Bサハギン編
ライナス少年は三人目の(以下中略)
ーーーーーーーーーーーー
「久しぶりね……私のこと、覚えてる? 名前はシーラよ」
「お久し振りです……」
「あの時は無抵抗の私の体を好きに弄んで、さぞかし気持ちよかったでしょうね」
「ご、ごめんなさい……」
少年はベッドの上に正座させられ、ジト目に長い黒髪の、半魚人の少女ーーサハギンのシーラに見下ろされていた。服装は人間も住む街中で暮らしているせいか、普通の町娘のものと余り変わりはない。
その目や口調に怒りや悲しみなどの感情の動きを読み取ることはできず、ライナスは自分よりも小柄な魔物の少女に対して、カスミやローズの時とはまた違ったベクトルから恐怖心を煽られるのを感じていた。
シーラはしばらくの間少年を無言で見つめた後、ジェスチャーでベッドから降りてそのまま立っているように示し、ライナスはその通りにした。
「じっとしててね……」
シーラは無表情のまま少年のズボンを下着ごとずり下げてぺニスを露出させる。
「あ、あの……あっ」
少年はサハギンの少女になにか言おうとしたが、彼女の舌が敏感な先端をペロリと這う感覚に、思わず声を喘ぎ声をあげてしまう。
「ん……ペロッ……」
シーラは少年のぺニスに、アイスクリームを舐めるような調子でペロペロと舌を這わせていく。その柔らかく、こそばゆい感触に、少年のぺニスはむくむくと膨らんでいく。
「相変わらず、子供の癖に元気なおちんちん……」
シーラは舌をれろれろと動かしながら、快楽に歪むライナスの顔をジト目で見つめている。
「しゃぶってあげるから……すぐに出したりしないでよ」
そう言うとシーラは少年のぺニスを唾液でぬめる口内へと迎え入れる。少しひんやりとしている彼女の肌とは対照的に、口の中は温かく、少年は体から力が抜けていくのを感じた。
「ちゅ……ちゅう……」
シーラは軽く音を立てて口内のぺニスを吸引し、先端から溢れる先走りをすすり上げていく。
「うぁ……」
少年は腰が痺れるような感覚を覚え、シーラの肩を掴むことで彼女のフェラチオに耐えようとする。
ライナスの快楽に素直な反応にシーラは頬を染め、口内で敏感な亀頭をヌルヌルと舐め回し始める。
「うぁ……シーラさん……それ、ダメぇ……!」
少年は甘い悲鳴をあげて快楽から逃げようと腰を引くが、シーラのその細さからは想像もつかないような腕力に捕らえられて、ぺニスに吸い付かれるがままになってしまった。
「ぷぁ……私のお口、気持ちいいでしょ? 我慢できなくなったら、そのまま口の中に出していいからね」
シーラは一度ぺニスを口から出して、手で扱きながらそう言うと、再び喉奥まで少年のモノをくわえこむ。そして、首を前後に激しく動かしながら、頬をすぼめて吸い付いていく。
「うあぁ……気持ちいい……!」
前戯のフェラチオなどではなく、完全にイかせにかかっている口淫に、少年は目を白黒させながら口の中にぶちまけてしまいそうになるが、流石にこの短時間でイかされてしまうのは恥ずかしいと思ったのか、尻の穴に力を込めて何とか射精の波をこらえようとする。
「頑張るね……じゃあ、こうやっていじめてあげる」
シーラは、前後のストロークに耐える少年を上目遣いで見つめると、口から吐き出したぺニスをすかさず扱きあげ、先端を舌でベロベロと舐め回しながら、尿道口を舌先でくちゅくちゅと突っついた。
「ーー!」
激しいストロークに慣れ始めた矢先の刺激の変化に、ライナスは最早悲鳴をあげることもできず、腰を突き出して、睾丸を縮ませてしまう。完全に射精の体勢に入ったことを察したシーラは、もう一度ぺニスを根元までパクリとくわえこんで、少年の目を見つめながら止めのバキュームで精液を吸い上げにかかる。
これには必死に射精を我慢してきたライナスも耐えきることは出来ず、シーラの頭を掴むと泣き笑いしているような表情で、彼女の口の中にザーメンをぶちまけてしまった。
「あぁ……出ちゃっ……た……」
「んんっ……ん……」
「ひうっ……イってる時に、吸わないでぇ……!」
