『詐欺はいけません!』 |
「っぁん! い、いぃ! もっとぉ、奥へぇ!」 「はぁっ! も、もうでるよ…出るよっ! 一番奥へっっ!」 「あぃいぃぃ! き、て! 一番んぅぅ! 奥ぅ〜っ!」 ミノタウロスも眠る丑三つ時。良い子は皆とっくにナイトメアとチュッチュラビュラビュしている頃のこと。宵ノ宮の西区にあるユニコーンの新婚さんがいる平屋の一軒家では今日も激しいセクロスが繰り広げられている。 膝立ちの男が抱き合う女性の耳や唇を何度もつついては下半身も突き入れ、女性の方もそれは嬉しそうに舌を絡ませながら腰を前後にパンパン振りまくる。 彼が愛撫を止めて自慢の一角に舌を這わせて嘗め回せば繋がったその場所が尚も締め付けだし、彼女の声もトーンが半音ずつ高くなっていく。 「や、やぁ!? つの、ぁ!? 」 「レロッ…カリッ!」 「っっっっ!! っぁ〜〜〜っ!!」 そして舐めるだけで飽き足らず、彼は角を這わせていた舌をいったん離して代わりに彼女の立派で硬質的なそれを串をほおばるようにしてくわえ込んで…犬が骨にそうするようにゴリゴリと彼女の角をかじりだす。 流石に限界間近だった状態の彼女にとってその刺激はあまりにも強烈すぎたみたいだ。彼が銜え込んで数秒も経たずして彼女は音ですらない悲鳴を上げて幾度も痙攣を繰り返すと綻んだ口元からたらりと涎を垂らし出す。 だが余韻に浸る間は本能的に精を貪ろうとする為か膣の収縮がリズミカルに行われる為に彼も… 「う、うぁ! ぁぁ…っっ!」 「くひぃぃんっっっ!? きちぇるぅぅ…こだねじるぅ…いっぱぁ…ぃ…ぁ」 本日何度目か分からない大量の精液を繋がったまま管の奥にある窄まった穴へと勢い欲吐き出してしまう。彼女もまだ余韻から戻っていないにも関わらずそんなことをされたものだから嬌声を漏らした瞬間に一気に体が弛緩した事で彼との繋ぎ目からは大量の本気汁を吐き出させて…俗に言う潮吹きを彼の下腹部近辺目掛けて食らわした。 「…ハァ…ハァ…ねぇアシェン? 」 「ハァ…ハァ…何〜? 武(たける)?」 その潮吹きを合図に暫くの間呼吸を整えていた二人だったが急に彼から声が上がるので彼女は満面の笑みでその言葉を返す。 「今日でお気に入りのローション切れちゃったよね?」 「え? えぇ…そうね? アレ、もう生産中止でしょ?」 アシェンと呼ばれたユニコーンの言うアレとは≪超ぬれぬれスライムX〜ユニコーンさんにも使えます〜≫という魔力ゼロの人魔共用プレイローションのことである。プレイの最初の頃は愛液の分泌が間に合わない彼女の為にこれを多用しているのだが、残念なことに在庫分を残して生産終了のものとなってしまったのだ…。 「そ・こ・で…」 「そこで?」 「ジャジャァーン! ≪マジいき君スーパーデラックス! 〜魔力成分はノゾいてあります〜≫って買って来たんだ!」 某青いネコ型ロボみたいにプレイ後とは思えない明るさで彼女へと見せつけるそれをベッド下から引っ張り出した彼。彼女はと言うと面食らった顔で彼を見ているが次第に顔がひまわりのように明るくなりだして… 「すごぉい! 何それっ!? 何所で買ってきたの?!」 鼻息を荒くさせて彼の顔へ自分の顔を寄せ、綺麗に折りたたんだはずの前足が何時の間にやら片方伸ばされてベッドをごすごすと踏みつけている。 彼☆女☆大☆興☆奮☆!! 「しかも初めての購入って事でタダっ!!」 「何そのドヤ顔っ! ご褒美にチュッチュッしてあげるっっ!!」 「ハハッ! マジテンゴクっっ!!」 あまりの興奮で耳も尻尾も風切音が出る位振り回す彼女に… 彼★大★満★足★!! 「んで、使い心地のアンケートについででいいのでご協力くださいってさ」 「あらそうなの? 会社は何所かしら…」 「えっと…ホブゴブらヴぁ〜ズ ? 」 聞いたことも無い会社の名前に眉を顰める彼に対して彼女は「知らないとこね? でもいいわ…」と一蹴して彼に凭れ掛かるようにして… 「ねぇ…まだまだイけるでしょ?」 「モチロンさぁー♪」 耳元で熱の篭ったあまぁ〜い吐息と共に誘惑の言葉を囁くと彼は亜光速に達する速度で親指と息子をサムズアップして答えたのであった。 「じゃあ…次はコッチに…ね?」 彼女が彼から離れて立ち上がり前足をベッドから下ろして立たせて代わりに彼女の馬体をベッドの上に乗せる。更に止めと言わんばかりに長くさらさらと手で梳ける位決め細やかな尻尾を持ち上げて手で抱える彼女。 勿論今まで行為をしていたから下着なんて穿いているわけも無く… 「…ゴクッ」 「うふふっ…実はまだ武にしてもらいたくて…もっと、もぉっとヌレヌレにして頂戴…ね?」 「ヨロコンデっっ!!」 魔王様のおかげで人間サイズになったケンタウロス種の後ろ、ウマンコの筋からは気持ち程度の液が後ろ足へと垂れ始めた程度だった。 彼は彼女からお願いをされると喜び勇んで買っておいた例の新製品のキャップを毟り取るようにして開封し手と一物にたっぷりと塗りこんだ…その時。 (…ん? なんか股間が暖かい…気のせいか脈も速い…??) 不意に感じたローションへの違和感…でも強請る彼女の前では些細なことであり、魔力成分は除いているって書いてある安心からその違和感を無かったかのように首を横に振って忘れることにしたようだ。 「じゃあ…」 「あふぅん! 冷たくてきもちぃぃ…」 「ほぅら、もっと塗りこむよぉ〜」 彼の手により彼女の痴丘から溢れ出るほどのゼリーを管の中へ塗りたくるとあまりの気持ち良さの為にか彼女が徐々に腰砕けになり始める。それを頃合と見た彼は彼女への愛撫を止めて自分の一本を握ると腰から上ごとウマンコ側へ向ける彼女と目が合った。 「…いくよ?」 「ハヒィ…ハヒィ…うん、いっぱい愛してぇ?」 「言われなくともっ!!」 すっかり出来上がった彼女の甘い声に彼は自身を抑え切れなかったのかウマケツを両手で鷲掴むと荒々しく分身を一気に最奥まで叩きつけた。興奮気味が興奮に代わった彼らは文字通り獣のように互いの快楽を貪っていたんだが… 「あ、あぁぁ! あつ、いぃ! うまんこがぁ! あつぃ!」 「あぅぁっ! ちんぽっ、とけるぅ!?」 想像以上の快楽をもたらしたそのゼリーが塗られた部分が繋がりの最中に一気に異常な程熱くなったのだ。しかも交われば交わるほどに漂い始める彼女の匂いとは違う甘い、言うなれば…そう、『アルラウネの蜜』のような… 「…あぐぅっ!?」 「なっ?! ど、どうしたっ!? アシェン!? おぃっ!!」 その異常すぎる熱に彼が直感的に交わりを中断する為に一物を引き抜いてすぐの事。その異常すぎる熱は彼女の真っ白な体を徐々に変化させる時の副産物のようで… 白い毛並みが見る見るうちにウマンコ周辺から黒毛に染まっていき… クリーミーホワイトだったウェーブヘアーは色素が抜けたのか夜に映える銀髪に… 額にあった見事な一本角はゴトリと音を立てて抜け落ちて、代わりにサキュバスのそれと同じように耳の後ろ辺りからビキビキと音を立てて捩れた角が2本出た… そして暑さから逃れるために目を瞑って自分を抱くようにしていた彼女が汗を滴らせながら目を開けると…その瞳は… 「…アシェン…その目…っ!」 「えっ? …ぇっ!? 赤いっ!?」 寝室の壁にかかっている姿見へ振り向いた彼女は彼の指摘どおり自分の瞳を覗くと…リリムと同じ真っ赤な瞳と目が合った。 「…どういう…ことなの…!?」 「あー…多分だけどね、武?」 ユニコーンを止めさせられてさぞ慌てるであろうと思いきや予想に反して彼女は至極落ち着いており寧ろ大慌てしている彼を窘めてこうなった事の予想を立てたのだ。 「あたし…今『バイコーン』ってのになったんだと思うの」 「バイコーン…?」 「そ、バイコーン…ユニコーンが純潔の象徴ならバイコーンは不順の象徴ね」 「よっ、と」と彼女はウマケツを向けたままだった状態を解いて再び前足をベッドに乗せて畳み彼と視線を合わせて言葉の続きを紡ぐ。 「何でも…ママから聞いた話だとね? ユニコーンとの交わりのときに『ほかの娘の魔力』を帯びたまま愛し合うとこうなるらしいのよ…」 「へぇ…」 「別段変わった感じがないけど…どうなんだろう?」 自分の事なのに何故か他人事のような彼女に戸惑いを隠せない彼。 「でも…そんなことより…」 「へ? …あぅッ!?」 バイコーンに成り立てで精が枯渇しているのか、はたまた残り火が燻っているのか…彼女は彼の一物をそっと手を当てながら逆撫でして彼の劣情を誘う。 「ね? 今とってもシたいのぉ…お・ね・が・いっ」 「イイヨォ! …はっ!?」 「やったぁ! じゃあキスしましょっ! アマゥッ…」 いつもの癖で放ったOKサインで彼女の性欲のスイッチが完全にオンになったみたいでユニコーンのときと同じようなキスのはずなのに…より淫らになっているのは彼の気のせいか? しかしそれは気のせいではなかった! いつもの倍以上のキスを終える頃には彼も彼女もフニャフニャになっているのに彼女の目だけは暗闇が後押しするかのように爛爛と輝いていて… 「さぁ〜! い〜っぱい繋がりましょうっ!!」 「ぇぁ…あひぃぃっ!? アッーーーーーーーー!!!!」 ーーーより淫らにより献身的になった彼女によって朝日が昇るまで絞られた彼であった。 【完】 |
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詐欺ゴブ「誰も一言も『除く』って言ってないだろう?」
宵ノ宮警察妖狐A「ふぅん…覚悟はいい?」 宵ノ宮警察稲荷A「ウチの署長…放火と詐欺には殊更厳しいからね…」 宵ノ宮警察ワーウルフA「まぁ…早いうちに認めりゃ多少は罪が軽くなる…だろう…いや…多分…」 後日逮捕されたコブリンらは『宵ノ宮名物・禮前裁き』に戦々恐々するのはまた違うお話…w どうもーjackryですw 今回はユニ娘→バイ娘への変換の様子を書いてみました。 いかがでしたか?(´・ω・) 感想お待ちしています…(汗 12/05/13 22:03 じゃっくりー |