影をとるか影をとるか、それが問題だ %02 c=15d %02 c=15d %02 c=15d %02 c=15d %02 c=15d

半影

 狂祐とカレンは手を繋ぎ、夕方の帰り道を歩いていた。日はまだそれほど落ちてはいないが、赤い光が横から差し込み少々眩しい。
 二人は、昨日のドラマはどうだっただの、あの先生の授業は難しいだの、他愛のない話をした。話をしている間のカレンは本当によく笑い、見ているだけで幸せな気分になれた。
「着いたよ。」
「へぇー、結構、私の家の近くなんだね。」
「まぁ、マジで何もないけどどうぞ。」
「お邪魔しまーす。」
 狂祐は、ひとまずカレンを自室に案内し、お茶と茶菓子を持って部屋に戻った。
「へぇー、こう言うのが趣味なんだ。」
「ああ?何の話、ブッ!?」
 カレンは、何処から取り出したのか狂祐の「コレクション」の内の一つ、お気に入りの一冊を見ていた。
 まぁ、何処からと言っても、自分のベッドの下しか隠す場所はないのだが。
「な、ななな、何勝手に見てんだよ!?」
「ねぇねぇ、こういうことされたい?」
 カレンは、女がものをくわえ込んで上目遣いをしているシーンを広げて見せた。
(カレンが・・・、俺のものを・・・。)
「あ〜、その顔はして欲しそうな顔でしょ〜?」
「何でもお見通しだな。」
「当然でしょ?彼女だもの。さぁ、いいから座って♪」
 狂祐がベッドに腰掛けるとカレンは、さっさとズボンと下着を脱がしにかかった。
「んふ〜、どこからかかって欲しいのかなぁ?」
「どこからって・・・。」
「・・・わかったここでしょ?」
 そう言うとカレンは先のほうをくわえ、口の中でもごもごし始めた。
「ああっく、そこ、はぁあぁ!なんでぇ!」
「んふ〜、ふぁたぁりみふぁいねぇ〜。」
 しばらくもごもごした後、だんだんと奥へ奥へと飲み込んでいった。全体がどろどろになり、あったかい口に包まれる感触は、狂祐をさらに追い詰めた。
 顔を見ると奥まで入れすぎたのか少し涙眼になった表情で見上げている。狂祐は、それを見てしまうともっと泣かせて見たいと言う欲求に駆られた。
 いや、もともとそうしたかった、と言うほうが適切だろう。
「はぁはぁ。・・・。」
「!!んぐぃ・・・!!」
 狂祐は、カレンの頭を掴むと強引にもっと奥へと押し付けた。そして、一秒ほどその位置で固定し、また強引に口から離す程度まで引き抜いた。
 狂祐は、何度もこれを繰り返したが、カレンの方はと言うと、まったく抵抗せず、むしろ最初から解かっていたと言わんばかりに体勢や頭の向きを合わせてきた。
「んぐ、ぐぶ、ぐえ、んんん!ぐ、んぐ!はぁ、ぐんんん!!ぐんぇ。」
 健気にも耐えるカレンの表情を見て、さらに興奮した狂祐はそのままカレンの頭を押さえつけ今までで一番奥に突き刺し、一気に精を解き放った。
「うっ!!はぁはぁはぁ、くぅぅ!!」
「うんんん!!んぐ、んぐ、ごふっ!げほ、げほ、ごく、んん。」
「ごめん、気持ちよすぎて・・・。」
「げほけほ、ち、違うでしょ。本当はこうしたかったんでしょ。」
 飲みきれず、吐き出してしまった精が口元を伝う。カレンはそれを丹念に手で集めて再び舐め取る。
「れろ、ぴちゃ、ぴちゅ、すぅぅ、れろぴちゃ。んふふ、こうしてくれる子が好きなんでしょ。」
 頭のどこかがプツンっと切れる音を聞いた。
「ああ、ああ!!」
 余りに蠱惑的なカレンに狂祐は、その名が表す通りに、狂ったように彼女の服を破き、下着をづり下げ、膨張したものを突き立てた。

