連載小説
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45 あの竜巻を抜けろ!!
さぁて…朝が来て一人のんびりテントたたみながら俺は一つ…思ったことがあるんだ…
俺…今現在、宿屋をルービックキューブ型だが持っているじゃないか!!
昨日の晩にわざわざ一人、自慢げな顔でテントを立てる必要は無くて…今、砂埃に若干ひるみながらテントを畳むことも無かったんだよ!!
そんな事より…昨日も思ったけど…やっぱり何か忘れている気がするんだよなぁ…
などと思いながらも、俺達は砂漠に突入したんだ!!

そして一時間くらい歩いただろうか…さすがは砂漠…確実に俺の体力を奪っているのが身をもってわかるぜ…
でもな…俺達はこんな暑さに負けないぜ…?
そう俺には心のそこからそう言える自信があったんだ!!
どこからそんな自信がわいてくるのかって事は…聞くなよ?
ふっ…そろそろ水でも飲むかな…

そう…この水こそが、俺の根拠の無い自信…いや…まてよ…?
水があるから根拠はあるんじゃないのか…?
まぁ…そんな事はどうでもいいことだよな?水…いただくぜ!!
そして水は俺の喉を潤して…くれなかっただと!?
な、なんだそのわかっていたぜ…って感じの目は!?
や、やめろ!!そんな目で俺を見ないでくれ!!

なんて…こんなことをしている場合ではない!!
これは本当に大変なことじゃないか!!
何か忘れていると思っていたら…水をポットに入れるのを忘れていたんだよ!
砂漠において水を持ってきていないなんて…なんてバカだよ俺は!?
そう思いながら俺は周りを見回してみるが…あぁ…みんなはちゃんと水を用意しているじゃないか…
だが…俺は他のみんなから水を分けてもらうって事は…絶対にしないぜ?
砂漠で他人の水を飲むと言う事は…その人を遠まわしに死に近づけているって事じゃないか!!俺は…絶対にそんな事はしない!!

なんて見栄を張って今…あれから二時間…多分11時くらいで太陽は容赦なく俺達を照らしている状態…熱いぜぇ…
でも…レノンさんからもらった地図によると…もうすぐ第一テント地域につくんだよ!!
近いって思っただろ…?俺も思ったけど…この砂漠は結構最近フレンドリーになったのか…東西南北いたるところにテント地域が設置されているんだよ!
まぁ…地図に書いてあることが全ていいことだとは限らないんだけど…ね?
たとえば…!マークの書かれているすぐ真下には盗賊注意って書いてあるし…
他にも、竜巻発生多数とかいろいろ書いているんだよ…

そして…俺達が今から通るルートにもこの竜巻発生多数のマークがあるんだ…
このことは一応メリィに伝えているんだけど…ルートを変更するそぶりも見せないので多分強行するんだろうなぁ…
ま、まぁ…竜巻がよく発生するからといって、確実に発生するわけじゃないだろ?俺は…自分の運にかけてみるぜ!!

そして若干無理やり…俺たちはこの地帯を突破し始めたんだが…
風が無いぜ…まさに無風って奴さ!!これは…今回は俺の運がよかったようだなぁ!!
俺がそう思った次の瞬間だった…俺は頬に風が当たるのを感じると次の瞬間…目線の隅の方に砂を巻き上げながら発生している竜巻を確認したんだ!!
「うぉぉ!?あ、あれ…やばくないか!?」
「…ちょっとやばいわね…」
メリィも少なからず焦っているようだし…他のモンスターラグーンのメンバーもかなり焦っているようだ…
でも…一番心配するべき当の本人…きーちゃんはルタとメアリーとセムちゃんと何か話しこんでいるんだよ!!
何を話しているのかはわからないけど…きーちゃんは少しでも風に吹かれると飛んでいってしまうんだから…どうにかしないといけないじゃないか!!

