連載小説
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六日目、午前〜正午(エロあり)

「ベルン!!!」


ベルンの出した手を、素早くサティアが握った。

「ひっ、引き上げてくれ!足を取られた!」

「わかっ・・・う・・・ぐ・・・ちょ、重っ!?」


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[腕力判定、難度 30]
[サティア筋力 25、失敗…]
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ベルンを助けようと力むサティアだが、触手の力は強く、ベルンを引き込むのをわずかに遅らせただけであった。

「ベルン!今俺らも手伝っ・・・」

ロックが慌てて近寄ろうとした瞬間・・・

『びゅばっ!びゅばばっ!ガシィッ!』

「あっ!?」

ベルンの左足や腰にさらなる触手がまとわりつき、数倍に化した強力な力でベルンを引き込んだ!

「うっ、うおぉぉぉぉぉぉっ!?」

「きゃっ、きゃあぁぁぁぁぁぁっ!?」

『ズルッ!ズザザザザザザァッ!』

瞬く間にベルンと、手を掴んでいたサティアが引き込まれ、洞窟の中へ消えて行った。

「ベルーーーーーーンッ!?」
「サティアーーーーーーッ!!」

ロックとベーゼが慌てて洞窟に近づくが。

『ビュン!シュパパァン!』

「がはっ!?」
「ひれぶっ!?」

なんと新たに現れた触手にふたりは弾かれ、すぐさまたくさんの触手が洞窟の入り口を塞いでしまった。

「ちょ、くそ、入れねぇ!?」

「こんのっ・・・離れてな!」

ベーゼがライフル『ランシャマー』を取り出し、触手に向けてぶっ放した。

『ギャガガガガガガガガガガ!!』

『ぶぢぶぢぶぢっ!』

10発ほど放ち、入り口を塞ぐ触手が千切れて乳白色の液体が辺りに飛び散る。

しかし。

『にゅるにゅるにゅるっ!』

千切れてしまった触手の隙間を埋めるように触手が現れ、あっという間にまた入り口を塞いでしまう。

「クッソ、なにこれ!?」

「がーっ!くそ、ラトラ!この洞窟、他に入り口あるとか聞いてないか!?」

「えっと、えーっと・・・あ!オーガたちがね!昨日、私たちがいた場所の近くにもいっこ入り口があるとか言ってた!」

「マジかよ!?くそ、探しに戻るぞ!」

ベルンとサティアを欠いた残りメンバーは、慌てて来た道を引き返し始めた・・・


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

・・・

・・・・・・

・・・・・・・・・・・・

『ガサガサッ!』

「・・・ふぅ、行ったようだねぇ」

ロックたちが去った後、なんと草むらからオーガ一行が現れた。

「私たちの話、聞かれてたんだね〜・・・」

「どうする?姉貴〜?」

「どうするもこうするも・・・」

オーガが洞窟に近寄ると、入り口を塞いでいた触手の一本が首を上げ、ぐぱぁとグロテスクな音を立てて先端から紫色のなんだか分からない気体を吐き出す。

「・・・あんたら、処女とお宝、どっちがいい?」

『処女』(オークふたり)

「よし、今回のお宝は諦めるよ。あの情報屋によれば、まだお宝は別の場所にあるんだから」

『あらほらさっさー』(オークふたり)

その時、ビィブが「あ」と小さく言った。

「ん?ビィブ、どしたの?」

「『エイブ』ー。さっきさー、ご主人様一行が来たとき慌てて隠れたじゃんかー」

「うん」

「そん時、この看板へし折っちゃってさ・・・慌てて隠したんだけど、どしよ?」

ビィブがゴソゴソと隠れていた草むらから、一枚の看板を取り出した。

「元のとこに刺しとけばー?」

「そだねー」

エイブの一言に納得したビィブが、看板を『洞窟の前』の地面にブスリと刺した。

「お前ら!早く行くよ!」

「はいはーい」
「待って姉貴ー」

オーガ一行が森を引き返してゆく。

残された看板には・・・





危険!この洞窟、強力な魔力瘴気発生により、学生の立ち入りを禁ず!
by リクラスト学園』





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[立ち入り禁止の洞窟]
(ダンジョンLevel unknown
(ダンジョン特性 『魔力瘴気』)

