関西弁でしゃべる刑部狸がたぬきそばを注文したら注意しろ。
ども、刑部狸のカエデちゃんです。
よーさんの人がうちの惚気話を聞いてもらったみたいで、ほんまおおきに。
まあ、アレはうちの邂逅録とかを、おもしろおかしゅう書かれとるけど……。
まあ記念になんか喋れ言われてココに来たんやけど何喋ったらええ?
うちが旦那にどんな風に愛されとるかって話しがええかな? それとも娘の話しでもしようか?
あ、何? 長なるから手短に済む話しがええって?
そういう話しが聞きたいって人が多かったら書くって?
まあ、うちが念飛ばして書かせとる手前、無理強いはせんけど、ちゃんと要望があったら書くんやで。
うちがどんなに愛されてる刑部狸か自慢したいからな。
うちの最後のクイズも面白かったらしいから、またクイズっぽいもんでもだそうかな?
ああせや食べ物の話しでもしようかな、うちがまだ旦那と出会うため、ジパングにおった頃の話しや。
<出題編>
「おばちゃん! うち『たぬきそば』注文したんやで、コレ『かけそば』やないか!!」
「何を言ってるんですか? ちゃんと注文した通り『たぬきそば』を出してるじゃないですか!」
まあ、とある食堂での出来事、うちが腹ごなしをしようと『たぬきそば』を注文した時事件は起こったんや。
事もあろうに出てきたのは『かけそば』やったんよ。
まあ、そこの食堂のおばちゃんが、稲荷やったからタチが悪い。
たぶんコレを読んでいる人は、刑部狸と稲荷がライバル関係やって事知ってると思う、向こうさんからしたらたぶん、うちが言いがかりつけたように見えたかもしれんな。
「やからうちが注文したんは『たぬきそば』や、コレは『かけそば』やないか!」
「だから『たぬきそば』でしょ? 注文通りじゃないですか!」
うちらの喧騒に、周りの人らが遠巻きでみてる……見物料とりゃよかったかな。
「ははん、言いがかりをつけて代金を踏み倒そうというの? さすが狸汚いねえ。」
この一言にちょっとカチンときた。
「何言うてんねん、こんなもんたぬきそばや言うて代金取るなんて、ここの店がボッタクリやろ!」
そのまま取っ組み合いの喧嘩をおっぱじめようとした時、この店のおっちゃん……つまりこの稲荷の旦那さんやね、その人がうちらの誤解が解いたんよ。
さて問題です、いったいうちらの誤解とはなんやったでしょう?
ちょっと旦那とお茶でも飲んでくるさかい、その間に考えとってや。
(ここから解答編までの間、引き続きカエデさんから念が飛んできてます、書かないほうがいいかな。 でもねえ、この状況は……ねえ。)
「マルシェさん、お茶にせえへん?」
うちが部屋から降りてくると旦那……マルシェさんは書類を一生懸命に読んでいる、声をかければ相変わらずあのふわっとした笑みで。
「ええ、こちらも一息入れたいと思ったところですよ。」
そう言って立ち上がれば、お茶の準備をはじめる……うちら二人の時間、二人だけの場所やからね。
「ええ匂いやね。」
「良いお茶が手に入りましたからね、そういえばカエデが焼いたクッキー、残ってましたっけ?」
「うん、まだ残ってる、一緒に食べよう。」
そう言ってウチは今朝焼いたばかりのクッキーを取り出し並べる、ちょっとしたお茶会……魔物娘はエッチばかりやのうて、こういう時間も大事なんよね。
こういう時間が二人の愛を深め、エッチの時が余計に……ああ、疼くわ。
「どうかしましたか、カエデ顔が赤いですよ。」
「ん? あ、こういう時間ができて幸せやなあって」
マルシェさんのお茶を飲み、ほっこりした気分になる。うちが作ったクッキーをひとつ手にとって、そのままマルシェさんのお口に運んで。
「はい、あーん。」
「あーん」
「美味しい?」
「ええ、とても美味しいですよ。」
やん、やっぱりマルシェさんの笑顔可愛い、きゅんきゅんするぅ。
「本当に嬉しそうですね。」
「そりゃ嬉しいよ、大好きな人に褒めてもらえるんは嬉しいもん」
