事の始まり
「えぇ〜！？ どうしてそんな物を持ってきたのよ！？」
「すまん！ 俺のミスでお前に渡しちまったんだ！」
「どどどうしよう・・・・・・もう全部飲んじゃったのよ！？」
（今からじゃ解毒剤を作っても遅いし・・・どうすりゃいいんだ？）
魔王軍魔術部隊の警備隊休憩所にて俺は頭を抱えていた。いったい何があったのか気になる人は大勢いると思うが、事情を説明する前に自己紹介とこの町について説明させて欲しい。
俺の名前は高峰 翔（たかみね しょう）。
名前から分かると思うがジパング出身だ。職業は表向きは薬剤師だが本職は忍び。この町には薬剤師として修行のためにも来ているが本当は偵察の為に来ている。
何故かと言うと新魔王が統治するようになって以来ジパングには大陸から
多くの魔物娘がやってくるようになったが、同時にジパング内でバフォメットやダークプリーストたちの勧誘活動が活発になり始めていた。
彼女達にしてみれば人間達の敵対心が和らいでいる今こそ勢力拡大の
チャンスだから懸命に活動しているのだろうが、宗教が絡むことには
いつだって争い事が絡んでくる。教団と魔物娘達との間の争いがいい例だ。
もしかするとジパング内での魔物娘達の勢力拡大に教団が警戒し、密偵や兵を送り込みジパングでも教団と魔物娘達との争いが起こるかもしれない。
そのことに不安を感じた我が主は魔王軍、及び教団の活動の偵察と監視をするよう通達なさり俺は大陸に赴いて情報収集を行っている。
そしてこの町は魔王軍魔術部隊の人間界本拠地にして親魔物領の町ネグローニ。
人間、魔物を問わず盛んな文化交流が行われているため情報収集を行うのには最適と睨んだ町だ。
魔術部隊の本拠地だけあって特に薬学が発達しており薬草の調達や薬学の勉強が容易なので薬剤師として修行するにも丁度良い環境だった。
ジパングからの留学生は珍しいとのことで色々と気にかけてくれる人や魔物が多くいたし、ジパングにしかない薬の調合方法や料理を教えたりしているうちにすっかり俺は町の人たちと親しくなり、魔王軍の開発部の連中とも仲良くなっていた。
そんなわけで俺はただの人間でありながら限定的だが魔王軍の内部に出入りできる立場になったんだ。
もっとも、流石は魔術部隊の本拠地だけあって警備は厳重そのもの。警備にはゴーレムやデュラハンが当たり前のように巡回しているし、様々な侵入者用のトラップがあったりして機密情報を盗み出すのには相当苦労しているからまだまだ魔王軍の内情はよく分かっていないのが現状だ。
ではさっきの会話についての話に戻ろう。
事の発端は今から3日前に受けた依頼がきっかけだった・・・。
チリリ〜ン
入り口に置いておいた呼び鈴が鳴り響き来客を告げた。
「はい、ただいま参ります」
俺は薬の調合を中断し、カウンターへと向かった。
「翔ちゃんこんにちは〜。頼みがあるんだけど、ちょっといい〜？」
「やぁシーナさん。またいつものやつかい？」
「ううん。今日はいつものじゃないの〜」
やってきたのはホルスタウロスのシーナさん。
近所で居酒屋「夜風の止まり木亭」を経営していて、俺もちょくちょく行っているため顔なじみになっている。名物のシチューはシーナさんの母乳が
ふんだんに使われていて、子供から大人まで人気のあるメニューなんだ。
ちなみに「いつものやつ」とはお香の調合のことだ。
「そうですか・・・では今日はどんなご用件で？」
「じつは最近冒険者のお客さんが増えてきて料理に使う母乳が切らし気味なん ですよ〜。 母乳がよく出る薬って作れます〜？」
「ええ作れますよ。母乳はどれほどの量が必要なんですか？」
「う〜んと・・・今の3倍くらいの量かな〜」
「えっ！？ 3倍もですか！？」
「もしかして無理なんですか〜？」
「いや、そうではないんですがそこまで多くの量が必要になると
おっぱいそのものを大きくしないといけないんです」
「どうしてですか〜？」
「そうしないとシーナさんの体に負担がかかってしまうからです。」
母乳分泌薬で母乳の量を増やすことはできるが、同時に急激な母乳の生産によって乳腺や周囲の血管が傷ついてしまう危険性が出てくる。
ただ母乳の出を良くするだけなら薬もわずかな量で済むのだが、今回は必要量が多い分危険性も増す。まして母乳の生産量が多いホルスタウロスではその危険性が高い。
だから体に負担をかけないようにするにはおっぱい全体を大きくして負担を軽減するようにしなければならないのだ。
「具体的にはどれくらい大きくしなけらばならないんですか〜？」
「そうですねぇ・・・最低でも今より2回りぐらいは大きくしないと
駄目ですね」
「なぁ〜んだ。それぐらいなら別に構いませんよ〜」
どうみてもFカップはありそうなおっぱいが2回りも大きくなる・・・
ヤバい、想像しただけで鼻血が出そうだ。
だが今鼻血を出そうものなら大惨事になりかねないので想像を止めた。
「それじゃあ交渉成立ってことでよろしいですね？」
