『ベッドルーム』(ホーキス一室目)
「さて、どうしましょうか・・・」
神父のホーキスが1階のとある扉を開けると、中は長い廊下になっており、そこにまたたくさんの扉が連なっていた。ホーキスは、ゆっくり歩きながら扉に耳を当てたりして色々部屋の中を勘ぐっていた。
「どこから入りましょうか・・・ん?」
その時。ホーキスの進行方向、10mほど離れたところの扉が開いた。
『キィィィィ・・・パタン』
中から、ひとりの『シスター』が出てきた。彼女は扉から出て扉を閉めるまで、ずっと顔をホーキスから背けるようにしていたが、扉を閉めた時、チラッと一瞬、ホーキスを見た。
その目が合った瞬間、ホーキスは驚きで目を見開いた。
「・・・る、『ルシェル』!?ルシェルですか!?」
その名を叫んだ瞬間、シスターはニコリと微笑んだ。
そして、さっと身を翻し、廊下の奥へと駆け出した。
「まっ、待ちなさい!ルシェル!ルシェルなのでしょう!?」
ホーキスは彼女がルシェルという女だと確信した途端、女を追って全力で走り出した。
「ルシェル!待ってください!あのことを!あのことを謝りたいのです!ルシェル!ルシェル!」
しかし、ルシェルの足の速さはホーキスと全く同じで、ふたりの距離は全く縮まらなかった。
「ルシェル・・・ルシェル!」
そして、ルシェルと呼ばれ続けた女は、廊下の突き当たりの扉を開けて入ってしまった。
「ルシェル!!」
ホーキスは、何も疑わずに扉を開けた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「・・・はっ!?」
ホーキスは、扉を開けて入った瞬間、その歩みを止めてしまった。
中はワンルームの寝室だった。
部屋の中心にダブルベッドが置かれており、三方の壁には『逆さ十字架』がかけられている。部屋の右奥にはタンス、左右の壁にぴったり張り付くようにエンドテーブルが置かれ、それらの上には何かの香が置かれているが、煙は出ていなかった。
そして、そのベッドの前には、先ほどのシスターがいた。
「・・・る、ルシェル?」
ホーキスがおそるおそるシスターに近づこうとする。
「ダメです!近寄らないでください!」
シスターが、ホーキスに背を向けたまま叫んだ。
「・・・あ、あぁ・・・」
ホーキスは、その声を聞いた途端、ボロボロと涙を流し始めた。
「ルシェル!その声は『ルシェル・ファンダリア』でしょう!?」
「・・・」
シスターは、無言でふるふると首を振った。
「いいえ!その声は聞き間違えません!貴女はルシェル!私が・・・私が見殺しにしてしまったはずの、ルシェルでしょう!」
見殺し。そのワードを聞いた瞬間、ルシェルの肩がびくりと震えた。
「私が・・・私がまだ新米神父の頃!私はひとりではなかった。貴女とともに神の言葉を学び、ともに苦楽を味わい、ともに洗礼を受け、ともに人々に神の言葉を説いた!」
ホーキスは、ゆっくりと歩みを進め、ルシェルに近づく。
「しかし・・・貴女は魔物に襲われてしまった!私は・・・愚かな私は、貴女が目の前であの天使に化けた魔物に襲われているのを見ながら、逃げてしまったのだ!貴女の叫びを、悲鳴を、助けを求める声を、耳を塞いで聞かずに、必死こいて逃げてしまったんだ!」
ホーキスの涙は止まらない。己が過去の罪を吐露し、その懺悔を目の前の本人に求めるかのようにルシェルに語りかける。
「私は後悔した!貴女を救う試みさえしなかったことを!持っていた護身用ナイフを振ることさえしなかった自分を!私は、20年の間、貴女に赦してもらうために、人を救い、孤児を養い、魔物を滅し続けたのだ!しかし・・・まさか生きていたとは思わなかった・・・ルシェル!今一度、謝らせてくれ!ルシェル!」
ホーキスは、ルシェルを抱けるところまで近づいていって・・・
「・・・なっ!?あ、あぁ・・・」
ホーキスは、目と口を開いたまま、後ずさりをした。『見てしまった』ものが、信じられなかったからだ。
「・・・見てしまいましたね、ホーキス様」
ルシェルが振り向く。
『20年前のままの容姿の』ルシェルが、振り向いた。
『頭に魔物の角を生やした』ルシェルが、悲しい表情をしていた。
「・・・だから、だから私は、『近寄らないで』と言ったのです、ホーキス様。貴方の嫌いな魔物になってしまった、私を見られたくなかったから・・・」
ルシェル・ファンダリアは、ダークプリーストになっていたのだ。
「ルシェル・・・その、その姿は・・・」
「・・・まさに、貴方が私を見捨てた20年前、私は、ダークエンジェルに襲われました」
ルシェルは、悲しい表情のまま、ポツリポツリと話し始めた。
「あの時は怖かった・・・ダークエンジェルに捕まり、自分がなにをされるのか分からなかったから・・・でも、私はダークエンジェルに快楽と魔力を身体に刻まれました。それだけでなく、そのダークエンジェルに気に入られ、パンデモニウムで長い間、寵愛を受け続けたのです。結果、私はダークプリーストになっていました」
ルシェルは、ホーキスに向き合ったまま動かなかった。ホーキスは口をぽっかり開けたまま、何をするでもなく、ルシェルの話を聞いていた。
「ある日、私は、ホーキス様、貴方のことを思い出したのです。快楽の波に揉まれていた中、貴方にもこの快楽を味わって欲しい、貴方と共にいたいという欲望から、ダークエンジェルの制止を振り切り、パンデモニウムから貴方の元へ行ったのです」
