連載小説
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9章 黎明
 彼女は魔物に、レッサーサキュバスになってしまった。レッサーサキュバスとは言わばサキュバスになる前の幼体のようなものだ。
 本物のサキュバスに比べると羽は翼がなく、傘の骨組みみたいなもの。尻尾や角はまだ短く小さい。しかし、体つきは人間であったころに比べると明らかに違い、見るからに淫乱なナイスバディになっている。
 それらを象徴するかのように彼女の秘部は常にヒクヒクと動き、愛液を垂れ流している。よく、アソコはアワビに似ているという話を聞くが、魔物になった彼女のアソコはそれそのものであった。
 グレイはひとまず一息入れ心を落ち着かせる。心臓が破裂するかのような勢いで胸が鼓動しているがそれが、彼女が魔物になったという驚きか、彼女の豊満な体を見て興奮しているのかは彼には知る由も無かった。
 彼の思考の半分はもう既に『この目の前の愛しい彼女と交じり合いたい』と言うものに埋め尽くされそうでいた。もう半分の思考で、この状況をどう判断するか必死に分析してるのだが、彼女から出るむせ返るようなフェロモンによりグレイの思考は徐々に埋め尽くされそうだ。
 グレイのモノは真っ直ぐにそり立ち天を仰いでいた。

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「グレイ?何考えてるのか知らないけど、あなたのモノはいっつも正直だよね♪」

「まぁ、お前のその体を見れば嫌でもなる。まったく・・・俺好みな体系になりやがってよ」

「ん〜嬉しっ!」

 ソフィアはぴょんぴょんと跳ね回り翼をパタつかせる。跳ねるたびにたわわに実った果実がプルン―――プルン―――と揺れ、同じくグレイの思考も揺らされる。
 気がつくとグレイは鼻の中に違和感を感じ、手でぬぐってみると血が付着していた。ポタポタと赤い雫が垂れる。

「むをっ!俺としたことが・・・
ソフィア、どうしてくれる。お前のその悩殺な体で鼻血が出ちまったじゃないか」

「あらら♪グレイッたら・・・
でもそれってわたしに興奮してくれている証でしょ?やっぱり嬉し〜!!」

 ソフィアはそう叫びながら、グレイ目掛けて思いっきり突進し抱きついてきた。そして、有無を言わさず濃厚なディープキス。舌と舌が激しく絡み合い、口内で愛の音を立て、お互いに唇を離しては付けの繰り返しで唾液の糸が出来る。キスの味は甘いとよく言われるが、今のキスは彼女が先ほど食べていた桃によりとても甘ったるくなっていた。
 やがてソフィアは唇を離したかと思うと、グレイの鼻血を舌でふき取るように舐め回す。血なんぞ舐めて美味しいのかと思うが、彼女はもう立派な魔物であるからそこら辺はいいのだろう。彼女が鼻血を舐め回し終わるとまた唇に戻り再度キスをするが、今度のキスは鉄の味がした。
 グレイは恐ろしいほどの濃厚なキスと押し当てられる巨乳で正気を失いそうになったが、すかさずソフィアを振りほどく。
 突き放されたソフィアの瞳には涙が溜まり今にも泣き出しそうだ。

「な・・・なんで・・・?グス・・・魔物になっても愛してくれるって言ったじゃない・・・グス」

「ま、待て待て。ちょっと待ってくれ。俺はお前が嫌いになったわけじゃないし、むしろその体を見て嫌いになる奴が俺には信じられん。
今も昔も変わらずお前のことは大好きだ。
俺も今すぐにでもお前とヤりたいが・・・少しばかり踏ん切りが効かなくてな。5分ほど考える時間をくれないだろうか」

「グレイのいぢわる・・・いいよ。5分だからね!
それ以上はわたしも我慢できない♪」

 とは言ったものの今の思考が鈍いグレイにとって5分はただの時間稼ぎにもならないほど短い時間であった。グレイはソフィアに背を向けしばし考え事にふける。

(まったく・・・魔物化ってのはあんなにも変わっちまうものなのか。
あいつは人間だったときも十分エロかったが、まさか魔物化でここまでになるとはな。
 まぁだが、それを除けば今までのあいつとなんら変わらないもんな・・・おれも覚悟ってモンを決めとかんとな。
 ・・・これが終わったあかつきには―――)

