休日02
よーし、ひとまず休憩だ!
みんな休んでいいぞ!
「はぁ〜...
稼ぎ足りないぜ〜...」
「紅峰、お前また
バイト増やしたんだって?」
「そうっすよ?
お金足りないっすからねぇ」
「そうか...働くのはいいが
あまり無理はするなよ」
「ならもうちょっと
給料上げてもらえないっすか?」
「なるべく善処はするが...
お前ばかりに優遇もできんのだ
許せ。」
「いえいえ大丈夫っす」
「そうか、じゃあまたな」
「ういっす」
オレ、紅峰リンはバイトで
日々を暮らしている
朝は新聞配達、昼はレストラン
夕方は配達、夜はホテルの手伝い
その間にもたまに挟む時もある
妹弟達のご飯は多めに作り
勝手に食べるように言ってある
大変だが、充実した毎日だ
「さてと、次の行きますかねぇ」
最近何故か妹弟達がおとなしい
バイトがしやすいのだが...
何か違和感を感じる
「たまには休みも必要って事か」
何もなければいいのだが
ーーーーーーーーーーーーーーー
「はい、はい、すいません。では」
とりあえず、今日のバイトは
全て休ませてもらえた
普通なら怒られる所だが
「そうか、ゆっくり休めよ」
とどこのバイト先からも言われてしまった
「ただいま〜」
「あ、珍しいね?
おかえりリン兄!」
「ただいまアヤ」
「さっきみんなご飯食べたよ!
レンがミカとシュンを見てくれてるよ」
「いつもありがとうな」
「リン兄ほど頑張ってないよ」
「嬉しい事言ってくれるねぇ♪」
「あ、あとお客さん?というか
友達が来てるよ?今食器洗ってくれてる」
「え、そんなはずないと思うけど...」
「今台所にいるよ」
「わかった、アヤは
アイツら見ててくれる?」
「おっけ」
ーーーーーーーーーーーーーーー
一体誰が来てるんだ...
「おい、アンタ...」
「あ、おかえりなさいませ
リン様♪少しお待ちいただけますか?」
「え?あぁ...じゃなくて!
アンタ!一体何者だ?」
「そうでしたね
申し遅れましたがワタクシは
キキーモラのカルナ・レドムン
と申す者でございます♪
失礼ながら家事を少々手伝わせていただきました」
「家事だけか?」
「他にはお部屋の掃除と
みなさんのお手伝いを
させていただきました」
「そうかありがとう
でももうやらなくていいから」
「...っ!
どうしてでしょうか?」
「うちは使用人なんて必要ない
そんなの雇うお金もないしね」
「しかし...」
「でも、オレも鬼じゃない
行く宛がないのなら
アイツらの面倒を見るって
条件でここに住んでもいい」
「...!
はい!そうさせてください!」
「うちは部屋が少ないから
好きな所で寝てくれな」
「リン様は部屋はあるのですか?」
「あるけどほぼ使ってないから
そこを好きに使ってくれてもいいぜ」
「はい!」
「あ〜それと
うちではその敬語と
メイド服やめてもらえる?」
「え、でもこれは
メイドの魂ですし...」
「ならせめて敬語はなしで」
「わかりま...わかった...です」
「いきなりは無理だろうから
ゆっくり慣れてくれればいい」
「はい!ありがとうございます♪」
「はぁ〜...おーい!
アヤ、レン、ミカ、シュン!
話があるから降りて来てくれ」
ーーーーーーーーーーーーーーー
「という訳で今日から
新しく家族になってくれる
キキーモラのカルナさんだ
おまえら迷惑かけるなよ?」
「ふふ、よろしくお願いいたします」
「よろしくね!カルナさん」
「レンだ、よろしく」
「おねえちゃんよろしくー」
「よろしくー」
「まかせてください!♪」
「オレは普段いないから
こいつらの面倒見るのをを頼むよ
アヤは高3、レンは中3
ミカは小4でシュンが小2だ
オレは普段は大学通ってる
それ以外はバイトに行ってるから」
「今日もバイトだったのでは...」
「何かおかしいってのは
なんとなく感じるんでね
今日は休ませてもらったのさ」
「そうだったのですね」
「リン兄〜久々に勉強おしえて〜」
「アニキ、オレにも」
「おにいちゃんあそぼ〜」
「あそぼ〜」
「そんな一気には無理だぜ?
じゃ、カルナさんミカとシュンと
遊んであげてくれ
オレは勉強組を見るから」
「わかりました♪」
「リン兄はやく〜」
「アニキ、わからない部分が多いんだ」
「おまえら...少しは
自分でやってみろよ...」
「カルナおねえちゃんあそぼー」
「あそぼー!」
「今行きますからね♪」
しかし...あの日
オレ達の後を付いてきた奴
アイツは一体なんだったんだ...
会長、無事かねぇ〜...
リンさ...リンさんの所へ来て数日
ようやくリンさ...リン君に会えました♪
彼こそ、私が奉仕するのに相応しい男性です
ふふ、これから楽しみですわ♪
みんな休んでいいぞ!
