「ファラオ」〜「ワイト」
ファラオ
アヌビスの項目で名前のみ登場してから約三年後にやっと目覚めた寝坊王。
ファラオと聞けばピラミッドを連想する方が多いと思われる。
実際にピラミッドにてファラオ(を守るアヌビス)の発見報告は多い。
しかし、古代の遺跡であればピラミッドじゃなくても存在する可能性がある。
なのでピラミッドじゃないからと言って油断は禁物である。
人間に近い外見をしているが、赤いひび割れのような模様が人間ではないことを証明している。
永い眠りにより神の力を宿すことに成功しているが、戦闘力はどのくらいかは不明。
少なくとも上位魔族クラスであることは間違いはないだろう。当然個人差はあるだろうが。
余談だがさり気なく人・魔・神のハイブリッドである。恐ろしや……。
ファラオになる前は神に人類を導くように命じられた人間達の王であったらしい。
ちなみに神が何者かは不明である。少なくとも主神ではないことは明らかとされる。
彼女達が主神教団を好く思ってないのと何か関係があるのではないかと言われている。
実は旧世代より大昔の人間であったらしい。別にそれだけだったのならいいのだが……。
つまりファラオの守護者であるアヌビスやスフィンクスも旧世代以前より存在することになる。
一体ファラオ達は何者なのだろうか……尚、本人はよく覚えていない模様。
もしかするとファラオ達は古代の勇者とも言える存在だったのかも知れない。
王の仕事も勇者の仕事も大変なのに、王であり勇者であった頃の苦労は計り知れない。
彼女達の昔の姿は略して勇者王と言うべきか。ガオガイガーは関係ないはず。
彼女達には是非、この新時代でゆっくりしていってね!!!欲しいものである。
ちなみに彼女達には一人に一匹だけ、とぐろを巻けば椅子に使えるほどの大きな蛇がいる。
この蛇はアンデッドなのか?ファラオとの関係性は?とかなり謎に包まれている。
例えば夫に懐いて擦り寄ってる蛇を見てファラオが嫉妬したりした現場が目撃されている。
他にも寝ているファラオを置いて外へ行こうとした夫を威嚇して引き返すようにしたらしい。
このことから「ファラオの一部ではないのか?」「いや、ペットでしょうね。」「いやいや、もしかしたら魔物ですらないかもしれないぞ!」と専門家の間で意見が分かれているとかいないとか。
余談だが王は男性が多いらしいので多くの王が性転換者、つまり元男の可能性が高い。
冒険者
「今回は小話ではなく、ファラオの『王の力』について補足させてもらおう。彼女達の『王の力』は「相手が心の底から嫌だ」と思う命令は効かないとある。それについてどんな感じなのかを小話で説明しよう。まずは効かない例からだ」
※不可能な命令集※
ファラオ
「夫を捨てろ!」
アヌビス
「嫌です!」
ファラオ
「夫を寄越せ!」
スフィンクス
「無理ですニャ!」
ファラオ
「夫を殺せ!」
マミー
「やだー!」
ファラオ
「自殺しろ!」
平民
「断る!」
冒険者
「……と、このように魔物娘への夫をどうこうって命令や死にたいと思ってない人に死ねと命じても意味ないってこと。特に魔物娘に夫を捨てろとか寄越せとか殺せとか命じても確実に効果なし」
冒険者
「成功確率ははっきり言って0%だ。だから相手が神の如き力を持ってなかろうが、こんな命令をしても無駄にしかならない……いや、そもそもファラオはこんな命令なんて絶対にしないだろうけど」
冒険者
「じゃあ次に、こんな命令なら効果はあるっていう例を見ていこう」
※可能な命令集※
ファラオ
「まだ人間?それがどうした!?今すぐいちゃエロしろ!!」
ヴァンパイア
「ヒャッハー!夫と朝までベッドで夜の運動会だー!!」
ファラオ
「勝ち負けなどに拘らずに今すぐヤってこい!」
リザードマン
「もう勝敗なんてどうでもいい!お前がずっと好きだったんだぁ!!」
ファラオ
「たまには逆の立場を味わってみたらどうだ?というわけで夫の性奴隷になるのだ!」
ダークエルフ
「今日から貴方がご主人様よ、早く元ご主人様におしおきをしなさい」
ファラオ
「私の婿になって平和に暮らそう!」
勇者
「嗚呼……逆らえない……」
冒険者
「このように、心の底から否定できない命令は効果があるんだ」
冒険者
「エロ関係の命令なら大抵は効いてしまう……魔物娘の悲しき性だな」
冒険者
「……え?ファラオの解説が妙に長くないかって?」
冒険者
「ここだけの話、実は図鑑世界の世界観とその謎にとって、彼女達は非常に重大な役目と意味を持つ種族なんだとか……だからここまで解説が長くなったんだと思うぞ」
冒険者
「まあ、本人達はよく覚えていないみたいだがな」
作者
「今回ちょっとクソ真面目過ぎやしませんかね……?」
アホピス
アポピス
冥府の力をその身に宿すと言われている闇色のラミア。
ファラオの天敵である太陽を食らう冥界の蛇、それが彼女である。
その名の通り、皆を照らす太陽とも言えるファラオに匹敵する力を持つ危険な存在。
その毒牙に噛まれてしまえば神の力を持つファラオも無事では済まず、無残に倒れてしまう……。
というのは昔の話。現在は倒れるどころか逆に飛び起きてしまうので大変らしい。(適当)
上記の通り倒せはしないが、一応代わりにファラオを隠居させる力が毒牙に宿った。(適当)
一応毒の効果は強力で、不思議の国へ行く前のアリスでも兄に襲いかかるらしい。(適当)
最近では胸をナスと言われたり、アホピスと言われたり、ネタキャラ化が進んでいる。(適当)
この事はファラオも警戒しており、いつネタ化してしまうのかと恐怖しているようだ。(適当)
余談だが目の白い部分が黒い魔物娘は大体過激派とかなんとか。(適当)
アポピスに噛まれたアヌビス
「ファラオ様三番!アポピス様二番!!そしてやっぱり旦那様が一番!!!」
冒険者
「おっと、このピラミッドは既に堕とされていたか……」
アポピスに噛まれたアヌビス
「マミーも大切な私の部下だ……ただしスフィンクス、てめーは外出て見張ってろ(無慈悲)」
スフィンクス
「あァァァんまりにゃァァアァ!!」
冒険者
「日頃の行いが悪いから……自業自得ってやつだな」
オオガネモチ
フンコロガシ
プリケツ
アプリ
ケプリ
ピラミッドーム!!