 グレイは考え込むんでいる。何やら後ろから聞こえる彼女の声の息遣いが段々と荒くなり、薄く喘ぎ声を上げている。そして僅かながらの水が跳ねる音も聞こえてきたが、グレイはあえて振り向きはしなかった。彼女が何をしているかは明確にわかっていたが、今の彼女を見れば彼の男の、オスとしての本能が彼の思考をいとも容易く塗り替えてしまうだろう。
 そんなことをしてはダメだ。理性を失ったまま彼女と交わるなど言語道断。などと彼の意地やプライドがそれを許さなかった。彼女を大切に思う気持ちがあったからなお許さなかった。
 だが、そんな彼もいたって『まだ』普通の人間。彼の思考は脆く崩れ去ってしまう。

「ふぅ・・・やっぱりグレイのじゃないと物足りない・・・
あ、っと♪もう5分たったわよ!」

「おいおいおいちょっと待て・・・時計が無いからって流石に早すぎるだろう」

「ダ〜メ♪もう我慢できない!!」

「まだ2分ほどしか経ってないんだ―――っておぉ!?」

 後ろを向いていたグレイがソフィアの方を振り向こうとしたとき、彼の視界は突然宙に浮いた。気がつくと洞窟の天井を見上げるように仰向けに転がり、その上に彼女がうつ伏せで乗りかかっている。

「・・・なんだか今日は随分と大胆な行動をするな。これも魔物化の影響か?」

「ん〜多分そうだわ!でも、今はそんなことはどうでもいい。早くアナタを、グレイを食べたい♪」

「・・・やっぱ大胆だな。まぁ、人間だったときはお前はいつも受けで、俺が攻めだったからな。
たまには逆もいいだろう・・・」

「アハッ♪♪さっき桃一杯食べたのにもうお腹空いてきたわ。
それじゃ・・・いただきま〜す♪」

 





 
 ソフィアはグレイの体中を舐め回している。それも彼の性感帯らしき耳、うなじ、乳首などを執拗に念入りに重点的に・・・とにかく舐め回している。

「ッ・・・!やっぱ・・・お前の舌使いは人間のときと変わらないな。
舐められるだけでイキそうだ・・・」

「嬉しいこといってくれるじゃない♪だぁ〜けど『ココ』はまだおあずけよ♪」

 彼の肉棒はいつにもましてはちきれそうだ。血管が浮かび上がり色は赤黒く、先端からは我慢の証がいつもより多く出ているようだった。肉棒は上下に動くのを繰り返し、彼女の太ももをペチペチと叩く。
 
「下の手で訴えないでよ♪ん〜そろそろ頃合ね。・・・あんまり早くイカないでよ?」

「あ、あぁ・・・」

 彼女は彼の股間の方に顔を移動させ上目遣いで彼を見る。
 彼はどちらかと言うと勝負は長い方なので自信はあった。今まで何回と彼女とヤッて強くなったのもあるが、天性的なものを持っているようである。
 しかし、今の彼女の上目遣いな顔を見て彼は確信した。「あぁ無理だ・・・」と。
 元々彼女はかなりの美少女の部類である。それが子供のような瞳で上目遣いをされ、魔物のエロスを重ね合わせ、ましてそれが自分の彼女だとしたら・・・
 どうなるかは視聴者のご想像にお任せしたい。

「いただきます・・・んむ・・・」

「!!!!っく・・・ふぅぅ・・・」

 口の中にギリギリ丁度入りきりそうな大きさになった肉棒を彼女は咥える。
 喉の奥に激しく突っ込み、口内一杯になった肉棒を舌で舐めずりまわし、同時に強くピストン。
 彼の肉棒から脈が直に伝わってくるのを彼女は感じた。次第に脈が早まってくるのを感じた彼女は、口を離し彼の亀頭部だけを優しく咥え、筋を伝うように舐める。
 彼女の唾液と彼の我慢汁が混ざり合い、口内は天然のローションと化していた。