だが…俺のこの心配はあまり関係なかったようだなぁ…
なんと、さっきまで話し合っていた子供メンバーの彼女達も俺と同じようなことを考えており、皆で手にロープを結んであの竜巻対策をしたんだよ!!
でも、俺には竜巻対策をしようにもいい手が見つからない…はっ…待てよ…?
俺はその瞬間、あるものを俺自身が持っていたって事を思い出したんだよ!
折りたたみ式空き箱!!実はジパングにいたときに、みんなに寝るって言って寝るまでの空白の時間に作っていたものさ!!
実践で使った事はまだ無いけど…きっと上手く言ってくれると俺は信じているぜ!?
そして俺は…折りたたみ式空き箱の中に入ったのだった…

そして風を耐えること30秒…竜巻は俺達の真上を通過中なのだが…俺の空き箱の屋根が吹き飛んでしまったんだよ!
や、やっぱり糊付けには限界があったというのか…!?
そして、逃げることも出来ない俺の真上からすさまじいほどの砂が降り注いでくるんだが…
俺は、心の中でうおぉぉぉぉっ!!って叫びながらこの苦行に耐えていたのさ!
なぜ口に出さずに心で言ったのかって?口に出したら砂が口に入るだろうが!

そして竜巻が過ぎ去り…俺は砂を真上から大量に被り、顔以外全て砂に埋った状態で箱の中にいたんだ…
髪の毛の間や服の中にまで砂が入ってくるのは正直…勘弁して欲しいんだが…
そこまで服や髪の毛の間には砂は入ってこなかったからいいけど…
直射日光をどうにかしてくれないか!?せめて!!
俺の髪の毛は今…確実に暖められているぜ…

そして、俺が物凄く時間をかけてその空き箱から脱出すると、モンスターラグーンのメンバーのみんなは、ゾーネの発明品の内側でのんびりとしていたんだ!
そう…その発明品はドーム上の発明品で、中に大勢の人が入ることができて、更にはさっきの程度の竜巻ではびくともしないつくりだったのさ!!
こ、こんな発明があるんだったら…俺も頭でも下げて入れてもらえばよかった…って、俺は今凄く後悔している。
でもまぁ…これで竜巻の脅威は過ぎ去ったな…早くここを抜けて、次の話に持って行きたいところだぜ!!

俺はそう思いながら、第一テント地域があるであろう場所を見てみたんだが…
ここで、いい知らせと悪い知らせが出てきたんだ…
どっちも結局は言うんだけど…聞くとしたらどっちを聞きたい?
まぁ…なんて答えようと俺は…いい知らせから報告するけどなぁ!!
で…いい知らせは、すでに第一テント地域はすぐ近くにあるって言うこと…
そして、言いたくは無いんだけど悪い知らせは…終わったと思った竜巻が俺達のこの場所と第一テント地域のちょうど真ん中でほとんど停滞しているってことさぁ!!しかも…3個も!!3個もだぜ!?
さらに…この竜巻はどんどん大きくなっているようで、すでに俺達は竜巻から逃げることの出来ない場所まで来てしまったんだよ!!
逃げられないなんて…なんてことだ…

「め、メリィ!!どうするんだ!?もう…後ろには逃げられないぞ!?」
俺は思わずメリィにそう聞いていたんだ。きっとメリィなら…何か深い考えがあるんじゃないのかって思ってさ!!
「……逃げられないなら…行くしかないわね…」
……な、何も考えていなかっただと!?
思わず心の中でオーバーリアクションをとりながらも俺はこんなことになるんじゃないかと半分以上は内心あきらめていたんだけどね?

で…竜巻に突入するとはいえ…何もアイデアが無いわけではないだろうメリィ…?
俺は心の中でそう強く考えていたんだ!!これは…何も考えていなかったなんてことにはしないでくれよ…?そこのところ、よろしく頼むぜ!
「……でも、ただ無謀に突き進むのも危険ね…そうだ!」
お!?メリィが何かひらめいたようだぜ…メリィは中々いいアイデアを出すからなぁ…
「…デメトリオにロープを括り付けて一人…安全確認してもらいましょうか…」
前言撤回!!何がいいアイデアだ!!物凄く危険じゃないかよ!!
全く…一体誰だ!?メリィがいいアイデア出すって言ったのは!?
……すみません、俺でした…
まてまて…どうして俺がこんな危険な事をやらなくてはいけないんだ?
よし…今日こそは…断ってみせる!!

