読切小説
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禁断の蜘蛛穴
「ねぇ奈々、最近どうなの?」
「は?」


全ての切欠はこの一言だった。
此処は俺の海賊船のダイニング。ちょうどテーブルの向かい側に座ってる友達、アオオニの美知代が何気ない一言をかけた。


「いや……どうって何が?」
「決まってるじゃない。夜の営みよ。ルト君とはどうなの?」
「どうも何も、毎晩絶好調だぜ。昨夜なんかフェラ一回、パイズリ一回、本番三回、合計五回も射精してくれたぞ」
「相変わらずウシオニらしい性欲ね。ルト君もあんな小さい身体でよく頑張ってるわ」
「ま、ウシオニの夫になっちまったから仕方ないだろ。ルトもインキュバスになったんだから身体的に問題無いし」

今言った通り毎晩仲良く、そして激しくヤってるし、ルトも毎回必ず沢山の精液を出してくれる。俺もルトが気持ちよくなってる姿を見ると嬉しくなるし、俺も気持ちよくなれるし、何よりもルトの精液は格別に美味い。
結論から言うと、俺とルトの夜の営みは全く問題ない。そう断言できる。

「今は大丈夫かもしれないけど……これから色々と工夫していった方がいいと思うの」
「ん?」

だが、その自信をバッサリと斬るかのような発言が美知代の口から吐き出された。

「私たち魔物娘は、夫が出来れば生涯ずっと夫の精を貰って生きていくのは知ってるでしょ?」
「ああ、勿論」

そんなの、魔物娘からして見れば当たり前だ。何を今更言い出すんだ。

「大好きな夫と愛し合いながら美味しい精を貰う。奈々はこれについてどう思う?」
「どうって……俺にとっては何よりも幸せな時だな」
「でしょ?それは私も同じよ。武吉と触れ合っている時間が一番幸せなのよね。この前だって酔っ払った私を嫌な顔もしないで受け止めてくれて……」

話してる最中に美知代がニヤニヤと笑みを浮かべた。夫の武吉とのセックスを妄想しているのだろうか。気持ちは分からんでもないが、このまま放っておいたら話が進まない。

「……で、美知代は何が言いたいんだ?」
「……え!?あ、そうそう、それでね……」

ハッと我に返った美知代は話を続けた。

「まぁ要するにね、どうせセックスするなら互いに楽しむべきだって言いたいのよ」
「と、言うと?」
「夫から精を貰うのが私たちにとっての幸せ。だったら私たちも、夫が気持ちよくなってくれるような、それでいて幸せだと思ってくれるようなご奉仕を色々としてあげた方が良いと思うの。大好きな人が自分のご奉仕で気持ちよくなってくれると、ヤり甲斐を感じるでしょ?」
「そうだな……」

……まぁ、言いたい事はなんとなく分かる。要するに、夫が喜んでくれるように色々と頑張った方が良いってことか。
それはそうと……ルトの為にしてあげられるご奉仕かぁ……。

「伝えたい事は分かるけどよ……そのご奉仕ってのはどういう事なんだよ?」
「それは……まぁ、色々と!」
「おいおい!曖昧な答えだな!もっと具体的な案は無いのか!?」
「いやだって、人の趣向なんて千差万別だし……一概にこの方法が一番!だなんて決め付けられないじゃない」
「……まぁなぁ……」

それは言えてる。人の好みなんてそれぞれ違っていて当然だろう。それは人間だけじゃなく、魔物娘にも言えることだ。

「う〜ん……でもルトの場合、何をしてあげれば良いんだろうな……」
「自信を持てる女の武器を駆使したらどうかしら?例えば、奈々は結構おっぱい大きいから、おっぱいを使ったご奉仕なんてどうかしら?」
「なるほどな。でもよ、パイズリなんてもう何度もしてやってるぞ」
「他にもあるわよ。ほら、顔を埋めさせてパフパフしてあげたり……」
「それも既にやった」
「え?あ、そう……じゃあ乳首を両方同時に舐めさせたり吸わせたり……」
「それも経験済み」
「え?あ、それじゃ……えっと、ほら、あれよ。えっと……」
「……なぁ」
「ん?」
「正直に言っていいぞ。思いつかないんだろ?」
「……うん……」

ダメじゃん……って言いたいけど、俺自身何も考えてないから人の事言えないか。

「ところでよ、参考として聞きたいんだが、美知代の方は最近何か変わったプレイとかやってるか?」
「そうね……あ……」

少し考える仕草を見せた後、急にハッと何かを思い出したような様子を見せた。
この反応……何かあるな?

「あのね、最近の事なんだけど……」

美知代は周囲を意識してか、俺の方へと身を乗り出して小さな声で話した。

「私さ、この前立ち寄った親魔物領にある本屋で、性感帯に関する本を立ち読みしたのよ。その中に『アナル』って項目があって……お尻の穴を舐められると快感を感じるみたいな事が書かれてたの」
「…………」

ケツの穴を舐める……これまたマニアックな……。
思わず生唾を飲んでしまった。

「私も実際に試してみたくて、早速その日の夜に武吉のアナルを舐めてみたのよ。そしたら想像以上に効果抜群で、イッた時の精液の量も半端なかったわ。それ以来、たまにだけどアナル舐めもしてあげてるわ。武吉も満更でもなさそうだったし」
「へ、へぇ……」

意外と効果は良いようだ。実際どんなものかは分からんが。
と言うか武吉の奴、何時の間にか美知代に開発されてるとは。その内とんでもない方向に突っ走るかもしれないな。

「まぁ私も当初は理解し難かったけど、経験してみたら案外悪い気はしなかったわね。夫が気持ちよくなってくれるのは嬉しいし、初めてアナルを舐めた人になれたのは光栄だったわ」
「そ、そうか?」
「奈々も機会があったら試してみたら?何ならやり方とか教えてあげるから」
「ああ、考えとく」

アナル舐めかぁ……そんなに良いんだったら俺もやってみようかな。
俺自身、ルトの唇も乳首も、当然ながらおちんちんも、今まで散々色んなところを舐めてきたんだ。今更ルトの尻を舐める事に抵抗も無い。


……待てよ?
尻?初めて?


