連載小説
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恒例の色々
・食パンのアレ

ケンタウロス

「く・・抜かった・・!」
ふう・・さて急がなきゃ・・
ドドドドドドド!
「「!?」」
バコーン!
ああ・・空が青い・・
「・・す、済まぬ!無事か!」

ギャグ補正がなければ即死だった・・


ヴァンパイア

ふう・・ふう・・このペースで走れば何とか・・!
パンも噛みながらだが、いける!
「おい、貴様」
ひゃ、ひゃい!?
「食パンを食べながら走るとは何事か。」
い、いえ、急いでいて・・
「だからといって、そうして良い理由にはならん。
良いか、物事は全てエレガントにこなさねば。
パンを作るにも相当な労力が要る。
お前は今までパン作りに携わってきた者の数を分かっているのか?
そもそも・・」

このあと、仲良く遅刻しました。


ゴースト

「はあはあ・・急がなきゃ・・!」
ん・・?何だろう、曲がり角にイヤな予感が・・
いいや、今は急がないとな。
「あー!そこの人、あぶなーい!」
どこからか声が・・?
ペチッ・・
・・なんだこれ、食パン??何でこんなところに・・
「あ、あの・・それ私の・・」
・・え?

すり抜けてました。


ユニコーン

何だろう・・この曲がり角のイヤな予感は。
「・・童貞の・・匂い・・」
う・・?
「私のたった一つの望み・・」
何か聞こえてくる・・
「可能性のフラグ・・!」
・・さっさと学校にいそg
「あなただけは・・落とす!恋愛的な意味で!」
うわああああああ!!

だからって・・こんなの間違ってますよ!


ウシオニ

ふう・・この時間帯なら間に合うか・・?
「たああああああ!!」
ごふぅ!?
「さあ・・」
ま、まずい・・これは、犯され・・
「急いでんだろ!?学校まで送ってくぜ!
つーかぶっちゃけあたしも遅れそうだし!」
え・・?あ、ありがとう?

ただの良い人でした。


・あ〜ん。

スキュラ

「はい、あ〜ん!」
・・ねえ、一応聞くけどさ。
「んもう、何よ・・」
どれから食べたらいいの?
「いや、別にどれからでもいいのよ?」
えー・・どれにしよう・・
「もう、優柔不断ね!こうなったら・・!」パクッ
な、何を・・
ズキュウゥゥゥゥン!!
あ、あの・・
「・・ほら、このやり方なら、迷わないでしょ?
どう?美味しい?」
あ、うん・・

この派生ルート、流石である。


毛娼妓

はい、あ〜ん・・
「あの・・申し訳ありません・・
少々、お待ち下さい・・」
へ?
「ふぅ・・これで、良し。」(後ろに纏めてある)
ど、どうしたんだ?
「あなたの顔をはっきり見ながら食べたかったので・・。」
そ、そうか・・。
「ふふ、では今一度、お願いします。」
あ、あ〜ん・・。
「あむ・・ふふ、美味でございます。
あなたの顔がはっきり見えているおかげでしょうか?」
・・だったら、嬉しいな。
「ふふ、では私からも・・」

これは・・良いものだ・・。


唐傘おばけ

はいあ〜・・
「・・どうしたんです?」
・・いや、どっちにあ〜んすればいいのかなと。
「え、と・・私の、あの人間の方に」
あ〜でも・・
「ふえ?あの、舌に箸なんか近づけてどうする、うにゃっ・・!」
ふふ・・可愛いなぁ・・。
「うう・・意地悪しないでください・・」
ごめんごめん、はいあ〜ん。
「・・あ〜む・・うわぁ、美味しいです!」

意地悪したくなるのは仕方ないよね。


・お風呂関連の。


サキュバス

ふう・・良い湯だ・・。
「いつもエロエロ、
貴方の股間に這い寄るお姉さん、サキュバトホテプです!」
いや、俺入ってるからね!?
「良いじゃない良いじゃない!お風呂でエッチっていうのも!」
ここから出ていけぇー!!
むにっ。
「う・・ん・・もぅ、熱烈ね?」
ッ違う、そうじゃな・・
「じゃ、イくわよ・・」

この後滅茶苦茶搾り取られた。


ドラゴン

あーアイツもう上がってるかな。
ガラッ・・
「ふあ・・あ?」
う・・まだ入ってたか。
「な、きき、貴様!我が入っておるんだぞ!」
悪かったって、出ていくから・・
「・・え・・入らぬのか・・?」
いや、入るなっていったのお前だろ?
「・・入らないの?」
いや、あの、そんな残念そうな顔されても・・
「背中流してやろうと思ったのに・・」(´・ω・`)
・・えーと。
「・・ダメか?」(´;ω;`)
はい、喜んで流してもらいます!
「ふふ・・やはりそうして欲しかったか!そうかそうか!」
じゃ、じゃあ、脱いでくるから待ってろ。
「うむ!・・ふぅ・・良かったぁ・・」

だって、ドラゴンは可愛いんだもん!