そこから、ルシェルは耐えられなくなった様にまくしたてた。
「でも、でも貴方はっ!私が快楽を貪っていた間っ!ずっと独りで己を責め続け、20年間誰にももたれかかることもなくっ!独りで、たった独りで、魔物を滅するという悲しく、辛い任を全うしていた!私は・・・その姿を一目見た瞬間・・・申し訳なさと・・・自己嫌悪で心がぐしゃぐしゃになりました!なんでもっと早く来なかったんだろう!一度でも帰って、私は生きていますと言っていれば!貴方は!今まで苦しみ続けることはなかったのに!」
徐々に彼女が着ていた修道服が染まり、そこから『本当の姿』が露わになっていく。
服は黒く染まり、胸元や足が露出し、首や腕に鎖が現れ、さらに背中から羽と尻尾が伸びる。すべて魔法で隠していたのだが、ルシェルの感情の揺らぎにより、すべてが現れてゆく。
「・・・今から思えば、私は貴方を愛していたいたのだと思います。人としてではなく、女として、貴方を、ホーキス・ゼレウスを愛していたのだと。でも・・・私はもう穢れきった身。貴方に告白するなど許されません。・・・ですが、私は貴方に言いたいことがありました・・・だから、私はこの館にいたのです。貴方なら、必ず他の魔物たちを滅し、ここを訪れるでしょうから・・・」
ルシェルは、はっきりとホーキスを見定めて、言った。
「・・・20年前、ダークエンジェルに捕まったとき。貴方が逃げたことに、私は怒りも、恨みも感じてません。それどころか、あの時、貴方は耳を塞いで聞いてなかったでしょうが・・・私は、必死に『逃げて』と言っていたのです。だから・・・今、貴方が無事で・・・幸せです」
「・・・ッ」
ホーキスが、ぎゅっと拳を握った。
ルシェルは、ポケットから鍵を取り出した。
「これは、館の出口の鍵です。この館には、7つの出口の鍵がありますが、これはそのうちのひとつです。どうぞ、『私を滅してから』この部屋を出て行き、この館から脱出してください」
「・・・な、に?」
ルシェルは微かに震える身体を隠して、ニコリと笑った。
「この部屋は、私が気絶、もしくは死ななければ開かないんです。ほら、後ろの扉は閉まっているでしょう?」
ホーキスが後ろを向くと、確かにいつのまにか扉が閉まっていた。
「・・・本来なら、エンドテーブルに置いてある『媚薬香』を焚き、交わって私の気をやることで失神させて鍵が開く、という仕掛けなんですが・・・ホーキス様は、私と交わりたくないでしょう?魔物である、私なんかと・・・」
ルシェルは悲しそうな口調で言うが、顔は笑ったままだった。
「さぁ、ホーキス様。私を滅してください・・・お願いします」
「・・・・・・」
ルシェルが鍵を床に落とし、目を閉じた。
ホーキスは、腰に差してあった神聖属性を付与したナイフに手にとった。要は、魔を滅するのに使うナイフである。
無言で近づき、ホーキスは大きくナイフを振りかざして・・・
「・・・ルシェル」
「・・・・・・」
黙ったままのルシェルに、振り下ろした!
『ぎゅっ』
「・・・・・・え?」
ルシェルは驚いて瞼を開いた。
彼女に訪れたのは、ナイフが刺さる痛みでも、滅せられる未知の感覚でもない。
ホーキスの、抱擁による温もりだった。
「・・・ホーキス、様・・・?」
「・・・無理だ。ルシェルを滅するなんて、私にはできない」
ホーキスの声は、震えていた。
「・・・貴女は、私の世界で最も愛した女性だ。殺すなんて、主神様に逆らっても、できない・・・」
ルシェルは、ホーキスに抱きしめられたまま、目をパチクリさせた。
「・・・私、魔物ですよ?」
「それがどうしました。ルシェルはルシェルです」
「・・・私、貴方を襲いますよ?」
「貴女に襲われるなら本望です」
「・・・私、穢れてますよ?」
「なら私も共に穢れましょう。道を違える前、すべてを共にしたではありませんか」
『カツーン・・・』
ホーキスの手からナイフが転げ落ち、より強い力でルシェルを抱きしめる。
ルシェルは、ぐんぐん目頭が赤くなり、また涙がボロボロ流れ始めた。ぎゅっと細い腕でホーキスを抱きしめる。
「ホーキス様・・・ホーキス様ぁ・・・」
「ルシェル・・・二度と離しません・・・今度こそ、いつまでも一緒です」
「ぐすっ・・・嬉しい・・・ひっぐ・・・うあぁぁぁぁぁぁぁ・・・」
ふたりして膝から崩れ落ち、ホーキスは歯を噛み締めて涙を流し、ルシェルは大声で泣き始めた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「ホーキス様♥」
ベッド傍のエンドテーブルに置かれた香に火をつけたルシェルが、ベッドで横になったホーキスに覆いかぶさる様にし、愛する名前を呼んだ。
「ルシェル・・・その、私はあのような香など焚かなくても、貴女を抱くというだけで興奮が止まぬのですが・・・」
「いいえ、あの香には興奮作用に加え、気持ちを正直にさせ、本能がままに動けるようにさせる作用があります。それがあった方が、ホーキス様の本当の欲望を知ることができますから♥」
「ルシェル・・・」
「初めてだからと固くならないで。遠慮なんかしないでくださいね、ホーキス様♥」
そして、ルシェルがホーキスに顔を近づけ、キスを・・・
「うわーーーーーーん!話が違います!ルシェル様ぁっ!」
その時!急にタンスが勢いよく開き、中から『ルシェル』が現れた!
