第一章 出会い
久しぶりに夢を見た…嫌な夢だ。
まだ物心がつく前の十二歳頃の夢。
それも思い出したくない夢の一つだ。
そう…姉さんはあの日を境に姿を消してしまった。
理由や原因が全く分からない。
俺がオカリナを部屋から取って来る間に消えてしまった。
荒らされた形跡が無く、まるで神隠しにでもあった様に居なくなった。
あれから八年の月日が流れ、俺は二十歳。
姉さんは五つほど年が離れていたから二十五歳か。
最初の一年、俺は殆ど泣いていたかもしれない。
表向きは村人達に心配をかけない様に笑っていた。
しかし一方裏では広く感じられる家で一人泣いていた。
その度にライカさんは何度も家に招いてくれたけど俺は断った断り続けた。
姉さんがいつ帰って来てもいい様に一人では大きすぎる家に留まり続けた。
そして姉さんの言葉をいつも思い出していた。
―「シオン、つらい時や悲しい時などあった場合はオカリナを吹きなさい。オカリナの音色は心を和ませ、多くの種族や生き物と仲良くする事が出来るのよ」―
そしてオカリナを手に取り、家の屋根に登ってオカリナを吹く。
その御蔭でオカリナを吹くのが以前より上手くなったが姉さんに及ばない。
またオカリナを吹きながらこの言葉も思い出す。
―「外の世界は以前と大分違うけど今も尚、魔物を悪と決め付けたり、一般人を奴隷として扱う心の荒んだ人達など大勢いる。シオンはそんな人間になっちゃダメだよ?例え種族が違えど人を愛する心が彼女達に必ずあるんだからね」―
勿論俺の姉さんは正真正銘人間の女性だ。
容姿がとても美しくさらさらした長い黒髪をいつも束ねていた。
また黒曜石の様な瞳は吸い込まれそうな輝きをいつも放っていた。
弟である俺が恋心を抱きそうなほど姉さんは美しかった。
その為、何人もの村の男性が求婚を申し出ていたが姉さんは全て断っていた。
さて前置きはこの位にして話を進めるとしよう。
俺はシオン、この村は東の山奥に位置するヤマト。
山奥と言っても深山幽谷ほどなく普通の村より奥にあると言う事だ。
ヤマトは遥か東方の島国ジパングと似た環境にある。
一説によると東方の先祖がこの地に渡って創成したと言う。
その為、村人の殆どが黒い髪や茶色の髪と黒い瞳をしている。
主に村人は弓矢を巧みに操り、狩りをしながら生活をする。
中でも俺は剣を扱うのが上手く、弓矢も使えるが如何せん剣の方が得意だ。
俺の父さんも剣術が特に秀でて弓矢で仕留める事の出来ない猪や熊から村を護っていた。
俺はいつもの様にオカリナを手に取り、屋根に上る。
この家の屋根は柿葺(こけらぶき)で出来ている。
これは木材の薄板を用いて造り厚さが2~3ミリある。
最も厚いので1~3センチほど、ヤマトではライカ村長の屋根だ。
俺は最近、つらい時や悲しい時以外でもオカリナを吹く。
これは以前に訪れた旅人が俺の音色を聞き、初めて聞くにも拘らず告げた事がきっかけだ。
あれは姉さんが行方不明になって情報も全く入ってこない十五歳の頃だ。
いつもの様に僕が居間でオカリナを吹いている時だった。
村長のライカさんが一人の旅人と一緒に訪ねてきた。
その時、待機している旅人に言われた。
「君の演奏は悲しいな…こんなに悲しい音色は初めてだ」
僕は朝昼夜と三食を取る。
けど、それ以外いつもオカリナを吹いて家に籠っていた。
「旅人さん。彼の姉は行方不明なのです」
僕は姉さんが帰って来るものとばかり思っていた。
でも心の傷は深く、自暴自棄にならなかったけど心を閉ざしていた。
そして、いつもオカリナを手に持ち、オカリナを吹いていた。
