2話 まもののむれ が あらわれた
人外娘かぁ・・・
ジャンルとしては嫌いではなかったけど・・・あんまり知らないなぁ
ハーピーとかドラゴンとかしか分からないや
どんな人(?)とでも仲良くできるといいなぁ
・・・人外か
別に嫌いではないが蜘蛛系と蛇系だけは無理だな
俺は蜘蛛と蛇だけはかなり苦手なんだ
まぁ、とりあえずは仲良くしていきたいな
「ということで二人の部屋を用意してやるのじゃ!!」
4人(?)はしばらく談笑していたが、急にエンジェがそんなことを言い出した
「僕達の部屋?」
テルがそう聞くとエンジェは満足そうにうなずく
「その通りじゃ!部屋がないと寝るときに困るじゃろうからな」
「私としてはリュウを私の部屋で一緒に寝るつもりだったんだけど・・・・」
エンジェの言葉に不満そうにラピスは言ったが、エンジェはラピスに説明する
「わしもテルと一緒になろうと思ったのじゃが・・・二人のことを考えたら最初は別々の部屋のが色々良いと思っての」
エンジェの説明の後、テルがエンジェに言う
「僕としてもそっちのがありがたいよ」
「こっちのことはまだまだ知らないことが多いから、落ち着いて調べられるからね」
しかしリュウが少し不満そうに反論した
「その点ではいいと思うが、色々と少し不安だな」
リュウの言葉にラピスが反応して、少し笑いながら言った
「あらリュウ、もしかしてさびしいの?」
「い、いやそんなことはないぞ」
「ウフフ、照れちゃってかわいいわね」
二人の様子に呆れた様子でエンジェが言った
「まぁ、とりあえず別々の部屋を用意したから案内してやるのじゃ」
エンジェを先頭に四人はしばらく歩いていくとやがて目的の場所に着いた
「この部屋がテルの部屋でその隣がリュウの部屋じゃ」
「今から二時間ぐらいで夕食じゃから、呼びにくるまでは歩き回るなり部屋でのんびりするなり好きにしていいぞ」
そう言うとエンジェは仕事が残っているからと言って
どこかへ歩いていった
「私はリュウと一緒に居ようかしら」
そう言ってラピスはリュウに擦り寄った
「じゃあ僕は二人の邪魔をしちゃ悪いから先に自分の部屋を見てみるよ」
テルはそう言うと自分の部屋に入っていった
うーん・・・まだこの世界の情報が少なすぎるかな
二人の話を聞いただけじゃやっぱり全然わからないなぁ
エンジェがここには図書室があるって言ってたから、そっちに行ってみようかな
リュウは・・・邪魔したら悪いしラピスさんと一緒にいさせてあげようかな
僕はまだエンジェとはそんな関係にはまだなれそうじゃないからね
・・・・テルには気を使わせてしまったな
まぁ、ありがたいがな
俺もあいつとエンジェのことを応援してやるか
とりあえずは今のことだ
・・・・女性の胸ってほんとに柔らかいんだな
さて、僕はこの世界を調べるために図書室に行ってみようかな
たしかここから近かったはずだからね
えーと、あそこを曲がったつきあたりだったはずだったけど・・・
ん?なんだろう、この部屋が少し騒がしいみたいだなぁ
ちょっと覗いてみようかな、怒られたらそのときでいいや
エンジェはこの部屋を研究室って言ってたけど、どんな感じなんだろうな
「ふはははははは、ついに我輩の研究の成果が完成したぞ!!!」
その部屋には上半身は白衣とネクタイのみ、下半身はパンツのみで、近代的な眼鏡をつけた変態が居た
僕は見なかったことにしようと思って、そのまま図書室に行こうとしたとき
「そこにいる少年よ!貴様も我輩の研究が成就したことを共に喜ぼうではないか!!!」
その変態に声をかけられた
僕は聞こえなかったふりをして全速力で図書室に向かった
変態が何かを言ってた気がするけど絶対に気のせいだ