「はぁ〜...
稼ぎ足りないぜ〜...」
「紅峰、お前また
バイト増やしたんだって?」
「そうっすよ?
お金足りないっすからねぇ」
「そうか...働くのはいいが
あまり無理はするなよ」
「ならもうちょっと
給料上げてもらえないっすか?」
「なるべく善処はするが...
お前ばかりに優遇もできんのだ
許せ。」
「いえいえ大丈夫っす」
「そうか、じゃあまたな」
「ういっす」
オレ、紅峰リンはバイトで
日々を暮らしている
朝は新聞配達、昼はレストラン
夕方は配達、夜はホテルの手伝い
その間にもたまに挟む時もある
妹弟達のご飯は多めに作り
勝手に食べるように言ってある
大変だが、充実した毎日だ
「さてと、次の行きますかねぇ」
最近何故か妹弟達がおとなしい
バイトがしやすいのだが...
何か違和感を感じる
「たまには休みも必要って事か」
何もなければいいのだが
ーーーーーーーーーーーーーーー
「はい、はい、すいません。では」
とりあえず、今日のバイトは
全て休ませてもらえた
普通なら怒られる所だが
「そうか、ゆっくり休めよ」
とどこのバイト先からも言われてしまった
「ただいま〜」
「あ、珍しいね?
おかえりリン兄!」
「ただいまアヤ」
「さっきみんなご飯食べたよ!
レンがミカとシュンを見てくれてるよ」
「いつもありがとうな」
「リン兄ほど頑張ってないよ」
「嬉しい事言ってくれるねぇ♪」
「あ、あとお客さん?というか
友達が来てるよ?今食器洗ってくれてる」
「え、そんなはずないと思うけど...」
「今台所にいるよ」
「わかった、アヤは
アイツら見ててくれる?」
「おっけ」
ーーーーーーーーーーーーーーー
一体誰が来てるんだ...
「おい、アンタ...」
「あ、おかえりなさいませ
リン様♪少しお待ちいただけますか?」
「え?あぁ...じゃなくて!
アンタ!一体何者だ?」
「そうでしたね
申し遅れましたがワタクシは
キキーモラのカルナ・レドムン
と申す者でございます♪
失礼ながら家事を少々手伝わせていただきました」
「家事だけか?」
「他にはお部屋の掃除と
みなさんのお手伝いを
させていただきました」
「そうかありがとう
でももうやらなくていいから」
「...っ!
どうしてでしょうか?」
「うちは使用人なんて必要ない
そんなの雇うお金もないしね」
「しかし...」
「でも、オレも鬼じゃない
行く宛がないのなら
アイツらの面倒を見るって
条件でここに住んでもいい」
「...!
はい!そうさせてください!」
「うちは部屋が少ないから
好きな所で寝てくれな」
「リン様は部屋はあるのですか?」
「あるけどほぼ使ってないから
そこを好きに使ってくれてもいいぜ」
「はい!」
「あ〜それと
うちではその敬語と
メイド服やめてもらえる?」
「え、でもこれは
メイドの魂ですし...」
「ならせめて敬語はなしで」
「わかりま...わかった...です」
「いきなりは無理だろうから
ゆっくり慣れてくれればいい」
「はい!ありがとうございます♪」
「はぁ〜...おーい!
アヤ、レン、ミカ、シュン!
話があるから降りて来てくれ」
ーーーーーーーーーーーーーーー
「という訳で今日から
新しく家族になってくれる
キキーモラのカルナさんだ
おまえら迷惑かけるなよ?」
「ふふ、よろしくお願いいたします」
「よろしくね!カルナさん」
「レンだ、よろしく」
「おねえちゃんよろしくー」
「よろしくー」
「まかせてください!♪」
「オレは普段いないから
こいつらの面倒見るのをを頼むよ
アヤは高3、レンは中3
ミカは小4でシュンが小2だ
オレは普段は大学通ってる
それ以外はバイトに行ってるから」
「今日もバイトだったのでは...」
「何かおかしいってのは
なんとなく感じるんでね
今日は休ませてもらったのさ」
「そうだったのですね」
「リン兄〜久々に勉強おしえて〜」
「アニキ、オレにも」
「おにいちゃんあそぼ〜」
「あそぼ〜」
「そんな一気には無理だぜ?
じゃ、カルナさんミカとシュンと
遊んであげてくれ
オレは勉強組を見るから」
「わかりました♪」
「リン兄はやく〜」
「アニキ、わからない部分が多いんだ」
「おまえら...少しは
自分でやってみろよ...」
「カルナおねえちゃんあそぼー」
「あそぼー!」
「今行きますからね♪」
しかし...あの日
オレ達の後を付いてきた奴
アイツは一体なんだったんだ...
会長、無事かねぇ〜...
リンさ...リンさんの所へ来て数日
ようやくリンさ...リン君に会えました♪
彼こそ、私が奉仕するのに相応しい男性です
ふふ、これから楽しみですわ♪
17/02/17 16:13更新 / 紫酔染香*・ω・)ゞ
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