとですね。」
とまぁ、そんなのんびりとした会話を楽しんでいたら、後ろから聞き慣れた声が聞こえてきた。
「お〜い!待ってくれよ〜!クロエ嬢!!」
俺は無言で馬車を速めた。だって俺は女じゃなくて男なんだよ!!
「お〜い!!マジで待てって!!謝るから!!」
俺は仕方なく馬車を止めた。もちろん、追いついた所でまた馬車を動かしたりしない。俺はSMの趣味はお持ちでないからな。
「おいおい、また俺の馬車に乗る気か。次から運賃払って貰うぞ、カイル。」
こいつの名前はカイル。俺と同じ放浪の商人だが、カイルは俺と違って秘薬や、ホルスタウロスのミルク、珍しい物で人魚の血なんて物を売ってる商人なんだ。ん?俺は何かって?決まってるだろう!!何でも取り扱ってるんだよ!!
「まぁまぁ、そう堅い事言うなって。俺ら、同じエスパニア男児だろ。」
ああ、言い忘れたそういえばコイツもエスパニア出身なんだっけか?
「それよりも、実は俺、結婚しました!」
そう言って、カイルは荷台の隅を指さした。そこには、ジパングの物であろう着物を着た、猫耳で二叉の尻尾を持つ魔物がいた。
「コイツは、俺の妻で名を睦月と言うんだ。」
「にゃ、ネコマタの睦月ですにゃ、よろしくですにゃ。」
俺が、ああよろしくと言うとカイルはいきなり話を俺に振ってきた。
「なぁなぁ、お前の側にいる可愛い女の子誰?もしかしてクロエ嬢の妻?」
「馬っ鹿!!違うよ!!こいつは、オークのルゥって言うんだ。」
「へぇ〜、ルゥちゃんって言うのか。俺はカイル、よろしくね!!」
ルゥがよろしくと言おうとした瞬間、ネコマタの睦月の目がギラリと光ったと思うと。
「にゃ!ウチという存在がありながら、浮気かにゃ!!そんな浮気者にはお仕置きだにゃー!!」
「痛てて、顔引っ掻くな睦月!!俺はお前が1番だー!!」
何、この漫才?止めて、マジ熱苦しいから。
そう思っていると、睦月のお仕置きから逃れたカイルがこう言った。
「なぁ、クロエ。そろそろエスパニアでは祭りの時期じゃないか?昔は良く仲間と連んで一緒に行ったよな。」
「ああ、そうだったな。あの頃が懐かしいよ。」
「そうだもんな、最後に祭りに行ったのって、確か7,8年前か?でも、7歳の頃はびっくりしたぜ、あの時はまだ女の子だったもんな〜。」
そこに、ルゥが割り込んできて、
「女の子ってどうゆう事ですか?」
そこに、カイルが待ってましたと言わんばかりに、
「あれは7歳の頃、祭りの最終日の時……グハァ!?」
「すまんな、カイル。ちょっとそこで寝てろ。」
とまぁ、何だかんだでエスパニア城へ着いた俺たちは砦をくぐって町へと入った。その時やっぱり『おかえりなさい、クロエお嬢様』と言われたのは気のせいと思いたい。
町の中心部へ来るとやっぱり、祭りの直前なのかいろいろな露店が並んでいた。すると、露店の1つから元気なおばちゃんの声が聞こえてきた。
「おかえり!クロエお嬢様!!今度はいつまでここにいるんだい?」
「ただいま!3日間ここにいるよ。それと、俺は女じゃなくて、男だからね。」
そうゆう会話が何度か続いた後、カイルと睦月と分かれて俺たちはエスパニア城へと入った玉座の間ではなく、食卓へと通された。少し待つと、王とその后、さらにはその息子であろう少年が食卓へと着いた。
「お久しぶりです、王様、お后様、そして時期王様。」
俺がそう言うと后が困ったような顔をしてこう言った。
「そんな堅い言葉を使わないで、クロエ。私達は家族なのですから。」
「そうはいきません。私は自ら望んでこの城を出たのです。だから、貴方たちと同等に話せる事事態、至福の時なのですから。」
俺がそう言うと王様が口を開いた。
「儂はお前を責めている訳じゃない。お前がお前らしく生きていける場所が此処じゃ無かっただけじゃないか。でもなクロエ、お前と儂らは何処にいたって、いつまでも家族なんだからそう堅くなることは無い。しかし隣にいる女性は誰だ?」
さすがに気付いたか、これは説明するしかないな。
「はい、父様。彼女は、私の商売を手伝って貰っているオークの女性です。」
…皆、もう分かってると思うが、俺はこの領地の王族だ。まぁ、今じゃ只の放浪の商人なんだけどね?