「・・・なっ!?る、ルシェル!?」
「ちょっ!?『ベルルカ』!?」
「ひどいです!ずるいです!ずるいですぅ!私が最初で、そのあと、神父様をふたりで愛するって話だったじゃないですかぁ!」
突然、タンスの中から現れたルシェルの身体が黒くなり、すぐ縮み、そこには真っ黒の服に、長い前髪で目元が隠れた地味な女の子がいた。
その娘は、ホーキスも知る娘だった。ホーキスが養父として養っていた、孤児のひとりだったから。
「べ、ベルルカ!?貴女、ベルルカですか!?貴女も魔物だったんですか!?」
「そうですぅ!『ドッペルゲンガー』っていう魔物で、今回、ルシェル様に変身してこの部屋に連れてきたら神父様の初めてはもらえるって条件だったのにぃ!」
「チィッ、恥ずかしがり屋だから行為さえ始めてしまえばうやむやにできると思ったのに・・・はっ!?媚薬香で魔物の本能を刺激されたの!?」
事態を飲み込めていないホーキスを置いて、ルシェルとベルルカは言い争いを始めた。
「ルシェル様の嘘つき、嘘つき、嘘つきぃ!私が神父様の側にずぅっといながら、魔物だからってずぅ〜っと、告白せずに我慢してたのを知ってるくせにぃっ!」
「うるさいですわ!私は魔物化する前からホーキス様を想っていたのです!貴女がホーキス様を想った年月のほうが長いですわ!ホーキス様の初めてをあげるわけないでしょ!」
「だからって嘘つくなんてひどいです!神父様がこの部屋に真っ先に来たのは、私が変身したからじゃないですかぁ!」
「ホーキス様が私を想っていらっしゃるから来てくれたの!貴女のおかげではないくらい自覚しなさいロリビッチ!」
「私はまだ処女ですぅ!(;ω; )」
片や小さい子の駄々こね、片や元シスターとは思えない口の悪さ。なんという収束の見えない喧嘩だろうか。いや、見えるか?
このふたりを見て、ホーキスはと言うと・・・
(うっ・・・くっ・・・さっきから身体が異常に火照って・・・)
媚薬香を吸いこみ、身体が反応を始めたようだ。目をしっかりとあけ、知らず知らずのうちにふたりの身体を舐めまわすように見ている。息は短く荒く、もちろん愚息などすでにギンギンになっていた。さらにホーキスの頭を淫湧な思いが巡る。
ルシェルの熟れた身体を見て、胸を乱暴に揉み、半ば無理やりのように激しく腰を打ちつけたい。
ベルルカの未発達な身体を、撫で回し、怖がろうがお構いなしにその花弁を散らせてやりたい。
ホーキスの頭の中は、今までの誠実さなどをかなぐり捨てた獣欲と隠れた嗜虐癖が頭角を表し始めた。
「うわぁぁぁん!(;ω; )」
「泣いても譲りませんわ!いい加減になさい!」
「いい加減にするのは貴女もですよ、ルシェル」
いつの間にか後ろに回り込んでいたホーキスが後ろからルシェルの豊満な胸を鷲掴みにした。
「ひぎっ!?」
「貴女はベルルカを騙したのです。詐称の罪は重いですよ、ルシェル」
胸を揉む力が結構強いのか、ホーキスの手中のモノはぐにぐにと柔らかく形を変える。
「ほっ、ホーキス様・・・ぁ、い、痛い、ですぅ・・・」
「・・・そう言いながら声に喘ぎが混じっているのは気のせいですか」
ホーキスがふたつのピンクの頂点を強く引っ張りあげる。
「ひぎぃっ♥ご、ごめんなさ・・・いぃぃ・・・♥」
ルシェルは一度ビクリと身体を震わせ、歯を見せて食いしばる口から涎が垂れた。
「・・・ずいぶんと罪深い身体になってますね、ルシェル・・・貴女には罰が必要なようだ」
「は、はいぃ♥ホーキス様ぁ♥」
「わっ、わわっ・・・////」
その間、ベルルカは目を手で隠し(髪でだいたい隠れてはいるが)、しかししっかりと指の間からふたりを見ていた。
「・・・ベルルカ?貴女も悪い子だ」
「ひっ!?」
ベッドにルシェルを置いて、ホーキスはベルルカの元へ歩いていく。ベルルカは一瞬後ずさりをするが、すぐにホーキスに肩を掴まれる。
「貴女は長い間私に嘘をつき、さらにはルシェルに成り代わって私をここに連れてきた。お前も悪い子だ」
「ご、ごめんなさ・・・んむ!?」
「ぶっ!!?」(ルシェル)
ホーキスは謝罪の言葉を口にしようとしたベルルカの口を己が唇で塞ぎ、無理やり舌をねじ込んだ。
「んっ♥んっ、んっ♥ん〜〜〜っ♥」
ベルルカはされるがままに口の中を蹂躙される。歯を舐められ、舌を絡ませられ、唾液を送り込まれる。どんどん蕩けてゆく目は焦点がぶれ、涙が流れる。
「・・・ぷは。とりあえず、ルシェルとの約束の私のはじめて、『ファーストキス』をあげました。さぁ、次はお仕置きですよ、ベルルカ」
「は、はひぃ・・・♥」
すでに腰砕けになりかけているベルルカは、ホーキスの怪しい笑みに歓喜と淫欲の感情を持った。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「あの、神父様?」
「こ、これでどうしようと・・・」
ふたりは、ルシェルが上向きで横になり、その上にベルルカがうつ伏せで乗る体勢をとっていた。わずかに濡れたふたりの花弁を合わせる形で。
