連載小説
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49 胸という名の壁を見た
〜デメトリオが起きる15分前〜

私は目を覚ましてすぐ、自分の胸のサイズが大きくなる方法が成果を結んだかを知るために、メジャーを取り出したのよ…
なんだか、胸の大きさが大きくなったのは誤作動だったとか言っている人がいるって噂も聞いたしね?
結構…内心で驚いているんじゃないの?
メリィはこんなに話すキャラだったんだとか思っているんでしょ?
普段はめんどくさいから話していないだけよ…

「さぁて…今日も大きくなってるかなぁ〜♪」

そう言いながら自分の胸のサイズを測ってみるんだけど…
な…なんて事!?大きさが…元に戻っているなんて…!?
まさか、私が…勘違いをしていたの…!?
認めないわ…認めないわよ!!
…で、でも…この書物がもし正しくないとしたら…私のバストアップは成立しない!?
これは…いろいろな可能性も視野に入れて考えないと…あぁっ!!イライラする!!
これはデメトリオでストレスを発散するしか…ないわね…

〜そして、デメトリオ起床…メインイベントスタート!!

……はっ!?い、嫌な予感がしたぜ…
全く…朝おきてから嫌な予感に襲われてなおかつ…身体が疲れているなんて洒落にもならないよなぁ…
なんて思いながら、俺はのんびりと食堂に行きビタミンを摂取し初めたんだが…確かこの第二テント地域でも手紙を渡さないといけない人がいるんだったよなぁ…
ここまで来るための地図をくれたレノンさんの依頼だから…不意にするわけにもいかないしなぁ…

問題は…この第二テント地域の広さが果たしてどのくらいなのか…
それが問題だよ!!
そこで、俺はメリィに一応話をしてから探す作業を始めることにしたんだ。
そしてメリィの所に行ったんだが…なんて言ったらいんだろうか?

物凄い機嫌が悪そうなんだよなぁ…俺を睨んでいるような…そんな感じもするしな?
で…俺は恨まれるようなことをした記憶は無いんだが…なぜ俺を睨んでいるんだ!?
「…め、メリィ…お願いがあるんだけど…」
「…なにか?」
「ひぃっ…そ、そのぉ…この場所でもちょっと頼まれごとがあって、少し時間を使わせてもらいたいんだけど…」

そして、メリィは俺を睨んだまましばらく何かを考え、その後不適な笑いを浮かべて俺の方に近づいてきたんだ!!
な、何か身の危険を感じるんだが…俺の勘違いか!?ほ、本当にそうだよな!?
俺は…本気で焦っていたわけだぜ…メリィは…良くわからないプレッシャーを感じるからなぁ…

「デメトリオ〜?だったら…少し肩と腰でも揉んでくれないかしらぁ?後、羽のここの部分も結構こりが酷くて…やってくれるわよね?」
え、えぇ〜…な、なんで俺がそんなめんどくさいことをしないといけないんだ?嫌だよ俺は!!
「嫌だよ俺は…な、なんで俺がそんな事をしないと…」
「へぇ〜…私に逆らうと…?いい身分ねぇ…あなた?少々最近…生意気になってきている気もするんだけど…?」
「な、なっていませんよ!!やればいいんでしょう!?」

俺はここであきらめてメリィの体の、こっている部分を揉み解すことにしたんだが…
こ、こんなこと…やったことないんだけどなぁ…
あっ…勘違いされたら嫌だから先に言っておくんだが…俺は決して身体を触りたいからとか…そんな邪念を抱いてはいないからな!?
まぁ…わかっているとは思うんだけどな?いくら俺が男だからって…
そんなめんどくさいことをするわけが無いだろう!!
自分からすすんでこのようなことをするくらいなら…自分の部屋で干し肉食ってのんびりしているほうが大分ましだよ!!

