母乳、それは
母乳とは何か。母なる乳球【ちきゅう】から排出される分泌液であり、
飲む事で成長を促し命を繋ぐ神聖で貴重なものと物心つく時から教わっていた。
だが俺にとって母乳はその枠に収まるものではなく、果てしなく広い世界で
初めて誰の命を奪うことなくお腹を満たす事を可能にした画期的行為なのだ。
生きている限り絶対に崩せない殺戮の食物連鎖の定則を打ち破った言わば無限、
そう無限を体現している、母乳は無限なのだ! そう考えながら、目の前にある
手の平サイズの小さな両乳球をチュパチュパ音立てて愛おしくしゃぶっている。
「お、お兄ちゃん……もっと、もっと吸ってぇ!」
素敵な乳球の持ち主は俺よりも一回りも二回りも小さい華奢な体をしている。
だが頭にはヤギの様な角を生やし、手足は動物の様な不釣り合いな形をした、
バフォメットと呼ばれる上級魔物の一人、ニミだ。ニミは最愛の嫁にして妹、
勿論血の繋がりはないが彼女の種族にとって兄妹こそ夫婦であるから。
ぷっくり膨れ上がった淡いピンク色の乳首を転がす様に舐めまわす度に、
ニミの背筋が震えっぱなしだった。
「もう出ちゃう……! ニミのみるく、全部飲んでえ!」
ニミは絶頂と共に媚声を上げ、溢れんばかりの一発目を俺の口の中にぶちまけた。
ニミの母乳はホルスタウロスに比べて味は淡泊だが負けない位美味しくて飲み易い。
それでいて口に残らないので後味が良く一生水の代わりに飲んでも良いくらいだ。
一発目の母乳が止まるまで俺は喉を鳴らして飲み続けた。この母乳は俺だけのもの、
そう言わんばかりに。
俺とニミの住む村は元々ただの野原で、ワーシ−プの少女が昼寝してる所を見つけた
のちの村長が出会いの記念に家を建てたのが始まり。二人は子宝に恵まれると、
すぐに婿を用意すべく孤児を集めて家を建てて畑も作っていった。そのうち他所から
魔物と人がやってきて、それに合わせて土地を広げたら村になったと言う。
ここは水が綺麗で土地も肥えており、作物も育ちやすいので質の良い野菜と
果物が採れるが、それは素晴らしき隣人である魔物たちの協力あっての事だし、
なにより村一番の収入源は彼女ら魔物の母乳なのだ。どういう訳かこの場所に住むと
乳の出が異常に良くなり、種族の性質的に胸が大きくなるはずのない魔物も
大きくなるので特に入手の困難な種族の母乳が採れる数少ない生産地になっている。
故に彼女たちの感謝を忘れないよう、大人は連れてきた孤児に教え込んでいる。
もっとも、そんなことしなくても素敵な隣人をないがしろにするような奴は
この村に誰一人居る筈がないし、いたとしても彼女たちの持つ魔力によって
すぐに調k……いや改善されてしまうのだが。
先程の一発目を飲み終えた俺はニミの乳球全体を愛撫するように洗浄していた。
「ん……んんっ!」
一見ニミが喘いでいるので前戯の様に見えるが、出荷用乳搾りの為の大切な準備である。
先ほどまでニミに行っていたのは乳搾りの準備で、出だしは不純物が多いので捨てつつ
お乳の出を見て調子を確認する為。本当は出だしの乳は捨て乳として捨てるのだが
皆そのまま飲んじゃってるし美味しいから、まぁ多少はね。
そんな訳で洗浄を終えて魔王直属の魔女らが開発した搾乳機を取り出す。
手搾りより効率的に採れるので便利だが、
元々は機械を使ったプレーの一環で作ったと言うのが彼女たちらしい。
「こっちも嫌いじゃないけど、お兄ちゃんの手で搾る方が好きなんだけどなぁ」
ニミは頬を膨らませながらも乳首に搾乳機の吸引部分であるティートカップを装着。
「すまないな。けど大切なニミの乳を一滴も無駄にしちゃいけないから」