マジックボールを私の旦那にシュゥゥゥーッ!!
超!エキサイティンコ!!(性的な意味で)
3Pアクメセックス!
ピラミッドーム、ツクゾシリアナルから。
カクえもん、バトルファックも見たぁ!
体の一部が黄金で構成されている豪華な魔物。
旧魔王時代にてファラオとアポピスが争い合い、空になった遺跡が幾つか発生した。
新魔王時代にて、その空の遺跡にどこからともなく住み付き始めたのが彼女達である。
肉体の一部が黄金で作られているので、財宝扱いされることが稀にある。
しかし、喜べるのは一瞬だけ。すぐに数の暴力で逆に宝物にされるので注意するべし。
王(夫)の再来を夢見て、今日も魔力の塊である●をコロコロと転がし続けている。
色々と共通点があることからデビルバグと何か関係があるんじゃないかと疑われている。
ケプフ
「大変だ!王の喉が渇いたと!!」
ケピー
「畜生、オアシスまではとても間に合わねぇよ!」
ケプフ
「大丈夫だ、私の愛液を召し上がっていただければいい」
ケプフ
「さあ、私の愛液達よ……ん、王の喉を存分に潤せ!あん!」
クチュクチュ……トロォ〜……ゴクン
ケピー
「なるほど、その手が……」
王
「お、お、お……なんという美味、楽園の水を飲むが如し……」
ケピー
「それではこちらもご賞味ください……んぅ!」
もにゅん……プシュ!
ケプフ
「そ、それは母乳……!」
王
「こちらも先程の汁に劣らぬ母乳、桃源郷にて飲む美酒としか思えぬ……!」
ケプフ
「なんという……!」
ケピー
「勿体無きお言葉……!」
冒険者
「……お前ら何してんだ?」
王&ケプフ&ケピー
「「「キメラアントごっこ!」」」
冒険者
「お、おう……」
スフィンクス
「にゃんだか僕、凄くそわそわするにゃ〜……」
冒険者
「そうか、帰れ」
スフィンクス
「さっきから僕の扱い酷くにゃい!?」
アホピス
「愛故に苦しまなければならぬ……」
サンドウォーム
砂漠に生息するギガボディ巨大な魔物。サンドワームではない。
口内に分泌されている消化液は、人体に害はない。(発情作用はあるかもしれないが)
代わりとして衣服類などを全て溶かしてしまうというエロ同人にありそうな効果がある。
図鑑の絵では足が外殻と繋がってるが、実は繋がる場所はどこでもよい。
つまり尻尾のようなものを生やして外殻と繋げば足コキなどのプレイも可能だということだ。
固体によっては体内に部屋を作ったり、隔離空間を作って涎が掛からない場所を作ったり(主に夫の倉庫?)、夫の為にのベッドや腰掛けを作ったり、色々と可能だということが判明している。
口内の広さは固体によって違い、二人用の密着サイズから、ちょっとした部屋並の大きな口内を持つ巨大な個体も存在するのだとか。
彼女達は卵生であり、生まれた直後は甲殻が小さいので、成長するまでは両親と共に母親の口内で一緒に暮らすことが多いようだ。
彼女達の口内には魔力が満ちていて、それを光らせることにより光源を作る事が可能。
彼女達の意志で自由に真っ暗にしたり明るくしたりできるので、運動の際にはお好みでどうぞ。
冒険者
「こんなに大きい体を維持するには一体どれほどの食料が必要なんだ……」
サンドウォーム
「普通の量と変わらないと思うよ?」
冒険者
「そうか、それじゃあな」
サンドウォーム
「待ってよ、旦那様〜!」
冒険者
「……このノリも久しぶりだな」
カーネル・サンダーバード
タイプ:でんき・ひこう。
ハーピーの中でもかなりの凶暴性を持つ。ヒャッハーという台詞が似合う魔物娘の一人。
知り合いにファイアーバードという不死鳥がいるとかいないとか。
もう一人おまけにフリーズバードという心の目と絶対零度の使い手もいるとかいないとか。
魔力の雷を放っての電流プレイを得意としている。当然電気風呂もできる。
初登場時は唯一の電気属性だったが、現在は雷獣も登場し、唯一ではなくなった。
彼女達は感情が高ぶり過ぎると自分自身も痺れさせてしまう性質を持つ。
つまりリードしたいなら情熱的な告白をすれば簡単に逆転できるとか。
しかし最近は耐久型が多く、簡単には堕とせない場合が多いので注意されたし。
淫乱気味でハードなプレイも大好物な彼女達はきっと受け入れてくれるだろう。
……彼女達が極度のサドでもない限りは。
サンダーバード
「万雷の拍手を送れ、世の中のボケども……」
雷獣
「いきなりクライマックスだぜーッ!!」
冒険者
「楽しそうだな、お前ら」
イナズマコンビ
「「うっとり♡」」
侵略!クラーケン
元は船をも沈めるほど巨大なイカの魔物だった存在。白い肌が自慢らしい。
尚、クラーケン以外のイカ系の魔物はまだいない。念のため。