オカリナを手放してしまえば姉さんとの絆が消える…そんな気がして。
「そうだったのか…すまない」
「はい…その為、今の彼は村長の私と極少数の人としか話しません」
「いつもこんな感じなのですか?」
「そうです。彼は姉を失った事で殆ど口を聞きません」
旅人の年齢は十七歳前後の赤毛の青年だった。
重い鎧を物ともせず身に纏い、背中に大きな剣を携えている。
何処かの騎士だろうか。
「殆ど口を利かないって…」
「これでも彼はしっかりしている方なのですよ」
「他の子供と…どう違うんだ?」
「普通の子供なら最後の肉親が居なくなれば食べ物すら口にしません」
「最後って…どう言う事だ?」
「彼の…両親は既に居ません」
その時オレはまたしてもやってしまったと思った。
だが自分の言葉の言動に気付いた時は既に遅かった。
ライカ村長が顔を伏せ、黒髪の少年の頭を優しく撫ぜている。
そう、この少年の両親は他界して居ない。オレは慌てて謝罪した。
「すまない」
「いえ…御気になさらず」
そのまま村長はオカリナを持っている少年に食べ物を渡した。
黒髪の少年はかすれた声で村長にお礼を言った。
そして、オカリナ少年は何事もなかった様に家に入った。
「いつもこのように食事を?」
「そうです。何度も私は家に招いたのですが彼は拒否を続けました」
「そうか…」
「暗い話はいいですね。旅人さんはどのくらい滞在します?」
「さてな、旅は急ぐものじゃないが…まぁ三日ほど滞在する」
「わかりました、宿屋に案内します」
「頼む」
オレは村長に案内され、宿屋に向かった。
その際、背後から聞こえてくる悲しいオカリナの音色に耳を傾けた。
オカリナの音色はあの少年の心をそのまま映した様に響き渡った。
姉さんが居なくなって三年…未だに情報が無い。
ライカさんや村人は姉さんの情報を少しでも入手しようと酒場を建設した。
外の世界では酒場と言うものがあり、そこで様々な情報を得る。
どんな些細な情報でもいいから収集し、それを元に真実を見つける。
また僕は考えたくないし、村人もライカさんも同じ気持ちの可能性があった。
しかし、その可能性が最も高く上げられた。
それは若い男の…少なくとも二人以上の村人による犯行。
姉さんは実弟の僕ですら結婚したいと思うほど美しい理想の女性だ。
その姉さんが求婚を断り続ければ自ずと人の欲望は駆り立てられる。
必ず、どんな手段を使ってでも手に入れたいと言う強い欲望。
僕はその可能性を幾度となく繰り返し考えてきた。
その度に僕はオカリナを吹き、頭の中から消し去った。
「姉さん…どこに行っちゃったの?僕にオカリナをもっと教えてよ…」
その時、扉の叩く音が聞こえた。
村の住人ではないのは確かだった。
「誰とも会いたくないのだけど…」
けど訪問された以上は対応をしなければならない。
もしかすると冒険者や旅人から得た姉さんの情報を教えてくれる。
僕は重い足取りで玄関に向かって木材で出来た扉を開く。
するとそこに居たのは昼間、ライカさんと訪れた赤毛の青年だった。
「よっ」
僕は何もなかった様に扉を閉めた。
「お、おい…開けた瞬間に閉めるなって」
「何の用でしょう?今は誰とも話したくないのです」
僕は再び扉を開くと赤毛の青年に問いかける。
いくら心を閉ざし、極少数の人と話さないとは言え対応しなければならない。
矛盾してる?そんな事無いです。これは社交辞令です。
そもそも僕は普通の子供より、しっかりしてます。
あの時だって…。
「いやさ、昼間も言ったけど君の音色は悲しいな」
「それを伝えに来たのですか?旅人さん」