「ん〜……あ!そうだ!」

思わず手をポンと叩いた。
そうだ……俺としたことが。まだ『アレ』は未経験だった!

「ああでも、今の俺だと……いや、どうにもならない事もないか……」
「……どうしたの?」
「いやちょっと、面白い事を思いついたんでな」
「?」

恐らく、美知代もまだ未経験だろうよ。マンコから精液を注いで貰う事で頭がいっぱいになってて気付いてないかもしれない。
さて……思い立ったが吉日ってな!

「早速今夜に試すとするか!」
「……な、なにを?」
「明日また教えてやるよ」
「え〜?」



〜〜〜数時間後〜〜〜



「ふんふんふふ〜ん♪」


外はもうすっかり暗くなってて、空には三日月が浮かび上がっている。
美知代との雑談も済ませて、俺は鼻歌交じりに船長室へと向かって行った。
もうそろそろルトもお手伝いを終わらせた頃だろう。たぶん船長室で俺の帰りを待ってる筈だ。そう思うと足取りが自然と軽くなってくる。

さてさて……これから待ちに待ったお楽しみの時間だと思うとワクワクするな♪
特に今日は何時もと違う嗜好でやる予定だから楽しみだ♪ルトも楽しんでくれると良いんだけどな♪

「おっす!お待たせ!」
「あ、奈々さん。おかえりなさい」

いざ、実行の時が来た。船長室……もとい俺の部屋に戻ると、栗色の瞳の少年、ルトが部屋の片隅にあるベッドの上に座っていた。

「おお?ベッドに座ってるってことは……今夜も期待してたのか?」
「え、いや、その……何時もの事ですし……」

先に部屋で待っていたルトは、俺を見るなり上目遣いで緊張した様子を見せてきた。以前から何度も身体を重ねてきた仲だってのに、まだ初心さは残っているらしい。
まぁでも、少なくとも乗り気になってくれてるのは嬉しいけどな!

「よぅし、それじゃ遠慮無く!」
「え!?ちょ、急すぎる……って、わぁ!」
「ほらほら、ルトも脱ぎなって」

そんな愛くるしい姿に辛抱たまらず、本能のままにルトをベッドの上に押し倒した。

「あ、あの、本当に待ってください!」
「ん?あ、もしかして俺、汗臭い?」
「いや、奈々さんじゃなくて。僕、今日は一日中船の掃除をしていたので汗が……」

そう弁明しているルトの視線は、俺のおっぱいに釘付けだった。
まだまだ子供でも、やっぱりルトも男だな。食い入るように見つめて……嬉しいぜ!

「あー、別にいいんじゃね?俺、そういうの気にしないし。と言うかそっちの方が濃厚で逆に興奮するし」
「濃厚って……せ、せめて身体を拭かせてください……」

やれやれ、ルトの恥ずかしがりやな性格はインキュバスになっても直らないか。せめて嫁の前では恥も理性も捨てて素直になっていいのによ。
ま、ルトのそういう所も大好きだけどな。

「まったくよぉ、女みたいな事言いやがって。そんな口は塞いでやる!」
「んっ!?」
「ちゅ……ちゅっちゅ……」

そんなルトに覆い被さり、小さな唇に俺の唇を重ねた。勿論、ただ普通にキスするだけじゃ物足りない。

「んちゅ、ちゅぅ……んん……ん、ちゅ……」
「ん、んん……奈々さぁん……ふぁ、んん……」
「ちゅ、ルト……ん、ちゅぅ……」

唇の隙間から舌を潜入させて、温かい口内を嘗め回した。

「ん、ちゅぅ……へへへ、もうこんなに大きくなってる。いやらしいなぁ」
「うぅ……恥ずかしいですよぉ……」

右手でズボン越しにルトのちんちんを撫でると、ルトは恥ずかしそうに真っ赤な顔を背けた。
身体は俺よりもずっと小さい男の子。傍から見ればまだまだ熟してない花の芽なんだろうけど、俺にとっては最高の旦那だ。恥ずかしそうな反応を見ていると、ルトへの愛おしさがより一層増していく。もっと気持ちよくしてあげたい。セックスの度にそう思うのがお約束となっていた。

「そんな可愛い顔見せられたら、俺も興奮しちまうじゃねぇか。ほら、もうズボンなんて脱いじゃいなよ」
「あ……」

右手でルトの腰を軽く持ち上げて、もう片方の手でルトのズボンを下着ごと脱がしてやった。

「おお、やっぱり何時見ても良いなぁ」
「はぅ……」

そこから飛び出した勃起ちんちんに毎度ながら見惚れてしまった。大人の男と比べたらちょっと小ぶりなんだろうけど、サイズなんて大した問題じゃない。事実、この男根で何度もイかされたし、俺のマンコとルトのちんちんは相性抜群だ。
……尤も、ルトのおちんちん以外入れた事ないし、入れたいとも思わないけどな。


……本来ならここで手コキとかフェラとかパイズリとか、あの手この手でご奉仕するんだろうけど、今回は何時もと違う。
なんせ、何時もと違うやり方を試したいと思っていたからな。


「なぁルト、脱がせておいて言うのもアレだけどよ、ちょいと俺のわがままを聞いてくれるか?」
「え?な、なんですか?」
「何時もは俺が攻め側だけどよ、たまにはルトの方からも愛撫して欲しいと思ったんだ」
「え、あの、それってつまり……僕から……」
「そういうこった」