「んあああああああ!!私はあなたの物、あなたの欲望、もっと!もっと!」
「があああああああああ!!」

 夕方に佇む一軒屋に獣のような咆哮が響きわたった。





「その・・・ごめん・・・。」
「平気。気にしてないから。」
 行為が終わり夜の帳が落ちた部屋で二人は息も絶え絶えにへたり込んでいた。
 狂祐は、酷い後悔の念に駆られて落ち着きがない。それもそのはず、カレンの姿を見ればすぐに解かる。
 カレンは、ぼろぼろに引き裂かれた制服を辛うじて上半身にかけ、奇跡的に無傷だったスカートと伸びきったパンツを片足に残してへたり込んでいた。
 そして、股間は言わずもがな、胸や口に至るまで白く濁った汚れが彼女のすべすべした肌を汚していた。
 はっきり言って、レイプされた後としか言えない状況である。
「シャワー、そうだ!シャワー浴びてきたほうが。」
「うん、そうする。」
 狂祐はつくづく、両親が共働きでよかったと思った。だが同時に、こんなことをしでかして嫌いにならない女の子なんていない、と俯いていた。
 すると、カレンが狂祐の横に座り、
「一緒に浴びない?」
 などと問いかけてきた。
「でも、俺、こんなこと・・・。」
「言ったでしょ?私は狂ちゃんの彼女なのよ。」
 果たして彼女と言うだけでここまで許されるものなのか疑問ではあったが、狂祐はその一言で救われた気分になった。
「う、うん。」
「じゃあ、いっしょに入ろ。」
 この後、風呂場でも一発、口で抜いてもらったことは言うまでもない。




「たく、なんで俺がこんな目に・・・。」
「それは私が彼女だからに決まってるだろ!はっはっはっ!!」
 狂祐の親友は、赤々と燃える少女の明かりと電灯と月明りを頼りに家に向かっていた。
「だいたい、なんで一発ヤる為だけに決闘紛いのことをしなきゃなんないんだよ!」
「そっちのほうが燃える(萌える?)からだ!」
「たく・・・。」
 親友はふと、狂祐の家の近くに来ていることに気がついた。
「あいつ、そういや何も言わなかったけど大丈夫なのかな?」
 親友は狂祐が心配になりちょっと寄り道して帰ろうかと思い、道を変えた。
「おい、ちょっと寄り道していくぞ。」
「なんだ?四回戦か?受けて立つぞ!」
「違うわ!馬鹿!いいから大人しくついて来い。」
 ぶすっとするサラマンダーを引き連れて後一つ曲がり角を曲がれば、と言うところまで来て話し声がするのに気がついた。

「(ほんとに送らなくて大丈夫なのか?まだ、足とかふらつくんじゃ?)」
「(平気よ。心配性ね。)」

「なんだ?あいつ、ふられたそばからもう新しい女でも引っ掛けたのか?」
 親友は、いたずら心が働き、ちょっとのぞき見てやろうと考え、曲がり角の影からそっと玄関のほうを見た。
 すると驚いたことに、狂祐はふられたはずの女と楽しげに話をしていた。
「な、なんだ?これはどう言うことだ???」
「おい、何を見てるんだ?」
「シーッ!いいからもっと後ろにいろ!」
「むうー!」

「(服は大丈夫、って大丈夫なわけないか。大丈夫なわけないから俺の服着てるのに。)」
「(ほんとに大丈夫よ。ところどころ解れてて、もう捨てようかと思ってたとこだし、新しいのももう買ってるの。貸してくれた服もちょっと大きいけど大丈夫よ。それに・・・)」
「(それに?)」
「(狂ちゃんの匂いがするし。)」
「(グハッ!!)」
「(じゃあね!また、あした。)」

「おいおい、どうなってんだよこりゃ?ありゃどう見ても伊藤カレンじゃないか。ふられたんじゃなかったのかよ。」
「誰がだ?」
 いつの間にか下からひょっこり顔を出したサラマンダーが尋ねてきた。
「誰がだって、あれが見えないのか?伊藤カレンだよ。ほらこの前お前にどんなやつかって聞いただろ?」
「あれが?どこがだ?」
「いやいやいや、どう見てもそうだろ?」
「容姿はな。」
「は?どう言うことだよ?」
「それよりも友達の家に行くのだろう?中に引っ込んでしまうぞ。」
 振り返ると、すでに伊藤カレンの姿はなく、狂祐が家に入ろうとしていた。
「まずい!ほら、いくぞ!」
「むうー、引っ込んでるのか行くのかどっちかにしろ!!」