ちなみにホーキスは服を脱いで、ふたりの後ろで立っていた。愚息は媚薬香の効果か、今にもはち切れんばかりにそそり立っていた。
「私の今から行うお仕置きは簡単なものです。『挿入しないこと』です」
「え、えぇっ!?」
「そんなぁ・・・」
露骨にがっかりするふたりに、ホーキスはニコリと笑った。
「そう落胆することはありません。みなで気持ちよくなりましょう・・・こうしてね」
すると、ホーキスは『ふたりのアソコの間』に、自分の愚息を突っ込んだ。
「ひゃうっ♥」
「ふぁっ♥」
「私も独り身で昂ぶるときがありましてね。春画くらいは見ていたんですよ」
ホーキスは誤ってふたりの膣に突っ込んでしまわぬよう、ゆっくりギリギリまで抜いて、次に勢いをつけて腰を打ち付ける。
三人の腰があたる音が、幾度も部屋に響き渡る。
「あっ、あっ♥しんっ、ぷっ、さま♥ふぁぁっ♥」
上に乗るベルルカはすでに感じまくっており、顔は蕩け、だらしなく開いた口から、真下のルシェルの胸に向かって涎が垂れる。
「うふふ・・・んぁっ♥ベルルカ、もうトロトロじゃない♥んんっ♥」
(これなら、ベルルカはすぐバテて私がホーキス様を独り占めできるかも♥)
対するルシェルは感じているものの、まだ余裕があるようだった。
「う、うぅ♥ルシェル様も、もっと、ふぅっ♥感じてくださいぃぃっ♥『かぷっ』」
「んぁっ!?♥」
ベルルカはルシェルの考えを感じ取ったのだろうか、ルシェルをもっと感じさせるため、目の前の大きな乳のピンクの突端にかぶりつき、さらに片手でそれを揉む。
「んちゅっ、じゅるるっ♥ちゅっ、ちゅぅぅっ♥」
「あひっ、ひぎっ♥やめっ、ベルルカ、やめなさっ♥あぁん♥乳首弱いのぉっ♥」
「おやおや。私を差し置いてふたりで盛り上がらないでください。さみしいじゃないですか」
「ほ、ホーキスさ・・・あきゃあぁぁぁっ♥ち、乳首、つねらないでへぇぇぇぇっ♥」
「んっ♥んんっ♥んんんーーーっ♥」
ホーキスが片手でルシェルの乳首をひねり上げ、もう片手を横からふたりの間にいれ、ベルルカのぺったん胸を揉む。
「くっ、あぁっ、気持ちいい・・・ダメだ、もう耐えられない」
ホーキスが一気にスパートをかけ、ルシェルの胸を強く揉み、ベルルカの乳首をぐりぐりと押し込むようにする。ベルルカもルシェルの乳を強く、かつ緩急をつけて吸う。
「んじゅっ♥じゅるるるっ♥ちゅっ、ちゅっ、ちゅっ♥すぅ、じゅるるるるるるっ♥」
「あ。あぁっ♥おっ、おほぉぉぉっ♥らめっ、これらめっ♥かんじりゅ♥ぱんれもにうむよりかんじりゅぅぅぅっ♥♥」
そして、絶頂が訪れた。
「ぐっ!」
ホーキスがルシェルの乳首に爪を立て、ベルルカの胸に握りつぶすくらいの力をこめ、腰を勢いよく打ちつけた。
「っっっ♥♥&」
ベルルカは痛みとともに感じた快楽に、ルシェルの胸に歯を立てた。
「ひっ♥♥」
多くの責めを一緒くたにうけたルシェルは、身体を海老反らせた。
『ドビュッ!ビュッ、ビューーーッ!』
「ぬぉぉぉぉぉぉっ!」
「ん〜〜〜〜〜〜っ♥♥♥」
「あぁぁぁぁぁぁっ♥♥♥」
三人の身体が震え、ホーキスの男根からは勢いよくザーメンが噴射され、ベルルカの顔と、ルシェルの下乳からお腹にかけてを汚してゆく。
「・・・ぷぁ♥あぁ、神父様の・・・もったいない・・・んちゅ、ぺろ、れろ♪」
ベルルカは顔についたザーメンを指で取って、まるで生クリームでも舐める子供のように舐め始めた。
「あぁ・・・ホーキス様のザーメン・・・ん、じゅるるるっ♥」
ルシェルは手のひらを皿のようにして集め、それを傾けて一気に飲んでいた。
「・・・全く、ふたりともいやらしい・・・私のコレがなかなか収まらないじゃないですか」
ハッとした二人が後ろを向くと、仁王立ちするふたりの後ろで、ホーキスが仁王立ちし、愚息は未だいきり立っていた。
「あぁ、ホーキス様♪まだ罰を続けるなら、私の口にホーキス様の神罰棒を突っ込んでください♪」
「あぁん、ずるいですぅ、神父様ぁ、ベルルカの食いしん坊ないけないお口にお仕置きしてくださいぃ♪」
ふたりは導かれるようにホーキスの愚息に這い寄り、ふたりでフェラをはじめた。
「ふふふ・・・どうしましょうかねぇ」
ホーキスの頭に、すでに脱出の意思はなかった・・・
神父のホーキスが1階のとある扉を開けると、中は長い廊下になっており、そこにまたたくさんの扉が連なっていた。ホーキスは、ゆっくり歩きながら扉に耳を当てたりして色々部屋の中を勘ぐっていた。
「どこから入りましょうか・・・ん?」
その時。ホーキスの進行方向、10mほど離れたところの扉が開いた。
『キィィィィ・・・パタン』
中から、ひとりの『シスター』が出てきた。彼女は扉から出て扉を閉めるまで、ずっと顔をホーキスから背けるようにしていたが、扉を閉めた時、チラッと一瞬、ホーキスを見た。
その目が合った瞬間、ホーキスは驚きで目を見開いた。
「・・・る、『ルシェル』!?ルシェルですか!?」