「と、言うことはクロエ、この女性を妻として娶るという事か?」
出たぁ!!父様の天然発言!!ここで正直に言うべきか…うん、そうだな。正直に言おう。
「そうなります。父様、この商売が1段落ついたら、この女性を妻として娶るつもりです。」
横に座っているルゥを横目で見たが、もの凄く赤くなっていた。しかも、少し震えている。マズい、こりゃ怒らせたかと思っているとルゥは決心したように口を開いた。
「あ、あ、あの、わ、私、ルゥと、言う者です!よ、よろしくお願いしましゅ!!」
噛んだー!!最後大事な所で噛んじゃったー!!と、俺が思っていると、
「クロエ兄様のお嫁さん?」
「将来はそうなるわねぇ、エル。」
ちなみに、エルだが、外見は男の子だが実は女の子で俺の妹だったりする。
ここには変な風習があって、7歳までは性別を逆にして過ごさないといけない。だから、俺は『お嬢様』って呼ばれる訳。
しかし次の瞬間、母様はとんでもない発言をした。
「ところで貴方たちはもうヤったのですか?」
父様と母様、エルは俺の頭とルゥの頭、2つ同時に爆発したのをきいたかもしれない。だって、唐突にだぜ!ちなみに7回はルゥの膣内に出したからね?
ってゆうか母様、俺の心読んだの!?それともルゥの!?
「あらあらうふふ、無粋な質問だったかしら?」と、母様。
「儂は魔物の子を産んでもいいぞ、だって此処は魔物領だからな、ハッハッハ!!」と、父様。
「ルゥお姉ちゃん、子供産むの〜?」と、エル。
何?何だコレ?虐め?虐めだよねコレ?
「しかし、クロエよ。話が変わるが何日此処に居るのだ?」
「はい、3日ほど此処に居るつもりです。その間宿に泊まるので部屋の方は心配しないでください。」
と言って、俺たちが食卓から出ようとすると、
「ワン、ワン…ワオォーン、ワン!」
と言う鳴き声がしたと思ったら、いきなりルゥの周りをグルグルと回転しだした。でも、ルゥの様子がおかしかった。その場でこっちを上目遣いで涙目で見てくるのだ。俺がどうした?と、声を掛けると
「ご主人様ぁ!!助けてください〜!!」
と、こちらに抱きついてきた。
「ちょ、ルゥ!苦しい、苦しいってば!!」
と、言ったが俺のイチモツは正直なもで、元気に膨らんでた。なんでかって?そりゃあ、胸があたったり、ルゥのいい匂いがすれば誰だってなると思うよ!!ならなかったら、そいつはもの凄く鈍感か、もの凄く阿呆のどちらかだな!!
