第5話:お仕置きだヨ♡(中編、本番直前だヨ♡)
〜お仕置き、本番直前[其の壱]の譚〜
夜路
「日向、ターゲットは?(テレパシーで会話中)」
日向
「確認、友人と会話中。いつでもイケます。(テレパシーで会話中)」
夜路
「了ー解、っと。」
「よし、阿達、用意はいいな?」
阿達くん
「フッフッフッフッ…いつでもイケまっせ♡」
夜路
「作戦開始ッッ!!!」
阿達くん
「結界術“箱庭”! 重ねて封印術“補足鹵獲”!!」
逢魔学園全体が巨大な結界に覆われた。“箱庭”、阿達が得意とする結界術の一つで、『特定の敷地内全域に結界を展開させる』ことができるというもので、本来なら皇都大学魔導学部“補術学科”の2年次辺りから習うという途轍もないシロモノな魔法であり、これを中1で扱うというのは余程の才覚の持ち主ということなのだ。
更に“補足鹵獲”。これも皇都大学魔導学部“補術学科”の2年次辺りから習うシロモノで、特定の人物のみを結界内部に閉じ込めることが可能で他の者は難無く結界を出入可能という中々チートじみた魔法である。
さあ次は俺の妖術の出番だ…。
夜路
「次は俺の番だな。 妖術“冬眠の魔香”!」
“冬眠の魔香”、俺が得意とする妖術の一つ。ウチに伝わる秘伝の製法で作った香水に魔力を込めて霧散させ、これをターゲットに吸わせてそいつを冬眠状態にすることができる。本来はさっき言った“秘伝の香水”だけで十分だが、俺の場合、一応「修行中」なので術は完璧ではない。よってターゲットの魔力を圧縮したオイルも使う必要がある。なのでキャサリン先生にあのアロマオイル的なのを作ってもらったのだ。さあ後は…
1分後、
日向
「ターゲットが一人になりました。繰り返す、現在教室にはターゲット一人のみ。(テレパシーで(ry )」
夜路
「了ー解、っと。(テレパシーで(ry )」
2分後、
日向
「ターゲットが眠りに落ちました。(テレパシー(ry )」
夜路
「了解。お疲れ、日向。後は俺達に任せな!」
日向
「あ、はい、お疲れ様です、夜路殿♡(テレパシー(ry )」
夜路
「阿達、いくぞ。」
阿達くん
「押忍、パイセン!!」
…………
--------------------------------------------------
〜お仕置き、本番直前[其の弐]の譚〜
???
「はい、後はこうして…はい完成!」
三浪
「しかし兄貴凄いな〜」
吉田
「いやホントもホント。あの中性的でイケカワイイ夜路が…」
小野
「ガッッッッツリ化けたな(・・;)」
???
「そりゃそうヨ〜、だってボクのメイク術にかかればどんな男もどんな女もありとあらゆる姿に化けるわヨ〰〰♡♡♡」
彼は三浪 尚樹(みなみ なおき)。三浪の従兄弟で、メイクアップアーティストとして活動している。化粧、特殊メイクと、彼はどんな依頼…という名のメイクもバッチリこなしてしまう。ちなみに彼はオネエでもある。
尚樹兄
「しかし京介から『依頼』されたときはもうビックリ、というかもうまさに“ダブルショック!!”だったわ〜、だって依頼の内容が“マ〇リ様よろしくなメイク”だったんですもの〜!! し〜か〜も〜夜路くんにやってほしいってんだから更なる衝撃だった♡」
三浪
「まあ依頼した俺が言うのもなんだけど…夜路にデザイン案渡されたときはもうマジでビックリだったわ〜。」
夜路
「ハハハ…( ´∀` )」
……………
小野
「夜路、そろそろ」
夜路
「おう、んじゃ!」
吉田&小野&三浪&尚樹兄
「「「「夜路、ガンバッッ!!!」」」」
夜路
「イってくるッッ!!!」
--------------------------------------------------
〜お仕置き、本番直前[其の参]の譚〜
阿達くん
「皆さん、お集まりいただきありがとうございます!」
(体育館に拍手が鳴り響く…!!)