イカなので口からイカ墨を出すことができる。上の口と下の口、どちらから出すのかは謎。
そのイカ墨は真っ黒で、至近距離じゃないと相手の姿すら見えないほどの暗闇だとか。
彼女達のイカ墨を使ったパスタは普通のイカ墨パスタの何十倍も美味しいらしい。
男の手を引く感覚で大船を沈めたりするなど、ちょっと天然なところがある。
本人は「誰も死なないからいいよね」という考えらしく、直す気はない模様。
こう見えて大船を真っ二つにへし折るほどの怪力を誇る。
イカ墨の効果と船を沈めることから漁師の間では海の魔女として恐れられている。
元が巨大な魔物のせいか、色々とでかい部分が多い。(意味深)
冒険者
「イカくさいのか?そう考えていた時期が俺にもあったんだ」
クラーケン
「実際は殿方を興奮させる甘い匂いがしますよ?」
冒険者
「ところで、足の付け根の部分ってどうなってるんだ?」
クラーケン
「見たいですか?では、どうぞ」(たくし上げ)
冒険者
「ちょっ下着履けよ!」(赤面)
クラーケン
「履ける下着が……海に浸かっても大丈夫な下着が……」
冒険者
「………………うん」
リビングドール
リビンドールは滅びぬ!何度でも蘇るさ!
愛されたり愛されなかったりすることにより生まれる魔物。
よく勘違いされるのだが、付喪神ではないらしい。
人形だが、その身体はロリロリプニプニらしいので抱き心地は最高。
図鑑絵ではドレスを着ているので分かりづらいが、球体関節属性持ち。
人形だけあって身体の大きさは個体差で決まる。標準サイズは普通の人より少し小さいぐらい。
単体でも強力な彼女達だが、真の力を発揮するのは少女に手に入れられた時。
リビングドールの魔力ブーストは少女系の魔物娘とかなり相性が良い。
その中でもアリスとの相性はまるで赤い糸で結ばれているかのように最高である。
もしアリスと手を組んでしまえば、最強のロリコンイーターが誕生するであろう。
アリス
「ねんがんのおにんぎょうさんをてにいれたよ!」
ドールフェチ
「襲うから関係ないね(結婚しよ)
泣かしてでも奪い取る(問答無用)←ピッ
人形を譲ってくれ!頼む!(ロリに用はない)」
冒険者
「この汚らしい外道がッ!」
ドールフェチ
「許しtヤッダーバアァァアアア!!」
オマンコティアさん
マンティコア
尻尾オナホという言葉が似合う特徴的な尻尾を持つ魔獣。
狡猾で意地悪で悪魔で鬼で雄誑しで強気でサディストな性格が多い。
反魔物領で伝えられている「魔物は今でも人間を食す」という噂をあえて否定せずにそういう態度を取りながら襲うことから如何に男をいじめるのが大好きかがわかるだろう。
そんな彼女達も立派な魔物娘。今度機会があれば何かプレゼントをしてみるといい。
きっと赤面しながらもボソボソとお礼を言ういつもと違う可愛い彼女達の姿が見れるだろう。
魔物娘唯一のオナホ属性持ち。そして忘れられがちだがケモ耳属性と肉球属性の持ち主。
マニアな人達の間ではサディストな彼女達に似合わぬ萌えパーツが素晴らしいとのこと。
ギャップ萌えなのだろうが、もし彼女達に聞かれたらたっぷりといじめられそうである。
余談だが初登場時は「も○むす・くえすと!に影響された?」といった声が多かった。
サディスト
「オマンコティアさんのことマンティコアって言うのやめろよ!」
冒険者
「おいおい……」
マンティコア
「貴様はこの俺に、犯されるべきなんだッ!!!」
サディストのふりをした逆転されることに興奮するマゾヒスト
「や っ た ぜ」
冒険者
「真に恐ろしいのは痛みすら快楽に変えるマゾだってはっきりわかんだな」
リッチ
お金を多く持ってそうな名前をした魔物娘。
少なくとも実験の費用を払えるほどには金持ち。
背中に背負ってる十字架は墓石。持ち歩くものではない気がするが。
裸ローブを着用しているので初見で変態に見られることが多いらしい。
男性の実験体を手に入れる為か、たまに墓地や廃墟以外の場所でも見かける。
ちなみに実験体にされるということは、夫にされるということなので注意。
彼女達は魂を経箱と呼ばれる特殊な箱に入れているのが特徴。
性交中でもかなりの余裕が見られるのは他の魔物にはない個性である。
中にはどれだけ激しくされてもまるで感じてないように見えるほど冷静な者もいるようだ。
ちなみに経箱は壊されてもまた新しいのを作れる。
実験をしているからか、ダークエルフなどに変わって男性の拷問をすることもある。
無論拷問は拷問でも快楽拷問であるが、実験体とされてしまうのは免れないだろう。
というわけで皆もなろう実験体。アヘ顔の絶えないやらしい職場です!