そうやって何杯かお茶を飲み、すっかりクッキーも空になってしもうた。
「さあ、うちも部屋に戻ろうかな?」
そうやって立ち上がろうとしたら、マルシェさんがうちの手を掴む。
「お茶だけで済ませるんですか?」
ああ、あの冷たい目……そんな目で見られたらうち……。
「あ、でも……。」
「私はお茶だけで済ませるつもりはありませんよ……カエデはわるいこだね。」
マルシェさんがうちの事をわるいこって言うと胸のきゅんとした気持ちが止まらなくなる。
そのままうちはその場で座り込んで。
「は、はい……うち、うちはわるいこです。」
ご主人様の前で脚を広げてみせる、うちの着ている着物は丈が短いから、こう広げたら全部丸見えになってまう、もちろん下着なんて無粋なもんはつけてへん。
「せやさかい、ご主人様……わるいこのうちにオシオキしてください。」
ご主人様は冷たい眼差しでうちを見下ろし、うちの股間を踏みつける……。
「あん!」
「踏まれて感じているんですか? 本当にわるいこですね。」
ご主人様がうちの着物の胸元をつかめば左右にひっぱる、帯を少し上で絞めて強調されるようになったうちの胸が顕になるとご主人様は乱暴に掴んで、ちゅうちゅうと音を立てて吸っていく。
「あ、ご、ご主人様、ダメ!」
「何がダメなんだい? カエデはこうされるのが好きなわるいこじゃないか。」
ああ、またわるいこって……あ、そんなに吸うたら。
「はは、まだミルクが出るんだね。」
「ん、あ、ご、ご主人様のご指導の賜物です……。」
何人か娘もできるうち、うちの胸は母乳が出るようになってもうた、うちは最初は抵抗があったけど、ご主人様がとても喜んでくれて、ご主人様好みのやらしい身体になれた事が嬉しゅうなった。
第二夫人や第三夫人になったうちの娘はまだミルク出てへん、ご主人様を一番満足させれるんはうちだけやねんから。
「美味しいよカエデ……お茶、ミルクティにすればよかったかな?」
「あ、あん、ご主人様、おっぱいだけやったら辛いんです、ご慈悲を、ご慈悲を!!」
うちはそう言って秘所を自分で触れて、指で広げてみせる。
うちのミルクのんでもらうだけやなく、ご主人様のミルク、飲ませてほしゅうなる。
「ご慈悲? ご慈悲ってなんですか?」
ご主人様は私の秘所におもむろに指を突っ込むと、おもむろに中をかき混ぜ出す、うちの中はすでにぐちゃぐちゃになって、やらしい音が部屋に響いていく。
「あ、あああ、ごしゅじんさまの、ごしゅじんさまのおちんぽみるく、うちの、うちのおまんこに飲ませて、のませてえええええ!」
そのまま乱暴な愛撫にうちはイカされてしまう、そんで、さっきまでお茶を飲んでた事もあって……うちは黄色い水溜まりを作ってしまう、ご主人様の服にひっかけて汚してしまう……。
軽くイッたウチは、ご主人様の平手打ちで、我を取り戻す。
「何をしたんだ?」
ご主人様の声にうちは、涙をこぼし、やや子のように震えてしまう。
「ご、ごめんなさい……うち、うちお漏らししてもうて……」
「本当に悪い子ですね、カエデは……これはオシオキしないと」
ご主人様はうちの尻尾を掴んで引っ張る、そのままうちはご主人様にお尻を付き出した体勢になってまう。
「ああ、おゆるし、お許し下さいご主人様ぁ!!!」
それからご主人様はうちのお尻を何度も、何度も叩く、痛い、許してと言ってもご主人様の手は止まらない、うちのお尻はたぶん真っ赤になって……。
「叩かれて、感じているなんてカエデは変態さんだな。」
うちの股間から太腿にかけて、おしっこやないぬるっとした液体の感触がたれていくのを感じていた、そううちはご主人様に叩かれて、感じている。
「はぁい、これから、これからごしゅじんさまに、かわいがられるとおもうと、あん、カエデは、カエデはがまん、できへんのおお」
そのまま強く尻尾をひっぱられる感触、そして……うちの中に入ってくるご主人様のたくましい、ん、ちんぽぉ!!