「は〜い。それじゃあ完成を楽しみにしてますね〜」
愛想良く微笑みながら店を出て行くシーナさん。
早速薬の調合に取り掛かろうとすると、入れ替わるように誰かが
店に入ってきた。
「おや？ ミザリーじゃないか。顔色が悪いがどうしたんだ？」
「ええ、ちょっとね・・・悪いけど何か気分が落ち着く
飲み物を作ってくれない？」
「おう、わかった」
今度来たのはデュラハンのミザリー。魔術部隊に雇われている警備員で、
仕事の手続きでよく顔を合わせたり、傷薬などの調合依頼をたびたび
引き受けている内に仲良くなり、今ではタメ口で話し合える仲になっている。
非番の時にはこんな風に遊びに来ることもあるのでそのときには薬草採集
などを手伝ってもらったりしている。
素の喋り方で話し合える彼女は、俺にとって良い話し相手だ。
「あいよ。緑茶だ。熱いから気をつけろよ」
「う〜ん・・・相変わらずあんたが作るお茶はおいしいわね。
私達専属のお茶係りになって欲しいくらいだわ」
「研究所にいたら魔女達につまみ食いされそうだからそれは考えられねぇな。
で、今日はどんな用件だ？」
「不眠症に効く薬を作って欲しいんだけど、頼めるかしら？」
「ああ、別に構わねぇが、なんで不眠症になっちまったんだい？」
「同僚が彼氏ができたとかですっかり惚気ちゃって・・・
暇さえあれば夜中でも自慢話や惚気話をし続けて眠らせてくれないのよ」
「うわぁ・・・そりゃお気の毒に」
「私だって恋の一つや二つしたいのにあいつときたら・・・はぁ〜・・・」
「まぁまぁ、気を落とさない。必ずお前にも良い相手が見つかるから
落ち込むな」
「どうせ堅物で色気がない私は誰にももてないわよ・・・うぅ・・・」
たしかにミザリーは自他共に認めるクソ真面目・・・もとい堅物だが色気は十分あると
俺は思っている。
艶のある黒い髪にアメジストのような瞳、色白で端整な顔立ち、無駄な筋肉や贅肉が付いておらず 均整のとれた体はお世辞抜きで美しいと思う。
胸も多分Dカップくらいはあるしけっこうもてそうだと思うのだが、現実はそうでもないらしい。
「そんなことをぐだぐだ言っても気が滅入るだけだからあまり
言わないほうがいいぜ。それにお前は十分色気があると俺は思う」
「お世辞でも嬉しいわ・・・」
（お世辞じゃないんだがな）
「ん？ なんか言った？」
「いや、なんでもない。それより他に頼みたい物は無いんだな？」
「ええ、それだけよ。あと、なるべく早く作ってね。」
「オーケー。最優先で作らせてもらうぜ」
というわけで二つの薬を作ることになったんだ。
そして２日後、つまり今日の昼にようやく両方完成したから
届けようとしたんだが、そこで思わぬアクシデントが起こったんだ。
「よぉ〜し完成！ 後は送るだけだな」
万が一転んで瓶が割れ、中身が漏れたりしたら困るのでクッションとともに箱に詰めて運んだほうがよさそうだ。
それぞれの薬を箱に詰め、蓋を閉めると同時に呼び鈴の音が
店内に響き渡る。どうやらお客のようだ。
「はい、ただいま参ります」
挨拶をしながらカウンターに向かうと誰もいない。悪戯か？ と思っていると
下の方から声がした。
「あの〜・・・」
下を見るとゴブリンの親子がいた。子鬼とも呼ばれるだけあって本当に背が低いから、カウンターからでは体が見えないのだ。
「これは失礼しました・・・。当店にどのようなご用件でしょうか？」
「ここでこの薬を受け取るよう言われたんだけど・・・」
差し出された処方箋を見ると、ゴブリン用の解熱剤と風邪薬の注文が書かれてあった。
「分かりました。今取ってまいりますのでしばらくお待ちください」
そう言って俺は薬の保管庫へ向かいゴブリンの奥さんは店に並べてあった薬を品定めし始めたんだが、この時俺は薬を入れた箱を出しっぱなしに、ゴブリンの奥さんは子供から目を放したのが悪かった。
子供にとってはほんの悪戯だったのかもしれないが、薬を入れた箱の中身を
入れ替えてしまったのだ。
俺はまさか箱の中身を入れ替える悪戯をされるとは思っていなかったから、
箱の中を確認しなかった。
「はい、こちらが注文の品となります。代金は銀貨二枚と銅貨3枚です」
「どうも」
「・・・さてと運ぶとするか」
親子を見送ってから箱を持って外へ出、まずミザリーの元へと向かう。この時間帯なら休憩所にいるはずなので早速休憩所に向かう。
「お〜いミザリー、薬が出来たぞ〜」
「遅い！ もっと早く薬を作りなさいよ」
以前よりさらに顔色が悪くなり、機嫌も悪くなっている。まだ同僚とやらに惚気話を聞かされているのだろう。
「そりゃないぜ、こっちは全速力で作ってたんだぞ」
「その間私は一睡もしていないのよ。どれほど待ち遠しかったか分かる？」
「いや、さっぱり分からん」
「まぁいいわ。これでようやくぐっすりと眠れそうね。
私はこれから仮眠をとるから邪魔しないでね」
箱を受け取ると間髪を入れず扉を閉めてしまった。
「ちょっと待て、まだ代金を受け取ってないぞ」