その名を叫んだ瞬間、シスターはニコリと微笑んだ。
そして、さっと身を翻し、廊下の奥へと駆け出した。
「まっ、待ちなさい!ルシェル!ルシェルなのでしょう!?」
ホーキスは彼女がルシェルという女だと確信した途端、女を追って全力で走り出した。
「ルシェル!待ってください!あのことを!あのことを謝りたいのです!ルシェル!ルシェル!」
しかし、ルシェルの足の速さはホーキスと全く同じで、ふたりの距離は全く縮まらなかった。
「ルシェル・・・ルシェル!」
そして、ルシェルと呼ばれ続けた女は、廊下の突き当たりの扉を開けて入ってしまった。
「ルシェル!!」
ホーキスは、何も疑わずに扉を開けた。
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「・・・はっ!?」
ホーキスは、扉を開けて入った瞬間、その歩みを止めてしまった。
中はワンルームの寝室だった。
部屋の中心にダブルベッドが置かれており、三方の壁には『逆さ十字架』がかけられている。部屋の右奥にはタンス、左右の壁にぴったり張り付くようにエンドテーブルが置かれ、それらの上には何かの香が置かれているが、煙は出ていなかった。
そして、そのベッドの前には、先ほどのシスターがいた。
「・・・る、ルシェル?」
ホーキスがおそるおそるシスターに近づこうとする。
「ダメです!近寄らないでください!」
シスターが、ホーキスに背を向けたまま叫んだ。
「・・・あ、あぁ・・・」
ホーキスは、その声を聞いた途端、ボロボロと涙を流し始めた。
「ルシェル!その声は『ルシェル・ファンダリア』でしょう!?」
「・・・」
シスターは、無言でふるふると首を振った。
「いいえ!その声は聞き間違えません!貴女はルシェル!私が・・・私が見殺しにしてしまったはずの、ルシェルでしょう!」
見殺し。そのワードを聞いた瞬間、ルシェルの肩がびくりと震えた。
「私が・・・私がまだ新米神父の頃!私はひとりではなかった。貴女とともに神の言葉を学び、ともに苦楽を味わい、ともに洗礼を受け、ともに人々に神の言葉を説いた!」
ホーキスは、ゆっくりと歩みを進め、ルシェルに近づく。
「しかし・・・貴女は魔物に襲われてしまった!私は・・・愚かな私は、貴女が目の前であの天使に化けた魔物に襲われているのを見ながら、逃げてしまったのだ!貴女の叫びを、悲鳴を、助けを求める声を、耳を塞いで聞かずに、必死こいて逃げてしまったんだ!」
ホーキスの涙は止まらない。己が過去の罪を吐露し、その懺悔を目の前の本人に求めるかのようにルシェルに語りかける。
「私は後悔した!貴女を救う試みさえしなかったことを!持っていた護身用ナイフを振ることさえしなかった自分を!私は、20年の間、貴女に赦してもらうために、人を救い、孤児を養い、魔物を滅し続けたのだ!しかし・・・まさか生きていたとは思わなかった・・・ルシェル!今一度、謝らせてくれ!ルシェル!」
ホーキスは、ルシェルを抱けるところまで近づいていって・・・
「・・・なっ!?あ、あぁ・・・」
ホーキスは、目と口を開いたまま、後ずさりをした。『見てしまった』ものが、信じられなかったからだ。
「・・・見てしまいましたね、ホーキス様」
ルシェルが振り向く。
『20年前のままの容姿の』ルシェルが、振り向いた。
『頭に魔物の角を生やした』ルシェルが、悲しい表情をしていた。
「・・・だから、だから私は、『近寄らないで』と言ったのです、ホーキス様。貴方の嫌いな魔物になってしまった、私を見られたくなかったから・・・」
ルシェル・ファンダリアは、ダークプリーストになっていたのだ。
「ルシェル・・・その、その姿は・・・」
「・・・まさに、貴方が私を見捨てた20年前、私は、ダークエンジェルに襲われました」
ルシェルは、悲しい表情のまま、ポツリポツリと話し始めた。
「あの時は怖かった・・・ダークエンジェルに捕まり、自分がなにをされるのか分からなかったから・・・でも、私はダークエンジェルに快楽と魔力を身体に刻まれました。それだけでなく、そのダークエンジェルに気に入られ、パンデモニウムで長い間、寵愛を受け続けたのです。結果、私はダークプリーストになっていました」
ルシェルは、ホーキスに向き合ったまま動かなかった。ホーキスは口をぽっかり開けたまま、何をするでもなく、ルシェルの話を聞いていた。
「ある日、私は、ホーキス様、貴方のことを思い出したのです。快楽の波に揉まれていた中、貴方にもこの快楽を味わって欲しい、貴方と共にいたいという欲望から、ダークエンジェルの制止を振り切り、パンデモニウムから貴方の元へ行ったのです」
そこから、ルシェルは耐えられなくなった様にまくしたてた。
「でも、でも貴方はっ!私が快楽を貪っていた間っ!ずっと独りで己を責め続け、20年間誰にももたれかかることもなくっ!独りで、たった独りで、魔物を滅するという悲しく、辛い任を全うしていた!私は・・・その姿を一目見た瞬間・・・申し訳なさと・・・自己嫌悪で心がぐしゃぐしゃになりました!なんでもっと早く来なかったんだろう!一度でも帰って、私は生きていますと言っていれば!貴方は!今まで苦しみ続けることはなかったのに!」