俺の言ってる意味を理解したのか、ルトの顔が一気に赤くなった。
主導権を手に入れたのに、なんでそっちの方が恥ずかしくなるんだか……。

「あー、まぁ攻めて欲しいってのは確かだ。ただな、俺が弄って欲しいのは、おっぱいでもマンコでもないんだ」
「?」
「今日はな、何時もと違った嗜好でやりたいんだ」
「どういうことですか?」
「よっこらせっと……」

俺はベッドの上でルトに背中を向けてうつ伏せになった。

「……ちょっと恥ずかしいが……ほら」

そして蜘蛛腹を突き上げて、その裏側の部分をルトに見せ付けた。
普段は体毛で隠している、人には見せられない恥ずかしい部分。自ら蜘蛛腹を上げて、魔術で体毛を消したことにより、その部分が丸見えとなってしまった。

「……あ、あの……」
「あはは……ほら、小さな穴みたいのがあるだろ?そこが肛門。人間で言う尻の穴だ」

今ルトに見せているのは、蜘蛛腹の先端付近にある尻の穴。人間と蜘蛛とでは当然ながら身体の構造は違うが、この部分の役割は人間と変わらない。

「……ゴクッ……」
「……そんなに見つめるなよ……恥ずかしいな……」

ルトは上半身を起こし、ジーっと俺の尻の穴を見つめてきた。
……って、見せてきたのは俺だったな。生唾を飲みながら魅入ってるルトの事を言えた立場でもないか。
不意にも自嘲的な笑みを浮かべてしまった。

「あ、ご、ごめんなさい!えっと、それで、なんでまた……」
「実はな、突然だが今日はアナルセックスを体験したいと思ったんだ」
「ア、アナル?」

ルトはキョトンとした表情を浮かべた。どうやらアナルの意味は知らないようだ。

「ああ、アナルってのは尻の穴の事だ。まぁざっくり言うとな、勃起したちんちんを尻の穴に入れて本番みたいにピストンするのをアナルセックスって言うんだ」
「入れるって、お尻の……ええ!?」

ようやく理解したルトはひどく驚いた表情を浮かべた。
まぁ、そりゃそうか。今までずっとマンコでやってきたからな。普通尻の穴でセックスしようなんて発想は出ない。

「あの、どうしてまた急に?」
「ふと気付いたんだ。俺さ、もうマンコの処女はルトにあげたけど、尻の処女はまだあげてないって。だから早いうちに捧げようと思ったんだ」
「捧げるって……なんの意味が……?」
「ん〜、まぁ尻でやるセックスってのに興味があるのもそうなんだが……」

どう考えても理由は決まってるので、思ってることをそのまま口にした。

「まぁあれだ。俺、本当にルトのこと大好きだからさ。マンコだけじゃなくて尻の初めてもルトに貰って欲しいと思ってるんだよな」
「え!?……はぅ……」

ルトは顔を真っ赤にして俯いてしまった。
そんな初々しい反応見せられたら……もっとからかいたくなるじゃねぇか♪

「ほらほら、恥ずかしがってないでやろうぜ。俺の処女アナル、ルトの勃起ちんちんで貫いてくれよ。なぁ?」
「うぅ……」

蜘蛛の尻を突き出して誘ってみた。ルトの方は顔を真っ赤にしながらも、俺の尻の一点をチラッと見てきて口を開いた。

「あ、あの、奈々さん。この周りにある突起みたいなのは何ですか?」
「突起?ああ、ケツの穴のすぐ近くにあるやつのことか?」
「は、はい」
「それは出糸突起って言ってな、そこから蜘蛛の糸が出る仕組みになっているんだ」
「へぇ……ここからあの糸が……」

これは魔物化した後で知った事だが、蜘蛛は肛門の近くにある出糸突起って言う複数の突起から糸を出している。それで巣を作ったり、獲物を捕らえたりと様々な場面で活用しているそうだ。

「…………」
「な、なんだよ、そんな興味深そうに見つめて」
「い、いえ、なんかヒクヒクしてるなぁって思いまして」
「あ、あはは……」

恥ずかしいことを言われて苦笑いを浮かべるしかなかった。突起が微動してるのは俺でも分かってる。ただ、ルトに見つめられてると思うと、凄く恥ずかしいと思ってしまう。
なんかなぁ……俺から見せてきたとは言え、こそばゆいなぁ……。

「……なぁ、興味あるか?俺の突起」
「……え、えっと……」
「……触ってもいいぜ。本当は恥ずかしいけど、ルトは特別だ」
「大丈夫なのですか?」
「ああ、大丈夫」

ルトの方も興味深そうに俺の突起を見つめている。触ってみたいと顔に書いてたので、お望み通り触らせる事にした。
実のところ、この突起は俺ですら触った事のない未知の領域だが……まぁ別に触られたくらいで死んだりしないだろうよ。

「それでは、失礼します……」

承諾を得るなり、ルトは恐る恐る俺の突起の一つへと手を……


つんっ


「ひゃうっ!?」

指でつつかれた瞬間、体中に電気が流れる感じに襲われた。これは痛み……いや、それ以外の別の感覚だ。
まるでクリトリスを触られたような、刺激的な感覚。これは……快感と言っていいのか。
……俺の突起って性感帯だったのか?それにしてもこの気持ち良さ……癖になる。

「ご、ごめんなさい!痛かったですか!?」
「い、いや、大丈夫。ちょっとビックリしただけだ」
「あの、嫌ならやめましょうか?」
「嫌じゃねぇよ。寧ろ……もっと触ってくれないか?」
「は、はい」