そんな時救いの手が差し伸べられた。
「もぅ、ダメでしょガル。クロエお兄様とルゥお姉ちゃんを虐めないの。」
そんなこんなで、俺はルゥを宥めつつ、その場を去った。
宿は多分離れているベットが2つな筈だ。何でってダブルベットになってる方が高いからさ…。
宿へと向かってる途中、俺たちは流れの音楽旅団の一行の歌を聴いた。
ある所に 1人の商人と1匹の魔物がいた
その妻 夫の商売を支え
その夫 妻をいつまでも愛した
しかし時は流れ 夫は老いていくばかり
ある日妻は 海の使者に秘薬を貰った
使者は夫にその秘薬を飲ませよと 言い放った
夫にその秘薬を飲ませると 夫の寿命が延び
夫婦はいつまでも 仲良く暮らしたとさ
「この曲、どこか私達と似てますね、ご主人様。」
「そうか?俺たちまだ結婚してないぞ。」
「良いんです、今はまだ恋人同士でも、いずれ結婚するんですから。」
この時のルゥは、いつになく真剣な目をしていた。こうなったら、俺も覚悟を決めて言うしか無いじゃないか。
「ルゥ…、そうだないつか結婚しような。」
「はい!ご主人様。」
そう言って、俺とルゥは互いに顔を近づけ、互いの唇が触れあう所で…
「やぁ、クロエお嬢ちゃん!!大通りの真ん中でキスしようとするとは、なかなかやうねぇ〜。」
えっ?と思って周りを見ると周囲にはもの凄い数のひとがいた。俺は恥ずかしくなって宿へと急いだ。
部屋を見るとやっぱりというか案の定ダブルベットだった。
そして、時間が流れ今は大人の時間。甘くも濃厚で永遠の時間がやってきた。
「ちゅっ…ちゅるっ……ちゅっちゅ……ちゅ〜〜っ…」
俺たち2人は今裸。生まれたままの姿を相手に晒している。そして今、濃厚で甘いキスを2人は交わし合っていた。その後、俺は後ろに回り込んでルゥの豊か過ぎる胸をゆっくりと揉みしだいていった。
「んんっ……あん…ああっ……んあ…………。」
ルゥの喘ぎ声が上がるにつれて、俺も強く揉みしだいていった。そして、程良いところで、今度は可愛らしいピンクの乳首を弄ることにした。
「ひゃぁん!?そこは…あん…まだ、んあ…ダメ、ですよぅ。」
「あれ?ルゥ、段々とエッチな声になってきてるよ。感じちゃってるのかな?」
そう言って、俺はコリコリになった乳首を摘んだり、引っ張ったりした。
「んんっ!……あん!…引っ張ったら、ああっ!…ダメ、気持ちいい…。」
俺は、今度は左手をルゥのクリトリスへと持って行って弄った。
「ひゃあああん!!んああん!!ああん!!お豆が、おまめがぁ!!んああ!!」
どうやらクリトリスは乳首と同じで性感帯のようだった。
「ふああ!!んん!!ああん!!ダメ!!もう…もうイっちゃう!!ダメ!!ダメ!!ううああああああああああんっ!!」
どうやら、彼女は絶頂を迎えたようだった。その証拠に、黄色い液体が勢い良く宙へと舞い上がっていた。
「ああ、うぅ〜おしっこ勢い良く出ちゃった〜。恥ずかしいよ〜。」
「ああ、そうだな。ルゥのオシッコ噴水みたいだったぞ。ああそうだ、今度は四つん這いになってくれないか?」
「ふぇ?はい、分かりました、ご主人様〜。」
そう言って、俺は四つん這いになったルゥのムチムチとしたお尻やまだまだ愛液が滴ってるオマンコ、そしてヒクヒクしているお尻の穴をじっくりと観察した。
「あの、ご主人様?何でまだご主人様のオチンチン挿れてくれないんですか?もしかして、私のお尻って臭かったり、汚かったりしますか?」
「いや、そんな事はないぞ。お尻の穴まで綺麗だし、良い匂いしかしない。…じゃあそろそろ挿れるぞ、ルゥ。」