『入り口、歓迎の触手の間』


「うぉぉぉぉぉぉっ!?」

『ドシャアッ!』

「あべっ!」


触手に引き込まれたベルンは、入り口から投げ飛ばされ、長い洞窟の坂を転がり落ちていった。下まで下ると、うつ伏せの状態で倒れてしまう。

「きゃあぁぁぁぁぁっ!!」

『ドッスン!』

「ぐぇへっ!?」

さらにその背中へサティアの巨体(蛇の尻尾的な意味で)が勢いをつけてプレスをかました。

「あっ!?ご、ごめん!!」

「・・・とりあえず、退いてくれ・・・」

サティアが慌てて背中から降り、ベルンの手を引いて助け起こした。

「ごめん・・・」

「気にすんな・・・お前は俺を助けようとし・・・っ、たんだから・・・」

「・・・痛みで頬、引きつってる」

「言うなよ・・・かっこ悪いから・・・」

そうしてふたりが立ち上がる。
そして、ベルンが松明を取り出し、火をつけると・・・


『にゅるにゅるにゅるぅ』


「・・・う」

「・・・げ」

ふたりの周りから、何本かの触手が囲うように生え出した。厳密に完全に囲ってはないのだが、来た道は坂で登れない。もう片方の行けそうな道は、すぐそばに触手が生え、どうしても触手に捕まりそうだ。
ふたりは背中合わせになり、周りの触手を警戒する。

「なんでこんな触手がいるんだよ・・・」

「私に聞かないで・・・パパとママの冒険日誌じゃ、こんなおぞましい風景読んだことないわ」

ふたりの周りの触手はじりじりとふたりに距離を詰めてくる。
背中合わせのまま、ベルンが切り出した。

「・・・サティア、強行突破するぞ」

「きょ、強行突破?」

「あの道を狭めてる触手をなんとかして、ダッシュで道の向こうまで駆け抜ける。それくらいしかない」

ベルンが指差したのは、坂道とは違う方の道。要は奥へ行くしかないと言っているのだ。

「しょ、正気?なにがあるかわかんないのよ?」

「ならむざむざこの触手どもの苗床にでもなるか?」

「な、苗床って・・・」

その時。



『にゅるん。にゅぱっ』



「・・・へっ?」


サティアの目と鼻の先に一本の触手が近づき、その先端を開いた。

明らかにチ◯コ形状の雄しべらしきものが露出した。



「ギャーーーーーーーーーッ!!!
キモいーーーーーーーーーッ!!!」




絶叫したサティアが、雄しべの根元部分に勢いよく手刀を叩き込んだ。

『ぐにゅん!ぶちゃあぁっ!』

なんとも言えない触感がサティアの手に伝わった瞬間、雄しべの先端から黄色いでろっとした粘性の液体が吐き出され、地面を汚した。

「うきゃーーーーーーーーーッ!?」

「うるせぇよ!耳元で叫ぶな!!」

「感触ガキモイ!ナンカ出タ!?デロデロシテル!?生臭イヨコレ!?」

「落ち着けって!」

錯乱したサティアの声に反応するかのように、触手たちが一斉に襲いかかった!


〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜

[戦闘開始!!!]

ーーーーーーーーーーーーー
[モンスター判定 難度 30]
[ベルン知識点 19、失敗…]
ーーーーーーーーーーーーー

『触手の群れが現れた!』

ベルン「サティア!しっかりしろ!来るぞ!」

サティア「キモいキモいキモいーーーッ!全部ぶちぎってやる!!!」


〜〜〜〜〜〜俊敏点〜〜〜〜〜〜
1:ベルン、15(前衛)
2:サティア、10(前衛)
3:触手?A、?(前衛)
4:触手?B、?(前衛)
5:道を塞ぐ触手?、?(後衛)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

[特殊勝利条件!]
[道を塞ぐ触手の撃破後、逃亡]


〜〜〜〜〜〜
[ターン1]
〜〜〜〜〜〜

[ベルンの行動]

ベルン「狙うはあいつだけだ!」

ベルンは道を塞ぐ触手?に狙いを定めた!

ベルン「くらえっ!」

『ガゥーン!ガゥーン!バキッ!』

2発命中した!
15*2=30ダメージ!

