今度はそうねぇ………

リサが奴隷商からアゼルと同い年の子を助けてきて少ししてからだから……

あの子で言う黒歴史の辺りかしら

男の子だからかっこいいものに憧れるっていう時期はあると思うけど……

本人からしたら痛々しい思い出なのかしら？









さて、今日はマスターと逢引（デート）の日だ

俺のご主人様（ウツクシキヒメギミ）のご希望に応えられるようにがんばるか

マスターを狙う不逞な輩（クソヤロウ）が現れたのならばマスターの愛奴隷（スレーブ）として叩きのめしてやるし、マスターが楽しめる場所（イコイノバ）があればそちらにも寄ろう

俺の全てはマスターのものだ、マスター俺の働きに対して愛をもって返してくれる

彼女ほど素晴らしき女性は出会ったこともないし、存在などしない










………これがデートという名の荷物持ちというやつか

マスターの役に立てるのであれば別にかまわないが………少々重いな


　「ねぇアゼル？これとこれどっちが好きかしら？」


そう言ってマスターの方に振り向くと彼女はサハギンの鱗とメイド服を手に試着室の前に立っていた

…………マスターは俺に究極の選択（デッドオアライブ）をしろというのか

うむむ………むぅ………選べん……


　「あれ？アゼル君とイルじゃない、奇遇ね」


悩みつつも声のした方向に振り返ると、リサさんと彼女の奴隷兼俺の親友（あいぼう）のジンが店の入り口に立っていた

リサさんはマスターの親友で、マスターが集落を出てあてもなく旅をしていたころに出会ったらしい

ジンは数年前に親に売られ奴隷商に運ばれていた途中、魔物に襲撃されたらしく逃げ惑っていた所をリサさんが保護し、以来リサさんをご主人様と慕っている

歳が近く、境遇もどことなく似ている俺とは非常に仲が良い


　「イル様とアゼルもデートですか？…………あと何でアゼルは頭を抱えて唸ってるの？」


　「………あぁマスターとデートという名の苦行（荷物持ち）だ、この状態なのは………マスターを見て察してくれ」


ジンはマスターの方をちらりと見て納得したように「なるほどね」と呟いた

それを見たリサさんはにやにやしながらジンの腕に抱きつく


　「ねぇジン、私もイルみたいにプレイ用の服を買おうと思ってるんだけど………チャイナドレスとバニーガール、どっちが良いかしら？」


ジンもその場で頭を抱えて唸る事になった










ふぅ……力仕事には慣れているつもりだったが、流石に一日中大量の服や雑貨を持たされたので少し疲れてしまったな

俺は風呂に入っているマスターを待ちながらベッドの上でぼんやりしていた

しかしまぁ流石はワーシープの寝具（おやすみセット）と言ったところか、こうやって居るだけで疲れが抜けていくような感覚が………

どうやらそこで俺は眠って（ブラックアウト）しまったらしく目が覚めると、マスターが俺の愚息（マグナム）を弄んでいた


　「ふふ……起きたのね……ずいぶんと気持ちよさそうな顔をしてて寝てたから起こすのを躊躇っちゃったわ」

　「今日は一日がんばってくれたものね………ご褒美としていっぱい可愛がってあげるわ♥」


マスターはそういうと己の豊満な胸でむにゅりと俺の分身を挟み込んだ

彼女の乳間はとても温かく、そして柔らかい


　「アゼルは私のおっぱいが大好きだものね♥……挟んだだけでこんなにビクビクさせちゃって………かわいいわぁ♥」

　「それに涎みたいにカウパーが溢れてるわよ……私のパイズリされてそんなに嬉しいのね♥………私もとっても熱くてこんなにガッチガチにしているアゼルのおちんちんが大好きよ♥」


マスターはそういうと嬉しそうな表情を浮かべて俺を労うために自分の胸を使ったパイズリ奉仕を始める

彼女の勃起しきった乳首からは甘い母乳が染み出し、俺の出した我慢汁と共にローション代わりに滑りを良くする

むにゅりむにゅりと彼女の手によって形を変える双球（おっぱい）が俺を責め立て快楽へと誘う


　「くっ……マスター……良すぎるっ………」


対して俺は彼女の奉仕に腰を浮かせ、ただ耐えることしかできない

俺のそんな様子を見て彼女は妖しい笑みを浮かべ更に責めの手を強くする


　「そんなに気持ちよさそうな顔をしちゃって………我慢しなくてもいいのよ♥これは私からあなたへのご褒美なんだから♥」


と、彼女が言い終えると同時に俺は限界を迎え、彼女の言葉に従ったかのように乳間に射精をしてしまう

彼女も軽くイッてしまったのか、彼女の乳首からもぴゅぴゅっと軽く母乳を噴出した


　「アゼルの事見てたら………私も軽くイッちゃったわ♥………それにこんなに出しちゃって……おっぱいが熱いわ♥」


とても気持ち良かったが、マスターばかりに奉仕してもらってばかりでは奴隷としてどうなのかというところなので、俺は情欲に任せて彼女を押し倒した

今度は俺がマスターを気持ち良くする番なのだ


　「アン♥もう………今日は私が気持ちよくさせてあげようと思ってたのよ、今日の事だけじゃなくても最近はあなたにたっぷりと奉仕してもらっていたからそのお礼も兼ねていたのに……」