そう言って、俺はルゥのオマンコに俺のイチモツを全部挿れた。
「ふぁあっ!!堅くて、大きいオチンチンが全部入っちゃいました。」
「それじゃあ、動かすぞ。」
そう言って、俺はピストン運動をゆっくりと始めた。ルゥは、イったあとなのか、ゆっくり動かしているのに感じているようだった。
「ああ!!んん!!んああっ!!膣内が、私の膣内がああん!!ぐちゃぐちゃにああっ!!かき混ぜられて、気持ちいいです!!」
その言葉を聞いた俺は、ピストン運動をどんどん速めていった。
「ああん!!んああっ!!ああっ!!もうすぐ、もうすぐイっちゃいそうです、ご主人様!!」
「俺もだ、ルゥ。ルゥの膣内気持ち良すぎて俺もイキそうだよ!!」
俺は、ピストン運動を最大まで速めた。
「はぁ、はぁ。ルゥ出すぞ!!このまま膣内に出すぞ!!」
「んああ!!ああっ!!はい、来てください!!ご主人様のセーエキで私の膣内を満たしてください!!」
「「んああああああああああああああああああああっ!!!!」」
こうして2人の夜はまだまだ続くのであった……………
「良いんですか、ご主人様。こんな高級そうな服を私が貰っても。」
今、ルゥが着ている服は、白を基色とした青のラインが入っているワンピースに、これまた白を基色とした金の刺繍が入っているカーディガンを着ている。何と言うか、凄く可愛い。
「いやいや、いいんだよ。それよりも、服のサイズ合ってる?なるべくサイズの合う物選んだんだけど。」
「はい、ちょうどいいですよ。ただ、少し胸がきついですけど。」
確かに、胸の部分が少しきつそうだった。ついでによくよく見ると、2つ程桃色の点が見えた。あれは、もしかして……って何を考えているんだ、俺!!
「そうか、それは良かった。」
ルゥの服装が違うのには訳がある。1つは今後町に入るとき、あの革の鎧だと、とてつもなく目立ってしまうからだ。そもそも俺はそんなに目立ちたくない!!
2つめは、昨日の夜の事だ。朝方、馬車に向かう途中に川を見つけた。そこで精液でドロドロになったついでに、ルゥの鎧も洗った。しかし革ってのはなかなか乾かない物で俺の服はすぐに乾いたんだが、ルゥの鎧は乾かなくて…。
幸い近くに馬車があったから、すぐに服を取ってきて着せたんだが。
「ところでご主人様、次は何処に行くんですか?」
「ん?次の町か?次は次はっと、おっ次の町はエスパニア城だな。ここは、俺の故郷なんだ。」
エスパニア城は俺の故郷で西の方角にあるが、魔物領で近年は魔物と人間の夫婦が多く住んでいる町だ。そんでもって、ここの領主は感だけはいいが、とんでもなく天然なんだ。
「そうなんですか?じゃあ着いたらご主人様のご両親に挨拶をしないとですね。」
とまぁ、そんなのんびりとした会話を楽しんでいたら、後ろから聞き慣れた声が聞こえてきた。
「お〜い!待ってくれよ〜!クロエ嬢!!」
俺は無言で馬車を速めた。だって俺は女じゃなくて男なんだよ!!
「お〜い!!マジで待てって!!謝るから!!」
俺は仕方なく馬車を止めた。もちろん、追いついた所でまた馬車を動かしたりしない。俺はSMの趣味はお持ちでないからな。
「おいおい、また俺の馬車に乗る気か。次から運賃払って貰うぞ、カイル。」
こいつの名前はカイル。俺と同じ放浪の商人だが、カイルは俺と違って秘薬や、ホルスタウロスのミルク、珍しい物で人魚の血なんて物を売ってる商人なんだ。ん?俺は何かって?決まってるだろう!!何でも取り扱ってるんだよ!!
「まぁまぁ、そう堅い事言うなって。俺ら、同じエスパニア男児だろ。」
ああ、言い忘れたそういえばコイツもエスパニア出身なんだっけか?
