『これはある日の、通り雨の日の事でしたの』
『「只今ですの……」髪も服もびしょびしょ、濡れ女もかくもやらという風体で家にたどり着いたのは、その日の午後辺りの事でしたの。その日ダーリンは偶々仕事が早く終わったらしく、私と入れ違いで家に帰ってきていたみたいで、既にポロシャツに短パンのリラックススタイルでしたの。「お帰……り……?」ダーリンは部屋から顔だけだして固まってしまいましたの。何故かと思って私は自分の姿を確認しようと姿見を確認しましたの。そしたら……雨の所為で私の服が私の体にピッチリとくっついてしまっていましたの!通り雨なんて予想もしていなかったものですから薄い白のワンピースだけ身に着けていたのが災いして、ピッタリと貼り付いたそれは私の肌の色をすっかり透かしていたのですの!しかもノーブラだったので、胸の先端にある小さなサクランボの種が、冷たい雨で凝り固まったそれがくっきりと見えてしまっていたのですの!ダーリンからは見えないけれど、きっとパンティーを履くことを忘れたヒップのラインも露わになっているに違いないですの……。「あ、雨に降られて……」恥ずかしさのあまりただそう言うことしかできない私を制するように、ダーリンは玄関へと近付いてきたですの。そして買ってきた荷物を横に寄せると――そのまま抱きしめてきましたの。「寒くないか?」そう私に問いかけるダーリンでしたけれど……何故かその目が怖く感じましたの。「え……あ……」戸惑ったまま私は何も言えなかったのですが、ダーリンはそれをYES.のサインと見なしたようで――ひゃん!「あぁ……冷えている……間違いなく寒い、寒いと感じているだろうな……」抱きしめたまま、ダーリンの手は私の背中を服越しにさすってきたですの!服越しといってもぴっとりと貼り付いた服はもう殆ど皮膚と変わらないわけで、ダーリンの熱を帯びた指が手が私の背筋から下へと、まるでシルクを解れさせないように持ち上げるような柔らかく優しいタッチで這っていく感触が如実に伝わってきましたの!「……お前……!」ダーリンの目がさらに血走ったのは、ダーリンの手が私の臀部のラインに差し掛かったときでしたの。さっきまであれだけ優しかった指も、そこに差し掛かった瞬間にはっきりと形を持って私の肉を割り開いていくのが強く感じられましたの!アナルを目指すかのように布ごと割れ目にダーリンは指を、手を突き入れてきましたの。雨に濡れた私の体は確かに冷えていて、ダーリンの手の持つ温もりに凍っていた感覚がじわりじわりと溶けていくような心地がして――ひぁああっ!アナルッ!アナルの皺の部分っ!菊門にダーリンは指の腹を押しつけてきましたのっ!食い込む布地は私のお尻のお肉を内に内に引っ張っていくだけじゃなくて、尻穴の周りを解すように湿らせていきましたの!冷たい雫がダーリンの人肌によって暖められて、まるでスポイトでぬるま湯をアナルに直接落とされていくような不思議な感覚が襲ってきましたの!物欲しそうにくぱくぱと動き始めたお尻のお口を邪魔するように、押し付けられた布地がぴっちり濡れマスクをしてきましたの!でも、それを私の"お口"はくわえてきて……んぁああっ♪♪お尻にぃ♪お尻にあったかなお水がどんどん搾られて入ってきますのぉぉっ♪♪お尻から逆流していくお水の感触に、私は体をピクンと痙攣させてしまいましたの。その幽かな振動も、ダーリンをオスにしてしまうのには十分で――きゃああっ♪「お前がいけないんだからな……今日だけじゃないっ……いつもいつも俺のことを誘って……!」息を荒げながらダーリンはそう言うと、優しさをかなぐり捨てて荒々しい動きで私を引き戻し、そのままドアにお尻を向ける形で私を押し倒しましたの!突然のことだった上にアナルがぐじゅぐじゅにされてしまっていた私は抵抗することも出来ずに為す術無く倒れてしまったところ、ダーリンは濡れ濡れの服を破ってしまいそうな力で引っ剥がすように脱がし始めましたの!「ひやぁっ、こんなの、ら、らめれすのぉっ!」押し倒したダーリンは分かりませんが、私からは玄関丸開きである状態が丸分かりでしたの!このままだと誰かが私達の事を見てしまうかもしれない……そんな恐怖から叫んだ言葉も、真っ赤に染まったダーリンの目がいやらしい形に歪んでいたので届かないことを悟りましたの!「へへっ……履かなかったり着けなかったりしている癖によく言うぜ……お前もこんなのが好きなんだろ!