身を案じてくれるのは嬉しいが、もっとして欲しい。もっと愛撫して欲しい。その想いから俺の方から頼んでしまった。

「では……できるだけ優しくしますね?」
「ああ……うっ!き、きたぁ、あぁ……すっげ……良い……」
「どう……ですか?」
「気持ち良い……ひゃあっ!す、すっげぇ感じる!うぁっ!んぁ……はぁっ!」

また突起に触られた瞬間、強めの快感が全身を包み込んだ。今度は指先で優しく撫でられ、擦る度に身体が痙攣する。

「奈々さん……気持ち良さそう……」
「あ、あぁ!良いぞ……俺、こんなの初めて……んひゃぁあ!」

ホントに知らなかった。俺の糸の突起って、こんなに敏感だったのか。
そう言えばウシオニって……いや、アラクネ属の魔物ってみんなそうなのか?それとも個体差ってやつで、俺だけ特別に感じやすいのか?

「今度は……先っぽ……」
「あ?先っぽって……ちょっ!?まっ……ひにゃぁ!」

突起の先端から何かに触れられる感じになった。
これって……指?って、ちょっと待て!そんな所に触ったら……!

「ここも、優しくしますから……」
「いや、ちょ、待て!そこに当てたら……!」
「え?どうしましたか……って、わぁっ!?」

気付いた時には……もう遅かった。
優しく愛撫されて感じまくってる所為で力加減が出来なくなり、不本意にもルトの指を呑み込むように突起の先端から中へと吸い込んでしまった。
やべぇ!ルトの指が俺の突起の中に……こんなの初めてだ……!

「な、なんか変な感じ……うぁ!でも、これも、良い……ああっ!」
「だ、大丈夫ですか?痛くないですか?」
「ああ、心配するな……それより……」
「は、はい!今すぐ抜きますので!」
「いや、そんな慌てなくても……あわぁ!?」

慌ててルトが指を引き抜こうとするが、突起の吸引力が強すぎて上手く抜けない。
やべぇ……これ癖になる!なんだ、この今までにない感覚は……!

「うぉあっあぁ!うぁ!んん!そ、そんな弄られたら、俺ぇ……ふわぁ!んんっ!」
「ご、ごめんなさい!抜こうとしてるのですが、吸い付きが強すぎて……!」
「うぁっ!お、俺の突起……ぐちょぐちょ、されてる……ああっ!んんっ!」

ルトが指を抜こうとする度に、突起の中が指で弄られて強い刺激が走る。あまりに激しい快感の連続に頭がおかしくなりそうだ。
それに……このままだと出る……!

「ル、ルト!出る!ひゃあっ!なんか、なんか出そうだぁ……!」
「え、出るって何がですか?」
「はわぁ……い……糸……糸が出そう……!」

突起の内部からズルズルと何かが湧き出てくる。何度も出した事のある俺ならすぐに分かった。
これは……俺の蜘蛛糸だ。突起が刺激されすぎて、もう抑えられない……!

「やべぇよぉ……出る!糸の突起弄られて、出ちまうよ……!」
「な、奈々さん……!」
「ル、ルト!そんな、強くされたら……あぁ!」

ルトが必死になって指を引き抜こうとしてるが、それがかえって激しく突起の中を弄繰り回す形となって、更に快感が走る。
……もう……駄目だ!出るし……イッちまう!

「も、もう無理!糸が出る!ああっ!ああっ!うぁぁぁぁ!!」
「うわぁっ!?」

もう我慢の限界だった。軽くイッた弾みで突起の先から蜘蛛の糸を勢い良く噴射してしまった。普段なら量を調整できる蜘蛛糸だが、今は突起に力が入らず、快感のままに大量の糸を漏らしてしまった。

「あぁ……俺の糸……止まらない……」

普通なら糸を出したくらいでこんな快感は得られない。だが今回は指で突起を弄られて気持ち良くなってきた所為なのか、突起から糸が流れる度に強い刺激を覚えた。
なんだろう……未知の領域に踏み込んだ気分だ。こんな感じ方があるなんて知らなかった。

「あ……」

突起から何かが抜かれる感じがした。恐らく、ようやくルトが突起から指を抜いたのだろう。
それにしても、こんなにルトから激しく攻められるなんて久しぶりだ。何時もは俺がガツガツ攻めてるけど、たまには逆転するのも良いかもな。
まぁ今のは攻められたって言うか、半分アクシデントみたいな流れだったけど。

「奈々さん……」
「はぁ……ルト、ありがとな。気持ち良かっ……た……」

背後へと振り向いてルトの姿を見た瞬間、思わず絶句してしまった。
それもその筈、ルトは……糸まみれだった。

「あ、あはは……いっぱい出ましたね」
「わ、悪ぃ……」

突起から出た糸が体中に絡み付いてる。ミイラの出来損ない状態にされて苦笑いを浮かべているルトに対して、俺もまた苦笑いで返すしかなかった。

「いや〜、あまりにも気持ち良かったからつい……すまんな」
「いえ、謝るのは僕の方ですよ。わざとじゃなかったとは言え、あんなことして。大丈夫でしたか?」
「気にするなよ。まぁその……結構良かったぞ」
「満足してくれたのなら僕もうれしいです!」
「あはは……ほら、ジッとしてろ。全部取ってやるよ」

ベッドの上でルトと向き直り、ルトに纏わり付いてる蜘蛛糸を取り除いていった。
しかしまぁ、我ながら凄い量の糸を出したものだ。今までだってこんなに出た日は一度も無かったのに。

