彼の仕事は学者であり恋人である彼女の椅子代わりになって彼女を支えてマッサージしながら愛でる簡単なお仕事です。
昔の貧困国家とは思えない程、(魔界的な意味で)自然豊かで(性的な意味で)にぎやかな魔界国家ポローヴェ。
その国の一角にあるそれなりの規模のある研究室で彼は今日も気分良く「お仕事」に勤めていた。
お仕事といっても、以前住んでいた国(反魔物領)の研究所のように目上の研究者にあれこれ言われ、無駄に積み上げた書類をあちこちに駆け回る地味な重労働でもなければ、危険な薬物を細心の注意を払って成分を調べると言った、精神的にクる仕事でもない。
かといって、毎日が新しい発見が見つかるという事もなければ、仲間とともにわいわいと楽しむこともない。
彼のお仕事はとても特殊だ。
恐らく、他人から「そういうの仕事じゃねえから、それ!」と突っ込まれる。
けれども、彼がやっている仕事は、ちゃんとした仕事である。恐らくは。
そのお仕事とは―――4精霊を従える魔界学者であり、魔界国家を生み出したダークマターの張本人である、サプリエート・スピリカの椅子に成ること、そしてもう一つは、彼女たちが従える4精霊のお世話である。
後者はともかく、前者は明らかにおかしい。
一体どういうことか。
手短に言うなら、彼のお仕事は彼女が書物を読んだりレポートのまとめをしている間、膝を座らせ、優しく抱きしめ、ねぎらうように肩を揉み、時に飲み物を口移しさせながらキスし、彼女の纏う触手の代わりに胸や恥部を愛撫し、そして背面座位で彼女をアンアン言わせるように腰を突き上げ、中出ししてはらませるのが主なお仕事である。
どこかで、「全くもって「手短」ではない」という声が聞こえたような気がするが、なに、気にすることはないだろう。
ちなみにこの国に住まう独身の魔物娘から「おいそこ代われ」と、彼の椅子を横取ろうとするをよく見かけるが、彼曰く。
おめ”ーら”の椅子、ね”ぇ”から”ッ!!!
というのも、この椅子は恋人である・・・スピリカと彼女を従う4精霊だけの椅子だからである―――
そんなある日のお昼頃。昼食を済ませた彼は、いつものように彼女の研究室に赴き、無言で寄り添ってきた彼女に挨拶のキスを交わし、自身の太股に彼女を乗せる。
そこから彼女は研究と原稿の執筆を。
彼は彼女の椅子になって彼女の研究の手伝いを間接的に手伝うのだ。
しかし、隣の部屋ではひどい喘ぎ声とギシギシガタガタとうるさい音が響いた。
研究者でなくても、この騒音はひとたまりではないが、とある理由で仕方ないのである。
「あぁんっ❤すごいぃっ!❤❤マスターの逞しいので私の中にぃ❤絶頂の津波が押し寄せてぇっ❤愛液が洪水の用にあふれでますぅぅっ!!❤❤」
「うわぁっ、ふぐあぁあっ!❤お前の赤黒い鉄棒が俺の中をめちゃめちゃにされてぇっ、ドロドロに溶かされるぅぅっ❤❤」
「やぁんっんあぁぁっ!❤ますたーのおちんぽぉ❤暴風にとばされる感じがしてぇっ❤意識がトバされりゅぅぅぅっ!❤❤」
「ふぁあぁっ❤んきゅぅっ・・・❤スゴイ…♪もっと・・・はげしくぅっ・・・んんぅっ!❤」
―――というのも、魔界学者スピリカから離れたある一室では、彼女が契約したそれぞれの精霊たちが激しい交わりを行っているのだからだ。
水の精霊ウンディーネは洪水の用に愛液を吹き出しながら激しく立ちバックで犯され。
火の精霊イグニスは燃え盛る火事のように激しく、騎乗位で腰を突き下ろし。
風の精霊シルフは幼い身体を暴風の如く、対面座位で腰が暴れ回り。
土の精霊ノームは他の精霊よりは落ち着きがあるものの、やはり激しく、正常位で迎え入れていた。
そんな彼女たちに獣の如く腰を打ちつけ、止めどなく精液を吐き出しているのは強姦魔たちでもなく、この国を滅ぼそうとした勇者でもない。
彼ら4人とも『彼』である。
そう、彼自信である彼らはみんな分身薬で作り出された、理性と思考を持たずにひたすら彼女たちを犯し、精液を吐き出す精液製造機なのである。
彼らの精液や汗の匂いは自分のと寸分違いなく同じらしい。
