魔物娘30
ここは、大陸の端に存在する小さな領地… 反魔物国家のサルト大陸…の神殿である 事の発端は、この小さな国の小さな神殿から始まった… ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ??「ええい、これはどういうことだ!!」 神殿の中で、私は自分自身の声が響き渡るのを聞いていた… 私は今日の朝の新聞の一面を見て、驚きの声を上げていたんだ 神官「デメ司祭!!な、なんの騒ぎですか?」 デメ「な、なんの騒ぎだと?決まっている!!この新聞を見るのだ!」 私はそういって、新聞を神官の一人に渡したんだ その新聞に書かれていることを見たら…きっと神官だって私と同じことを思うはずだ… これは、ゆゆしき事態だと!! 神官A「えっ…っと、【少女の体にぴったりフィット!!体のラインをぴっちりと…これは、幼女の魅力を最高に引き出すドロワース!】?し、司祭…」 神官B「神に仕える者が、それはダメだと思いますよ、僕は…」 デメ「だあぁぁっ!!違うわ!!この下のピックアップ欄を見るのだ!!」 神官「えっと…【魔物娘、全世界で大量婚約!!人間同士の婚約率が5%をきりました】こ、これは!!」 デメ「そう…このままこの事態をのんびりと見ていては、世界はじっくりと魔物娘たちの跋扈する土地になってしまう!!いいか、皆っ!!私たちは今から神の使いとして…人間同士の結婚を推進するため…各町村に教会をたてることを宣言する!!」 神官「そ、そんなことをしては…この神殿はどうするのです!!神の意志を聞いて行動するのがわれらの仕事…」 ??「……神は言っている…司祭の言うとおりにすべきだと!!」 デメ「だ、誰です!?姿を…すが……お、おぉぉっ…」 私の目の前に降臨したのは、素晴らしい美しさを誇った女騎士… 神の使いであるヴァルキリー様だったのだ!! ほ、本来…勇者の前に現れて、その道をしめすという彼女がいったいどうしてこんな神殿に… ヴァ「私は主神様の教えを告げに来ました…司祭よ、そなたの考えは正しい…この世界で人間が豊かになるには、子孫を増やし…未来への道を増やすことが最優先なのだ!!さぁ、いくがよい!!とのことです…それでは…」 そういうと、ヴァルキリー様はあっという間に天に帰って行った… だが、これでわれらのとる行動は確定したのだった… デメ「皆のモノ!!各農村に飛び…人間同士の結婚を推進してくるのだ!!だが、魔物娘がもし結婚式を教会で行いたいと言ってきたならば…それはかなえてやれ…結婚式にまで、人間と魔物のいさかいは持ちこんではならんぞ!」 神官たち「「「はっ!!行ってまいります!!」」」 こうして、魔物娘たちの戦いが始まったのだった… さて…それでは物語を始めようか… えっ?どんな話かって? 長くなったけど…下から順にストーリーを選んでほしい |
||||
|
||||