「ねぇ…デメトリオ?」
来た…このタイミングだぜ!!
「だが…断る!!」
決まった…さすがは俺…タイミングの掴みもばっちりって奴だよな?
だが…俺が断った瞬間、メリィが物凄くにたぁ〜って感じの薄気味悪い笑みを浮かべたんだよ!!これは…何かあると俺の感がそう告げている!!
「そう…『でもデメトリオは行きたくないだろうから別の人に頼みたいんだけど…誰がいいと思う?』って聞こうとしたのに…それを断るって事は行きたいって事よね?ふふっ…」
な…にぃ…!?
あ、余りの衝撃に言葉も出ないほど…俺は今、精神的に大ダメージを受けたんだよ!まさか…煽ったのか!?
俺は…言うタイミングが早すぎたって…そういう事なんだな!?
本当にそう思っていたのかって部分も怪しいところだけど…
「…罠だ…」
「…え?」
「これは罠だぁ!!メリィが俺を陥れるために仕掛けた罠に違いない!!だいたい…俺ばかりがこんな目に会うなんて…そんな世の中でいいのかぁ!?」
俺はこの瞬間…悪あがきを始めたわけだが…
え?卑怯だって?ふっ…なんとでも言ってくれ!!

こんなことを初めても俺があの竜巻にロープ一本で突入するという事実に変わりは無く、俺は今竜巻の前にたっているんだ!!
「…頑張ってきなさい、これは紙だから…竜巻の中に入ったらばら撒いてね?」
そう言ってメリィは紙を俺に渡して来るんだが…こんな紙よりも俺は今…こんな無謀なことはやめて欲しいぜ!!って心で思っていたぜ…
受け取ったけどな?

……怖い…でも、確実に俺は竜巻側に吸い寄せられている…
この状況…行くしかないじゃないか!!
俺はそう思って竜巻の中にジャンプ…するか悩んだ結果、後ろの方にジャンプしたんだ!!
そして…地面に着地する前に風に押され、俺は竜巻の中に吸い寄せられていったんだ!!ジャンプなんて…しなければよかった…

そして後悔しながら、俺はあることを心配していたんだ…
このロープが切れてしまったりしたら俺…終わりじゃないか!?
そして、メリィたちを呼ぼうとしても風の音が邪魔で聞こえないだろうし…
口をあけたら砂利が入ってくるんだよ!!
それに…砂が身体に当たるだけで痛いって言うこの状態…どうしたらいい?
そして物凄い勢いでぐるぐる回り続け、気持ちが悪くなったとき…俺は間違ってメリィからもらった紙をばら撒いてしまったんだよ!!
ん…?ばら撒いてよかったんだっけ…?ま、まぁそんな事はどうでもいい!!
早く俺をこの状態から解放してくれ!!

俺がそう強く思っていたときだった…
なんと、ロープが不意に物凄い勢いで引かれたんだよ!!
この瞬間、俺は命が助かったということに対し、テンションが上がってから、またこの竜巻を見なければいけないと思った瞬間にテンションが下がったのだった…

そして俺が無事…といってはいけない気もするが、とにかく竜巻から脱出することに成功すると、すぐにセムちゃんが俺に近づいてきてくれたんだ!!
セムちゃん…本当にいい子だとおもうぜ…
「デメさん…大丈夫ですか?」
「…あ、あぁ…大丈夫…」
こうやって体の心配までしてくれるなんて…セムちゃんを除けばジュンコとククリとソフランぐらいしかいないぜ…
そう思うと…俺は非常に心の中に温かいものを感じた…気がしたんだ。
で…メリィは相変わらず竜巻を見ているんだが…手に持っている紙に何か書いているんじゃないか?
そう…メリィは明らかに何かを書いていた…でも、俺にそれを確認しにいく体力は今は残っていなかったんだよ!!