じゃあ…まずは肩でも…やってみるかぁ?
本音、失敗しないか本気で心配だよ…失敗したら…
だ、だめだ!!失敗したときのことを考えたら…だめなんだぁ!!
俺はここで遂に…メリィの肩に手を添えたんだ…っと、ちょっと待て!!
え?まだやらないのかって?もしも俺の手でメリィの身体に触れたことにより、後で何かが起こってしまってはいけないからな…
俺が持っている手袋…その中でも最も高価なシルクの手袋を着用し、更に消毒を施した後、消毒液が確実になくならないとダメ…そうだろ!?

そして…俺がメリィの肩を揉み始めたんだが…
「…あら?デメトリオ…上手いわね?昔やってた?」
「いや…やってないけど…」
「へぇ…そうなの…(…も、もしかしたら今までやってくれた中で…一番こりを揉み解すのが上手いかも…こ、こんな才能があったの…!?以外ね…)」

そしてしばらくして…今度は腰の部分だが…
肩の部分のマッサージをしているときに文句を言われなかったのは…以外だったなぁ…
「じゃあ…腰に移りますけど…いいですか?」
「ほわぁ〜♥あ、あぁ…いいわよぉ〜♥」
「……頼むから、へんな声を上げないでもらいたいところだぜ…」
「はっ…!?い、いいから早くやりなさいよ!(思わず素が出たわ…この特技だけでもサリィと結婚させるには…十分ね)」
「す、すみません!!直ちにやらせていただきます!」

ふぅ…腰に移ってから10分経過…さすがは戦闘のときの攻撃手段が足…腰も意外に鍛えられていたぜ…
ムキムキってわけじゃない…程よい感じって言ったところかな?
でも…そろそろいいよなぁ?もう…十分やったし…
「…メリィ、もうそろそろ終わりでいいよな?十分やったからさぁ…」
「いいわ…って、ちょっと待ちなさい…翼関節…まだやってもらってないわよ?」

よ、翼関節だとぉ!?そ…その場合、メリィを真正面に捉えた状態で俺はマッサージをしなければいけないじゃないか!!
そんな…恐ろしいこと出来るわけが…でも、断っても通じないんだろうなぁ…
俺はそんな事を考えてしまったり…結局、俺はメリィの翼関節もマッサージすることにしたんだが…どこだ!?翼関節って!?

そして翼関節をマッサージし始めて早10分…メリィの緩みきった表情をチラっと見ながら、胸元を見ないように努力しながら揉み続けた俺は…凄いと思うぜ?
「じゅる…よかったわよ…?癖になりそうだったわ…」
「…もう二度としないけどな?じゃあ…ちょっと第二テント地域内を見てくるよ」
そう言って、俺はメリィのいる部屋から出て、宿屋を後にしてレノンさんが届けてくれって頼んだ手紙を見たわけだが…

その手紙にはヴァーノって人に届けてくれって書いてあったんだが…
誰だそれは!?こ、こんな広いテント地域の中で…それを見つけ出せというのかぁ!?
俺は一人でバカみたいに…突っ立っていることしか出来なかったぜ…
とそのとき、俺は後ろから何かに体当たりされてその場に倒れこんだんだ…

痛い…痛いぜ…誰だ一体!?これだから前を確認せずに走ったりするのは危険だと…
俺は内心でそうぼやきながら、俺に当たってきた誰かの方を見たのだった…
俺の目の前に立っているのはゴーレムの女性だったんだ…
ま、まさか…彼女はこけることも無く俺だけが地面に倒れこむ結果になろうとはな…
少しだけ、情けなく感じたりもしてしまう俺がここにいた。

「………」
こ、このゴーレムの女性は…当たってきたというのにごめんなさいも言わないのかよ!?先に当たってきたら謝罪しなければいけないってのは暗黙のルールって奴じゃないのか!?
はっ…わかったぞ!!俺はあまりにもオーラが弱くて…それくらいの価値もないって思われているんだな!?きっとそうだろ!!
それだったら…相手にされないのも仕方がないな…
こう…自分で思えるように最近なってきたから…こわいものだよなぁ…