徐々に彼女が着ていた修道服が染まり、そこから『本当の姿』が露わになっていく。
服は黒く染まり、胸元や足が露出し、首や腕に鎖が現れ、さらに背中から羽と尻尾が伸びる。すべて魔法で隠していたのだが、ルシェルの感情の揺らぎにより、すべてが現れてゆく。
「・・・今から思えば、私は貴方を愛していたいたのだと思います。人としてではなく、女として、貴方を、ホーキス・ゼレウスを愛していたのだと。でも・・・私はもう穢れきった身。貴方に告白するなど許されません。・・・ですが、私は貴方に言いたいことがありました・・・だから、私はこの館にいたのです。貴方なら、必ず他の魔物たちを滅し、ここを訪れるでしょうから・・・」
ルシェルは、はっきりとホーキスを見定めて、言った。
「・・・20年前、ダークエンジェルに捕まったとき。貴方が逃げたことに、私は怒りも、恨みも感じてません。それどころか、あの時、貴方は耳を塞いで聞いてなかったでしょうが・・・私は、必死に『逃げて』と言っていたのです。だから・・・今、貴方が無事で・・・幸せです」
「・・・ッ」
ホーキスが、ぎゅっと拳を握った。
ルシェルは、ポケットから鍵を取り出した。
「これは、館の出口の鍵です。この館には、7つの出口の鍵がありますが、これはそのうちのひとつです。どうぞ、『私を滅してから』この部屋を出て行き、この館から脱出してください」
「・・・な、に?」
ルシェルは微かに震える身体を隠して、ニコリと笑った。
「この部屋は、私が気絶、もしくは死ななければ開かないんです。ほら、後ろの扉は閉まっているでしょう?」
ホーキスが後ろを向くと、確かにいつのまにか扉が閉まっていた。
「・・・本来なら、エンドテーブルに置いてある『媚薬香』を焚き、交わって私の気をやることで失神させて鍵が開く、という仕掛けなんですが・・・ホーキス様は、私と交わりたくないでしょう?魔物である、私なんかと・・・」
ルシェルは悲しそうな口調で言うが、顔は笑ったままだった。
「さぁ、ホーキス様。私を滅してください・・・お願いします」
「・・・・・・」
ルシェルが鍵を床に落とし、目を閉じた。
ホーキスは、腰に差してあった神聖属性を付与したナイフに手にとった。要は、魔を滅するのに使うナイフである。
無言で近づき、ホーキスは大きくナイフを振りかざして・・・
「・・・ルシェル」
「・・・・・・」
黙ったままのルシェルに、振り下ろした!
『ぎゅっ』
「・・・・・・え?」
ルシェルは驚いて瞼を開いた。
彼女に訪れたのは、ナイフが刺さる痛みでも、滅せられる未知の感覚でもない。
ホーキスの、抱擁による温もりだった。
「・・・ホーキス、様・・・?」
「・・・無理だ。ルシェルを滅するなんて、私にはできない」
ホーキスの声は、震えていた。
「・・・貴女は、私の世界で最も愛した女性だ。殺すなんて、主神様に逆らっても、できない・・・」
ルシェルは、ホーキスに抱きしめられたまま、目をパチクリさせた。
「・・・私、魔物ですよ?」
「それがどうしました。ルシェルはルシェルです」
「・・・私、貴方を襲いますよ?」
「貴女に襲われるなら本望です」
「・・・私、穢れてますよ?」
「なら私も共に穢れましょう。道を違える前、すべてを共にしたではありませんか」
『カツーン・・・』
ホーキスの手からナイフが転げ落ち、より強い力でルシェルを抱きしめる。
ルシェルは、ぐんぐん目頭が赤くなり、また涙がボロボロ流れ始めた。ぎゅっと細い腕でホーキスを抱きしめる。
「ホーキス様・・・ホーキス様ぁ・・・」
「ルシェル・・・二度と離しません・・・今度こそ、いつまでも一緒です」
「ぐすっ・・・嬉しい・・・ひっぐ・・・うあぁぁぁぁぁぁぁ・・・」
ふたりして膝から崩れ落ち、ホーキスは歯を噛み締めて涙を流し、ルシェルは大声で泣き始めた。
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「ホーキス様♥」
ベッド傍のエンドテーブルに置かれた香に火をつけたルシェルが、ベッドで横になったホーキスに覆いかぶさる様にし、愛する名前を呼んだ。
「ルシェル・・・その、私はあのような香など焚かなくても、貴女を抱くというだけで興奮が止まぬのですが・・・」
「いいえ、あの香には興奮作用に加え、気持ちを正直にさせ、本能がままに動けるようにさせる作用があります。それがあった方が、ホーキス様の本当の欲望を知ることができますから♥」
「ルシェル・・・」
「初めてだからと固くならないで。遠慮なんかしないでくださいね、ホーキス様♥」
そして、ルシェルがホーキスに顔を近づけ、キスを・・・
「うわーーーーーーん!話が違います!ルシェル様ぁっ!」
その時!急にタンスが勢いよく開き、中から『ルシェル』が現れた!