ファンブル発生!こんなときにヴィンギナーの引き金が折れてしまった!

ベルン「ちょーーーっ!?よりによって今かよーーーッ!?」

(ファンブルが出たあと、運勢点を使って再度判定をします。それでファンブル時のデメリットを決めてます。ファンブル→ファンブル出て吹いたww)


[サティアの行動]

サティア「あーもう!なにやってんのよ!」

サティアは手のひらに魔力を込め、道を塞ぐ触手?を狙う!

サティア「『蛇導拳』!!」

『ビュバァゥッ!』

命中!
20/2+3=13ダメージ!

サティアの魔力残量減少。
[魔力 20 → 17]


[触手?Aの行動]

『にゅるにゅる・・・ブシューッ!』

触手?Aは煙を吐いた!

ベルン「ぐっ!?なんだ!?げほっ!?」

ベルンには効かなかったようだ。

サティア「・・・っ!?」

サティアの様子がおかしい・・・

サティアは[??]になった!


[触手?Bの行動]

触手?Bはベルンに向かって突撃した!

『びゅるんっ!シパーーーン!』

ベルン「うげっ!?気持ち悪っ!?」

ベルンは慌てて避けた!
触手がムチのようにしなり、地面を叩いた!


[道を塞ぐ触手?の行動]

道を塞ぐ触手?はじっとしている・・・
触手の傷が癒えてゆく!



サティア「・・・う、くっ・・・」

『ドクン』

[精神点 18 → 12]



〜〜〜〜〜〜
[ターン2]
〜〜〜〜〜〜

[ベルンの行動]

ベルン「もうひとつの拳銃で!」

ベルンは道を塞ぐ触手?に狙いを定めた!

ベルン「もう壊れんなよ!」

『ガゥーン!ガゥーン!ガゥーン!』

2発命中した!
15*2=30ダメージ!


[サティアの行動]

サティア「はぁ・・・はぁ・・・うっ、く・・・」

サティアは手のひらに魔力を込め、道を塞ぐ触手?を狙う!

サティア「じ、『蛇導拳』!!」

『ビュバァゥッ!』

命中!
20/2+3=13ダメージ!

サティアの魔力残量減少。
[魔力 17 → 14]

ベルン「おい、どうした?大丈夫か!?」

サティア「だ、大丈夫よ!集中しなさいよ!バカ!」


[触手?Aの行動]

『にゅるにゅる・・・びゅばぁっ!』

触手?Aは粘液を吐いた!

『べじょべじょっ!』

ベルン「うっげ!?」

サティア「きゃあっ!?」

粘液がふたりの身体にかかる!

『ブシュ〜ッ!』

ベルン「なっ、なんだこれ!?」

サティア「う・・・!?」

ふたりの粘液のかかった部分の服が煙を上げた!

ベルンはズボンが溶けてしまった!
サティアはアイアンベストが半壊してしまった!防御力が2になった!


[触手?Bの行動]

『にゅるん♥』

触手?Bはサティアに近づいた!

『しゅばっ!』

サティア「ひっ!?や、やだっ!?ちかづくなぁっ!!」

『バチィン!』

触手はサティアの口目掛けて突撃を試みた!
しかし、サティアに弾かれてしまった。


[道を塞ぐ触手?の行動]

道を塞ぐ触手?はじっとしている・・・
触手の傷が癒えてゆく!



サティア「・・・はっ、はっ、はぁっ・・・////」

『ドクン、ドクン・・・』

[精神点 12 → 6]



〜〜〜〜〜〜
[ターン3]
〜〜〜〜〜〜

[ベルンの行動]

ベルン「さっさと死ねっつの!」

ベルンは道を塞ぐ触手?に狙いを定めた!

『ガゥーン!ガゥーン!ガゥーン!』

3発命中した!
15*3=45ダメージ!


[サティアの行動]

サティア「はぁ・・・はぁ・・・うっ、く・・・」

サティアは手のひらに魔力を込め、道を塞ぐ触手?を狙う!

サティア「じ、『蛇導け』・・・ふぁっ・・・////」

『シュウゥゥゥ・・・』

技の発動に失敗した!
溜めた魔力が発散してしまった!