「はい、おしまい」
「ありがとうございます」
「おう」

蜘蛛糸を全部取り、球状に丸めてすぐ近くにあるゴミ箱に放り投げた。
ホールインワン!……なんてな。

「さてと……そろそろ本番に入るとするか」
「本番って……本当に入れるのですか?」
「勿論。その為にこれを借りたんだからな」

俺は衣服のポケットから小さな瓶を取り出した。中には粘々した透明の液体が入っている。これは、部屋に来る前に美知代から借りたローションだ。

「ん?奈々さん、それはなんですか?」
「ローションだ。美知代から借りたんだよ。アナルってマンコとは違って愛液が出ないからな。初めてってこともあるし、今回はこれを愛液代わりに使おうと思ったんだ」
「へぇ……」
「と言う訳で……ほら、じっとしてろよ」

瓶の蓋を開けて、中のローションをルトの男根に垂れ流した。

「あう!冷たい……!」
「変な感じか?悪いがもうちょっと我慢してくれ」

ローションの冷たさに感じたのか、ルトの勃起ちんちんがピクピクと動いてる。そんなローションまみれのペニスを掴んだ。

「うぁっ!す、滑々する……!」
「あはは、気持ち良いか?感じるのはいいけど、まだ出しちゃ駄目だからな?」

ローションを男根全体に塗るように手を上下に動かす。普段の手コキより滑りやすくて気持ち良いのか、ルトの口から喘ぎ声が発せられた。
このまま扱いてイかせるのも良いが、本来の目的を忘れちゃいけない。

「これくらいでいいかな。よし、やるぞ!」

ルトの体格を考えると、あまり高い位置に上げたらちんちんが入れられない。そう思った俺はルトに背を向けて、うつ伏せになって出来るだけ蜘蛛腹を低めの位置まで上げた。

「こっちの穴は自分で入れにくいからな。ルトから入れてくれ」
「は、はい!」

やがて意を決したような表情を浮かべたルトは、姿勢を整えて滑滑の勃起ちんちんを俺のアナルに当てた。
あぁ……ついにこの時が来たのか。俺から申し出たことなのに心臓があり得ないくらいバクバク鳴ってる。
ヤバいなぁ……今になって緊張してきてる。でもその反面、ちょっと楽しみだ……。

「で、では……いきますよ?」
「ああ、いいぞ」

緊張した面持ちのルトに許可を与えた。そして勃起ちんちんの先端から俺のアナルに……!


「……んっ!」


……あれ?なんだこれ?結構きつい。
まだ先っちょなのに……なんだ、この圧迫感は……?

「うぅ……な、奈々さん……締め付けが……強い……!」
「うあ……は、入ってくる……!」

少しずつ、少しずつだけどルトの男根が入ってくる。と言っても、入って来たのはまだ先端部分。それだけなのにかなりきつく感じる。
本当になんだこれ……入れる途中で、しかもローション塗ったのに、このきつさかよ。意識が飛んじまいそうだ……!

「ル、ルト……大丈夫か?もう少し、奥までいけるか?」
「ぼ、僕より奈々さんの方が……ちょっと苦しそうですよ?」
「こんなの、平気だ。それより、大丈夫なら、もっと……うぅ!」
「わわっ!な、奈々さん!」

何もせずに入れてもらうのがもどかしくなり、俺は蜘蛛腹を動かして自らルトの肉棒を侵入させていった。
ようやく亀頭からカリ首までが入ったけど……さっきよりきつくなったような気がする。その圧迫感に思わずベッドのシーツをギュッと力強く握ってしまった。
それにしても不思議だ。確かにちょっと苦しい感じだが、無意識のうちにどんどん奥へ導いてる。

「う、うぐぁ……押し広げられてる……ああっ!ああっ!」
「奈々さん!そんな、無理しない方が……ああっ!」
「む、無理なんか……うぁっ!ああああ!」
「うわぁっ!ちょ、きつい……!」
「ああっ!あ、あとちょっと……!」

竿の半分まで入ってきた。そしてそのままゆっくりと奥へ……!

「んっく……はぁ、はぁ、はぁ……入った……やっと根元まで……!」

思った以上に手間取ったが、ようやくルトの男根を全て呑み込む事が出来た。
……凄い変な感じ。マンコに入れる時とは比べ物にならないくらいギュウギュウでちょっと苦しいのに、穴の奥が疼いて気持ち良くなってる。こんなにもどかしく思うのは初めてだ。

「ル、ルト……動いてみてくれ。マンコでやるセックスみたいに、奥を突いて……」
「な、奈々さん、それが……締め付けが強くて、もう!」

根元まで入ったから、今度はピストン運動を試してみようと思い、ルトに頼もうとしたら……。

「ご、ごめんなさい!我慢出来ないです……!」
「え?」


我慢出来ない?何が?
と、訊こうとしたら……!


「……んっ!?んあぁ!ひゃぁあっ!も、もう!?ルトの精液……あっあぁ!ふぁあぁ!!」
「うぁっ!あぁ……ああ……」

尻の穴から大量に注がれる感覚に包まれた。
凄く熱い液体のようだが……これってまさかルトの精液!?まだ動かしてもないのにイッちゃったのか!?
恐るべし……アナル。

「はぁ、はぁ……まさか動いてないのに射精するなんて……」
「ご、ごめんなさい……」

ばつが悪そうに頭を下げてきたが、俺からしてみれば謝る必要性なんか微塵も感じない。

「なんで謝るんだよ?気持ち良かったから出したんだろ?違うのか?」
「い、いえ!刺激が強すぎて我慢出来なくて……その、気持ち良かったです」
「そうか……よかった」

まぁ、初めてってこともあるけど、俺の方も無意識のうちにアナルを強く締め付けすぎたってのもあるか。
だが……ルトには悪いが俺はまだ満足していない。折角のアナルセックスだ。ピストンもしてないのにこのまま終わらせるのは面白くない。