そう言うとニミはぷいと背を向け、お尻を見せつける様に高く上げて前屈みになった。
「だったらいっぱい出る様に、ね♪」
ニミは股の間から顔を出しながら体を揺らす様にお尻を振る。ニミの首に付けている
ベルのカランカランと鳴る音が、ニミ以外を見えなくする催眠魔法をかけているようだ。
無防備に誘う姿がいやらしいのか、飲んだ乳の影響かペニスが痛いほど勃起している。
「ほらほら、お兄ちゃんのおちんちんもニミのおっぱいみたいに
白いの出したがってるよぉ」
ニミにもそれが一目で分かってしまう位ズボンの中でパンパンに膨れ上がっている。
そもそも我慢する理由もなかった俺はズボンとパンツを下ろすと、俺のペニスは
牛乳瓶か何かと思うほどに大きく膨れていた。人間やめる前の俺ならこんなでかいものを
こんな小さな体にぶっ挿していいか迷ってただろう。だが今の俺は当たり前の様に
後ろから食欲旺盛なピンク色のぷにぷにマンコにじゅぼっと挿れた。
「ふぁあん」
ニミは喜ぶように媚声を発した。既に膣は熱々の愛液まみれで、ペニスを歓迎する様に
包み込む。俺が搾乳機のスイッチを入れると同時に、腰を振り始めた。
「〜ッ"!!」
顔が見えなくても感じてる事が分かる程に、ベルの小刻みに震える音が耳に響く。
窓の外からもベルの激しく鳴る音が聞こえ、村の皆は俺とニミと同じように
乳と精液の搾り合いをしてると思うと淫靡な連帯感を感じる。
「おに"、おにぃぢゃあん!! もっと、も"っと激しくづいでぇ!!」
おっといけない。妹に切ない思いをさせるなんてお兄ちゃん失格だ、と考えた。
「悪い悪い、力入れるぞ」
目の前にいる大事な妹の求めに答える様に、腰を強く動かす。激しい動きで
吸引部分が外れないよう揺れてる乳球に手を当てた。搾乳機はカチッカチッと
鳴らしながら左右交互に乳球から母乳を搾ると、その度にニミの体が震えて
膣の締め付けが強くなる。一突きする度に徐々に気持ち良い所を正確に絡みつき、
乳搾りする手の様に精液を搾ろうとするのだ。今にも射精しそうになるが、
始まったばかりで直ぐに果ててしまうようではニミのお兄ちゃんは務まらない。
俺は負けじと腰を振り続けた。
俺とニミの喘鳴、肉と粘液を打ち付ける音、鳴りっぱなしのベルの音、搾乳機の音、
それらが合わさると一つの曲となって淫らに部屋中に響き渡る。搾乳機のタンクを見ると
幼い体から500ミリリットルほど搾っているが、出荷ノルマ2リットルの四分の一しか
満たしていなかった。このペースでは午後の出荷に間に合わないので、
もっと気持ちよく出してもらおうと攻め方を変えてみるとする。
「ニミ」
「ふえっ?」
俺が呼ぶとニミはこっちに振り向く。俺は顔をそのままニミに近付けた。
「!?」
腰を止めず、ニミの口を塞ぐように舌を入れてキスをする。ただキスするのでなく、
互いの愛を確かめ合う様に舌を絡めて唾液を交換し合うのだ。ニミの感情が
一気に高まって明らかに放出する母乳の量が増えている。一方俺も同じように
感情が高ぶって精巣が沸騰しているかのように熱く感じた。
「んんっ……レロレロ、じゅるじゅる。 ほひ、ほひいはぁん」
俺とニミは珠の様な汗を体中から流しながらこの瞬間の快楽を精一杯味わっている。
腰の動きも激しくなり、首輪のベルもそれに合わせて激しくチリンチリンと鳴り響く。
本当ならもっと長くこの愛し合っている感覚を味わいたかったが、これから先も
この生活を末長く続けていく為にノルマの乳搾りここで終わらせなければならない。
このまま一気にニミと一緒に絶頂してしまおう。
「ニミ、出すぞ……!」
「うんっ、ニミもイクから……赤ちゃんが出来るくらい、いっぱい出してぇっ!!」