「あひん、ご主人様、好き、おちんちん、ご主人様のおちんちんすきいいいい!!」
「まったく、私に痛めつけられてこんなに感じるなんて」
そのままご主人様は左腕でうちの尻尾を強く抱きしめ、うちのおっぱいを掴むと、牛の乳搾りのように乱暴に揉む、うちの胸からミルクが吹き出すこの格好は……。
「ほら、カエデこうされるのが好きなんだろ?」
「は、はひ、ご主人様、しゅき、こうやってうち、玩具にされるん好きぃ! あん、あ、ご主人様、中に、ごしゅじんさまのみるくううう!」
もはや精が欲しくてたまらないうちは、ご主人様のものをしっかりと絞るように締め付ける、ああ、もっと乱暴にされたいけど、精ないと、精飲ましてもらわんと、おかしゅうなる!
「あ、カエデ……出す、出すぞ!!」
うちの中で満たされていく精、この世に生をうけ、ご主人様と出会い結ばれた事をうちは改めて感謝する……ああ、うち幸せやわ。
そのままうちが気絶しそうになっても、まだご主人様のものは収まりそうにない、そらうちだけやなく娘の相手もしてるインキュバスやもん……でも今はうちが独り占め、しっかり味わうんやから。
あ、なんか忘れてる気がするな……ま、えっか、今はぁ、ご主人様のもん、味わうんよぉ……。
(ここでカエデさんの念が途絶える、どうやら旦那さんとの行為で念が飛ぶ余裕がなくなったらしい。そして5時間が経過する。)
ん、お待たせぇ〜。 あ、別に忘れてたわけやないよ。 ほんま、忘れてたりなんかしてへんから!! ん? 遅かったなぁって? そりゃもう決まってるんやんご主人様と、お茶をしてぇ、可愛がってもろうたんよ。
そういえば、何の話やったっけ?
(カエデさんが作者の書いている文章の、濡れ場より前の部分だけ読み返しております。
濡れ場の部分だけは別保存です、ぬかりはありませんよ。)
ああ、『たぬきそば』の話しやったね、ほな続き行こうか?
<解答編>
「何の騒ぎだ……。」
そう言って店の奥から仏頂面のおっちゃんが出てきはった。
「ああん、真一さん、このお客さんがね。」
「あんたがここの店主さんか? この店は『たぬきそば』注文したら『かけそば』出すんか?」
「こう言って言いがかりをつけてくるのよ……。」
そのまま稲荷のおばちゃんは、その仏頂面のおっちゃんに抱きついて悲しそうな顔をして訴えてはる。
おっちゃんはこっちをじっと見ている、なんか怖そうな目ぇして見てるけど、うちも商売人こんなんで怯む玉やない。
「うちは『たぬきそば』が食べたいだけや! ちゃんと注文したもん出しぃや!」
「お客さん、オオサカの人かい?」
「せや! うちはオオサカ生まれのオオサカ育ちの商人(あきんど)や!」
「ふむ、それは申し訳ない事をした……すぐ作り直しましょう。」
「え、ちょっと待って真一さん!!」
そのまま仏頂面のおっちゃんは、店の奥に戻り、稲荷のおばちゃんがうちに出してた『かけそば』を引っ込めていった。
それから少しばかし時間がたち、稲荷のおばちゃんが、なんや複雑な表情をして、うちの前に『たぬきそば』を持ってきた。
ええお出汁の香りに、思わずうちは喉をならしてまう。
「ああ、そうそうコレ、コレなんよ。」
透き通るような鰹出汁のおつゆのなかに、角の立った立派なお蕎麦……そしてその上には。
「えっと、お客さんの注文したのは『たぬきそば』よね?」
「そうや、ああ、この『たぬきそば』めっちゃ美味しそうやわ。」
そして私は蕎麦の上に浮かんだ具材にお箸を伸ばす。
「でもそれって『きつねそば』なんじゃ……」
うちが大好きなお揚げを掴もうとした瞬間、店のおばちゃんは変な事をいう。
「何言うとんねん『きつねそば』ちゃうわ! 『たぬきそば』や!」
「え、でも……。」