「どうだルト、動けるか?」
「ごめんなさい、まだ思うように動けなくて……少し休ませてくれませんか?」
「ああいや、動けないならいいさ」
「え……わっ!?」

繋がったまま蜘蛛腹でルトを押し倒し、仰向けに寝かせた。これで俺の方から上下に動ける。

「ルトはそのままでいいぞ。今度は俺が動くから」
「え、あの……」
「それじゃ、いくぞ……!」

俺は蜘蛛腹を上下に動かしてピストン運動を始めた。

「うぉあ……ああっ!これ、すげぇ!うぅっ!あはぁ……!」
「な、奈々さん……!」

いざ動いてみたら、これまた凄い刺激だ。膣と比べて狭い所為か、ルトの男根が強く擦り付けられてる。奥へ突き入れるたびに穴を押し広げられてるような感じだ。

「はぁっ、はぁっ!いい……どんどん、良くなってくる……!」

動かす時は少し苦しくなるのを覚悟したが、意外なことにそれほど苦しくない。いや、滑々して動きやすくて、寧ろ動く度に気持ち良くなってくる。
そして動いているうちに滑りの原因が何なのか察しが付いた。この熱くてヌルヌルした感触……ルトの精液だ。尻の中に出したお陰で潤滑油代わりになり、ルトの勃起ちんちんを動かしやすくしているんだ。やっぱローションだけじゃ足りなかったか。

「ふぁ!やべぇよ……止まんねぇよぉ!うぁっはぁっ!んあぁあ!」

アナルで感じる初めての快楽に酔いしれながら、改めて思い知った。
やっぱり俺は、受け手より攻め手の方が性に合ってる。事実、こうしてガツガツとルトを攻めてる今、身体だけじゃなくて心まで熱くなってる。これもウシオニの性というやつだろうか。

「ル、ルト!どうだ!?俺の、アナルは……ふぁあ!はぁっ!」
「奈々、さぁん!すごい、刺激が強すぎて、動いただけでもう出そうです……ああっ!」
「あ……あはは!もう出るのかよ?何時もより、早いな……あはぁ!んんっ!」

とか言う俺も、実はもう限界が近付いてきた。
マンコとは刺激も密着性も大違い。何時もよりハードな運動に、流石の俺もイきそうになってきた。
ただ、もう少しこの感覚を味わいたい思いもある。イきたいけど、まだ味わいたい。なんとも言えないジレンマに陥る最中、無意識のうちに蜘蛛腹の動きを激しくさせた。

「奈々さん……奈々さん!」
「ひゃっ!?」

ルトの小さな腕と足が俺の蜘蛛腹にしがみついてきた。突然の事に驚いて思わず小さな悲鳴を上げてしまったが、全然悪い気はしなかった。

「あっはは……そんな必死にしがみついて、ふわぁっ!あはっ!そんなに、出したいのか!?は、はぁん!」
「奈々さん!奈々さぁん!僕もう、本当に……!」

必死に訴えかけるように言うルトは、まさにこれから来る絶頂をひたすら我慢しているような表情を浮かべていた。
そうだな……俺もそろそろイきそうだし、ルトに我慢なんてさせたくない。よし、ここでラストスパートだ。

「いいぞルト!あ、あふぁ!このまま、俺のアナルに、ひああ!な、中出ししてくれぇ!ああっ!んぁ、あふぁあん!」
「奈々さん!奈々さん!奈々さぁん!ああっ!うわぁぁ!」
「うふあっ!俺もイくぅ!尻の穴でイッちまう!あ、ああ!んあぁ!ひゃぅあぁっ!」

蜘蛛腹に力を入れて、これまで以上に激しく振った。アナルを擦る刺激も、突き入れられる衝撃も一層強くなり、頭が真っ白になりそうだ。気絶だけは避けようと意識しながら、熱くて濃厚な精液を中で出してもらうために無我夢中で蜘蛛腹を動かし続けた。
やっべぇ……もうそろそろ……!

「な、奈々さん!もうダメぇ!出る!」
「ああっ!きて!いいぞ!思いっきりぶちまけてくれぇ!」
「うあ、あああ!っぁあああぁぁあ!」

ルトが華奢な声を上げた途端、尻の穴からまたしても熱い液体が注がれた。
粘々した濃厚な精液。大量にぶちまけられた途端、俺も我慢の限界となった。

「うあぁぁぁ!イく!イく!うあっ!ひゅああ!ああぁぁあぁ!」

尻の奥まで精液を注がれて絶頂に達した。全身に強力な電流が流れたような感覚に包まれて、思わず上半身を仰け反らせてしまった。

「うぁ、はぁあぁぁ……すげぇ……こんなにいっぱい……!」

二度目の射精という事もあって、腹の辺りに精液が溜まってタプタプになってきた気がした。
これ良いかもな……子宮に注がれるのも良いけど、こっちから注がれるのもアリだ……!