 狂祐が家に入ろうかとしていると後ろから呼び止められた。振り返ると親友とその彼女のサラマンダーが立っていた。
「よお!どうしたよ?あっ、てめぇ放課後はよくもほって帰りやがったな。まぁ、そのおかげでいい思いができたが。」
「おい、どう言うことだよ!?」
「なにが?」
「なにがじゃねぇよ。なんで伊藤カレンがお前の家からお前の服着て出て来るんだよ!」
「お、お前見てたのか?」
「どう言うことだよ?ふられたんじゃなかったのか?と言うか、ふられただろ。」
「これはその、えっとだなぁ。」
 狂祐が返答に戸惑っていると、サラマンダーから助け舟が出された。
「とりあえず、家の中で話しないか?」
 二人はその意見を聞き、とりあえず狂祐の部屋で落ち着いた。


 狂祐は三人分のお茶を用意し、これまでの経緯を話した。
「はぁ〜、なんと言うか。お前よくふられたその日にその話信じれたな。」
「まぁ、いろいろあったから。」
 流石に告白したあとすぐにヤっちまったとは言えず、はぐらかして済まそうとした。
「ところでよ。」
「なんだ?」
「お前の彼女、やたらと俺や部屋の中を嗅ぎまわってるんだが、何やってんだ?」
 親友は、振り向き、背後でごそごそしている自らの彼女に溜め息交じりで問いかけた。
「お前、何やってんの?」
 サラマンダーは鼻をくんくんさせながら狂祐に近づき、とんでもないことを言い放った。
「お前、魔物の魔力の匂いがする。さっきまで魔物と交わっていただろ?」
「ブッー!!」
 狂祐は思わず、お茶を噴出した。
「お前何言ってんの!?おい、お前の彼女おかしいぞ!」
 しかし、親友は、至って真剣な顔で受け答えた。
「いや、そいつは鼻だけはいいからな、サラマンダーの癖に。狂祐、いままで魔物が居たのか?」
「居るわけないだろ。お前らが初めてだよ。学校にも居るんだからそいつらの匂いだろ?」
「いや、一緒に居るだけではここまで濃くはならないし、第一、魔物の魔力は種族によって匂いが違う。この匂いは学校では嗅いだことがない。ああ、さっきこの家から出て行った女の匂いによく似てる。」
「さっき、ってカレンのことか?それこそありえんだろ。あいつは人間だぜ。」
「あれだけ魔力とメスの匂いを垂れ流してる人間なんていない。それに、お前、いままでそのカレンを名乗ってるやつと交わってたんだろ?」
「そ、それは・・・。」
「じゃあ、決まりじゃないか。あいつは魔物だ。」
「じゃあ何か?カレンは、実は魔物でした、って言うのか?」
「いや、カレン本人は人間だ。あれはおそらく他の魔物がカレンに化けているのだろう。」
「そんなこと・・・。」
「むう、疑り深いやつだな。・・・くんくん、お!よし、なら。」
 サラマンダーは今度は机の下を漁りだし、薄いピンク色のハンカチを取り出した。ハンカチには見覚えがある。たしか、社でカレンが使っていた物のはず。服を引き裂いた時に一緒に落ちたのだろう。
「くんくん、このハンカチは魔力でできてる。明日、カレンに渡して見るといい。おそらく、自分のではない、と言うだろう。」