リッチ
「新しい性感の完成だ!性交したら夫の射精のスピードは倍になる!」
実験体夫
「ひぎぃ!」
リッチ
「ん?射精速度じゃなくて射精量が二倍?何か間違ったかな……」
冒険者
「大して変わらないだろ」
ワイト
ヴァンパイア以上の実力を持つと言われる不死者の女王。
アンデッドの女王仲間にファラオがいるが、関連性は定かではない。
勇者並の力を持ってたり、素質があったりした人間が基本的にワイトとなる。
ゾンビの上位種なので、ゾンビからクラスチェンジすることもあるようだ。
逆に言えば調べた限りではゾンビ以外がワイト化したという事例はない。
彼女達の腕を覆っているあれは魔力で作り出した霊体(エクトプラズム)らしい。
特殊能力として触れた相手に膨大な快感を与えることができる。
その秘密は精の扱いとそれに伴う快感を操れるのが理由なのだとか。
なので触れた時点で負けが確定するようなものなので戦う際には注意。
たまに趣味で他のワイトやヴァンパイアを集めてのろけ会を開いているらしいが……。
エルブ
「聞こえるか、我が同族よ。忙しいところすまないが、ビッグニュースだ!」
シア
「どうしたんだい?まさかまた変なこと(中二病的な発言)を言うんじゃないだろうね?」
エルブ
「私がいつ変なことを言った?」
シア
(やっぱり自覚はしていないようだね……)
エルブ
「まあそれはさておき、『魔物娘言えるかな?』を知っているか?」
シア
「えっと……あぁ、あのロック少佐くんの小説のタイトルだったかな?」
エルブ
「実はシア宛にゲスト出演の招待状が届いたのだ!何故か私にな!」
シア
「へえ、僕宛に」
エルブ
「くそ、私も呼ばれる為には我が右腕の封印を解かねばならぬというのか?」
シア
(…………ふむ)
エルブ
「ところで、シアは今どこにいるんだ?」
シア
「ん?僕かい?僕は今ね……」
冒険者
「えっと、前にあいつは見た。こいつも見た。なら次はワイトが順当か?」
シア
「偵察任務中なのさ」
エルブ
「偵察?一体何をだ?……まさか伝説の!?」
シア
「敵を知ることこそ、勝利への近道だからね」
ガバッ!
冒険者
「うお!?近くにあった大岩から女性が!!」
シア
「ショウタイムだよ」
冒険者
「…………どこでその台詞を習った?」
シア
「ロック少佐くんから送られてきた台本を読んだのさ」
冒険者
(何を送ってるんだ……余計なものを送るな、あの馬鹿)
挑戦者が現れました!
一番ツンが残るのは誰か!?ツンデレデレデレ対決!