その証拠に……」狼のようにダーリンは私の両肩を押さえると、そのまま私の乳首に舌を這わせ始めましたの!「――ふゃああっっっ♪♪」さっきまで冷気で凝っていた私の乳首は傍目から分かるほどにピンと立っていて、ぐっしょり濡れた服がそれを淫猥なほどに強調していましたの!服をはだけてダーリンがまるでストローをくわえるように口を窄めながら吸われた私のニプルは、隙間から漏れる温かな吐息に溶かされてプルプルと震えだしていますの!その震えをさらに加速させるようにダーリンは雨に打たれて冷たくなった乳房と口付けを交わしながら、前歯で根元を軽く甘噛みしつつ、先端をチロチロと舌で舐め始めましたの!もう片方の胸も、ダーリンの親指と人差し指によってまるでパン生地のようにこねこねされてますの!ちくちくする痛みと、ヌメヌメ感、そしてダーリンの指によって捻られたり伸ばされたりするその感触が、たまらなく、たまらなく気持ちがよくて濡れちゃいそうですのぉっ!「へへ……既にこんなに立ってるんじゃないか……本当にお前はいけないコだなぁ……逝きたがりのなっ!」キャストオフされたダーリンの体は、既に臨戦態勢になっていましたの!雄々しいまでに盛り上がったダーリンの陰茎は、血管がビンビンに隆起しているだけじゃなくて、陰茎の色自体がどこかアマゾネスの肌の如く色濃くなっていましたの!「やっ、ひゃうう……♪」何もすることが出来ず押し倒されたままの私の耳に、くちゅくちゅとねばっぽい水の音が響きゃうううっ♪擦られてますのっ♪まんまんが、マンマンがダーリンのおてぃむぽによって擦られてますのぉぉっ♪「本当にお前はいけない子だなぁ!こんなに股を濡らして!買い物の最中もずっと俺とするやらしいことを考えていたんだろ!?河童の如くキュウリで、ワーラビットの如く人参で慰めようかなんて考えながら今まで買い物してきたんだろう!?」「やぁっ♪そ、そこはらめひぁぁいあああっ♪♪」クリクリがっ♪プックリ膨れたクリちゃんがゴツゴツってしたダーリンのおちんぽにピンッて弾かれていますのぉっ♪♪お目目チカチカして体がビクンビクンって跳ねちゃいますのぉぉぉぉっ♪♪「おうおうバイブの如くビクビク跳ねるなこの体は……じゃあ、突っ込んだらどうなんだろうなぁっ!」「!?……♪♪!?っ」突っ込む、という言葉を私の耳が捉えたとき、私の心臓はとくんって高鳴りましたの。今目の前で私の陰唇に沿って前後に動かされて、私の愛液でぬらぬらと逆向きエクレアを作っているダーリンのそれが、私の中に入ってくるということ、その風景を想像するだけで私のおまんこはさらにじゅんって潤んで、さっきまで寒く冷たかったのが嘘だったように体が湯気が立ちそうな程に火照っていきますの!息は既に荒く、まるで犬のようにハッハッと短く息を吐いて、肌の感度は指越しにダーリンの呼吸が分かるほど敏感になって――!けれどダーリンはどこか残酷に……こう宣言しましたの!「全く、お前は本当に盛りのついた雌犬のようだなぁ!期待されると焦らしたくなるが、まだ俺は慈悲深い……♪」すっ、と巨大な逸物が私のおまんこから離れていく感覚に、私は涙を浮かべながら抗議の眼差しを向けましたの!どこが慈悲深いんですの!抗議しようと口を開いた、その瞬間!「――おゃああああああああああああっ♪♪♪」どこが、の「ど」の字すら言えませんでしたの!ダーリンが擦り潰すように一気に両乳首を摘んだと思うと、左右に一気にぢゅうって捻りましたの!触れられるだけでびくびくと震える状態で、そんな乱暴なことされちゃ、あ、ああ、ああああああああああっ♪♪「――ぁああああああああああああっっ♪♪♪♪♪」――逝く、の一言すら言えませんでしたの。既に膣内に溜まっていた愛液を全て吐き出してしまうかのように、私の秘所は潮を噴いて、ダーリンの一物とお腹をずぶっと濡らして……っ!?「逝けたじゃないか!素直になったお前にはご褒美だっ!」え、ちょ、ご褒美ってまだ逝ってすぐの私「ひゃああああああああああっ♪♪」問答無用でダーリンは私のおまんこをその堅くてぶっといおちんぽで貫いてきましたの!いつもよりも巨きくなっていたダーリンの一物は、すっかり大洪水のヴァギナを一気に押し広げてそのまま奥まで――っ♪♪「んぁぁあああああっ♪♪」「ほうら!感じているんだろう!?逝ったばかりの淫乱オメコで感じているんだろう!?