阿達くん
「皆さんはある共通点があります。それは何でしょうか?」
生徒A
「猫崎、アイツに痴漢された!」
生徒B
「俺も!!」
生徒C
「俺も!!」
教師A
「俺もやられた!!」
教師B
「俺もやられたし! 絶対絶対絶対絶対許ルルルルルルルルルルルルルルルルサンンンンンンンンンンンンッッ!!!」
(皆口々に自分がやられたことをぶちまけだした)
阿達くん
「ですよね〜、さあ! 今回のメインイベンターに登場していただきましょう!!! どうぞ〜!!!」
(布がフワッと飛んでいく)
全員
「「「「「おおォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォッッッ!!!」」」」」
そこには台に手足を鎖と枷で繋がれ、目隠しをされ、口にギャグボールをはめられた猫崎 紫苑がいた…!!!
生徒A
「猫崎ィィィッッ!!!」
生徒B
「ざまあねぇなァァ猫崎ィィィィ!!!」
(歓声と共に罵声も響き渡る)
阿達くん
「さあ今回は〜、もう一人メインイベンターが控えておりますぞ〜!」
全員
「「「「「おおっ!?」」」」」
生徒B
「誰誰、誰!?」
阿達くん
「さあ!ご登場いただきましょう、come on〜!!!」
(スポットライトが集中した先には……!!)
全員
「「「「「おおォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォッッ!!!!」」」」」
生徒A
「えっあれマ〇リ様じゃん!?」
生徒B
「マジでマ〇リ様!!?」
生徒C
「ウッソマ〇リ様!? マジ!? ウソだろ!!?」
教師A
「コスプレだろコスプレ!!」
生徒D
「でもすっげえハイクオリティっすよ!?」
教師B
「じゃアレ誰よ!?」
生徒E
「いや誰っすかね!? ガチで!」
夜路
「やあやあ皆さんごきげんよう。 『呼ばれて飛び出てマ〇リ様コスプレでジャジャジャーン!』な氷堂夜路です♡(マ〇リ様の声マネ)」
全員
「「「「「ええええェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェッッ!!!?」」」」」
生徒F
「マジ!? アレ氷堂、マジで!!?」
生徒G
「ウッソだろ、氷堂!?」
生徒H
「氷堂先輩!!? すごハイクオリティですやん!!!」
教師B
「えええェェェェェェひょひょひょひょ氷堂くんンンンンンンンンンン!!?」
夜路
「そう氷堂夜路だヨ♡」
(そして目隠しとギャグボールを外し、顔面ドアップ)
「お目覚めかネ?」
紫苑
「のぉォォっふぉォォォォォォォォォォォォォォォう!!!(裏声兼奇声)」
「いやいやいやいやいやダダダダダダダ誰!? 誰なの!!?」
夜路
「氷堂夜路だヨ♡♡」
紫苑
「!? 夜路くんンンンンンンンン!!?」
「何!? 何なのその姿!!?」
夜路
「それはだネ──」
阿達くん
「パイセ〜ン!」
夜路
「何だネ、阿達くん?」
(阿達くんは懐から何かを取り出した)
阿達くん
「じゃ〜ん!」
夜路
「それは一体……?」
阿達くん
「キャサリン先生が作ってくれました〜♪」
夜路
「ほう、してそれは何なのかネ?」
阿達くん
「フッフッフッフッ……というわけで! レッツ☆メモリトライ!!」
阿達くんが持ってるアイテム
「“PLEASURE”!」
(阿達くんはそのアイテムを額にぶっ挿した)
ボボォ〜ム!!!勢いよく黒混じりのピンクな煙が上がった……。そして…
夜路
「阿達くんンンンンンンンンンンンン!?」
生徒A
「うおォォォォォい、阿達ィィィィィィィィ!?」
生徒F
「阿達ィィィ、どうなったァァァァァァァァ!!?」
教師B
「何がどうなったんだ一体!?」
そして煙が晴れた先には……!!!