《ビフォー》
メドゥーサ
「ふん!こんな馬鹿みたいな企画を始めて、本当にロクなことをしないんだから」
エルフ
「人間の脳内はわけがわからないわ。魔物に同感することになるなんてね」
ヴァンパイア
「だが、面白い余興だ。付き合ってやろう。最も、私は簡単にはデレんがな」
ドラゴン
「この企画を考えた人間は何処だ!?少し礼儀を教えてやる!!」
セルキー
「毛皮がある限り、私がデレるなんてありえないわよ?」
《アフター》
メドゥーサ
「そ、そんなに見つめないでよ……照れるじゃない、馬鹿」
エルフ
「種族間の壁?そんなものは粉砕するものよ。人間とかエルフとか関係ない、大好き」
ヴァンパイア
「あぁ、とても美味な血と精だ……もうこの二つと貴様の愛なしでは生きられんぞ……」
ドラゴン
「ふ、貴様は我の宝者だ。それも他の宝なんぞ全て捨てても惜しくはないほどに、だ」
セルキー
「貴方の身体って、凄く温かいのね。貴方さえいれば毛皮なんてなくてもいいかも……」
☆判定の結果、少しツンが残っていたメドゥーサちゃんの勝利!☆
〜通信終了〜
アヌビスの項目で名前のみ登場してから約三年後にやっと目覚めた寝坊王。
ファラオと聞けばピラミッドを連想する方が多いと思われる。
実際にピラミッドにてファラオ(を守るアヌビス)の発見報告は多い。
しかし、古代の遺跡であればピラミッドじゃなくても存在する可能性がある。
なのでピラミッドじゃないからと言って油断は禁物である。
人間に近い外見をしているが、赤いひび割れのような模様が人間ではないことを証明している。
永い眠りにより神の力を宿すことに成功しているが、戦闘力はどのくらいかは不明。
少なくとも上位魔族クラスであることは間違いはないだろう。当然個人差はあるだろうが。
余談だがさり気なく人・魔・神のハイブリッドである。恐ろしや……。
ファラオになる前は神に人類を導くように命じられた人間達の王であったらしい。
ちなみに神が何者かは不明である。少なくとも主神ではないことは明らかとされる。
彼女達が主神教団を好く思ってないのと何か関係があるのではないかと言われている。
実は旧世代より大昔の人間であったらしい。別にそれだけだったのならいいのだが……。
つまりファラオの守護者であるアヌビスやスフィンクスも旧世代以前より存在することになる。
一体ファラオ達は何者なのだろうか……尚、本人はよく覚えていない模様。
もしかするとファラオ達は古代の勇者とも言える存在だったのかも知れない。
王の仕事も勇者の仕事も大変なのに、王であり勇者であった頃の苦労は計り知れない。
彼女達の昔の姿は略して勇者王と言うべきか。
彼女達には是非、この新時代でゆっくりしていって
ちなみに彼女達には一人に一匹だけ、とぐろを巻けば椅子に使えるほどの大きな蛇がいる。
この蛇はアンデッドなのか?ファラオとの関係性は?とかなり謎に包まれている。
例えば夫に懐いて擦り寄ってる蛇を見てファラオが嫉妬したりした現場が目撃されている。
他にも寝ているファラオを置いて外へ行こうとした夫を威嚇して引き返すようにしたらしい。
このことから「ファラオの一部ではないのか?」「いや、ペットでしょうね。」「いやいや、もしかしたら魔物ですらないかもしれないぞ!」と専門家の間で意見が分かれているとかいないとか。
余談だが王は男性が多いらしいので多くの王が性転換者、つまり元男の可能性が高い。
冒険者
「今回は小話ではなく、ファラオの『王の力』について補足させてもらおう。彼女達の『王の力』は「相手が心の底から嫌だ」と思う命令は効かないとある。それについてどんな感じなのかを小話で説明しよう。まずは効かない例からだ」
※不可能な命令集※
ファラオ
「夫を捨てろ!」
アヌビス
「嫌です!」
ファラオ
「夫を寄越せ!」
スフィンクス
「無理ですニャ!」
ファラオ
「夫を殺せ!」
マミー
「やだー!」
ファラオ
「自殺しろ!」
平民
「断る!」
冒険者
「……と、このように魔物娘への夫をどうこうって命令や死にたいと思ってない人に死ねと命じても意味ないってこと。特に魔物娘に夫を捨てろとか寄越せとか殺せとか命じても確実に効果なし」
冒険者
「成功確率ははっきり言って0%だ。だから相手が神の如き力を持ってなかろうが、こんな命令をしても無駄にしかならない……いや、そもそもファラオはこんな命令なんて絶対にしないだろうけど」
冒険者
「じゃあ次に、こんな命令なら効果はあるっていう例を見ていこう」
※可能な命令集※
ファラオ
「まだ人間?それがどうした!?今すぐいちゃエロしろ!!」
ヴァンパイア
「ヒャッハー!夫と朝までベッドで夜の運動会だー!!」
ファラオ
「勝ち負けなどに拘らずに今すぐヤってこい!」
リザードマン
「もう勝敗なんてどうでもいい!お前がずっと好きだったんだぁ!!」
ファラオ
「たまには逆の立場を味わってみたらどうだ?というわけで夫の性奴隷になるのだ!」
ダークエルフ
「今日から貴方がご主人様よ、早く元ご主人様におしおきをしなさい」
ファラオ
「私の婿になって平和に暮らそう!」
勇者
「嗚呼……逆らえない……」
冒険者
「このように、心の底から否定できない命令は効果があるんだ」
冒険者
「エロ関係の命令なら大抵は効いてしまう……魔物娘の悲しき性だな」
冒険者
「……え?ファラオの解説が妙に長くないかって?」
冒険者
