黄金の少女と白金の夢魔
主神の側に属し、魔界侵攻の拠点となるべく創られた異界。 その異界を支配する王国は、リリムの率いる魔物娘の軍に侵略を受けていた。 リリムは緒戦(しょせん)で、流刑地である荒れ地の島に狙いを定める。 この戦いで半日の間に、勇者や各分野の賢人が一網打尽とされてしまった。 王侯貴族は『魔界王女』に対する恐怖で、決断を下せぬまま時間を空費する。 その間にもリリムの侵略は進み、数多くの村落が魔物娘の手に落ちていった。 一方でリリムは、島民の去った岩山に住み着き、荒れ地を沼へと変え始める。 王国がかつて楽園と謳(うた)ったこの異界に、魔界が出現したのだ。 主神はこの状況を憐れみ、エンジェルを遣わして王国に特別な恩寵を与えた。 それは、『魔物娘も魔法も存在しない異世界』へと繋がる、ポータルの発生装置。 新しい勇者を召喚する神器であった。 そして、一人の少年がこの世界へと召喚された。 『沼地のリリム』による、この異界への侵略に抗うために。 ※エロは『主人公に魔物娘が陵辱される』形式になります。 |
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