なので、こういったハーr・・・大人数と相手するときには欠かせない。
この薬を用いて彼は彼女ら四人のお世話を同時にこなしている。
おいそこ物騒な恨み言吐くべきではない。
これはこれで大変なのだそうだ。
何故なら、彼らが受ける快楽は本体とリンクする。
つまり、遠く離れた本人の身体に、今の彼ら四人分の刺激をすべて同時に味わっているのだ。
そんな本体である彼は、彼女らから離れた研究室で相変わらず恋人のスピリカに座らされている椅子である。
正確には、座らせているのではなく、交わっているのであり、精霊四体分+彼女の甘い快楽を一心に受けている。
だが、ダークマターである彼女の魔力によるインキュバス化と、四精霊の恩恵によって成り立つ魔力の制御により、だいぶん余裕もって理性が保てるようになったようだ。
「―――どうかな?原稿の方、捗っているかい?」
つき合い初めの頃はケダモノの用に犯してお仕事どころではなかったらしいが、今はこうして快楽を与え、全員の快楽を受けながらも、甘いひとときを過ごしている。
「あっ、はぃ・・・すごく順調です・・・っ❤」
彼女こと、スピリカはとろけた表情を浮かばせ、腰をぬっちゅぬっちゅと音を立てて腰を動かしながら、すごい筆速で原稿を書き上げていた。
どうやら彼女はシながらの方が頭の回転速度が速く、効率よく作業が進めれる悪癖を持っているのだ。
ちなみに彼女が執筆している内容は、「ジパンクの四八手から学ぶ、種族別四八の体位集 〜アリスからケンタウロスまで〜」であり・・・その原稿の横には、ジパンクから取り寄せられたかと思わる、四八の体位(中にはそう呼べるかどうか怪しいものもあるが・・・)が描写されている本がページを開いていた。
と、その上にちんまい人形らしき―――シルフの分体がちょこまかと歩いていた。
どうやら言われた仕事を終え、暇つぶしに歩き回っているようだ。
「こらこら、本の上に駆け回って邪魔しない」
腰を振りながら執筆する彼女支えながら、その分体をひょいとつまみ、なにもない机上に移した後、こちょこちょと身体を指でいじくった。
ひゃぅぅ〜❤と可愛らしい悲鳴をあげながら、お漏らししてしまった。
どうやら、分体でも気持ちよくさせるとイくらしい。
ピクピクとかわいいアヘ顔をさらして動かなくなった分体を放置した彼は、身体をダークマターの黒き球体に沈ませ・・・本格的にピストンを始めた。
一方の本体のシルフはというと―――。
「んひぃぁあぁぁっ!!?あっあぁ、あぁっーーー!!❤❤」
分体から通じて快楽を受け取ったのか、分身の自分の身体を抱きしめ、おしっこを吹き出すように漏らしながら絶頂を迎えた。
それが引き金となったのか、それともちょうど薬の効果が切れたのか、四人の分身は彼女たちを妊婦にさせるが如くの大量射精をしたと同時に霧散して消えていった。
「・・・・・・うわっ!?ちょ、おま、こんな大量に漏らすなっつの!」
四人とも長い永い余韻に浸っていたが、ふとイグニスの彼女は失禁したシルフの尿に足がかかり、とろけた顔からしかめっ面に変わって彼女に怒鳴りつけた。
「・・・クスクス・・・お漏らシルフゥ♪」
一方のノームはというと、お漏らしした彼女をクツクツと笑ってバカにし、お漏らし癖があるという弱みを得たことに悦んでいた。
ちなみにシルフとノームはよく喧嘩をするが、喧嘩するほど仲がいいだけの話である。
「こらこら、彼女を苛めちゃだめですよ。私も貴方たちも・・・彼女に対して言えませんからね・・・///」
そんな二人をなだめるウンディーネ。そんな彼女はシルフと同じように潮をぷしゅぷしゅと今でも吹かせているのでまるで説得力がない。
「「・・・・・・・あ///」」
・・・・・・どうやら二人も気づかない内に大量の愛液と潮で水たまりを作っていたようだ。
その恥ずかしさが引き金となったのか、彼女たちは時に相手を変えながら、恥かしさを埋める様にお互いを慰めた。
そして一方の二人は。
「スピリ、スピリ・・・そろそろ原稿完成できそう?」
