連載小説
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主な登場人物及び使用技
名前 出雲海斗(いずもかいと)
偽名 カイト・H・アスハ
通称 カイト
種族 人間(主人公)
魔法双剣士
 ジパング出身の双剣士。太古のジパングの都を守護していた黄龍と四聖獣を現在も信仰している伍神村で育ったが、ある時村で奉られていた太古の四聖獣、青龍の力が封印されていた宝玉が大陸から来た主神派によって強奪。神主である義父から「盗まれた宝玉の奪還と大陸の何処かにある残りの宝玉を集めて封印せよ」との名を受け、無二を言わさず旅に出された。
 幼い頃、孤児となり[龍]に育てられた。そのため考えは共存派である。下に二人の義妹達がいる。(教会は親魔物派と言うだけで人、魔物関係なく傷付けるので軽蔑の念さえ抱いている)。
 左右の腕と右脚にはそれぞれ朱雀、青龍、白虎を模した入れ墨(様な物)が四聖獣を従える者の証として入っている。手にはある理由からいつも特殊な手袋をしている。
基本的には性格は穏和だが、戦いになると理不尽に人のを傷付ける者や、教会側の人間には情け容赦しない。
「魔物達が人に害を及ぼさなくなり共存共栄し、それを望んでいるのにそれを排除しようなどとする考え方は前時代の魔物と全く同じではないか…全く、主神様とやらのお考えは私には理解不能だ」
愛刀は宝玉と共に奉られていた「朱雀剣(スザクノツルギ)」と「青龍剣(セイリュウノツルギ)」であるがあまりにも力が強すぎるため、普段は背中に背負っているサイクロプス製の双剣を使っている。
カイトが旅に出されたのは上記の2振りを持てたからだったりする。

伍神達   
名前 葵(あおい)
種族 ウンディーネ(青龍)
性格 クーデレ、平和主義者
 青龍の剣に眠っていた四聖獣の力をもつ精霊の1人である。
頭には龍の頭部を模した帽子を被り、
龍の象徴である宝玉埋め込んだネックレスを首にかけている(かけているように見えるだけで実際は身体と一体化している)。
力を解放すると龍の姿になる。基本的に紅を抑える役だか、カイトや仲間を傷付けようとする奴には容赦しない。人型での戦闘時は触れる者を凍てつかせる氷の鎧を身にまとい大盾と3根槍で戦う。得意な戦法は魔法などでの後方支援である。

   
名前 紅(くれない)
種族 イグニス(朱雀)
性格 ツンデレ 戦闘好き
 朱雀の剣に眠っていた四聖獣の力をもつ精霊の1人である。
背中には羽を持ち、頭には朱雀の頭部を模した飾りを着けている。
力を解放すると火の鳥の姿となる。正々堂々の闘いを好むが卑怯者は大嫌い。
人型での戦闘時は触れる者を焼き尽くす炎の鎧を身にまとい、青い炎で作りし巨大なかぎ爪を武器に戦う。得意な戦法は式神で敵を翻弄させ、その中に突撃する突撃戦法である。

 注
 二人とも一度本来の姿に戻ると自分自身の魔力にもろに当てられるため、
丸一日は魔精霊状態が続く。鎧を身にまとうのは主人であるカイト以外には体に触れさせないためである。

名前 白(ハク)
種族 シルフ
性格 天然 マイペース 戦闘時は冷徹
  白虎の防具に眠っていた四聖獣の力をもつ精霊の1人である。
力を解放すると巨大な白虎の姿となる。
髪には虎の頭部をイメージさせる装飾品が付き、
全身には虎柄の紋様が描かれていた。
髪色も白虎を彷彿とさせる白銀であり、肌色も幾分か白みがかっている。
いつもはマイペースで天然な性格をしている。
よくカイトの肩の上で白い虎猫の様な姿となって寝ているを目撃される。
戦闘になると性格が一変する。
身体能力は四聖獣の中でも最強を誇っているが、
その反面、魔法系統は苦手としている。
昼寝と読書が好きで暇な時は寝てるか読書してるかの、
ほぼ二択の生活をしている。
暗い場所でも読書が出来るように特殊な眼鏡を作るほどである。
その眼鏡はいつも紐を付けて首にぶら下げている。
クレアのライバルでもある。

 注
以下は白特製の眼鏡の説明である。
 見た目は普通の眼鏡。
 取り付けられているレンズには入ってくる
 光の強弱を瞬時に調整する機能が 付いている。
 そのため暗闇では暗視ゴーグル、
 まぶしい場所ではサングラスの役目を果たす優れもの。
 欠点は使用するにはかなりの魔力が必要な為、
 最高ランクの魔物やカイト達でしか使用できない事である。



名前 出雲 楓(いずもかえで)
種族 龍(黄龍)
性格 穏やか 心優しい
 カイトの義母。もちろん魔物娘化している。本来の姿になると黄金に輝く龍となる。
 20年前に異変を感じて目覚める。しかし力は衰えたままであり、本来の姿に戻ることは出来ない。伍神を祀る神社の宮司と夫婦であり、表向きは巫女として社に住んでいる。黄龍である事実を知るものは数人しかいない。しかし、魔物娘の姿でも天候を操り、数多くの式神を同時に使役するといった事が出来るため、ある事件からジパング内では有名になったある。戦闘能力もずば抜けており、最上級魔法を無言で操る事が出来るほどの魔力を持っている。カイトに魔法を教えた。

名前 出雲白桜(いずもはくおう)
種族 人間(インキュバス化している)
性格 豪快 正義感が強い
 カイトの義父。
20年前あることがきっかけで楓と出会い、後に夫婦となった。
黄龍を妻としたため、上位の魔物並みの魔力を持つ。
以前剣士であった経験からカイトに剣を教えた。

