添い寝(新春スペシャル版)〜稲荷〜
明けましておめでとうございます!!
そして、こんばんは。
一年の最初の初夢は、一富士、二鷹、三茄子、といいますが、私にとっては魔物娘とのいちゃいちゃも初夢であってほしいと願っております。
さて、前回のメデューサの感想欄にて稲荷を新春一発目として書くといいましたが、今回それを行おうというわがままを許していただけたらと思います。
ハニービー(次にする予定だった。)大好きの皆様には大変申し訳ありませんが、今回は稲荷ということで書かせていただきたいと思います。
では、設定です。
季節 冬(一月一日)
場所 稲荷様の家
状況 ひょんなことから稲荷に初詣のお客から選ばれて一緒にすごすことになったあなた。
以上です。
では・・・スタート!!
「お・・きて・だ・・さい。起きて・・・くだ・・・さい。」
暖かい布団にもぐっていたあなたの耳に小さな声が聞こえる。
「朝ですよ。起きてください。」
うっすらと目をあけるとあなたが寝ている布団の横に正座であなたの顔を覗き込んでいる稲荷がいた。
「ふう。やっと起きてくださいましたか・・・明けましておめでとうございます。朝ですよ。布団を干しますから出てください。」
もぞもぞとあなたは布団から出た。その布団を稲荷が抱えて部屋を出て行く。
腕を伸ばし背筋をのばすあなた。朝日がとても眩しい。
と、布団を干し終えたのか稲荷が帰ってきた。
「さあさ。服を着替えてくださいな。私は朝ごはんを作って居間で待っていますね。」
と、着替えるように言った後に稲荷は部屋を出て行った。
あなた着替え中・・・
居間に入るとそれはそれは豪華なおせち料理が並べられていた。
「どうぞ。そこに座ってください。一人ではとても食べきれないのでよかったら一緒に食べましょう。」
すると稲荷は、どこから取り出したのか座布団を一枚置いた。
そこに座るあなた。
そして、朝食を食べようとすると急に稲荷が止めた。
「そういえば、忘れるところでした。あなたにお年玉があるんですよ。これです。」
稲荷は懐から一枚の封筒を取り出すとあなたに差し出した。
「どうぞ。中を見てくださいな。」
あなたがその封筒を開けると一枚の紙が入っていた。
そこには・・・
『稲荷様との添い寝券』
稲荷は、恥ずかしそうに赤くなりながら言った。
「ええ。あなたを選んだときから、ずっと添い寝したいと思っておりました。私たち稲荷は心優しい男と成人したその新年に添い寝をすると、一年間幸せになれるという言い伝えがあるのです。ですから・・・あなたがよろしければですが・・・一緒に、寝てくださいませんか?」
あなたはうなずく。
「うわあ。ありがとうございます!!では、朝食の後で先ほどの寝室にいらしてください。準備はしておきます。」
と言い終えると、稲荷はニコニコしながら朝食を食べ始めた。
あなたも、続いて朝食を食べた。
その後・・・
寝室に入ると稲荷が寝巻きに着替えて座っていた。
「ようこそ。では、そこに横になってください。」
言うとおりにあなたが横になると稲荷が「失礼します。」といって、布団に入ってきた。
ほぼ、肩がぶつかる程度の近さで横になる二人・・・
すると、稲荷が体を横に向けてあなたに向くと両手を広げた。
「さあ。こっちへきてくださいな・・・あら?顔を赤くして、あなたもしかして・・・こういうのは初めてでした?そうでしたか・・・では私がそちらに・・・ええと、よいしょ。」
と、稲荷があなたの後頭部と背中に手を添えてゆっくりと引っ付いた。(抱きしめた。)
が、ちょうど稲荷のふくよかな胸にあなたの顔が埋まり、稲荷はあなたの吐息が胸に当たりびくびくと体が震えた。
「ああ。息が・・・胸に・・・熱いですぅ・・・けど・・・あは、気持ちい
です・・・・よ・・・・すぅ。」
そのまま、甘い香りに包まれた二人は幸せに眠りについた。
新年の昼下がり・・・またひとつ・・・幸せが増えた。
明けましておめでとう。
そして、こんばんは。
一年の最初の初夢は、一富士、二鷹、三茄子、といいますが、私にとっては魔物娘とのいちゃいちゃも初夢であってほしいと願っております。
さて、前回のメデューサの感想欄にて稲荷を新春一発目として書くといいましたが、今回それを行おうというわがままを許していただけたらと思います。
ハニービー(次にする予定だった。)大好きの皆様には大変申し訳ありませんが、今回は稲荷ということで書かせていただきたいと思います。
では、設定です。
季節 冬(一月一日)
場所 稲荷様の家
状況 ひょんなことから稲荷に初詣のお客から選ばれて一緒にすごすことになったあなた。
以上です。
では・・・スタート!!