「はいっ、はいぃぃ・・・❤イくと同時に完成しま・・・すぅぅあぁぁぁぁ・・・・っっ❤❤」
本当に彼女の宣言通りだった。
無事に書き上げ、彼女が手にしていた万年筆がコトリと、机の上に堕ちた落ちたと同時に絶頂を迎え、そこからカタンと机から床に落ちる音と同時に、彼は彼女の膣内にあの四体分+自身の大量の精液が彼女の子宮内へ満たされていった。
「ふぁあぁ・・・すごい、すごい量です・・・❤記録更新ですよ、あなたぁ・・・❤」
三つ子、いや五つ子を宿らせたかのようにボテボテに膨らんだお腹をタプタプ言わせながら腰の向きを変え、にへらと微笑んで抱きしめてきた。
「・・・ふぅ。だいぶ馴れたとは言え、それでも大変なお仕事なもんだよ・・・」
永い余韻を味わったあと、彼は一仕事を終え、彼女の肩こりを一心に受けてかちかちになった肩を回してほぐした。
仕事の疲労はかなりあるが、その分のヤり甲斐と愛おしさがあるようだ。
「さて、のども渇いてきたし・・・ちょっとスピリ、失礼するよ」
長時間の労働(という名目のエッチ)した後はのどが渇くのは当然である。
彼はその喉を潤そうと思い、彼女を膣肉から引き抜こうとした途端・・・。
「あっ・・・離れちゃだめ・・・!まだお仕事は残ってますよ・・・!」
彼女は驚き、起こった口調で彼を叱りつけ・・・手足と腰に黒い球体から飛び出た触手に拘束され、椅子のままの姿勢に戻された。
それもそのはず、彼女は日々彼の性の味を覚え、依存的になっているのだ。
これだけの精液を味わっても、膨大な魔力を常に消費する彼女にとってこの量では足りない様で、情緒不安定にもなるようだった。
「うわっ!?そ、そんな・・・いつもはそんな事言わないじゃないか・・・!」
「・・・ごめんなさい、まだもう一つの方が後少しで終わるのです。だから、もう少しだけ・・・❤」
そして、間が悪い事に彼女はもう一つの原稿を残していたようだ。
彼女からすれば調子がついた今の内に仕上げたいのだろう。
「い、嫌だ・・・!のどが渇いて仕方ないんだ・・・!たのむよ・・・み、水・・・水を・・・!」
しかし、彼の渇きはこの時になって酷かった。
このままでは脱水症状を起こしかねないほどに。
しかし、しつこく抗議をする彼についにキれたのか・・・。
彼女は困ったような表情から、見つめられた者を凍てつかせるような、濁った目で彼を見つめ、淡々といった。
「・・・・・・まだ仕事中って言うているじゃないですか。私の言うことを聞けないと言うのですか?そんなにのどが渇いたなら・・・たっぷり飲ませてあげますよ」
彼女がそう口にし、彼がそれでも懇願しようと口を開けた途端、にゅぶりと何かが入り込んで、口が塞がれた。
「んぶぁっ!?ぁ”っん”、ん”ん”ぅ〜〜〜〜!!!?」
どうやら黒い球体からでた触手が彼の口の中を激しく蠢き、犯していた。
ぐちゅ、ぬじゅ、ぐぷぅっ・・・と、聞くに堪えられない思い水音が頭の中に響き、彼の口の中はひどく滑った触手が吐き気を催すほどの甘ったるい粘液をまとわせながら、喉奥まで進入してゆく。
「ほら、もうすぐ出しますよ・・・私のとっておきのドリンクを・・・飲んでくださいね❤」
耳元から彼女の甘いささやき声が聞こえた。そして聞き終えた途端。
どぷっ、どぷっ、とぷぷぷ・・・。
彼の喉奥に、粘液よりも甘く、粘りけのある液体が吐き出され、飲まされた。
いや、これは飲まされたなんて言うレベルでは無い。流し込まれているのだ。
「ん”〜〜〜っっ・・・!!! あ"っ、う”ぁぁぁ・・・❤」
窒息寸前で口から触手が抜き出され、彼の顔に真っ白い、精液のような液体が顔にぶちまけられた・・・今の感覚は溺れているというのが正しいのだろう・・・。
確かに喉は癒えた。しかし、身体は餓えていた。
もっと、もっと彼女と交わりたいという欲求に・・・。
「うふふ・・・いいカオですね❤さて、まだ著作「ぶっかけのススメ」が残っていますので・・・もう少しがんばって下さいね、ア・ナ・タ❤」
彼女は白濁にまみれた彼の顔をひとしきり見つめた後、向きを変え、腰を再び動かしながら、次の原稿の執筆に取りかかった。
