連載小説
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ドクドク・ロック/おっぱいがちっぱい
ドクドク・ロック

うた:サイモン&カークランド


ホーネットが夜更けにドクヤリを
ギターの代わりに はじいたら
森の奥の大百足
リズムにうかれて踊ったぜ

ドクドク・ロック(ドクドク・ロック)
ドクドク・ロック(ドクドク・ロック)

ドクドク 毒ロック


寝ぼけまなこのモスマンも
鱗粉散らして 踊ったぜ
路地の真下の水道じゃ
バブルスライムも踊ったぜ

ドクドク・ロック(ドクドク・ロック)
ドクドク・ロック(ドクドク・ロック)

ドクドク 毒ロック


砂漠じゃ寝てたギルタブリル
しっぽをふりふり踊ったぜ
マンティコアもアポピスも
髪ふり乱して踊ったぜ

ドクドク・ロック(ドクドク・ロック)
ドクドク・ロック(ドクドク・ロック)

ドクドク 毒ロック


ドクドク・ロック(ドクドク・ロック)
ドクドク・ロック(ドクドク・ロック)

ドクドク 毒ロック


* * * * * * * * *


おっぱいがちっぱい

うた:こやぎかな


わしがのんで ちちうえものんだから
ちっちゃくなった ははうえのおっぱい
おふろのなかで さわらせてもらったら
くうきのぬけた ゴムタイヤみたい

わしがのんで ちちうえものんだから
おっぱいがでない ははうえのおっぱい
あまかったのか おもいだせない
ちちうえにきいても こたえてくれない

おっぱいがちっぱい
 おっぱいがちっぱい

おっぱいがちっぱい
 うれしいな かたこらない


わしがのんで ちちうえものんだから
ちょっぴり黒い ははうえのおっぱい
ひとさしゆびで ちょこんとおしたら
びっくりするほど かたくなった

わしがのんで ちちうえものんだから
ちっちゃくなった ははうえのおっぱい
もひとり赤ちゃん うまれるときは
またおおきくなるのかな ふしぎ

おっぱいがちっぱい
 おっぱいがちっぱい

おっぱいがちっぱい
 すてきだな かたこらない


おっぱいがちっぱい
 おっぱいがちっぱい
おっぱいがちっぱい

もっとおっきくなりたいな


* * * * * * * * *


曲解説?

『ドクドクロック』
毒、又はそれに近い性質を持つ魔物(魔物娘図鑑T・Uより)
・ホーネット
 槍=麻痺毒、腹部の針=淫毒
・シースライム
 触手=麻痺毒
・バブルスライム
 全身=激臭・媚薬効果・強依存性
・ギルタブリル
 尾の針=麻痺・淫毒
 ※魔物の毒の中で一際強力とされる。
・モスマン
 鱗粉=幻覚
・マンティコア
 尻尾の棘=淫毒
・バジリスク
 視線=催淫毒
 ※“蛇毒の魔眼”見るだけで蝕まれる。
・アポピス
 牙=特殊な神経毒、淫毒・洗脳
 ※時間で消えない為、最も凶悪か。
・クノイチ
 本人は毒を持たないが扱いに優れる。
・大百足
 全身の毒腺・顎=淫毒
・ヴァンプモスキート
 牙=淫毒
・ミューカストード
 粘液=微量な淫毒
etc...

・・・ところで皆さん、蠱毒(こどく)って知っていますか?(つぼまじんを見ながら)


『おっぱいがちっぱい』
ねーねー、どうしてははうえのおっぱいはちっちゃいのじゃ?


─────────────────────────


おまけ

〜ワイワイ、ガヤガヤ〜

にぎわう飲み屋のカウンター。
二人の男が腰掛け、談笑しながら酒を酌み交わしている。

「俺、最近どうも上司のバフォメットに目をつけられてるみたいなんだ」
「ほう、おめでとう」
「いや、それが・・・実は俺、昔から巨乳好きでさ、上司は確かにかわいいけど、その・・・ホルスタウロスを嫁さんにしたお前ならわかるだろ?」
「・・・」

男が無言で立ち上がると、周りの客達はどこからともなく楽器を取り出しムーディな音楽を演奏し始めた。
そして男もどこからともなくマイクを取り出し、歌いだす。


おっぱいがいっぱいいっぱい

うた:ほるたおと


きのうものんで きょうものんだのに
ちいさくならない 妻のおっぱい
妻にたのまれ もみしだいたら
時速300キロの風圧みたい

きのうものんで きょうものんだのに
まだまだでてくる 妻のおっぱい
あまかったのか おもいだせない
味覚はずっと前に マヒした

おっぱいがいっぱい
 おっぱいがいっぱい

おっぱいがいっぱい
 はきそうだもうのめない


あさものんで ひるものんだのに
おっきなままだね 君のおっぱい
ひとさしゆびで ちょこんとおしたら
びっくりするほど ふきだしてきた

ひるものんで よるものんだのに
まだまだでてくる 君のおっぱい
もしも赤ちゃん うまれたときは
もっとでるようになるのかな こわい

おっぱいがいっぱい
 おっぱいがいっぱい

おなかがいっぱい
 ふくらんで妊婦みたい


おっぱいがいっぱい
 おっぱいがいっぱい

おっぱいがいっぱい
 はきそうだもうのめない


男が歌い終わると、周りの演奏していた客達は楽器をどこへともなくしまい、何事もなかったように談笑をはじめた。

キィ、コツコツコツ

「あ〜、こんなところにいた〜! モー、わたしのおっぱいはあなた専用なんだから、飲んでくれないとたまっちゃって痛いのにー!」
「ゴポォ(白目)」


――数ヵ月後、とあるバフォメットの結婚式が、サバト協力のもと盛大に行われたそうな。
17/05/30 22:54更新 / なげっぱなしヘルマン
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■作者メッセージ
元ネタ
今回の元ネタはどちらもみんな〇うたではなく、ひらけ!ポ〇キッキより。

・ホネホネ〇ック
リクエストより。現在では歌詞が放送コードに引っかかるため、放送される際はカットや歌詞が変更される曲。
最初スケルトンで作ろうとしたけどあまりにも元ネタそのままになりそうだったので、ホネ→ドクロ→ドク→こうなった。

・おっ〇いがいっぱい
なげっぱなしヘルマンは頭が沸いているのかと思った方。
ご安心下さい、元ネタも大概ですよ。

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