「ここだけの話、実は図鑑世界の世界観とその謎にとって、彼女達は非常に重大な役目と意味を持つ種族なんだとか……だからここまで解説が長くなったんだと思うぞ」
冒険者
「まあ、本人達はよく覚えていないみたいだがな」
作者
「今回ちょっとクソ真面目過ぎやしませんかね……?」
アポピス
冥府の力をその身に宿すと言われている闇色のラミア。
ファラオの天敵である太陽を食らう冥界の蛇、それが彼女である。
その名の通り、皆を照らす太陽とも言えるファラオに匹敵する力を持つ危険な存在。
その毒牙に噛まれてしまえば神の力を持つファラオも無事では済まず、無残に倒れてしまう……。
というのは昔の話。現在は倒れるどころか逆に飛び起きてしまうので大変らしい。(適当)
上記の通り倒せはしないが、一応代わりにファラオを隠居させる力が毒牙に宿った。(適当)
一応毒の効果は強力で、不思議の国へ行く前のアリスでも兄に襲いかかるらしい。(適当)
最近では胸をナスと言われたり、アホピスと言われたり、ネタキャラ化が進んでいる。(適当)
この事はファラオも警戒しており、いつネタ化してしまうのかと恐怖しているようだ。(適当)
余談だが目の白い部分が黒い魔物娘は大体過激派とかなんとか。(適当)
アポピスに噛まれたアヌビス
「ファラオ様三番!アポピス様二番!!そしてやっぱり旦那様が一番!!!」
冒険者
「おっと、このピラミッドは既に堕とされていたか……」
アポピスに噛まれたアヌビス
「マミーも大切な私の部下だ……ただしスフィンクス、てめーは外出て見張ってろ(無慈悲)」
スフィンクス
「あァァァんまりにゃァァアァ!!」
冒険者
「日頃の行いが悪いから……自業自得ってやつだな」
フンコロガシ
プリケツ
アプリ
ケプリ
ピラミッドーム!!
マジックボールを私の旦那にシュゥゥゥーッ!!
超!エキサイティンコ!!(性的な意味で)
3Pアクメセックス!
ピラミッドーム、ツクゾシリアナルから。
カクえもん、バトルファックも見たぁ!
体の一部が黄金で構成されている豪華な魔物。
旧魔王時代にてファラオとアポピスが争い合い、空になった遺跡が幾つか発生した。
新魔王時代にて、その空の遺跡にどこからともなく住み付き始めたのが彼女達である。
肉体の一部が黄金で作られているので、財宝扱いされることが稀にある。
しかし、喜べるのは一瞬だけ。すぐに数の暴力で逆に宝物にされるので注意するべし。
王(夫)の再来を夢見て、今日も魔力の塊である●をコロコロと転がし続けている。
色々と共通点があることからデビルバグと何か関係があるんじゃないかと疑われている。
ケプフ
「大変だ!王の喉が渇いたと!!」
ケピー
「畜生、オアシスまではとても間に合わねぇよ!」
ケプフ
「大丈夫だ、私の愛液を召し上がっていただければいい」
ケプフ
「さあ、私の愛液達よ……ん、王の喉を存分に潤せ!あん!」
クチュクチュ……トロォ〜……ゴクン
ケピー
「なるほど、その手が……」
王
「お、お、お……なんという美味、楽園の水を飲むが如し……」
ケピー
「それではこちらもご賞味ください……んぅ!」
もにゅん……プシュ!
ケプフ
「そ、それは母乳……!」
王
「こちらも先程の汁に劣らぬ母乳、桃源郷にて飲む美酒としか思えぬ……!」
ケプフ
「なんという……!」
ケピー
「勿体無きお言葉……!」
冒険者
「……お前ら何してんだ?」
王&ケプフ&ケピー
「「「キメラアントごっこ!」」」
冒険者
「お、おう……」
スフィンクス
「にゃんだか僕、凄くそわそわするにゃ〜……」
冒険者
「そうか、帰れ」
スフィンクス
「さっきから僕の扱い酷くにゃい!?」
アホピス
「愛故に苦しまなければならぬ……」
サンドウォーム
砂漠に生息する
口内に分泌されている消化液は、人体に害はない。(発情作用はあるかもしれないが)
代わりとして衣服類などを全て溶かしてしまうというエロ同人にありそうな効果がある。
図鑑の絵では足が外殻と繋がってるが、実は繋がる場所はどこでもよい。
つまり尻尾のようなものを生やして外殻と繋げば足コキなどのプレイも可能だということだ。
固体によっては体内に部屋を作ったり、隔離空間を作って涎が掛からない場所を作ったり(主に夫の倉庫?)、夫の為にのベッドや腰掛けを作ったり、色々と可能だということが判明している。
口内の広さは固体によって違い、二人用の密着サイズから、ちょっとした部屋並の大きな口内を持つ巨大な個体も存在するのだとか。
彼女達は卵生であり、生まれた直後は甲殻が小さいので、成長するまでは両親と共に母親の口内で一緒に暮らすことが多いようだ。
彼女達の口内には魔力が満ちていて、それを光らせることにより光源を作る事が可能。
彼女達の意志で自由に真っ暗にしたり明るくしたりできるので、運動の際にはお好みでどうぞ。
冒険者
「こんなに大きい体を維持するには一体どれほどの食料が必要なんだ……」
サンドウォーム
「普通の量と変わらないと思うよ?」
冒険者
「そうか、それじゃあな」
サンドウォーム
「待ってよ、旦那様〜!」
冒険者
「……このノリも久しぶりだな」
ハーピーの中でもかなりの凶暴性を持つ。ヒャッハーという台詞が似合う魔物娘の一人。
知り合いにファイアーバードという不死鳥がいるとかいないとか。
もう一人おまけにフリーズバードという心の目と絶対零度の使い手もいるとかいないとか。