「それよりも、実は俺、結婚しました!」
そう言って、カイルは荷台の隅を指さした。そこには、ジパングの物であろう着物を着た、猫耳で二叉の尻尾を持つ魔物がいた。
「コイツは、俺の妻で名を睦月と言うんだ。」
「にゃ、ネコマタの睦月ですにゃ、よろしくですにゃ。」
俺が、ああよろしくと言うとカイルはいきなり話を俺に振ってきた。
「なぁなぁ、お前の側にいる可愛い女の子誰?もしかしてクロエ嬢の妻?」
「馬っ鹿!!違うよ!!こいつは、オークのルゥって言うんだ。」
「へぇ〜、ルゥちゃんって言うのか。俺はカイル、よろしくね!!」
ルゥがよろしくと言おうとした瞬間、ネコマタの睦月の目がギラリと光ったと思うと。
「にゃ!ウチという存在がありながら、浮気かにゃ!!そんな浮気者にはお仕置きだにゃー!!」
「痛てて、顔引っ掻くな睦月!!俺はお前が1番だー!!」
何、この漫才?止めて、マジ熱苦しいから。
そう思っていると、睦月のお仕置きから逃れたカイルがこう言った。
「なぁ、クロエ。そろそろエスパニアでは祭りの時期じゃないか?昔は良く仲間と連んで一緒に行ったよな。」
「ああ、そうだったな。あの頃が懐かしいよ。」
「そうだもんな、最後に祭りに行ったのって、確か7,8年前か?でも、7歳の頃はびっくりしたぜ、あの時はまだ女の子だったもんな〜。」
そこに、ルゥが割り込んできて、
「女の子ってどうゆう事ですか?」
そこに、カイルが待ってましたと言わんばかりに、
「あれは7歳の頃、祭りの最終日の時……グハァ!?」
「すまんな、カイル。ちょっとそこで寝てろ。」
とまぁ、何だかんだでエスパニア城へ着いた俺たちは砦をくぐって町へと入った。その時やっぱり『おかえりなさい、クロエお嬢様』と言われたのは気のせいと思いたい。
町の中心部へ来るとやっぱり、祭りの直前なのかいろいろな露店が並んでいた。すると、露店の1つから元気なおばちゃんの声が聞こえてきた。
「おかえり!クロエお嬢様!!今度はいつまでここにいるんだい?」
「ただいま!3日間ここにいるよ。それと、俺は女じゃなくて、男だからね。」
そうゆう会話が何度か続いた後、カイルと睦月と分かれて俺たちはエスパニア城へと入った玉座の間ではなく、食卓へと通された。少し待つと、王とその后、さらにはその息子であろう少年が食卓へと着いた。
「お久しぶりです、王様、お后様、そして時期王様。」
俺がそう言うと后が困ったような顔をしてこう言った。
「そんな堅い言葉を使わないで、クロエ。私達は家族なのですから。」
「そうはいきません。私は自ら望んでこの城を出たのです。だから、貴方たちと同等に話せる事事態、至福の時なのですから。」
俺がそう言うと王様が口を開いた。
「儂はお前を責めている訳じゃない。お前がお前らしく生きていける場所が此処じゃ無かっただけじゃないか。でもなクロエ、お前と儂らは何処にいたって、いつまでも家族なんだからそう堅くなることは無い。しかし隣にいる女性は誰だ?」
さすがに気付いたか、これは説明するしかないな。
「はい、父様。彼女は、私の商売を手伝って貰っているオークの女性です。」
…皆、もう分かってると思うが、俺はこの領地の王族だ。まぁ、今じゃ只の放浪の商人なんだけどね?