「……すみません、急いでいたので…」
……えっと…さっき散々心の中でつぶやいたんだが…それを全部却下させていただきます…このゴーレムの女性は…非道なお方ではなかった!!
くぅっ…な、なんだこの罪悪感は!?
俺は物凄い罪悪感に陥ったが…内心、そのまま無視されなかったことに喜びも感じたりしていたんだ。
「いえいえ…次は気をつけてください…では俺はこれで…」
そう言って、俺はこの場から去ろうとしたんだ。早く…ヴァーノって人を見つけないといけないし…のんびりしている暇はないからなぁ…

だが…俺が去ろうとすると、そのゴーレムの女性に呼び止められてしまったんだよ!
「……あのぉ、手紙落ちてますよ?」
「へっ?あ、ありがとうございます!!」
あ、危ないところだったぜ…肝心の手紙を持っていなかったら探して見つけても意味が無いからなぁ…助かったぜ…
「あ、ありがとう!!すまないな…」
「………ヴァーノさん宛でしたら…届けましょうか?」
「えぇ!?ヴァーノさんがどこにいるのかわかるんですか!?」
ま、まさか…こんなに物事が上手くいくなんて思ってもいなかったぜ…
運がいい時ってのも…あるものなんだなぁ…感嘆するぜ…

だが、俺が頼まれたわけだし…俺が届けるってのが筋ってものさ!!
場所だけ…教えてもらおうかな?
俺は心でそう考えると、さっそく彼女にヴァーノさんのいるところを聞くことにしたんだ。
「あの…俺、デメトリオって言うんですが…やっぱりヴァーノさんには俺が頼まれているので俺が届けます。なので…ヴァーノさんがどこにいるのかだけでも教えてくれませんか?」
「それじゃあ…私もヴァーノさんに用事があるので……一緒に行きますか?」
「え…それは願ってもないことで…はい…」
こうして、俺は一時的にだがゴーレムの彼女と一緒にヴァーノさんのいるところまで行くことになったんだぜ…

そして、少し歩いてから俺は無事にヴァーノさんがいると思われるテントに到着したんだ!!
ここにくるまでの間…あのゴーレムの女性のリルビーさんとは少しだけ話をした訳だが…結構無口だけどいい人だと俺は思うよ?

さて…後はヴァーノさんにこの手紙を届けたら俺の頼まれている依頼は終了だな…長かったようで、短かった依頼だったぜ…
あっ…どっちだよって突っ込みは無しの方向でお願いしますよ?
そして俺はヴァーノさんがいると思われるテントの中に入ったんだが…

「はぁはぁ…レノン〜♥次はいつになったら会えるのぉ〜…まちきれないよぉ〜!!」
……えっと、俺は入るテントを間違えたのか?
中に入ってみると、レノンさんの絵が書かれた枕を抱きながらもじもじしているアヌビスの女性が…
口コミではアヌビスの女性は結構…真面目だと聞いていたんだが…この口コミも間違っていたのかなっと…
そう思いながら突っ立っていると…

「レノン…会いたいなぁ…はっ!?」
か、勝手に入っていることがばれてしまったんだよ!!
くぅっ…こ、こうなったら…
「うわぁっ!?す、すまん…ごゆっくりぃ!!」
そう言って俺は後ろを振り返り逃げようと…したとき、隣のテントからヴァーノさんの仲間であろう女性が出てきて…つかまってしまいました…
今日は…運がいい気がしたんだけどなぁ…

「で…私のテントに何をしに来たのだ?青年…」
さっきまでの雰囲気が嘘だったのか!?と言いたくなるくらい雰囲気が急変したアヌビスの女性が目の前に立っているこの状況…非常に複雑な気分だが…
俺は…正直に言うしかないんだよ!!嘘をついても無駄だし…な?
「お、俺はレノンさんからヴァーノさんに手紙を届けにきただけですよ!!」
「…本当か?」
あ、あの目は…信じていないな…?俺は本当のことをいっているのに…
ま、まぁ…信じたくないって気持ちはわかるけど…

…どうでもいいんだが、あそこにいるマミーの女の子の無表情な目線が…やけに俺の心に突き刺さるぜ…
こういった状況の中、何の反応もなく無表情で見られるというのは…つらいものだよなぁ…