「ソウマだ」
「え…?」
僕はいきなり旅人が名前を伝えた事に驚く。
「はぁ、ソウマさんですか。もう用は無いですよね?」
「ある…オレが名乗ったんだ、君の名前も教えてくれ」
「何故ですか?僕は別に貴方の名前は知らなくてもよかったのです。貴方が勝手に名乗ったのでしょう?もういいですよね、おやすみなさい」
そう言って僕は静かに扉を閉めた。
別にこれであの青年の気が悪くなっても僕には全く関係ない。
赤毛の青年が勝手に名乗ったのだ。
社交辞令として"相手が名乗ったら自分も名乗る"
だけど僕には青年の名前を知る必要が全くないから社交辞令とは無関係だ。
そのまま僕は居間に向かってオカリナを手に取り、唇にくわえる。
そして瞳を瞑り、僕は『思い出』を吹き始める。
この曲は姉さんが行方不明になってからはいつものように吹いている。
他にも三年と言う歳月の中、多くの曲を姉さんが居なくなって僕は独創した。
けど、この曲を吹く回数が最も多い。
それもそのはず、この曲は姉さんが僕に初めて教えてくれた。
もう、この曲を吹きながら涙を流す事は無くなったけど時々泣いてしまう。
今夜も少年の家からは『思い出』が村に響き渡る。
そして村長や村人は悲しい思い出の曲を聞きながら一日を終える。
けど彼等には少年の心の傷を癒す事は決して出来ない。
心の傷は普通の傷と全く異なり、そう簡単に癒えるものではない。
少年の心を癒すには三年前、行方不明になった姉を見つけ出す事。
それしか村人達には出来ない為、今は全力で情報を収集している。
宿屋の寝室で赤毛の青年ソウマが夜空を見上げている。
すると彼の瞳から一筋の涙が流れ、悲しく切なく輝いている。
彼は何故、輝く星空を見上げながら涙を流しているのだろうか。
まだ物心がつく前の十二歳頃の夢。
それも思い出したくない夢の一つだ。
そう…姉さんはあの日を境に姿を消してしまった。
理由や原因が全く分からない。
俺がオカリナを部屋から取って来る間に消えてしまった。
荒らされた形跡が無く、まるで神隠しにでもあった様に居なくなった。
あれから八年の月日が流れ、俺は二十歳。
姉さんは五つほど年が離れていたから二十五歳か。
最初の一年、俺は殆ど泣いていたかもしれない。
表向きは村人達に心配をかけない様に笑っていた。
しかし一方裏では広く感じられる家で一人泣いていた。
その度にライカさんは何度も家に招いてくれたけど俺は断った断り続けた。
姉さんがいつ帰って来てもいい様に一人では大きすぎる家に留まり続けた。
そして姉さんの言葉をいつも思い出していた。
―「シオン、つらい時や悲しい時などあった場合はオカリナを吹きなさい。オカリナの音色は心を和ませ、多くの種族や生き物と仲良くする事が出来るのよ」―
そしてオカリナを手に取り、家の屋根に登ってオカリナを吹く。
その御蔭でオカリナを吹くのが以前より上手くなったが姉さんに及ばない。
またオカリナを吹きながらこの言葉も思い出す。
―「外の世界は以前と大分違うけど今も尚、魔物を悪と決め付けたり、一般人を奴隷として扱う心の荒んだ人達など大勢いる。シオンはそんな人間になっちゃダメだよ?例え種族が違えど人を愛する心が彼女達に必ずあるんだからね」―
勿論俺の姉さんは正真正銘人間の女性だ。
容姿がとても美しくさらさらした長い黒髪をいつも束ねていた。
また黒曜石の様な瞳は吸い込まれそうな輝きをいつも放っていた。
弟である俺が恋心を抱きそうなほど姉さんは美しかった。
その為、何人もの村の男性が求婚を申し出ていたが姉さんは全て断っていた。