全員
「「「「「ええェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェッッ!!!?」」」」」
夜路&紫苑
「「!!」」
生徒I
「ドー〇ント!! ドー〇ントじゃん!!!」
生徒J
「じゃさっき阿達が持ってたヤツ、まさかと思ったけど……」
生徒I
「絶対そうだって、ガイ〇メ〇リだよ!!」
教師C
「ガ、ガ〇アメ〇リ…キャサリン先生ェ……」
阿達くん
「フッフッフッフッフッフッ…☆」
教師B
「何というか…」
生徒D
「?」
教師B
「“『変〇仮〇』+何か+何か×2”した的な姿というか……」
生徒D
「いやいやその“何か”と“何か”ってそれぞれ何すか!?」
教師B
「いや知らん」
生徒D
「いや知らんのかい✋!」
教師B
「知らんがそんな感じしかしない!! うん、とにかくそんな感じだ!」
阿達くん
「ということで、では早速ウ!」
(人差し指を近づける)
紫苑
「ワアアァァァァァァァァァァァァァァァァ………!!!」
(人差し指が下腹部に触れる)
紫苑
「あひゃぁっ!!?」
(そしてそこに浮かび上がってきたのは…)
夜路
「!? これは…!?」
阿達くん
「淫紋っす♡」
阿達くん
「説明しよう!(山〇宏一ボイス)」
夜路&紫苑
「「!!?」」
紫苑
「どっかで聞いたことあるような口調&ボイス!!」
阿達くん
「プレジャードー〇ントの能力其の壱!
右または左手の人差し指でターゲットの額、または下腹部に触れると!人魔、及び男女を問わず相手に淫紋を刻印できるのだ!!(山寺〇一ボイス)
プレジャードー〇ントの能力其の弐!
刻印した淫紋を通じて相手の感度(意味深)を自由に調整したり、当方の任意のタイミングでしか絶頂出来ないようにするといったことができてしまうのだ!!(山〇宏一ボイス)」
夜路
「何それ凄!!!(地声に戻った)」
阿達くん
「さあ夜路パイセン! あとはパイセンの自由でっせ♡ お仕置き開始と同時に猫崎パイセンの肉体の感度が一気に本来の3000倍に上がっちゃいますぜ(ゲスいドヤ顔&地声、あとヒソヒソ声)☆」
夜路
「ほうほう、イイコト聞いたネ♡♡」
紫苑
「!!? …!!!?」
夜路
「それじゃ」
(夜路の右手の平に浮かぶようにして氷が出現、形を成していく…)
紫苑
「!? それって…!!?」
夜路
「分かるよネ…♡」
紫苑
「待って!! 乱暴する気なんでしょう!同人誌みたいに…同人誌みたいに!!」
夜路
「違うヨ、“お仕置き”だヨ♡」
紫苑
「どんな!? どんなお仕置きなの、一体!!?」
夜路
「それはだネ…」
(紫苑、唾を呑む。)
夜路
「“この氷のデ〇ルドでア〇ルフ〇ック”の刑だヨッッ!!!」
紫苑
「!!! ちょっとそれは流石に―」
(ぶっ挿された…)
紫苑
「あアアアア〰〰〰〰〰〰〰ッ!!!!」
一方同時刻…
生徒K
「おいおい何だよこれ〜?」
生徒L
「これじゃ体育館入れねえじゃんよ〜!」
景華
「どうした、お主ら?」
生徒K
「あっ風紀委員長! ちょっ来てくれよ〜! ほら!」
景華
「ぬうっ!? これは…結界か!?」
マリアさん
「えっと、ああ! 『逢魔学園男子生徒及び男性教師への連続痴漢事件、被害者の会』というタイトルでの体育館使用申請があって、日付が…今日ってなっていますね。」
景華
「ぬっ、誠か、マリア殿!?」
マリアさん
「ええ、ほら。」
(メモ帳を見せる)
景華
「本当だ。 して、誰が申請を?」
マリアさん
「三浪さんですよ。」
景華
「三浪が!?」
マリアさん
「ええ、夜路さんは忙しいからって三浪さんが代理で申請してきましたね。」
景華
「何故そうする必要が…? いや、ここは夜路本人に聞けば分かることよ。」
日向
「それなら私にお任せです、お嬢!!」
景華
「日向…」
日向
「陰遁・充纏、そして、陽遁・形纏!!!」
「そして必殺…天魔流・忍体術、破城鉄拳!!!」
(結界に勢いよくオ〇〇ララッシュよろしくな連続パンチを叩き込む…)
1分後…
日向