で、5分くらいしたとき、メリィが書いていたものが何なのかを知るチャンスがやってきたんだよ!!
「…出来たわ!」
「…何が出来たのじゃ…?」
ゾーネがのんびりとメリィのところに行くのを俺は目で確認し、俺もようやく体力が回復してきた気がするから、メリィのところにいったんだよ!
「…風の流れが読めたわ…デメトリオがさっき竜巻の中に行った時にばら撒いた紙の進行軌道を確認して風の抜け道を見つけることに成功したのよ!」
な…なんだと!?俺をあの竜巻の中に送ったのにはそういったことをするって作戦も会ったのかよ…
それにしても…風の抜け道って何だ…?

俺がその部分に対して疑問に思っていると、スカニが同じ事を思ったのか代わりに聞いてくれたんだが…
「……風の抜け道って何なの?」
「…風の抜け道っていうのは、ちょうどあの竜巻どうしの風がぶつかりあう場所にできる風が吹かない場所のことで、ハーピーの配達屋の基本常識の一つよ」
そうだったのか…ってことは、この紙に書かれたとおりに進むと上手くこの竜巻を抜けることが出来る…そういうことだな!?

そして俺は、最後に竜巻を突破しようとすると出来ない気がしたので、メリィの後ろをついて無事に竜巻を突破することが出来たんだ!!
後は、風の抜け道をもう少したどってこの竜巻の吸引範囲から離れれば…安全だな…って、モンスターラグーンの皆が竜巻を越えたときに俺はそう考えていたんだが…次の瞬間、竜巻を突破したはずの俺たちは竜巻に囲まれていたんだ!
意味がわからない!!誰か説明してくれよ!!

俺が本気でそう願ったとき…竜巻の発生している場所からドラゴンの女性が歩いてきたんだ!!
あ、あの人は竜巻が通用しないのか…!?
なんて、俺が驚愕していたときだった…
あ、俺が驚愕していたときって言うけど、モンスターラグーンのメンバーのルタはちゃんと驚愕していたからな!?俺だけじゃないぞ!?

「まさか…この竜巻の渦をかいくぐれるものがいるとは思わなかった…中々、いい見世物だったぞお前達…」
「……あなた、誰なの?」
メリィは普通にこのドラゴンの女性に話しかけているんだが…怖くないのか!?
いきなり現れて、なおかつ竜巻で吹き飛ばされることもない女性だぞ!?
見た目的には…20代後半であろう彼女を見ながら、俺はメリィの勇気に恐怖の念すら抱いていたんだ。

「…私はシャイニング、この砂漠がまだ緑に覆われていた時にこの地域を支配していた、ただのドラゴンさ。今となっては、竜巻を砂漠で起こすのが趣味になってしまったほどの暇人だ」
い、嫌な趣味だなぁ…
竜巻を起こすのが趣味だって…?だからこの砂漠に竜巻が多く発生するんじゃないのか?
それよりも俺が気になったことは…彼女、この砂漠がまだ緑に覆われていた時からって言ったよな?つまり…この砂漠に多数のピラミッドなどの建造物が存在し、文明がかつて存在していたと考えると…700年くらい前じゃないか!
一体この人は何歳なんだ…実は前魔王時代からずっとここにいるって事は無いよな?