「は……ああぁ……」

名残惜しさを感じつつも、ルトの男根をアナルから抜いた。菊穴と男根の亀頭の間に精液の橋が作られ、一定の距離まで離れたところで静かに切れた。

「はぁ……はぁ……ふぅ……激しかったけど、気持ち良かったな……」

ようやく身体が静まり返ったところで一気に身体が脱力した。ただ、心臓の方はまだバクバクと早鐘を打っている。それだけ今回のセックスは何時も以上にハードだったと物語っている証だった。

「はぁ、はぁ……奈々さん……」
「はぁ、ルト……」

背後を振り向いてみると、息を切らして大の字で仰向けに寝ているルトの姿が見えた。あの様子だと休ませた方がいいな。

「ルト、休憩しようか」

そう言いながら振り返り、ルトの横でうつ伏せに寝転んだ。
なんと言うか……何時ものセックスよりそんなに動いてないのに、滅茶苦茶体力を消耗した感じがする。やっぱアナルってマンコと比べたら色々と違うんだな。

「なぁルト、アナルセックスはどうだった?」

片腕でルトを抱き寄せ、初めてのアナルの感想を聞いてみた。

「えっと……最初は締め付けが強すぎて、ちょっと痛かったですけど、だんだん気持ち良くなってきて、その……良かったです」
「はは、そうか!俺も似たようなもんだ。入れる時はきつくて痛くて苦しかったけど、慣れたらもう気持ち良くなってた。何時もよりハードだったけど、たまにはこういうのも悪くないかもな」
「そうですね」

ちょっとしたハプニングとかもあったけど、初のアナルセックスは無事に終わった。俺は最終的に気持ち良くなったし、ルトも満更でもなさそうだった。終わり良ければ全て良しだな。

「あぁでも、俺気付いたんだ。折角のルトの精液を注いで貰うんだったら、アナルじゃなくてマンコの方が良いかなって」
「え?そうですか?」
「ああ。大好きな旦那様の赤ちゃんの素は、マンコから中出ししてもらった方が幸せな気持ちになれるんだよ。尻の穴も良いけど、やっぱメインはマンコだな、うん」

尻の穴からルトの精液を注がれた時に改めて思った。折角のルトの精液は子宮に注がれた方がもっと気持ち良いって。
ま、アナルセックスも悪くない。いや寧ろかなり良かったから、また何時かやってもいいかな。

「あ、あはは……まぁ、おしりの方は気が向いたらでいいと思いますよ」
「お?なんだ?もうすっかり俺のケツにハマッちまったか?ん?」
「い、いえ、ハマッたというか、奈々さんがその気になればと言う話でして……」
「とかなんとか言っちゃって、お前も本心はまたやりたいとか思ってるんじゃねぇの?ほれほれ♪」
「か、からかわないでください……」

真っ赤に染まったルトのホッペをプニプニと指で突いてやった。
この初心な反応、和まされるなぁ……ホッペも柔らかくて気持ち良いし、ホントにルトは最高の夫だ。

「……ルト」

そんな可愛い旦那に覆い被さり、赤い頬に手を添えて囁くように言った。


「願いを聞いてくれてありがとう。最高だったぞ!またやろうな♪」


心からのお礼を言って、ルトの小さな唇にキスをした。



〜〜〜翌日(夜八時)〜〜〜



「やったの!?お尻で!?」
「おう!ついに禁断のアナルデビューしちまった!」

船のダイニングにて、俺は美知代と雑談を交えていた。

「……で、どうだったの?」
「いや〜やっぱりさ、やり方は本番と似てるけど快感は全く別物だったな。なんかこう……刺激が強かったな。初めてだったってのもあるかもしれないが、結構ハードだったな」
「ハ、ハード?」
「ああ、ギッチギチでギュウギュウで、マンコと違ってかなり圧迫感があった。ルトの方もさ、初めて入れてから三分も経たないうちに射精しちゃってな」
「え?三分以内?それ早くない?」
「ああ、あの時はビックリしたな。まぁ気持ち良くなって射精したんだから俺は嬉しかったけど。で、その後も続けてやったんだけど、『締め付けが強い』とか、『刺激が強すぎて動いただけでもう出ちゃいそう』とか言ってたぞ」

話題に上がったのは、勿論アナルセックス。美知代はあっちの方は未経験なためか、俺の昨夜の体験談を興味深そうに聞いている。俺としてもちょうど昨日の体験を自慢したがってたところだから、ある意味話し相手にちょうど良かった。

「……えっと、結論から言って、二人ともお尻で気持ち良くなれたってこと?」
「そうだな。でもやっぱり俺としてはマンコでセックスして精液を出してもらうのが一番だ。まぁ、たまにやる程度ならアナルでも悪くないが」
「……そう……よかった」
「は?よかったってなにが?」

何故か俺の体験談を聞いて安堵の表情を浮かべる美知代。何故そんな反応をするのか疑問に思っていると、ちょっと嬉しそうに語り始めた。

「武吉のアナルを舐めてあげた話は聞いたでしょ?私ね、ふと思ったのよ。舐める以外の愛撫でも気持ちよくしてあげれるんじゃないかなって」
「はぁ……それで?」
「奈々たちのアナル体験談を聞いて、ようやく安心して実行できるわ。今夜早速試してみるわ。これを使って……ね」

美千代はどこからともなく一つの道具を取り出した……って!ちょっ!それまさか!

「……お、おい美知代……それって……」
「あら?奈々もこの道具の事知ってたの?」
「ま、まぁな。てかさ……」
「ん?」
「なんで……ディルドなんて……?」

見るからに勃起したちんちんを模った棒状の道具……どうみても明らかにディルドだ。
ただ、何故かパンツのような下着の股間部分に取り付けられてるような様だ。俺が知ってるディルドとは何か違う。

「ディルドか……間違ってはないけど、正確に言えばペニスバンド、略してペ二バンよ」

ペ二バン……そういう名前らしい。気付かなかったけど、何時の間にそんなの買ったのか。

「そうか。で、それを使うってどういう意味だ?」
「私ね、閃いたのよ。舐められて気持ちよくなるんだったら、もっと刺激的な愛撫をしたらもっと気持ちよくなるんじゃないかなって。奈々の体験談を聞いて確信したわ。男でも感じてくれるって」


……嫌な予感しかしない。
実際に使ったことは無いけど、ディルドの使い方は俺でも知っている。マンコや尻の穴に入れて自慰を補助するための道具だ。


……と言う事は……まさか!?そのまさか!?