魔力の雷を放っての電流プレイを得意としている。当然電気風呂もできる。
初登場時は唯一の電気属性だったが、現在は雷獣も登場し、唯一ではなくなった。
彼女達は感情が高ぶり過ぎると自分自身も痺れさせてしまう性質を持つ。
つまりリードしたいなら情熱的な告白をすれば簡単に逆転できるとか。
淫乱気味でハードなプレイも大好物な彼女達はきっと受け入れてくれるだろう。
……彼女達が極度のサドでもない限りは。
サンダーバード
「万雷の拍手を送れ、世の中のボケども……」
雷獣
「いきなりクライマックスだぜーッ!!」
冒険者
「楽しそうだな、お前ら」
イナズマコンビ
「「うっとり♡」」
元は船をも沈めるほど巨大なイカの魔物だった存在。白い肌が自慢らしい。
尚、クラーケン以外のイカ系の魔物はまだいない。念のため。
イカなので口からイカ墨を出すことができる。上の口と下の口、どちらから出すのかは謎。
そのイカ墨は真っ黒で、至近距離じゃないと相手の姿すら見えないほどの暗闇だとか。
彼女達のイカ墨を使ったパスタは普通のイカ墨パスタの何十倍も美味しいらしい。
男の手を引く感覚で大船を沈めたりするなど、ちょっと天然なところがある。
本人は「誰も死なないからいいよね」という考えらしく、直す気はない模様。
こう見えて大船を真っ二つにへし折るほどの怪力を誇る。
イカ墨の効果と船を沈めることから漁師の間では海の魔女として恐れられている。
元が巨大な魔物のせいか、色々とでかい部分が多い。(意味深)
冒険者
「イカくさいのか?そう考えていた時期が俺にもあったんだ」
クラーケン
「実際は殿方を興奮させる甘い匂いがしますよ?」
冒険者
「ところで、足の付け根の部分ってどうなってるんだ?」
クラーケン
「見たいですか?では、どうぞ」(たくし上げ)
冒険者
「ちょっ下着履けよ!」(赤面)
クラーケン
「履ける下着が……海に浸かっても大丈夫な下着が……」
冒険者
「………………うん」
リビングドール
愛されたり愛されなかったりすることにより生まれる魔物。
よく勘違いされるのだが、付喪神ではないらしい。
人形だが、その身体はロリロリプニプニらしいので抱き心地は最高。
図鑑絵ではドレスを着ているので分かりづらいが、球体関節属性持ち。
人形だけあって身体の大きさは個体差で決まる。標準サイズは普通の人より少し小さいぐらい。
単体でも強力な彼女達だが、真の力を発揮するのは少女に手に入れられた時。
リビングドールの魔力ブーストは少女系の魔物娘とかなり相性が良い。
その中でもアリスとの相性はまるで赤い糸で結ばれているかのように最高である。
もしアリスと手を組んでしまえば、最強のロリコンイーターが誕生するであろう。
アリス
「ねんがんのおにんぎょうさんをてにいれたよ!」
ドールフェチ
「襲うから関係ないね(結婚しよ)
泣かしてでも奪い取る(問答無用)←ピッ
人形を譲ってくれ!頼む!(ロリに用はない)」
冒険者
「この汚らしい外道がッ!」
ドールフェチ
「許しtヤッダーバアァァアアア!!」
マンティコア
尻尾オナホという言葉が似合う特徴的な尻尾を持つ魔獣。
狡猾で意地悪で悪魔で鬼で雄誑しで強気でサディストな性格が多い。
反魔物領で伝えられている「魔物は今でも人間を食す」という噂をあえて否定せずにそういう態度を取りながら襲うことから如何に男をいじめるのが大好きかがわかるだろう。
そんな彼女達も立派な魔物娘。今度機会があれば何かプレゼントをしてみるといい。
きっと赤面しながらもボソボソとお礼を言ういつもと違う可愛い彼女達の姿が見れるだろう。
魔物娘唯一のオナホ属性持ち。そして忘れられがちだがケモ耳属性と肉球属性の持ち主。
マニアな人達の間ではサディストな彼女達に似合わぬ萌えパーツが素晴らしいとのこと。
ギャップ萌えなのだろうが、もし彼女達に聞かれたらたっぷりといじめられそうである。
余談だが初登場時は「も○むす・くえすと!に影響された?」といった声が多かった。
サディスト
「オマンコティアさんのことマンティコアって言うのやめろよ!」
冒険者
「おいおい……」
マンティコア
「貴様はこの俺に、犯されるべきなんだッ!!!」
サディストのふりをした逆転されることに興奮するマゾヒスト
「や っ た ぜ」
冒険者
「真に恐ろしいのは痛みすら快楽に変えるマゾだってはっきりわかんだな」
リッチ
お金を多く持ってそうな名前をした魔物娘。
少なくとも実験の費用を払えるほどには金持ち。
背中に背負ってる十字架は墓石。持ち歩くものではない気がするが。
裸ローブを着用しているので初見で変態に見られることが多いらしい。
男性の実験体を手に入れる為か、たまに墓地や廃墟以外の場所でも見かける。
ちなみに実験体にされるということは、夫にされるということなので注意。
彼女達は魂を経箱と呼ばれる特殊な箱に入れているのが特徴。
性交中でもかなりの余裕が見られるのは他の魔物にはない個性である。
中にはどれだけ激しくされてもまるで感じてないように見えるほど冷静な者もいるようだ。
ちなみに経箱は壊されてもまた新しいのを作れる。
実験をしているからか、ダークエルフなどに変わって男性の拷問をすることもある。
無論拷問は拷問でも快楽拷問であるが、実験体とされてしまうのは免れないだろう。
というわけで皆もなろう実験体。アヘ顔の絶えないやらしい職場です!