 翌日、狂祐は、何とか伊藤カレンが一人で居るところを見つけ、例のハンカチを渡そうとした。
「カレン、これ、君のじゃない?」
「?あれ?おかしいなぁ。」
 カレンはそう言うと自分のポケットを探り、まったく同じ柄のハンカチを取り出した。
「それ、私のじゃないみたい。」
「そ、そうか、解かった。いきなり呼び止めて悪かった。」
 狂祐は、サラマンダーの言う通りになってしまったことにショックを隠せなかった。馬鹿な。じゃあ、誰なんだ?あの伊藤カレンは。俺の告白を受けてくれたカレンは、カレンじゃないのか?
 そのままふらふらと教室に戻ろうとした時、
「あ、あの!!」
「んあ!?な、何?」
 伊藤カレンに呼び止められた。カレンはどこか落ち着かない様子で俯きながらつぶやいた。
「こ、この前は、その、あんなことしてごめんなさい!!」
「あんなこと?」
 狂祐は一拍空いて、それがあのラブレター公開のことを言っているのだとようやく理解した。
「ああ、あれか。いやもう気にしてないから。女の子たちに無理やりやらされたんだろ?」
「え?どうしてそれを?」
「え、あ、いや、なんとなくそんな感じがしたから、かな?(これはほんとのことなんだ。いったい、どこから入れ替わったんだ?)」
「それで、その、今度、あの・・・。」
 カレンが何か言いたそうにもじもじしていると、彼女の背後の窓に誰かが映った。
 それは紛れもないもう一人のカレンだった。
 もう一人のカレンは窓越しにこちらを見て微笑むとスッと校舎の影に隠れてしまった。
「!!ごめん、ちょっと用事を思い出したから、それじゃ!」
「そ、その今度、お詫びに食事でも、、、ふぇ!?ち、ちょっと!!」
 

 狂祐は息を切らしながら校舎裏にたどり着いた。そこには今まで話しをしていた伊藤カレンそっくりの姿があった。
「あーあ、ばれちゃったのね。ほんとに、世の中にはお節介さんが多いよね。」
「はぁはぁ、君はいったい誰だ?どうしてこんなまねを。」
「知りたい?いいわ、教えてあげる。でもその前に場所を変えましょ。社まで来て。」
 カレン?は昨日と同じように狂祐の手を握り、恋人同士なら当然と言わんばかりに狂祐を引っ張っていった。
 神社には人が居なく、昼過ぎの陽気が満ちていた。二人はまっすぐ社に向かい、中に入った。
 一昨日の光景を狂祐は思い出し、ちょっと期待してしまったがすぐに頭を切り替えた。それでも彼女には狂祐の迷いを読むには十分な想像だったらしい。
「一昨日はすごかったね。私、初めてなのにすごく感じて///また、して欲しいんでしょ。」
「うっ、そ、それは後だ。さあ、話してくれ。親友は君の事を魔物だと言う。それも本当のことなのか?」
「ええ、本当よ。私はね、ドッペルゲンガーって言うらしいの。狂ちゃんが失恋して、ここに来た時にとりついたの。」
 ドッペルゲンガーと名乗ったカレンはだんだんと狂祐に近づいて、誘うように上目遣いをしてきた。
「どうして彼女に化けてるんだ?何で俺に近づいた?」
「そう言う能力だもの。狂ちゃんの中の理想の彼女になれる能力なの。狂ちゃんに近づいたのは、狂ちゃんがだぁい好きだから///」
 ドッペルゲンガーは、ついに狂祐の目と鼻の先まで近づき、両腕を首の後ろに回して踊るように揺れ始めた。
「こんな時にふざけてるんじゃ・・・、だいたい、俺は怒ってるんだ。」
「ふふ、嘘♪私は狂ちゃんのしたいこともされたいことも手に取るように解かるもの。私がこうしてるのも狂ちゃんがこうされたいって思ってるからよ。」
「そ、そんなことあるわけ・・・。」
「嘘はだめ。」
 そう言うと狂祐はいきなり唇を奪われた。たっぷりの唾液を含んだ舌が口内へと割って入り、丹念に舐めまわしていく。そうされるだけで今までの怒気が打ち消され、とたんに腰が抜け始めた。
「ほうら、もう我慢できないでしょ。さぁ、横になって。」
 狂祐はされるがままに押し倒され、ドッペルゲンガーはその上に覆いかぶさった。
「うあぁぁ、ちが、俺は、カレンのことが、」

「じゃあ、どっちか選んでよ。あなたをふった伊藤カレンか、」

 ドッペルゲンガーの制服が一瞬にして真っ黒に染まり泥のように溶けていった。残ったのは見るからに柔らそうで、すべすべした感触を思い起こさせる裸体だけ。

「それとも、あなたの彼女の伊藤カレンか。」

「うああ、お、俺は・・・!」
「こっちのほうがよかったかしら?いいえ、こっちのほうがいいのよね。」
 一度溶けた泥が集まり再び制服を形成し始めた。今度はぼろぼろに引き裂かれ、スカートも下着も破かれた姿に。