俺は今ラピスに手を引かれながらこの城の案内をしてもらっている
まぁ、もうほとんどを案内してもらって、あとは食堂だけだ
色々なところを見て回ったが、途中ですれ違った人はほとんど人間ではなかったな
スライムと思われる人や、ハーピーの人、魔女っ娘な幼女は多分エンジェの言ってた魔女だと思う、男の人と手を繋いでいたけどこちら見るなり驚いて首がとれた女性はデュラハンだろう
首が外れたとき俺はかなり驚いていたが、ラピスは苦笑いしていたのでよくあることなのだろう
「ねぇリュウ、貴方今別の娘の事を考えてたでしょう」
「・・・色々なやつが居るんだなって考えてただけだ」
・・・よくそんなことが分かったな、まぁ嫉妬してくれているならそれはそれで嬉しいが
そんなこんなしているうちに着いたな
もう少しで夕食だからかそれなりに人がいる
適当なところに座ってラピスと喋っていると、大剣持った褐色肌の女性が話しかけてきた
「おお、ラピスじゃないか、やっといい男にめぐり合えたのか」
粗雑そうに見える風貌だが結構フレンドリーな人だな
この人も魔物なのだろうか?
「その通りよ、フウ」
「リュウ、この人はアマゾネスって言うれっきとした魔物よ」
アマゾネスか、なるほど確かにそんな感じだな
「リュウって言うのか」
「俺の名前はフウ・ウインド、よろしくなリュウ」
「・・・厳島 劉だ、よろしくな」
「結構無愛想なやつだなぁ、おい」
本人の前で言ってくれるな
「まぁそんなやつを自分色に染めるっていうのもいいかもな」
「貴女は人の男に好き勝手言ってくれるわね」
まったくだ
このあとしばらく三人で喋っていたのだが、しばらくすると二人の知り合いが何人も来て大変なことになりそうになったが、遅くなった俺らを探しにきたエンジェとテルのおかげで助かったが
ジャンルとしては嫌いではなかったけど・・・あんまり知らないなぁ
ハーピーとかドラゴンとかしか分からないや
どんな人(?)とでも仲良くできるといいなぁ
・・・人外か
別に嫌いではないが蜘蛛系と蛇系だけは無理だな
俺は蜘蛛と蛇だけはかなり苦手なんだ
まぁ、とりあえずは仲良くしていきたいな
「ということで二人の部屋を用意してやるのじゃ!!」
4人(?)はしばらく談笑していたが、急にエンジェがそんなことを言い出した
「僕達の部屋?」
テルがそう聞くとエンジェは満足そうにうなずく
「その通りじゃ!部屋がないと寝るときに困るじゃろうからな」
「私としてはリュウを私の部屋で一緒に寝るつもりだったんだけど・・・・」
エンジェの言葉に不満そうにラピスは言ったが、エンジェはラピスに説明する
「わしもテルと一緒になろうと思ったのじゃが・・・二人のことを考えたら最初は別々の部屋のが色々良いと思っての」
エンジェの説明の後、テルがエンジェに言う
「僕としてもそっちのがありがたいよ」
「こっちのことはまだまだ知らないことが多いから、落ち着いて調べられるからね」
しかしリュウが少し不満そうに反論した
「その点ではいいと思うが、色々と少し不安だな」
リュウの言葉にラピスが反応して、少し笑いながら言った
「あらリュウ、もしかしてさびしいの?」
「い、いやそんなことはないぞ」
「ウフフ、照れちゃってかわいいわね」
二人の様子に呆れた様子でエンジェが言った
「まぁ、とりあえず別々の部屋を用意したから案内してやるのじゃ」
エンジェを先頭に四人はしばらく歩いていくとやがて目的の場所に着いた
「この部屋がテルの部屋でその隣がリュウの部屋じゃ」
「今から二時間ぐらいで夕食じゃから、呼びにくるまでは歩き回るなり部屋でのんびりするなり好きにしていいぞ」
そう言うとエンジェは仕事が残っているからと言って
どこかへ歩いていった