一方の彼は意識を失い、彼女の執筆が終わるまでの間は彼女の椅子となり、彼女の黒い球体に身体を沈めていたのだった。
その国の一角にあるそれなりの規模のある研究室で彼は今日も気分良く「お仕事」に勤めていた。
お仕事といっても、以前住んでいた国(反魔物領)の研究所のように目上の研究者にあれこれ言われ、無駄に積み上げた書類をあちこちに駆け回る地味な重労働でもなければ、危険な薬物を細心の注意を払って成分を調べると言った、精神的にクる仕事でもない。
かといって、毎日が新しい発見が見つかるという事もなければ、仲間とともにわいわいと楽しむこともない。
彼のお仕事はとても特殊だ。
恐らく、他人から「そういうの仕事じゃねえから、それ!」と突っ込まれる。
けれども、彼がやっている仕事は、ちゃんとした仕事である。恐らくは。
そのお仕事とは―――4精霊を従える魔界学者であり、魔界国家を生み出したダークマターの張本人である、サプリエート・スピリカの椅子に成ること、そしてもう一つは、彼女たちが従える4精霊のお世話である。
後者はともかく、前者は明らかにおかしい。
一体どういうことか。
手短に言うなら、彼のお仕事は彼女が書物を読んだりレポートのまとめをしている間、膝を座らせ、優しく抱きしめ、ねぎらうように肩を揉み、時に飲み物を口移しさせながらキスし、彼女の纏う触手の代わりに胸や恥部を愛撫し、そして背面座位で彼女をアンアン言わせるように腰を突き上げ、中出ししてはらませるのが主なお仕事である。
どこかで、「全くもって「手短」ではない」という声が聞こえたような気がするが、なに、気にすることはないだろう。
ちなみにこの国に住まう独身の魔物娘から「おいそこ代われ」と、彼の椅子を横取ろうとするをよく見かけるが、彼曰く。
おめ”ーら”の椅子、ね”ぇ”から”ッ!!!
というのも、この椅子は恋人である・・・スピリカと彼女を従う4精霊だけの椅子だからである―――
そんなある日のお昼頃。昼食を済ませた彼は、いつものように彼女の研究室に赴き、無言で寄り添ってきた彼女に挨拶のキスを交わし、自身の太股に彼女を乗せる。
そこから彼女は研究と原稿の執筆を。
彼は彼女の椅子になって彼女の研究の手伝いを間接的に手伝うのだ。
しかし、隣の部屋ではひどい喘ぎ声とギシギシガタガタとうるさい音が響いた。
研究者でなくても、この騒音はひとたまりではないが、とある理由で仕方ないのである。
「あぁんっ❤すごいぃっ!❤❤マスターの逞しいので私の中にぃ❤絶頂の津波が押し寄せてぇっ❤愛液が洪水の用にあふれでますぅぅっ!!❤❤」
「うわぁっ、ふぐあぁあっ!❤お前の赤黒い鉄棒が俺の中をめちゃめちゃにされてぇっ、ドロドロに溶かされるぅぅっ❤❤」
「やぁんっんあぁぁっ!❤ますたーのおちんぽぉ❤暴風にとばされる感じがしてぇっ❤意識がトバされりゅぅぅぅっ!❤❤」
「ふぁあぁっ❤んきゅぅっ・・・❤スゴイ…♪もっと・・・はげしくぅっ・・・んんぅっ!❤」
―――というのも、魔界学者スピリカから離れたある一室では、彼女が契約したそれぞれの精霊たちが激しい交わりを行っているのだからだ。
水の精霊ウンディーネは洪水の用に愛液を吹き出しながら激しく立ちバックで犯され。
火の精霊イグニスは燃え盛る火事のように激しく、騎乗位で腰を突き下ろし。
風の精霊シルフは幼い身体を暴風の如く、対面座位で腰が暴れ回り。
土の精霊ノームは他の精霊よりは落ち着きがあるものの、やはり激しく、正常位で迎え入れていた。
そんな彼女たちに獣の如く腰を打ちつけ、止めどなく精液を吐き出しているのは強姦魔たちでもなく、この国を滅ぼそうとした勇者でもない。
彼ら4人とも『彼』である。
そう、彼自信である彼らはみんな分身薬で作り出された、理性と思考を持たずにひたすら彼女たちを犯し、精液を吐き出す精液製造機なのである。
彼らの精液や汗の匂いは自分のと寸分違いなく同じらしい。
なので、こういったハーr・・・大人数と相手するときには欠かせない。