俺は愛する妹の子供を産む宣言が引き金となった。
「おにいちゃあああああああああああああんっっっ!!!!!!」
俺とニミは白い閃光の様なものが全身に走り、同じように絶頂した。
尿道から吐き出す様に精液がニミの中に放出し、容量に余裕のあったタンクに
大量の母乳が注ぎ込まれていく。
絶頂して30秒経ち、ようやく射精と噴乳が収まった。ニミのお腹がたぷたぷになり、
タンクもノルマの分を超えて満タンになっている。出荷の時間まで時間があるので、
繋がったまま余韻を長く味わおうと一息ついた。
俺は元々孤児で、自我が芽生えた時には村の住民として生活をしていた。
村長と村の皆が俺の親代わりになって育ててくれたお陰で、何一つ不自由せず
成長する事が出来た。そしていつか大人になって、村の誰かと結婚して
大人と同じように乳搾りをすると思っていた。
15歳の成人を迎える半年前、とある高名のバフォメットの親子が村に遊びに来た。
娘に農家の生活を見学させるのと研究用の材料を揃える為にここに来たらしいが、
帰ろうとした時に娘が迷子になってしまった。村の皆も協力して探したが見つからない。
それでも諦めずに村の周辺を探した結果、ガタガタと変な音が聞こえたんだ。
俺の家の外に置いていたツボが何故か倒れて、中を覗くと探してた娘が
ツボの中にハマっていた。急いで大人たちを呼んで慎重にツボから取り出して
無事に救出する事が出来た。その時に見つけた娘が当時9歳のニミ。
すごいのはここからで、ニミはいきなり俺と村で暮らしたいと母親におねだりした。
ニミのお母さんは止めるだろうなあと思ったら俺に「YOU結婚しちゃいなYO」と
まさかの公認。その場にいた村長にも交流が広がる機会だからよろしく頼むと言われ、
そのままなし崩し的に結婚する事になった。
それから幼い体ながらも母乳を出せる様にちっぱいのマッサージやら怪しい薬やら
雌牛の特訓やらと幼女の体である事を至高とする種族がそれでいいのかと、当時思った。
その努力の甲斐あって現在14歳ニミの乳球はCカップになり、一度に出せる母乳の量も
ついさっきタンクの許容量だった5リットルにまで達した。もっとも義母さんの話だと、
土地自体にも魔物娘の体に何らかの作用を高める不思議な力があって、
ここで育った作物にも豊胸効果があったりと謎が多いらしい。
この謎を解明できれば人間と魔物のさらなる発展が望めるらしいが、どうなることやら。
話が脱線したけどそんな感じで俺とニミは村の一員として暮らしている。
母乳の出荷を終えて、二人で他の村人の畑仕事を手伝った。日が暮れると
再び乳搾りに勤しむ夫婦とそのまま夕食に入る村人で分かれる。
俺とニミは夕食に入り、貰ったお米と今日余った母乳と蓄えのニミの母乳チーズで
簡単なドリアを作った。スプーンですくうと割れ目から熱々の湯気が出て、
同時に芳醇なチーズの香りが鼻の中で広がる。それを口に入れると、
チーズの醗酵した旨味と本来の母乳のクリーミーな甘さが口いっぱいに伝わってきた。
まるでこれは宇宙いや、無限に広がる乳宙【にゅちゅう】に彷徨っているみたいだ。
口の中でゆっくり味わってから飲み込むと、確かな質感とニミの愛で
お腹を満たしていく感覚が、また一つ俺を幸せにしていく。
ドリアの美味さに何度も何度も口に運び、完食した。
夜になると、そのまま寝る人と本当の乳搾りが始まる夫婦で分かれる。俺らは勿論、
後者で。
「このおっぱいはお兄ちゃん特別なの、いっぱい飲んでね♪」
俺はベッドの上でニミと繋がったまま乳球をしゃぶる。そこにいるのはがっつく様に
行為に耽る男女でなく、母乳を求める大きな赤ん坊と享受する小さな魔母【ママ】。