俺の声は聞こえなかったらしく扉が開く気配は無かった。まぁ顔なじみだし次会ったら
受け取ればいいか。
そう考えて気を取り直し、シーナさんの元へ向かう。
「すみません、ご注文の品をお届けに参りました」
「うわ〜、もう完成したんですか〜？ 相変わらず仕事が速いんですね〜。
もっとゆっくり作ってもいいんですよ〜？」
「いやいや、うちは仕事も薬の効き目も速いのが取り柄ですから」
「やっぱ翔ちゃんはいい人ね〜。じゃあ早速使ってみよ〜っと」
シーナさんが箱を開けると中にはミザリーに渡すはずだった不眠症用の薬が入っていた。
「んなぁっ！？」
「どうしたんですか〜？ いきなり大声を上げて〜？」
「いや・・・その・・・大変申し上げにくいんですが薬を間違えて持ってきて しまって・・・」
「あらあら、そうだったの〜？」
「すみません今すぐご注文の品を取ってきます！！」
「まだ母乳は余ってるから、明後日までに届けてくれればいいわよ〜」
お言葉に甘えて薬の配達は後回しにさせてもらおう。
それよりも間違って渡した薬を急いで回収しないと・・・！
俺は全力で休憩所へ向かいノックもせずに部屋へと入った。
ガチャッ
「ぜぇぜぇ・・・おいミザリー！！」
「騒々しいわねぇ。いったい何の用？」
「さっき私は薬はどうした！？」
「さっき貰った時に全部飲んじゃったけど・・・それがどうかしたの？」
「遅かったか！ あれはシーナさんに渡すはずだった豊胸剤兼
母乳分泌薬だったんだよ！！」
そして冒頭の会話へと繋がる。ということだ。
「とにかく飲んだ薬を全部吐いて！ 話はそれからだ！」
「わ・・・わかった！」
慌てて流しに向かうが、寝不足で疲れが溜まっていた為かミザリーは
足をもつれさせて派手に転び、その弾みで首がポロッと落ちる。
「あっ！ 首が！」
「こんな時に何転んでるんだぁぁぁ！」
慌てて首を拾うが、ミザリーはすっかり発情している。
「悪いけど、翔の精をちょ〜だい♪」
面と向かって大胆な発言をされ、ドキッとした俺は思わずミザリーに見とれた瞬間
彼女が突進してきてベッドの上に押さえ込まれてしまった。
「ちょっ、待て、落ち着け！というか薬のことはいいのｋ・・・むぐっ！？」
説得を試みる前にのしかかられ深々とキスをされ、口を塞がれる。
「えへへ・・・キスしちゃった・・・」
「キスしちゃったってお前・・・」
「もしかして嫌だった・・・？」
嫌なわけがない。というか目に涙を浮かべて上目遣いするんじゃない。
グッとくるだろうが。
「そんなわけないって！お前みたいな美人なら大歓迎だよ」
「本当！？」
思わず本音を言ってしまった。それが引き金になってミザリーの理性のタガが完全に
外れたらしく目を輝かせてキスを再開する。
口が塞がれているので鼻から息をするのだが、息をするたびに甘い香りが入り彼女の体臭と
キスに興奮し、俺の息子はすっかり起き上がっていた。
「んっ・・・ちゅっ・・・ふふっ♪もうこんなに大きくさせちゃって・・・
我慢なんてしなくてもいいのよ？ぜ〜んぶ私が搾り取ってア・ゲ・ル♪」
そう言ってミザリーは俺の服を脱がし、息子を取り出して迷うことなく頬張った。
舌で鈴口を嘗め回しつつ歯でカリを優しく擦り、唾液を全体に塗りつける。
普段の彼女とのギャップと、包み込むような優しい愛撫に俺は早くもイキそうになった。
「うっ・・・ヤバい、もうイッちまいそうだっ・・・！」
「ひぃぉ、おふぉひっきりふぁひてっ（いいよ、思いっきり出してっ）♪」
あまりの快感に耐え切れず思いっきり口の中で精を漏らしてしまった。
「んっ・・・ふぅ・・・そんなに気持ちよかった？」
「あぁ・・・」
「よかった・・・それじゃあ今度はこっちでしよっ♪」
鎧も服も全部脱ぎ捨て一糸纏わぬ姿になった。下の口はもう洪水になっており、
蜜が腿を伝ってより扇情的な雰囲気を醸し出し、あまりの色っぽさに俺は
ミザリーの体から目を離せなかった。
「さぁ一緒に気持ちよく・・・ひゃんっ！」
いきなり胸を押さえその場にうずくまってしまった。何か様子がおかしい。
「おい・・・どうした？」
「胸が苦しくて熱いの・・・なんだか中から膨らんでくるような・・・」
さっき飲んだ薬の効果が現われ始めたらしい。見る見るうちにミザリーの
おっぱいが膨らみ始め乳首から白い雫がこぼれ始めてきた。
Eカップ、Fカップ、Gカップ・・・そしてIカップくらいにまでなったところで膨らむのが止まった。
「うわぁ・・・こんなにおっきくなっちゃた・・・。これじゃあもう鎧は着れないなぁ・・・ひゃんっ」
そっとおっぱいに触るとミザリーの体がビクッと震え、乳首から
母乳が溢れてきた。感度も相当上がっているらしい。
「もぅ・・・こんなにエッチな体にしたんだから、
ちゃんと責任取ってくれるよね？」
「ああ・・・もちろん」
「よかった・・・断られたらどうしようかと思った・・・」
安心して嬉し泣きをするミザリー。その可愛らしさに耐え切れず
俺は彼女を押し倒してしまった。