「と、言うことはクロエ、この女性を妻として娶るという事か?」
出たぁ!!父様の天然発言!!ここで正直に言うべきか…うん、そうだな。正直に言おう。
「そうなります。父様、この商売が1段落ついたら、この女性を妻として娶るつもりです。」
横に座っているルゥを横目で見たが、もの凄く赤くなっていた。しかも、少し震えている。マズい、こりゃ怒らせたかと思っているとルゥは決心したように口を開いた。
「あ、あ、あの、わ、私、ルゥと、言う者です!よ、よろしくお願いしましゅ!!」
噛んだー!!最後大事な所で噛んじゃったー!!と、俺が思っていると、
「クロエ兄様のお嫁さん?」
「将来はそうなるわねぇ、エル。」
ちなみに、エルだが、外見は男の子だが実は女の子で俺の妹だったりする。
ここには変な風習があって、7歳までは性別を逆にして過ごさないといけない。だから、俺は『お嬢様』って呼ばれる訳。
しかし次の瞬間、母様はとんでもない発言をした。
「ところで貴方たちはもうヤったのですか?」
父様と母様、エルは俺の頭とルゥの頭、2つ同時に爆発したのをきいたかもしれない。だって、唐突にだぜ!ちなみに7回はルゥの膣内に出したからね?
ってゆうか母様、俺の心読んだの!?それともルゥの!?
「あらあらうふふ、無粋な質問だったかしら?」と、母様。
「儂は魔物の子を産んでもいいぞ、だって此処は魔物領だからな、ハッハッハ!!」と、父様。
「ルゥお姉ちゃん、子供産むの〜?」と、エル。
何?何だコレ?虐め?虐めだよねコレ?
「しかし、クロエよ。話が変わるが何日此処に居るのだ?」
「はい、3日ほど此処に居るつもりです。その間宿に泊まるので部屋の方は心配しないでください。」
と言って、俺たちが食卓から出ようとすると、
「ワン、ワン…ワオォーン、ワン!」
と言う鳴き声がしたと思ったら、いきなりルゥの周りをグルグルと回転しだした。でも、ルゥの様子がおかしかった。その場でこっちを上目遣いで涙目で見てくるのだ。俺がどうした?と、声を掛けると
「ご主人様ぁ!!助けてください〜!!」
と、こちらに抱きついてきた。
「ちょ、ルゥ!苦しい、苦しいってば!!」
と、言ったが俺のイチモツは正直なもで、元気に膨らんでた。なんでかって?そりゃあ、胸があたったり、ルゥのいい匂いがすれば誰だってなると思うよ!!ならなかったら、そいつはもの凄く鈍感か、もの凄く阿呆のどちらかだな!!
そんな時救いの手が差し伸べられた。
「もぅ、ダメでしょガル。クロエお兄様とルゥお姉ちゃんを虐めないの。」
そんなこんなで、俺はルゥを宥めつつ、その場を去った。
宿は多分離れているベットが2つな筈だ。何でってダブルベットになってる方が高いからさ…。
宿へと向かってる途中、俺たちは流れの音楽旅団の一行の歌を聴いた。
ある所に 1人の商人と1匹の魔物がいた
その妻 夫の商売を支え
その夫 妻をいつまでも愛した
しかし時は流れ 夫は老いていくばかり
ある日妻は 海の使者に秘薬を貰った
使者は夫にその秘薬を飲ませよと 言い放った
夫にその秘薬を飲ませると 夫の寿命が延び
夫婦はいつまでも 仲良く暮らしたとさ
「この曲、どこか私達と似てますね、ご主人様。」
「そうか?俺たちまだ結婚してないぞ。」
「良いんです、今はまだ恋人同士でも、いずれ結婚するんですから。」
この時のルゥは、いつになく真剣な目をしていた。こうなったら、俺も覚悟を決めて言うしか無いじゃないか。
「ルゥ…、そうだないつか結婚しような。」
「はい!ご主人様。」
そう言って、俺とルゥは互いに顔を近づけ、互いの唇が触れあう所で…
