連載小説
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エピローグ
◎月〇日

……なんでついてくるの許しちまったかな俺……
つか、なんで俺がアイツのことなんか考えなきゃなんねーんだ。
やめやめ、日記なんだからその日のことを。
……
………
…………。
今日、一日中アイツに関することしかやってねぇや……
明日から、本格的に二人旅になるのか……ハァ……。

  **

「む? この日から『ストーカー被害』が無くなっている……まさか……」
 パラッ、カリカリカリカリ……(計算式を書く音)
「計算が合わないな……この日ではないのか。……ん、待てよ?
 私の誕生日からだいたいの日付を出して、日記と照らし合わせれば……」
「ク〜〜リ〜〜ス〜〜?」
「はっ!?」

 ご つ ん 。

「痛い!? なっ、何をするんだ父さん!?」
「こっちのセリフだ! お前なに人の日記勝手に読んでやがる!!
 しかもよりによってアノ頃のやつなんか引っ張り出しやがって……」
「しかし、母さんなど週に3度はこれを読んで幸せそうな顔を」
「シリアアァァァァアア!! ちょおっと来ぉぉおい!!」
 ……なんだかんだで二人は結ばれたようで。
そしてこの日も当時と変わらず、彼女は彼の説教をくらうのだった。

( 了 )
10/06/19 01:45更新 / かめやん
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■作者メッセージ
以上、このサイトでの処女作でした。
わりとベタな話のつもりですが、いかがでしたか?
感想を貰えたらうれしいなあ……とか思いつつ、今回はこのへんで。

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