「あああぁぁ・・・ソフィア・・・気持ちいいぞ・・・」

「ん・・・ちゅぷ・・・グレイは丁度いい感じに遅濡だからね・・・硬くて堅くて固くてイカせるのも難いわぁ♪」

「だれが上手いことを言えと・・・はぁ・・・
それと、さっきのは訂正する。お前の舌使いは人間のときより・・・上手い」

「それもこれもグレイを気持ちよくさせるためだけにあるんだよ♪だから一杯愛してよね!」

「あぁ・・・最初からそのつもりだ・・・
うっ!そろそろ・・・イ、イキそうだぞ・・・」

「ホントに!?口の中に一杯だしてぇ♪」

 彼女がそう言うとよりいっそう動きを早くする。じゅっぷ―――じゅっぷと淫らな音と彼のうめき声や喘ぎ声といったものが洞窟内に響き渡る。

「ソフィア・・・!で、出るぞ・・・・・!!!!!」

「いいよ♪いつでもどうぞ♪」

「お、おあああああああぁぁぁぁぁ!!!!!!」

 今思えば、彼は魔界に着てから一度も射精をしていない。溜まりに溜まった精液をまるで溶岩の用に噴出した。彼は体を痙攣させ精液を出し続ける。
 彼女の口内は新しく白濁液が混ざり合いさらに粘り気を増している。彼女はそれを舌の上の丹念に練りこみゴクリと一気に飲み込んだ。
 それはとてもとても美味しく感じ、彼女は自然と表情と恍惚とした表情に変わっていったようだった。同時に彼女は確信した。
 どんなホウスタウロスの牛乳よりも、
 どんなハニービーの蜂蜜よりも、
 どんなアウラウネの蜜よりも、
 どんなギルタブリルの毒よりも、
 どんな人魚の血よりも、
 愛する彼の精液に勝るものは無いと。

「はぁ・・・はぁ・・・き、気持ちよすぎた・・・
・・・っておい!?どうした!??」

 彼がソフィアを見ると顔は笑顔になりながら涙を流していた。

「あはは・・・ゴメンネ・・・なんかさ、美味しすぎて嬉しすぎて幸せすぎて・・・この気持ちは言葉なんかじゃ表現できなくて・・・つい泣いちゃった////」

「ったく、何回バカッて言わせりゃ気が済むんだか・・・
まぁだけどよ・・・その気持ちは忘れるんじゃないぞ。俺も同じだからな」

「・・・うんっ♪そんなの聞かなくてもわかってるよ!だって・・・ほら!
出したばっかりなのにまだ起ってるんだもん♪ちゃんと下の手を挙げてるじゃん♪」

 彼の肉棒は射精したばかりだと言うのに、何一つ萎えず依然とそり立ったままである。むしろ、射精した後の方が少し大きくなっているようだった。
 グレイは少し疑問に思ったがあまり気にせず、ソフィアはソフィアで既に次の準備をしていた。
 仰向けに寝ているグレイの太もも辺りにソフィアは仁王立ちをする。

「おまっ・・・いくら俺のモノが立ってるからって、ちょっと休憩くらい・・・」

「ダメだよグレイ?まだ始まったばっかりじゃない♪まだまだ本番はこれからよ♪」








 そう言い終わるか否や、彼女は少しづつ・・・ゆっくりと腰を下ろしていく。じらすかのように本当にゆっ・・・・・くりと下ろしていくので、グレイの期待と胸の高まりは最高潮に近づく。
 ソフィアのアソコはすでに例えるならば洪水。何もしていないのに愛汁が滴り落ちグレイの肉棒をほどよく濡らしてくれていた。
 ソフィアのアソコが丁度グレイの亀頭に接する。彼女は肉棒を掴み、入り口を探すかのようにアソコと亀頭をまさぐり合わせ、その度に卑猥な音が鳴り響く。
 入り口を見つけ二人はアイコンタクト。ここまでくると二人の考えは即座に一致したのか二人同時にうなずいた。
 さらに腰を落としていき、アソコに亀頭がすっぽりと入っていくのがグレイには見えた。

「あはぁぁぁぁぁ・・・先っぽ入っただけで・・・ジンジンするよ・・・」

「ふぅぅ・・・俺は準備は大丈夫だぞ。後は・・・お前の好きにしてくれ」

「わかった♪じゃあ・・・このまま一気に入れちゃうわ♪」

「本当にお前はエロくなっちまったな。この変体め」

「わたしから見たらグレイの方が十分変体だよっ!
それじゃ・・・いくよ?」

 ソフィアは再度位置を確認し調整する。そして確認が終わり深呼吸をして・・・体の力を抜き、重力に任せるまま腰を強く落とした。


ズッ―――パンッ!