そして、無限の乳宙へ……
飲む事で成長を促し命を繋ぐ神聖で貴重なものと物心つく時から教わっていた。
だが俺にとって母乳はその枠に収まるものではなく、果てしなく広い世界で
初めて誰の命を奪うことなくお腹を満たす事を可能にした画期的行為なのだ。
生きている限り絶対に崩せない殺戮の食物連鎖の定則を打ち破った言わば無限、
そう無限を体現している、母乳は無限なのだ! そう考えながら、目の前にある
手の平サイズの小さな両乳球をチュパチュパ音立てて愛おしくしゃぶっている。
「お、お兄ちゃん……もっと、もっと吸ってぇ!」
素敵な乳球の持ち主は俺よりも一回りも二回りも小さい華奢な体をしている。
だが頭にはヤギの様な角を生やし、手足は動物の様な不釣り合いな形をした、
バフォメットと呼ばれる上級魔物の一人、ニミだ。ニミは最愛の嫁にして妹、
勿論血の繋がりはないが彼女の種族にとって兄妹こそ夫婦であるから。
ぷっくり膨れ上がった淡いピンク色の乳首を転がす様に舐めまわす度に、
ニミの背筋が震えっぱなしだった。
「もう出ちゃう……! ニミのみるく、全部飲んでえ!」
ニミは絶頂と共に媚声を上げ、溢れんばかりの一発目を俺の口の中にぶちまけた。
ニミの母乳はホルスタウロスに比べて味は淡泊だが負けない位美味しくて飲み易い。
それでいて口に残らないので後味が良く一生水の代わりに飲んでも良いくらいだ。
一発目の母乳が止まるまで俺は喉を鳴らして飲み続けた。この母乳は俺だけのもの、
そう言わんばかりに。
俺とニミの住む村は元々ただの野原で、ワーシ−プの少女が昼寝してる所を見つけた
のちの村長が出会いの記念に家を建てたのが始まり。二人は子宝に恵まれると、
すぐに婿を用意すべく孤児を集めて家を建てて畑も作っていった。そのうち他所から
魔物と人がやってきて、それに合わせて土地を広げたら村になったと言う。
ここは水が綺麗で土地も肥えており、作物も育ちやすいので質の良い野菜と
果物が採れるが、それは素晴らしき隣人である魔物たちの協力あっての事だし、
なにより村一番の収入源は彼女ら魔物の母乳なのだ。どういう訳かこの場所に住むと
乳の出が異常に良くなり、種族の性質的に胸が大きくなるはずのない魔物も
大きくなるので特に入手の困難な種族の母乳が採れる数少ない生産地になっている。
故に彼女たちの感謝を忘れないよう、大人は連れてきた孤児に教え込んでいる。
もっとも、そんなことしなくても素敵な隣人をないがしろにするような奴は
この村に誰一人居る筈がないし、いたとしても彼女たちの持つ魔力によって
すぐに調k……いや改善されてしまうのだが。
先程の一発目を飲み終えた俺はニミの乳球全体を愛撫するように洗浄していた。
「ん……んんっ!」
一見ニミが喘いでいるので前戯の様に見えるが、出荷用乳搾りの為の大切な準備である。
先ほどまでニミに行っていたのは乳搾りの準備で、出だしは不純物が多いので捨てつつ
お乳の出を見て調子を確認する為。本当は出だしの乳は捨て乳として捨てるのだが
皆そのまま飲んじゃってるし美味しいから、まぁ多少はね。
そんな訳で洗浄を終えて魔王直属の魔女らが開発した搾乳機を取り出す。
手搾りより効率的に採れるので便利だが、
元々は機械を使ったプレーの一環で作ったと言うのが彼女たちらしい。
「こっちも嫌いじゃないけど、お兄ちゃんの手で搾る方が好きなんだけどなぁ」
ニミは頬を膨らませながらも乳首に搾乳機の吸引部分であるティートカップを装着。
「すまないな。けど大切なニミの乳を一滴も無駄にしちゃいけないから」
そう言うとニミはぷいと背を向け、お尻を見せつける様に高く上げて前屈みになった。