「きゃっ！？」
「ごめん・・・！俺、もう我慢できねぇ！」
「いいよ・・・我慢なんてしないで私に翔の精をちょうだいっ！」
俺はミザリーのアソコに息子をあてがい、一気に根元までねじ込んだ。
途中で何かに引っかかるような気がしたが、膣が締め付けてくる快感に飲み込まれ、意識の外に追い出だされた。
「うああぁぁっ！」
「ダメッ！イッちゃうぅぅぅっ！」
膣に息子が納まると同時に俺達は絶頂を迎えた。頭の中に火花が飛び散ったような感覚が広がり、俺はミザリーの子宮に勢いよく精を放った。
ミザリーもおっぱいから噴水のように母乳を撒き散らしながら俺の息子から
精を搾り取った。
「はぁはぁ・・・翔のおちんちんまだ精を出してる・・・
そんなに気持ちよかった・・・？」
「あぁ・・・まるで天国に行ったような気分だ・・・」
精を1滴でもこぼすのが惜しい。と訴えるかのように締め付けられ、
俺の息子は萎える暇も無く再び勃起させられた。
魔物娘とのセックスは人間のものより桁違いに凄いと聞いていたが、
これは桁違いどころじゃない。
膣そのものが自ら意思を持って搾り取ろうしているかのようだ。
「まだおちんちんも元気だし・・・もっとしよっ♪」
「流石に連続で3回目はキツイって・・・！」
「大丈夫。今度は私が上になってシテあげる♪
それにすぐにインキュバスにしてあげるからアッチの心配はしなくていいよっ♪」
「そういう問題じゃな・・・もがっ！」
反論するまもなく仰向けにされ、たわわなおっぱいで口に栓をされてしまった。息をしようともがくたびに母乳が溢れて口の中をいっぱいにしてしまうので、言葉を発する暇がない。
母乳を飲めばその時の刺激がミザリーに快感として伝わりまた母乳を溢れ出させるため息をするのも一苦労・・・というか酸欠で意識が朦朧としてきてかなりヤバイ。
「あぁんっ、そんなに慌てなくてもたっぷりおっぱいは出るからっ、
そんなに激しく吸わないでっ！じゃないとっ、私っ、おっぱい吸われてっ、
イッちゃうっ・・・ふぁぁぁっ！」
「ゴクッ・・・もがっ、もがぁぁぁ！」
ミザリーに母乳を飲まされつつ3度目の精を絞られたところで俺の意識は薄れていった・・・。
「ふぁ〜ぁ・・・」
「やっと起きたようね」
気が付くとミザリーが俺の横で添い寝をしていた。だが、さっきとは
うってかわって険しい表情をしている。
「なぁ・・・もしかして怒ってる？」
「当たり前よ。あんたのせいで仕事を無断でサボっちゃった挙句
こんな体にされて服も鎧も着られなくなったのよ？
どう責任を取ってくれるのかしら？」
恥ずかしさからか顔を赤らめるが表情はいっそう険しくなった。
ミザリーの体を見ると大きくなりすぎた双乳が下着に収まりきらず
無防備に晒され、乳首からは母乳が垂れている。
確かにこれでは鎧を着ることも思い通りに剣を振ることも出来ないだろう。
「・・・悪い。俺が出来る範囲内でならどんなことでもする。
だから許してくれないか？」
「本当に何でもするのね？」
「ああ、もちろん」
「なら、責任を取って私と結婚しなさい」
「おう分かった・・・ってはぁ！？」
「何でもするっていったじゃない。それとも私じゃ不満ってわけ？」
「そうじゃなくてなんで結婚にまで話が飛ぶんだ？」
「さっきエッチな体にした事の責任を取るって約束したじゃない」
「確かにそんな約束をしたけど──」
「それに、私の初めてを奪っておいて他の女の下に行こうなんて
考えていないわよね？」
ミザリーの体から軽く殺気が発せられ、いつの間にか右手に抜き身の短剣を手にしている。
もし断ったら・・・いや、断るわけにはいかない。
断ろうものなら間違いなく死神の下に送られる。
「わかったわかった、ちゃんと責任を取って結婚するから剣をしまってくれ」
「本当に結婚するって誓える？」
「ああ、誓うとも」
「わかったわ」
そう言うとミザリーは俺の左手を取り、薬指を短剣の鍔に乗せ、
その上に彼女の左手の薬指を添えた。
「何をする気だ？」
「私達デュラハンが結婚するときに行う作法よ。
これから私が一つ翔に誓うから、翔はその誓いに真面目に応えて。いいわね？」
ミザリーの顔が引き締まり、まっすぐ俺の目を見据えて話し始めた。
俺は縦に首に振り、彼女の言葉を待った。
少し間をおいて彼女は誓い始めた。
「魔王様の為に尽くすと誓った体と剣、今宵からは貴方だけに尽くします。
だから貴方も誓ってください。貴方の全てを私だけに尽くす事を・・・」
今までに見たことが無い真剣な表情と気迫。
ミザリーが本気で体と剣を尽くすつもりが容易く感じ取れる。
それに応えて俺は言った。
「誓おう」
と。
俺が誓いに応えるとすぐに笑顔を浮かべた。
「これで私は翔だけのもの。これからはずっと一緒に暮らそうね♪」
ひょんなことから可愛らしいお嫁さんを迎えることになった大陸での生活。
この先どんなことが待ち受けているのだろうか？
「すまん！ 俺のミスでお前に渡しちまったんだ！」