感じていないわけがないんだろう!?このいやしんぼさんめ!」ダーリンのおちんぽをしゃぶるように、私の膣肉はきゅっきゅってくわえ込んでにゅるにゅると絡み付きましたの!ミミズが百匹も千匹も連なって私のおマンコを形作っているかと私自身も思われるくらい、中の肉襞が皮の裏からカリ首から亀頭から鈴口からあらゆる部位を埋め尽くすほどに這い舐め尽くしていますの!何度もダーリンと愛を交わしたゆるまんこの筈なのに、強欲にもダーリンのぶっといおちんぽにぎゅーって抱きついて離そうとしませんの!そんないやしんぼおまんこのハグを突き放すようにダーリンは一度腰を離して抜き取ろうとしてきましたの!「んひゃうあああっ♪」敏感になった舌達にひりひりするような熱を与えるように、ダーリンの肉棒はその固い体で柔らかく開発された私のお肉を勢い良く擦ってきましたの!潤んだ子宮が纏うラブジュースがダーリンの一物の動きを滑らかにして速度を速めた所為で、燐になった愛肉が次々に発火していくみたいですの!気持ちいいのに、気持ちいいのにじくじくとどんどん疼いていきますの!燎原の炎の如く広がって、私から満たされた感覚を奪い取っていきますのっ!「いやしんぼなお前の事だ。欲しいんだろう?」完全に抜き取った後、いやらしい視線を投げ掛けながら外に聞かせるような大きな声で、ダーリンは私に呼びかけましたの。欲しいんだろ?ともう一回加えたことから、ダーリンは私におねだりさせたい事がよく分かりましたの!みんなが見ているかもしれないこの状況の中で、私に屈服の言葉を叫ばしたいらしいですの!「ひぃ、く、くぅ……」私は素直には答えたくなかったですの……けど、正直おまたはずっとじんじんして、ダーリンの太くてかったいペニスを今すぐにでもくわえ込みたい思いがありますの!ダーリンのおちんぽを胎内(なか)で思いっきり味わいたいですの!「……ぁ……ぅぅ……!」禁断症状を起こしたようにわなわなと震えながら、私は言葉を言わ内容に口を噤むことしか出来ませんでしたの……でも、その限界は刻一刻と近付いていましたの。体は次第に私の意志を裏切り始め、噛みしめた歯の力を弱めて吐息を漏れさせていきますの。既に下のお口は大洪水で、ぐじゅぐじゅと音を立ててその時を待ち望んでいるのが私の耳にサラウンドで響いてきますの。多分組み伏せられていなければ……きっと組み伏せられていなければ私はその手でその腕で濡れ濡れ熟れ熟れおまんこを必死で撫でたり触れたり引っかいたりしていたことは間違いないですの!「……く……あ……ぁあ……♪」言うことは恥ずかしい、でもその恥ずかしさが段々と、私の体に興奮の芽を植え付けていきましたの。恥ずかしいのに、恥ずかしいのにその感情は股間を潤ませ、膣肉をさらにうぞうぞと蠢かせていきましたの。私が恥ずかしげもなく叫ぶ姿を想像するだけで、私の心臓は高鳴って、股間の肉鮑が鯨よろしく潮を噴き上げてしまいそうなほど興奮してしまいますの!言っちゃ駄目……言っちゃ……言っ……言って……言ってしまえ……言ってしまうのが良いですの!!!「……だ……ダーリン……♪」ダーリンは何も反応しませんでしたの。完全に言い切るまで、全く何も返答しないつもりみたいですの……放置プレイ、完全なる放置プレイ……♪それはそれで乳首が凝ってしまいそうで……でも物足りなくて、物足りないですの!知らず上目遣いで、媚びを売るように甘ったるい声で、私はダーリンに……ダーリンの期待に応えるように大声で叫んでいましたの!「……ダーリン、いや、ご主人様ぁっ♪♪私の、私の濡れ濡れ蒸れ蒸れ熟れ熟れいやしんぼおまんこに、ダーリンのかちかちおちんぽを突っ込んで調教してくださいっ♪おまたが涙流して欲しがっているダーリンの真っ白おちんぽ汁で、私の卵子全てを受精させるくらい種付けして下さいっっ♪♪」あぁ、言っちゃった……ついに言ってしまいましたの……言ってしまったことの余韻だけで三回くらい逝ってしまいそうでしたの……♪私の感じたこの余韻を、ダーリンは十分尊重するほど時間を取って……そして既に覗き始めている他の人達に聞こえるように、大声で叫んで――!「――よく言えたなぁっ!ならばご褒美だっっ!」!!!!!!「んぁあああああっ♪♪来ましたのっ♪キましたのぉぉぉぉぉっ♪♪♪♪」激しく肉がぶつかり合う音と一緒に、ダーリンのふっとい肉棒が私の中に抉り込むように一気に突き入れられましたのっ!