「ハア、ハア…(*´Д`) かったっ……いや硬っ、何ですかコレ、めっちゃ硬いじゃないですかぁ(;´・ω・)!!!」
マリアさん
「そんな…(;゚Д゚)」
景華
「日向、下がっておれ…」
日向
「お嬢…」
(景華、結界に触れる)
景華
「この魔力、阿達だな。」
マリアさん&日向
「「えっっっ!!?」」
景華
「私が知る限り、この学園に在籍する者でこれほどの結界を使えると言ったら…ヤツしかいない。」
「阿達、この私に結界で挑もうとは………よかろう、ならば…」
(一瞬にして張り詰めた空気が漂う…)
日向
「お嬢!?」
マリアさん
「景華さん!!?」
景華
「その結界、この斬鬼景華が斬ってくれようぞ!!!」
日向&マリアさん
「「!!!?」」
周りの生徒達
「「「「「!!!!!」」」」」
景華
「斬鬼無明之影音流、奥義・天眼武踊!!!!」
(結界を斬り始めた!!)
30秒後…
(結界が斬ったところから崩れた…)
日向
「お嬢…」
マリアさん
「景華さん…」
日向&マリアさん
「「す…凄い……」」
日向
「これが本気を出したお嬢…」
マリアさん
「か、景華さん、凄まじい…名字にある通り、まさに鬼の如き気迫(呆然)………(;゚Д゚)」
景華
「むうっ!? もう結界が閉じ始めている!?」
「日向! マリア殿! 急ごう!!」
日向
「はい!!」
マリアさん
「ええ!!」
(入ると同時に結界が完全に閉じてしまった…)
(そして体育館にのりこむ3人…!!)
景華
「夜路イイイイイ!!」
景華&日向&マリアさん
「「「なっ!!!!?」」」
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To be continued⇒
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夜路
「日向、ターゲットは?(テレパシーで会話中)」
日向
「確認、友人と会話中。いつでもイケます。(テレパシーで会話中)」
夜路
「了ー解、っと。」
「よし、阿達、用意はいいな?」
阿達くん
「フッフッフッフッ…いつでもイケまっせ♡」
夜路
「作戦開始ッッ!!!」
阿達くん
「結界術“箱庭”! 重ねて封印術“補足鹵獲”!!」
逢魔学園全体が巨大な結界に覆われた。“箱庭”、阿達が得意とする結界術の一つで、『特定の敷地内全域に結界を展開させる』ことができるというもので、本来なら皇都大学魔導学部“補術学科”の2年次辺りから習うという途轍もないシロモノな魔法であり、これを中1で扱うというのは余程の才覚の持ち主ということなのだ。
更に“補足鹵獲”。これも皇都大学魔導学部“補術学科”の2年次辺りから習うシロモノで、特定の人物のみを結界内部に閉じ込めることが可能で他の者は難無く結界を出入可能という中々チートじみた魔法である。
さあ次は俺の妖術の出番だ…。
夜路
「次は俺の番だな。 妖術“冬眠の魔香”!」
“冬眠の魔香”、俺が得意とする妖術の一つ。ウチに伝わる秘伝の製法で作った香水に魔力を込めて霧散させ、これをターゲットに吸わせてそいつを冬眠状態にすることができる。本来はさっき言った“秘伝の香水”だけで十分だが、俺の場合、一応「修行中」なので術は完璧ではない。よってターゲットの魔力を圧縮したオイルも使う必要がある。なのでキャサリン先生にあのアロマオイル的なのを作ってもらったのだ。さあ後は…
1分後、
日向
「ターゲットが一人になりました。繰り返す、現在教室にはターゲット一人のみ。(テレパシーで(ry )」
夜路
「了ー解、っと。(テレパシーで(ry )」
2分後、
日向
「ターゲットが眠りに落ちました。(テレパシー(ry )」
夜路
「了解。お疲れ、日向。後は俺達に任せな!」
日向
「あ、はい、お疲れ様です、夜路殿♡(テレパシー(ry )」
夜路
「阿達、いくぞ。」
阿達くん
「押忍、パイセン!!」
…………
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〜お仕置き、本番直前[其の弐]の譚〜
???