リッチ
「新しい性感の完成だ!性交したら夫の射精のスピードは倍になる!」
実験体夫
「ひぎぃ!」
リッチ
「ん?射精速度じゃなくて射精量が二倍?何か間違ったかな……」
冒険者
「大して変わらないだろ」
ワイト
ヴァンパイア以上の実力を持つと言われる不死者の女王。
アンデッドの女王仲間にファラオがいるが、関連性は定かではない。
勇者並の力を持ってたり、素質があったりした人間が基本的にワイトとなる。
ゾンビの上位種なので、ゾンビからクラスチェンジすることもあるようだ。
逆に言えば調べた限りではゾンビ以外がワイト化したという事例はない。
彼女達の腕を覆っているあれは魔力で作り出した霊体(エクトプラズム)らしい。
特殊能力として触れた相手に膨大な快感を与えることができる。
その秘密は精の扱いとそれに伴う快感を操れるのが理由なのだとか。
なので触れた時点で負けが確定するようなものなので戦う際には注意。
たまに趣味で他のワイトやヴァンパイアを集めてのろけ会を開いているらしいが……。
エルブ
「聞こえるか、我が同族よ。忙しいところすまないが、ビッグニュースだ!」
シア
「どうしたんだい?まさかまた変なこと(中二病的な発言)を言うんじゃないだろうね?」
エルブ
「私がいつ変なことを言った?」
シア
(やっぱり自覚はしていないようだね……)
エルブ
「まあそれはさておき、『魔物娘言えるかな?』を知っているか?」
シア
「えっと……あぁ、あのロック少佐くんの小説のタイトルだったかな?」
エルブ
「実はシア宛にゲスト出演の招待状が届いたのだ!何故か私にな!」
シア
「へえ、僕宛に」
エルブ
「くそ、私も呼ばれる為には我が右腕の封印を解かねばならぬというのか?」
シア
(…………ふむ)
エルブ
「ところで、シアは今どこにいるんだ?」
シア
「ん?僕かい?僕は今ね……」
冒険者
「えっと、前にあいつは見た。こいつも見た。なら次はワイトが順当か?」
シア
「偵察任務中なのさ」
エルブ
「偵察?一体何をだ?……まさか伝説の!?」
シア
「敵を知ることこそ、勝利への近道だからね」
ガバッ!
冒険者
「うお!?近くにあった大岩から女性が!!」
シア
「ショウタイムだよ」
冒険者
「…………どこでその台詞を習った?」
シア
「ロック少佐くんから送られてきた台本を読んだのさ」
冒険者
(何を送ってるんだ……余計なものを送るな、あの馬鹿)
挑戦者が現れました!
一番ツンが残るのは誰か!?ツンデレデレデレ対決!
《ビフォー》
メドゥーサ
「ふん!こんな馬鹿みたいな企画を始めて、本当にロクなことをしないんだから」
エルフ
「人間の脳内はわけがわからないわ。魔物に同感することになるなんてね」
ヴァンパイア
「だが、面白い余興だ。付き合ってやろう。最も、私は簡単にはデレんがな」
ドラゴン
「この企画を考えた人間は何処だ!?少し礼儀を教えてやる!!」
セルキー
「毛皮がある限り、私がデレるなんてありえないわよ?」
《アフター》
メドゥーサ
「そ、そんなに見つめないでよ……照れるじゃない、馬鹿」
エルフ
「種族間の壁?そんなものは粉砕するものよ。人間とかエルフとか関係ない、大好き」
ヴァンパイア
「あぁ、とても美味な血と精だ……もうこの二つと貴様の愛なしでは生きられんぞ……」
ドラゴン
「ふ、貴様は我の宝者だ。それも他の宝なんぞ全て捨てても惜しくはないほどに、だ」
セルキー
「貴方の身体って、凄く温かいのね。貴方さえいれば毛皮なんてなくてもいいかも……」
☆判定の結果、少しツンが残っていたメドゥーサちゃんの勝利!☆
〜通信終了〜
16/05/22 17:09更新 / 6(`ロ)9
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