シーラは口内に白濁の迸りを感じると、嬉しそうに目を細めて残りの精液をぢゅうぢゅうと吸い出していく。その間にも彼女の小さな舌は、休みなく性感帯である亀頭を舐め回していた。少年は精液を直接吸い出される様な感覚に、涙を浮かべながら悶絶することしかできなかった。
シーラは口の中に少年の欲望の証を溜め込んだままぺニスを解放すると、両方の手のひらを受け皿にして、口内のザーメンを見せつける様にして吐き出していく。
「出しすぎよ……馬鹿」
口ではそう言っていても、手の中の精液をにちゃにちゃと舐めとるシーラの表情は、興奮で赤く染まっていた。
ライナスからフェラチオで吸いだした精液を全て舐めとったシーラは、服とパンツを脱いで、女の子らしいキャミソール一枚の姿になると、そのままベッドの上で横になる。
「ねぇ、来て……」
恥ずかしげに視線を反らしながらの誘惑ではあったが、その初々しさにライナスは堪らずシーラに覆い被さって、ぺニスを彼女の毛の生えていない割れ目に挿入した。
「んんっ!」
「あっ、何これ……せ、狭い……!」
サハギンの少女の小さな膣は、少年にとっても狭いだけではなく、侵入してきたぺニスを逃がさないと言わんばかりにギュッ、ギュッと締め付けてきた。ルリやカスミ、ローズのそれとも異なる未知の刺激に、少年は早くも睾丸の中で精子が充填されていく感覚を覚える。
「ご、ごめん、一旦抜くね!」
「えっ、ダメ……!」
慌てたライナスはシーラの膣から一度ぺニスを引き抜いて落ち着こうとするが、彼女の中は逃げないでと言わんばかりに更に締め付けを強めていく。
「うあぁ! ……あっ、あ……」
「えっ……そんな……」
それでも無理矢理腰を引いたのが仇となり、少年の未熟なぺニスは引き抜こうとする自分の力に耐えられず、外気に触れた途端にシーラの白いお腹に向かってビュルッとザーメンを暴発させてしまった。
「……何やってんの……」
「ご、ごめん……」
シーラはため息をつきながらも、腕を伸ばして、先端から情けなく白い液を垂らす少年のぺニスを優しくこすってあげた。
「痺れ薬で力が入らなかった時と同じだと思ってた? ……甘いわよ。それに、ローズと一緒に、貴方をヒィヒィ言わせられるよう練習したんだから……」
「つ、次はちゃんとやるから!」
少年は未だ固さを保ったままのぺニスをもう一度シーラの膣内に押し込むと、彼女の太股を掴みながら、ぎこちなく腰を打ち付け始めた。
「あっ、あっ……そこ、いい……♪」
以前ルリに色々仕込まれたのが効を為したか、少年のピストンはシーラを確実に感じさせてるらしく、やがて彼女の顔はみるみる紅潮していき、甘い息づかいが聞こえ始めた。
「(うぅ……やっぱりこの子の中、ヤバイ……!)」
シーラの膣は少年のピストン運動に応えるようにリズミカルに締め付け、内側の襞がミミズの様に這い回って、既に2回精液を吐き出しているはずのぺニスを、確実に追い詰めていく。それでも、せっかく感じ始めてくれたシーラを中途半端に終わらせたくはないと思い、少年は目を瞑って射精感をこらえながら腰の前後運動を続けた。
「ねぇ、目を開けて……!」
「え……?」
彼女の言葉に思わず閉じていた目を開くと、そこからは先程の感情を感じられない表情とは正反対の、性愛による悦びで真っ赤に染まり、どろどろに蕩けきったシーラの表情が飛び込んできた。
その余りにも愛らしい姿に少年は心臓の鼓動を打つ速度が増していき、自分の顔まで深紅に染まっていくのを感じた。
「そ、そんな顔されたらまた、すぐに……!」
「いいよ、全部出して……! 受け止めてあげる……!」
シーラは両足を少年の腰にがっちりと回すと、舌と舌を絡めて獣のような濃厚なキスを交わす。少女の膣は搾り取る様にして少年のぺニスを締め付けていき、愛液に濡れる内襞が愛おしげに、余すところなく絡み付いていった。
「あぁ……で、出る! 出るよ、シーラ!」
少年は、シーラの白い肌が紅くなるほどの勢いで腰を打ち付けていき、そのままの勢いで彼女の子宮に向かって、三回目とは思えないほどの量の精液を吐き出した。
「あぁ……出てる……♥ ライナスのが全部……私の中に出ちゃってるよぉ…… ♥」