さて前置きはこの位にして話を進めるとしよう。
俺はシオン、この村は東の山奥に位置するヤマト。
山奥と言っても深山幽谷ほどなく普通の村より奥にあると言う事だ。
ヤマトは遥か東方の島国ジパングと似た環境にある。
一説によると東方の先祖がこの地に渡って創成したと言う。
その為、村人の殆どが黒い髪や茶色の髪と黒い瞳をしている。
主に村人は弓矢を巧みに操り、狩りをしながら生活をする。
中でも俺は剣を扱うのが上手く、弓矢も使えるが如何せん剣の方が得意だ。
俺の父さんも剣術が特に秀でて弓矢で仕留める事の出来ない猪や熊から村を護っていた。
俺はいつもの様にオカリナを手に取り、屋根に上る。
この家の屋根は柿葺(こけらぶき)で出来ている。
これは木材の薄板を用いて造り厚さが2~3ミリある。
最も厚いので1~3センチほど、ヤマトではライカ村長の屋根だ。
俺は最近、つらい時や悲しい時以外でもオカリナを吹く。
これは以前に訪れた旅人が俺の音色を聞き、初めて聞くにも拘らず告げた事がきっかけだ。
あれは姉さんが行方不明になって情報も全く入ってこない十五歳の頃だ。
いつもの様に僕が居間でオカリナを吹いている時だった。
村長のライカさんが一人の旅人と一緒に訪ねてきた。
その時、待機している旅人に言われた。
「君の演奏は悲しいな…こんなに悲しい音色は初めてだ」
僕は朝昼夜と三食を取る。
けど、それ以外いつもオカリナを吹いて家に籠っていた。
「旅人さん。彼の姉は行方不明なのです」
僕は姉さんが帰って来るものとばかり思っていた。
でも心の傷は深く、自暴自棄にならなかったけど心を閉ざしていた。
そして、いつもオカリナを手に持ち、オカリナを吹いていた。
オカリナを手放してしまえば姉さんとの絆が消える…そんな気がして。
「そうだったのか…すまない」
「はい…その為、今の彼は村長の私と極少数の人としか話しません」
「いつもこんな感じなのですか?」
「そうです。彼は姉を失った事で殆ど口を聞きません」
旅人の年齢は十七歳前後の赤毛の青年だった。
重い鎧を物ともせず身に纏い、背中に大きな剣を携えている。
何処かの騎士だろうか。
「殆ど口を利かないって…」
「これでも彼はしっかりしている方なのですよ」
「他の子供と…どう違うんだ?」
「普通の子供なら最後の肉親が居なくなれば食べ物すら口にしません」
「最後って…どう言う事だ?」
「彼の…両親は既に居ません」
その時オレはまたしてもやってしまったと思った。
だが自分の言葉の言動に気付いた時は既に遅かった。
ライカ村長が顔を伏せ、黒髪の少年の頭を優しく撫ぜている。
そう、この少年の両親は他界して居ない。オレは慌てて謝罪した。
「すまない」
「いえ…御気になさらず」
そのまま村長はオカリナを持っている少年に食べ物を渡した。
黒髪の少年はかすれた声で村長にお礼を言った。
そして、オカリナ少年は何事もなかった様に家に入った。
「いつもこのように食事を?」
「そうです。何度も私は家に招いたのですが彼は拒否を続けました」
「そうか…」
「暗い話はいいですね。旅人さんはどのくらい滞在します?」
「さてな、旅は急ぐものじゃないが…まぁ三日ほど滞在する」
「わかりました、宿屋に案内します」
「頼む」
オレは村長に案内され、宿屋に向かった。
その際、背後から聞こえてくる悲しいオカリナの音色に耳を傾けた。
オカリナの音色はあの少年の心をそのまま映した様に響き渡った。
姉さんが居なくなって三年…未だに情報が無い。
ライカさんや村人は姉さんの情報を少しでも入手しようと酒場を建設した。