「はい、後はこうして…はい完成!」
三浪
「しかし兄貴凄いな〜」
吉田
「いやホントもホント。あの中性的でイケカワイイ夜路が…」
小野
「ガッッッッツリ化けたな(・・;)」
???
「そりゃそうヨ〜、だってボクのメイク術にかかればどんな男もどんな女もありとあらゆる姿に化けるわヨ〰〰♡♡♡」
彼は三浪 尚樹(みなみ なおき)。三浪の従兄弟で、メイクアップアーティストとして活動している。化粧、特殊メイクと、彼はどんな依頼…という名のメイクもバッチリこなしてしまう。ちなみに彼はオネエでもある。
尚樹兄
「しかし京介から『依頼』されたときはもうビックリ、というかもうまさに“ダブルショック!!”だったわ〜、だって依頼の内容が“マ〇リ様よろしくなメイク”だったんですもの〜!! し〜か〜も〜夜路くんにやってほしいってんだから更なる衝撃だった♡」
三浪
「まあ依頼した俺が言うのもなんだけど…夜路にデザイン案渡されたときはもうマジでビックリだったわ〜。」
夜路
「ハハハ…( ´∀` )」
……………
小野
「夜路、そろそろ」
夜路
「おう、んじゃ!」
吉田&小野&三浪&尚樹兄
「「「「夜路、ガンバッッ!!!」」」」
夜路
「イってくるッッ!!!」
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〜お仕置き、本番直前[其の参]の譚〜
阿達くん
「皆さん、お集まりいただきありがとうございます!」
(体育館に拍手が鳴り響く…!!)
阿達くん
「皆さんはある共通点があります。それは何でしょうか?」
生徒A
「猫崎、アイツに痴漢された!」
生徒B
「俺も!!」
生徒C
「俺も!!」
教師A
「俺もやられた!!」
教師B
「俺もやられたし! 絶対絶対絶対絶対許ルルルルルルルルルルルルルルルルサンンンンンンンンンンンンッッ!!!」
(皆口々に自分がやられたことをぶちまけだした)
阿達くん
「ですよね〜、さあ! 今回のメインイベンターに登場していただきましょう!!! どうぞ〜!!!」
(布がフワッと飛んでいく)
全員
「「「「「おおォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォッッッ!!!」」」」」
そこには台に手足を鎖と枷で繋がれ、目隠しをされ、口にギャグボールをはめられた猫崎 紫苑がいた…!!!
生徒A
「猫崎ィィィッッ!!!」
生徒B
「ざまあねぇなァァ猫崎ィィィィ!!!」
(歓声と共に罵声も響き渡る)
阿達くん
「さあ今回は〜、もう一人メインイベンターが控えておりますぞ〜!」
全員
「「「「「おおっ!?」」」」」
生徒B
「誰誰、誰!?」
阿達くん
「さあ!ご登場いただきましょう、come on〜!!!」
(スポットライトが集中した先には……!!)