少年が射精した直後に自身も絶頂を迎えたシーラは、眼に歓喜の涙を浮かべて、少年のぺニスが自分の中で脈打つ感触と、温かい子種が子宮を満たしていく感覚に酔いしれた。
ーーーーーーーーーーーーー
「あ、あの……」
「……なぁに」
あの後も何度か激しく交わり、外は既に薄暗くなっていたが、ライナスは未だにベッドの上にいた。何故なら、シーラに身じろぎ一つ出来ないほどの力で抱き締められて、動けないからだ。
「そろそろ、帰して欲しいんだけど……」
「……あの時みたいにいつの間にか姿を消して、今度は二度と私の前に現れなくなったりしない?」
「そ、そんなことしないよ!(この期に及んで逃げたりしたら、他の三人に何をされることやら……)」
シーラはライナスの胸に埋めていた顔を上げると、今にも泣き出しそうな表情で口を開いた。
「私……昔から人と話すのが苦手で……貴方と会うまで、人間にも魔物にも友達がいなくて……だからあの時、たとえ薬のせいでも、自分に欲情してくれてるんだと思って……本当は、凄く嬉しかったの……! ルリたちと友達になれたのも貴方のおかげで……私……」
突然の告白に戸惑いを隠せないライナスに向かって、シーラは夢中で喋り続ける。
「お願い……! 何番目の妻でも、愛人でも、性奴隷でも何でもいいから、私を、貴方の側に居させて……もう、私の前からいなくなったりしないで……!」
「そ……そんな、性奴隷だなんて! 君をそんな扱いになんかしないよ! 責任はちゃんと取るし、絶対逃げたりしないから……!」
ライナスの言葉に、シーラは一瞬驚いた顔を見せたかと思うと、次の瞬間にはその表情は、涙でくちゃくちゃの笑顔へと変わっていた。
「大好き……ライナス……♥」
そう言われてから、再び上半身をギュッと抱き締められ、胸板に顔を押しつけられたライナス少年は、自分には色んな意味で絶対に逃げることなんて出来やしないなと思った。
ーーCセイレーン編/エピローグに続く。
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「久しぶりね……私のこと、覚えてる? 名前はシーラよ」
「お久し振りです……」
「あの時は無抵抗の私の体を好きに弄んで、さぞかし気持ちよかったでしょうね」
「ご、ごめんなさい……」
少年はベッドの上に正座させられ、ジト目に長い黒髪の、半魚人の少女ーーサハギンのシーラに見下ろされていた。服装は人間も住む街中で暮らしているせいか、普通の町娘のものと余り変わりはない。
その目や口調に怒りや悲しみなどの感情の動きを読み取ることはできず、ライナスは自分よりも小柄な魔物の少女に対して、カスミやローズの時とはまた違ったベクトルから恐怖心を煽られるのを感じていた。
シーラはしばらくの間少年を無言で見つめた後、ジェスチャーでベッドから降りてそのまま立っているように示し、ライナスはその通りにした。
「じっとしててね……」
シーラは無表情のまま少年のズボンを下着ごとずり下げてぺニスを露出させる。
「あ、あの……あっ」
少年はサハギンの少女になにか言おうとしたが、彼女の舌が敏感な先端をペロリと這う感覚に、思わず声を喘ぎ声をあげてしまう。
「ん……ペロッ……」
シーラは少年のぺニスに、アイスクリームを舐めるような調子でペロペロと舌を這わせていく。その柔らかく、こそばゆい感触に、少年のぺニスはむくむくと膨らんでいく。
「相変わらず、子供の癖に元気なおちんちん……」
シーラは舌をれろれろと動かしながら、快楽に歪むライナスの顔をジト目で見つめている。
「しゃぶってあげるから……すぐに出したりしないでよ」
そう言うとシーラは少年のぺニスを唾液でぬめる口内へと迎え入れる。少しひんやりとしている彼女の肌とは対照的に、口の中は温かく、少年は体から力が抜けていくのを感じた。
「ちゅ……ちゅう……」
シーラは軽く音を立てて口内のぺニスを吸引し、先端から溢れる先走りをすすり上げていく。
「うぁ……」
少年は腰が痺れるような感覚を覚え、シーラの肩を掴むことで彼女のフェラチオに耐えようとする。