「どどどうしよう・・・・・・もう全部飲んじゃったのよ！？」
（今からじゃ解毒剤を作っても遅いし・・・どうすりゃいいんだ？）
魔王軍魔術部隊の警備隊休憩所にて俺は頭を抱えていた。いったい何があったのか気になる人は大勢いると思うが、事情を説明する前に自己紹介とこの町について説明させて欲しい。
俺の名前は高峰 翔（たかみね しょう）。
名前から分かると思うがジパング出身だ。職業は表向きは薬剤師だが本職は忍び。この町には薬剤師として修行のためにも来ているが本当は偵察の為に来ている。
何故かと言うと新魔王が統治するようになって以来ジパングには大陸から
多くの魔物娘がやってくるようになったが、同時にジパング内でバフォメットやダークプリーストたちの勧誘活動が活発になり始めていた。
彼女達にしてみれば人間達の敵対心が和らいでいる今こそ勢力拡大の
チャンスだから懸命に活動しているのだろうが、宗教が絡むことには
いつだって争い事が絡んでくる。教団と魔物娘達との間の争いがいい例だ。
もしかするとジパング内での魔物娘達の勢力拡大に教団が警戒し、密偵や兵を送り込みジパングでも教団と魔物娘達との争いが起こるかもしれない。
そのことに不安を感じた我が主は魔王軍、及び教団の活動の偵察と監視をするよう通達なさり俺は大陸に赴いて情報収集を行っている。
そしてこの町は魔王軍魔術部隊の人間界本拠地にして親魔物領の町ネグローニ。
人間、魔物を問わず盛んな文化交流が行われているため情報収集を行うのには最適と睨んだ町だ。
魔術部隊の本拠地だけあって特に薬学が発達しており薬草の調達や薬学の勉強が容易なので薬剤師として修行するにも丁度良い環境だった。
ジパングからの留学生は珍しいとのことで色々と気にかけてくれる人や魔物が多くいたし、ジパングにしかない薬の調合方法や料理を教えたりしているうちにすっかり俺は町の人たちと親しくなり、魔王軍の開発部の連中とも仲良くなっていた。
そんなわけで俺はただの人間でありながら限定的だが魔王軍の内部に出入りできる立場になったんだ。
もっとも、流石は魔術部隊の本拠地だけあって警備は厳重そのもの。警備にはゴーレムやデュラハンが当たり前のように巡回しているし、様々な侵入者用のトラップがあったりして機密情報を盗み出すのには相当苦労しているからまだまだ魔王軍の内情はよく分かっていないのが現状だ。
ではさっきの会話についての話に戻ろう。
事の発端は今から3日前に受けた依頼がきっかけだった・・・。
チリリ〜ン
入り口に置いておいた呼び鈴が鳴り響き来客を告げた。
「はい、ただいま参ります」
俺は薬の調合を中断し、カウンターへと向かった。
「翔ちゃんこんにちは〜。頼みがあるんだけど、ちょっといい〜？」
「やぁシーナさん。またいつものやつかい？」
「ううん。今日はいつものじゃないの〜」
やってきたのはホルスタウロスのシーナさん。
近所で居酒屋「夜風の止まり木亭」を経営していて、俺もちょくちょく行っているため顔なじみになっている。名物のシチューはシーナさんの母乳が
ふんだんに使われていて、子供から大人まで人気のあるメニューなんだ。
ちなみに「いつものやつ」とはお香の調合のことだ。
「そうですか・・・では今日はどんなご用件で？」
「じつは最近冒険者のお客さんが増えてきて料理に使う母乳が切らし気味なん ですよ〜。 母乳がよく出る薬って作れます〜？」
「ええ作れますよ。母乳はどれほどの量が必要なんですか？」
「う〜んと・・・今の3倍くらいの量かな〜」
「えっ！？ 3倍もですか！？」
「もしかして無理なんですか〜？」
「いや、そうではないんですがそこまで多くの量が必要になると
おっぱいそのものを大きくしないといけないんです」
「どうしてですか〜？」
「そうしないとシーナさんの体に負担がかかってしまうからです。」
母乳分泌薬で母乳の量を増やすことはできるが、同時に急激な母乳の生産によって乳腺や周囲の血管が傷ついてしまう危険性が出てくる。
ただ母乳の出を良くするだけなら薬もわずかな量で済むのだが、今回は必要量が多い分危険性も増す。まして母乳の生産量が多いホルスタウロスではその危険性が高い。
だから体に負担をかけないようにするにはおっぱい全体を大きくして負担を軽減するようにしなければならないのだ。
「具体的にはどれくらい大きくしなけらばならないんですか〜？」
「そうですねぇ・・・最低でも今より2回りぐらいは大きくしないと
駄目ですね」
「なぁ〜んだ。それぐらいなら別に構いませんよ〜」
どうみてもFカップはありそうなおっぱいが2回りも大きくなる・・・
ヤバい、想像しただけで鼻血が出そうだ。
だが今鼻血を出そうものなら大惨事になりかねないので想像を止めた。
「それじゃあ交渉成立ってことでよろしいですね？」
「は〜い。それじゃあ完成を楽しみにしてますね〜」
愛想良く微笑みながら店を出て行くシーナさん。
早速薬の調合に取り掛かろうとすると、入れ替わるように誰かが
