俺は現在目の前に居る小さなものを見下ろしている。
それはというと…こう、何ていうのだろうか?
そいつはまるで…―

「ぱぁ〜♪」
「…何だろうかこれは?」

俺の足元にマッチ一本分の大きさのマンドラゴラがいました。
かなりかぁいい生き物を見つけてしまいました。
まずはこのちっこいマンドラゴラを見ようと思います。
頭の天辺には植物の種らしきものがある。
はたから見ても、いや…どうみても…。

「ぴ〜ぃッ♪」
「…ピク○ンにしか思えない」
「うみゅぃ?…ぴきゅみん?」

マーベラスッ!!何だこのマジでかぁいい生物はッ!?
ぴぃぴぃと泣いていていると思ったらなんと話しましたよッ!?
ま、まぁ…落ち着こうか俺よ。
とりあえず俺は玄関にいるこのちっこいマンドラゴラを拾って家の中に入る。

――――――――

まず俺はお手頃の大きさの植木鉢に土を入れえからその上にちっこいマンドラゴラを乗せる。
するとちっこいマンドラゴラは幸せそうな顔で土の中に入っていく。

「ぴゅい?ぴぃ〜♪」
「あぁ、癒されるはこの生き物」
「ぴゃぁ〜…」
「…んッ??どうかしたのか?」

この植木鉢に頭の天辺を出しているマンドラゴラは俺に何かを訴えている。
ご飯だろうが…何をやればいいのだろうか?
とりあえずは水をやることにしたのだけれど…怒られました。
そして近くにある木材店で植物にかける栄養剤を購入してからそれをこのちっこいものにかけてやる。

「ぴぃ〜ッ♪」
「おぉ、これならよかったのか?」
「ぴゅいぃ〜」

とりあえず人差し指で頭の天辺を撫でてやると…。
大きな声で怒られました…耳鳴りが止みませんです。

――――――――

とりあえずは名前を決めたいと思います。
やっぱりピーピー鳴いているから…っていかんいかん。
真剣に考えてやらないといけないや。

「なぁ、ちょっと顔をだしてくれないか?」
「ぴぃ??」
「名前を教えてくれないか?」
「…ぴゅい♪」

名前があったみたいです…ピュイと言うみたいです。
とりあえずピュイの頭を撫でるてみると…喜ばれましたッ!!
血涙がでそうです…それと鼻血も…。

「ぴゅぃい〜…?」
「あぁ、心配してくれるのか?」
「ピュイぃ〜ッ」
「有難うなピュイ」
「ぴゅい〜」

―――――――――

あれから大体六ヶ月が経つのだが…。
ピュイは種から小さな葉っぱを頭に二枚はやしています。
何とか言葉を喋れるようになってお父さんは嬉しいよ…。

「ぱぁ〜ごはんちょーだぃ」
「あぁ、はいはい。今日はなにが良いかな?」
「ぱぁ〜のせーし♥」

顔の前で指をちょんちょんしながらたまにこんなことを言ってきますが気にもしません。
そして俺はそれをスルーしてからピュイに天然水を与えています。
するとピュイは喜んでいるようで、その笑顔が可愛いのです。
流血並みの可愛さと言えば伝わるだろうか?

「ぴゅ〜い♪」
「あぁ、日向ぼっこかピュイ?」
「ぼっこ〜ッ!!」

俺は植木鉢に入ったピュイをベランダに置いてから俺は部屋に戻ってから掃除を始める。
ピュイは何故かこの掃除機の音が好きらしいのだ。
俺はこの音が嫌なのだが・・・消音モードにすると土を投げてくるから困ったものなんだ。
それで今はその土を掃除している最中なのです。
しかし…千切れた根っこがくっついていてこれを売ってみたら5万を手に入れました。
それでこの子に良い栄養を与えているのですが…。

「ぱぁぱ、しーしー」
「あぁ、ちょっと待ってなよ?」
「ぎゃみゃんできない…うん…はぁ〜♪」チョロロロロ
「ぬぎゃあぁぁぁぁぁぁぁッ!!」

俺はムンクの如く顔をゆがませてからその場で膝をついてから雑巾でからピュイのおしっこを拭いていく。
何故か甘い匂いがしますが…ピュイの純粋のものをペロペロしたい変態は近くの交番に引き渡します。
そして現在はこの子が成長していくのが楽しみな俺です。

■作者メッセージ
はい、皆様どうも…。
今回は作者の頭の中にある妄想を書き上げました。
今回は短かったですが次回からは徐々に文字を増やそうと思います。
ではノシ