数多の粒が宙に昇り雲と成って 数多の雲が空と成った 穹を績める一つの雲は 一粒の雨粒を生み 雨粒は二つ三つと生まれ落ち 万憶 恒河沙那由他 不可思議な無量の数と成って降り注ぐ 降り注ぐ雨は人に触れ物語を紡ぐ 思議は矜羯羅かって摩婆羅に拡がり 無尽に散りて出生せし無我へと戻るも又 無量を知りて無等を感じ不可数の中で不可思と悟る 全ては不可説 不可説不可説 そして又 零に帰す 又、雨が降る…

■ レイニーモーニング 09/11/30 09:48 ■ 別れの空 09/11/30 10:10 ■ ぬくぬこ日和 09/11/30 10:12 ■ レイニーナイト 09/11/30 10:12 ■ 色を知った獣 11/03/03 14:01

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