カラステング

「いーやーだー!」
そんなことを言うんじゃない!
「だって、もう体洗ったよー!」
ゆっくり入んなきゃ体が冷えるだろうが!
「うー!びしょびしょになるー!」
風邪をひかれると心配なんだってば!
「うー・・!」
ああもう、面倒な・・!濡れてる方が俺は興奮するのに!
「そ れ が 本 音 か よ ! !」

カラスの濡れ羽色(意味深)


・起こしにくるアレ。


アヌビス

「起きろ!!いつまで寝てるんだ。」
んぁ・・?だって予定までは後二分・・
「お前は二分間で起きれんだろうが!」
んぅ、うるさいなぁ・・
「お前が自堕落すぎるのが悪いんだ!」
分かったよ起きるよ・・
「・・え?起きるのか?」
あ?
「あの、キスしてくれたら起きるとか、
そういう、その、シチュエーションじゃ・・無い・・のか?」
いや、そんな目で見られても。
「くぅん・・折角期待してたのに・・」
ああ待って!そんな耳をしおれさせないで!
分かった、二度寝するから!好きに起こしてくれ!
「・・ホントに??」
ぐーぐー。
(じゃ、じゃあ・・朝フェラで・・)

キス(口にするとは言ってない)。


ナイトメア

「あの・・そろそろ起きて下さい・・」
んー・・あとちょっと・・
「むぅ・・起きないと遅刻しちゃうかもしれませんよ。」
だーいじょうぶだいじょうぶ・・
「・・どうしても起きないと言うのなら・・!」
んー?どうするって言うんだ?
「・・たし・・られ・・」
え?
「私が寝取られる夢を見せつけます!」
シュワット!
おはようございます、今日もいい天気ですね!
「はい、洗濯物も干しておきましたぁ。」
そ、そうですか。
じゃあ急いでご飯とか食べましょう!
「はい!!」

優しい人ほど怒らせるとっていうじゃん?


エルフ

「おい、いつまで寝ているつもりだ。」
んー・・お前が俺の好きなところを三つ言ってくれるまでかな。
「・・ほぅ・・そんなに私を怒らせたいか。」
いやー?別にー?
「良いだろう・・」
マジで?
「ふふ・・三つ言うまで、絶対に起きるなよ?」
あ?ああ・・

「よし・・これで良い。」
あ、あの・・なんでリンゴが三つ・・俺の隣に?
「ん?なぁに、一つ言う度に一本ナイフを投げて
それを貫いてやると言うだけの話だ。」
じょ、冗談じゃ・・
「おっと起きるなよ・・手元が狂うかもしれん。
それに、私は、嘘をつかないお前が好きなんだからな。」
シュッ、カン!

エルフを怒らせた(恥ずかしがらせた)結果がこれだよ!


・電車とかのアレ。


アマゾネス

(ん・・?なんだ、私を触っているのは・・)
ぐへへ・・良いケツだぜ。
(ああ・・貴様か・・ふふ、良いだろう・・!)
「おい貴様!」
な、何だっ!?
「私の尻を触ってたな?」
い、いや、何の・・
「いや!嘘をつくな!
貴様がそんなことをしたいというのならば!
私が徹底的に、この場で犯してやろう!」
え、ちょ、あの!
「問答無用!」

相手はよく見て。


クノイチ

「主殿・・人が多いですね・・」
ああ・・そうだな・・いつもはここまで混んでないんだが。
「・・む」
ん、どうした?
「ああいえ・・少々失礼な方が居たので。
ちょっとした報復を。」
失礼な?
「主殿の大事なものに汚い手で触ろうとする不躾な者です。」
・・盗みか何かか?
「ふふ・・お分かりにならないのなら、構いませんよ。」
そっか。
(私の足に触れようとするなど、身の程を知ることだ・・変態め)

クノイチにかかれば造作もない事。


ワイバーン

「ふみゅ・・すぅ・・すぅ・・」
・・?お客さん、次、終点ですよ。
「ふぁ・・?おお・・もうそんなところか・・」
どこで降りるつもりだったんです?
「あー・・どこか家に近い辺りで・・」
その割にいつも寝過ごしてる気がしますけど。
「んー・・ああ、まぁな・・」
まぁなって・・大丈夫ですか?切符代とか・・
「ああ・・まぁ問題はない、運送業で稼げてるし、
帰るにも飛んでいけばいいしな・・」
じゃあ、何でいつも終点まで・・。
「・・お前に会うため、では理由にならないか?」
・・え?
「・・恥ずかしいから、二度は言わないぞ。」

電車が痴漢ネタだけだと思うなよ!?
14/08/30 07:46更新 / GARU
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■作者メッセージ
ネタ被りを恐れない勇気って、必要だと思う。

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