 狂祐は再び理性が切れる音を聞いた。

「う、うあああ、がああああああああああ!!」
「あん、はあああああん!」



 乱暴に上下の位置を入れ替えられ、組み敷いたカレンの胸に吸い付き、余ったほうの胸は押しつぶす勢いで握り締めた。
「はぁ、んくっ!痛いぃぃ!でも、ああ、感じてきりゃう!」
 抵抗はないと知った狂祐は、もう片方の手で下部を弄り、まだ濡れが薄いにも関わらず無理やり剛直を突き入れ、最初から激しく動き始めた。
「ぎい!ぎひいいいぃぃぃ!あん、はぁぐう、すごいぃ!いいよぅ、あああ!」
 だと言うのに、カレンはこれでも気持ちよくなれるのか、痛そうにする声は最初にしか上がらなかった。
「んん!もっと、ああ!もっと、痛そうな声が聞きたいんだよね。いう!あん!いいよ、もっと、激しくしていいよ!!」
 その声に連動するように狂祐は胸に歯を食い込ませた。
「いやああああああ!痛いいいいいいいいい!」
 さらに胸を揉むのを止め、離した手で後ろの穴まで弄り始めた。
「そっちにまで興味があるなんて変態さんんんんんん!!」
 話している最中に深々と指を入れられ、カレンは悶絶した。
「かっ!カハッ!うっぐあああ、あああ。」
 もはや会話の余裕すらないのかぐったりとし始めたカレンの痴態にますます興奮した狂祐は我慢の限界に達し、カレンの一番奥に先端を押し当てた状態で射精した。
 そして、やはりカレンも同時に達してしまったのかどくどくと精を吐き出すたびにカレンの身体はビクビクと痙攣した。
「ああ、奥に溢れてる、ああ・・・。」
 一頻り精を吐き出した後、狂祐はものを引き抜き、息をついて半開きになっているカレンの口内に無理やり押し込んだ。
 カレンはそれを受け入れ、丹念に舐め取り、のどの奥で受け止めた。
「んぐ、んん、はむぅ、はあ、ぐふ、おぐあ、んん。」
 そこまでしてようやく自我が戻ってきたのか狂祐は口から引き抜いてへたり込んだ。
 目の前にはぼろぼろの制服とぐちゃぐちゃの体液を纏って横たえるカレンの姿。

        俺はこれが欲しかったのか?こんな関係を望んでいたのか?

   「まだ迷ってるの?大丈夫よ。私はどんな欲求にも答えて上げるわ。だからほら、」
              カレンは入り口のほうを指差し、微笑んだ。

              「あなたのために彼女も用意したのよ。」

 そこには上気した顔ではぁはぁと息を乱し、自らのスカートをめくり上げて股間を弄る、本物の伊藤カレンの姿があった。


                 「はぁはぁ・・・、狂くん・・・。」

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「(ぎい!ぎひいいいぃぃぃ!あん、はぁぐう、すごいぃ!いいよぅ、あああ!)」


サ「なぁ、私達はいつまでここで見てなくちゃならんのだ。」
親「しゃあねぇだろ。まさか一戦始めるとは思っても見なかったんだから。」
サ「ぬう、そろそろ私も我慢の限界なんだが。」
親「ちょ、今はまずいって!我慢しろ!」
サ「・・・も、」
親「も?」
サ「もう無理だー!!(抜剣」
親「な、なんで真剣を持って!アッー!!」


 いやあ、遅くなりましたが三話投入です。長さ的にはあと一話か二話で終わりにしようと思っています。
 まあ、ここまでくれば大体タイトルで想像できた方もいると思いますが、まさかの悪落ちルートです。
 いや、最終的にハッピーエンドになれば悪落ちではないはず!ない、、、はず。むう。
 まぁ、最終的に悪落ちになるかハッピーエンドになるか、トゥルーエンドになるかは見てのお楽しみと言うことで。

11/04/21 20:27 特車2課

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まろやか投稿小説ぐれーと Ver2.33