ベルン「お、おい?サティア?しっかりしろ!」

サティア「う、ぐ・・・ご、ごめん・・・////」

ベルン「謝らなくていい、キツかったら、守りに集中しろ!」


[触手?Aの行動]

触手?Aはベルンに向かって突撃した!

『びゅるんっ!』

ベルン「当たらないっつの!」

ベルンは冷静に避けた!
触手?Aが横向きに空振る!


[触手?Bの行動]

『にゅるん♥』

触手?Bはサティアに近づいた!

『しゅばっ!』

サティア「ひっ!?や、やっ!?////」

『ビリィッ!』

触手?Bは、サティアの服を剥ぐことに成功した!防御力が0になった!


[道を塞ぐ触手?の行動]

道を塞ぐ触手?は行動しない。
触手の傷が癒えてゆく!



『ドクンッ、ドクンッ!』

サティア「・・・あぅ、う、はぁっ・・・♥」

『ドクンッ、ドクンッ!!』

『きゅぅん♥』

[精神点 6 → 0]

サティアは股間を押さえ、頬が紅く染まっている・・・



〜〜〜〜〜〜
[ターン4]
〜〜〜〜〜〜

[ベルンの行動]

ベルン「さっさと死ねっつの!」

ベルンは道を塞ぐ触手?に狙いを定めた!

『ガゥーン!ガゥーン!ガゥーン!』

2発命中した!
15*2=30ダメージ!


『べしゃあっ!』

道を塞ぐ触手?が力尽きた!



ベルン「やった!今だ!逃げるぞ!」

『ぎゅっ』

ベルンがサティアの手を握って駆け出した!

サティア「〜〜〜っ♥」



[ベルンたちは逃げ出した!]

〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜


『にゅるにゅるにゅるにゅるぅっ!』

くだばってない触手がベルンたちを追うが、すでに駆け始めたベルンたちを絡めとれず、安安と隣の部屋に続く道へ行かせてしまった・・・


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


『入り口、歓迎の触手の間
→第一室、安らぎの間』


サティアを引いてベルンが飛び込んだ通路の先には、小さな部屋があった。
さっきの触手部屋が夢か何かのようで、ピンク色の照明がうっすらと部屋を照らしていた。

「な、なんだここ・・・」

「・・・・・・」

ハッと気づいたベルンが振り向くと、サティアが胸を抱えてうずくまっていた。

「サティア!?どうした!?具合でも・・・あ・・・」

そこでベルンは、サティアの抱える胸が、下着もなにもない状態だということに、始めて気づいた。先の触手に剥がれたのだろう。
彼女の腕の中の大きな乳は腕に押しつぶされて形を変えている。小さいピンクの丸いものもチラリと見えていた。

「わ、わるい!まじまじ見ようとか、そ、そんなつもりじゃ・・・」

慌ててベルンは後ずさり、視線を彼方に向けた。サティアはゆっくりと顔をあげ、ベルンを見た。

「・・・ベルン・・・」

「え!?あ、なんっ・・・!?」

ベルンが視線を戻すと、サティアが腕の位置をずらし、乳を見せつけるかのように腕で軽く持ち上げていた。

「さ、サティア・・・?」

「ベルン・・・熱い、熱いの・・・♥身体が熱い・・・触手のガスを吸ってから・・・もう、耐えられないの♥」

嫌でも気になる乳が徐々に迫り、固まったまま動けないベルンに密着した。さらにラミア種特有の蛇尾部分がベルンとサティアをゆっくり包む。

「お、おい・・・サティア・・・お、落ち着けよ・・・」

「無理・・・落ち着けないよ♥ベルンの顔が、こんな近くに・・・♥」

童顔よりな可愛い顔と紅く染まった頬が、徐々にベルンに迫る。
ベルンが生唾を飲み込んだ時、ぎゅっと顔を寄せたサティアの瑞々しい唇が、ベルンの唇を捕えた。

「んっ・・・んん♥あむ、ちゅ・・・♥」

『ぬるっ』

「っ!!?」

いきなりの出来事の連続に混乱しているベルンに、さらなる出来事と、未知の感覚が襲った。

サティアがさらに顔を密着させようと両腕をベルンの首に回した。それによってサティアの巨乳がベルンの胸に押しつけられ、固く尖った乳首の存在に気づかされる。
さらに口内にぬるぬるした何か、正体を言ってしまえば、サティアの舌が侵入し、ベルンの舌に巻きついた。ラミア種、というより、蛇の長い舌がベルンの舌全体を包み込み、口内のあちこちや唾を舐めまわす。