「だったらいっぱい出る様に、ね♪」
ニミは股の間から顔を出しながら体を揺らす様にお尻を振る。ニミの首に付けている
ベルのカランカランと鳴る音が、ニミ以外を見えなくする催眠魔法をかけているようだ。
無防備に誘う姿がいやらしいのか、飲んだ乳の影響かペニスが痛いほど勃起している。
「ほらほら、お兄ちゃんのおちんちんもニミのおっぱいみたいに
白いの出したがってるよぉ」
ニミにもそれが一目で分かってしまう位ズボンの中でパンパンに膨れ上がっている。
そもそも我慢する理由もなかった俺はズボンとパンツを下ろすと、俺のペニスは
牛乳瓶か何かと思うほどに大きく膨れていた。人間やめる前の俺ならこんなでかいものを
こんな小さな体にぶっ挿していいか迷ってただろう。だが今の俺は当たり前の様に
後ろから食欲旺盛なピンク色のぷにぷにマンコにじゅぼっと挿れた。
「ふぁあん」
ニミは喜ぶように媚声を発した。既に膣は熱々の愛液まみれで、ペニスを歓迎する様に
包み込む。俺が搾乳機のスイッチを入れると同時に、腰を振り始めた。
「〜ッ"!!」
顔が見えなくても感じてる事が分かる程に、ベルの小刻みに震える音が耳に響く。
窓の外からもベルの激しく鳴る音が聞こえ、村の皆は俺とニミと同じように
乳と精液の搾り合いをしてると思うと淫靡な連帯感を感じる。
「おに"、おにぃぢゃあん!! もっと、も"っと激しくづいでぇ!!」
おっといけない。妹に切ない思いをさせるなんてお兄ちゃん失格だ、と考えた。
「悪い悪い、力入れるぞ」
目の前にいる大事な妹の求めに答える様に、腰を強く動かす。激しい動きで
吸引部分が外れないよう揺れてる乳球に手を当てた。搾乳機はカチッカチッと
鳴らしながら左右交互に乳球から母乳を搾ると、その度にニミの体が震えて
膣の締め付けが強くなる。一突きする度に徐々に気持ち良い所を正確に絡みつき、
乳搾りする手の様に精液を搾ろうとするのだ。今にも射精しそうになるが、
始まったばかりで直ぐに果ててしまうようではニミのお兄ちゃんは務まらない。
俺は負けじと腰を振り続けた。
俺とニミの喘鳴、肉と粘液を打ち付ける音、鳴りっぱなしのベルの音、搾乳機の音、
それらが合わさると一つの曲となって淫らに部屋中に響き渡る。搾乳機のタンクを見ると
幼い体から500ミリリットルほど搾っているが、出荷ノルマ2リットルの四分の一しか
満たしていなかった。このペースでは午後の出荷に間に合わないので、
もっと気持ちよく出してもらおうと攻め方を変えてみるとする。
「ニミ」
「ふえっ?」
俺が呼ぶとニミはこっちに振り向く。俺は顔をそのままニミに近付けた。
「!?」
腰を止めず、ニミの口を塞ぐように舌を入れてキスをする。ただキスするのでなく、
互いの愛を確かめ合う様に舌を絡めて唾液を交換し合うのだ。ニミの感情が
一気に高まって明らかに放出する母乳の量が増えている。一方俺も同じように
感情が高ぶって精巣が沸騰しているかのように熱く感じた。
「んんっ……レロレロ、じゅるじゅる。 ほひ、ほひいはぁん」
俺とニミは珠の様な汗を体中から流しながらこの瞬間の快楽を精一杯味わっている。
腰の動きも激しくなり、首輪のベルもそれに合わせて激しくチリンチリンと鳴り響く。
本当ならもっと長くこの愛し合っている感覚を味わいたかったが、これから先も
この生活を末長く続けていく為にノルマの乳搾りここで終わらせなければならない。
このまま一気にニミと一緒に絶頂してしまおう。
「ニミ、出すぞ……!」
「うんっ、ニミもイクから……赤ちゃんが出来るくらい、いっぱい出してぇっ!!」
俺は愛する妹の子供を産む宣言が引き金となった。
「おにいちゃあああああああああああああんっっっ!!!!!!」