「やぁ、クロエお嬢ちゃん!!大通りの真ん中でキスしようとするとは、なかなかやうねぇ〜。」
えっ?と思って周りを見ると周囲にはもの凄い数のひとがいた。俺は恥ずかしくなって宿へと急いだ。
部屋を見るとやっぱりというか案の定ダブルベットだった。
そして、時間が流れ今は大人の時間。甘くも濃厚で永遠の時間がやってきた。
「ちゅっ…ちゅるっ……ちゅっちゅ……ちゅ〜〜っ…」
俺たち2人は今裸。生まれたままの姿を相手に晒している。そして今、濃厚で甘いキスを2人は交わし合っていた。その後、俺は後ろに回り込んでルゥの豊か過ぎる胸をゆっくりと揉みしだいていった。
「んんっ……あん…ああっ……んあ…………。」
ルゥの喘ぎ声が上がるにつれて、俺も強く揉みしだいていった。そして、程良いところで、今度は可愛らしいピンクの乳首を弄ることにした。
「ひゃぁん!?そこは…あん…まだ、んあ…ダメ、ですよぅ。」
「あれ?ルゥ、段々とエッチな声になってきてるよ。感じちゃってるのかな?」
そう言って、俺はコリコリになった乳首を摘んだり、引っ張ったりした。
「んんっ!……あん!…引っ張ったら、ああっ!…ダメ、気持ちいい…。」
俺は、今度は左手をルゥのクリトリスへと持って行って弄った。
「ひゃあああん!!んああん!!ああん!!お豆が、おまめがぁ!!んああ!!」
どうやらクリトリスは乳首と同じで性感帯のようだった。
「ふああ!!んん!!ああん!!ダメ!!もう…もうイっちゃう!!ダメ!!ダメ!!ううああああああああああんっ!!」
どうやら、彼女は絶頂を迎えたようだった。その証拠に、黄色い液体が勢い良く宙へと舞い上がっていた。
「ああ、うぅ〜おしっこ勢い良く出ちゃった〜。恥ずかしいよ〜。」
「ああ、そうだな。ルゥのオシッコ噴水みたいだったぞ。ああそうだ、今度は四つん這いになってくれないか?」
「ふぇ?はい、分かりました、ご主人様〜。」
そう言って、俺は四つん這いになったルゥのムチムチとしたお尻やまだまだ愛液が滴ってるオマンコ、そしてヒクヒクしているお尻の穴をじっくりと観察した。
「あの、ご主人様?何でまだご主人様のオチンチン挿れてくれないんですか?もしかして、私のお尻って臭かったり、汚かったりしますか?」
「いや、そんな事はないぞ。お尻の穴まで綺麗だし、良い匂いしかしない。…じゃあそろそろ挿れるぞ、ルゥ。」
そう言って、俺はルゥのオマンコに俺のイチモツを全部挿れた。
「ふぁあっ!!堅くて、大きいオチンチンが全部入っちゃいました。」
「それじゃあ、動かすぞ。」
そう言って、俺はピストン運動をゆっくりと始めた。ルゥは、イったあとなのか、ゆっくり動かしているのに感じているようだった。
「ああ!!んん!!んああっ!!膣内が、私の膣内がああん!!ぐちゃぐちゃにああっ!!かき混ぜられて、気持ちいいです!!」
その言葉を聞いた俺は、ピストン運動をどんどん速めていった。
「ああん!!んああっ!!ああっ!!もうすぐ、もうすぐイっちゃいそうです、ご主人様!!」
「俺もだ、ルゥ。ルゥの膣内気持ち良すぎて俺もイキそうだよ!!」
俺は、ピストン運動を最大まで速めた。
「はぁ、はぁ。ルゥ出すぞ!!このまま膣内に出すぞ!!」
「んああ!!ああっ!!はい、来てください!!ご主人様のセーエキで私の膣内を満たしてください!!」
「「んああああああああああああああああああああっ!!!!」」
こうして2人の夜はまだまだ続くのであった……………
12/04/01 23:53更新 / @kiya
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