「じゅるるっ♥じゅぞっ♥ずずっ♥ずずずずっ♥」

下品な音がたつことも気にせず、サティアは目を細めて嬉しそうに舌を動かし、零れそうになるベルンの唾を飲み込む。ベルンの方は、最初は面食らっていたが、目の前、いや、自分がとてつもなく淫靡な状態にいることに気づくと、どんどん興奮が募っていく。

「・・・♥」

「んんっ!?」

そのとき、ピタリと口の動きを止めたサティアの目がより嬉しそうに細まり、ベルンの首に回していた腕を下ろして、溶かされたズボンを無理やりに降ろす。さらに興奮でガチガチになったベルンのペニスを柔らかく握り、ゆっくりとしごき始めた。

『シュッ、シュッ、シュッ・・・』

「・・・んっ♥ジュルルルッ♥ちゅぷ、じゅるっ♥ちゅるるっ、じゅぞぞぞっ♥」

ペニスのしごきとともに口内の舌責めが再開され、ベルンは目を見開いて手をぎゅっと握りしめ、上から下から襲ってくる快楽に必死に耐える。

(なんだ!?なんなんだこりゃあ!?サティアが俺にキスして、気づいたらベロチューで、さらにアレがしごかれて・・・あぁふざけんな、こんなん気持ちよすぎて・・・)

『にちゃにちゃにちゃにちゃ!』

ガマン汁でさらに滑りが良くなったペニスが激しく上下にしごかれ、ベルンはもう決壊寸前で腰がガクガクしはじめる。



『ぴたっ』



そのとき、ふとすべての責めがやんだ。

「・・・ぷはっ♥」

サティアが顔を離し、ふたりの舌の間に粘っこい涎の橋がかかる。

「ベルン♥もうイク?イっちゃう?おチンポミルク、出ちゃう?♥」

サティアのいつものコロコロ変わる、どちらかといえばコメディタッチな顔から予想できないほど、エロく、欲情を誘う表情から紡ぎ出された言葉に、ベルンは無言で首を上下に振った。



「・・・じゃあ、ここで出して♥」



少しサティアの蛇尾の包み込みが弱まると、サティアが腰布を取っ払い、自分から両手で秘所を割り開いた。

もうそこはドロドロに蕩け切っており、こんこんと愛液を湧き出させる穴がくぱくぱと開閉し、ベルンのペニスはまだかと言わんばかりだった。

それを見たベルンは、なにも言わずに生唾を飲み込み、フリーだった両腕でガッチリサティアをホールドして、いきり立ったペニスを突っ込んだ!

『ずぶずぶずぶぅっ!』

「あぁぁぁぁぁぁっ♥♥」

「・・・ッ!!!」

突き込まれた熱く昂った肉棒の快感にサティアが叫び、受け入れられた蜜壺のねっとりした愛撫にベルンが呻いた。

だが、ベルンはそれで止まるどころか、さらに快楽を貪ろうと腰を乱暴に振り始めた。

『ばちん!ばちん!ばちん!』

「あっ♥あぁっ♥ふかっ、ひんっ♥奥ぅ、はげひぃぃぃっ♥」

下手すればレイプと間違われても仕方がないほど乱暴な抽送だったが、サティアは舌を突き出し、頭の蛇たちが悶え苦しむほどの快楽を享受し、しかしベルンの邪魔をしないよう、それどころか腰の動きを後押しするように蛇尾の締め付けに強弱をつけていた。