外の世界では酒場と言うものがあり、そこで様々な情報を得る。
どんな些細な情報でもいいから収集し、それを元に真実を見つける。
また僕は考えたくないし、村人もライカさんも同じ気持ちの可能性があった。
しかし、その可能性が最も高く上げられた。
それは若い男の…少なくとも二人以上の村人による犯行。
姉さんは実弟の僕ですら結婚したいと思うほど美しい理想の女性だ。
その姉さんが求婚を断り続ければ自ずと人の欲望は駆り立てられる。
必ず、どんな手段を使ってでも手に入れたいと言う強い欲望。
僕はその可能性を幾度となく繰り返し考えてきた。
その度に僕はオカリナを吹き、頭の中から消し去った。
「姉さん…どこに行っちゃったの?僕にオカリナをもっと教えてよ…」
その時、扉の叩く音が聞こえた。
村の住人ではないのは確かだった。
「誰とも会いたくないのだけど…」
けど訪問された以上は対応をしなければならない。
もしかすると冒険者や旅人から得た姉さんの情報を教えてくれる。
僕は重い足取りで玄関に向かって木材で出来た扉を開く。
するとそこに居たのは昼間、ライカさんと訪れた赤毛の青年だった。
「よっ」
僕は何もなかった様に扉を閉めた。
「お、おい…開けた瞬間に閉めるなって」
「何の用でしょう?今は誰とも話したくないのです」
僕は再び扉を開くと赤毛の青年に問いかける。
いくら心を閉ざし、極少数の人と話さないとは言え対応しなければならない。
矛盾してる?そんな事無いです。これは社交辞令です。
そもそも僕は普通の子供より、しっかりしてます。
あの時だって…。
「いやさ、昼間も言ったけど君の音色は悲しいな」
「それを伝えに来たのですか?旅人さん」
「ソウマだ」
「え…?」
僕はいきなり旅人が名前を伝えた事に驚く。
「はぁ、ソウマさんですか。もう用は無いですよね?」
「ある…オレが名乗ったんだ、君の名前も教えてくれ」
「何故ですか?僕は別に貴方の名前は知らなくてもよかったのです。貴方が勝手に名乗ったのでしょう?もういいですよね、おやすみなさい」
そう言って僕は静かに扉を閉めた。
別にこれであの青年の気が悪くなっても僕には全く関係ない。
赤毛の青年が勝手に名乗ったのだ。
社交辞令として"相手が名乗ったら自分も名乗る"
だけど僕には青年の名前を知る必要が全くないから社交辞令とは無関係だ。
そのまま僕は居間に向かってオカリナを手に取り、唇にくわえる。
そして瞳を瞑り、僕は『思い出』を吹き始める。
この曲は姉さんが行方不明になってからはいつものように吹いている。
他にも三年と言う歳月の中、多くの曲を姉さんが居なくなって僕は独創した。
けど、この曲を吹く回数が最も多い。
それもそのはず、この曲は姉さんが僕に初めて教えてくれた。
もう、この曲を吹きながら涙を流す事は無くなったけど時々泣いてしまう。
今夜も少年の家からは『思い出』が村に響き渡る。
そして村長や村人は悲しい思い出の曲を聞きながら一日を終える。
けど彼等には少年の心の傷を癒す事は決して出来ない。
心の傷は普通の傷と全く異なり、そう簡単に癒えるものではない。
少年の心を癒すには三年前、行方不明になった姉を見つけ出す事。
それしか村人達には出来ない為、今は全力で情報を収集している。
宿屋の寝室で赤毛の青年ソウマが夜空を見上げている。
すると彼の瞳から一筋の涙が流れ、悲しく切なく輝いている。
彼は何故、輝く星空を見上げながら涙を流しているのだろうか。
13/05/01 01:33更新 / 蒼穹の翼
戻る
次へ