店に入ってきた。
「おや？ ミザリーじゃないか。顔色が悪いがどうしたんだ？」
「ええ、ちょっとね・・・悪いけど何か気分が落ち着く
飲み物を作ってくれない？」
「おう、わかった」
今度来たのはデュラハンのミザリー。魔術部隊に雇われている警備員で、
仕事の手続きでよく顔を合わせたり、傷薬などの調合依頼をたびたび
引き受けている内に仲良くなり、今ではタメ口で話し合える仲になっている。
非番の時にはこんな風に遊びに来ることもあるのでそのときには薬草採集
などを手伝ってもらったりしている。
素の喋り方で話し合える彼女は、俺にとって良い話し相手だ。
「あいよ。緑茶だ。熱いから気をつけろよ」
「う〜ん・・・相変わらずあんたが作るお茶はおいしいわね。
私達専属のお茶係りになって欲しいくらいだわ」
「研究所にいたら魔女達につまみ食いされそうだからそれは考えられねぇな。
で、今日はどんな用件だ？」
「不眠症に効く薬を作って欲しいんだけど、頼めるかしら？」
「ああ、別に構わねぇが、なんで不眠症になっちまったんだい？」
「同僚が彼氏ができたとかですっかり惚気ちゃって・・・
暇さえあれば夜中でも自慢話や惚気話をし続けて眠らせてくれないのよ」
「うわぁ・・・そりゃお気の毒に」
「私だって恋の一つや二つしたいのにあいつときたら・・・はぁ〜・・・」
「まぁまぁ、気を落とさない。必ずお前にも良い相手が見つかるから
落ち込むな」
「どうせ堅物で色気がない私は誰にももてないわよ・・・うぅ・・・」
たしかにミザリーは自他共に認めるクソ真面目・・・もとい堅物だが色気は十分あると
俺は思っている。
艶のある黒い髪にアメジストのような瞳、色白で端整な顔立ち、無駄な筋肉や贅肉が付いておらず 均整のとれた体はお世辞抜きで美しいと思う。
胸も多分Dカップくらいはあるしけっこうもてそうだと思うのだが、現実はそうでもないらしい。
「そんなことをぐだぐだ言っても気が滅入るだけだからあまり
言わないほうがいいぜ。それにお前は十分色気があると俺は思う」
「お世辞でも嬉しいわ・・・」
（お世辞じゃないんだがな）
「ん？ なんか言った？」
「いや、なんでもない。それより他に頼みたい物は無いんだな？」
「ええ、それだけよ。あと、なるべく早く作ってね。」
「オーケー。最優先で作らせてもらうぜ」
というわけで二つの薬を作ることになったんだ。
そして２日後、つまり今日の昼にようやく両方完成したから
届けようとしたんだが、そこで思わぬアクシデントが起こったんだ。
「よぉ〜し完成！ 後は送るだけだな」
万が一転んで瓶が割れ、中身が漏れたりしたら困るのでクッションとともに箱に詰めて運んだほうがよさそうだ。
それぞれの薬を箱に詰め、蓋を閉めると同時に呼び鈴の音が
店内に響き渡る。どうやらお客のようだ。
「はい、ただいま参ります」
挨拶をしながらカウンターに向かうと誰もいない。悪戯か？ と思っていると
下の方から声がした。
「あの〜・・・」
下を見るとゴブリンの親子がいた。子鬼とも呼ばれるだけあって本当に背が低いから、カウンターからでは体が見えないのだ。
「これは失礼しました・・・。当店にどのようなご用件でしょうか？」
「ここでこの薬を受け取るよう言われたんだけど・・・」
差し出された処方箋を見ると、ゴブリン用の解熱剤と風邪薬の注文が書かれてあった。
「分かりました。今取ってまいりますのでしばらくお待ちください」
そう言って俺は薬の保管庫へ向かいゴブリンの奥さんは店に並べてあった薬を品定めし始めたんだが、この時俺は薬を入れた箱を出しっぱなしに、ゴブリンの奥さんは子供から目を放したのが悪かった。
子供にとってはほんの悪戯だったのかもしれないが、薬を入れた箱の中身を
入れ替えてしまったのだ。
俺はまさか箱の中身を入れ替える悪戯をされるとは思っていなかったから、
箱の中を確認しなかった。
「はい、こちらが注文の品となります。代金は銀貨二枚と銅貨3枚です」
「どうも」
「・・・さてと運ぶとするか」
親子を見送ってから箱を持って外へ出、まずミザリーの元へと向かう。この時間帯なら休憩所にいるはずなので早速休憩所に向かう。
「お〜いミザリー、薬が出来たぞ〜」
「遅い！ もっと早く薬を作りなさいよ」
以前よりさらに顔色が悪くなり、機嫌も悪くなっている。まだ同僚とやらに惚気話を聞かされているのだろう。
「そりゃないぜ、こっちは全速力で作ってたんだぞ」
「その間私は一睡もしていないのよ。どれほど待ち遠しかったか分かる？」
「いや、さっぱり分からん」
「まぁいいわ。これでようやくぐっすりと眠れそうね。
私はこれから仮眠をとるから邪魔しないでね」
箱を受け取ると間髪を入れず扉を閉めてしまった。
「ちょっと待て、まだ代金を受け取ってないぞ」
俺の声は聞こえなかったらしく扉が開く気配は無かった。まぁ顔なじみだし次会ったら
受け取ればいいか。