「お・・きて・だ・・さい。起きて・・・くだ・・・さい。」
暖かい布団にもぐっていたあなたの耳に小さな声が聞こえる。
「朝ですよ。起きてください。」
うっすらと目をあけるとあなたが寝ている布団の横に正座であなたの顔を覗き込んでいる稲荷がいた。
「ふう。やっと起きてくださいましたか・・・明けましておめでとうございます。朝ですよ。布団を干しますから出てください。」
もぞもぞとあなたは布団から出た。その布団を稲荷が抱えて部屋を出て行く。
腕を伸ばし背筋をのばすあなた。朝日がとても眩しい。
と、布団を干し終えたのか稲荷が帰ってきた。
「さあさ。服を着替えてくださいな。私は朝ごはんを作って居間で待っていますね。」
と、着替えるように言った後に稲荷は部屋を出て行った。
あなた着替え中・・・
居間に入るとそれはそれは豪華なおせち料理が並べられていた。
「どうぞ。そこに座ってください。一人ではとても食べきれないのでよかったら一緒に食べましょう。」
すると稲荷は、どこから取り出したのか座布団を一枚置いた。
そこに座るあなた。
そして、朝食を食べようとすると急に稲荷が止めた。
「そういえば、忘れるところでした。あなたにお年玉があるんですよ。これです。」
稲荷は懐から一枚の封筒を取り出すとあなたに差し出した。
「どうぞ。中を見てくださいな。」
あなたがその封筒を開けると一枚の紙が入っていた。
そこには・・・
『稲荷様との添い寝券』
稲荷は、恥ずかしそうに赤くなりながら言った。
「ええ。あなたを選んだときから、ずっと添い寝したいと思っておりました。私たち稲荷は心優しい男と成人したその新年に添い寝をすると、一年間幸せになれるという言い伝えがあるのです。ですから・・・あなたがよろしければですが・・・一緒に、寝てくださいませんか?」
あなたはうなずく。
「うわあ。ありがとうございます!!では、朝食の後で先ほどの寝室にいらしてください。準備はしておきます。」
と言い終えると、稲荷はニコニコしながら朝食を食べ始めた。
あなたも、続いて朝食を食べた。
その後・・・
寝室に入ると稲荷が寝巻きに着替えて座っていた。
「ようこそ。では、そこに横になってください。」
言うとおりにあなたが横になると稲荷が「失礼します。」といって、布団に入ってきた。
ほぼ、肩がぶつかる程度の近さで横になる二人・・・
すると、稲荷が体を横に向けてあなたに向くと両手を広げた。
「さあ。こっちへきてくださいな・・・あら?顔を赤くして、あなたもしかして・・・こういうのは初めてでした?そうでしたか・・・では私がそちらに・・・ええと、よいしょ。」
と、稲荷があなたの後頭部と背中に手を添えてゆっくりと引っ付いた。(抱きしめた。)
が、ちょうど稲荷のふくよかな胸にあなたの顔が埋まり、稲荷はあなたの吐息が胸に当たりびくびくと体が震えた。
「ああ。息が・・・胸に・・・熱いですぅ・・・けど・・・あは、気持ちい
です・・・・よ・・・・すぅ。」
そのまま、甘い香りに包まれた二人は幸せに眠りについた。
新年の昼下がり・・・またひとつ・・・幸せが増えた。
明けましておめでとう。
11/01/02 02:48更新 / 暗がりの青年
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