全員
「「「「「おおォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォッッ!!!!」」」」」
生徒A
「えっあれマ〇リ様じゃん!?」
生徒B
「マジでマ〇リ様!!?」
生徒C
「ウッソマ〇リ様!? マジ!? ウソだろ!!?」
教師A
「コスプレだろコスプレ!!」
生徒D
「でもすっげえハイクオリティっすよ!?」
教師B
「じゃアレ誰よ!?」
生徒E
「いや誰っすかね!? ガチで!」
夜路
「やあやあ皆さんごきげんよう。 『呼ばれて飛び出てマ〇リ様コスプレでジャジャジャーン!』な氷堂夜路です♡(マ〇リ様の声マネ)」
全員
「「「「「ええええェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェッッ!!!?」」」」」
生徒F
「マジ!? アレ氷堂、マジで!!?」
生徒G
「ウッソだろ、氷堂!?」
生徒H
「氷堂先輩!!? すごハイクオリティですやん!!!」
教師B
「えええェェェェェェひょひょひょひょ氷堂くんンンンンンンンンンン!!?」
夜路
「そう氷堂夜路だヨ♡」
(そして目隠しとギャグボールを外し、顔面ドアップ)
「お目覚めかネ?」
紫苑
「のぉォォっふぉォォォォォォォォォォォォォォォう!!!(裏声兼奇声)」
「いやいやいやいやいやダダダダダダダ誰!? 誰なの!!?」
夜路
「氷堂夜路だヨ♡♡」
紫苑
「!? 夜路くんンンンンンンンン!!?」
「何!? 何なのその姿!!?」
夜路
「それはだネ──」
阿達くん
「パイセ〜ン!」
夜路
「何だネ、阿達くん?」
(阿達くんは懐から何かを取り出した)
阿達くん
「じゃ〜ん!」
夜路
「それは一体……?」
阿達くん
「キャサリン先生が作ってくれました〜♪」
夜路
「ほう、してそれは何なのかネ?」
阿達くん
「フッフッフッフッ……というわけで! レッツ☆メモリトライ!!」
阿達くんが持ってるアイテム
「“PLEASURE”!」
(阿達くんはそのアイテムを額にぶっ挿した)
ボボォ〜ム!!!勢いよく黒混じりのピンクな煙が上がった……。そして…
夜路
「阿達くんンンンンンンンンンンンン!?」
生徒A
「うおォォォォォい、阿達ィィィィィィィィ!?」
生徒F
「阿達ィィィ、どうなったァァァァァァァァ!!?」
教師B
「何がどうなったんだ一体!?」
そして煙が晴れた先には……!!!
全員
「「「「「ええェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェッッ!!!?」」」」」
夜路&紫苑
「「!!」」
生徒I
「ドー〇ント!! ドー〇ントじゃん!!!」
生徒J
「じゃさっき阿達が持ってたヤツ、まさかと思ったけど……」
生徒I
「絶対そうだって、ガイ〇メ〇リだよ!!」
教師C
「ガ、ガ〇アメ〇リ…キャサリン先生ェ……」
阿達くん
「フッフッフッフッフッフッ…☆」
教師B
「何というか…」
生徒D
「?」
教師B
「“『変〇仮〇』+何か+何か×2”した的な姿というか……」
生徒D
「いやいやその“何か”と“何か”ってそれぞれ何すか!?」
教師B
「いや知らん」
生徒D
「いや知らんのかい✋!」
教師B
「知らんがそんな感じしかしない!! うん、とにかくそんな感じだ!」
阿達くん
「ということで、では早速ウ!」
(人差し指を近づける)
紫苑
「ワアアァァァァァァァァァァァァァァァァ………!!!」
(人差し指が下腹部に触れる)
紫苑
「あひゃぁっ!!?」
(そしてそこに浮かび上がってきたのは…)
夜路
「!? これは…!?」
阿達くん
「淫紋っす♡」
阿達くん
「説明しよう!(山〇宏一ボイス)」
夜路&紫苑
「「!!?」」
紫苑
「どっかで聞いたことあるような口調&ボイス!!」
阿達くん
「プレジャードー〇ントの能力其の壱!
右または左手の人差し指でターゲットの額、または下腹部に触れると!人魔、及び男女を問わず相手に淫紋を刻印できるのだ!!(山寺〇一ボイス)
プレジャードー〇ントの能力其の弐!