この薬を用いて彼は彼女ら四人のお世話を同時にこなしている。
おいそこ物騒な恨み言吐くべきではない。
これはこれで大変なのだそうだ。
何故なら、彼らが受ける快楽は本体とリンクする。
つまり、遠く離れた本人の身体に、今の彼ら四人分の刺激をすべて同時に味わっているのだ。
そんな本体である彼は、彼女らから離れた研究室で相変わらず恋人のスピリカに座らされている椅子である。
正確には、座らせているのではなく、交わっているのであり、精霊四体分+彼女の甘い快楽を一心に受けている。
だが、ダークマターである彼女の魔力によるインキュバス化と、四精霊の恩恵によって成り立つ魔力の制御により、だいぶん余裕もって理性が保てるようになったようだ。
「―――どうかな?原稿の方、捗っているかい?」
つき合い初めの頃はケダモノの用に犯してお仕事どころではなかったらしいが、今はこうして快楽を与え、全員の快楽を受けながらも、甘いひとときを過ごしている。
「あっ、はぃ・・・すごく順調です・・・っ❤」
彼女こと、スピリカはとろけた表情を浮かばせ、腰をぬっちゅぬっちゅと音を立てて腰を動かしながら、すごい筆速で原稿を書き上げていた。
どうやら彼女はシながらの方が頭の回転速度が速く、効率よく作業が進めれる悪癖を持っているのだ。
ちなみに彼女が執筆している内容は、「ジパンクの四八手から学ぶ、種族別四八の体位集 〜アリスからケンタウロスまで〜」であり・・・その原稿の横には、ジパンクから取り寄せられたかと思わる、四八の体位(中にはそう呼べるかどうか怪しいものもあるが・・・)が描写されている本がページを開いていた。
と、その上にちんまい人形らしき―――シルフの分体がちょこまかと歩いていた。
どうやら言われた仕事を終え、暇つぶしに歩き回っているようだ。
「こらこら、本の上に駆け回って邪魔しない」
腰を振りながら執筆する彼女支えながら、その分体をひょいとつまみ、なにもない机上に移した後、こちょこちょと身体を指でいじくった。
ひゃぅぅ〜❤と可愛らしい悲鳴をあげながら、お漏らししてしまった。
どうやら、分体でも気持ちよくさせるとイくらしい。
ピクピクとかわいいアヘ顔をさらして動かなくなった分体を放置した彼は、身体をダークマターの黒き球体に沈ませ・・・本格的にピストンを始めた。
一方の本体のシルフはというと―――。
「んひぃぁあぁぁっ!!?あっあぁ、あぁっーーー!!❤❤」
分体から通じて快楽を受け取ったのか、分身の自分の身体を抱きしめ、おしっこを吹き出すように漏らしながら絶頂を迎えた。
それが引き金となったのか、それともちょうど薬の効果が切れたのか、四人の分身は彼女たちを妊婦にさせるが如くの大量射精をしたと同時に霧散して消えていった。
「・・・・・・うわっ!?ちょ、おま、こんな大量に漏らすなっつの!」
四人とも長い永い余韻に浸っていたが、ふとイグニスの彼女は失禁したシルフの尿に足がかかり、とろけた顔からしかめっ面に変わって彼女に怒鳴りつけた。
「・・・クスクス・・・お漏らシルフゥ♪」
一方のノームはというと、お漏らしした彼女をクツクツと笑ってバカにし、お漏らし癖があるという弱みを得たことに悦んでいた。
ちなみにシルフとノームはよく喧嘩をするが、喧嘩するほど仲がいいだけの話である。
「こらこら、彼女を苛めちゃだめですよ。私も貴方たちも・・・彼女に対して言えませんからね・・・///」
そんな二人をなだめるウンディーネ。そんな彼女はシルフと同じように潮をぷしゅぷしゅと今でも吹かせているのでまるで説得力がない。
「「・・・・・・・あ///」」
・・・・・・どうやら二人も気づかない内に大量の愛液と潮で水たまりを作っていたようだ。
その恥ずかしさが引き金となったのか、彼女たちは時に相手を変えながら、恥かしさを埋める様にお互いを慰めた。
そして一方の二人は。
「スピリ、スピリ・・・そろそろ原稿完成できそう?」
「はいっ、はいぃぃ・・・❤イくと同時に完成しま・・・すぅぅあぁぁぁぁ・・・・っっ❤❤」