ライナスの快楽に素直な反応にシーラは頬を染め、口内で敏感な亀頭をヌルヌルと舐め回し始める。
「うぁ……シーラさん……それ、ダメぇ……!」
少年は甘い悲鳴をあげて快楽から逃げようと腰を引くが、シーラのその細さからは想像もつかないような腕力に捕らえられて、ぺニスに吸い付かれるがままになってしまった。
「ぷぁ……私のお口、気持ちいいでしょ? 我慢できなくなったら、そのまま口の中に出していいからね」
シーラは一度ぺニスを口から出して、手で扱きながらそう言うと、再び喉奥まで少年のモノをくわえこむ。そして、首を前後に激しく動かしながら、頬をすぼめて吸い付いていく。
「うあぁ……気持ちいい……!」
前戯のフェラチオなどではなく、完全にイかせにかかっている口淫に、少年は目を白黒させながら口の中にぶちまけてしまいそうになるが、流石にこの短時間でイかされてしまうのは恥ずかしいと思ったのか、尻の穴に力を込めて何とか射精の波をこらえようとする。
「頑張るね……じゃあ、こうやっていじめてあげる」
シーラは、前後のストロークに耐える少年を上目遣いで見つめると、口から吐き出したぺニスをすかさず扱きあげ、先端を舌でベロベロと舐め回しながら、尿道口を舌先でくちゅくちゅと突っついた。
「ーー!」
激しいストロークに慣れ始めた矢先の刺激の変化に、ライナスは最早悲鳴をあげることもできず、腰を突き出して、睾丸を縮ませてしまう。完全に射精の体勢に入ったことを察したシーラは、もう一度ぺニスを根元までパクリとくわえこんで、少年の目を見つめながら止めのバキュームで精液を吸い上げにかかる。
これには必死に射精を我慢してきたライナスも耐えきることは出来ず、シーラの頭を掴むと泣き笑いしているような表情で、彼女の口の中にザーメンをぶちまけてしまった。
「あぁ……出ちゃっ……た……」
「んんっ……ん……」
「ひうっ……イってる時に、吸わないでぇ……!」
シーラは口内に白濁の迸りを感じると、嬉しそうに目を細めて残りの精液をぢゅうぢゅうと吸い出していく。その間にも彼女の小さな舌は、休みなく性感帯である亀頭を舐め回していた。少年は精液を直接吸い出される様な感覚に、涙を浮かべながら悶絶することしかできなかった。
シーラは口の中に少年の欲望の証を溜め込んだままぺニスを解放すると、両方の手のひらを受け皿にして、口内のザーメンを見せつける様にして吐き出していく。
「出しすぎよ……馬鹿」
口ではそう言っていても、手の中の精液をにちゃにちゃと舐めとるシーラの表情は、興奮で赤く染まっていた。
ライナスからフェラチオで吸いだした精液を全て舐めとったシーラは、服とパンツを脱いで、女の子らしいキャミソール一枚の姿になると、そのままベッドの上で横になる。
「ねぇ、来て……」
恥ずかしげに視線を反らしながらの誘惑ではあったが、その初々しさにライナスは堪らずシーラに覆い被さって、ぺニスを彼女の毛の生えていない割れ目に挿入した。
「んんっ!」
「あっ、何これ……せ、狭い……!」
サハギンの少女の小さな膣は、少年にとっても狭いだけではなく、侵入してきたぺニスを逃がさないと言わんばかりにギュッ、ギュッと締め付けてきた。ルリやカスミ、ローズのそれとも異なる未知の刺激に、少年は早くも睾丸の中で精子が充填されていく感覚を覚える。
「ご、ごめん、一旦抜くね!」
「えっ、ダメ……!」
慌てたライナスはシーラの膣から一度ぺニスを引き抜いて落ち着こうとするが、彼女の中は逃げないでと言わんばかりに更に締め付けを強めていく。
「うあぁ! ……あっ、あ……」
「えっ……そんな……」
それでも無理矢理腰を引いたのが仇となり、少年の未熟なぺニスは引き抜こうとする自分の力に耐えられず、外気に触れた途端にシーラの白いお腹に向かってビュルッとザーメンを暴発させてしまった。
「……何やってんの……」
「ご、ごめん……」
シーラはため息をつきながらも、腕を伸ばして、先端から情けなく白い液を垂らす少年のぺニスを優しくこすってあげた。
「痺れ薬で力が入らなかった時と同じだと思ってた? ……甘いわよ。それに、ローズと一緒に、貴方をヒィヒィ言わせられるよう練習したんだから……」