腑に落ちないという顔をしたおばちゃん、その後ろから店のおっちゃんが再び顔をのぞかせる。
「サクラ、オオサカではそのお蕎麦を『たぬきそば』って言うんだ。」
「ええ、そうなの!!」
「あとお客さん、オオサカの『たぬきそば』は他の地域では『きつねそば』って言うんですよ。」
「ええ、そうなん!?」
そう、さっき出された、天かすの入った『かけそば』の事を全国的には『たぬきそば』言うらしい、ほんで甘い油揚げののったウチの好きな『たぬきそば』は、他の地域やと『きつねそば』言うんやってね。
「な、なんかショックやわ(だわ)……。」
うちの声と店のおばちゃん、サクラさんの声がハモる。
「まあ、知らなかったのはしょうがない……あと、オオサカ出身と言うことで、出汁はオオサカ風にしている。さあ、熱いうちに。」
この店の店主である真一さんのすすめもあり、ウチは一心不乱にたぬきそばを堪能した。
いやあ、あん時はあまりにも美味しかったから思わずおかわりをやね……あ、何杯食べたかは秘密やで、兎に角堪能してしもうたんよ。
まあお揚げの美味しさを知るもの同士、その後犬猿の仲であるはずの、稲荷のサクラさんと意気投合し、その日はその食堂の閉店時間までお揚げ談義に花が開いたんよね。
さあ、問題の答えやで、答えは「オオサカの『たぬきそば』は油揚げが乗っかっているお蕎麦のことを言う」からでした。
あ、さて……うち、そろそろ行くわな……ご主人様が待ってるから、ん!
また機会があったらよろしゅうな。
よーさんの人がうちの惚気話を聞いてもらったみたいで、ほんまおおきに。
まあ、アレはうちの邂逅録とかを、おもしろおかしゅう書かれとるけど……。
まあ記念になんか喋れ言われてココに来たんやけど何喋ったらええ?
うちが旦那にどんな風に愛されとるかって話しがええかな? それとも娘の話しでもしようか?
あ、何? 長なるから手短に済む話しがええって?
そういう話しが聞きたいって人が多かったら書くって?
まあ、うちが念飛ばして書かせとる手前、無理強いはせんけど、ちゃんと要望があったら書くんやで。
うちがどんなに愛されてる刑部狸か自慢したいからな。
うちの最後のクイズも面白かったらしいから、またクイズっぽいもんでもだそうかな?
ああせや食べ物の話しでもしようかな、うちがまだ旦那と出会うため、ジパングにおった頃の話しや。
<出題編>
「おばちゃん! うち『たぬきそば』注文したんやで、コレ『かけそば』やないか!!」
「何を言ってるんですか? ちゃんと注文した通り『たぬきそば』を出してるじゃないですか!」
まあ、とある食堂での出来事、うちが腹ごなしをしようと『たぬきそば』を注文した時事件は起こったんや。
事もあろうに出てきたのは『かけそば』やったんよ。
まあ、そこの食堂のおばちゃんが、稲荷やったからタチが悪い。
たぶんコレを読んでいる人は、刑部狸と稲荷がライバル関係やって事知ってると思う、向こうさんからしたらたぶん、うちが言いがかりつけたように見えたかもしれんな。
「やからうちが注文したんは『たぬきそば』や、コレは『かけそば』やないか!」
「だから『たぬきそば』でしょ? 注文通りじゃないですか!」
うちらの喧騒に、周りの人らが遠巻きでみてる……見物料とりゃよかったかな。
「ははん、言いがかりをつけて代金を踏み倒そうというの? さすが狸汚いねえ。」
この一言にちょっとカチンときた。
「何言うてんねん、こんなもんたぬきそばや言うて代金取るなんて、ここの店がボッタクリやろ!」
そのまま取っ組み合いの喧嘩をおっぱじめようとした時、この店のおっちゃん……つまりこの稲荷の旦那さんやね、その人がうちらの誤解が解いたんよ。
さて問題です、いったいうちらの誤解とはなんやったでしょう?