本当に彼女の宣言通りだった。
無事に書き上げ、彼女が手にしていた万年筆がコトリと、机の上に
「ふぁあぁ・・・すごい、すごい量です・・・❤記録更新ですよ、あなたぁ・・・❤」
三つ子、いや五つ子を宿らせたかのようにボテボテに膨らんだお腹をタプタプ言わせながら腰の向きを変え、にへらと微笑んで抱きしめてきた。
「・・・ふぅ。だいぶ馴れたとは言え、それでも大変なお仕事なもんだよ・・・」
永い余韻を味わったあと、彼は一仕事を終え、彼女の肩こりを一心に受けてかちかちになった肩を回してほぐした。
仕事の疲労はかなりあるが、その分のヤり甲斐と愛おしさがあるようだ。
「さて、のども渇いてきたし・・・ちょっとスピリ、失礼するよ」
長時間の労働(という名目のエッチ)した後はのどが渇くのは当然である。
彼はその喉を潤そうと思い、彼女を膣肉から引き抜こうとした途端・・・。
「あっ・・・離れちゃだめ・・・!まだお仕事は残ってますよ・・・!」
彼女は驚き、起こった口調で彼を叱りつけ・・・手足と腰に黒い球体から飛び出た触手に拘束され、椅子のままの姿勢に戻された。
それもそのはず、彼女は日々彼の性の味を覚え、依存的になっているのだ。
これだけの精液を味わっても、膨大な魔力を常に消費する彼女にとってこの量では足りない様で、情緒不安定にもなるようだった。
「うわっ!?そ、そんな・・・いつもはそんな事言わないじゃないか・・・!」
「・・・ごめんなさい、まだもう一つの方が後少しで終わるのです。だから、もう少しだけ・・・❤」
そして、間が悪い事に彼女はもう一つの原稿を残していたようだ。
彼女からすれば調子がついた今の内に仕上げたいのだろう。
「い、嫌だ・・・!のどが渇いて仕方ないんだ・・・!たのむよ・・・み、水・・・水を・・・!」
しかし、彼の渇きはこの時になって酷かった。
このままでは脱水症状を起こしかねないほどに。
しかし、しつこく抗議をする彼についにキれたのか・・・。
彼女は困ったような表情から、見つめられた者を凍てつかせるような、濁った目で彼を見つめ、淡々といった。
「・・・・・・まだ仕事中って言うているじゃないですか。私の言うことを聞けないと言うのですか?そんなにのどが渇いたなら・・・たっぷり飲ませてあげますよ」
彼女がそう口にし、彼がそれでも懇願しようと口を開けた途端、にゅぶりと何かが入り込んで、口が塞がれた。
「んぶぁっ!?ぁ”っん”、ん”ん”ぅ〜〜〜〜!!!?」
どうやら黒い球体からでた触手が彼の口の中を激しく蠢き、犯していた。
ぐちゅ、ぬじゅ、ぐぷぅっ・・・と、聞くに堪えられない思い水音が頭の中に響き、彼の口の中はひどく滑った触手が吐き気を催すほどの甘ったるい粘液をまとわせながら、喉奥まで進入してゆく。
「ほら、もうすぐ出しますよ・・・私のとっておきのドリンクを・・・飲んでくださいね❤」
耳元から彼女の甘いささやき声が聞こえた。そして聞き終えた途端。
どぷっ、どぷっ、とぷぷぷ・・・。
彼の喉奥に、粘液よりも甘く、粘りけのある液体が吐き出され、飲まされた。
いや、これは飲まされたなんて言うレベルでは無い。流し込まれているのだ。
「ん”〜〜〜っっ・・・!!! あ"っ、う”ぁぁぁ・・・❤」
窒息寸前で口から触手が抜き出され、彼の顔に真っ白い、精液のような液体が顔にぶちまけられた・・・今の感覚は溺れているというのが正しいのだろう・・・。
確かに喉は癒えた。しかし、身体は餓えていた。
もっと、もっと彼女と交わりたいという欲求に・・・。
「うふふ・・・いいカオですね❤さて、まだ著作「ぶっかけのススメ」が残っていますので・・・もう少しがんばって下さいね、ア・ナ・タ❤」
彼女は白濁にまみれた彼の顔をひとしきり見つめた後、向きを変え、腰を再び動かしながら、次の原稿の執筆に取りかかった。
一方の彼は意識を失い、彼女の執筆が終わるまでの間は彼女の椅子となり、彼女の黒い球体に身体を沈めていたのだった。
12/09/12 00:03更新 / 浮浪物