熱く熱された鉄の棒を直に突っ込まれたような、痛みにも似た快感に私の体は海老反りになりながら震えていましたの!お預けを食らっていた私のいやしんぼおまんこがダーリンのおちんぽに待っていましたとばかりにぎゅうぎゅう抱きついて、ちゅうちゅうとキスの雨を降らせていますの!ダーリンが感じちゃう敏感な場所を全て刺激しちゃうくらい隈無く私の体で埋め尽くそうとしていますのぉっ!「くぅっ、本当にっ!お前はっ!欲張りでっ!いやしんぼだなっ!」ばつんっ!とスパンキングでは出せない濃厚な肌と肌との接触音を響かせながら、ダーリンは私をさらに詰ります!その声が、その言葉が私の羞恥心をぎゅんぎゅんに刺激して、股間をもっと熱くしてくれますの!もっと淫らに……ダーリンだけに淫らな女になっていきますの!「あぁああんっ♪そうれすのぉっ♪♪わらしぃ♪わらしはぁぁっ♪わらしはほしがりれすぅぅぅっ♪♪♪」欲しいですのっ!もっともっともっともっとダーリンのおちんぽを感じていたいですのぉっ!叩きつけるように腰を打ち下ろしてくるダーリンに合わせて私も腰をダーリンの方に打ち付けていきましたの!ダーリンとの距離を肌だけにしたい、むしろ肌を越えて一体化したい、欲望はエスカレートして私の体を突き動かしていきますの!「!?っ♪♪!?っ♪!?」ダーリンのおちんぽが、私の中でプックリと膨れて大きくなっていきましたの!一物の先端が、私の奥深くでプニプニって触れているのが感じられましたの!間違いない!ダーリンのおちんぽは今私の子宮に触れていますのっ!あと少し!あと少しですのぉっ♪♪♪「んぁあああっ♪♪ダァリィィン♪♪だぁりぃぃぃぃぃぃんっ♪♪♪♪」私は叫びながら、ぎゅっとダーリンの一物を絞るように挟み込みましたの!狭くなった私の胎内(なか)を一気に掘り貫くように、ダーリンは鋭く腰を打ち付け……子宮の入り口は開いて、"ダーリン"に密着するように締めくわえて抱きつきましたの!「!!!」ぷくり、と硬く熱いダーリンのそれが一回り大きくなった事を、私の子宮が認識した――次の瞬間でしたのっ♪♪「――んぁ、ぁ、ぁああ、あああっぁっああっ、ぁ、ぁああああああああああああああああああああああああああああああああああっ♪」あっつあつとっろとろのダーリンのスペルマがぁっ♪私の子宮の中に一気に叩きつけられていきましたのぉっ♪一滴だけでも火傷しちゃいそうな白濁液がぁっ♪♪ダーリンの劣情と野生の籠もった本能の叫び汁がぁっ♪♪私の子宮も卵巣も犯し尽くして全身ではらませに来てますのぉぉぉぉっ♪♪♪びゅーっ!ビューってお腹の中で何度も鳴って、そのたびに私のお腹がちょっとずつ膨れていきますのぉっ♪♪妊娠っ♪妊娠していないのにぃっ♪「んぁあああああああぁぁぁぁぁぁぁあ……♪♪♪」私の体は骨が曲がりそうな程海老反りになって、乳首や乳房の上には玉のような汗が幾粒も浮き出ていて、呼吸によって上下する度に光の加減できらきらと輝いていましたの。外からはまた別の声が聞こえてきましたの。もしかしたら私達の交わりを見て興奮してしまったもしれないと、惚けた顔に口からとろとろと唾液を垂らしながら私はぼんやり考えていましたの。ずぷっと音を立てて、ラブジュースとスペルマにまみれたダーリンの一物は抜き取られましたの。妙な空虚感と達成感が綯い交ぜになったまま、私はダーリンのスペルマでたっぷたっぷになったお腹を撫でていましたの。でも、もっと欲しい……私の体はまたきゅんきゅんに疼き始めましたの。そしたらダーリンは私を四つん這いにして、尻たぶに手を当てましたの。何をするのか、それを思うだけで体がうち震えそうな程に興奮した私の期待に応えるように、腸液でてらてら濡れた私の菊門に、ダーリンはそのいきり立った肉棒を――』
(illustrations by 若草 雅也様)
(http://naegidou.web.fc2.com/)
「――妄想逞しくて結構だけど、そろそろ朝だし、自重してくれるかな?」
『……ダーリンが起きてしまいましたの……しょぼん』
fin.
(illustrations by 若草 雅也様)
(http://naegidou.web.fc2.com/)
「――妄想逞しくて結構だけど、そろそろ朝だし、自重してくれるかな?」
『……ダーリンが起きてしまいましたの……しょぼん』
fin.
12/07/08 13:42更新 / 初ヶ瀬マキナ