ちょっと旦那とお茶でも飲んでくるさかい、その間に考えとってや。
(ここから解答編までの間、引き続きカエデさんから念が飛んできてます、書かないほうがいいかな。 でもねえ、この状況は……ねえ。)
「マルシェさん、お茶にせえへん?」
うちが部屋から降りてくると旦那……マルシェさんは書類を一生懸命に読んでいる、声をかければ相変わらずあのふわっとした笑みで。
「ええ、こちらも一息入れたいと思ったところですよ。」
そう言って立ち上がれば、お茶の準備をはじめる……うちら二人の時間、二人だけの場所やからね。
「ええ匂いやね。」
「良いお茶が手に入りましたからね、そういえばカエデが焼いたクッキー、残ってましたっけ?」
「うん、まだ残ってる、一緒に食べよう。」
そう言ってウチは今朝焼いたばかりのクッキーを取り出し並べる、ちょっとしたお茶会……魔物娘はエッチばかりやのうて、こういう時間も大事なんよね。
こういう時間が二人の愛を深め、エッチの時が余計に……ああ、疼くわ。
「どうかしましたか、カエデ顔が赤いですよ。」
「ん? あ、こういう時間ができて幸せやなあって」
マルシェさんのお茶を飲み、ほっこりした気分になる。うちが作ったクッキーをひとつ手にとって、そのままマルシェさんのお口に運んで。
「はい、あーん。」
「あーん」
「美味しい?」
「ええ、とても美味しいですよ。」
やん、やっぱりマルシェさんの笑顔可愛い、きゅんきゅんするぅ。
「本当に嬉しそうですね。」
「そりゃ嬉しいよ、大好きな人に褒めてもらえるんは嬉しいもん」
そうやって何杯かお茶を飲み、すっかりクッキーも空になってしもうた。
「さあ、うちも部屋に戻ろうかな?」
そうやって立ち上がろうとしたら、マルシェさんがうちの手を掴む。
「お茶だけで済ませるんですか?」
ああ、あの冷たい目……そんな目で見られたらうち……。
「あ、でも……。」
「私はお茶だけで済ませるつもりはありませんよ……カエデはわるいこだね。」
マルシェさんがうちの事をわるいこって言うと胸のきゅんとした気持ちが止まらなくなる。
そのままうちはその場で座り込んで。
「は、はい……うち、うちはわるいこです。」
ご主人様の前で脚を広げてみせる、うちの着ている着物は丈が短いから、こう広げたら全部丸見えになってまう、もちろん下着なんて無粋なもんはつけてへん。
「せやさかい、ご主人様……わるいこのうちにオシオキしてください。」
ご主人様は冷たい眼差しでうちを見下ろし、うちの股間を踏みつける……。
「あん!」
「踏まれて感じているんですか? 本当にわるいこですね。」
ご主人様がうちの着物の胸元をつかめば左右にひっぱる、帯を少し上で絞めて強調されるようになったうちの胸が顕になるとご主人様は乱暴に掴んで、ちゅうちゅうと音を立てて吸っていく。
「あ、ご、ご主人様、ダメ!」
「何がダメなんだい? カエデはこうされるのが好きなわるいこじゃないか。」
ああ、またわるいこって……あ、そんなに吸うたら。
「はは、まだミルクが出るんだね。」
「ん、あ、ご、ご主人様のご指導の賜物です……。」
何人か娘もできるうち、うちの胸は母乳が出るようになってもうた、うちは最初は抵抗があったけど、ご主人様がとても喜んでくれて、ご主人様好みのやらしい身体になれた事が嬉しゅうなった。
第二夫人や第三夫人になったうちの娘はまだミルク出てへん、ご主人様を一番満足させれるんはうちだけやねんから。
「美味しいよカエデ……お茶、ミルクティにすればよかったかな?」
「あ、あん、ご主人様、おっぱいだけやったら辛いんです、ご慈悲を、ご慈悲を!!」