刻印した淫紋を通じて相手の感度(意味深)を自由に調整したり、当方の任意のタイミングでしか絶頂出来ないようにするといったことができてしまうのだ!!(山〇宏一ボイス)」
夜路
「何それ凄!!!(地声に戻った)」
阿達くん
「さあ夜路パイセン! あとはパイセンの自由でっせ♡ お仕置き開始と同時に猫崎パイセンの肉体の感度が一気に本来の3000倍に上がっちゃいますぜ(ゲスいドヤ顔&地声、あとヒソヒソ声)☆」
夜路
「ほうほう、イイコト聞いたネ♡♡」
紫苑
「!!? …!!!?」
夜路
「それじゃ」
(夜路の右手の平に浮かぶようにして氷が出現、形を成していく…)
紫苑
「!? それって…!!?」
夜路
「分かるよネ…♡」
紫苑
「待って!! 乱暴する気なんでしょう!同人誌みたいに…同人誌みたいに!!」
夜路
「違うヨ、“お仕置き”だヨ♡」
紫苑
「どんな!? どんなお仕置きなの、一体!!?」
夜路
「それはだネ…」
(紫苑、唾を呑む。)
夜路
「“この氷のデ〇ルドでア〇ルフ〇ック”の刑だヨッッ!!!」
紫苑
「!!! ちょっとそれは流石に―」
(ぶっ挿された…)
紫苑
「あアアアア〰〰〰〰〰〰〰ッ!!!!」
一方同時刻…
生徒K
「おいおい何だよこれ〜?」
生徒L
「これじゃ体育館入れねえじゃんよ〜!」
景華
「どうした、お主ら?」
生徒K
「あっ風紀委員長! ちょっ来てくれよ〜! ほら!」
景華
「ぬうっ!? これは…結界か!?」
マリアさん
「えっと、ああ! 『逢魔学園男子生徒及び男性教師への連続痴漢事件、被害者の会』というタイトルでの体育館使用申請があって、日付が…今日ってなっていますね。」
景華
「ぬっ、誠か、マリア殿!?」
マリアさん
「ええ、ほら。」
(メモ帳を見せる)
景華
「本当だ。 して、誰が申請を?」
マリアさん
「三浪さんですよ。」
景華
「三浪が!?」
マリアさん
「ええ、夜路さんは忙しいからって三浪さんが代理で申請してきましたね。」
景華
「何故そうする必要が…? いや、ここは夜路本人に聞けば分かることよ。」
日向
「それなら私にお任せです、お嬢!!」
景華
「日向…」
日向
「陰遁・充纏、そして、陽遁・形纏!!!」
「そして必殺…天魔流・忍体術、破城鉄拳!!!」
(結界に勢いよくオ〇〇ララッシュよろしくな連続パンチを叩き込む…)
1分後…
日向
「ハア、ハア…(*´Д`) かったっ……いや硬っ、何ですかコレ、めっちゃ硬いじゃないですかぁ(;´・ω・)!!!」
マリアさん
「そんな…(;゚Д゚)」
景華
「日向、下がっておれ…」
日向
「お嬢…」
(景華、結界に触れる)
景華
「この魔力、阿達だな。」
マリアさん&日向
「「えっっっ!!?」」
景華
「私が知る限り、この学園に在籍する者でこれほどの結界を使えると言ったら…ヤツしかいない。」
「阿達、この私に結界で挑もうとは………よかろう、ならば…」
(一瞬にして張り詰めた空気が漂う…)
日向
「お嬢!?」
マリアさん
「景華さん!!?」
景華
「その結界、この斬鬼景華が斬ってくれようぞ!!!」
日向&マリアさん
「「!!!?」」
周りの生徒達
「「「「「!!!!!」」」」」
景華
「斬鬼無明之影音流、奥義・天眼武踊!!!!」
(結界を斬り始めた!!)
30秒後…
(結界が斬ったところから崩れた…)
日向
「お嬢…」
マリアさん
「景華さん…」
日向&マリアさん
「「す…凄い……」」
日向
「これが本気を出したお嬢…」
マリアさん
「か、景華さん、凄まじい…名字にある通り、まさに鬼の如き気迫(呆然)………(;゚Д゚)」
景華
「むうっ!? もう結界が閉じ始めている!?」
「日向! マリア殿! 急ごう!!」
日向
「はい!!」
マリアさん
「ええ!!」
(入ると同時に結界が完全に閉じてしまった…)
(そして体育館にのりこむ3人…!!)
景華
「夜路イイイイイ!!」
景華&日向&マリアさん
「「「なっ!!!!?」」」
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To be continued⇒
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22/11/18 19:42更新 / bj12.bom
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