そうして俺は…信じてもらうために手紙をヴァーノさんに差し出したのだった…
いや…よく考えたら初めからこうすればよかったんじゃないのかって…そんな気がするぜ…
「……どうやら、本物のようだな…これはすまないことをした…リシャナ、縄をといてやってくれ」
「えぇ〜…嫌ですよぉ…めんどくさいじゃないですか!」
「なっ…いいから早くするんだ!!わかったな!」

こうして、リシャナと呼ばれた女性が俺の縄を、物凄く文句を言いながら解いてくれたのだった…
「お詫びに、私たちが今やろうとしているオアシス開口計画を少しだけ…教えてあげよう…サイファーについていってくれ…手紙、届けてくれてありがとうな?」
そういわれた後、俺は無口かつ無表情なあの女の子に連れられてヴァーノさんがいるこのテントを後にしたのだった…

……で、この子は本当に何もしゃべらないのだが…
俺は今まで旅に出て、結構大勢の人に会ってきたから、こんな感じでしゃべらない子も何人かいた覚えはある。でも…ここまで無言だった子には出会わなかった!!
本気でそう思えるくらい…会話が無かったのさ…しかたがないだろ?

そうこうしていると、いきなりサイファーちゃんがその場で止まったんだよ!
俺はそのことに気がつかずにもう少しで当たってしまうところだったぜ…
危ない危ない…
「……」
相変わらず何も話してこないわけだが、サイファーちゃんは目の前にある遺跡を指差して、遺跡の方に歩いて行ったわけだ…
こ、これが…オアシス開口計画の一部分を担う場所か…
外見だけでも結構凄いのに…中はどんな感じになっているんだろうか…?
実に気になるところだぜ…

中に入ってみると、外見とは裏腹に中は古かったんだ…いや、遺跡な訳だから古くて当たり前なのか?わからないなぁ…
で…俺をここに連れてくるだけでオアシス開口計画のことを教えてくれるのは終わりってことはないよな?
さすがに…俺にこの場所に連れてこられただけで全てを理解するほどの能力は無いぞ?
などと思いながら、ただ無意味に突っ立っていると奥の方からよくわからない赤い光が!?
な、なんなんだ一体…!?

俺は謎の赤い光に困惑していたが…その正体はあのマミーの女性の目の色だったのさ!!
ほら…暗闇の中で赤い目が線を描きながら写る現象…
えーと、MHのナルガ様でも想像してくれればわかると思うんだが…
あっ!?な、なんで俺が知っているかは聞くなよ!?決して右手に持っているカンニングペーパーを見ながら言ったわけじゃないんだからな!?

「……」
サイファーちゃんが紅眼のマミーの女性の耳元で何かを言うと、全てを理解したといいたくなるような表情で俺の方に歩いてきたんだ…そのマミーの女性がな?
「今回はこんなところまで足を運んでくださってありがとうございます!ヴァーノさんに手紙をお届けになられてオアシス開口計画を少し知りたいとか…いいですよ!喜んでお話しましょう!!」
俺は別に聞きたい訳では無いんだけど…
「よし!!わしにも教えるのじゃ!!」
うわぁっ!?ぞ、ゾーネ…なぜここに!?
正直…いつの間に来たのかさえ俺はわからなかったんだが…
「……デメトリオ、変なポーズを取るのはやめるのじゃ!恥ずかしい…」
……こ、このポーズ…お気に入りなんだけどなぁ…

ま、まぁ…俺が驚いたときに必ず取るポーズを変だって言われたことは大した問題ではないし…ゾーネがなぜここにいるのかを追求したら…限がない気がするから俺は…触れないでおこうかなっと…
そう思って俺はゾーネの件には突っ込みを入れず、オアシス開口計画とやらに集中することにしたのだった。

「そもそも…オアシス開口計画というのは何なのか…それを始めに説明させていただきますが…今私たちがいるこの砂漠が、大昔にはまだ緑豊かな土地であったという文献が残っており、地底の方にはその時期に蓄えられた水が少なからず眠っている…ここまではわかりますよね?」
そういえば…シャイニングってドラゴンの方がそんな事を言っていたような気が…するようなしないような…
ま、まぁ…どうでもいいかな?うん…

わからないことは追求しないのが俺のポリシーなのでなぁ!!
あ、でも…はっきりさせておきたいのなら少し前のお話をお読みくださいよ?
俺には…聞かないでいただきたい!!