「・・・ッ!がぁっ!無理!もう無理!耐えられん!」

サティアを抱きしめる腕にさらに力を込めたベルンが唐突に叫ぶ。

「知らないからな!サティアが悪いんだからな!俺を誘惑して・・・膣内に出してやる!」

「うんっ♥らしてぇっ♥ベルンのせーし♥ぜんぶらしてへぇっ♥♥」


『ぶつん』


ベルンの頭の中で何かが切れ、最後に大きく腰を引き、ぐんと子宮口を貫く勢いでペニスを押し入れた。

『ばっちん!!』

『ドプッ!どびゅるるるるる!!』

「あっ、あっ!あぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ♥♥♥」

サティアは子宮に精子が入ってくる感覚に打ち震え、身体を仰け反らせて身体を痙攣させた。

ベルンはベルンで、ざっと一週間近く溜めていた精子をすべて吐き出すため、時折腰を震わせながらも、ずっとサティアのうねる膣の快楽に負けずにサティアを抱きしめていた。

「あ・・・はぁっ・・・ベルぅン・・・好き♥」

最後にサティアが、蕩けた顔でベルンの口に舌を伸ばし、ベルンに舌を吸ってもらった・・・



・・・

・・・・・・

・・・・・・・・・・・・



死ぬっ!!!私、今、ここでっ、死ぬっ!!!

「落ち着けバカ!ヴィンギナーから手を離せ!!!」

しばらく後。
サティアが急速にクールダウンして冷静になると、いきなり床でのたうちまわって恥ずかしがった挙句、ベルンからヴィンギナーを奪って自殺しようとし始めた。

「あんなっ!あんな娼婦みたいな誘い方してっ!ベルン襲って・・・襲っ・・・あぁぁぁぁぁぁっ!////」

またもや恥ずかしがって床でのたうちまわるサティア。ベルンは秘かにヴィンギナーの弾倉に弾がなかったことにホッとしながら、のたうちまわるサティアになんと声をかけようかと考えていた。

「あー・・・えっ、とさ・・・あれだろ?触手のガスに、催淫効果でもあったんだろ?しょ、しょうがねぇじゃねぇか!女や魔物を発情させて犯すのがあいつらの定石なんだから、その影響でちょっとエロくなってもさ!・・・ちょっとではなかったけど・・・」

そう言うと、サティアは一瞬止まったが・・・



「・・・アンタがこのシチュでそういう反応するから余計悔しいわーーーーーーっ!!!



両手で床を思いっきり殴りつけた。

「・・・え?え???」

(最後に好きとまで言ったのに全部触手のせいにするベルンのバカ、ベルンのバカ、ベルンのバカぁ・・・)

困惑するベルンを尻目に、サティアは両手で床を叩きながら涙を流して悔しがった。


そのとき。


『ズ、ズゥン・・・』


『!?』

ふたりがハッと顔を上げた先、次の部屋に続く扉の向こうで、巨大な何かが歩くような振動がした。

「・・・行くか?」

「・・・行くしか、ないわよね・・・」

ふたりは立ち上がり、自分の荷物を持ち・・・

「・・・あ、サティア」

「・・・なによ?」

「これ、着とけ」

ベルンは、自分のマジアンベストを脱いで、サティアに渡した。

「え・・・でも、そしたらベルン・・・」

「俺は後衛でもいいし、なにより・・・その・・・女の子が上半身薄着は・・・な?」

頬をぽりぽり掻きながら言うベルンに、サティアが少し頬を紅くした。

「ふ、ふん!わかったわよ・・・言っとくけど、絶対前に出ないでよ!」

「分かってるよ」

(・・・怪我、されたくないもん

秘かに思ったことを、サティアは口にはしなかった。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


[一方、ロックたちは・・・]


「こ、この河岸壁、全部探すのか!?」

ロックたちは草原フィールドにあるであろうとされるもうひとつの入り口を探すことにしたのだが、3、4フィールドに渡る岸壁を地道に探すのは、流石に時間がかかりすぎる。

「クソッタレ!どうすんだよ!?」

「確証がないいじょう、探し回るしかないよ!」

「どこか、フィールドを絞って探してもいいかもしれません!」

「はやくー!はやくー!!!」

そうして、ロックたちは・・・



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

1、フィールドAを探した
2、フィールドBを探した
3、フィールドCを探した
4、フィールドEを探した
5、闇雲に別れて探した

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12/05/17 12:46更新 / ganota_Mk2
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■作者メッセージ
久しぶりのエロだぜ!
みっじけぇ・・・
クォリティひっくい・・・
ごめんなさい(′・ω・)

触手プレイなんてなかったんや・・・
いや、変に出目が良かっただけなんですがね。

さて、今回の選択肢はひとつだけ『当たり』があります。
それを推測してください。

え?ヒント?考えてください(ニコッ

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