うちはそう言って秘所を自分で触れて、指で広げてみせる。
うちのミルクのんでもらうだけやなく、ご主人様のミルク、飲ませてほしゅうなる。
「ご慈悲? ご慈悲ってなんですか?」
ご主人様は私の秘所におもむろに指を突っ込むと、おもむろに中をかき混ぜ出す、うちの中はすでにぐちゃぐちゃになって、やらしい音が部屋に響いていく。
「あ、あああ、ごしゅじんさまの、ごしゅじんさまのおちんぽみるく、うちの、うちのおまんこに飲ませて、のませてえええええ!」
そのまま乱暴な愛撫にうちはイカされてしまう、そんで、さっきまでお茶を飲んでた事もあって……うちは黄色い水溜まりを作ってしまう、ご主人様の服にひっかけて汚してしまう……。
軽くイッたウチは、ご主人様の平手打ちで、我を取り戻す。
「何をしたんだ?」
ご主人様の声にうちは、涙をこぼし、やや子のように震えてしまう。
「ご、ごめんなさい……うち、うちお漏らししてもうて……」
「本当に悪い子ですね、カエデは……これはオシオキしないと」
ご主人様はうちの尻尾を掴んで引っ張る、そのままうちはご主人様にお尻を付き出した体勢になってまう。
「ああ、おゆるし、お許し下さいご主人様ぁ!!!」
それからご主人様はうちのお尻を何度も、何度も叩く、痛い、許してと言ってもご主人様の手は止まらない、うちのお尻はたぶん真っ赤になって……。
「叩かれて、感じているなんてカエデは変態さんだな。」
うちの股間から太腿にかけて、おしっこやないぬるっとした液体の感触がたれていくのを感じていた、そううちはご主人様に叩かれて、感じている。
「はぁい、これから、これからごしゅじんさまに、かわいがられるとおもうと、あん、カエデは、カエデはがまん、できへんのおお」
そのまま強く尻尾をひっぱられる感触、そして……うちの中に入ってくるご主人様のたくましい、ん、ちんぽぉ!!
「あひん、ご主人様、好き、おちんちん、ご主人様のおちんちんすきいいいい!!」
「まったく、私に痛めつけられてこんなに感じるなんて」
そのままご主人様は左腕でうちの尻尾を強く抱きしめ、うちのおっぱいを掴むと、牛の乳搾りのように乱暴に揉む、うちの胸からミルクが吹き出すこの格好は……。
「ほら、カエデこうされるのが好きなんだろ?」
「は、はひ、ご主人様、しゅき、こうやってうち、玩具にされるん好きぃ! あん、あ、ご主人様、中に、ごしゅじんさまのみるくううう!」
もはや精が欲しくてたまらないうちは、ご主人様のものをしっかりと絞るように締め付ける、ああ、もっと乱暴にされたいけど、精ないと、精飲ましてもらわんと、おかしゅうなる!
「あ、カエデ……出す、出すぞ!!」
うちの中で満たされていく精、この世に生をうけ、ご主人様と出会い結ばれた事をうちは改めて感謝する……ああ、うち幸せやわ。
そのままうちが気絶しそうになっても、まだご主人様のものは収まりそうにない、そらうちだけやなく娘の相手もしてるインキュバスやもん……でも今はうちが独り占め、しっかり味わうんやから。
あ、なんか忘れてる気がするな……ま、えっか、今はぁ、ご主人様のもん、味わうんよぉ……。
(ここでカエデさんの念が途絶える、どうやら旦那さんとの行為で念が飛ぶ余裕がなくなったらしい。そして5時間が経過する。)
ん、お待たせぇ〜。 あ、別に忘れてたわけやないよ。 ほんま、忘れてたりなんかしてへんから!! ん? 遅かったなぁって? そりゃもう決まってるんやんご主人様と、お茶をしてぇ、可愛がってもろうたんよ。
そういえば、何の話やったっけ?