「♪♪ひわああああああぁぁぁぁぁぁぁん!?♪!♪!♪!」

キュゥゥゥゥゥゥゥン♪

 なんと彼女はたった一突きで絶頂に達してしまった。
 原因は明確、彼女が魔物化したからだ。魔物化すると性に関する体の感覚が人間のそれとは別次元なほど敏感なってしまう。より敏感になり、また性交するたびにさらに感覚が敏感に鍛えられると言う。
 彼女はそれを知らないわけがなかったが、迫り来る快楽に我慢が出来なかったのだ。一気に挿入などは普通の人間でも相当な快感が走るもの。それを魔物化してまだ性の感覚に慣れていないときにするとどうなるかは・・・考えなくともわかるはず。
 彼女はグレイの腰の上で痙攣が止まらないでいて、顔からは涙やよだれを垂らし、アソコからは愛液が止め処なく染み出している。

「あ・・・ああァア・・・もうらめらよ・・・きもひいぃん♪」

「っふー・・・っふー・・・な、なんて気持ちよさだ・・・ソフィアが動いていないのに勝手に膣が蠕動運動を繰り返してやがる・・・」

「ア・・・れぇ?ぐれいは・・・まだイッテらいのぉ?」

(危なかった・・・さっき放出してなかったら、今のでさっきの倍は出てただろうな・・・
そして呂律が回ってないぞソフィアよ)

「どひたのぉ?あ・・・しょうかァ・・・もう・・・わがままにぇ////」

「その喋り方だけ聞くと全くの別人じゃないか・・・ってどうした?」

 グレイが驚くのも無理がない、彼女は今まで繋がっていた所を切り離してしまったのだ。グレイは少し寂しそうな顔で彼女を見つめると、彼女はにこりと微笑してグレイから一歩遠ざかった。
 グレイはどうしたのかと仰向けだった状態を起き上がらせ彼女を見ると、時同じくして彼女は座りこみ、今度は彼女が仰向けになった。
 
「やっぱりぐれいはぁ・・・攻めるのがすきなんれしょ・・?だったら・・・おまじないをしてあげる♪」

「おまじ・・・ない?そんなもの―――」

『は・・・早くわたひを犯してぇ♪アナタの・・・せーえきでわたひを・・・グチャグチャにして孕ませてよ♪』

 ソフィアはそう言うと自分の人差し指と中指でアソコを思い切り開きながら誘惑。既にぎりぎりの思考で行動していたグレイを落とすのはこれだけで十分であった。




ぷちり




 何かが切れた音がした。

 グレイは立ち上がり彼女の方へ歩み寄ると、彼女の両足を持ち広げる。グレイの眼前には未だにヒクついているアソコが真っ赤に燃え滾り濡れていた。そこに自分の肉棒をあてがいアソコと触れ合う。

「やっと・・・その気になって・・・くれたのねぇ♪」

「お前が・・・」

「なぁにぐれい?きこえなかっ「お前がエロいこと言うから悪いんだぞぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」

「あんっ・・・ちょ・・・いきなりはヤバいってああああああああああああああああんん!!!♪♪♪♪♪♪」

 グレイはそう言うと、思いっきり彼女のアソコに挿入した。彼女は再度また絶頂に達し背中を反り返らせよがる。
 彼は腰を動かしピストン運動を繰り返す。突く度に水の音が弾け跳び、離す度に水が糸を引くその音と光景が二人をさらに熱くさせていった。
 グレイが激しく突く度に彼女の締まりがキツさを増していき、彼が果てるのも時間の問題である。