「で、私たちはその地底水脈を見つけ出してオアシスを作る計画を進めていて…この遺跡はその計画を実行に移すための地底水脈を掘り当てるための本拠点というわけですよ!!」
「……じゃが、地底水脈を見つけるといってもそう簡単には見つからんのではないかのぉ?地底といっても狭いわけではない…下手をすれば地上よりも広いかもしれんのじゃぞ?地盤もそこまで丈夫な場所が多いとも思えん…」
……な、なんだか…専門的な話に入る気がしてきたぜ…
専門的な話を始めてもらった場合…俺はわからないからなぁ…
その話がわかる場合は話は別だが…

そう思いながらも、この場を無言で立ち去るという行動が取れなかった俺はわからない話をずっと聞く羽目になったのだった…
で、話がようやく終わったとき、俺は一瞬だが安堵したね…うん。
「こちらが教えるはずだったのに、いろいろと教えていただいてありがとうございます!!」
「ふっ…別に気にしなくてもよいのじゃ…ただの受け売りじゃからの?」
しかも…二人の間では謎の友情が芽生えているようだし…俺がはみ出し者のような気がするぜ…

で、俺たちは紅眼のマミー…ミラさんと別れて宿屋に戻っていったんだぜ…
こう…物凄く長い時間を過ごした気分なんだが、実際は全く時間が立っていないというのは複雑な気分だな…
こんなに疲れているというのに…まだ9時ちょっと過ぎた辺りか?
今日も…長い一日になりそうだぜ…
あっ…でも、砂漠はもう少ししたら越えられるんじゃないのか?
こう思うとやる気が出てくるから面白いよなぁ…人間ってのは…

こうして、物思いにふけりながら宿屋に到着すると、中からルタの悲鳴が…
「ごめんなさーいっ!!もうしませんからぁーー!!」
……ルタ、何をやったんだよ…
そう思いながら俺は宿屋の扉を開け、先にゾーネが入って行った後に入ったわけだが…
宿屋の中では、ルタがメリィに昔懐かしい…だが、実際にされている子供はほとんど見ないお尻ペンペンをされていたわけだ…
ルタ…よりにもよってメリィにちょっかいを出すなんて…無謀だよなぁ…

でも、俺はメリィにルタが何をやったのかも若干気になったんだ。
で、ちょっと聞いてみたんだが…
「…メリィ、ルタが一体今回は何をしたんだ?そんな珍しいお仕置き方まで使用してまぁ…」
「この子が私の胸を一緒のサイズとバカにしたのでちょっとお仕置きをしているだけよ?」
「だって〜!!本当なんだもん!!」
「ま、まだ言うの!?このぉっ!!」
「ふわぁ〜ん!!痛いよぉ〜!!」
……えっと、ま、まぁ…メリィに胸の話をするからこういったことになったんだよ…
今の俺には、ルタのお尻がそこまで腫れないように祈ることしか出来なかったわけだぜ…

で、どうでもいいことなんだが、メリィはよくルタを掴めるよな…いや…種族的な意味でそう思っただけなんだけどな?
さて…部屋にでも行って次の目的地でも見ておくかな…
そして俺は、自分の部屋に戻っていったのだった…
12/05/21 20:05更新 / デメトリオン
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■作者メッセージ
どうも!!

さぁて…そろそろ砂漠編も終わりに近づいてきましたが…
果たして戦闘シーンはいつ訪れるのか…それは作者にもわかりません…
ですが…のんびりと見てやってください!!
もうすぐ…多分訪れますので!!

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