「私はリュウと一緒に居ようかしら」
そう言ってラピスはリュウに擦り寄った
「じゃあ僕は二人の邪魔をしちゃ悪いから先に自分の部屋を見てみるよ」
テルはそう言うと自分の部屋に入っていった
うーん・・・まだこの世界の情報が少なすぎるかな
二人の話を聞いただけじゃやっぱり全然わからないなぁ
エンジェがここには図書室があるって言ってたから、そっちに行ってみようかな
リュウは・・・邪魔したら悪いしラピスさんと一緒にいさせてあげようかな
僕はまだエンジェとはそんな関係にはまだなれそうじゃないからね
・・・・テルには気を使わせてしまったな
まぁ、ありがたいがな
俺もあいつとエンジェのことを応援してやるか
とりあえずは今のことだ
・・・・女性の胸ってほんとに柔らかいんだな
さて、僕はこの世界を調べるために図書室に行ってみようかな
たしかここから近かったはずだからね
えーと、あそこを曲がったつきあたりだったはずだったけど・・・
ん?なんだろう、この部屋が少し騒がしいみたいだなぁ
ちょっと覗いてみようかな、怒られたらそのときでいいや
エンジェはこの部屋を研究室って言ってたけど、どんな感じなんだろうな
「ふはははははは、ついに我輩の研究の成果が完成したぞ!!!」
その部屋には上半身は白衣とネクタイのみ、下半身はパンツのみで、近代的な眼鏡をつけた変態が居た
僕は見なかったことにしようと思って、そのまま図書室に行こうとしたとき
「そこにいる少年よ!貴様も我輩の研究が成就したことを共に喜ぼうではないか!!!」
その変態に声をかけられた
僕は聞こえなかったふりをして全速力で図書室に向かった
変態が何かを言ってた気がするけど絶対に気のせいだ
俺は今ラピスに手を引かれながらこの城の案内をしてもらっている
まぁ、もうほとんどを案内してもらって、あとは食堂だけだ
色々なところを見て回ったが、途中ですれ違った人はほとんど人間ではなかったな
スライムと思われる人や、ハーピーの人、魔女っ娘な幼女は多分エンジェの言ってた魔女だと思う、男の人と手を繋いでいたけどこちら見るなり驚いて首がとれた女性はデュラハンだろう
首が外れたとき俺はかなり驚いていたが、ラピスは苦笑いしていたのでよくあることなのだろう
「ねぇリュウ、貴方今別の娘の事を考えてたでしょう」
「・・・色々なやつが居るんだなって考えてただけだ」
・・・よくそんなことが分かったな、まぁ嫉妬してくれているならそれはそれで嬉しいが
そんなこんなしているうちに着いたな
もう少しで夕食だからかそれなりに人がいる
適当なところに座ってラピスと喋っていると、大剣持った褐色肌の女性が話しかけてきた
「おお、ラピスじゃないか、やっといい男にめぐり合えたのか」
粗雑そうに見える風貌だが結構フレンドリーな人だな
この人も魔物なのだろうか?
「その通りよ、フウ」
「リュウ、この人はアマゾネスって言うれっきとした魔物よ」
アマゾネスか、なるほど確かにそんな感じだな
「リュウって言うのか」
「俺の名前はフウ・ウインド、よろしくなリュウ」
「・・・厳島 劉だ、よろしくな」
「結構無愛想なやつだなぁ、おい」
本人の前で言ってくれるな
「まぁそんなやつを自分色に染めるっていうのもいいかもな」
「貴女は人の男に好き勝手言ってくれるわね」
まったくだ
このあとしばらく三人で喋っていたのだが、しばらくすると二人の知り合いが何人も来て大変なことになりそうになったが、遅くなった俺らを探しにきたエンジェとテルのおかげで助かったが
10/08/02 21:58更新 / 錆鐚鎌足
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