そう考えて気を取り直し、シーナさんの元へ向かう。
「すみません、ご注文の品をお届けに参りました」
「うわ〜、もう完成したんですか〜？ 相変わらず仕事が速いんですね〜。
もっとゆっくり作ってもいいんですよ〜？」
「いやいや、うちは仕事も薬の効き目も速いのが取り柄ですから」
「やっぱ翔ちゃんはいい人ね〜。じゃあ早速使ってみよ〜っと」
シーナさんが箱を開けると中にはミザリーに渡すはずだった不眠症用の薬が入っていた。
「んなぁっ！？」
「どうしたんですか〜？ いきなり大声を上げて〜？」
「いや・・・その・・・大変申し上げにくいんですが薬を間違えて持ってきて しまって・・・」
「あらあら、そうだったの〜？」
「すみません今すぐご注文の品を取ってきます！！」
「まだ母乳は余ってるから、明後日までに届けてくれればいいわよ〜」
お言葉に甘えて薬の配達は後回しにさせてもらおう。
それよりも間違って渡した薬を急いで回収しないと・・・！
俺は全力で休憩所へ向かいノックもせずに部屋へと入った。
ガチャッ
「ぜぇぜぇ・・・おいミザリー！！」
「騒々しいわねぇ。いったい何の用？」
「さっき私は薬はどうした！？」
「さっき貰った時に全部飲んじゃったけど・・・それがどうかしたの？」
「遅かったか！ あれはシーナさんに渡すはずだった豊胸剤兼
母乳分泌薬だったんだよ！！」
そして冒頭の会話へと繋がる。ということだ。
「とにかく飲んだ薬を全部吐いて！ 話はそれからだ！」
「わ・・・わかった！」
慌てて流しに向かうが、寝不足で疲れが溜まっていた為かミザリーは
足をもつれさせて派手に転び、その弾みで首がポロッと落ちる。
「あっ！ 首が！」
「こんな時に何転んでるんだぁぁぁ！」
慌てて首を拾うが、ミザリーはすっかり発情している。
「悪いけど、翔の精をちょ〜だい♪」
面と向かって大胆な発言をされ、ドキッとした俺は思わずミザリーに見とれた瞬間
彼女が突進してきてベッドの上に押さえ込まれてしまった。
「ちょっ、待て、落ち着け！というか薬のことはいいのｋ・・・むぐっ！？」
説得を試みる前にのしかかられ深々とキスをされ、口を塞がれる。
「えへへ・・・キスしちゃった・・・」
「キスしちゃったってお前・・・」
「もしかして嫌だった・・・？」
嫌なわけがない。というか目に涙を浮かべて上目遣いするんじゃない。
グッとくるだろうが。
「そんなわけないって！お前みたいな美人なら大歓迎だよ」
「本当！？」
思わず本音を言ってしまった。それが引き金になってミザリーの理性のタガが完全に
外れたらしく目を輝かせてキスを再開する。
口が塞がれているので鼻から息をするのだが、息をするたびに甘い香りが入り彼女の体臭と
キスに興奮し、俺の息子はすっかり起き上がっていた。
「んっ・・・ちゅっ・・・ふふっ♪もうこんなに大きくさせちゃって・・・
我慢なんてしなくてもいいのよ？ぜ〜んぶ私が搾り取ってア・ゲ・ル♪」
そう言ってミザリーは俺の服を脱がし、息子を取り出して迷うことなく頬張った。
舌で鈴口を嘗め回しつつ歯でカリを優しく擦り、唾液を全体に塗りつける。
普段の彼女とのギャップと、包み込むような優しい愛撫に俺は早くもイキそうになった。
「うっ・・・ヤバい、もうイッちまいそうだっ・・・！」
「ひぃぉ、おふぉひっきりふぁひてっ（いいよ、思いっきり出してっ）♪」
あまりの快感に耐え切れず思いっきり口の中で精を漏らしてしまった。
「んっ・・・ふぅ・・・そんなに気持ちよかった？」
「あぁ・・・」
「よかった・・・それじゃあ今度はこっちでしよっ♪」
鎧も服も全部脱ぎ捨て一糸纏わぬ姿になった。下の口はもう洪水になっており、
蜜が腿を伝ってより扇情的な雰囲気を醸し出し、あまりの色っぽさに俺は
ミザリーの体から目を離せなかった。
「さぁ一緒に気持ちよく・・・ひゃんっ！」
いきなり胸を押さえその場にうずくまってしまった。何か様子がおかしい。
「おい・・・どうした？」
「胸が苦しくて熱いの・・・なんだか中から膨らんでくるような・・・」
さっき飲んだ薬の効果が現われ始めたらしい。見る見るうちにミザリーの
おっぱいが膨らみ始め乳首から白い雫がこぼれ始めてきた。
Eカップ、Fカップ、Gカップ・・・そしてIカップくらいにまでなったところで膨らむのが止まった。
「うわぁ・・・こんなにおっきくなっちゃた・・・。これじゃあもう鎧は着れないなぁ・・・ひゃんっ」
そっとおっぱいに触るとミザリーの体がビクッと震え、乳首から
母乳が溢れてきた。感度も相当上がっているらしい。
「もぅ・・・こんなにエッチな体にしたんだから、
ちゃんと責任取ってくれるよね？」
「ああ・・・もちろん」
「よかった・・・断られたらどうしようかと思った・・・」
安心して嬉し泣きをするミザリー。その可愛らしさに耐え切れず
俺は彼女を押し倒してしまった。
「きゃっ！？」
「ごめん・・・！俺、もう我慢できねぇ！」
「いいよ・・・我慢なんてしないで私に翔の精をちょうだいっ！」