名前 クレア
種族 バフォメット
 ステーションギルドの支部長。
前魔王時代から生きているが、
正確な年齢は本人が一切明かさないため不明である。
彼女の年齢を探ろうとして無事戻って来た者は居ない…
前魔王時代では侵攻軍総大将などの重役を歴任。
しかし、魔王交代の時は考えが自分と同じだった現魔王側に付いた。
【戦姫】事、エメラルダスの教育係を仰せつかるなど、
現魔王から強く信頼されている。

名前 カノン
種族 魔女
性格 天真爛漫
 ステーションギルドの受付嬢。
天真爛漫な性格だが、仕事はきちんとこなすしっかり者。

名前 エメラルダス
通称 エメラ 戦姫
種族 リリム
性格 お茶目 心優しい
 魔王の娘であると同時にステーション街に隣接する、
広大な領地を保有する領主。
常に人々の事を第1に考え、民主的な政治体制を敷いている。
そのため、家臣や民からの信頼も非常にあつい。
しかし、戦闘が起こると自ら軍を率いて民や魔物と共存を望む人々の盾となるために先陣をきって戦場に立つ人物。その勇姿から【戦姫】とも呼ばれている。
持ち前の魔力と魔王親衛隊隊長直伝の剣さばきで、
魅力が効かない相手にも勇敢に立ち向かう姫である。
そのため、親衛隊は毎回ヒヤヒヤさせられている。


名前 ミンスリー・J・ブッシュ
種族 ドラゴン
性格 正義感が強い 心優しい
 蒼い鱗を持つドラゴン。
ステーション街を始めとしたこの地域一帯を納める領主である。
教会からは【蒼い旋風】と恐れられている者である。
領民や家族をなりよりの宝と公言し、
その宝を守るためなら命をかけることもいとわない。
ドラゴンによく見られる高圧的な性格では無く、
人を見下すこともしない。
隣の地域を治めるエメラルダス姫の幼い頃のお目付け役でもあった。
その為、今現在も魔王からあつい信頼を獲ている。
エメラの【身を呈して弱者を守る】精神はリースから受け継いだ物。

名前 アルベルト・J・ブッシュ
種族 インキュバス
 ステーション街領主であるミンスリーの夫。
ステーション街を始めとしたこの地域一帯の副領主である。
自分の権限で出来る事務的な事はほとんど一人でこなしている。
事実上、領主としての仕事はこの人がしている。
ただし、領民の生活に直結するような事柄だけは、
自分の権限で判を押せる物でもミンスリーに相談するようにしている。

各種使用技

 「バーニング・アクア・ボルケーノ」
 葵と紅の力を利用した合体技。
 葵の力で球体状に圧縮した水を紅の力で超高温まで加熱した物(高水圧だと水は100℃以上になっても気化しない)。水圧を急激に下げることにより、水が一気に水蒸気になることによって起こる「水蒸気爆発」を起こすことが可能。威力は水圧と温度によって自由に変えられる。爆発の指向性もある程度操作可能。威力が半端ではないため、普通は威嚇程度にしか使わない(まともに喰らうと凄まじい爆風よる衝撃と過熱水蒸気による全身熱傷を負わしてしまうため)。なお、自分の周囲の邪魔な物を吹き飛ばす事にも応用可能。戦いの中で偶然この技の原型となるものが起き、それを見た精霊二人が考案、カイトが原理を調べ試行錯誤の末、完成した。炎と水、相反する二人の精霊と契約できた者のみが会得できる技である。

 「光龍波」
 敵の魔法攻撃を受け止め、凝縮して打ち返すカウンター技。
光の龍が敵に襲いかかる様に見えるためこのような技の名前となった。
威力は受け止めた敵が放った魔法攻撃に比例する。

 「鎧通し」
 鎧の上から敵の体にダメージを与える技。
此方の世界でも実在する技でもある。

 「水壁」
 文字通り水で作られた魔法障壁。葵が良く防御壁として使用。紅も炎で作る「炎壁」を使用するがこちらは主に攻撃用(敵を取り囲んで動きを封じるなど)として使われることが多い(二人の性格の違いを現しているとも言えよう)。

 「龍降臨」
 葵が自分の魔力で己本来の姿を模した「水の竜」を作りだす技。
 この竜は一種の式神であり、一定の自立行動は可能。最大で全長3mほどと小型だが、数は自由自在である。原動力の魔力は葵から随時送り込まれているため、中級クラスまでの水魔法も使うことが出来る。

 「不死鳥降臨」
 紅が自分の魔力で己本来の姿を模した「火の鳥」を作りだす技。
 この鳥はは一種の式神であり、一定の自立行動は可能。最大で全幅3mほどと小型だが、数は自由自在である。原動力の魔力は紅から随時送り込まれているため、中級クラスまでの炎魔法も使うことが出来る。

 「四聖獣解放の式」
 葵達が本来の姿に戻る時に使用される物。
 四聖獣達本来の姿は竜やドラゴンおも凌ぐ巨体と力を持つ。普段の姿は己の力をセーブするための仮の姿であり、前魔王時代までは本来の姿をそのまま人間サイズまで縮小した姿であった。

 「四聖獣2連撃」
 聖刀に自分の全魔力を込めての斬撃。
 すさまじい威力を持ちあらゆる物を粉砕する技である。 

普通の魔法名は『真女○転○』から引用しておりますw
13/06/22 01:02更新 / 流れの双剣士
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■作者メッセージ
以上が現時点での設定です。m(_ _)m
物語が進むにつれて追加されることがあります。
…設定だけはどんどん脳裏に浮かぶんだけどな〜><
文章に出来なければ意味がないってのに…orz

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