「はぁ・・・っ気持ちいいか・・・?俺もだ・・・ソフィアの中・・・熱くてとろけそうだ・・・」

「あん♪・・・もうらめぇ・・・やっぱりわたひわぁ・・・んイイ♪・・・ぐれいにせめりゃれるほうが・・・
だぁいしゅき♪♪」

「ソフィア・・・うはぁっ!さ、さらにきつく・・・はあぁ・・・引くのも精一杯だ・・・」

「あぁイク・・・もうはなさないよ・・・わたひのナカにいーっぱいだしてぇ・・・びゅーびゅーだして孕ませてぇ♪赤ちゃんほしいのぉ!!♪♪」

「ああっ!俺も・・・こどもが欲しい!俺とお前の・・・愛の結晶だ・・・!!
ぐっ・・・あぁっ・・・もう・・・イキそう・・・だ・・・」

「わ、わらひもぉ♪しきゅーのナカに・・・ぃっぱいそそいでぇ♪!」

 お互いにもう既に限界・・・いや限界を超えていた。
 今まで二人は仕事の事もあるでの中出しは抑えていた。が、今となっては子供が出来たとて咎める者は誰もいない。二人は快く同意しそのまま中に出すことを決めた。



「ああああもう出るっ・・・!し、しっかりと・・・受け止めてくれ・・・よ・・・!」

「わかってるよぉ♪あぁ・・・イクぅん!♪!イ、イッちゃ―――!!!


「おああああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」
「あはあああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!♪!!♪♪♪」


 肉棒から白濁とした精液が勢いよく彼女の中に射精した。子宮内に直接送り込み、子宮が精液で一杯になったのにもかかわらず、絶えず射精が止まらない。子宮には入りきらなかった精液が溢れ出て膣の中まで埋め尽くし、さらには膣にまで入りきらなかったものは外へと溢れ出てしまっていた。
 
「あ・・・ああぁぁあぁ・・・」

「アハぁ♪しゅ、しゅごいりょう♪ぜーんぶすいとっちゃうよ♪」

 グレイは体中の精という精を余すことなく吸い尽くされてしまった。そして、その空いた分の穴埋めをするかのように、彼女から何かが送られたが、何かははっきりとわからなかった。








 それから約10分程が経過して、ようやく二人は落ち着いてくる。・・・用に見えた。

「あのー・・・ソフィアさんちょっといいですか?」

「い、いいけど・・・何?」

「あれだけヤッたってのに、一向に俺の息子さんがまだ反抗期なんだが・・・
これはどういった事で?」

「あ、あはは・・・ちょっと魔力送りすぎたみたいね////
あ!でも、もうちょっと頑張ればインキュバスになれるかもよ!?」

「魔界に住むならそれで別に構わないが・・・魔力って怖いな・・・なんだか視界までぼんやりしてきたぞ・・・おぉ、ソフィアしか見えない・・・」

「魔力にそんな効果ってあったかしら・・・?図鑑には書いてなかったような・・・
あれ?わたしもぼんやりしてきたよ・・・」

「しかも・・・熱い。体が熱い!はぁ・・・ほてってきたんだが・・・はぁ」

「んっ・・・しかも・・・またアソコがキュンキュンしてきたよ・・・う・・・んあぁ」

「ソフィア・・・もう一回ヤッても・・・いいか?我慢できなさそうだ・・・」

「・・・いいよ♪どうせ誰もいないんだし♪一回と言わずに何回でもいいからね♪」

 二人はそれからまた何度も何度も交ざり合った。誰の邪魔もなく周りの目を気にせずに本能の赴くままに混ざり合えることに二人は、この上ない幸せを感じていたのだ。



 だが、二人は知らなかった。二人のこの異常なまでの性欲が魔力の効果ではなく・・・
 グレイが獲ってきた魔界の桃の媚薬成分だということに―――
10/09/25 17:23更新 / ゆず胡椒
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■作者メッセージ
初エロなんですが・・・
やはり難しいですねぇ。
エロ魔物娘図鑑SSに惚れて執筆を始めたというのに、
肝心のエロが書けてないじゃないか!
これから精進します。はい。

作者の勝手な予想ですが、あと2章くらいで
ひとまずこの物語は終わりそうな気がしますよ。
それまで、どうかこのグダグダ駄文に付き合ってくれたならば幸いです。

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