　「俺はマスターの奴隷だ、だから貴女に奉仕することは唯一無二にして最上の仕事だし、貴女が喜んでくれることが一番の報酬だから気持ちだけでも嬉しい」


俺の言葉に彼女は口を尖らせた


　「………私に命令する気かしら？それとも『私に絶対服従しなさい』とでも命令する必要があるのかしらねぇ？」


………俺は自分の気持ちを伝えたつもりだが、どうやら怒らせてしまったようだ

さて………今回はどう挽回すべきか……

そう思った矢先、彼女は突然俺の口に己の舌をねじ込んできた


　「ふふふ、ウソよ♥…そんな困った顔をしなくても怒ってないわよ♥……それじゃあ今日も気絶しちゃうぐらいたくさんイかせなさい♥」


　「了解した（イエス、マム）」


今度は俺の方からキスをした

舌を入れ、彼女の口内を丁寧に、まるで掃除するかのように舐めまわし、最後に彼女の舌と絡ませる

そして彼女の腰を抱き寄せ、ゆっくりと自らの分身を彼女の膣へと挿入していく


　「んっ♥………今日は優しくしてくれるのね♥」


　「…………激しいのも良いけど、俺は元々こういうプレイが好きなんで」


　「んふふ………最初のときに優しくしてあげた甲斐があったわ♥………あの時みたいにごしゅじんさまって呼びながらがむしゃらに抱いてもいいのよ♥」


　「…………昔のことは恥ずかしいんで、あまり言わないでほしい」


そしてゆっくりと、なおかつ確実に彼女が感じるところに当たるように腰を動かす

………あの頃は自分の気持ちよさばかりを優先していたのでこんな芸当できもしなかったな


　「アッ♥んっ♥いいわっ♥上手よアゼル…………私に気持ち良くなって欲しいって言うあなたの気持ちが伝わってくるわ♥」


俺はマスターの言葉に答える代わり腰を動かす

…………いつも思うが自分は快楽に耐えながら相手を気持ち良くするっていうのは中々につらいもんだな

マスターの気持ちよさそうな表情（カオ）が見れるのならばその甲斐があるが


　「でもねアゼル………あなたも我慢しなくても良いのよ♥……気持ちいいなら耐えなくても………出したいなら膣でも外でも好きなように出しなさい♥………いい？これは命令よ♥」


………命令ならば仕方がないな

ならばマスターの言葉に甘えるか

俺は自分のモノが最奥に行くように彼女をぎゅっと抱き寄せ、腰を突き出す

彼女は嬉しそうに目を細めて、俺に答えるかのように両足で俺の腰が離れないようにガッチリとホールドし、両手を背中に回して彼女のおっぱいが俺の胸元でむにゅっと潰れてしまうぐらい俺を抱き締める

………彼女のおっぱいの感触と、ちろちろとあふれ出ている母乳が温かい

そしてしばらくその体勢のまま、彼女とキスをする

何もしなくても彼女の膣肉がやわやわ蠕動しと俺のイチモツを射精へと導いてくれる


　「あぁぁあっ♥出てるわぁ♥アゼルのあっつい孕ませ汁が私の膣に出してくれるのがはっきりと分かるわよ♥」

　「まだ出てるっ♥…………こんなにいっぱい出してくれて………こんなにも私を孕ませようとして……嬉しいわ♥」


ビクビクと射精し、彼女とキスをしながら最奥に精液をぶちまける

この瞬間以上に彼女の奴隷として幸福を感じる時は無い

俺は再びこの瞬間（とき）を感じるためにも腰を動かし始めた









同刻、彼の親友であるジンは自らの主人に見惚れていた


　「ウフフ………私のバニー姿どうかしら？」


　「………似合ってますよ」


　「顔を真っ赤にしちゃってかわいいわねジンは♥、チャイナドレスも買ったから後で着てあげるわ」


　「いえ……その……サイズが小さいのですか？………乳輪とか少し見えちゃってますし………ちょっと動いたら乳首とかもいえちゃいそうですよ………」


　「サイズはこれでいいのよ♥だって貴方、こういうギリギリ見えているのって好きでしょ♥」


　「ご主人様っ！……」


　「アンッ♥もうそんなにがっつかなくてもいいわよ♥………夜はまだまだ長いのだから♥」


ジンとリサも甘い一時を過ごしていた

■作者メッセージ
……１話目を書き上げた二日後に自宅用ＰＣのＯＳが亡くなり、その次の日から気胸で入院するというハプニングがあり、自分の予定から大幅に遅れて更新です
またしばらく環境を整えたりするために更新が遅くなるかもしれません………

バフォ「まったく……ＰＣと体調の管理はしっかりしておけと日ごろから言ってるじゃろうに………」

サキュ「泣きそうな顔をしながら言ってもかわいいだけですよ、体はともかく執筆中のＳＳのデータとかが道連れにされたのが痛いですね」

自分的にはそれ以外にもソ○トハウ○キャラとかエ○シュリーとかのセーブデータがオシャカになったのが辛いです………何時間もかけて英雄の塔が制覇できるようになった弟子さんとかステ吟味して育てたリリィとか………

ノートＰＣだから復旧させるのも面倒だし……買い替え時ですかねぇ……今は外用のＰＣでなんとかしていますが……デスクトップでも買うつもりです