俺とニミは白い閃光の様なものが全身に走り、同じように絶頂した。
尿道から吐き出す様に精液がニミの中に放出し、容量に余裕のあったタンクに
大量の母乳が注ぎ込まれていく。
絶頂して30秒経ち、ようやく射精と噴乳が収まった。ニミのお腹がたぷたぷになり、
タンクもノルマの分を超えて満タンになっている。出荷の時間まで時間があるので、
繋がったまま余韻を長く味わおうと一息ついた。
俺は元々孤児で、自我が芽生えた時には村の住民として生活をしていた。
村長と村の皆が俺の親代わりになって育ててくれたお陰で、何一つ不自由せず
成長する事が出来た。そしていつか大人になって、村の誰かと結婚して
大人と同じように乳搾りをすると思っていた。
15歳の成人を迎える半年前、とある高名のバフォメットの親子が村に遊びに来た。
娘に農家の生活を見学させるのと研究用の材料を揃える為にここに来たらしいが、
帰ろうとした時に娘が迷子になってしまった。村の皆も協力して探したが見つからない。
それでも諦めずに村の周辺を探した結果、ガタガタと変な音が聞こえたんだ。
俺の家の外に置いていたツボが何故か倒れて、中を覗くと探してた娘が
ツボの中にハマっていた。急いで大人たちを呼んで慎重にツボから取り出して
無事に救出する事が出来た。その時に見つけた娘が当時9歳のニミ。
すごいのはここからで、ニミはいきなり俺と村で暮らしたいと母親におねだりした。
ニミのお母さんは止めるだろうなあと思ったら俺に「YOU結婚しちゃいなYO」と
まさかの公認。その場にいた村長にも交流が広がる機会だからよろしく頼むと言われ、
そのままなし崩し的に結婚する事になった。
それから幼い体ながらも母乳を出せる様にちっぱいのマッサージやら怪しい薬やら
雌牛の特訓やらと幼女の体である事を至高とする種族がそれでいいのかと、当時思った。
その努力の甲斐あって現在14歳ニミの乳球はCカップになり、一度に出せる母乳の量も
ついさっきタンクの許容量だった5リットルにまで達した。もっとも義母さんの話だと、
土地自体にも魔物娘の体に何らかの作用を高める不思議な力があって、
ここで育った作物にも豊胸効果があったりと謎が多いらしい。
この謎を解明できれば人間と魔物のさらなる発展が望めるらしいが、どうなることやら。
話が脱線したけどそんな感じで俺とニミは村の一員として暮らしている。
母乳の出荷を終えて、二人で他の村人の畑仕事を手伝った。日が暮れると
再び乳搾りに勤しむ夫婦とそのまま夕食に入る村人で分かれる。
俺とニミは夕食に入り、貰ったお米と今日余った母乳と蓄えのニミの母乳チーズで
簡単なドリアを作った。スプーンですくうと割れ目から熱々の湯気が出て、
同時に芳醇なチーズの香りが鼻の中で広がる。それを口に入れると、
チーズの醗酵した旨味と本来の母乳のクリーミーな甘さが口いっぱいに伝わってきた。
まるでこれは宇宙いや、無限に広がる乳宙【にゅちゅう】に彷徨っているみたいだ。
口の中でゆっくり味わってから飲み込むと、確かな質感とニミの愛で
お腹を満たしていく感覚が、また一つ俺を幸せにしていく。
ドリアの美味さに何度も何度も口に運び、完食した。
夜になると、そのまま寝る人と本当の乳搾りが始まる夫婦で分かれる。俺らは勿論、
後者で。
「このおっぱいはお兄ちゃん特別なの、いっぱい飲んでね♪」
俺はベッドの上でニミと繋がったまま乳球をしゃぶる。そこにいるのはがっつく様に
行為に耽る男女でなく、母乳を求める大きな赤ん坊と享受する小さな魔母【ママ】。
そして、無限の乳宙へ……
14/10/14 00:29更新 / 男魔術士