連載小説
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あるカップルの悩み
優子が飛び立って数日、また新しい依頼が来た

和也「お、依頼だな」

雫『ですね』

和也「なら、日にちの設定だな」

それから数日後、予定が決まったので依頼者は来た

和也「で、なぜ依頼を?」

来たのはカップルだった、仲が悪そうにも見えない

???「実は…」

話によると彼女の方が身体が弱くいろいろ制約があることもあったらしく魔物になったら身体の弱さも治ると知って依頼をして来たらしい

和也「それは、保証できるな」

???「なら、お願いします」

和也「ああ。」

そのまま案内する

和也「これだ」

???「この花が…」

和也「ああ、で、君は?」

???「私は、優希と言います」

和也「優希ね、了解」

そのまま名前をプレートに書き込む

???「よろしくお願いします」

相手の男も頼んできた

和也「なら、今日は泊まっていくと良い」

???「は、はい。」

彼は真二と名乗った

和也「真二ね、了解。」

そのまま次の日には変化がかなり進んだようで明日には出られるか?といったところだ

真二「花の中が光っているな…」

和也「ああ、よくあることだ」

さらに次の日の夕方、光が強まり今にも出てきそうだ

真二「生まれ変わった優希がついに…」

そのまま花が開くと、そこには大きな甲羅を背負い少し小柄になった魔物へと変化した彼女がいた

和也「まあ、前にも水棲系統の魔物は居たからな」

真二「そうなのか…」

楓『彼女は、海和尚ですね…』

真二「海和尚?」

楓『海神に仕える尼僧の魔物です。』

真二「なるほど…」

楓『彼女たちの体躯はかなりアンバランスなので気をつけて、対策としては重りを前の方に着けるかおぶってあげると良いです』

真二「了解…」

彼はなんとか彼女を背負う

優希『やっと…』

和也「費用はこれで払える、これなら現金はいらない」

真二「なるほど…」

例の結晶を渡す

和也「まあ、払い終わるまでは客室使って良いから」

真二「ありがとう」

彼は彼女を背負ってそのまま部屋に向かっていった

瑠璃『次は海和尚…』

和也「だな…」

楓『いろいろ出ますね本当に』

和也「まあ、彼女の願いがそうさせたんだろう」

雫『ですよね…』











真二「本当に、変わったな」

優希『うん…』

真二「無事で良かった」

優希『うん…』

そのままもらった結晶をベッドの脇に置く

優希『ふふ…』

そのまま彼女は俺に抱きついてくる

真二「??」

よく見ると顔も赤い

優希『魔物になって、お腹が…』

恥ずかしそうに、絞り出すように彼女は言う

真二「なるほど…」

彼女は精を欲しているらしい

真二「まあ、魔物になって身体も丈夫になったしな」

かなりご無沙汰だったな…彼女は身体が弱いからやめておくべきかと思ったが…

優希『うん…♪』

久々だ、うまくできたら良いのだが…

続く
20/08/30 02:41更新 / サボテン
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■作者メッセージ
どうも、サボテンです。

次回に続きます

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