(カエデさんが作者の書いている文章の、濡れ場より前の部分だけ読み返しております。
濡れ場の部分だけは別保存です、ぬかりはありませんよ。)
ああ、『たぬきそば』の話しやったね、ほな続き行こうか?
<解答編>
「何の騒ぎだ……。」
そう言って店の奥から仏頂面のおっちゃんが出てきはった。
「ああん、真一さん、このお客さんがね。」
「あんたがここの店主さんか? この店は『たぬきそば』注文したら『かけそば』出すんか?」
「こう言って言いがかりをつけてくるのよ……。」
そのまま稲荷のおばちゃんは、その仏頂面のおっちゃんに抱きついて悲しそうな顔をして訴えてはる。
おっちゃんはこっちをじっと見ている、なんか怖そうな目ぇして見てるけど、うちも商売人こんなんで怯む玉やない。
「うちは『たぬきそば』が食べたいだけや! ちゃんと注文したもん出しぃや!」
「お客さん、オオサカの人かい?」
「せや! うちはオオサカ生まれのオオサカ育ちの商人(あきんど)や!」
「ふむ、それは申し訳ない事をした……すぐ作り直しましょう。」
「え、ちょっと待って真一さん!!」
そのまま仏頂面のおっちゃんは、店の奥に戻り、稲荷のおばちゃんがうちに出してた『かけそば』を引っ込めていった。
それから少しばかし時間がたち、稲荷のおばちゃんが、なんや複雑な表情をして、うちの前に『たぬきそば』を持ってきた。
ええお出汁の香りに、思わずうちは喉をならしてまう。
「ああ、そうそうコレ、コレなんよ。」
透き通るような鰹出汁のおつゆのなかに、角の立った立派なお蕎麦……そしてその上には。
「えっと、お客さんの注文したのは『たぬきそば』よね?」
「そうや、ああ、この『たぬきそば』めっちゃ美味しそうやわ。」
そして私は蕎麦の上に浮かんだ具材にお箸を伸ばす。
「でもそれって『きつねそば』なんじゃ……」
うちが大好きなお揚げを掴もうとした瞬間、店のおばちゃんは変な事をいう。
「何言うとんねん『きつねそば』ちゃうわ! 『たぬきそば』や!」
「え、でも……。」
腑に落ちないという顔をしたおばちゃん、その後ろから店のおっちゃんが再び顔をのぞかせる。
「サクラ、オオサカではそのお蕎麦を『たぬきそば』って言うんだ。」
「ええ、そうなの!!」
「あとお客さん、オオサカの『たぬきそば』は他の地域では『きつねそば』って言うんですよ。」
「ええ、そうなん!?」
そう、さっき出された、天かすの入った『かけそば』の事を全国的には『たぬきそば』言うらしい、ほんで甘い油揚げののったウチの好きな『たぬきそば』は、他の地域やと『きつねそば』言うんやってね。
「な、なんかショックやわ(だわ)……。」
うちの声と店のおばちゃん、サクラさんの声がハモる。
「まあ、知らなかったのはしょうがない……あと、オオサカ出身と言うことで、出汁はオオサカ風にしている。さあ、熱いうちに。」
この店の店主である真一さんのすすめもあり、ウチは一心不乱にたぬきそばを堪能した。
いやあ、あん時はあまりにも美味しかったから思わずおかわりをやね……あ、何杯食べたかは秘密やで、兎に角堪能してしもうたんよ。
まあお揚げの美味しさを知るもの同士、その後犬猿の仲であるはずの、稲荷のサクラさんと意気投合し、その日はその食堂の閉店時間までお揚げ談義に花が開いたんよね。
さあ、問題の答えやで、答えは「オオサカの『たぬきそば』は油揚げが乗っかっているお蕎麦のことを言う」からでした。
あ、さて……うち、そろそろ行くわな……ご主人様が待ってるから、ん!
また機会があったらよろしゅうな。
12/02/12 22:51更新 / 鬼謀大佐