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アルテミア学園これは昔、昔の話でもなく遠い先の未来の話でもない。そう、これは異世界の物語である。 ***** こんにちは。俺の名前はアレス。 この物語の主人公なので、きっちり覚えておいてくれ! 「一人いやらしい妄想をしているところを邪魔して悪いのですが、例のアルテへの入学って本当ですか?」 「いやいや妄想していないから!ホントだよ? まぁ、それはおいておいて入学の件は 本当だ。」 「なんで世界一の実力(魔人族において)をもつ変態アレスがわざわざ「一言余計だ!」 「でも事実ですよね この前だって私が寝ていたら性交を もとめてきたくせに」 「かってに話を作るな! そんな事してきたのはエミリアのほうだろうが」 あぁ、エミリアというのは俺の幼馴染みなんだ。ドSだけど性格は いいやつなんだ。で、いまは入学手続きをしている最中で、「アレスさま、エミリアさま、入学手続きが終わりましたので窓口までお越し下さいませ」 だってさ。 「ほらいきますよ」 「あ、あぁ」 ***** 「こちらが生徒手帳になります。」 「あ、どうも」 なるほど、中々礼儀のある生徒だ。 「私はシリカ。では、早速アルテミア学園に相応しいかを確認するために3つ質問させてもらう。」 「では、質問1。 貴方のランクはなんだ?」 ランクとは様々な経験をすることで 手に入る経験値を数値化したものだが コイツは13歳だからおそらく8程度だろう。ちなみに私は24である。 「42です」「同じく」 ・・・は?嘘、だろ? 「本当か? 「「はい」」 まあいいさ。嘘ならクラスを下げられるだけだ 「では質問2。 種族名はなんだ?」 「魔人族。もうすぐ魔王ですけど」 「リリス族です」 は?私より上級だと?それに外見は普通の人じゃないか!なんなんだコイツらは!まぁ嘘だと思っておこう。 「ではこれで面接を終わりとする。 いってよし。」 ***** 「あぁ楽しみだ!早くいきたいな〜」 「気が早いですね あしたからなんだからもうすぐですよ。」 |
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まろやか投稿小説ぐれーと Ver2.33 |