「・・・なっ!?る、ルシェル!?」
「ちょっ!?『ベルルカ』!?」
「ひどいです!ずるいです!ずるいですぅ!私が最初で、そのあと、神父様をふたりで愛するって話だったじゃないですかぁ!」
突然、タンスの中から現れたルシェルの身体が黒くなり、すぐ縮み、そこには真っ黒の服に、長い前髪で目元が隠れた地味な女の子がいた。
その娘は、ホーキスも知る娘だった。ホーキスが養父として養っていた、孤児のひとりだったから。
「べ、ベルルカ!?貴女、ベルルカですか!?貴女も魔物だったんですか!?」
「そうですぅ!『ドッペルゲンガー』っていう魔物で、今回、ルシェル様に変身してこの部屋に連れてきたら神父様の初めてはもらえるって条件だったのにぃ!」
「チィッ、恥ずかしがり屋だから行為さえ始めてしまえばうやむやにできると思ったのに・・・はっ!?媚薬香で魔物の本能を刺激されたの!?」
事態を飲み込めていないホーキスを置いて、ルシェルとベルルカは言い争いを始めた。
「ルシェル様の嘘つき、嘘つき、嘘つきぃ!私が神父様の側にずぅっといながら、魔物だからってずぅ〜っと、告白せずに我慢してたのを知ってるくせにぃっ!」
「うるさいですわ!私は魔物化する前からホーキス様を想っていたのです!貴女がホーキス様を想った年月のほうが長いですわ!ホーキス様の初めてをあげるわけないでしょ!」
「だからって嘘つくなんてひどいです!神父様がこの部屋に真っ先に来たのは、私が変身したからじゃないですかぁ!」
「ホーキス様が私を想っていらっしゃるから来てくれたの!貴女のおかげではないくらい自覚しなさいロリビッチ!」
「私はまだ処女ですぅ!(;ω; )」
片や小さい子の駄々こね、片や元シスターとは思えない口の悪さ。なんという収束の見えない喧嘩だろうか。いや、見えるか?
このふたりを見て、ホーキスはと言うと・・・
(うっ・・・くっ・・・さっきから身体が異常に火照って・・・)
媚薬香を吸いこみ、身体が反応を始めたようだ。目をしっかりとあけ、知らず知らずのうちにふたりの身体を舐めまわすように見ている。息は短く荒く、もちろん愚息などすでにギンギンになっていた。さらにホーキスの頭を淫湧な思いが巡る。
ルシェルの熟れた身体を見て、胸を乱暴に揉み、半ば無理やりのように激しく腰を打ちつけたい。
ベルルカの未発達な身体を、撫で回し、怖がろうがお構いなしにその花弁を散らせてやりたい。
ホーキスの頭の中は、今までの誠実さなどをかなぐり捨てた獣欲と隠れた嗜虐癖が頭角を表し始めた。
「うわぁぁぁん!(;ω; )」
「泣いても譲りませんわ!いい加減になさい!」
「いい加減にするのは貴女もですよ、ルシェル」
いつの間にか後ろに回り込んでいたホーキスが後ろからルシェルの豊満な胸を鷲掴みにした。
「ひぎっ!?」
「貴女はベルルカを騙したのです。詐称の罪は重いですよ、ルシェル」
胸を揉む力が結構強いのか、ホーキスの手中のモノはぐにぐにと柔らかく形を変える。
「ほっ、ホーキス様・・・ぁ、い、痛い、ですぅ・・・」
「・・・そう言いながら声に喘ぎが混じっているのは気のせいですか」
ホーキスがふたつのピンクの頂点を強く引っ張りあげる。
「ひぎぃっ♥ご、ごめんなさ・・・いぃぃ・・・♥」
ルシェルは一度ビクリと身体を震わせ、歯を見せて食いしばる口から涎が垂れた。
「・・・ずいぶんと罪深い身体になってますね、ルシェル・・・貴女には罰が必要なようだ」
「は、はいぃ♥ホーキス様ぁ♥」
「わっ、わわっ・・・////」
その間、ベルルカは目を手で隠し(髪でだいたい隠れてはいるが)、しかししっかりと指の間からふたりを見ていた。
「・・・ベルルカ?貴女も悪い子だ」
「ひっ!?」
ベッドにルシェルを置いて、ホーキスはベルルカの元へ歩いていく。ベルルカは一瞬後ずさりをするが、すぐにホーキスに肩を掴まれる。
「貴女は長い間私に嘘をつき、さらにはルシェルに成り代わって私をここに連れてきた。お前も悪い子だ」
「ご、ごめんなさ・・・んむ!?」
「ぶっ!!?」(ルシェル)
ホーキスは謝罪の言葉を口にしようとしたベルルカの口を己が唇で塞ぎ、無理やり舌をねじ込んだ。
「んっ♥んっ、んっ♥ん〜〜〜っ♥」
ベルルカはされるがままに口の中を蹂躙される。歯を舐められ、舌を絡ませられ、唾液を送り込まれる。どんどん蕩けてゆく目は焦点がぶれ、涙が流れる。
「・・・ぷは。とりあえず、ルシェルとの約束の私のはじめて、『ファーストキス』をあげました。さぁ、次はお仕置きですよ、ベルルカ」
「は、はひぃ・・・♥」
すでに腰砕けになりかけているベルルカは、ホーキスの怪しい笑みに歓喜と淫欲の感情を持った。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「あの、神父様?」