「つ、次はちゃんとやるから!」
少年は未だ固さを保ったままのぺニスをもう一度シーラの膣内に押し込むと、彼女の太股を掴みながら、ぎこちなく腰を打ち付け始めた。
「あっ、あっ……そこ、いい……♪」
以前ルリに色々仕込まれたのが効を為したか、少年のピストンはシーラを確実に感じさせてるらしく、やがて彼女の顔はみるみる紅潮していき、甘い息づかいが聞こえ始めた。
「(うぅ……やっぱりこの子の中、ヤバイ……!)」
シーラの膣は少年のピストン運動に応えるようにリズミカルに締め付け、内側の襞がミミズの様に這い回って、既に2回精液を吐き出しているはずのぺニスを、確実に追い詰めていく。それでも、せっかく感じ始めてくれたシーラを中途半端に終わらせたくはないと思い、少年は目を瞑って射精感をこらえながら腰の前後運動を続けた。
「ねぇ、目を開けて……!」
「え……?」
彼女の言葉に思わず閉じていた目を開くと、そこからは先程の感情を感じられない表情とは正反対の、性愛による悦びで真っ赤に染まり、どろどろに蕩けきったシーラの表情が飛び込んできた。
その余りにも愛らしい姿に少年は心臓の鼓動を打つ速度が増していき、自分の顔まで深紅に染まっていくのを感じた。
「そ、そんな顔されたらまた、すぐに……!」
「いいよ、全部出して……! 受け止めてあげる……!」
シーラは両足を少年の腰にがっちりと回すと、舌と舌を絡めて獣のような濃厚なキスを交わす。少女の膣は搾り取る様にして少年のぺニスを締め付けていき、愛液に濡れる内襞が愛おしげに、余すところなく絡み付いていった。
「あぁ……で、出る! 出るよ、シーラ!」
少年は、シーラの白い肌が紅くなるほどの勢いで腰を打ち付けていき、そのままの勢いで彼女の子宮に向かって、三回目とは思えないほどの量の精液を吐き出した。
「あぁ……出てる……♥ ライナスのが全部……私の中に出ちゃってるよぉ…… ♥」
少年が射精した直後に自身も絶頂を迎えたシーラは、眼に歓喜の涙を浮かべて、少年のぺニスが自分の中で脈打つ感触と、温かい子種が子宮を満たしていく感覚に酔いしれた。
ーーーーーーーーーーーーー
「あ、あの……」
「……なぁに」
あの後も何度か激しく交わり、外は既に薄暗くなっていたが、ライナスは未だにベッドの上にいた。何故なら、シーラに身じろぎ一つ出来ないほどの力で抱き締められて、動けないからだ。
「そろそろ、帰して欲しいんだけど……」
「……あの時みたいにいつの間にか姿を消して、今度は二度と私の前に現れなくなったりしない?」
「そ、そんなことしないよ!(この期に及んで逃げたりしたら、他の三人に何をされることやら……)」
シーラはライナスの胸に埋めていた顔を上げると、今にも泣き出しそうな表情で口を開いた。
「私……昔から人と話すのが苦手で……貴方と会うまで、人間にも魔物にも友達がいなくて……だからあの時、たとえ薬のせいでも、自分に欲情してくれてるんだと思って……本当は、凄く嬉しかったの……! ルリたちと友達になれたのも貴方のおかげで……私……」
突然の告白に戸惑いを隠せないライナスに向かって、シーラは夢中で喋り続ける。
「お願い……! 何番目の妻でも、愛人でも、性奴隷でも何でもいいから、私を、貴方の側に居させて……もう、私の前からいなくなったりしないで……!」
「そ……そんな、性奴隷だなんて! 君をそんな扱いになんかしないよ! 責任はちゃんと取るし、絶対逃げたりしないから……!」
ライナスの言葉に、シーラは一瞬驚いた顔を見せたかと思うと、次の瞬間にはその表情は、涙でくちゃくちゃの笑顔へと変わっていた。
「大好き……ライナス……♥」
そう言われてから、再び上半身をギュッと抱き締められ、胸板に顔を押しつけられたライナス少年は、自分には色んな意味で絶対に逃げることなんて出来やしないなと思った。
ーーCセイレーン編/エピローグに続く。
16/07/17 23:30更新 / SHAR!P
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