ちなみに、前魔王時代が今から800年前で、今は魔王が交替して新魔王時代になっているんだが、昔の魔王時代は魔物娘って存在していなかったらしいぜ?
そのときは、人間と魔物は互いにほとんどの場合敵同士だったらしいんだ。
で、互いに争う姿を見ていた神が、自分の意思を一人の魔人に託し、そして魔物の姿が変わったって言われていて、その神の名前は創造神クロスって名前らしいんだ。
でも、その神は昔実在した人間じゃないかって噂も一応はあるようだし…その時代の間に大きな空白の期間があり、記録が残ってないんだ…
その期間のことを、闇の黙示録と呼ばれているんだ。
でも…最近になって、その期間にクロスという人物が書いた魔物娘の事が書かれた本が出てきたりなどしているし…案外、この時代のことを突き止めるのは先の話ではないのかも知れないな…

などと俺が珍しく本気の話題を考えていたとき、シャイニングはなにやら深く考え事をしていたようで、俺が考え終わったときに話しかけてきたんだ。
「…あんたらはクイズ得意かい?」
いきなりクイズをしようって言うのか…?してもいいけど…良く考えたらする必要は無いわけであって…
「…それは強制なの?」
おぉ!?どうやらメリィと考えていた事が同じだったようだな…なんて、そんな事はどうでもいいんだよ!!
「強制じゃないけど…竜巻を消して向こうのテントのある場所まで通してはやらない」
…ほとんど強制じゃないか!!

どっちみち俺たちはクイズをしなければいけないようなので、俺たちはクイズを受けてみることにしたんだ!!
もし良かったら、答えは次の話になるけどみんなも考えてみてくれ!!
「問題は二つ出すから…まず一つ目、あなたは森のりんごを森に忘れてきてしまいました。そのりんごを取りに元の場所に戻ってみると、その場所にはりんごは無く、代わりにその森にすんでいる動物が5匹いました。その動物は、ホントーンという名前の嘘を絶対につかない生き物とウソーンという嘘しかつかない動物の二種類で、ホントーンは二体、残りは嘘をついています。どれがウソーンかわかるかい?」
……な、難易度高いなぁ…
俺は思わずそう思ってしまったぜ…

「・一匹目 『二匹目のやつは嘘をついているけど、4匹目のやつはホントーンだよ!』
・二匹目 『三匹目と四匹目のどちらかはホントーンだよ!』
・三匹目 『一匹目と五匹目は嘘つきだよ!』
・四匹目 『三匹目は嘘をついているよ!』
・五匹目 『二匹目は嘘をついているよ!!』
さて…何匹目と何匹目がホントーンでしょうか?」

な、なんて高難易度なんだ…って、はじめ俺は思ったんだけど、なんと…
スカニが一瞬で答えを告げてしまったんだ…
ど、どうしてこんな早く答えが出てくるんだ…?
「…スカニ、凄いなぁ…」
「…簡単じゃないか?子供でもできるぞ?」
…わからなかった俺って一体…
えっと、答えは次の話の一番初めに出すからな!?

「…やるなぁ…では次の問題だけど…世界で一番最下層に存在すると思われるが、境界線をなくすと基準があいまいになる、人間の基準とは?」
……他のモンスターラグーンのメンバーは悩んでいるみたいだけど…俺、わかったぜ!?
これ…簡単じゃないか!!頭の中で納得するのはかなり難しいけど…
「答えは…○○○だ!!」
「……ほぅ…久しぶりに頭のいい旅人とあったな…通ってもいいぞ?」
そういってシャイニングが腕をかざすと、その部分の竜巻が綺麗に消し飛び、俺たちは短いようだったが、第一テント地域内に入ることに成功したんだ。

よし…このテント地域で水を大量に確保だぜ!!
と、俺は内心思いながら、水のみ場を探し始めたのだった…
12/05/09 21:02更新 / デメトリオン
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■作者メッセージ
どうも!!

いやぁ…デメトリオたちのたびは順調にすすんでいるようですが…
次回、デメトリオが遂に訓練を!?
次回も見ていただけるとうれしいです!!

では…ありがとうございましたーー!!

……そうだった、もし気が向いたら、コレだ!!って思う答えを、三日以内に感想欄にでも送ってきてくれると…うれしいです!!
答えは、次の話まで出ないんですけどね…?

では気を取り直して…ありがとうございましたーー!!

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