「こ、これでどうしようと・・・」
ふたりは、ルシェルが上向きで横になり、その上にベルルカがうつ伏せで乗る体勢をとっていた。わずかに濡れたふたりの花弁を合わせる形で。
ちなみにホーキスは服を脱いで、ふたりの後ろで立っていた。愚息は媚薬香の効果か、今にもはち切れんばかりにそそり立っていた。
「私の今から行うお仕置きは簡単なものです。『挿入しないこと』です」
「え、えぇっ!?」
「そんなぁ・・・」
露骨にがっかりするふたりに、ホーキスはニコリと笑った。
「そう落胆することはありません。みなで気持ちよくなりましょう・・・こうしてね」
すると、ホーキスは『ふたりのアソコの間』に、自分の愚息を突っ込んだ。
「ひゃうっ♥」
「ふぁっ♥」
「私も独り身で昂ぶるときがありましてね。春画くらいは見ていたんですよ」
ホーキスは誤ってふたりの膣に突っ込んでしまわぬよう、ゆっくりギリギリまで抜いて、次に勢いをつけて腰を打ち付ける。
三人の腰があたる音が、幾度も部屋に響き渡る。
「あっ、あっ♥しんっ、ぷっ、さま♥ふぁぁっ♥」
上に乗るベルルカはすでに感じまくっており、顔は蕩け、だらしなく開いた口から、真下のルシェルの胸に向かって涎が垂れる。
「うふふ・・・んぁっ♥ベルルカ、もうトロトロじゃない♥んんっ♥」
(これなら、ベルルカはすぐバテて私がホーキス様を独り占めできるかも♥)
対するルシェルは感じているものの、まだ余裕があるようだった。
「う、うぅ♥ルシェル様も、もっと、ふぅっ♥感じてくださいぃぃっ♥『かぷっ』」
「んぁっ!?♥」
ベルルカはルシェルの考えを感じ取ったのだろうか、ルシェルをもっと感じさせるため、目の前の大きな乳のピンクの突端にかぶりつき、さらに片手でそれを揉む。
「んちゅっ、じゅるるっ♥ちゅっ、ちゅぅぅっ♥」
「あひっ、ひぎっ♥やめっ、ベルルカ、やめなさっ♥あぁん♥乳首弱いのぉっ♥」
「おやおや。私を差し置いてふたりで盛り上がらないでください。さみしいじゃないですか」
「ほ、ホーキスさ・・・あきゃあぁぁぁっ♥ち、乳首、つねらないでへぇぇぇぇっ♥」
「んっ♥んんっ♥んんんーーーっ♥」
ホーキスが片手でルシェルの乳首をひねり上げ、もう片手を横からふたりの間にいれ、ベルルカのぺったん胸を揉む。
「くっ、あぁっ、気持ちいい・・・ダメだ、もう耐えられない」
ホーキスが一気にスパートをかけ、ルシェルの胸を強く揉み、ベルルカの乳首をぐりぐりと押し込むようにする。ベルルカもルシェルの乳を強く、かつ緩急をつけて吸う。
「んじゅっ♥じゅるるるっ♥ちゅっ、ちゅっ、ちゅっ♥すぅ、じゅるるるるるるっ♥」
「あ。あぁっ♥おっ、おほぉぉぉっ♥らめっ、これらめっ♥かんじりゅ♥ぱんれもにうむよりかんじりゅぅぅぅっ♥♥」
そして、絶頂が訪れた。
「ぐっ!」
ホーキスがルシェルの乳首に爪を立て、ベルルカの胸に握りつぶすくらいの力をこめ、腰を勢いよく打ちつけた。
「っっっ♥♥&」
ベルルカは痛みとともに感じた快楽に、ルシェルの胸に歯を立てた。
「ひっ♥♥」
多くの責めを一緒くたにうけたルシェルは、身体を海老反らせた。
『ドビュッ!ビュッ、ビューーーッ!』
「ぬぉぉぉぉぉぉっ!」
「ん〜〜〜〜〜〜っ♥♥♥」
「あぁぁぁぁぁぁっ♥♥♥」
三人の身体が震え、ホーキスの男根からは勢いよくザーメンが噴射され、ベルルカの顔と、ルシェルの下乳からお腹にかけてを汚してゆく。
「・・・ぷぁ♥あぁ、神父様の・・・もったいない・・・んちゅ、ぺろ、れろ♪」
ベルルカは顔についたザーメンを指で取って、まるで生クリームでも舐める子供のように舐め始めた。
「あぁ・・・ホーキス様のザーメン・・・ん、じゅるるるっ♥」
ルシェルは手のひらを皿のようにして集め、それを傾けて一気に飲んでいた。
「・・・全く、ふたりともいやらしい・・・私のコレがなかなか収まらないじゃないですか」
ハッとした二人が後ろを向くと、仁王立ちするふたりの後ろで、ホーキスが仁王立ちし、愚息は未だいきり立っていた。
「あぁ、ホーキス様♪まだ罰を続けるなら、私の口にホーキス様の神罰棒を突っ込んでください♪」
「あぁん、ずるいですぅ、神父様ぁ、ベルルカの食いしん坊ないけないお口にお仕置きしてくださいぃ♪」
ふたりは導かれるようにホーキスの愚息に這い寄り、ふたりでフェラをはじめた。
「ふふふ・・・どうしましょうかねぇ」
ホーキスの頭に、すでに脱出の意思はなかった・・・
14/06/26 11:34更新 / ganota_Mk2
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