第1話
パァァァアアア…
ドォォォォォォォン!!
リエ「…ここは…?」
ウィン「今まで居た所とは違うね。そしてこの感じ…どうやら、無事にあたしが元いた世界に跳べたみたい。」
リエ「ここがウィンが元いた世界…なんか、ファンタジーの世界みたい。」
ウィン「リエからしたら、確かにファンタジーだけどね……ん?」
リエ「どうしたの?」
ウィン「なんだろう、この紙…あ。」
リエ「?」
ウィン「これ、神様からだ。」
リエ「神様からなんて?」
ウィン「えと…。」
『これを読んでるということは、お主らは無事に跳べたということだ。頑張っていけよ。そうそう、良いものを見せて貰った礼だ、いくつか餞別をやろう。
1つは、リエがそちらの世界の言葉を理解出来るようにした。文字を読めるし話せるし聞く事も出来る。これが出来ないと苦労するだろうからな。
2つ目はそちらの世界の金を、幾らかリュックの中に入れておいた。大体3日4日分だな。これを元手に暮らせばよかろう。
3つ目。今主らがいる場所は、過去にウィンが暮らしていた場所の近くだ。ウィンよ、しっかりリエをサポートしろよ?
最後に…リエよ。そちらの世界には親魔物派と反魔物派が存在する。これらに気をつけろ。
それでは、主らに幸多いことを祈る。
神より』
リエ「神様…。」
ウィン「嬉しいことしてくれるなぁ。」
リエ「…で、ここはウィンが居た場所の近くと書いてあるけど…どう?」
ウィン「う〜ん…あ、あの山見覚えがある!」
リエ「分かった。じゃあ、あっちに行ってみよう。」
ウィン「…お?」
リエ「看板だ。何々…『この先村有り』。」
ウィン「読めるの?」
リエ「うん。見たこと無い文字なのに、頭に読み方が浮かんでくるの。これが神様が言ってた『餞別』かな。」
ウィン「みたいだね。……村か?」
リエ「ウィン知ってる?」
ウィン「たぶん、あたしがよく寄ってた村だと思う。」
リエ「よし、行こう!」
ウィン「見えた!」
リエ「あれがウィンが行ってた村…。」
ウィン「あ…あの娘!」(バサバサ)
リエ「ちょっ…ウィン!?」
ウィン「お〜い!キャロン〜!」
キャロン「?……あれは!」
ウィン「ただいま!」
キャロン「おかえり!…今まで何処に行ってたの?」
ウィン「ちょっと旅にね…。」
リエ「ウィン待ってよ〜。」
キャロン「…その娘は?」
ウィン「えと……恋人!」
続く
ドォォォォォォォン!!
リエ「…ここは…?」
ウィン「今まで居た所とは違うね。そしてこの感じ…どうやら、無事にあたしが元いた世界に跳べたみたい。」
リエ「ここがウィンが元いた世界…なんか、ファンタジーの世界みたい。」
ウィン「リエからしたら、確かにファンタジーだけどね……ん?」
リエ「どうしたの?」
ウィン「なんだろう、この紙…あ。」
リエ「?」
ウィン「これ、神様からだ。」
リエ「神様からなんて?」
ウィン「えと…。」
『これを読んでるということは、お主らは無事に跳べたということだ。頑張っていけよ。そうそう、良いものを見せて貰った礼だ、いくつか餞別をやろう。
1つは、リエがそちらの世界の言葉を理解出来るようにした。文字を読めるし話せるし聞く事も出来る。これが出来ないと苦労するだろうからな。
2つ目はそちらの世界の金を、幾らかリュックの中に入れておいた。大体3日4日分だな。これを元手に暮らせばよかろう。
3つ目。今主らがいる場所は、過去にウィンが暮らしていた場所の近くだ。ウィンよ、しっかりリエをサポートしろよ?
最後に…リエよ。そちらの世界には親魔物派と反魔物派が存在する。これらに気をつけろ。
それでは、主らに幸多いことを祈る。
神より』
リエ「神様…。」
ウィン「嬉しいことしてくれるなぁ。」
リエ「…で、ここはウィンが居た場所の近くと書いてあるけど…どう?」
ウィン「う〜ん…あ、あの山見覚えがある!」
リエ「分かった。じゃあ、あっちに行ってみよう。」
ウィン「…お?」
リエ「看板だ。何々…『この先村有り』。」
ウィン「読めるの?」
リエ「うん。見たこと無い文字なのに、頭に読み方が浮かんでくるの。これが神様が言ってた『餞別』かな。」
ウィン「みたいだね。……村か?」
リエ「ウィン知ってる?」
ウィン「たぶん、あたしがよく寄ってた村だと思う。」
リエ「よし、行こう!」
ウィン「見えた!」
リエ「あれがウィンが行ってた村…。」
ウィン「あ…あの娘!」(バサバサ)
リエ「ちょっ…ウィン!?」
ウィン「お〜い!キャロン〜!」
キャロン「?……あれは!」
ウィン「ただいま!」
キャロン「おかえり!…今まで何処に行ってたの?」
ウィン「ちょっと旅にね…。」
リエ「ウィン待ってよ〜。」
キャロン「…その娘は?」
ウィン「えと……恋人!」
続く
10/01/09 00:44更新 / SIN
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