「……美知代……まさか……!」
「ふふふ……今夜が楽しみだわ〜♪入れたらどんな喘ぎ声を出してくれるのかしら♪」


………………。




「武吉ぃぃぃぃぃ!!逃げろぉぉぉぉぉ!!調教されるぞぉぉぉぉぉぉ!!」





その後……美知代の部屋から響き渡った喘ぎ声を聞いて、俺は悟ってしまった。
この広い世界にまた一人、禁断の領域へと足を踏み出してしまった夫婦が生まれたと……。
14/01/31 21:03更新 / シャークドン

■作者メッセージ
<オマケの会話>


「うぉほぉぉぉ!んおっ!むりゅぅぅう!」
「おらおらおらぁ!もっと喘げや!ケツの穴掘られて感じまくってる淫乱雄豚がぁ!!」
「うぁっ!うぉぁあああぁぁ!らめぇぇぇ!うぁ!ひゃうぅぅ!」
「はぁ、はぁ……たまには、こういうハードなSMプレイも悪くないわね!いや、寧ろ良いわ!あなたも感じてくれてるみたいだし、ハマっちゃった!」
「うぉあぁぁ!あぁぁぁ!」
「うっふふ、逆アナルが終わったら、今度は本番セックスでたっぷり精液を搾り取っちゃうんだから!夜は長いんだから覚悟しなさい!変態旦那様!!」
「あひぃぃぃぃぃぃ!!」





「……これも一つの愛情なのか……」
「な、なんだか何時もより激しくないですか!?あの部屋の中で一体何が……!?」
「気にしちゃ駄目だ。気にしたら負けだ」
「え?で、でも……」
「人の情事に首を突っ込むのは野暮だぜ」
「は、はい……」
「……ルト」
「はい?」
「俺たちはずっと健全なまま、何も変わらずにラブラブしながら生きていこうな」
「え!?あ、あの、言ってる意味がよく分からないのですが……」
「まぁ要するに……何事もほどほどに、って事だよ」
「……あの、まだよく分からないです」
「そうだよな……よっし!言葉じゃなくて身体で教えてやろう!と言う訳で、船長室に戻るぞ!そらよっと!」
「わっ!ま、またお姫様抱っこ……」
「俺はこうしてルトを抱っこするの、結構好きだぞ!それとも、ルトはこういうの嫌か?」
「い、いえ、寧ろ……嬉しいです……」
「……へへ!愛してるぞ!俺のお婿さん♪」


いや〜、我ながらマニアックなものを書いちゃったと思いましたw
と言う訳で久々の読みきり。今回は拙作の登場人物、奈々の初アナルでした。

最近、魔物娘とのエロエロ展開を書いてなかったのでして。私としてもエロありの話を書きたいと思い、息抜きとしてこの話を書きました。
え?何故アナルにしたかって?それはですね、簡単に纏めますと……

読みきりのエロSS書くぞ!
     ↓
でも普通にイチャエロさせるのはちょっと味気ない。折角だから何か工夫しよう。
     ↓
そうだ!もう一つの穴でやらせれば(殴)
     ↓
あ、でもどうせなら少しマニアック風味にしちゃおう。だとすると……
     ↓
おお!そうだ!蜘蛛の魔物娘にやらせよう!と言う訳で奈々姫、出番d(殴蹴殴蹴)

……と言う訳です。
さて、読みきりも書いたし、そろそろ連載……と言いたいところですが、もう一つ読み切りを書きます。
いえ、実はどういう訳か、ふと書きたいネタがもう一つできちゃいまして。
それが終わったら連載を再開したいと思います。

ではまた……と、その前に。
都合上入れられなかった没シーンを最後に残して終わりにします。これもちょっとマニアックな描写なので、閲覧の際にはご注意ください。
では今度こそ、読んでくださってありがとうございました!




※没シーン


<突起フェラ>


「じゅ、じゅるるるぅ〜!」
「あひゃあっ!?ちょ、いきなり突起吸われた、らぁ……んあぁ!あわぁ!」

ルトは驚くべき行動に出た。なんと、俺の糸の突起を口に含んで吸い付いてきたのだ。じゅるじゅると響く唾液の音がなんとも卑猥で、体中に電気が流れる。
なんだこれ……ルトの口の中、温かい!気持ち良い!
堪んねぇなぁ、あんなに一生懸命吸ってくれて。それにしてもこの光景……まるでルトがフェラしてるみたいだ。
これはこれで……良いな!!

「じゅうっ!ちゅ……んん、ちゅう、じゅじゅぅ!」
「んあぁあ!す、吸われてる!舐められてる!俺の、糸の突起がぁ……んあ!ふひゃぁ!」

舌で突起を舐め回したり、根元から吸い付いたりと、精一杯のご奉仕をしてくれるルト。その健気さは見ているだけで心温まるが、こんなに気持ち良くされたら、もう……!

「ル、ルト!う、うぁ!出る!また……糸が出ちまうよ!あ、ひゃぁあ!」
「じゅ、じゅるぅじゅ!んんっ!んん、んぅ!じゅるるぅ!」

限界が近くなってると知るや否や、ルトはより激しく俺の突起を舐めたり吸ったりしてきた。
こんな時に激しくされたら、また糸が出る!このままじゃ、ルトの口の中に出ちゃうよ……!
でも……もう無理!我慢出来ない!

「だ、駄目だ!ルト!もう出る!出ちまうよぉ!あ、うぁぁ……うあぁっ!」
「ん!んぶぅ!んんっ!」

俺は欲望のままに、ルトの口の中に蜘蛛糸をぶちまけてしまった。ドクドクと突起が脈打ち、凄まじい勢いで糸が噴出される。
あぁ……またやっちゃった。絶頂して蜘蛛糸出すのを二度も経験するなんて……。

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