俺はミザリーのアソコに息子をあてがい、一気に根元までねじ込んだ。
途中で何かに引っかかるような気がしたが、膣が締め付けてくる快感に飲み込まれ、意識の外に追い出だされた。
「うああぁぁっ！」
「ダメッ！イッちゃうぅぅぅっ！」
膣に息子が納まると同時に俺達は絶頂を迎えた。頭の中に火花が飛び散ったような感覚が広がり、俺はミザリーの子宮に勢いよく精を放った。
ミザリーもおっぱいから噴水のように母乳を撒き散らしながら俺の息子から
精を搾り取った。
「はぁはぁ・・・翔のおちんちんまだ精を出してる・・・
そんなに気持ちよかった・・・？」
「あぁ・・・まるで天国に行ったような気分だ・・・」
精を1滴でもこぼすのが惜しい。と訴えるかのように締め付けられ、
俺の息子は萎える暇も無く再び勃起させられた。
魔物娘とのセックスは人間のものより桁違いに凄いと聞いていたが、
これは桁違いどころじゃない。
膣そのものが自ら意思を持って搾り取ろうしているかのようだ。
「まだおちんちんも元気だし・・・もっとしよっ♪」
「流石に連続で3回目はキツイって・・・！」
「大丈夫。今度は私が上になってシテあげる♪
それにすぐにインキュバスにしてあげるからアッチの心配はしなくていいよっ♪」
「そういう問題じゃな・・・もがっ！」
反論するまもなく仰向けにされ、たわわなおっぱいで口に栓をされてしまった。息をしようともがくたびに母乳が溢れて口の中をいっぱいにしてしまうので、言葉を発する暇がない。
母乳を飲めばその時の刺激がミザリーに快感として伝わりまた母乳を溢れ出させるため息をするのも一苦労・・・というか酸欠で意識が朦朧としてきてかなりヤバイ。
「あぁんっ、そんなに慌てなくてもたっぷりおっぱいは出るからっ、
そんなに激しく吸わないでっ！じゃないとっ、私っ、おっぱい吸われてっ、
イッちゃうっ・・・ふぁぁぁっ！」
「ゴクッ・・・もがっ、もがぁぁぁ！」
ミザリーに母乳を飲まされつつ3度目の精を絞られたところで俺の意識は薄れていった・・・。
「ふぁ〜ぁ・・・」
「やっと起きたようね」
気が付くとミザリーが俺の横で添い寝をしていた。だが、さっきとは
うってかわって険しい表情をしている。
「なぁ・・・もしかして怒ってる？」
「当たり前よ。あんたのせいで仕事を無断でサボっちゃった挙句
こんな体にされて服も鎧も着られなくなったのよ？
どう責任を取ってくれるのかしら？」
恥ずかしさからか顔を赤らめるが表情はいっそう険しくなった。
ミザリーの体を見ると大きくなりすぎた双乳が下着に収まりきらず
無防備に晒され、乳首からは母乳が垂れている。
確かにこれでは鎧を着ることも思い通りに剣を振ることも出来ないだろう。
「・・・悪い。俺が出来る範囲内でならどんなことでもする。
だから許してくれないか？」
「本当に何でもするのね？」
「ああ、もちろん」
「なら、責任を取って私と結婚しなさい」
「おう分かった・・・ってはぁ！？」
「何でもするっていったじゃない。それとも私じゃ不満ってわけ？」
「そうじゃなくてなんで結婚にまで話が飛ぶんだ？」
「さっきエッチな体にした事の責任を取るって約束したじゃない」
「確かにそんな約束をしたけど──」
「それに、私の初めてを奪っておいて他の女の下に行こうなんて
考えていないわよね？」
ミザリーの体から軽く殺気が発せられ、いつの間にか右手に抜き身の短剣を手にしている。
もし断ったら・・・いや、断るわけにはいかない。
断ろうものなら間違いなく死神の下に送られる。
「わかったわかった、ちゃんと責任を取って結婚するから剣をしまってくれ」
「本当に結婚するって誓える？」
「ああ、誓うとも」
「わかったわ」
そう言うとミザリーは俺の左手を取り、薬指を短剣の鍔に乗せ、
その上に彼女の左手の薬指を添えた。
「何をする気だ？」
「私達デュラハンが結婚するときに行う作法よ。
これから私が一つ翔に誓うから、翔はその誓いに真面目に応えて。いいわね？」
ミザリーの顔が引き締まり、まっすぐ俺の目を見据えて話し始めた。
俺は縦に首に振り、彼女の言葉を待った。
少し間をおいて彼女は誓い始めた。
「魔王様の為に尽くすと誓った体と剣、今宵からは貴方だけに尽くします。
だから貴方も誓ってください。貴方の全てを私だけに尽くす事を・・・」
今までに見たことが無い真剣な表情と気迫。
ミザリーが本気で体と剣を尽くすつもりが容易く感じ取れる。
それに応えて俺は言った。
「誓おう」
と。
俺が誓いに応えるとすぐに笑顔を浮かべた。
「これで私は翔だけのもの。これからはずっと一緒に暮らそうね♪」
ひょんなことから可愛らしいお嫁さんを迎えることになった大陸での生活。
この先どんなことが待ち受けているのだろうか？
10/09/05 15:45更新 / rynos
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